2002 0101-


0114 Mon.

成人の日

所要で午前中オフィスへ行く途中に、着物姿の女性を見て、そういえば今日は成人の日だったなあと思い出した。

Asahi.com のニュースでは、自分が大人だと思わない…76% 新成人の意識調査という見出しが掲載されていた。

結婚情報サービス「オーエムエムジー」が新成人を対象に首都圏と阪神圏の男女200人ずつ合計400人へインターネットでアンケートを実施したデータだという。

自分が大人だと思えない理由は「経済的に自立していない」が9割を占めたという。

女性の83%、そして男性の68%は自分を大人だと思っていないという。

調査対象者の9割は学生だから、経済的に自立していないというのは当然だろう。

「精神的に自立できていない」というのは6割弱という自己申告だが、自分をちょっと過大評価しているんじゃないの?(笑)


自立していない理由は、「経済的理由」がトップで89%。

「精神的に自立していない」が57%

「世間を知らない」48%

「大人になりたくない」が16%。(笑)

 

「実際に自分は何歳で大人になれるか」という質問。

男性は「20歳」が最も多く21%

女性は「22歳」と「25歳」が最多の19%。

 

同様に「結婚」は27.5歳、「子どもを持つ」は28.6歳が平均

「結婚後は親に経済的援助をしてほしくない」と答えたのは何と90%。

「結婚できないのではないか、と思う」は66%。

 

式典で野次を飛ばしたりする若者が増えて、対策がどうのという状況だそうだが、式典に参加する76%が自分で大人になっていないと思っていないのだとしたら、そこまでして式典をしなくてもねえ。

余計なお世話だよなあ。

また、野次を飛ばす方も、式典で野次を飛ばしたくなるのなら、何もわざわざ参加しなくてもよさそうなものだ。

大人になるなんて、自覚の問題だから個人差があるのが当然で、今のご時世に十羽一からげで、「あなたは今日から大人なんですよ」なんて自覚をさせるような式を、お膳立てする方が、頭の中が自立していないと思われるのではないだろうか?

チョコレート業界なんてホワイトデイなんていう日を作ったのだから、「着物業界」が結託して季節ごとに「着物の日」を作り、着物を着たい女性が参加するようにすればいいだろうに。

まあでも余計なお世話だな。(笑)
 


0113 Sun.

政府のネット利用

ネットのWEBサイトで政治家が公約などを開示できるようにするなどといった点を政府レベルで検討するなどといった点が、検討されているというニュースを聞いた。

日本でもようやく、ネットをどのように利用するのか、という点を考えるという風潮が一般的に生まれてきたようだ。

「政治をもっと若者に関心を持ってもらうため」などというのが動機のようだが、それよりも、「魅力ある政策」を打ち出すことのほうがはるかに効果があるはずだ。

相手への誹謗中傷をどうするのかなどといった、運用面でのノウハウも必要になるが、それよりも先日書いたインパクの件という前例もあることだし、政府はどちらかというと「本末転倒」が得意技だからなあ。

まあそれでも一歩前進だから喜ぶべきことだが、牛歩戦術じゃないんだからもっと、スピーディーにやってほしいね。


今年の抱負

金曜日の夕方に、東京エリアにお住まいの12月のペーパートレードセミナーを受講された皆さん同士の新年会にお呼びがかかったので、喜んで参加させていただいた。

最近は皆さんのご要望や感想を聞かせていただく機会が増えるにつれて、やらなければならないことがたくさんあることに気がつくのだが、身はひとつ、一日は24時間と決まっているからねえ。

長い間、一人でいろいろなことを決めてきたが、手助けしていただく人の数が増える、つまり組織が大きくなってくると、連絡やミーティングなどにも時間がとられるから、ますますこの傾向に拍車がかかることになる。

どちらかというと、大人数をまとめたりするのは不得意。

音楽の仕事では、トリオかせいぜい5人くらいまでだったらまとめた経験があるので、まあそれくらいが上限かな。

少数精鋭という言葉があるが、人数は少ないほうがフットワークが軽くなるのは当然のこと。

特にスピードが要求される世の中だからね。

 

今年の目標は既に決めてあるが、問題はどの方法を使うかだ。

いいかえれば登る山は決めてあるのだが、どのルートを使うかということだな。

日本隊の登頂ルートを使うか、米国隊の登頂ルートを使うかだが、混成部隊だから、新しいルートを探さなければならない。

だが一人ですでに登ったルートがあるので、それを使うことにした。

団体で登るためのルートではないので、一人一人が自分の責任で登らなければならない。

さて、どれくらいの人数が目的に到着できるだろうか。

 

0112 Sat.

いよいよ

今日から、3DAYセミナー。

12月の受講生の方から、楽しいメールをいただいたのでご紹介。

この方はペーパートレードに参加され、やる気ムンムン。


**@毎日が日曜日です。いよいよ今週からスタートしました。

とりあえず3日間を日記風にまとめました。長文ですが・・・


【2002-1-7 MON】

しょっぱなから失敗。昨晩、友人と新年会で今日は朝から二日酔い気味。それに正月明けのため新年のあいさつに名古屋へ。

すでに毎日が日曜日になって20日ほどがたちサラリーマン習性が抜け、体が慣れていないせいかお疲れモード。

さて、夕食をとりトレード初日に万全を期すため19時に睡眠。起きたら、な、なんと1時(ニューヨークは11時)ではないか。マーケットが開いてから1時間半経過、残念無念。

銘柄分析をすることに。取れそうな銘柄があり、投資方針から分析すると5銘柄がいけそうであった。

取らぬ狸の皮算用であるまいが約4、000ドルのゲインであるが全部は執行できないであろう。2銘柄として1,000ドルはいけたはず。無念。

-反省-

 ・体調、特に夜に向けて最高の状態に。

  睡眠コントロールのための寝酒は良いとしても大酒厳禁だ。

 ・RealTickのPAGE表示方法に問題あり1画面18銘柄を10銘柄表示に
  変更し時間幅、値幅を多く見られるように改善。

 

【2002-1-8 TUE】

昨日の失敗から朝から緊張。今日は12時から18時まで睡眠。

対象36銘柄のスクーリニングするもあまり役にたたなさそうであるが、事前にサポート、レジスタンスのラインを入れておけば執行の判断の助けになるかも知れない。

待ちに待ったマーケットオープン 23時30分(NEWYORK9:30)RealTickが軽快に動きだしワクワク。個人が直接マーケットに入れるなんて素晴らしいことだ。36銘柄全部にギャップラインを入れる。と見ると神風風の銘柄があるではないか。

ギャップ幅が大きすぎたかもしれないがエントリーする。

銘柄:ALTR

SHORT Sell $24.49 9:33 LC設定忘れ

      Buy $24.27 9:42 1000株 +$220

これがTALX(仮免許)だけど初トレード、取り敢えず成功。1分チャートでは、下げどまり感が出て早めであったが脱出。なんせ初戦はゲインはともかく「勝ち」の勲章が重要だからね。まずはめでたしめでたし!!

しかしこの緊張感たまらないですねー

 

つづいて30分ギャッププレー

銘柄:AMCC

LONG Buy $11.90 9:52 LC $11.80

    Sell $12.08 10:19 1000株 +$180

銘柄:MLNM

LONG Buy $23.30 9:57 LC $23.20

    Sell $23.40 10:47 1000株 +$100

    もみ合い長く続き脱出、その後急激にダウン ホッ

初日としては$500ドルのゲイン!!

使ったバイイングパワーは約6万ドルである。

ちなみに本日の保有パワーは16万ドルである。

監視対象銘柄を分析しても大きくゲインの取れる銘柄は少なかったと言うか無かったため成功の部類に入ると自己満足したい。


-反省-

 ・オペレーショナルな綿では特に問題ないが、同時に2,3銘柄を執行す 
  る場合の工夫が必要。

  RealTickのPAGEの改善を検討しよう。

 ・サポートライン、レジスタントラインを常にみる必要がある。

 ・移動平均線の動きも重要。とくに3分チャートの20MAは研究してみた
  い。
  
  もっと早く売買執行ができそうである。

 

 

【2002-1-9 WED】

さて仮本番2日目。

昨日のような緊張感はない。

米国株速報(*)をみると時間外取引でギャップアップした銘柄がいつもに比べ非常に多くマーケット序盤は荒れるというかチャンスが多いと予測。

(*) https://www.daytradenet.com/ にある掲示板

いかに早く有望銘柄をキャッチするかがゲインを多くできるかの分かれ目になるはず。

きましたきましたNTAP君。

神風ですね。

ちょっと上のヒゲが気になるけどエントリー。

銘柄:NTAP  SHORT Sell $24.62 9:41 LC設定忘れ

          Buy $23.70 9:49 1000株 +$920

やりましたねー 8分で920ドル ゲット。

23ドル近辺まで下がったけど先は闇だからね・・・

移動平均線をみていればもう少し頑張ってもよかったかも。

 

第2弾

銘柄:JNPR  LONG  Buy  $22.30 10:04 LC $22.10

           Sell   $22.70 10:19 1000株 +$400

10時のGO。

第3弾

銘柄:JDSU  LONG  Buy  $9.88 10:13 LC $9.80

          Sell $9.85 10:26 1000株 -$30

残念無念。30ドルのマイナス、連勝したかったのに・・・

チャートをよく見るとヒゲの長いこと、長いこと。本体がギャップを抜けたからといってエントリーしちゃー駄目(教訓)

その後の動きも高値$9.96とさえない動きでした。

本日ここまで。1290ドルのゲイン。第2戦目としては上出来か。

選定している36選手(銘柄)を考察してみると、この3銘柄を除いて、9銘柄がはまっているではないか。

うち4銘柄は大幅ゲインが加納であり、最初に予測した通り大漁ができる日であった。

チャートはアートだという人もいるが加えてドラマでもある。

 

-反省-

選定している銘柄に出来高が細っているもの、安いのがあり点検をし明日から入れ替えることにした。また4画面36銘柄をウォッチ

しているが更に4銘柄を追加。

入れ替え6銘柄、追加4銘柄である。


私より先輩の方ですが、トレードを楽しまれている様子が目に見えるようです。

初日の寝過ごしたというのが、とてもいい味というか・・(笑)

なんだか、昔を思い出しました。
 

 

0111 Fri.

トレードの常識

こういうメールをいただきました。

ご質問への回答や私の考えはそれぞれの段落ごとに書かせていただきます。


はじめてお便りさせていただきます。

**と申します。

馬渕先生の著書、ホームページもいつも拝見させていただいております。

先日、*****さんこと**先生の主催する********を受けて参りました。

9月に馬渕先生の本を読み、まだトレードに関する勉強を始めたばかりなのですが、実際に理解するには触ってみるのが一番手っ取り早いと考えて、手軽に講習を受けられる***のゼミに行きました。

DTに関する理論や心構えなどが少しは聞けるのではないかと期待していたのですが、残念ながらそういったお話を聞くことはできませんでした。

(あくまで体験的なコースなので期待する方が間違ってますね)

前半にはQChartsとオリジナル売買ソフトの簡単な操作説明を受けました。

ほとんどコマンドの説明しかしてもらえず、操作を覚えるのがやっとでした。

一緒に連れていった友人はあまりの難解さに途中で挫折していました。

確かにド素人の自分たちには、いきなりLevelUはきつかったですね。

僕的には、売り圧力と買い圧力のバロメーター程度にしか理解できませんでした。(本当は違うんでしょうね)

それでもなんとかツールの基本操作は覚えられました。
あとは実際に「デイトレードとはどのように行うのか」を実際に見せていただくだけです。

この日はNASDAQに接続して10万ドルのデモトレードを行うことになっていました。

ウインドウの並びが気にいらず、あれこれと思考錯誤しましたが結局、右上にNASDAQ指数、右下に1分足、左上に5分足、左下に出来高上昇銘柄のリストを配置してみました。

「うーん、見づらい」とか思っていたらマーケットが開いてしまいました。

(「売買の手順はいつ教えてもらえるのかなあ」)などと思いながらチャートを眺めていました。

とにかく感動です。

生き物のように動くリアルタイムのチャートを見るのはこの日が初めてだったのです。

まさに欲望の綱引きと表現してもいいのでしょうか。

売りと買いの激しい攻防戦が素人の自分にもはっきり理解できました。

滝のように流れるLevelU情報にも圧倒されてしまいました。

(なんか凄いなーと思いつつも「で、LevelUって一体何?」)

前の方で担当講師の方が今日のマーケットの説明を始めたのですが、僕の方でチャートの切り換えがスムーズに出来ず、話についていけなくなってきました。

そして20分が過ぎた頃、期待とは裏腹な衝撃の一言が待っていました。

「今日は時間もあまり有りませんから、皆さん色々な銘柄で実際に売買試してくださいね」

(「え、勝手にやるの?どうやって買うか説明してくれないの!」)

初心者コースというのですっかり甘くみてました。

最初にインテルとか言ってたのでインテルを例にして売買の説明をしてくれるのかと勝手に思っていました。

そして、講師用のスクリーンを見るといつの間にかアドビに変わっているではありませんか。

(「あれ?やられた!インテルのチャート出してスタンバってたのに!」)

突然、大海原に投げ出されたような気分になりました。

なにしろ売買のボタンはどこにあるのかしか説明を受けていないのです。

肝心の買い方はどうなってしまったのでしょうか?

とりあえずなにかアクションを起こさなくてはなりません。

(「えーと、最初にどうするんだっけ?!あ、そうだ銘柄選択だ。

出来高上昇リストから適当にピックアップしよう」)

この時友人はすでに取り残されており、お手上げ状態でマウスに手も触れていませんでした。

(「えーとギャップアップしてるやつを見つけるんだっけ?あれ?NADAQが上げてるか下げてるかもチェックするんだったっけ?そうだ、ギャップゾーンにラインを引こう。短期のトレンドラインもチェックだ!」)

もう、一人でパニック状態です。

何となく聞きかじったような知識を総動員して出来る限りの対処をしようと必死です。

極限の時でも自分の中にあるもの以外は何一つ出てこないんですね。

日ごろからの勉強が大切なんだと痛感しました。

訳もわからず目に付いたチャートに片っ端からラインを引きまくりました。

銘柄すら覚えていません。

(「早く、何か良い形のチャートを見つけなくては…」)

本能的にそう思ったのですが、良い形のチャートなんてわかるはずもありません。

(「そうだよ、あれだ。30分経ってギャップを上抜いたらエントリーだ!」)

と思ったところまでは良かったのですがNASDAQが下がり始めたら個別銘柄も下げはじめました。

(「あれれ?ギャップを抜くどころじゃないよ。ショート?よしショートだ。」)

そう思った矢先に下げてローソクが寄値のラインに当たったところで反転上昇を始めました。

こうなるとエスカレーターになかなか乗れずに困っているおばあちゃんの心境です。

DTというものが、短時間でこんなにも精神的に消耗するとは思ってもみませんでした。

トレードとはほんとにハードな闘いです。

2ヶ月前に「よし、プロのトレーダーになるぞ!」と心に誓ったのですが、そんな決意も実際のマーケットを目の前にしては揺らいでしまいました。

友人はすでに試合放棄して、マーケットウォッチモードに入ってました。

(「適当にエントリーしちゃだめだ。もう少し流れをみなきゃ)」

少しチャートを見ていると法則のようなものが見えてきました。

どの銘柄もローソクが短期のトレンドラインにあたると必ず踏みとどまるのです。

また、ギャップゾーンでも目に見えない壁にあたったような反応をするのです。当たり前のセオリーなんでしょうが驚きました。

無意味に反転しているようなところでも2日前のギャップを調べると確かにそのラインでバウンドしていました。

(「すげー!ギャップすげー!」)←アホですね。

目的が売買だということも忘れて一人で感動してしまいました。

それともう一つがNASDAQ指数です。

連動したような動きが顕著に現れる銘柄がありました。

(「うーん、次にナスが下げた時に直近のギャップを下に抜いたらこの銘柄も大きく下げるんじゃないかな?よく考えたらデモだから実験してもいいんだよな。よし試しにショート。」)

すると、いい加減な予想は的中。大きく下げ始めました。

ところが、ショートがかけられません。

下げ出してからでは間に合わず注文が約定されませんでした。

見るとLevelUが真っ赤です。

(「あー、そうか。赤くなってから売るんじゃ遅いんだ。もしかしてLevelUって、こうやって使うのかな?」)

結局この日は10万ドルの軍資金で+30ドルという素晴らしい成績で時間切れとなりました。(実際は手数料分で±0です)

あまりのハードさにすでに魂は抜けきっていました。

帰り道、友人にこぼした一言です。

「トレードで利益出せる人ってやっぱりすごいなあ…」プロのトレーダーになる為にはしっかりした教育が必要なんだと改めて感じました。

そして、なぜDTは技術的なことよりも精神的な部分から教育が始まるのかも理解することができました。

これは一人で考えてもどうにもなることではないですね。

来年1月の馬渕先生のセミナーには是非参加させていただきたいと思います。

(チャートが読めなくてクリスマスCDに応募できなかった悔しさも…)

 

トレードで安定した利益を出すには、プロ、アマチュアを問わず、絶対に必要な条件があります。

まずなぜそうなるのかを分析し、確率の高いタイミングと場所へエントリーする方法を、知っていることが必要です。

そしてそれは、ストレスなく長期間継続できることが必要です。

当然、きちんと人に説明できるはずです。

人は必ずミスを犯しますから、そのミスに対応する方法を知ることも大事なことです。

これには株価が予測と反対方向へ動いたときに、損失を最小限に食い止めることのできる方法を知ることが、最も大事なポイントです。

これは3DAYセミナーでカバーしています。

そして、それを実際に実トレードで実行できなくてはなりません。

これはペーパートレードセミナーで学ぶことができます。

こうした技術をマスターするには、ある程度の時間がかかります。

そしてその身に着けた方法が信頼できるものでなければなりません。

そうでなければ、恐ろしくてエントリーすることはできません。

これを知らずに、トレードを実行して損失を出せば、物凄いストレスにさらされることになります。

慣れてくれば、エントリーしてもそれほどドキドキしなくなるものです。

 

ここで、「あれ?」と思われたと思います。

なぜ***のゼミを受けたのに、馬渕先生のセミナーへ行くのか…

実は***には気になる点が幾つかあったのです。

もちろん悪口を言うつもりではありません。

あくまで僕個人の主観なのですが、***は教育機関というようりもブローカーとの仲介役としての性質の方が強いように感じられたのです。

DTというトレード手法そのものを教育することが目的ではなく、オリジナル売買ソフトの使用と口座開設を強く勧めているような印象を受けました。

それと言いますのも、再講習を受けに来たすでに定年退職されたようなお爺さんがいたのですが、どう見てもツールの操作すらままならないようなのです。

再講習にも関わらずその日のゼミにもついていけていない様子でした。

そんなレベルの方にも関わらず***の勧めで既に口座を開設してしまっているようなのです。

もちろん口座を開設しただけでは問題ないでしょう。

単にペーパートレードの為に口座を開いただけかもしれません。

ですが、馬渕先生なら口座開設ではなく、ペーパートレードの講習を徹底的に受けさせ、トレーダーを危険に近づけることはしないのではないでしょうか。

こういった点が気になったので***の本コースに行くことは見送りました。

ただ、本当に貴重な機会を与えてくださった***とスタッフの方々にはとても感謝しております。

最後になりましたが、馬渕先生の書かれた「デイトレーダー」との出合いが僕の人生を変えました。(正確にはこれから変わるのだと思います)

正直、行き詰まりを感じていた時期の運命的な出合いでした。

これからトレードで成功するか失敗するか結果はわかりませんが、前向きに自分と向かいあって生きていくことはできそうです。

本当に心から感謝しております。

セミナーで馬渕先生にお会いできることを楽しみにしております。

読みにくい文章なのに最後までお付き合いくださってありがとうございます。

乱筆乱文をお詫びします。

米国のダイレクトアクセスブローカーと利益を分け合う契約を交わし、教育セミナーで特定のブローカーを推薦することは、金融庁の見解では違法になります。

ですから、日本国内では、米国の特定ブローカーへ顧客を無理やり誘導するようなことをしているところは、ないと思います。

 

昨年末に「レポート」と称して小学生の作文のようなメールをしてしまいました**です。(例のゼミの件です)大変失礼しました。

つたない文章にも関わらずお返事までいただけて本当にありがとうございます。僕にとっては最高のクリスマスプレゼントでした。

嬉しさのあまり何も考えず勢いで3DAYセミナーを申し込んでしまいました。もう少し勉強してからにしようと考えていたのでちょっと「しまった」と思ってます。

年末からお正月にかけて必死でコンテンツを読みなおして復習しております。とは言いつつもセミナーを楽しみにしている毎日です。

 

ところで、話は変わりますが、先日、実際に長期投資で株トレードをしている人の話を聞く機会がありました。

日本株でオンライントレードをしているようなのですがとても参考になる話が聞けたと思います。(逆の意味で)

まず銘柄の選択方法ですが、会社四季報で割安株を見つけるところから始めているようです。

基本的に大底を拾おうという投資戦略だと思われます。

次にホールドしている銘柄を聞いたところ、実にありきたりと言うか、株情報誌などでアナリストが推奨しているような、一般的に優良銘柄と言われているものばかりでポートフォリオを組んでいるようでした。

その内の一つの銘柄についてホールドしている理由を聞いてみたところ「過去に現在の株価の数倍の値を付けた実績があり、その株価までの戻りを期待している」とのことでした。

 

実際、僕も株の勉強を始めたばかりの頃はピーター・リンチも読みました。

上記のようなトレード方法が悪いとは言いませんが、ちょっと「?」な感じです。

まだ、トレードの勉強を始めたばかりの僕にとっては、Daytradenetのコンテンツに書かれていることが知識の全てなのですが、そんな素人の僕にも上記の投資方法は納得できるものではありませんでした。

以下は僕なりの解釈です。間違ってたらごめんなさい。

 

・企業のファンダメンタルから割安株を見つける

実際僕も上場企業に勤めているのですが、企業のファンダメンタルで株価が動いた試しはありせん。

実際に社内で掴んでいる情報とアナリストの妄想が一致した試しもありません。

株価は根拠の無い個人投資家の噂話とマーケットメーカーの操作で動いているとしか思えません。(日本のマーケットだけかもしれませんが)

だとすると企業のファンダメンタルズからどうやって株価を予測するのでしょうか?何と比べて高い安いの判断をするのでしょうか?

四季報は銘柄コードを確認する為のハンドブック程度などと言ったら怒られるでしょうか。

このロジックは、あくまでも以前の高値へ必ず戻るという前提で、その高値と比べて割安なときに買うということを前提にしています。

ですから、右下がりのマーケットでは通用しないロジックですね。


・アナリストの推奨銘柄を買う

確かにその人に聞いた銘柄は、目先上がっていることは確かです。

ただし、自分の判断で買ったのでなければ、一体いつのタイミングで利益を確定するのでしょうか?

今だけ上がっている人気銘柄をたまたま持っているだけかもしれません。

実際にチャートを見ると長期でホールドして良いような銘柄ではなかったです。(素人でもわかる、ダウントレンドの銘柄をロングでホールドというやつです)

アナリストは、雇用されている組織のために働いているわけです。

ですから、完全にフリー、またはあなたのために働いているアナリストの言うことでなければ、信用しない方がいいでしょう。

そんなアナリストがいるのでしょうか?(笑)


・過去の最高値を狙う

全く根拠が無いと思いました。

例えば過去に5倍の値を付けた株が現在その5分の1で売られていることには疑問は持たないのでしょうか?
(リンチ的に言うとファイブバガ−狙い?)

ここまでくると投資というよりは「宝くじ」です。

まさにおっしゃるとおりです。


僕が最初にDaytradenetのコンテンツを見た時の衝撃はすごいものでした。(しつこいようですが、ピーター・リンチから読んでますから(笑))

「こんな投資方法があるのなら日本の投資家はみんなデイトレーダーになってしまうんじゃないのか!?」などと大げさに驚きました。

が、余計な心配というか大きなお世話でしたね。

やはりその人も、過去にわずかな投資で数百万の利益を手にした経験があるようです。

それに味をしめたような人に「あのねえ、超短期売買でコツコツ利益を積み上げる投資法があるんだよー」などとは口が裂けても言えません。

そういう人には、一回に400万、500万(円)の投資で一度に数万〜十数万のゲインしか得られない投資法など理解できるはずもありません。

なにしろいつでも満塁ホームラン、「500万積んだら2000万は取ってやるぜ〜」の世界ですからね。(含み損も凄まじいと思います)

ましてやセミナーにお金を払うなど言語道断でしょう。

怖くてセミナーのことは言い出せませんでした。
(デイトレーダーなど宇宙人か何かに思われるに違いありません)

色々な投資家がいるので一概に良い悪いの判断はできませんが、馬渕先生的にはどうお考えでしょうか?

ナンピンしまくる奴がいるからこそ、どんな局面からでもショートがかけられるというのも事実でしょうが。(ありがたや、ありがたや)

昼休みに日経とにらめっこしながら携帯電話でポチポチ株を買っている人も信じられません。

チャートとか見ないんでしょうか?

もし、それで利益が出ているとしたらトレードの天才かエスパーとして尊敬してしまいます。

冗談抜きで。

残念ながら僕はエスパーにはなれそうもありませんので、馬渕先生のセミナーを受けることにします。

それが僕の知るかぎりでは最も確実な成功への近道だと思えるからです。

3DAYセミナーまであと1日。

本当に右も左もわかりませんが3日間よろしくお願いします。

(また、長々とすみませんでした。)

明日からベストコンディションで取り組みます。

今回の3DAYセミナーはトレードシーカーのエキスパートである、鎌田氏も来日され、特別講師として、トレードシーカーの使い方や、スウィングトレードから見たレクチャーなどについても、説明していただく予定です。

どうかご期待ください。

 

 

0110 Thurs.

視点の違い

今日のTOKYOマーケットWATCHにも書いたが、株式トレードには興味がない方のために、ここでもう一度、取りあげてみよう。

日本は今、不況回復のシナリオを提示できずに、企業はさらにリストラを促進して生き残りを図っているニュースで溢れている。

最近のニュースでも取り上げられたが、昨日このようなニュースが報道された。

金融ビックバンに「外資総崩れ」〜メリルも大リストラ

欧米流証券ノウハウは日本では通用しなかったのか?

メリルは日本の金融市場を軽視し過ぎたのか?

株式相場の低迷が理由で、モルガン・スタンレーやドレスナーなど有力証券ではリテールからの撤退を続けているのか?

ではメリルリンチのチャートを見てみよう。

チャートは、Real - Tick という、イントラデイのダイレクトアクセス用ソフトのチャートを使用。

まず、90分足チャートで、3営業週間の動きをチェック。

米国でのこのニュースは、午前5時23分 ET 2002年1月9日に、CBSマーケットWATCHで報道された。

しかし上のチャートを見ると、その4日前に株価が大きくギャップアップしている。

何かいいニュースがあったのだろうか?

日本撤退のニュースを嗅ぎつけ、何かをきっかけとして投資家が動いたのだろうか?
 

 

CBSマーケットWATCHでは、次のように報道している。
 
One-third of the company's revenues are generated outside the U.S.

つまりメリルの収入の三分の一は米国外からの収入だということだ。

The restructuring would also cost Merrill Lynch some 40 billion to 50 billion yen ($303 million to $378 million), the report also said.

建て直しには400億から500億円(3億300万ドルから3億7800万ドルの)のコストがかかるという。

 

では最近の日足チャートを見てみよう。

好調であります。

無駄な投資をやめたことを、投資家は評価、好感し、上昇したのだろうか?
 

ではもう少し長いスパンのチャートを見てみよう。

これは1999年末から現在までの、約1年間のチャートだ。

赤いダウントレンドラインが崩壊し、まさに上昇トレンドに移ろうとしている。

メリルの経営者なら、ここで弾みをつけたいところだろう。

このチャートからは米国マーケットが回復しているようにも見える。

もし余計なお荷物があるのなら、下ろしたい気分になるはずだ。

欧米流証券ノウハウは日本では通用しなかったのか?
メリルは日本の金融市場を軽視し過ぎたのか?
株式相場の低迷が理由で、モルガン・スタンレーやドレスナーなど有力証券ではリテールからの撤退を続けているのか?

日本からの視線だとそのように見えるかもしれない。

以上の情報を総合し、あなたならどう考えるだろうか?

私には、メリルが日本のマーケットを見限ったように見える。

真実は、これからのチャートが教えてくれるはずだ。

 

以上がTOKYOマーケットWATCHで書いた内容だ。

2カ月ほど前には、モーガン・スタンレーディーン・ウィッター( MWD )は東京から撤退。

ソシエテ・ゼネラル( SCGLF )、 ABN AMRO ( ABN )、 Dresdner クレインワート Wasserstein なども撤退もしくは縮小を図っている。

今までのような、株式を長期間保有して利益を出すというような手法が、安全だという神話は完全に崩壊しているのに、その構図から脱却できずにいる顧客を抱えた証券会社のビジネスは成り立たない。

いまだにダウントレンドが続いている日本では、特にその傾向が顕著だ。

すでに回復基調の米国マーケットへ資本を集中し、株主へ少しでも多くの利益を還元するという戦略は、欧米の会社ではごく常識的な考え方だ。

効率の悪いつまり投資効果の悪いビジネスからは手を引く。

ビジネスだから当然の判断だろう。

だがどうも、日本の報道からはそうした、ニュアンスが感じられない、みんな同じような傾向の報道ばかりだ。

 

メリルは日本の市場に参入しようと、果敢なチャンレンジをした。

日本の証券会社だって、メリルや米国証券会社のような行動をとることができるはずだ。

日本国内での業績や、日本のマーケット状況が悪ければ、日本以外のマーケットの顧客を相手にビジネスをすればいいのではないだろうか?

回復基調にある米国マーケットへ、メリルと同じような姿勢でチャレンジしようとするアクションを起こそうとする日本の証券会社はないのだろうか?

それとも、そういう力のある証券会社が日本にはないのだろうか?

もし日本のマーケットが回復し、果敢なアクションを起こす欧米の企業が、本気で参入してきたときに、日本の証券会社は互角に戦えるだろうか?

 

 

0109 Wed.

ご質問3つ

今日は、3つのご質問をいただきました。

同じような疑問をお持ちの方のために、ここで回答させていただきます。


突然のメールで失礼いたします。

私は偶然、日光の図書館で馬渕さんのDAY TRADEの本を拝見しました。

株式にたいする既成概念をくつがえされる感じがいたしました、ちょうど自分自身の転機を迎えていましたので強く惹かれました、最初はやはり半信半疑でしたが、毎日更新されるHPを眺めているうちにこれは自分にとって大きな転機になるのではと考えるようになりました。

セミナーに参加する事を考えていますが、何点か疑問な点が有りましてお答えをいただけると有り難いのですが、よろしくお願いいたします。

1 書籍の中にかかれていたようなトレーディング環境が日本でもまた個人で可能なのでしょうか?

書籍の中で書かれていたというのが、どの部分についてのことかはよくわかりませんが、基本的には、64KのエッジというPHSによるワイヤレス接続でも、トレードはできます。

いわゆるスカルピングのような超短期のトレードは無理ですが・・

最近、日本でも普及してきたADSLなどの、1メガ以上の回線速度であれば物理的には、何の問題もありません。


2 取引をする証券会社は日本の会社を通してでしょうか?それとも米国の証券ブローカーと取引するのでしょうか?

ダイレクトアクセストレードは、米国の証券会社を通じてしかできません。


3 初期の証拠金として最低いくらぐらいからはじめられるのでしょうか?

2万5千ドル以上です。

詳細はこちらをご覧ください。


4 DLJのオンライン取引のパンフ資料などで考えると瞬時の勝負はなかなか難しいように思えるのですがいかがでしょうか?たしか書籍のなかでも日本の環境では難しいというような記述が有ったように記憶しているのですが、最近の高速通信技術などでその辺は改善されたのでしょうか。

1. のご質問でお答えしましたが、ADSLなどの、高速な回線速度であれば現在では、物理的には何の問題もありません。


あれこれ考えているよりもセミナーに飛び込んだ方が良いのは分かっていますが、以上4点についてお答えをいただけるとありがたいのですが、

どうぞ、よろしくお願いいたします。

セミナーでは、具体的に現在の日本でこのトレードを成功させるために必要な知識、たとえば、通信環境・ソフトウエアの使い方・トレードの過程を通じてそれぞれの状況にあわせた考え方などは、3DAYセミナーを通じて提供しています。

ここに詳細がありますのでご参照ください。

 

はっちさん、おはようございます。

12月の3DAYセミナー受けました**と申します。

早速ですが、「ペーパートレーニング」を受ける前に、口座を開設して、何度か「デモトレード」をやってみてから、「ペーパートレーニング」を受けたがいいのか?それとも、「ペーパートレーニング」を先に受けても同じなのか?教えてください。

また、「デモ」が先の場合、口座開設までの時間はどのくらいでしょうか。

宜しくお願いします。

ペーパートレードセミナーは、過去のマーケットをそのまま記録してあるシカゴにあるサーバーへアクセスして、チャートの読み方や、実際のマーケットの動きを忠実にシミュレートすることができます。

そのメソッドが果たして本当にマーケットで通用するのかどうかを、ご自分の目で確かめることができますから、自分のトレードスタイルを完成させるための足がかりにすることができます。

ですからセミナーはその目的のために、最適なカリキュラムを組んでいます。

 

データは、一回のセミナーでは毎日同じ内容です。

毎日違うデータを使えれば理想なのですが、現在のペーパートレードセミナーでは過去の毎日同じ日のデータを使っています。

このシステムは多くのサーバーが組み合わされて構築されています。

そのため毎日違うデータを記録するためにはコストやメンテナスの労力が膨大になるという問題があります。

複雑なシステムのため、毎日違うデータを記録すると、毎日不具合が発生する確率が増えるからです。

セミナーでは一日だけのデータを繰り返し使いますが、初日は不具合が起こることが多く、ペーパートレードセミナーの期間中は、シカゴのサーバーセンターで専任のメンテナス要員が、不具合に対応するために待機してくれています。

さらにこのシステムはトレードショーなどで、このシステムを顧客に説明するために提供されている性格上、システム提供会社と折衝をしてはいますが、現状以上のものを求めるのは無理だというのが現状です。

 

それよりも、どういう考え方でシミュレーションに取り組めばいいのか、また自分の欠点をどうやって客観的に見つけることができるのかという点の方が、実トレードの前には重要となります。

メソッドをきちんと実行できるようにするためには、経験が必要です。

車の例でたとえれば、3DAYセミナーを受講すると、後ろのタイヤがドリフトを始めれば、カウンターステアを当てればいいということはわかるようになります。

ですが、それではどれくらいの速度で、どれくらい滑り始めたときに、どの程度カウンタステアを当てればいいのかは、実際の路上での体験を積み重ね、自分の感覚で覚えるしかありません。

もちろん最初からうまく一発でカウンタステアを当てることができるというのが理想なのでしょうが、実際の路上で、最初からそんなにうまくゆくことは、ほとんどないといっていいでしょう。

また、ブレーキをかけても止まらないというような状況では、ブレーキから足を離して、ステアリングの操作が効く状態にして、それからハンドルを切って障害物を避けるといったような方法が有効なこともあります。

車を運転するときのたとえで説明しましたが、このようにトレードについてのいろいろな方法を、3DAYセミナーでは知ることができます。

ではどれくらいの状況なら、ブレーキで止まって衝突を避ければいいのでしょうか。

ステアリングを切って、衝突を避けた方がより安全で確実なのかどうかの判定は、いろいろな速度や交通状況の組み合わせで体験しなければ、身につかないでしょう。

それができなければ、いくら方法を知っていても、自分の判断で使うことができません。

トレードで言えば、カットロスがこれにあたるかもしれませんね。

うまく行かなければ、それを客観的に判定し、どこが問題点なのかを、判定できなければなりません。

そうして、問題点を改善できなければ、いつも同じ失敗を繰り返すことになります。

ですが最初のうちは、自分のどこに問題点があるのかを判断することが、意外と難しいのです。

そのうえで、どのように問題点を改善すればいいのかということに対して、アドバイスを受けることができます。

このように、問題点を指摘してもらえるプロセスがあれば、試行錯誤の過程が、より効率的になります。

ですから、何もわからずに闇雲に自己流でペーパートレードをするよりも、セミナーを受講された方が、効果が高いということは言えると思います。

さらに、セミナーを通じていろいろな、失敗や成功のモデルを知ることができます。

そのために、参加者の方にはその日のトレードの成果を発表していただくといったカリキュラムも取り入れています。

多くのトレーダーが最初はどういう間違いを犯しやすいのかといったような事例を、その場で身をもって見たり聞いたりして体験することができます。

自分にあったトレードのスタイルがどういうモデルに一番近いのかを知ることができれば、より早く自分のトレードスタイルを確立することができるはずです。

 

ですが、ご自分で失敗を重ね、ご自分でそれを分析して、試行錯誤をした方がより確実に身につくはずだ、という考えの方もいらっしゃるでしょう。

そういう方は、まずご自分で、口座を開設されて、ペーパートレードモードで、シミュレーションを繰り返すという方法をとられるでしょうし、セミナーの費用もかかりませんから、その分のコストはかかりませんね。

この2つの選択肢からどちらを選択するかは、その人の考え方次第。

あなたなら、どちらを選択されるでしょうか?

 

最後に口座の開設についてですが、一般的に米国の証券会社へ口座を開設するには10日から2週間ほどかかるようです。

これはブローカーによって多少違うはずですから、直接ブローカーへお問い合わせください。


 

トレードシーカーに関する情報をHPで拝見しました。

とりあず、トライアルを、ということしかわかりませんので、メールでお尋ねします。

●アメリカの’本家(TEACH ME TO TRADE)’ですでにトライアルしていましたが、再度デイトレードネットでトライアルできますか。

本家ということはウチは分家ですか。(笑)

Teach me to Trade  でトライアルをされたかどうかは、今回の無料試用に関しては関係ありません。

ご希望の場合は、こちらからお申し込みください。


●トライアルできるとした場合、時期を正確に覚えていないのですが、 デイトレードネットの日本開催の 最初のセミナー(会費が3万円ほどだった)に参加しました。トライアル期間の延長の対象になりますか。

お申し込みのフォームで「参加経験」の項目で選択する項目があります。対象になりますのでご遠慮なくお申し込みください。


●トレードシーカーのモジュールの選択肢は、’本家’と同じ種類を利用できますか。 All Strategies のみですか。

TradeSeeker Complete のバージョンを試用できます。

All Strategies というのは、モジュールの選択であり、正確には試用できるバージョンの種類のことではありません。


●Select Scans のプルダウンメニューにある "Candlestick Scans" と "Mentor center Scans"は、All Strategiesに付帯するのでしょうか。

Candlestick Scans は、Doji, MorningStar, Dark Cloud Cover などのローソク足の組み合わせパターンをスキャンするものですが、試用版でも、"Candlestick Scans" と "Mentor center Scans"を選択することができます。
 

●トレードシーカーに関する事業は、代理店業務ですか。
サービス提供の責任は、すべてTEACH ME TO TRADEにあるということでしょうか。

そうです。

システムの提供は、 Teach me to Trade 社がシステムを運用しています。

ですから、そこのサーバーに問題が起これば、利用者は影響を受けます。

米国株株価速報 で、こうした点は速報していますので、マーケット開催中は、ぜひともご覧ください。

 

●サービス価格に関して、掲示板での回答に一万円とありました。

これは、All Strategiesのサービス価格ですか。
Daytradenetとして Basicなど、他の3つのモジュールも利用可能な場合は、サービス提供価格をお教えください。

試用版は TradeSeeker Complete のバージョンです。

本家ではこのバージョンは 89ドル95セントですから、1ドル130円で換算すると 11,694円 となります。

今回の「分家?」の有料版の1万円の方がお得だと思います。

また、サポートも、「本家」へ直接お申し込みになると、申し込まれた方が英語で直接やり取りをする必要があります。


●お支払いは、Daytradenet宛、「円」によるお支払いということだ(日本国内の法人宛)ということになると思いますが、支払い方法(カード支払い、振込みなど)はどうなりますか。

以上、こまごまとお尋ねし恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

お申し込みに関しては、こちらからどうぞ。

お支払方法などの詳細はすべて、オンラインでわかるようになっています。

 

去年12月の3DAYセミナーに参加させて頂いた**と申します。

気が早いのですが、今年の夏休みを利用して8月のペーパトレードセミナーに参加させて頂きたいと思っております。

8月という夏休み期間中にセミナーが開催されるのかわかりませんが、会社員としましてはまとまった時間がとれるのが8月中しかありませんので、ぜひ検討していただきたく思います。

また、8月のセミナーですと参加者が殺到して申し込みしようと思ったら締め切りだったということもありえるのではないかと思いメールさせて頂きました。

開催の有無、日程についてお返事頂ければ幸いです。


セミナーへ来る人がいなくなったら、やめようと思っていますが・・

8月ですか?

そんな先のことはわかりません。(笑)

冗談はさておいて、セミナーの開催については、セミナー開催日の一ヶ月前に告知できるように努力しています。

お申し込みは先着順ですので、WEBでの情報をご覧のうえ、早めにお申し込みください。

 

 

0108 Tues.

インパク

たしかTVでずいぶん若作りな大原麗子が、インパクのコマーシャルをしていたので、「インパク」という言葉は何となく覚えていた。

ご存知の方がいらっしゃるだろうか?

インパクとは(インターネット博覧会)で、何と一年間開催されていたそうだが「見逃した」と残念がる必要は全くない ようだ。

理由は後に書いたが、見るならここを見ておけばそれで十分。

ここにパビリオンリストがあ る。

インパクは昨年末で終わったため、各パビリオンの連絡先やURLが一覧にまとめてあるのだが、リストで一番役に立ちそうなURLをクリックしても、目的のサイトへ飛ぶことができない。

わざわざコピーアンドペーストで、ブラウザのURLへコピーしなければ見ることができないという面倒な仕掛けだ。

いまどき、これはないよなあ。

また、不可解なことに、優秀な企画には国から賞を出すということになっていたそうだが、WEBにはそうした結果などの痕跡は一切なし。

まるで「何事もなかった」かのようだ。

リンクは2箇所だけ。

そのひとつ。

インパク宣言を、ここに掲載。

2001年 政府主催 新千年紀記念行事「インターネット博覧会」に、私たちは賛同し、参加しました。

そしてこの場で、これまでの時代になかったような便利さ、おもしろさ、楽しさの拡大を予感するとともに、乗り越えねばならない戸惑いや問題をも、多数実感しました。

始まったばかりのIT新時代をよりよいものにするため、インパクの送り手として「インターネット博覧会」に関わった私たちひとりひとりの声を集め、私たちはこの体験を宣言にまとめて次世代に伝えます。


1. 垣根をこえて、ともにつながろう。

私たちは世界の一員として生きるためにインターネットを活用します。孤立していた個人の声が結ばれ、協働し、おおきな人の輪をつくります。

2. お年よりにも子供にも簡単に使え、楽しく便利なインターネットを築こう。

私たちは受け継いできた文化を、デジタル世界にも正しく移行させるためにインターネットを活用します。文化の基盤は言葉です。各国の言葉が楽に扱え、翻訳や変換がすぐにできるシステム環境をいまから作り上げねばなりません。

3. 受け取るだけでなく、はたらきかけよう。

私たちは自分の活動を倍加させるためにインターネットを活用します。これまでは、受け取り、使い、買う側でしかなかった人も、発信し、作り、売る側にまわることができるようになる、多面的な暮らしが実現します。

4. 個人を魅力的にしよう。

私たちは真に人間らしく生きるためにインターネットを活用します。もはや肩書きや地位をほこる時代ではありません。個人の魅力や個性こそが人と交流するうえの力となり、それをアピールする祭りの場として、インパクが役目を果たしました。

5. だれとでも競いあい、分かちあおう。

私たちはあたらしい機会均等を実現するためにインターネットを活用します。交信コストが軽減されたIT社会では、国や企業といえども個人と同じ土俵で発信力を競うことになります。

6. だれかを幸せにし、じぶんも幸せになろう。

私たちは人々の幸福を増大するためにインターネットを活用します。一人一人がだれかのためになにかをする、その手伝いが今すぐにでもできるのがインターネットです。

7. インパク活動を続けよう。

インターネットを誰にでも利用でき、世の中をより楽しく、個人をより魅力的にするために集合的なポータルサイトを設けたインパクのモデルは、大きな成果がありました。これからも、この方式による「インパク活動」を続けるべきだと考えます。また、さらに進んだ技術とソフトによって、「次」の行事を予定し実施することが、技術の普及と人材の養成になると信じます。


ああそうですかとしか言えない、一見りっぱでベタな文句が並んでいる。

だけど、ネット上でわざわざ書くこともないよねえ。

ふと「人類みな兄弟」というフレーズを思い出してしまった。(笑)

しかしこのサイトは、2箇所のリンク以外何にもないページで、残るリンクは、みんなで学ぼう!やさしいIT講座

クリックしたら、首相官邸のWEBへリンク。アリャー。

日本の国が開催した企画だから、日本を代表するような素晴らしいサイトのオンパレードかと、そのパビリオンリストからいくつか見てみたが、どれも、私の目には、やっつけで作ったとしか思えないサイトばかり。

ちなみに、このプロジェクトには、100億円ほど税金が使われたようです。

これだもんね日本は。

無駄な金を勝手に使うな!責任者出て来い!

と思わず冷静さを失いそうになったが、ぐっと我慢。

トレードと一緒で、忍耐が大事なのか。(笑)

しかし年が明けた早々にこういうのを紹介しているうちに、なんだかトホホな気分になりやした。

なわけで、面白いサイトをご紹介。

インパクを笑え!

読み応え十分。

結構笑いました。

100億円をドブに捨てたと思うと頭にくるが、こういうサイトがあるのがネットのよさというか救いだな。

「もみ消し」とも言うべき、インパクの終わり方 というところには、私がいちいち引用 掲載して書かなくても、たっぷり書いてありました。ははは。

 

 

0107 Mon.

トレードシーカー無料試用開始!

「銘柄の上昇するタイミングをリアルタイムで見つけられたら・・」という悩みを持つ人にとっては、まさに夢のようなソフトを無料で試用できるようになった。

このソフトは、ある条件にあった銘柄を自動的に抽出し、ディスプレイに表示してくれるという機能を持っている。

Real tick という専用ソフトと連動させることもできるし、これ単独でも動作するから、デイテックに口座をお持ちだったり、リアルタイムのチャートソフトを持っている人にも、とても便利なソフトだ。

当社のセミナーを受講された方は1ヶ月、それ以外の方は2週間無料で試用することができます。

これはセミナーを受けられた方が、引き続き勉強されるための、非常に有益なツールとして提供するもので、メソッドにあるような、株価が動くいわゆるトリガーが実際のマーケットで、「引かれる瞬間」をリアルタイムで見ることができるというもの。

エンジニアのW氏と正月は、これの準備を進めていましたが、ようやく実現することができました。

お申し込みはこちらからどうぞ。

 

とてもうれしい次のようなメールをいただいた。

おはようございます。はっちさん、でよろしいのでしょうか?

PCの「お気に入り」に入れたいと思います。

まず、初めに、私はどこから、HPにたどり着いたのか忘れましたが、徹夜してしまいました。

なんだかとても、他では、味わえない面白いところでしたので、この状態です。

ところで、私、かなり替わった経緯で、ここにたどり着きHP内を、うろついてました。

クリスマスソングでここに来たのです。

なぜでしょう?

私にもわかりません。

「Coolに過ごそう」を、メインに読んでいるところです。

でも、ここは、株のHPなんですよね、

少し戸惑っていますが、興味を持ちました。

登場人物(銘柄も?)が、うまい具合にでてくるので、読み物として読んでいますが時間を忘れました。

私、オーディオが好きで、そこに引っかかってここに来たのですが・・・

株は難解のようですが、しっかりしたルールと銘柄選びがあるようですね。

また、それが、重要のようです。

デイトレードや株については、良くわからないのですが、とりあえず、過去ログの初めから読んでみようと思います。

でも、基本が、白紙なので、?だらけです。

私は、変わり者だと自分で思いますが、好奇心が刺激され、わからない事だらけなので、セミナーと言うのを、受けてみようかとも思いましたが、現時点においては、取引をするつもりもなく、実際投資資金もないのに、それは、おかしい、変わりすぎと、さすがに自分を振り返り思いました。

でも、環境を整えれば、好奇心を満たす価値は、ありそうです。

好奇心が、充分刺激されましたが、とりあえず、お金を貯める事にしました。

貯まった時に、興味と好奇心を持ち続けられていれば、行動を起こしたいと思います。

HPを見て、肝心なところが、直接的な表現ではなく、その割には、ヒントがある。

でも、私には、その答えが、わからない。

セミナーの存在で、表現の仕方の理由はわかりました。

その事に対して、理解しましたが、ムズムズします。

でも、まだ、ここにたどり着いて、わずかな時間ですからね。

まずは、自分で、答えを探す事にしたいと思います。

さくさく読みたいので、カンニングしたり、近道したいのが本音ですけど、謎解きの楽しみとして、ちょくちょく隠れて訪問しに来ようと思います。

デイトレードや株、話程度しか知りませんでしたけど、何が、きっかけになるか、わからないですね。

この先は、わかりませんが、お金を貯める、そして、働く事への活力になりましたので、将来の目標、選択肢の一つに加えたいと思います。

うーん、楽しみです、確実に楽しみが増えました。

これから、仕事に行きたいと思います。

そして、帰りに本(DT)を購入して来ようと思います。

HPの感想は、見やすいです。

物事の表現の仕方、捉え方、文章への表し方は、とてもよく、好感が持てます。

そこに惹かれて、しまったのですが・・・

マスコミについては、同意できることが多いです。

私もTVは、全然みていません。

必要がない。

外から見ても、そうなのかと思いました。

でも、この考えは、少数意見ですよね。

素直に理解できない方も、多いのではないかな?と思いながら読まさせていただきました。

すみません、話が、長くなりすぎました。

最後に、さりげない、McIntoshの写真はよかったです。

旅行は、最終的には、楽しめるといいですね。

勝手に送ったメールなので、返信は、要りません。

 

基本的にトレードとは関係のないメールですが、それだけに私もなんだかいつもと違う気持ちで読ませていただきました。

ネットの醍醐味の一つは、予想していなかったWEBを見つけたとき。

大海原を漂流していて、未知の島を見つけたような・・まるで子供の頃のようなワクワク感を、大人になってからも味わえるというのが、ネットの素晴らしさだと思います。

私は最初そうした、面白いWEBにリンクを貼っただけの「お気に入りWEB」からはじめました。

今思い返せば、最初のコンテンツはリンク集と「COOLに過ごそう」だけだったと思います。

株式トレードはその後から始まったコンテンツなのですが、ちょっと変わった印象を持たれるのはそのせいでしょうか。

「クリスマスソング」をキーワードにたどり着かれたようですが、偶然見つけたために、余計にインパクトを感じられたのかもしれません。

マスコミの件は、当然私と違う意見の方もいらっしゃるでしょうし、批判ばかりで建設的なことは、本当は書きたくないのですが、思わず書いてしまいました。

反論のメールが沢山来るかと、実は内心ヒヤヒヤしていたので、少し安心しました。

私もオーディオは結構好きで、ケーブルをとっかえひっかえしたり、アンプの上に錘を置いたり、基盤をエポキシで固めたり、ヒューズをはずして直結したりと、いろいろ楽しみました。

ただ、米国へ住むようになったとたんに熱は冷めました。

あっちは、日本のように、ケーブルなんかの種類が少ないという、いわゆるオーディオマニアには厳しい環境のため、なんだか自然にフェードアウト。

それでも余熱があるせいか、今でも多少はこだわりながら楽しんでいます。

ただ音楽は好きなので、今も音楽のコンテンツを新しく増やそうかと、ときどき思案することがあります。

今はマッサージで腕の凝りを取っている最中なので、自粛していますが。

やっぱり書こうかな・・(笑)

ともあれ、メールをありがとうございました。

 

0106 Sun.

トレーダーの条件

このような簡潔なご質問のメールをいただきました。

私は今年の春に「リストラ」され、それをきっかけにデイトレーダーとしての

生活を目指すものです。

既に通信環境・トレード資金4万ドル強の準備も終わり、ライブに参加するまであと一歩というとこまでやってきたのですが、正直あと1歩が踏み出せません。
すでに某デイドレセミナーを受講したのですが、ハッチさんのところでペーパートレードを受講した方がよいのでしょうか?
それとも再度3dayセミナー受講から、やり直した方がよいのでしょうか・・・
実際トレードを真剣に職業にするため、この1年は学習していこうと思っております。
お忙しいとは思いますが、ぜひアドバイスをよろしく御願いいたします。

まず、トレードの基本を理解しているかどうかを、自己判断できるかどうかです。

ここにチャートでクイズというコンテンツがありますが、このクイズを80%以上の正解率で答えることができるでしょうか?

クイズ自体は、最も基本的なセオリーばかりで構成されていますから、基本さえわかっていればほとんどの問題を正解することができるはずです。

もし半分以上わからなければ、トレードの基本がわかっていないと考えていいと思います。

そして、あなたがエントリーしようとするとき、カットロスの値段、売却予定の値段が、すぐに設定できるでしょうか。

そして、エントリーする明確な理由を、2つ以上即答できるでしょうか?

これができていないと、自分の資金を使って実トレードをしても、資金を減らすだけの結果に終わるトレードしかできないでしょう。

そして次に重要なのは豊富な資金です。

4万ドルということは、現在のレギュレーションでは、最低限の2万5千ドルをクリアされています。

バイイングパワーそのものは資金の4倍ですから、16万ドルのバイイングパワーでトレードをすることになります。

資金は必ず「余裕のあるお金」で始めてください。

「これをなくしたらおしまい」というような資金を使ってトレードをしてはいけません。

トレードは「資金を失うかもしれない」という恐怖心との戦いでもあります。

ですから、「絶対になくせない資金」という心理状態になるような状態でトレードをするのは、非常に不利となります。

トレードの基本さえわかっていれば、あとは資金が多ければ多いほど、トレードは有利になります。

以上の条件をよく考えたうえで、判断されてはいかがでしょうか?

 

 

0105 Sat.

デフレ効果

久しぶりに、年末なら何か面白いものをやっているだろうと、普段は見ないTVのチャンネルを回してみた。

そこでわかったことは、デフレは確実にテレビ番組にも影響しているという事実。

デフレというのは、みなさんご存知のように、モノが安くなるということだ。

野菜や食料品など生活必需品が安くなるのは結構毛だらけ、猫灰だらけなのだが、安くなったのではどうもねえ・・ってモノまで安くなってしまっていた。

まず、いわゆるタレントが安くなっていた。

たとえば、モーニング娘とか言う確か10人くらい(だったかな?)の集団がいる。

私にはみんな同じような顔に見える。

次のシーンで何人かが入れ替わっても私には絶対に判別がつかないと断言できるくらい、みんな同じような服を着て、そのうえ雰囲気もみんな同じ。

よく見ると、それぞれは飛びぬけてルックスがいいというわけではなく、まあテレビに出てもブーイングを受けない程度のレベルを揃えているのがミソか。

まるでクローン人間の集団のようで、歌のうまさというか下手さというか、歌唱力もみんな同じくらい。

ひとりでは大したことがなくても、量を集めれば大したように見えるという、人間の錯覚を利用しているのだろう。

まるで手品のようだ。

日本では最近手品といわずに、「魔術」と呼ぶらしい。

「魔術」も日本ではデフレで安くなってしまっているようだ。

たとえモーニング娘のメンバーが、子供がダダをこねるように抜けたとしても、すぐに補充は利くだろうから募集の手間もお手軽、つまりコストも安くつくというわけだ。

だけどこう簡単に仕掛けがわかってしまうと、安モノのSFの宇宙船の内部セットが気になって、映画のストーリーに集中できないのと同じように、肝心のパフォーマンスに集中できないではないか。

だが心配は要らない。

歌や踊りを見るよりも、それぞれの顔を見て「大したことないなあ」などと思っているうちにパフォーマンスは終わってしまうから、どんなパフォーマンスだったかは記憶に残らない。

だから、また見ようという気になる視聴者も多いのだろう。か?

それにあまりパフォーマンスのレベルが高いと、メンバーを補充してもすぐには使えないから、あえてああいうレベルに抑えてあるのだろう。

コストパフォーマンス抜群のグループだ。

なるほど、よく考えてある。

こういうところにも、デフレの影響が出ているのだなあと妙に納得。

テレビは時々は見ると面白いし、タメになる。

と日記には書いておこう。

 

 

0104 Fri.

昨日日本のメディアについて書いたら、シアトルのマウンテンバイクおやじからこういうコメントが・・

日本メディア茶番劇一座ここにあり!
 

アメリカの報道と比較すると観てられないほどお粗末な報道

MS NBCの女性レポーターがアフガニスタン内に入り込んで極めてプロフェッショナルな報道を続けてきた。

危険な目に遇いながらの報道であった。

30代インテリ美人のレポーターだ。

彼女は一週間前に戻り、今朝のテレビで彼女を交えた局内での対談が放映されていた。

話し方から内容、、これまた極めてプロフェッショナルなものであった。

アメリカに住んでいて高度なメディアに触れているせいか、 6:30から7:00までのFujiのニュースにはウンザリさせられる。

見た目はプロフェッショナルなアンドウ・ユウコでさえアメリカのプロとの比較では大きく見劣りする。

大したこともやっていないのに、「フジのカメラがはじめてトラボラにはいりました」とか伝えているのだが、銃弾を受けて死傷者を出しながらも報道を続けてきたアメリカの報道を毎日観ている僕にしてみるとアンドウさんの言っていることは茶番劇でしかないのである。

それでも、アメリカに住んで他所サマ日本人宅のようにNHKのケーブルを入れていない我が家では、朝のこの30分ニュースが貴重なのです。

しかし、ドウでもいいような野村サチヨのニュースに長々と時間をさいている。

彼女のオニババぶり悪魔をアザ気笑いたい視聴者たちにタップリ時間さいている、という印象だ。

政治の報道にしても、エンターテイメントな部分が目立ちすぎる。

例えば、「小泉一郎一座、、、真打は、やはり小泉」と言ったり、田中真紀子が脚光を浴びるのも、ゴシップ系の場合だけ。

日本メディア茶番劇一座ここにあり! 真打は誰なのだろうか?



 

2002年になって今年は良い年にしたいと思う。

2001年がとても奇妙な年であったからだ。

それでも良いことも沢山あった。

でもバランスすると悪いことの方が多かった。

フツーじゃあない悪いことばかりだったので、終ってスッキリという気分でご紹介します。

1 年明けに不味い酒を飲んだ

2 大晦日12月31日も、そんな一年を閉めるかのように不味い酒を飲むはめとなってしまったのだ。

3 親しく会話をしたこともないオバサンたちからの口撃。

4 真夜中のアマゾン川の崖から足を踏み外した。

5 イモムシを生で食った。

6 クサカリ鎌で襲われそうになった。

7 71歳のオジジに自転車で負けた。

8 出版予定の本がキャンセルとなった。(ビン・ラーディンのヤローメが!)

9 Emailで見ず知らずのヒトから執拗にまで攻撃された。

10 不倫願望の妄想オトーサンから彼のお目当てを寝取られたと勘違いされ大迷惑を被った。

11 僕といっしょに自転車に乗っていた二人が時を別にしてアタマをうつ転落事故をおこした。

12 親しかった人が死んた。

昨年は、総じて悪いデキゴトが多い年であった。

こんな年もあるもんだ。

とりあえず昨年の口開けと〆のデキゴトだけを書き留めておきます。

昨年の正月早々ぼくは飲み相手から絡まれて気分を悪くさせられた。

お酒を飲んで絡まれるというのはアメリカ20年間の生活では初めてのことであった。

そんな始まりの2001年だった。

そしてそんな象徴的な2001年を締めくくるかのように、大晦日の〆酒は無礼な振る舞いをうけることとなった。

更には昨年一年はツキアイもないオバサンたちからの口撃にあったりもした。

全て日本人発の厭な経験であった。

アメリカ20年の生活ではじめてのことであった。

昨年の奇妙さの最たるものは、12月29日にトワイライトゾーンに紛れ込んだことかもしれない。

ベインブリッジ島に住むベッツイーの家へは行きなれていた。

疲れていた僕は, あと五分というあたりで仮眠をとった。

ウッソウと繁る森の間をぬう一本道に車をとめて一時間の仮眠をとった。

しかし、その後彼女の家へ辿り着くまでに2時間迷うこととなった。

走行距離にして60km。

その間は電話も通じなかった。

そしてとうとうガソリンタンクが空になった。

夜の9時を廻ったところ。この時間からパーティーもあるまい。

僕は車をフェリーターミナルにむけた。

引き返すためだった。

戻り道を迷う事はなかった。

迷った場所からは迷わずに抜け出る事ができたのだがパーティーをやっている家に行く事ができなかったのだ。

迷っている最中は電話すら通じなかったのが、フェリーに向ったとたん通じたのだから、こんなに不思議なことはなかった。

引き返そうとする僕をとめるかのようにジムから電話が入ったのだ。

結果、ジムとはガソリンスダンドでおちあうこととなって、僕は大遅刻の後、パーティーに行き着くことができた。

しかし、これでトワイライトゾーンから出られたわけではなかった。

12時10分深夜のフェリーでシアトルに戻り、そこからこの20年間運転しなれた場所に戻るのに16kmも行き過ぎてしまったからだ。

目を閉じていてさえ行き着くことができる筈の場所を通りすごし、それに気がつくまでに16kmかかったのだ。

全く考えられないデキゴトだった。

正にトワイライトゾーンとよぶに相応しい経験であった。

 

夢大きく、目標小さく

コツは小さな目標とその達成の繰り返し

男なら・・という言葉に酔って夢をもって大きな目標をたてろ、と言いますが、これはどうなんだろうね。

目標や夢をもつのに男も女もないと思うのだが。

まあ、それはオイトイテ現実には大きな目標って達成しにくいもの。

それよりも小さな目標を立ててそれを達成するほうがいい。

小さな達成を繰り返すに限る。

達成感は次への自信につながるし、気がついたら、小さな達成の繰り返しの積み重ねが大きな目標と同等にまで膨れ上がるからね。

大きな目標を前にして圧倒され挫折するよりも、できるところからやって自身をつけた方がいいのだ。

毎年正月がくる度に新年の目標を立てる人が多いが、どこまで達成しているのだろうか。

新年の抱負とは掲げるだけのもの、と思っている人の方が多いのだろう。

恒例の儀式。

それだけのことだ。

夢とか抱負は漠然としない方がいい。

具体性をもたせた方が現実感があるからだ。

例えば、「自由」と叫んで自分でも何が自由なのかつかめないでいるよりも、「他人の拘束から離れる自由」とか「ひとり旅を実現」などとして、具体的には友人からプレッシャーのある誘いがきても、それに対してNOと言うことができる自分になることだとか、一人旅ならば二ヶ月に一度は無計画で旅にでる、、こんな具合でいいのだ。

これらの基礎をつくっておけば翌年は意識せずに増幅されるからだ。

「男なら」という言葉も漠然としすぎている。

自由、人類愛、平和、全てがそうだ。

もっと身近な具体的なことからはいめなければならない。

例えば愛だったなら、一年に一度は無償の汗と時間を与えるという具体的行動だ。

観念の世界で愛を語っていても屁の役にもたたないのだ。

平和だったら、平和のための活動にはいらなければ意味がない。

平和全部をみきることなんぞできやしない。

だからできるところから的を絞って平和活動にはいることである。

僕の2002年の抱負は仕事のドレイから己を解放することである。

いつ死ぬかわからないわが身。

仕事に従属していてはつまらない、かと言って投げ出すわけにもいかない。

そんな僕は1月中旬から三週間南米に行ってまいります。

楽しみですねえ、なんて言われるとズッコケます。

僕にとって旅行や度にでることは楽しみではないのです。

観光でないからかもしれません。

行く間際まで行きたくない気持ちが強いのです。

なにしろやらなければならないことばかりなので、、。

それでも一度でてしまうと仕事のことはキッパリと忘れる事にしています。

インカのマチュピチュとアマゾンに行きます。

そしてその後でキューバ。

何しろ、カストロは高齢なので早く行って会ってみたいのであります。

 

 

0103 Thurs.

日本のメディア

この 問題は時々取り上げているが、TVを筆頭とする日本の報道機関と彼らが製作する番組のひどさには、目を覆うばかりだ。

視聴率を重視するというのは欧米のメディアも同じ状況だが、報道内容や客観的な報道の姿勢に対するこだわりは、同じメディアとは思えないほど全く異なっている。

その理由は何だろうか?

まず、報道はもともと狩猟のように獲物を追いかけて、真実を追究すべきもののはずなのだが、日本の場合これがいわゆる農耕型(笑)になってしまっている。

たとえば政治部の記者たちは、長年の番記者制度・記者クラブ制度で骨抜き状態。

他社の報道していることを落としたら減点対象になるという、いわゆる会社員的な環境での「お仕事」によって、みなさん同じ報道内容。

アフガン問題にしても73年の王政廃止時から、一貫してこの問題を追い続けているなんている記者は日本には一人もいない。

日本のメディアにはそういうことを考えている余裕はないし、おまけに忙しいからそういうことをしている暇はないというわけだ。

日本の記者は基本的には、いわゆる「会社員」だ。

だから会社の方針に従い、言われるままに目先のニュースに群がり、そのまま野次馬のようにに報道するだけ。

同時多発テロの報道を例に挙げれば、一目瞭然だ。

事件のリソースは、すべて欧米のメディア任せ。

さすがにこれではまずいと思ったのか、有名なキャスターを現地へ派遣したものの、表面的な現象を伝えることしかできない。

パキスタンでブッシュの人形や米国国旗を燃やしている様子を報道していたが、あれは英国BBC放送がお膳立てをしたヤラセ。

イスラム教は偶像崇拝は禁止されているから、ああいう形の反米運動が、自発的に起こることはありえないのだが、そういうことは知らないものだからそのまんま報道。

米国のまともなマスコミからは笑われていることさえ知らないのだから、全くおめでたい話だ。

自分の頭で考え、独自の視点で時間をかけて調べ、そして報道するというポリシーが全くないから、こういうことが起こるわけだ。

コメントを聞く限り、シウロウトが考え付く発想から一歩も抜け出ていない内容だといっても過言ではないだろう。

今はネットを通じて多種多様な見方をした情報を、いくらでも手に入れることができるのだが、残念なことに、すべて英語でしか手に入らない。

どうしても日本語でというのなら、ニューズウィーク誌の日本語版を読むのが一番いい方法だと思う。

日本のTV番組は一切見なくても大丈夫。

私は10年近く日本のニュースを含め、TVは見ていなかったけれど、困ったことは全くない。

それよりも、見ていなかったから、先入観のない客観的な物の見方ができるといったメリットのほうが多かったと思う。

Links に英語のニュースサイトとWEB翻訳のURLをまとめておいた。

米国のニュースサイトにはオープンな情報が、日本の新聞社のサイトとは比較にならないほどの圧倒的な情報量で掲載されている。

面倒かもしれないが、自分の目を養うには、これが一番だと思う。

 

トレードシーカーのサービス提供は週明けを予定。

また、E mini についての情報提供は、現在鋭意準備をしています。

もうしばらく、おまちください。

 

 

0102 Wed.

ミューチュアルファンド壊滅

このサイトでの2001年の最後のニュースは、次のようなものだった。

2001年度は株式ミューチュアルファンドにとって、ここ30年来最悪の年となった。

特にライデックス・ベロシティー100、そしてプロファンドウルトラOTCの2ファンドは90パーセントを越える大きなロス。

大手ファンドの成績はフィデリティー・マジェラン(-12.4%)、ピムコ・トータルリターン(+8.4%)、ワシントン・ミューチュアル(+0.3%)、そしてバンガード500(-12.5%)といった成績。(SP500は-12.4%)

ここ25年間で最悪のマーケットにふさわしい引け方で、2001年の幕を閉じた。

マーケットのバロメーター、SP500は今年約13%の下落となりこれは1974年以来の低迷ぶり。

年末は少し持ち直したけれど、2001年も2000年に引き続き、大きな流れはダウントレンドのマーケットだった。

ロングつまり買って保有するという従来の方法では、ロスを出すのは当然のことだ。

トレンドに逆らうな。

これを守らなければ、どんなに優秀なファンドマネージャーだって勝てるわけはないのだ。

人の金を運用していると、どうしてもこうなるんだよねえ。(笑)


 

 

私がいわゆる、「デイ・トレーディング」をはじめたのは1997年の秋だった。

そこで、COOLに初めて株式トレードを書いたのがいつだったのかを、バックナンバーを遡って調べてみると、1998年の8月。

一年間でようやく自分のスタイルを確立し、WEBに書くだけの余裕が出てきたからだろう。

トレードと関連のある部分だけを引用し、当時を振り返ってみると・・。

 

980805 Wed.

今日のNASDAQの株式市場は大荒れだったようだ。

「今が買いどきでイケルゾ派」と「これから続落だゾ派」が入り乱れ、異常な売買量。

そのためか、ちょうど東海岸の10時50分ごろに、SOESというシステムがダウン。

「アレ」と思って、SNETのECNで再挑戦したが、ダメで、直るまでの20分ほどの間に出した13回のチャレンジは全て無効。

逃がした魚は「2000ドル」。

このあとは自信がなかったので、「君子危うきに近寄らず」で帰って昼寝を決め込む。

そのあとは、乱高下だったようで、アブナイアブナイ。
 

1998年の8月5日に初めて、トレードのことについて書いたようだ。

危ないまたはよくわからないタイミングでは、トレードをしていないことが書き込みからもよくわかる。

そういえば、パソコンのOSがウィンドウズ98だったから、マーケットが乱高下すると、チャート表示の書換えが頻繁になり、よくフリーズしたなあ。(笑)

開始早々の取引量が凄かったからね。

 

980807 Fri.

・・ 今、デルコンピュータに的を絞っているが、直販などがよくナンバーワンのコンパックを追いかけているがマイクロソフト・インテルと並んでプロの投資家の多い銘柄だ。

業績もよくここ2日狙っていたのだが、昨日も狙ったときにシステムが停止し、2000ドル。

その前の日も2000ドルを逃がしているので、今日は手堅く950ドルで週末へと突入。
 

ロスを出していたときは、一日2000ドルくらいの利益を狙っていたのだが、この頃には、手堅く1日1000ドル前後のアベレージに落としていた。

それに危ないときは、手を出さないスタイルを、とりはじめていたことを思い出す。

確か、このときはデルのスプリット(株式分割)に伴う値上がりを狙って、イントラデイとは別に、スウィングでホールドしていたはず。

 

980813 Thurs.

株式市場は弱かった。

さっき日本の10時頃の東京マーケットを見たが急落だ。

ロシアの金融不安が加わり、アメリカも収益の悪化を懸念して大幅安。

朝方のナスダックは一時強かったので、乗ってみたら12分で950ドルをゲットして帰宅。

でもその後は弱かったようだ。

危ないアブナイ。

ショートで勝負した人は、大儲けだろうけど、ヘッジをかけなきゃダメだし、基本的にショート(空売り)はあまり好きじゃないので、こういうときは傍観。

ミューチュアルファンドを買ってる人は、最近の急落で頭が痛いようだ。

今買って持つとアブナイ。

こういうときは、1日だけの短期保有がベスト。

一夜でどこかが暴落したら、ドミノ倒しになる可能性大だ。
 

この頃はマーケットは上昇トレンドなのだが、それでもオーバーナイトで保有する危険性を書いている。

この頃には、すでにイントラデイトレーディングのメリットを感じていたことが書き込みからもわかる。

この頃のように急落しているときは、当時は5分間ルールといって、ロングを売却してから、ショートが可能になるまで、5分間待たなくてはならなかったことも思い出した。

しょーとが好きではないというのは、この当時はアップトレンドだから、ロングでのトレードが基本だからだ。

大きなトレンドに逆らうなということだ。

 

 

980828  Fri.

今週は、波乱の多い週だった。もちろん、株式市場のこと。

昨日は大暴落といっていいほどの下げだった。

特にダウは動きがNASDAQよりきつい気がした。

5時間ディスプレーの前に張りついていたので、肩こりがひどく、 マイナスがでたら、暗い週末になるところだった。

今日は6時間。

でも半分以上は、ノートブックでWebをチェックしたり他のことをしていたので、目が疲れた。でも、昨日といい、今日といいアブナイなあ。

去年の10月にも、ブルーマンデーだっけ。

大きな暴落があったのだが、今回は2回目ということもあって一応進歩の跡が認められるという、よい8月を終えられそうだ。

なんていってると、31日の月曜に痛い目に遭いそうな気がする、というナーバスな気分になるというのは疲れているのだろう。
 

この日も乱高下だったが、利益を出したらあとはじっとチャンスが来るまで待っていることがわかる書き込みだ。

 

980831  Mon.

今日で8月も終わり。

で、アメリカの株式市場は、夏の終わりを告げるように、暴落(という言葉を使ってもいいほど)しました。

途中で、戻すときに拾うつもりが、あまりの取引量のため、システムが受けつけてくれなかった。

あんな状態じゃ、売り戻すときに希望の値段が通るかどうかアブナイので、今日はトレードなしで、6時間の急降下を眺めていた。

ファンドを買っていた人も、これじゃどうしようもないだろう。

さあ、これからが買い時かな?

無理をしないで、トレードをしなかった日だ。

パソコンがよくフリーズする時代?だったから余計に慎重だったのだろうね。

このトレードをしないということが、どれだけ難しいことかは、みなさんよくご存知のはず。(笑)

 

980902  Wed.

残暑で午後はまだ暑い。

今年は、雨が降らないので、庭への水撒きが面倒。

きちんと水をやらないと芝が黄色くなってみっともない。

まだ自動散水まで手が回らないのだが、次の夏前までには何とかしないと・・

NASDAQは午前中は不安定で、今日は2時間かかったが、売った後でまた上がるのを見るのは精神衛生に悪いので、欲を出さずにさっさと帰るようにしている。

だが、今日は後半値を下げたので、まずは精神衛生としては「良い」日だった。

トレードの最中は、いつも、Gateway DX4 のノートブックで、ネットを巡回しているが、ISDNに慣れると遅い遅い。

画像表示をオフにしているが、「慣れ」は恐ろしい。
 

そういえばこの頃から、午前中でトレードを済ませて帰るというスタイルをとり始めたんだっけ。

 

980903  Thurs.

・・アメリカでは明日、デルコンピュータの株がスプリット(分割)される。

今、あなたが1000株持っていれば、週末には2000株を所有できるのだが、当然株価は半分になり、安くなるので多くの人が買いやすくなる。

さらに多くの投資家が資金を提供することになる。

スプリットをすると、暫くは株価が上昇しない。

デルコンピュータの今までの例では、2、3週間は低迷することが多いのだが、今回は市場全体が落ちているため株価の推移を注目しているところだ。

今日は、たしか1株/108ドル(1万4500円)前後なので、計算上は明日は54ドル前後?
 

 

980904  Fri.

今日はローラーコースターに乗ったような4時間半だった。

マーケットは乱高下の繰り返しで、一時はコンピュータ表示がフリーズして、画面表示が再開されたら、1500ドル分急落していた。

デルで Long の最中だったので、下落分は4000ドル。

が必ず戻ると踏んでたので、ぐっと我慢。

終了間際に急騰。

終了2分前に売却し1ポイントをゲット。

しかし、疲れた・・

この乱高下の波乱含みのマーケットで安定した成績を残せたことは、この夏のなによりの成果だったが、またまた目が悪くなってきた。

5ポイントは上下したから、欲を言えば2ポイントは逃さずにキャッチしたかったなー・・> 欲は禁物 > 自分 > 反省
 

今から考えると、5000ドル分上下するエレベーターに乗っていたのだから、まだ危ないトレードをしていたんだなあ。(笑)

 

980908  Tues.

先週末の株式市場の底打ちの感触は手応えありで、今日は全体に強かったのだが、予想を上回る強さで、ダウよりNSADAQの方が、力強い足取りだった。

まだ、乱高下の影響が残っているかと、今日も慎重に行ったがもう少し我慢していればなあ・・しかし、こういう状況で手堅くリスクを少なくすると、どうしても値幅の取り分が少なくなるのは、仕方がない。

欲は禁物、禁物。

デルはスプリットした。

金曜の終値でいくと、54ドル前後だが今日は60ドル近くまでアップ。

これからが楽しみだ!!
 

デルのスプリットでゲットした日だが、確かまだ半分は保有していたな。

 

 

980923  Wed.

今日の株式市場の急騰で、ダウは1998年始めの水準へ戻った。

アメリカ政府の対応の的確さは、日本と対照的だ。

株価が下落した場合、対応方法は2つ。

 

その@は、売ると損をするので、株価が回復するまで待つ。

当然「塩漬け」といって、時間がかかる。

業績が悪化したりすると、いつまでたってももとへ戻るどころか、ズルズルと下がってゆく場合も多い。

だから、基本的には成長企業であることが必要で、それでも今の日本のマーケットのようだと、可能性は低くなる。

 

そのAは、損を承知で売る。

「見切り千両」というが、見る目がなかったとあきらめる。

売れば、元手は減るが買うための資金はできるから、仕切りなおして、成長企業の株へ再投資をする。

ここで、成長力のある優良企業を選択できなければ、また同じことの繰り返しになる確率は高くなるが・・

この選択眼に加え、世の中の動きを興味を持って注意して見守るという姿勢がないと、投資でお金を増やすことは難しい。

アメリカでも、8月末の暴落前に売り出していた投資信託を買った人は殆どが値下がりをして損をしている。

その場合も@かAと同じような選択が必要になるが、@を選択する人が多い。

なぜかというと、再投資をするだけの情報を集めようとしない ことと、一度の損で臆病になってしまうからだ。

「成長力のある投資先」を見つけようとしないで、あきらめてしまい今までのパターンを変えることができなくなる。

何事も努力しないと、目的を達成することは難しい。

が、努力をすれば報われるだけの魅力を持っているのが、アメリカの株式市場だ。

だから、世界中から投資家が集まる。

日本の株式市場は魅力を失っている。

銀行へ預けても、金利がタダ同然だから、日本人以外は、お金を預けない。

今の日本の金融問題も@とAの選択で、@を選択しているようなものではないだろうか。

日本は勇気を持って単純明快な選択ができない社会に 変わってしまったように思える。

変えることができるのは誰だろう?
 

ここでは、カットロスの重要性を書いている。

日本はこの頃から、何も進歩していないことがよくわかる。

そして、いまだに誰も変えることができないでいる。

何よりも、チャートにそれが現われ、物語っている。

 

981001  Thurs.

アメリカ経済は転換期を迎えたようだ。

昨日の日経平均株価の続落も影響して、朝から下げ続けた。昨夜の日経の下げをネットで見ていたので、今日はひょっとするかも・・と思っていたら案の定。

明日も危ないので、もう少し上るかなと温存していたポジションも全部クローズ。(^_^;

アメリカでは夜になるけど、今日の日経平均が下がると、明日の始まりに、いきなりギャップダウンと言って、3ポイント以上も下がった値段から始まるので、こういうトレンドのときに持ってると非常に危ない

いわゆる「塩漬け」といって、売れば損するし、持ってると更に下がって含み損が増えると いう最悪の展開になる。

というわけで、トレーディングルームは今日は静かだった。

この静けさの意味は、ほとんどみんな引っかかっているということだ。

下げ続けているのだが時々急激に上がるので、つられて買うと急落してスタックする。

ほとんどのトレーダーが昨日も損をしているので、もう上がるだろうと買ってしまいはまってしまったようだ

新人の中国人のお金持ちおばさんは、今日1日で6千ドル以上の損!!

2日前に
Cisco Systems (CSCO) を、確か64ドルと 11/16で1000株買って、昨日もギャップダウンで売れずにまたオーバーナイト。

で、今日は56ドルまで下がり、持ってれば、9千ドルの損。

なもんで、途中でたまらず売ったようだ。

何でそんなに詳しいかって?

同じ東洋人なので、親しげに寄ってくるのと、私も近い値段で買っていたのでね。

当然こういうときはオーバーナイトはしないででポジションを解消するのがセオリーなんだけど、おばさんは、「いい株だから持ってればそのうち上がるからね」と・・気の毒。

30年物の債券のチャートを冷静に見てれば分かるんだけどね。

「授業料だよ、みんな何がしかは払ってるから」と慰めたけどアメリカに来てる中国人や韓国人は、チョー金持ちが多いしね。

慰めになってないか・・

この日は、ポジションを全部クローズした。

だって、トレンドはダウントレンド。

なもので、この日はイントラデイに絞ってトレードをしていた。

 

981005  Mon.

週末はいかがでしたか?

庭の水撒きをパスできる雨模様のシアトルです。

ホンダの芝刈り機が、スタートしなくなってしまい、修理へ持ってったり、新譜CDを物色したり、それなりの週末でした。(ワケワカメ)

年間売上の24%がクリスマスの12月に達成されるという、ネコも杓子もクリスマス好きの、アメリカ人ですが、下げ続けの株式市場ですから、これから財布の紐が固くなるでしょうね。

私もサンタを見て、財布の紐をしめてしまうようなことにならないように、頑張っていますが、今日は待ちました。

朝から、断崖絶壁のチャートが続き、反騰の機会を4時間も待っていました。

みなさん、ヤフーやアマゾンなどの値幅が多いけれど動きのチョー速い、つまり売るタイミングが難しいものに手を出して、痛い思いをしていたようです。

中国人のおばさんは、アマゾンでロス。

右のヤフー兄ちゃんも、回数を重ねるごとのロスで最後はデルにいったり、あちこちの銘柄に浮気して結局はロス。

トップトレーダー君も、今日はヤフーのショートでロスだったとお疲れのようでした。

明日があるよ!

動きに乗って待っているのは大変なので、今日は「じっと待ち作戦」。

でも目が疲れた。でも続くと、キョロキョロと目つきが悪くなるかな・・
 

この頃から、待ち伏せてトレードをするスタイルをとっていたことがよくわかる。

人の失敗を目の当たりに見ているので、同じスタイルはやめて、じっと獲物を待ち構えてゲットする方法を確立した頃だった。

 

 

0101 Tues.

Finding Forrester

しばらく映画を見ていなかったので、年末から、ずーっとビデオ三昧。

15MINUTES・猿の惑星・パールハーバー・トラフィック・DENGEKI など、しばらく見ていないうちに新作が出ていたので、立て続けに見た。

一番よかったのは、Finding Forrester。

邦題は「小説家を見つけたら」という、ベタで味気ないものだが・・

最初の10分ほど見ただけでは、99年にナイトを叙せられたサー・ショーン・コネリーが登場する映画だとはわからないのがまた面白い。

ショーン・コネリーの相手役の16歳の少年は、オーディションで選ばれたというが、なんと演技経験はゼロだという。

この映画の面白さは、なんと言っても、4500本の脚本コンペから最終選考に残った最後の5本に選ばれたという脚本の面白さに尽きるといっていいだろう。

この映画を見ると、面白い映画は特撮を使わなくても作ることができることがよくわかる。

感動のある映画だから、何度も鑑賞に堪えるだろう。

お勧めです。

 

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2002 0101-

 

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