2002 0201-


0213 Wed.

Thanks Giving セミナー?

思い起こせば、1999年の12月に初めて、日本でセミナーを開催してから、1年以上が経過。

今から思えば、当初私が日本でセミナーを開催し始めた当時、「トレードが儲からないからセミナーで儲けようとしている」、「あんなセミナーだったら自分だってできる」などといった、中傷を受けたりしたこともあった。

私にとっては、そんなことはどうでもよかったのだけれど、受講された方からこうしたWEBについてメールでわざわざ通報?していただいたり・・今から思えば懐かしい思い出だ。

最初、セミナーは1,2回開催したら多分参加する人はいなくなるだろう、と予想していた。

だが、大ハズレ。

多くの方がこの新しいトレード方法に興味を持たれていたということに加え、日本からトレードをするときの、時間帯などの特殊事情にあわせた、ギャップ技法を中心としたセミナー内容に特化していることも、多くの方が継続して参加される原因だと思う。

3DAYという基礎セミナーに引き続き、ペーパートレードセミナーというシミュレーションの重要性も最近になってようやく正しい評価を受けるようになってきた。

昨年暮れには次のようなコメントが、受講者用の掲示板に投稿されていたが、このように受講された方のその後のトレード実績の向上が、ペーパートレードセミナーの効果として、徐々に口コミで広がってきたことも影響しているのだと思う。
 

2001年8月〜2001年12月までの結果をまとめてみました。
---------------------------------------------
             成功 失敗 成功率
              [回] [回]  [%]
=============================================
トレード成功率    65  22  74.7
---------------------------------------------
プルバック成功   12    1  92.3
ブレイクアウト成功 45   21   68.2
神風成功率       8    0  100.0
---------------------------------------------
Long成功率      43    8  84.3
Short成功率      22   14   61.1
---------------------------------------------
平均損失ポイント   0.13point
平均勝ちポイント     0.37point
---------------------------------------------
週平均トレード数   4.30回
---------------------------------------------
 
トレードの成功率は、74.7%であり、4回に1回の割合で ロスカットしています。

これくらいは、しかたがないのかもしれないですね。
 
トレード戦略別でいえば、ブレイクアウトを狙う方法は成功率が低くなっており、ブレイクアウトのだましに引っかかっていることがわかります。

ブレイクアウト (ギャッププレイを含む)は、自分にとってはやや難しいと感じていたが、その通りの結果となったようです。
 
プルバックを狙ったほうが成功率が高いです。

しかも神風に関してはロスカットがありませんでした。

これは神風がすばらしい方法だということですね。

Long/Shortでは、Longの方を中心にプレイしているようです。

Shortはチャートを逆に見ればいいんだろうけど、ちょっと苦手なんですよね。

今後の課題ですね。

上下逆に表示できないかしら?

平均損失ポイント数は、0.13ポイントと少なく、危ないときには早めに脱出していることがわかります。
 
週平均トレード数は、4.30回で、1日に1回エントリーするかしないかといった感じです。特に冬時間になり、眠くてこれくらいが限界ですね。
 
失敗したトレード、勝ったトレードの記録を見返して、おおよそ勝ちパターンとやっちゃいけないことがが見えてきたので、来年からさらに戦略を絞ってトレードしていきたいと思います。
 

この方は非常に熱心なトレーダーで、受講者用掲示板を私物化?(笑)してご自分のトレードについて書き込まれている。

週平均トレード数を見ると、週五日で4.3回。

ということは、トレード数は一日一回弱。

これはどういうことだろうか?

多分、マーケット環境がよくないときや、自分のルールにはまっていないときは、トレードをされていないのだと思う。

これはセミナーで耳にタコたできるほど繰り返していることだが、メソッドを守り、カットロスを実行し自分のルールを守れば、利益は出るようになる。

逆に言えば、当たり前のことを、当たり前にできない、または守らない人が多いということだ。

この方の書き込みを掲示板から少し抜粋させていただくと・・


- 02/1/7(月) 23:57 -

PSFTくんの上へブレイク、$COMPXくんがよわいので見送りました。
 
今日は、動きが小さいですね。
 


- 02/1/8(火) 0:44 -

PMCS、今日はDaily 200MAにぶち当たって下げています。
 
そこで下げている途中で戻してMAにあたって下がってきたところをショートという作戦。
 
PMCS 10:25 25.12 Short -> 10:42 24.85 Cover Buy.
 
エントリー理由:
1) 3min チャート、斜めのトレンドラインに抑えられてPMCS下がっている。このラインにあたったところでショート

2)Daily も200MAにあたって下げている。

3)$COMPXも今日は、やや弱いもののダウントレンド
長いスパンで見れば、まだまだアップトレンド

4)他の銘柄で下げ渋っているものがあるのが気になるが、まあ気にしすぎてもしょうがない。銘柄全体の出来高が少ないのも気になる。
 
脱出理由:

5)自分の引いたトレンドラインを上に抜いたらロスカットと決める。
ふぅ、あぶない場面もありました。
なんとか1min チャートの40MAにぶつかって下がってきました。

6)$COMPXの長期スパンがアップトレンドなので、10:20ごろにも反発した200MAまでしかいかないような雰囲気が出てきた。
 
7)もう引き際かも。。。
 
というわけでお粗末なトレードを無理にしてしまいました。

まあ損はしなかっただけましです。
 
休み明けでボケがはいっちゃったのかな?
 
でも今見ると、いいタイミングで脱出してますね。

おやすみなさい。
 

 

- 02/1/10(木) 0:17 -

MSFT 70ドル、わかりやすすぎるブレイクでしたね。

INTC の方がすこし早かったですね。
 
さあこの願ってもないチャンスにBRCMにエントリーしてみましたけど、さて、どうなりますか。
 
おっ!、青いバーが見えてきました。

これはいけるかも。
 

 

- 02/1/10(木) 0:39 -

今日は、寄り付きから一時横ばいだったものの終始強い動きでした。
 
大きくここ1ヶ月の高値を抜いてGapUPの銘柄も見られたのでBRCMやAMATに狙い決めました。
 
BRCM 10:10 51.64 Buy -> 10:26 52.15 Sell
 
エントリー理由:

1)11/27の高値近くまでGapUp

2)でかすぎるGapUpだが、Gap-Playの形のエントリー

3)MSFTも70ドルの抵抗線をやっと抜けて$COMPXくんも羽根が生えたように上昇開始。
 
4)BRCM 1minも小さいサポートを作りながら上昇中

5)ロスカットは、51.40ぐらいですね。
 

脱出理由:

5)3minろうそくがほぼ同じ値段の高値をつけて下がってきたので、ここで脱出。ほぼ教科書どうりのポイント。
 
エントリー直後、すぐに赤いろうそく足だったが、サポートが見えたので保持。相場の動きもあきらかにアップトレンドだったので、終始わかりやすい動きでした。
 

今回も今日で2月の(米国株)ペーパートレードセミナーの募集は、定員となり、締め切らせていただいた。

またこのメソッドは、日本株をトレードされる方にも非常に好評で、「ロスを出さなくなった」、「儲かるようになってきた」などといった嬉しいメールが増え、最近は1年間頑張ってよかったとつくづく思う。

これも、ボランティアをしていただいている受講者の方や、スタッフの皆さん、もちろんこのWEBを見に来ていただいている皆さんのおかげと、感謝している。

そこで、日本でのセミナー開催一周年を記念して、いくつかのセミナーを開催予定。

第一弾は日本株トレード特別セミナー。

テクニカル分析を使った日本株のセミナーを、3月16日(土曜)17日(日曜)の2日間にわたって開催の予定。

破格値です。

もちろん安い方へね。(笑)

そして、翌週の23日(土曜)・24日(日曜)には、皆さんお待ちかねのE mini のセミナーをこれも破格値で開催予定。

もちろん両方受けられる方には、お得なディスカウント価格を設定。

準備ができ次第、募集の告知をしますので、いましばらくお待ちください。


 

0212 Tues.

ライブマーケットWATCH顛末記

巷では昨日まで3連休。

だが、こちらでは3DAYセミナー。

最終日の昨夜は、7時から10時まで最後のセミナーとして予定通り終了。

その後、皆さんへワインをサービス、私もちょっとだけ味見。

酩酊してはまずいので・・(笑)

ワインのテーブルへ集まっているので、席はもぬけの殻(笑)

 

11時15分くらいからまず、神風ギャッププレイの手順を説明。

下の写真は神風候補銘柄を選択するための画面。

一度に20銘柄をスキャンできるので、2回ですべての候補をしらみつぶしに見ることができる。

11時30分からは、実際のマーケットでまず神風ギャッププレイ。

圧倒的に、ギャップアップ銘柄が多かったため、ロングプレイでの神風プレイ銘柄が出るかもしれないと、大急ぎでスキャン。

口頭で説明しながらなので、少しペースは落ちるが、それでも何とか間に合った。

だが始めてご覧になった受講生の方は、想像されていたより、ソフトを操作するテンポが早買ったと思うので、よくわからなかったかもしれない。
 

まずはこの銘柄を9ドル40で買い。

安い。(笑)

その間に、違う画面を読み込んで、30分ギャッププレイ候補を探す。
 


VRTS がまさに、エントリーポイントだったので、ショート!

あやうく、乗り遅れるところだった。フー・・

このショートの後で、神風をプレイした FNSR を買い戻し。

1000株換算で約250ドル弱の利益。(手数料込み)

VRTS をショートしている間も、FNSR はチラチラと見ながら、そして説明をしながらだから、かなり忙しい。

おまけにちょっと、ワインも入っているしね。(笑)
 

ちょっと空白の時間があったため、大き目のギャップのヤフーを、「まあいいか」とショート。

そうしているうちに VRTS がごきげんに下がってきた。

だけどどうやら下落が止まりそうな気配だったので、脱出のポイントを見ていなければならない。

なわけでヤフーにかまっている時間はない。

ということで、泣く泣く買戻し。

その後下がったが、まあこの日はサービスプレイで、ギャップの大きい銘柄へエントリーするとどうなるかを見てもらうためだったので、エントリーしたが、本来エントリーはしてはいけませんぞ。(笑)

カットロスで200ドルの損。

これで神風での利益がチャラ。

これは VRTS を、なんとかしないとなあ・・とつい真剣になる。

VRTS が止まって、反転しかかったので、こちらも脱出。

慌てて計算したので、200ドルくらいと勘違いしてしまった。

皆さんの前で200ドルくらいかなと言ったけれど、今日冷静に記録を調べると・・1000株換算で約600ドルあった。

何だかちょっと得した気分。(笑)

 

次は、この15分チャートを使って銘柄をスキャン。

インテルがよさそうなので・・


 

 

ショートしてから、ライブWATCHは皆さんの電車の時間があるので、お開きになったけれど、カバーの位置はグリーンのマークあたり。

 

そして、さらに同じタイミングで、AMATをロング。

かなり大きいギャップアップ。

下に200MA(赤いライン)があるからこれがサポートになって強いだろうというのが理由だ。

 

さらにはこのように、デイリーチャートでも、200MAの上にあるから、オーバーナイトもOKだろうという、2つの理由でエントリー。


 

これは厳密にいうと30分ギャッププレイではないが、一応30分待ってからエントリー。

ちょっと上がりすぎたけど、まいいか。(笑)

 

これも途中で、セミナーがお開きのため、オーバーナイト。

さて明日どうなるか?

かなり忙しかったけれど、一応神風ギャッププレイと、30分ギャッププレイのエントリーと脱出の様子を実際に見てもらえたので、このトレードがどういうものかが、かなり具体的にわかっていただけたのではないかと思う。

 

3月の基礎セミナー(3DAY)スケジュール

決定です。

こちらへアップしました。

3月09日() 午前10時-午後4時

3月10日() 午前10時-午後4時

3月11日() 午後07時-午後10時

特別プログラム付
3月11日(月) 午後11時30分 - 午前12時
米国株式市場ライブWatch

 

0210 Sun.

ローソク足の色

日本株でおなじみのパックスネット(PANXET)のチャートに新しい機能が追加された。

このようにメニューから、Asia と Western という選択ができるようになった。
 

Asia では下降の陰線が青だ。


 

Western を選択すると下降の陰線が赤で表示される。

米国株のダイレクトアクセス用ソフト、Real Tick に近い配色だ。

これで、頭の中がパニックにならなくてすむ。

Hi - PAX にも近いうちに、この機能が付加されるようだ。



0209 Sat.

金融行政の迷走

日本でも米国と同じように、空売り対策としてアップティックルールを採用することになったようだが、それと同時に日本政府は空売り規制を強化するという。

理由は、企業の株価下落に歯止めをかけるためだという。

何故、銀行を筆頭とした企業の株価が下がるのだろうか?

2兆円もの税金を投入しても、見当違いのことをやれば、ますます事態が悪くなるだけだ。

何故株価が下がるのか。

不良債権で、経営が実質的に破綻しているところへ税金をつぎ込むという行為自体を、諸外国の投資家は異常だと判断しているからだろう。

その仕組みを理解し、株価が下がらないような信頼を投資家から取り戻そうという姿勢を見せない限り、空売りは続く 。

倒産やリストラで、職がなくなった人たちを救済するために、資金を投入するなどの対策をした方が理にかなっている はずだ。

政府はどの企業に対してもフェアに対処すべきで、雪印乳業問題での受皿になる企業の選定についても、政府は「外国企業は避け、日本の企業の方が好ましい」などというような余計な介入はやめ た方がいい。

金融行政はいつになったら、正しい方向へ動くのだろうか?

 

 

0207 Thurs.

「めちゃくちゃ冷静」の結末

hatchさん、***です。

こんにちは。

先日はCOOLを見てびっくり。

再受講の内容がそのまんま掲載されている。

そう言えば、hatchさんは忙しかったのか返事をくれないなぁ...なんて、思ってた矢先にWEB上でご回答。嬉しいったらありゃしないです。

でも、COOLに久しぶりに載るのならもっとこましな文章にすればよかったとちみっと反省しています。

さてさて、今日は嬉しいお知らせです。

な、なんと昨日はtradeをはじめてから初経験の5連勝。

(5連敗は嫌と言う程ありますが...)

KLACは開始5分のLOW切りでShortEntry。1pGet。

見事なプレイです。

下の日足チャートを見ると、赤い上値抵抗線があります。

ですから、いきなりショートでもOKという判断だったのでしょう。

 

SYMCは30分LowでEntry。1pGet。

30分待って、それまでの安値を抜いたらショートというプレイ。

お見事!
 

GNSSは少し手間を取りましたが、30分LowでEntry。

手数料分だけはGet。

AFFXは一昨日からのSwingのShortCoverで3pをGet。

4本の移動平均線を切ったのでショート。

基本に忠実なプレイです。

 

最後は一昨日下げまくったOVERをGap&サプライズで大衆の狼狽買戻しに便乗して30分HighのLONGで0.5pだけGet。

午前中で終了でした。

自分でもなんでこんなに上手くいったのか良く判りません。

KLACなんてLong候補にスクリーニングしていたにも関わらずレジスタンスで反転と見るや無意識の内にBestBitをクリック。

めちゃくちゃ冷静でした。

今の方が興奮しているくらいです。

昨日は後から振り返れば、どちらかと言えば難しいMarketだったと思います。

11時頃までは弱かったMarketがそこからは強くなり、また下げるジグザグデイ。

こんな日は上手くいったためしがなかったのですが...どうしたことでしょう?

誰かにこの喜びを伝えたくって、今日は饒舌になってしまいました。

hatchさんはこんなのが毎日だったのかと思うと、気が変になりそうです。

今日からはもう一度気を引き締めてhatchさんとMarketについていこうと思います。

p.s.

これはCoolに載せないで下さいね。

自慢してるみたいで恨まれますから!!!

 

つい嬉しくて、載せてしまいました。すみません。 < おいおい。

ほんと、よかった。

ポイントは、「めちゃくちゃ冷静でした」というところでしょうか。

この方は最初の頃、うまく行かないときにも、メールで相談をされていましたし、何度もセミナーを受けられたとても熱心な方です。

ここ数日は乱高下気味のマーケットで、ご本人が書かれているように、比較的難しいマーケットだったはず。

上にチャートをいくつか載せましたが、これは書かれている文章からの私の勝手な推測ですので、そこんところはよろしく。

Nice Trade !

 

 

0206 Wed.

計画

馬渕先生、こんばんわ!

 1月3dayセミナー受講生の**(********)です。
今日は、少しばかり、ご相談にのっていただきたいことがあり、メールを贈らせて(気持ち)いただきました。

 私は、セミナー終了後、日本政府と協調し(笑)、連日ドル買い介入をしてきました。結果として、1万4千ドルのドルを手にしましたが、ここらが今の限界です。最低、3万ドルを目標に貯金を続けていこうと思っています。

今の私には、口座を開設する資金もありませんし、実トレードする技術もありません。でも、リアルタイムで変化する市場のスピードに毎日接していたい気持ちが強くなるばかりです。

毎夜、日経CNBCは観ていますが・・・。

そこで、私なりにこれからのスケジュールを考えてみたので、それにたいしてのご意見をいただきたいのです。

 ・3月下旬 Eminiセミナー受講

 ・Emini口座開設

口座開設が現在の私の資金でできるだけでなく、チャートソフトの使用料が安い(ここがポイント。これが高いと貯金できません)これで毎日、生のスピードを体感しながら、勉強と貯金の両立ができる(実トレードはしないつもりです)。

・7月 ペーパートレードセミナー受講

勉強と貯金を続ける

・12月 3dayセミナー・ペーパートレードセミナー連続再受講

ナスダックの実トレード(口座開設)開始

私には、いろいろな銘柄があるナスダックの方がおもしろそうに感じるので、資金が準備できたらこちらで勝負したい。

以上のような計画をたてたのですが、はっちさんからみてどうですか?

お忙しいなか恐縮ですが、ぜひ、ご意見をお願いいたします。


ご本人の承諾を得て、メールを掲載させていただきました。

>日本政府と協調し(笑)、連日ドル買い介入をしてきました。

というユーモアがナイスですね。

まず、E - mini セミナーは3月下旬に予定しています。

23日(土曜)または24日(日曜)あたりになる公算が大です。

正式に決まり次第告知させていただきますが。

最初に E - mini かた手がけるというのは、よい計画だと思います。

ショートサイドもロングサイドと同じように執行できるという点、さらにチャートが読みやすいパターンになりやすいというのが、お勧めの理由だ。

指標そのもののため、ナスダック総合指数を監視したりといったことをする必要もない。

ギャップが大きすぎれば見過ごして、トレードをしないという決定がやりやすいというのも、経験が少ないトレーダーにとっては、アドバンテージになるはず。

通常の株式トレードだと、他の銘柄を無理やり探してトレードをしたあげく、ロスを出すというパターンにはまりやすいからだ。


 

トレードを通じて私が身につけたものを、何か一つあげるとすれば、「ありのままの姿を、ありのままに見る習慣を身につけることができた」ということになるだろうか。

目に映っている、いわゆる現象そのものがありのままどうかはよく考えなければならないけれど、すべてのものは移り変わるということを前提に考えなければならない。

トレードは、まさにその典型的な例だといっていいだろう。

マーケットは一秒ごとに変化しているうえに、全く同じ動きをするということはありえない。

だからエントリーを迷ったり、エントリーしてから苦しんだりすることになる。

ではそこから利益を出すためには、どうすればいいのだろうか?

複雑な動きの中から大きなある一定した動きを見つけ、それがどういうケースで発生するのかということを、検証する必要がある。

そして、そのパターンを見つけたら、自分がどういうときに、どう関わるのかという具体的なルールを決め、そしてそれをどれだけ守る ことができるかが勝負となる。

エントリーの迷いや、エントリーしてからの苦しみを、歓喜や、そこから生まれる心の安らぎに変えるためには、「具体的にどうすればいいのか」をまず決めることだ。

「本当に役立つ智慧」を身につければ、永遠にその恩恵を享受できることになるし、生きること自体を楽しく、そして、意味のあるものへと変えることだってできるはず 。

そのためには、自分の感覚を大事にし、変化を恐れず、勇気を持ってまずアクションを起こすことだ。

保証がないことをやるのだから、自分を信じるしかない。

普段からこうしたことを実行している人は、周りから見ればいとも簡単にアクションを起こしているように見えるだろう。

だが、自分からアクションを起こしたことがない人は、手ごたえと感触がわからないから、どうしても不安になり、悪い結果を想像しがちだ。

ありもしない心配を始め、それがアクションを遅らせることになり、はっきりしていた目的さえもあいまいなものへと変えてしまう。

特に「物」に対して必要以上にこだわる人は、今あるものを失うかもしれないアクションに対して、必要以上に大きな恐怖心を抱くため、ますますアクションを起こすことができなくなる。

計画を立てれば、後はアクションを起こす勇気を持つことだろう。

だが慌ててはいけない。

優先順位を間違えないように、そしてそれが今の自分にとって本当に必要かどうかをよく考えることだ。

そして本当に必要と決めたなら、Do it Now  だ !

 

0205 Tues.

再受講

セミナーを受けたことのない方は、どうして何度もセミナーを受けるのだろうか?

という素朴な疑問をお持ちだろう。


hatchさん、***こと**です。

昨日の様なMarketでは本当にhatchさんの神風や30分GapPlayが炸裂したことでしょうね。

私も昨日は調子が良かったのか、かなりのProfitを得ることが出来ました。

それもShortは勿論ですがLongでも思い通りにChartが動いてくれました。

(錯覚ですね。Chartの動きについていっただけです)

お陰様で月末集計ではここ3ヶ月全てプラスです。

(最初からhatchさんの教えを守ってさえいたらなぁ...)

日に日に、hatchさんセミナーを再受講したいとの思いがつのってきます。

今回、実はダメもとでWEBから申し込みだけはしたのですが、どうやら会社での仕事が丁度セミナー時期にピークとなるようで、断念せざるを得ないようです。

今日にでも銀行振込に行く予定だったのに...残念でなりません。

(ホテルの手配も夜行バスも全てキャンセルしなくては...はぁ)

またのchanceを待つことにします。

いつか必ず再受講しますからね。再会を楽しみにしています。ではまた。


うまくゆくから、もう一度受けたいという方が増えているようだが、実をいうと現在の再受講費(6万円)では、こちとらは赤字。

以前のオフィスのある場所では、何とかギリギリの値段だったのだけれど、今度の所ではそうは行かず、再受講者が増えるようだと値上げをしなければならないかもしない。

だけど順調に結果を出す人が増えてくると、そんなことよりも、嬉しいのが先で、つい値段据え置きのままになってしまっている。

まあ、もともと儲けるためにやっているわけではないので、いいんだけれど、やはり赤字というのはまずいよなあ。

せめてトントンにはしておかないとね。

一応書いておこう。

 

今日のTOKYOマーケットWATCHを見ていただくと、よくわかっていただけると思うが、このメソッドは、日本株でも十分に有効なことは、確認できている。

セミナー期間中、有意義な時間がもて非常に充実した日々でした。

皆さんどうもありがとうございました。
 
さて、昨日、セミナー後、初めて日本株にエントリーし、

30分 GAP PLAY、無事、成功しました。
 
SWING SHORT狙いでエントリーしたものの、利益が出たため、確定させました。(笑)
 
まず、『勝ち癖』をつけたかったためです。
 
6857 アドバンテスト 売り 7170円
              買戻 6980円  (+2.7%)
 
昨日は、かなり『はまった』銘柄があったように思います。
 
『はっち節』の中には印象的だったことが多いですが、 『適切なGAP幅が大事!』というのは、シンプルでいて、このGAP PLAYの真髄のようなものを感じます。
 
また良い報告ができればと思います。
 

ますます、値上げしがしにくくなってきた。(笑)

 


0204 Mon.


どこでもガソリンスタンド

なんだか、最近いただいたメールの紹介ばかりになってしまっている。

何年もWEBを見てメールを下さる方もいれば、先日見つけたばかりだからという方もいらっしゃるし、人さまざま。
 

はっちさん、もとい馬渕さん、おはようございます。

先日、突然メールしてしまったものです。

メールは、事後承諾でも、承諾自体なくても構いませんよ。

私の中で、徹夜明けの突然のメールは、内容的にも問題だったかな?

衝動的で、失敗したか?

だいたい失礼だよな!と思っていたくらいですから。

その後さっそく、「DT」デイ・トレーダーのページをめくりました。

とても楽しく読み進めることが出来ました。

いきなりの英文字、交じりにDow,NASDAQ,All Tech、( ̄〜 ̄;)ウーン?

初心者以前に、やはり無知ですね。

そうか、アメリカでの事なのだなと!

始まりは、そこなのだと思い返し、この道を歩んできたのか、などと感心しつつ読み終わりました。

ローソク足さえ知らない私でも、うーむ、なるほど、と思うところや、本当なのかなー、なんて失礼にも思ったりもしたのですが、これは、魅力のあるものですね。

自由な時間を確保できるとは、考えてもいなかったです。

と同時に、HPのコンテンツを、拝見していて、たまに思う事はお金の吸引力は、怖いなと言う事です。

トレードに対するリスクと、お金、そのものに対するリスクがある。

当然ですけど、投資ということ自体から、縁がなかった自分には、考えさせられました。

一方では、変な感心もしたものです。

シアトル、スターバックス、コスコ、なんだかどれも、聞いたことあるなイチロー、昨日食べたな、うーん、幕張にあったな。

コスコそうか、そうなんだ。本拠地?マイクロソフトもそうなのか、これだけのものを引き寄せるものはなんだろうと、シアトルの町にも、興味を持ってしまいました。

「カズ・ササキ」、「イチロー・スズキ」、「ハジメ・マブチ」私の有名人リストにも、しっかり記憶されましたよ。

内容的には、魚のいるところに投網をぶて、ということですね。

いくら技術があっても、魚の居ない所で、投網をぶっても仕方がない。

市場を選び、銘柄を選び、そして、機会をうかがう、DTは、手段なのだから、より魚の集まる所で、目的を達成しなさいという事ですね。

リスクの軽減とリターンが同時に得られる。

技術的な部分は、やはり、実際に体験するのが一番だし、理解するのも早くて、確実だと思います。

でも、投資ということが、頭の中になかった私には、車を現金で購入できるだけの軍資金がない。(T-T)/ トホホ・・

あらら、ですね。

束縛されすぎ、私自身が塩漬けのようです。

太平洋の真ん中に浮かぶ、クラゲのような気分になってしまいました。

困ったものですけど、どこにたどり着くのでしょうかね。

目標に、無事たどり着ければいいのですが、あせってもしょうがないので、しばらく漂うことになりそうです。

でも、馬渕さんが、自由を求め移動してしまう前に、何とかした方がいいと、と感じているのですが、まずは、働けって事ですね。

セミナーは、好奇心だけで、どういうものか?知りたいよなと、料金に関係なく興味があったのですが、前よりも安く感じるようになりました。

今思えば、投資をする、プロになるという事に気づいていなかったのですが、HPを普通に見れば、簡単にわかる事でした。

好奇心を満たす事だけしか考えていなかったようですね。

実際、投資するのですよね、そういう目で見れば、先人の歩んできた経験にふれられ、リスクも軽減できる。

その後のリターンを考えても、得られるものの方が、大きい。

成功する確率も高まるわけですから、必要な投資と納得できます。

 

「学ぶものに師は現れる」

確かに、そうですね。何事にも、当てはまる言葉です。

私の前にも、現れましたかね、でも学ぶという努力が前提ですね。

本を読み終わった後に、ある言葉を思い出しました。

 

「Make It Happen」

英語は日常接することもなく、そして謙遜でもなく、全然わからない私ですがどこかで誰かに、以前聞いた言葉です。

不思議なことですね、突然思い浮かぶなんて、刺激を充分受けてしまったようです。

その後にHPを見ると「えーご」が載っていたのも、とても不思議です。

 

「Coolに過ごそう」

言葉の持つ意味を、理解しましたよ、楽をすることが好きな私には、結構きつい言葉ですね。

楽しむ部分では、楽しみすぎかな、でも何事も始める事に遅い事はないし、継続することも大切だなと改めて思いました。

自分を振り返るとバランスが非常に悪いようですね。

どうやら十分に、過ごせていないようです。

私は、「グッタリ」するには、まだ早いはずですから、「Coolに過ごそう」を心がけとしても受け止めました。

良い刺激、良い言葉、そして良い人を見つけました。

前向きに一歩一歩、歩いていきます。

ありがとうございました。

 

トレードの世界というのは当然お金が絡んでくるから、周りから見ればより魅力的に見えるだろう。

だが、逆にまたコントロールが難しいのも事実だ。

大人になれば、というより社会人になれば経済的な基盤をしっかりと築くことは、自立のための大前提となる。

だがこのお金と、自分の欲(野望)とのバランスが非常に難しいことは、皆さんよくご存知のはず。

お金というのは車にたとえれば、ガソリンに相当するだろう。

走っているうちにガソリンがなくなれば、どこかで給油しなければならない。

誰も行ったことがないほど遠くへ行こうという野望(欲)を持てば、大きなガソリンタンクが必要になる。

そういう場所には、ガソリンスタンドなんてないのが普通だからね。

貯金の多さというのは、ガソリンタンクの大きさに相当するだろう。

大きなガソリンタンクを持っていた典型的な昔のアメ車は、今の米国ではほとんど見ることができない。

彼らは石油危機で、スタイルを変えた。

なぜ彼らは貯金をしないのか?



いくらガソリンタンクが大きくても、いつかはなくなる。

永遠に走り続けられるワケはない。

毎日の生計費がかからない生活というのは、燃費のいい車のようなもので、大食いの車に比べれば、同じガソリンの量でより遠くへ行くことができる。

大きなタンクを運ぼうとすれば、大きなエンジンが必要になり、ガソリンを喰う。

そして、大きなガソリンタンクは重いわけだから、強力なブレーキも必要いなる。

野望(欲)が暴走しないように、カーブではブレーキをかける必要がある。

だが、よく効くブレーキを装備するには、それなりのコストがかかる。

だから、大きなガソリンタンクとそれを運ぶ大きなエンジンのために資金をつぎ込めば、効きの悪いブレーキで我慢することになる。

ブレーキの効きの悪い車は、長い行程の途中で、突然飛び出してきた動物とぶつかったりして、事故を起こしたりすることにもなりかねない。

 

ダイレクトアクセストレードは、こうした事態を打開できる大きな可能性を持っている。

一度に大きく儲けるのではなく、毎日コンスタントに利益を出すことができれば、自分の行きたい道の途中に無数のガソリンスタンドがあるのと同じことになる。

大きなガソリンタンクへ燃料を補給しようとすれば時間がかかるだろう。

だが、途中に無数のスタンドがあれば、ガソリンは少しだけ積んでいればいい。

ガソリンが減ってくれば、給油すればいいだけだ。

だから車だって軽くできる。

軽快なコーナーリングを手に入れることができる。

軽くフットワークのよい車なら、時代の変化や経済環境の変化という、曲がりくねった突然のコーナーが現われても、ヒラヒラと走り抜けることができるだろう。

大きく重いガソリンタンクを積んだ車は、突然現われるカーブでは、速度を大幅に落とさなければ、曲がりきれないし、ブレーキが利かなければ、コーナーから飛び出して、大きな事故を引き起こすことになる。

ガソリンを大食いするハイパワーな車で、ガンガン飛ばして遠くへ行くというスタイル自体に、あなたはまだ魅力を感じるだろうか?

このような功罪をよく考えずに、大きなガソリンタンクへフルに給油した車でなければ走れないと考え、勝手に先行き不安になっていては、楽しいドライブなんて夢のまた夢だ。

「どこでもドア」はドラえもんの専売特許ではなく、インターネットである程度のレベルまで現実のものとなった。

「どこでもガソリンスタンド」

語呂は悪いけど(笑) 「いい響き」に聞こえるのは気のせいか?

誰でも手に入れられるというワケではないけれど、宝くじを買うのとくらべれば、比べ物にならないほど高い確率で手に入る。

時代は変わるにつれ、いろいろなシステムも変わる。

そして、考えの変革は、運命をも変えることができるのだ。

 

0203 Sun.

北陸にお住まいの方からメールをいただいた。

少しテイストが違うように感じた。

素朴な風合いといえばいいだろうか。

雨の日曜にはよく合うのではなだろうか・・


その日,北陸は雨でした。道路の脇には雪が積もっています。傘を持って,かみさんと一緒に駅へ向かいました。特急と新幹線を乗り継いで約5時間で東京につきました。早くなったものだと思いました。

3day
セミナーの前日です。東京は雪もなく晴れていました。いいなと思いました。夕飯はスパイスの効いたインドカレーを食べました。頭に活が入りました。翌日に備えて早く寝ました。

翌朝は近くのドトールコーヒーでクラシックバニララテを飲みました。かみさんのお奨めです。少し目が覚めました。

セミナー会場へ向かいました。インターネットのみの申し込みだったので,ちょっと不安でした。詐欺だったら,年に一度の休みは東京観光だなと思いました。

セミナー会場へ行きました。きれいで背が高く,スタイルのいいお姉さんが出迎えてくれました。早起きは三文の得だなと思いました。

会場にはすでに同じ志を持った方々がたくさんいました。やる気が違うなと思って,わくわくしました。大学の講義ではこうはいきません。

hatch
さんが,現れました。かっこいいなと思いました。思っていたより若々しくびっくりしました。講義の話し方,進め方はプロだなと思いました。イントラデイトレードのメソッドが中心でした。経験に裏付けされた自信がにじみ出ていました。

時折ジョークを交えながらで,リラックスできました。お昼休みが来ました。会場には音楽が心地よく流れています。スピーカーは確かJBLだったと思います。ビートルズのメドレーが流れていました。

午後には鎌田さんの講義がありました。スイングトレードが中心の講義でした。昨日,ロスから来られたとのことです。背が高くて,かっこいい人だなと思いました。

その日の夜は,hatchさんをはじめとするスタッフの方々,セミナーを受講された方々で食事に行きました。大きな円いテーブルについて中華料理を食べました。おいしかったです。

いろんな経歴,職種,年齢,所在地の方々がおられました。アメリカからこられた方もいました。自分の知っている世界はまだまだ狭いなと思いました。楽しい話が聞けました。

人の話を集中して聞いたのは久しぶりです。

2
日目のセミナーが終わった後,ホテルでかみさんと話しました。僕が楽しそうに話しているのを見て,かみさんは笑っていました。かみさんは今日いったお店の事,食べたものを話しました。

シュークリームのおみやげも買ってきてくれました。おいしかったです。3日目のセミナーは夜からだったので,昼間はかみさんと一緒にお台場へ行きました。異国の人の大道芸が見れました。来た甲斐があったと思いました。千円札を1枚,帽子の中へ入れてきました。ただ見の方もたくさんおられたようです。

最終日のセミナーは心理面の講義が中心でした。大変参考になります。
損をしてから学ぶのは授業料が高すぎるから,ここで学んでいって下さいというhatchさんの愛が感じられたように思いました。

セミナー終了後,ワインを飲みました。しゃれた企画だなと思いました。
おいしかったです。

そのまま,アメリカ市場のライブトレードを見ました。hatchさんが,リアルタイムで動くチャートやレベル2ウインドウから,ものすごい早さで銘柄を選択していきます。マウスを操る右手は残像しか見えませんでした。

興奮しました。自分でもやってみたいと思いました。あっという間に3day セミナーが終わってしましました。

この3日間で,一つの可能性を知り,僕のやりたいことが一つ増えました。
少しずつチャレンジしていこうと思います。

Hatch
さん,kamadaさん,sawaさん,スタッフの方々,どうもありがとうございました。

ちょっと普通の感想文と違っていると思います。たまにはいいかなと思って書いてみました。

セミナーを一緒に受講された方々とは,なんだか同じ釜の飯を食った仲のような気がしました。

今後も宜しく御願いします。いつかハワイで同窓会をしましょうね。
 

 

0202 Sat.

情報公開と売買手口

今日のAsahi.com にこういうタイトルのニュースが掲載されていた。

東証、売買手口情報の個人向け公表断念 大手証券反発

時間の経過でリンク先が切れるかもしれないため、大まかな内容をご紹介。

東京証券取引所は、株式売買手口情報を、現在、証券会社だけに提供しているが、これを個人投資家に公表しようとしたという。

だが、大手証券などの猛反発にあったことを2日に公表。

東証側の公開案に対して、大手証券は、「国際的にも非公開というのが一般的だし、公開すべきではない」という見解を発表。

さらには現在提供している証券会社への情報提供も打ち切るべきだと反論したという。

中小証券も現状維持を求めているため、見送りになったという。

売買手口情報というのは、上場株式の全銘柄が対象として、どの証券会社がどの銘柄をどれだけ売買したかという情報のことで、現在は東証と証券会社を結ぶ端末画面にリアルタイムで表示されているが、証券会社以外には提供されていない。

東証は、この「売買手口情報」を個人へも公開しようと先月10日、証券会社側に提案したという。

理由として、個人投資家から「証券会社に限定するのは不公平だ」と批判されていることや、インターネット上に根拠のない情報が書き込まれ、不公正取引が横行することを防ぐ効果も期待できることをあげている。

では、大手証券会社側の言い分を聞いてみると・・

現状では情報が証券会社から外部に漏れ、相場のかく乱要因になっていることもある。

ニューヨークはじめ海外の主要証券取引所のほとんどがこの種の情報を公開していない。

そのため「この際、完全に非公開にすべきだ」というのが彼らの主張のようだ。

一方、中小証券は、手口情報をもとに、顧客に売買を勧めている関係からか、東証の考え方と、大手証券が求める「完全非公開」にはいずれも反対しているという。

結局、東証案に賛成したのは「投資判断の支えになる情報は多いほどいい」とするネット取引に力を入れている少数の証券会社だけだったという。

昨年11月に株式会社としてスタートを切った東証は、公平で透明な証券市場づくりのため、個人投資家の声をできる限り市場の運営に生かそうという姿勢を打ち出したが、株主である証券業界の思惑の違いというか抵抗勢力?に、足元をすくわれたようだ。

市場関係者の間では「これでは、健全な証券市場の発展は望めない」との不満がくすぶっているという。

 

さて皆さんはどうお考えだろうか?

私の行っているダイレクトアクセストレードで利益を出すという点から考えると、こうした情報は必要ないと思う。

確かに米国でもこうした情報は公開していないが、それでも利益を出すことはできる。

というより、むしろそうした雑音のような情報は、ない方がいい。

日本では中小の証券会社や、投資顧問と呼ばれるところが、こうした情報を投資家へ提供しているが、だが、それで果たして確実に利益が出るものなのだろうか?

 

たとえばA証券が、B株を大量に買っている、または買い注文を出しているという情報がわかったとしよう。

このB株をいつどの時点で、いくらでまとめて売とうとしているという情報がわかれば、その前に売って儲けることができるかもしれない。

だが、実際には、そのうちの何株を「いついくらで売るのか」ということは、事前にわかるわけはない。

当然だろう。

カードゲームの最中に、相手に手の内を見せるようなバカなことをするはずがないからね。

売り注文を出した直後か、または売られた後でなければわからない。

だから、現実の運用を考えると、特定の証券会社がかなり大量に特定の銘柄を買っているから、しばらくは、株価は下がらないだろう、という程度の推測しかできないだろう。

だがこれだって、突然売られたら、株価は大きく下がるわけだ。

売られる直前や、売られて下がってしまってから、こうした情報がわかったとして、多分、屁のツッパリにもならないだろう。

 

下品な表現で申し訳ないが、とにかく、こんなことをするよりも、すぐにでも実行可能なことがあるはずだ。

以前から再三にわたって書いているが、マーケット開催中の昼休みの中断をやめる。

昼休みに何の意味があるのだろうか?

そうしてストップ安、ストップ高というような、余計なお節介はやめて、市場に任せるべきだ。

また、こういうアプローチだってあるはずだ。

現在東証はリアルタイムの株価情報について一ヶ月約200万円という、高い値づけをしている。

米国では、2,000ドル(約27万円)前後で提供されている。

2000ドルなら、私だってリアルタイムの株価情報のチャートを、自前でWEB上へ提供することができる値段だ。

株価に関する情報を、どう使えば個人投資家にとって有益になるのか?

どうすれば株式市場が活性化するのかという点を、実際のトレーダーの立場になって考えれば、もう少し違った提案ができるのではないだろうか?


1月の基礎(3DAY)トレードセミナーレポート

写真と文章が多いため、少し重くなってしまいました。

こちらからどうぞ。

 

0201 Fri.

2月のペーパートレードセミナー募集開始

多くのお問い合わせをいただき、ありがとうございます。

遅くなりましたが、こちらで募集を開始しました。

ちょうど、前回のペーパートレードセミナーを受講された方の、感想をいただきました。

とてもよくまとまっていますので、受講を検討されている方には、参考になると思います。

I さん、ありがとうございました。

 


遅くなりましたが、ペーパートレードの感想です。

セミナー中に簡単な日記をつけていたのですが、箇条書きだったのでそれを新たに再構成してみました。

8日間を振り返ってみると自分の迷いや成長の過程がよくわかります。

以下がそのセミナー日記です。


【初日〜3日目】

1日目は、ツールの操作で精一杯。

2日目は、チャートを追いかけるので必死。

3日目も何をやっているのかさっぱりわからない状態でした。

挫折感も感じ始め、「この方法でのトレードは自分には向いていないのではないか」などと疑心暗鬼に陥りました。

気があせるばかりで、馬渕先生の解説もよく耳に入らず、冷静に自分を見つめることができませんでした。

チャートを1日中監視するという慣れない作業のせいで全身がだるく、3日目の夜には、ひどい頭痛がして、熱が出てしまいました。

 

疲労も激しく、

・電車を乗り過ごす

・ズボンのファスナーを閉め忘れる(セミナー会場まで全開)など、軽い痴呆が出はじめました。

想像以上のストレスに脳みそがパニックになったせいでしょう。

途中で「脱走しよう」とも考えました。

とりあえず、Real Tick の操作でつまづかなかったことだけが唯一の救いでした。

 


 

【4日目】

4日目になって、トレードにまったく集中していない自分に気が付きました。

何か余計なことばかり考えていたようです。

そこで、自分の中にある具体的な問題をピックアップしてみました。

 

・銘柄のスクリーニングができない

・適性なギャップがわからない

・ピンポイントでエントリーができない

・トレンドが読めない

・カットロスポイントが判らない

・タイムフレームの使い分けができない

冷静になることで、初めて自分の問題点に気が付くことができました。

最初から落ち着いていれば、こんなに悩むこともなかったはずです。

 

結局、この日もトレードはうまく行きませんでしたが、自分の問題に気が付くことができただけでもかなりの成果だと思います。

セミナー会場に行く前からトレードについてあれこれ悩むより、まずはズボンのファスナーが閉まっているか確認する方が先決です

「家を出る前にファスナーを確認しよう」

 


Zoom

【5日目】

(今日もファスナーは大丈夫。)

5日目になると、3DAYセミナーで習ったような理想的なパターンは、そうそう出るものではない事がわかってきました。

 

・神風が出ない

・ギャップが大きい

・MostActiveにセットアップにはまる銘柄が少ない

 

逆に言えば、マーケットは良い日ばかりではないということでしょうか。

Gapper's Eyeに掲載されるような綺麗なチャートの方が珍しいのかもしれません。(単に自分が見つけられないだけかもしれないですが)

今回は、ギャッププレーにハマった銘柄があまり無かったので、嫌でも午後からの抵抗線プレーをしなくてはいけませんでした。

それがかえって功を奏したようで、チャート恐怖症はすぐに克服できました。

 

・トレンドラインをしっかり引けるようになった

・カットロスが素早く出来るようになった

・サイドウェイからのブレークアウトのタイミングがわかるようになった

5日間もチャートを見ていると、昼からの動きは非常に不安定で、エントリーがとても難しいということがわかりました。

また、動きがあったとしても値幅が小さく、いつでも反対サイドに動いてしまう危険性があることもわかりました。

午後からのプレーは、リスクが大きく、無理矢理エントリーする必要はないように感じました。

それでもギャッププレーを逃した時に、次のチャンスを狙えるパターンはなんとなくわかったような気がします。

これは翌日に検証してみる予定です。

 


Zoom

 

【6日目】

6日目になると、流石に余裕が出てきたので、調子に乗って4銘柄を同時に売買するようになりました。

今日は、昨日気がついた午後のパターンを解析してみました。

・開始直後、急激に上昇し、大きな山を一つ作った後にプルバック。

メジャーレジスタンスで反転し、ダブルトップを形成したらショートのチャンス

・開始直後、急激に上昇し、長いサイドウェイに入った銘柄は午後からチャンス

後で確認したところ、教範に解説付きで全て載っていたことを思い出しました。

いわゆる「午後のGO」や「飲み込みベア」でした。

自分で体験したからこそ理解できたとも言えるのですが、教範だけしか読んでいなかったら気が付かなかったと思います。

ですが、午後のプレーは1日中チャートに貼りついていなくてはならず、ブレークアウトしなかった時には、本当にがっくりきてしまいます。

時間のことを考えるとギャッププレーだけに絞るのが一番賢いやり方かもしれません。

そこで、なぜギャッププレーが優れているのかを、自分なりにまとめてみました。

・エントリーの方向がわかり易い

・エントリ−のタイミングであせらなくてもよい

・条件が整うと非常に高確率で発動

・短時間でゲインが大きい

・脱出のタイミングもわかりやすい

こう考えると、ギャッププレーだけでも充分にいけそうです。

午後からのプレーはストレスが多く、自分には向いていないと思いました。

ですが今回は、ギャッププレーのパターンがあまりも少ないデータなので、「抵抗線プレー」の銘柄を探してみました。

昨日考えた「飲み込み」の待ち伏せパターンを見つけたところ、調子にのって「飲み込みベア」を3連発で取ることができました。

馬渕先生は、「同じ銘柄で3回もエントリーしてはいけない」と忠告してくれました。(正確には「柳の下にどじょうは3匹もいない」)

先生の言われたように、コンソリデーションが収束するに従って反転も早くなり、後半の方ではあまりゲインが取れませんでした。

また、どちらにブレークするか判らないというヒヤヒヤ感もあり、リスクの割りにはあまりおいしくないプレーでした。

やっぱり先生の忠告は聞くべきですね。


 

 

【7日目】

ここで、あることに気が付きました。

トレードを理解するうえでのプロセスとパターンです。

1.自分でトレードをしてみる

2.失敗する

3.馬渕先生がポイントだけを話される

4.それを元に実際に検証する

5.自分なりの解答が見つかる

6.馬渕先生が模範解答を示す(自分の答えと一致していることを確認)

以下、繰り返し

馬渕先生は、最初から核心をお話してはくれません。

ですが、自分の中で答えが見えてきた頃合に、なぜかピンポイントで解答を示してくれます。

まるで心の中を見透かされているようでした。

(すべては、「お釈迦様の掌の上」ということでしょうか?)

トレーダーの心理を熟知されている、馬渕先生だからこそ出来る教育方法だと思いました。

 

7日目も調子に乗って、4銘柄を同時に監視していたところ、執行のタイミングが遅れて大失敗してしまいました。

 

・余所見をしている間に、カットロスに失敗する

・執行に手間取っているうちに、エントリーポイントを外す

・追っかけ買いで、すぐにカットロスに引っ掛かる

・執行を間違える

 

5日目に馬渕先生が「慣れてきたころにうまくいかなくなる」と言っていたのを思い出しました。

ここでも全て見抜かれていたようです。

トレードは失敗でしたが、異なるタイムフレームの使い分けができるようになりました。

あとは、1分足での長いローソク足に騙されなければ完璧です。

今日は陰線のヒゲに2回も騙されてしまいました。

1分チャートに頼りすぎるというのも問題がありそうです。

ファスナーを閉める前にベルトを閉めると、そのままファスナーのことは忘れてしまうようです。

1.ホックをとめる

2.ファスナーを閉める

3.ベルトを締める

この順番が狂うとファスナー全開で新宿を歩き回るはめにおちいるようです。

なにごともプロセスが大切。

 

 

【最終日】

技術的な問題点がクリアできるようになると、もう一つの問題が気になり始めました。

それは自分の中の「雑音」です。

「前日の高値までは上がるだろう」

「移動平均線までは大丈夫」

「これは一時的なプルバックだ」

「1000ドルは堅いな」

「指標では買われ過ぎなんだから…」

「今のカットロスは無かったことにしよう」

「ファスナーは閉まっているだろうか…」(これは、うそ)

 

こういった「雑音」をどれだけ無視できるかが、トレードを成功させるための秘訣ではないかと考えました。

今までの失敗は全てこの「雑音」が原因だったように思えます。

「雑音」はルールを破ることに口実を与えようとする自分自信の声です。

 

 

7日間の失敗を踏まえたうえで、以下のことに気を付けながら、「30分ギャッププレー」に挑戦してみました。
 

・メソッドに忠実に売買する

・機械的にカットロスをする

・「雑音」を無視する

・監視は最大2銘柄まで(執行は1銘柄)

・適性なサイズのギャップアップ(ダウン)銘柄を探す

・デイリーチャートで、どちらサイドへのエントリーが可能か確認する

・ギャップを抜いて、10時までの高値を抜いたら迷わずエントリー

・エントリーのタイミングは、タイムフレームを使い分けて監視する

・自分の居るステージを把握する

・カットロスポイントはどこに設定しているか絶えず把握しておく

・ヒゲに騙されない。実体のローソク足がでるまで待つ

・3分チャートのローソク足の内容を、1分チャートで確認する

・脱出はあくまで同じタイムフレームで行う

・トレンドラインの確認

・サポートの確認

・ローソク足3本分で、半分利益を確定

・トレンドの反転を見極めて脱出
 

これらのすべてを実行したトレードの成果はどうだったでしょうか?

ギャップを抜けた後、その日の午前中の最高値いっぱいまでゲインを取ることができました。

「正しいトレードをすれば、それに見合うだけの報酬が支払われる」

少し悟りが開けたような。

(最初の3日間は何だったんだろう?)

馬渕先生、8日間ありがとうございました。

 

Home / Index of Cool


2002 0201-

 

ブラウザを<更新><リロード>して最新の情報をご覧ください