2007 0315-


0331 Sat.

米国マーケットでは、ナスダック総合指数が下記のように、横ばいのゾーン(黄色い色のゾーン)で推移している。

 

特にスイングトレードはかなり難しい地合いだといっていいだろう。

21日から30日までのギャッパーズアイを見ても、あまりいい成績とは言えないのは、この横ばいゾーンで推移しているからだ。

だからといって、イントラデイのデイトレードが、簡単だというわけではない。

 

下記は果敢にデイトレードにチャレンジされているフリットさんの記録だ。


【134】ブレイク掴めず フリット0607 - 07/3/29(木) 1:18 -

今日も同時エントリーとカットロスの訓練です

がしかし事前チェックでギャップアップ銘柄が少なく日足、週足もイマイチ

オープニングでいきなりのエントリーは控えることに

1分経ってからのエントリーですが、どれもほとんど上昇してくれず

すぐにカットロス!今日も出だしは好調(カットロスの話です)

今日はかなりの数をエントリーしてしまいましたが、ほとんどがカットロス

全て0.1P以下で抑えたのでOKなのですがブレイクしてくれる銘柄が

ほとんどなく、ブレイクしてもすぐに垂れるのでほとんど利益にはならず(TT)

こういう日は細かく刻むのだろうと今感じてますが

始まってから瞬時に気がつかないとダメですね

はっち先生はセミナー中やネットエイドで細かく刻むのかどうかを

瞬時に判断しておられた、もっと経験を積まなきゃいかんですね


私が「COOLに過ごそう」に紹介されていてビックリですが

私はまだまだダメ・トレーダー^^;

2銘柄の同時エントリーしかできなかったですが

今日の収穫はカットロスが全て薄くできたこと!

今週はまだ利益がないですがエントリーの恐怖心とカットロスできる自信

というものが徐々に備わってきているような気がします^^;

明日こそ上昇の波に乗るぞ!


【135】今日も難しいマーケット フリット0607 - 07/3/30(金) 0:27 -

今日は先物がギャップアップ

週足と日足がロングサイドのISRG FSLR MICCをオープニングで選択

最初から陰線になっているものは入らず様子見で始値を超えた時点でエントリー

今日のオープニングはカットロスが薄くできずに惨敗

FSLRはそのあと上昇していた、悔しい(TT)

もっと早くカットロスするためには・・・

「上がらなかったらすぐに出る!」くらいのことをやらなければ間に合わない

これもセミナーでハッチ先生がおっしゃっていたことだ


最近はオープニングでギュイーンと上がる銘柄を見ていないような気がする

地合いが悪いのではなく銘柄選択の目が養われていないのが原因だろう

まだまだ課題は山積みです

オープニング以外では薄くカットロスができていて、それに関しては○

今日も利益が出てませんが手数料含まずで、ちょい負けくらいで終了
 

さらに、こういうメールをいただいた。


いつもお世話になっております、フリットこと**です。
「COOLに過ごそう」に掲載していただきありがとうございます^^
はっち先生に背中を押してもらえた気がして、とても嬉しく思っております。
おかげさまで少しだけ自信もつきまして、カットロスは躊躇なく出来てきているのですが今週のマーケットで、あまりブレイクを捉えられず、カットロスばかりになってしまってます(練習するにはもってこいなのですが^^;)

先週のセミナーの時も難しいマーケットだと感じていましたが、今週はさらに難しいような気がしています。

はっち先生から見て今週のマーケットはどんな感じでしょうか?

都合がつけばでいいのですがNetAid・LiveAidの開催をお願いできないでしょうか?

わがまま言って申し訳ございません。

昨日(29日)は500株でトレードして手数料抜きにしてとんとんでした。

カットロスの練習練習と張り切ってトレード数が多いのも現在の課題です^^;

長々と失礼いたしました 。
 

というリクエストをいただきましたので、来週の月曜日から金曜日まで、夜のナスダックマーケットで、ネットエイドを開催します。



トレードは、トレンドのはっきりしているところで、スイングで確実に獲るというのが基本だ。

そしてそれができるようになったら、よりタイムフレームの短い、デイトレードへ移行するというプロセスが、最も安全な方法だといっていいだろう。

これには様々なトレーニング方法がある。

下記はトレードを始めた頃の実トレードの記録だが、1000株単位で、一銘柄を追いかけて終日トレードをしていることが伺える。

5万ドルの資金だからイントラデイだと200ドルまでの銘柄なら1000株単位でトレードをすることができる。


時付けの後のマークはショートエントリー。

右端は保有時間。

この日は1150ドルのプラス


465ドルのプラス。


325ドルのマイナス。


さっとこういう具合だったが、このレベルでできるようになると、デイトレードだけで月に1万ドルは稼ぐことができる。

これを怖がるようでは、こうしたトレードはできない。

何故同じ銘柄を続けてトレードをしていたかというと、現在のようにブレイクスキャンやスイングスキャンなどというものはなかったため、あらかじめ週足と日足のいいものを選択して、それを追いかけるという方が現実的だったからだ。

一ヶ月のロスの限度はカミさんとの約束で1万ドルだったから、逆に言えば一日500ドルを20日間連続して負けなければOKだということになる。

資金は5万ドルだったから、その20%は授業料としてロスをしてもいいと考えていたのだ。

もし500ドル勝てれば、一ヶ月で1万ドル。

 

手数料は往復で50ドルだったが、利益を出すことができるようになれば、50ドルは全く気にならなくなる。

大きなトレンドをきちんと掴むことができれば、往復手数料の50ドルか10ドルかという違いは、全く気にならなくなる。

逆に手数料が気になりだしたら、それは注意信号なのだ。

物を買う場合は、その商品の値段は変わらない前提だから、いわゆる手数料や送料は安い方がいいわけだ。

だがトレードでは違ったアプローチが可能なのだということを忘れてはならない。

ゲインを増やすことができれば、相対的に手数料は安くなる。

十分なゲインを取れなければ、相対的に手数料を高く感じるようになるだろう。

筋でいえばゲインを増やすことができるようになってから、手数料の安いところを探しても遅くないわけだ。

だが、実際にそうなってみると、手数料が安いところを探すよりも自分のスキルを上げるために頭を使った方がいいことに、気がつくだろう。

 

セミナーを受講された方はよくおわかりだと思うが、受講者の方へ提供されているソフトは、下記のジョン・ジェッサム氏の証券会社から提供していただいているため、受講者の方には、この証券会社を紹介している。

ジョン・ジェッサム氏とは10年来のトレード仲間で、信頼のおける人物だ。

さらに、日本語のサポートもしっかりしているから安心して紹介できるのだが、もちろん契約されるかどうかについて、私は強制しているわけではない。

私はジョン・ジェッサム氏から紹介料やキックバックを貰っているわけではないし、使ってみたうえで、各人が自由に決めればいいことだと思うからだ。

受講者の方に提供している掲示板での利用ガイドラインには、HPの宣伝やアダルト、商用利用と判断した場合は、予告なく削除する場合がある、と明示している。

だが、何故か以前にステップアップクラブの運営をお願いしていた某人物が、明らな証券会社への宣伝と思われるサイトへの誘導をされたのだ。

あらかじめ電話で理由を説明し、削除をお願いしたにもかかわらず、そのまま放置されてしまったためやむなく削除をしたというわけだ。

このように利用ガイドラインに抵触していると電話で説明したにもかかわらず、あたかも理由なしで削除したかのような書き込みが新たに加えられ、しかもリンク先では、このいきさつについて話した内容と違う記述が書き加えられる始末。

よく調べてみると、彼は手数用の安い証券会社の日本での営業担当として、当社のスタッフを引き抜こうとしたこともあり、彼の方こそがその証券会社と様々な点から利害関係があるように思えるのだが、とにかく残念なことだ。

ちょうど鎌田氏の「US MARKET WATCH weekly: Mar 31, 07 米国証券業界、変遷の足跡」で関連したテーマが取り上げられので、ご紹介しておこう。

 

米国証券業界変遷の足跡

オンライントレードが当たり前なり、証券会社が、よりいっそう身近になった。90年代のブルマーケットでも、たしかにオンライントレードをすることができたが、不安定な56Kモデムを使っている人が多かったから、注文の途中に接続が切れてしまう、といったトラブルが起きたものだ。

そこで今日は、NWTファイナンシャルグループ <http://www.nwt-jp.com/> のジョン・ジェッサム氏(チーフ・オペレーティング・オフィサー)に、米国証券業界について語っていただいた。さっそく、話を聞いてみよう。(Jはジェッサム氏、Kは筆者

K: アメリカの個人投資者たちは、一般にどんな証券会社を使っているのですか?

J: 大きく分けると、アメリカには三種類の証券会社があります。現在のように、オンライントレードが普及する前は、「フルサービス」と呼ばれる一種類の証券会社しかありませんでした。ようすに、昔流の証券会社です。電話でのやり取りが中心になり、投資者は営業マンの推薦銘柄を売買するわけです。

ほとんどの場合、営業マンが口にする銘柄は、会社のアナリストたちによって選ばれた銘柄です。フルサービスの証券会社に共通して言えることは、手数料が高いことです。1%から3%ほど取られますから、1度の取引で手数料が600ドルになることもあります。もちろん、情報が確かであれば、投資者たちは喜んで手数料を払います。(注:最高でも手数料は5%を超えることはない。)

オンライントレードの普及に伴って、次々と誕生したのが「ディスカウント・ブローカー」と呼ばれる、手数料の安い証券会社です。先駆けになったのはチャールズ・シュワブです。今では割高に聞こえますが、39ドルの手数料は、当時としては破格な値段でした。

その次に現れたのが「ディープ・ディスカウント・ブローカー」です。これは、ディスカウント・ブローカーよりも更に手数料が安い証券会社です。会社によってマチマチですが、1回の手数料は5ドルから20ドルが一般的です。

手数料以外に、フルサービスの証券会社と、ディスカウント・ブローカーの大きな違いは、銘柄のアドバイスが有るか無いかです。ですから、ディスカウント・ブローカーを利用すると、銘柄選択から情報収集まで投資者が自分で全てする必要があります。

もう一つは、「アセット・マネージメント」を専門にする会社です。これは、投資者が資金をアドバイザーに任せて運用してもらう方法です。売買する度に手数料を請求されることはありませんが、定期的に2%ほどの運用料金を取られます。

K: 最近ジェッサムさんは、新しい証券会社をスタートされましたが、どのタイプの証券会社ですか?

J: 以前は、デイトレードや短期トレードをする人たちを対象にして、ディスカウント・ブローカーをやっていました。NWTファイナンシャルは、引き続きディスカウント・ブローカー業務も行っていますが、フルサービス部門、そしてアセット・マネージメント部門も設けました。ですから、お客様のニーズに合わせて、適切な投資アドバイスができるようになりました。

K: しかし、ジェッサムさんのような会社は、他にも色々ありますよね。わざわざ日本から口座を開設する意味はあるのですか?

J: もっともな質問です。私は大阪に住んでいたことがあります。ですから日本には愛着があり、日本からの皆様により良いサービスを提供しようと思いました。決して大きな会社ではありませんが、日本人スタッフを揃えて、きめ細かいカスタマーサービスを心がけています。今年に入ってからは、日本語のマーケットニュースレターも開始しました。

K:頻繁にトレードする人なら、やはり手数料が一番安い会社の方が得ですよね?

J: トレーダーにとって、たしかに手数料は重要な問題ですが、だからと言って一番安い所を選ぶのが必ずしも正しいことではありません。考えてみてください。皆さんはレストランに行ったら、メニューの中で一番安いものだけを注文するでしょうか?

当社の場合、株の手数料は7ドル99セントから19ドル99セントです。各トレーダーの売買回数によって、手数料は決定されます。しかし、当社の大きな違いは素早いカスタマーサービスです。実際にこんなことがありました。知人の使っている、あるディスカウント・ブローカーのソフトウェアに不具合が生じて、完全に売買ができなくなってしまいました。とうぜん電話したのですが、他のトレーダーたちからの電話も殺到して、なかなか担当者と話すことができません。解決したときには、株価は2ポイントほど逆方向に動いた後でしたから、口座には2000ドルの穴が開きました。当社なら、電話がつながらない、などといったことは起きません。ですからスタッフが、迅速に問題に対処することができます。

K: 今度フルサービス部門や、アセット・マネージメント部門をスタートされたようですが、ディスカウント・ブローカー部門だけを利用しているお客さんにも、株に関するアドバイスが貰えるのでしょうか?

J: もちろんです。他社のディスカウント・ブローカーは、株に関するアドバイスは一切しませんが、当社は違います。スタッフが毎日マーケットの動きを監視していますから、お客様の相談をいつでも受けることができます。とうぜん将来の株価を100%正確に予測するのは無理ですが、タイムリーな情報を提供することができます。

K: ジェッサムさんが、トレーダーに何かアドバイスするとしたら、先ずどんなアドバイスをしますか?

J: 焦らず、ゆっくりとトレードを習得してください。トレーダーとして成長するには、とにかく時間がかかります。熱心な態度は良いのですが、新人トレーダーに共通していることは、売買をあまりにも頻繁にし過ぎます。いきなりデイトレードに飛び込むのではなく、最初は2、3日間株を保有するスイングトレードから始めた方が良いと思います。こうして、ゆっくりと進んでいけば手数料も少なくてすみます。それと、素早い適切な損切りも学んでください。

さて、もし皆さんがトレードではなく、長期投資に興味があるなら、ミューチュアルファンドを利用することを勧めます。これも、ゆっくりと焦らずにコツコツとやって行くことが鍵です。マーケットが上がる時も、そして下がる時もミューチュアルファンドに投資し続けることで、結果的には皆さんも驚くほどの成果を上げることができます。

K: 株やミューチュアルファンド以外には、どんな金融商品を扱っているのですか?

J: 国債、先物、為替、コマーシャルペーパー(CP)、定期預金、とにかく何でもそろっています。

K: 最後に何か一言ありますか?

J: 6月に日本の皆さんのためにセミナーを予定しています。既に、シアトル・マリナーズ球場の特別室を手配し、対ボストン・レッドソックス観戦も計画しています。2日間のセミナーですが、私の自宅でバーベキュー・パーティーもするので、皆さんと楽しい時間を過ごそうと思います。

K: ボストン・レッドソックスですか?それは是非観たいですね!私も行きたいなあ。

J: 残念ながら、球場の特別室には20人までしか入ることができません(笑)。さて、今日こうして、皆さんに米国証券事情を説明することができ、とても嬉しく思います。証券会社は、株のデイトレードだけではありません。そこは、皆さんの財産を築き上げる場所です。当社は、フルサービスのディスカウント・ブローカーとして、これからもますますきめ細かいサービスを心がけていくつもりです。

kamada@daytradenet.com

デイトレードネットからのお知らせ: 当メールマガジンを日頃ご愛読いただきありがとうございます。2005年8月創刊以来500号余りを配信してまいりましたが、2007年3月末をもって一旦休刊させていただくことになりました。近日中に発行形態をあらため、リニューアルを予定しておりますのでご期待ください。

ここまでのお付き合い、有難うございました。皆様のご健康をお祈りします。

鎌田
 

みなさん、よい週末をお過ごしください。
 

 

 

 

0330 Fri.

昨夜の米国マーケット、ナスダック総合指数はギャップアップで開始。横ばいゾーンなので、スイング銘柄は条件を厳しく絞ること と、複数でエントリーをすることで、リスクを下げるのがいいだろう。オープニングは、ほとんどの銘柄がいきなりリバーサルで下げ始める。 いろいろ工夫してもイマイチだった・・^^

3本の陰線が続くという展開となったが、さて今夜は下げ止まるか?

詳細はこちらからどうぞ。

 

 

不動産と年金制度

先日の日記の続編をというリクエストをたくさんいただいたのですが、今日は基本的なことについて。

株式にしろ不動産にしろ今後の見通しなどの、専門家による意見に対しては「ポジション・トーク」に気をつける必要があります。

「ポジション・トーク」というのは、自分に都合が良い方向へ話を進めることです。

例えば政治家であれば株や不動産が下がるとは言えないでしょうし、不動産会社の経営者なら、これからはマンションの値段が下がる、などということは利害を考えると、そうした言葉を口にすることはできないのが普通です。

これはどんなことにでもいえるのですが、その人の立場によって、コメントには必ずバイアスがかかっていると考えておくことです。

 

不動産の価格が決まる仕組みというのは、とても単純です。

基本は「需要と供給のバランス」によって決まるのです。

私が住んでいる銀座のそばである、丸の内や汐留などの地域は、再開発や都市基盤整備によって確かに価格は上昇しています。

ですがこのように、新しいビルが建ったり、古いビルが新しくなったり、地下鉄の新しい駅ができたり、などという理由で地価が上がったのは、バランスとしての需要が増えたからではないのです。

ブランドメーカーが宣伝のために、特別なコストを支払ったために、土地という商品の品質が上昇したことが原因による価格の上昇は、バランスとしての需要が増えたこととは別に考える必要があります。

ですから、こうした要因での値上がりは、今後の継続的な上昇にはつながらないのです。

新築高層マンション、大型ビルの大量建設という供給増加はあくまでも大都市の一分エリアでの動きです。

日本全土で広がる人口の減少、団塊世代の大量退職による需要の減少という大きな流れとその影響力の大きさにはとても太刀打ちできないのです。

こうしたバランスを考えると、地価が特定の商業地域で反発することはあっても、住宅地の下落のトレンドには変化がないと考えるべきでしょう。



さらに、今後年金制度の破綻が決定的になってくれば、こうした動きは加速度をつけてさらに大きく、そして早くなってきます。

年金が貰えなくなると、労働による収入の道がない高齢者は、現金を確保するために、資産を売らなければならなくなります。

つまり中古住宅の供給はどんどん増え、そうした過剰供給状態は、市場価格をさらに引き下げる働きをするのです。

人口は2006年にピークを迎え、それ以後は日本の人口は減少します。

生産人口のピークというのは総人口のピークの10年前にやってくるため、すでに何年も前から、雇用されていない高齢者や年金受給者は増えています。

つまり中古住宅市場は、すでにいまの時点で潜在的な供給過剰になっているのです。


年金制度はどうなるかを考えるうえで、2004年の前半を賑わした「年金制度改革法案」は大きなターニングポイントとなりました。

年金制度はすでに事実上崩壊してしまっていることが、バレてしまったのです。

このように年金制度は崩壊過程にあり、本当に崩壊してしまうと、雇用所得のない高齢者層は、不動産を取り崩して換金するしか道はなくなります。

今、金を受け取っている人の支給額の内訳を見ると、彼らが過去に積み立てた分というのはごくわずかな割合で、ほとんどは彼らの子供の世代が積み立てた年金保険料から支払われているのです。

それなのに、今の年金受給者たちは子供をあまりつくらなかったうえに、彼らのこどもは、もっと子供を作らなくなっているのです。

2000兆円を支払ってくれる子供や孫が生まれないなら、そのツケは彼らにも戻ってきます。

それどころか、今の若者は結婚もせず彼らに寄生し、パラサイトシングルという流行語まで生み出しているのです。

今の20代の若者は、将来自分たちが払う年金のごくわずかしかもらえないことがわかっていますから、年金保険料の未納割合はどんどん増えているのです。

 

年金制度の基本は「賦課方式」といって、基本的な仕組みは国ぐるみの「マルチ商法」といえばわかりやすいでしょう。

今まで破綻せずに順調に維持されてきたのは、人口が増加し続け、経済が成長し、国の信用があったからで、支払いをする子会員が増え続ける限りねずみ講は破綻しないのと同じことです。

ところが政府与党の年金改革案では、こうした基本的なところの変化に対応した策は全くないうえに、現在支払っている若者の年金保険料を引き上げるとしか言わないのです。

なぜ税金による年金制度への変更を考えないのでしょうか?

その理由は簡単で、税金方式にすると今までのように厚生労働省の年金官僚たちが年金を「ネコババ」できなくなるからです。

たとえば2003年の厚生年金の予算32兆7450億円のうち27兆1085億円が年金給付に使われ、10兆2985億円が国民年金に回されました。

そして2160億円が年金官僚たちによって「つまみ食い」されているのです。

代表的なものは下の通りです。

悪名高きグリーンピア等への天下り施設への投資60億円
株式投資などで不良債権化している年金特殊法人の事業費が540億円
家賃はほとんどタダの公務員宿舎や保険庁事務所建替費などが37億円
年金徴収事務費や保険庁職員給料退職金扱費が1532億円

本来は年金の支払いで我々受給者へ回されるべき年金保険料が行政の経費に使われているのです。

税金で負担すべきものなのにです。

一方で、国家公務員の共済年金は一切そういうものには使われず、彼らの年金支給として100%使われているのです。

公務員以外の民間サラリーマンの年金だけがネコババされているというわけです。

この流れを断ち切るような、奇跡でも起きない限り、年金制度崩壊の足音はひたひたと、着実に忍び寄っているのです。

こうした点を考えると、すでにローンを抱えて住宅を買ってしまった人は、年金制度が崩壊する前に住宅は売り抜けるしか、リスクを減らす方法はない といえそうです。

続く・・

 

 

 

0329 Thurs.

自動化のワナ

将棋の世界では、コンピュータプログラムと、プロの対局が話題を呼ぶような段階になってきているようです。

というか、プログラムが強くなってきたのでしょうね。


 

こちらでは、渡辺竜王対ボナンザの感想を、対局された渡辺さんご自身のブログへ書かれていますが、コンピュータはあらゆる手を考えるので、プロの常識とは違った手を打つので、局面によってはかなり善戦することができるようです。

ボナンザ(Bonanza)は現在最強のコンピュータの将棋ソフトなのですが、フリーソフトなので、こちらからダウンロードして使うことができます。

私はルールを知っている程度で、ほとんど知らないといっていいレベルですから、使ったことはありません。

駒が裏返ると特性が変わるとか、取った駒が使えるというのは、プログラミングをするうえではルールが複雑になるため、チェスのようにはなかなか強くなれないのでしょうね。

ボナンザと今までの将棋ソフトとの違いは、駒の強さの比較だけではなく、守りの堅さなども過去の棋譜から判断材料に入れているという点だそうです。

陣形というパターンも駒の評価点としてデータベースで持っているため、そのパターンを崩せば相手の点数が下がり、駒は損でも持ち点の比較では、勝てるという判断ができるということも起こるというわけです。

10秒将棋におけるボナンザは奨励会二段半の実力があり、それなりのPCで動くボナンザに何番も棒で勝てるのは、強い三段クラス以上ということのようですから、かなり強いといっていいでしょうね。

 

こうしたトーナメントでは、プロと対決する前には、当然プログラム同士で戦い、予選を勝ち抜く必要があるのですが、今回は4強といわれるプログラムが優勝候補だったそうです。

ですが意外にも、ボナンザは本命というわけではなかったようです。

ちょっと調べてみたところ、MYCOM(毎日コミュニケーションズ)は将棋プログラムの4強のうち、2つを商品化して市販しています。

「激指5」と「東大将棋8」という2つのソフトがそうなのですが、今回この2つソフトがボナンザの優勝に絡んでいたというのです。

下馬評では「東大将棋8」が最も安定して強かったため、使っている思考エンジンに多少の改良を加えてそのまま参加していれば、勝つことができただろうと言われていました。

ですが新作のプログラムとしたために、そのバグ解消ができずにシード権があるのにもかかわらず不参加だったというのです。

これはボナンザに大変有利に働いたようです。

 


そして「激指」は「激指5」にあったプログラムの終盤の致命的な欠陥を修正しないまま参加し、それがそのままボナンザとの直接対決の勝敗に影響してしまったらしいのです。

私はプログラミングの素人だからよく分かりませんが、おそらくこれは詰みチェックルーティンのどこかにある、致命的なプログラムミスによるバグなのでしょうね。

この二つがなかったら、おそらくボナンザの優勝はなかったと言われています。

実のところ「激指5」のこのバグは、「激指4」の段階から存在したと言われています。

ただ、これまでは運良くそのバグが、本番で出なかったから好成績だったのだけれど、運悪く?それが本番で出てしまい、その相手があいにくボナンザだったというわけです。

 



この顛末ですが、将棋に詳しい人がこのソフトを使い「バグがあるのでは?」と、2006年12月頃に、MYCOMのサポートへ連絡をしたらしいのです。

ですがサポートからの返信は一切なしで、サポートページにこんな一文が掲載されたそうです。

Q 他のソフトと対戦させると変な手を指すような気がするのですが?

A 激指に限らず最近の将棋ソフトのほとんどは、相手の手番で考えるという機能を持っています。そのため、1台のコンピュータで2つのソフトを同時に使用すると、CPUの奪い合いが起き、場合によっては片方のソフトがほとんど考えることができなくなってしまいます。したがって、2つの将棋ソフトを対戦させる場合、必ず両方のソフトの「相手の手番で考える」機能をオフにして対戦させて下さい。

変な手を指すのは、一つのPCで二つのソフトを起動して対戦させるのが悪い、と言うわけです。

プログラムのバグについて書いて送っているのに、それが理解できないMYCOMサポートスタッフは、多分「激指」開発スタッフへ情報をフィードバックしていなかったのでしょう。

12月に申し入れがあったわけですから、選手権までの4ヶ月の間にバグの修正はできたはずだというのです。

激指開発チームのサイトとメールアドレスも分かっていたので、直訴しようとしたらしいのですが、客相手にこんな舐めたサポートをするようなところと、契約しているプログラマーたちにも責任があるだろうと、直訴はやめたというのです。

結局は今回の選手権で、そのバグがボナンザ戦に出て逆転負けを喰らい、常勝「激指」は、5位でシード落ちてしまったというわけです。

当然「激指5」以降の商品売上に影響してくるはずです。

これを自業自得というのでしょうね。

 

トレードの世界でも、アマチュアのトレーダーたちは、自動売買システムを使えば自動でどんどん儲かるだろうと考えるわけです。

ですがトレードでは毎日マーケットが違うため、プログラミングの方法によっては、思わぬロジックの落とし穴に気がつかず、ある日突然大損をするということが起こったりします。

私も「はっち3号」という比較的単純なロジックの自動銘柄選択システムを、ほぼ一年間走らせ、毎日検証をしていますが、最初は出来るだけ単純なロジックの方がいいようです。

ボナンザの設計も、とてもシンプルなのだそうです。

コンピュータ将棋というのは「読み」と「局面判断」と「読みの深さ」というのが三大要素だそうで、先の局面でなるべく自分が有利になるような手を、しらみつぶしにどれだけ効率的に探せるかが性能になるわけです。

この3つの要素のうち「読み」と「読みの深さ」の性能はハードウェアの性能が上がれば自動的に上がるでしょうが「局面判断」はハードが頑張っても性能が上がらない部分でしょう。

ボナンザの資料によると、局面判断を序盤から終盤までは同じ基準で、序盤は定石に基づき、盤面の評価をシンプルに「自分の駒の数」「駒の連携」「駒の利き」を数値化して判断。

そして序盤から終盤までは、この「点数表」を変更することなく、人間の対局六万局を参考にして、1万以上の観点からおこなっているそうです。

たとえば「歩と金の点数を足したらおおよそ角の点数」とか「銀の斜め後ろに金がいるのはいい」などということも自動的に人間の棋譜から学ぶというわけです。

ボナンザの差し手は人間のようだと評されることが多いらしいのですが、それはこのあたりの事情に由来しているのかもしれません。





ですが、ボナンザにできないこと、というのが存在します。

例えば人間なら「相手が美濃っぽいから船囲いにしようか」などと「戦略」を立てるのですが、ボナンザはそもそも「相手が美濃っぽい」ということを認識することができません。

また「船囲いを作っている」という自覚もないわけです。

比盤面へ無秩序に置かれたかのような駒と認識し「勘」と「読みの速さ」を武器にして駒を動かしているだけといえばいいでしょうか。

こうして考えると、ボナンザは「理解・認識」という部分を放棄しているため、ある意味でとてもコンピュータらしいソフトだといえるでしょう。

トレードのソフトもこうした点は同じで、株価がどんどん上がってゆくと、最後は反転して下がり始めます。

人間だと、そろそろ危ないなあとか、指数が悪いから気をつけようとか、いわゆる、マーケットの雰囲気を読むわけです。

ですが「はっち3号」はまだロジックとしてそうしたことを判定することができないのです。

そのため「あーあ、そこで入っちゃだめだよなあ・・」というところで、エントリーしてやられるわけです。(笑)

ですから、プログラム担当のT氏とはよく「空気が読めないヤツだから仕方ないなあ・・」と顔を見合わせて苦笑いすることになるのですけどね。


 

じゃあ、そういうロジックを組み込めよ、ということになるのですが、基本設計の部分を途中で中途半端にいじると、バグ出しがいつまで経っても終わらないことになるため、一年間は我慢をしているワケです。

一度テストで走らせたら、少なくとも一年間は基本のロジック部分は変更しないという方針で、バグ出しをしているのです。

最初は「はっち1号」で、そして次は2号というように続き、先日ほぼ使える4号が完成したばかり。

また、実際のマーケットで検証を続ける理由として、たとえ過去5年間くらのバックテストでうまく動いたとしても、そうしたデータはすでに訂正されているものを使っているため、実際のマーケットでは違う動きをすることがあるからです。

データエラーというのは、必ず起こりますから、余り短いタイムフレームで自動トレードをさせると、データエラーが原因で思わぬ動作をすることにもなります。

ですから、長期間安定した成績を残すには、ストレスなくできるトレード方法を採用するとか、それを使う人間にストレスがあまり掛からないタイムフレームでトレードをするなどといった、基本部分の設計がとても重要になります。

ですからそうしたプログラムを設計する人は、ある程度トレードの実績があったほうがいいわけです。

そして、それを使って実験的に実際のマーケットでトレードをする人はトレードの実績はもちろんのこと、バグらしき動作があった場合、それを見抜ける能力に加え、プログラマーへきちんとフィードバックできる能力も必要になるのです。

つまり使えるレベルの信頼性を持ったものを作るには、ある程度の時間と、それなりのコストがかかることになります。

トレードソフトの中には、自動売買プログラムを沢山集め、安い手数料をエサに商売をしているところもありますが、玉石混合ですから、本当に使えるものかどうかを見極めるには、やはりある一定以上のトレードの実力と経験が必要になります。

どの世界でも、コツコツと基本的なところを積み上げる努力が、最後はものを言う、というわけです。

 

 

 

0328 Wed.

昨夜の米国マーケット、ナスダック総合指数がギャップ ダウン。上にあるレジスタンスがかなり邪魔しているようだ。というわけで、スイングでのロングサイドはイマイチ、闇市、ノミの市。

イントラデイは3銘柄とも意外と素直に上昇。

ブレイクスキャンとスイングスキャンを使ったダブルスキャンシステム



上はプロトタイプの「週足はどうなのよ?」フィルター実装スイングスキャン。


 

テスト中のプロトタイプ「週足はどうなのよ?フィルター」実装スイングスキャンと、ブレイクスキャンプロの組み合わせによるダブルスキャンシステムが炸裂。



詳細はこちらからどうぞ。

テスト中のプロトタイプ「週足はどうなのよ?フィルター」実装スイングスキャンは使い心地などの検証のため、次回セミナーから参加者の方へ 1週間無料貸出することに。乞うご期待!


フィードバック

以前の日記のどこかで書いたことですが、「咀嚼」(そしゃく)の重要性について。

トレードというのは別の言い方をすると「株式投資」ということになるのですが、ほとんどの人は、あたかもギャンブルのようにイチかバチか、という取り組みをする と、大きな損をすることがあります。

大事なことは、失敗したときに何故失敗したのかの原因を自分なりに、きちんと整理しておくことです。

ですが、ほとんどの人は、損をしたことであきらめてしまい、その理由を探ることをせずに、放置したままにしている人がほとんど。

どんなことでもそうだと思いますが、自分が取り組んだことに関して、うまくゆかなかったことに対して、原因を究明をはっきりさせるという「姿勢」は、一生を過ごす上で もとても大事なことなのです。

 

うまくゆかなかった原因を探り、その対策ができたなら、次はその対策をした方法をシミュレーションで何度も繰り返して、それが計画通りに実行できるかどうかを繰り返すというプロセスが必要になります。

トレードの世界では、こうした取り組みを行う場合、デイ・トレードは、大きなアドバンテージがあります。

何故かというと、まず取引できる回数が多い、つまり場数をたくさん踏めるからです。

トレーニングでは、1日20トレードから50トレードくらい、つまり40回から100回の買いまたは売りの判断をするのですが、どうしてそういう結果になったのかを、20回から50回考えるという訓練ができるのです。

50回だと20日つまり、1ヶ月で1000回の実行と反省ができるのです。

実際のトレードでも、少なくとも1日に2回から5回の売買はしますから、3回として1ヶ月60回は何故こうなったのかということを、お金のやり取りを通して真剣に考えざるを得なくなるのです。

1年だと720回です。

普通のトレードだと、どうでしょう。




あなたは今までに、何回くらいこういう判断とフィードバックをされたでしょうか?

こういうフィードバックは、その原因をできるだけ客観的にきちんと把握することが大事なのです。

独りよがりになって、運が悪かった、地合いが悪かったでは、負け犬の遠吠えと同じことです。

何ヶ月も、何年も前に買った銘柄をどういう理由で、どういうマーケットの状態で、判断したのかということは、何かに書いていなければ、忘れてしまうはずです。

たとえ覚えていたとしても、曖昧になるのは仕方のないことです。

セミナーでは、受講者用掲示板へ自分のトレードがどうだったのかを、一目瞭然で知ることができるチャートを掲載し6ヶ月続けることができれば成功するということを何度も話しています。

大事な点は「一目瞭然で分かるかどうか?」という点です。

掲示板などへ書き込まれたものというのは、言い換えれば自分の頭の中が反映されたものなのです。

ですから成績のいい人が貼り込んでいる書き込みというのは、エントリーと脱出の位置がとてもわかりやすいチャートが必ずついています。

わかりやすい解説があれば、よりいいでしょうが、どちらかだけアップするのなら、チャートです。

百聞は一見にしかず。

文字で書いてある数字を追って、自分のチャートでそれを確認する人などというのはいないと思った方がいいでしょう。

セミナーでも、繰り返していますが、見た瞬間にその人のそのトレードがどうだったかが瞬時に分かるチャートを貼り付けることです。

どうせ貼り付けるのなら、分かりやすいものを!

これが鉄則です。

 

デイ・トレードだと、買ったときのことは長くても2時間ほど前のことですから、鮮明に覚えているはずです。

短ければ5分です。

そして、反対売買したあとで、専用の掲示板へ書き込むなりの方法で、ディスカッションをすることができます。

そこで自分の判断の反省や、良かった点などについての意見が、客観的かどうかの、チェックをすることができます。

うまくいった理由はタイミングなのか、それとも他の要因だろうか・・などと決断した原因が何かを明確にできれば、それだけ次回のトレードで利益を出す確率を、上げることが可能になります。

このフィードバックが不充分で、ただ単に同じことの繰り返しになってしまうようなら、デイ・トレードであれポジショントレードであれ、利益を出すことは不可能です。

最後はカンに頼るしかなくなるのです。

そして後で、自分に対しての言い訳を考えることになり、自分の判断力について自信を失い、自らを混乱させることになります。




原因がハッキリしない、または自分で納得が出来ないと、その結果にこだわり、迷うことになるのです。

損をしたときほど、正しいフィードバックが重要なのです。

その時のトレードした銘柄と、指数のチャートを見ながら読んでも、思い出すのは1ヶ月前が限度です。

ですからデイトレードを始めた最初の1年は、自分の記録とコンピュータのログを照会するついでに、マーケットの状況や、その原因を記録し続けました。

こうしたシミュレーションができる仕事というのは、よく考えると非常に少ないのです。

レストランで営業を始める前に、シミュレーションで営業をやってみる、なんてことは不可能ですね。

ですから、トレードフロアでトレードをしていた、プロを目指して成功した人は、この「シミュレーションが可能である」という利点を生かすため、真剣に取り組んでいました。
 

 

こうして回数を重ね、だんだんと確実に利益を出せるようになってくると、不思議なことに、分析しなくても、アタマでまたカラダが、そのときの状況を含めた大事なポイントは、覚えているようになります。

損失に対しても、断固とした決断ができるため、ロスを受け入れることができるのです。

つまり薄いカットロスが出来るようになるのです。

こうしてつかんだ、ロスを減らすことによって手に入れた自分なりの勝ちパターンは、一生の財産です。

ボケ老人にでもならない限り、死ぬまで使えるのです。

ですから確実に利益を出しているデイ・トレーダーは、ずば抜けた判断力を身につけています。

つまりこうして身につけたよい習慣は、普段のあなたの生活にも、確実によい影響を与えることになり、生活の「品質レベル」が向上してゆくのです。

自分が全力を挙げて取り組むだけの価値があるものは、それほど多くはないのが現実です。

こんな簡単なことで、うまくゆくようになる仕事は他にあるでしょうか?

毎日コツコツと、チャートをアップして、自分のトレードの軌跡を積み上げることが奇跡を生み出すことへ繋がるのです。

こうした仕事に出会えたのは、とてもラッキーなことなのだと思います。

 

カットロス

26日に書いたCOOLでの薄いカットロスについて、受講者用掲示板で、次のような意見をいただきました。


カットロスについて、書かれていますが、カットロスは薄ければそれでいいのでしょうか?自分は、そうは思いません。

エントリーする場所によって、カットロスポイントは常に違うのが当然と事であり、それを考えてエントリーするのが、本来のトレードではないでしょうか。

エントリーポイントで、カットロスのポイントは違うので、薄く取りたいのなら、薄く取れるポイントでエントリーすれば言い訳です。

実トレでカットロスの練習などしてたら、お金が幾らあっても足りないような気がしますが・・・(笑)

カットロスを少なくするには、エントリーポイントを考えればいいと思います。いろんな意見が有ると思うのであえて投稿します。参考まで・・・

 

ということですので、COOL書いたことについてもう一度確認して、まとめておきます。

ここでのご意見のように、どんな場合にもカットロスが薄ければ薄いほどいいと、いうことではありません。

ご質問で書かれているように、エントリーポイントによってはカットロスのポイントは変わります。

そのタイムフレームでのベストなエントリーポイントというのは極端に言えば、一点しかないわけです。

つまりベストなポイントよりも遅く入ると、そこからその方向へ動く確率は入る遅さに比例して低くなってゆきます。

ですから、ベストなエントリーポイントへは出来るだけ早くエントリーすることが必要になるですが、そこで邪魔をするのが、恐怖心です。

ロスを恐れるために恐怖心が生まれるケースが多いため、薄いカットロスがいつでも取ることができるように、カットロスの練習をしたというわけです。

ご承知のようにのは、エントリーポイントによってカットロスのポイントを変えるのではなく、トレードをするタイムフレームによって変えるのが基本です。

エントリーポイントが遅くなってしまうと、ほとんどのケースでカットロスの幅をより薄くしなければ、ならなくなってしまうのが現実です。

また、その人が受け入れることが出来るカットロスの幅は、資金量によっても変わってきます。

 

デイトレードでは特に、薄いカットロスをどのように練習するのかという点に的を絞る訓練というのは大事です。

「トレーニングでは、そこで何を身につけるのかという、その訓練の目的を忘れてはなりません。 」と書きましたが、COOLで書いた訓練の目的というのは恐怖心をなくし、躊躇なくカットロスができるようにするためのものです。

ですから「ここで大事なことは、勝っても負けても、利益につながらなくてもいいという点を理解しておくことです。」と書いたわけです。

つまりトレードの恐怖による躊躇がなくなると、エントリーも早くなるという相乗効果でトータルでの成績はグンと向上するのです。

 

実トレでカットロスの練習をするといっても、もちろん入った方向と逆に動いた場合だけです。

選択する銘柄が正しければ、ほとんどのケースで、カットロスが必要になることはありません。

ですから逆に言えば、オープニングでの1分足を使ったデイトレードでは、そこで上がらなければ躊躇なく薄いカットロスで脱出すべきなのです。

こうした点を考えると、2006年11月米国株ライブ受講者用掲示板に書かれている、26日のフリットさんのカットロスは見事ですね。

 

 

0327 Tues.

昨夜の米国マーケットはギャップアップオープン。ド頭はリバーサルっぽい動きだったが、早くこのゾーンから抜け出してくれないかなあ・・


 

テスト中のプロトタイプ「週足はどうなのよ?フィルター」実装スイングスキャンはなかなかよい案配。

使い心地などの検証のため、次回セミナーから参加者の方へ無料貸出することにしました。乞うご期待!
 


 

 

 

下は週足チャート

 

 

きっかけ・その5

きっかけを先に読んでからご覧ください。流れがよく分かります

幾ばくかのお金と、苦難を通して結びつきが強くなった家族と友人を除いてすべてを失うなどということは、なかなか経験できないことです。

というよりも、通常はそういう事態になることを避けるのが普通です。

この歳になって、そうしたことに自分が直面すると、誰が想像できたでしょうか。

不思議なことに仕事を失ってみると、仕事を失う前に持つだろうと想像していた「不安」という感覚は意外にありませんでした。

それどころではないという点に加え、目の前に熱中すべきことがあったからでしょうか。

トレードに取り組むと同時に、自分を客観的に見ることができるようにと、ネット上でいわゆる日記を付け始めたのは、1997年にトレードを始めた頃でした。

過去の日記を読み返すと、1998年6月30日には、次のように書いていました。
 

アクセス 980630 Tues.

アクセス数が1万を突破した。昨年の10月以来9ヶ月だから、一日平均約37人がトップページへアクセスされている。

カウンターは公開していないが、主要ページへのアクセス数ではHe's Club がトップページと同じ程度で、「経済情報リンク」へのアクセスも多いようだ。

このサイトはインターネットを道具として使うためのテストケースであり、自分のためのいわゆるポータルサイトで特に宣伝のようなことはをしていないのに、定期的にご覧いただけるというのは、嬉しいものです。

自分では、少なくとも1年間は続けてみようと考えて始めたことなので、とても励みになる。
 

誰でもそうだと思いますが、自分の仕事や出来事を家族や友人と話すときと、書くときとでは、大きく違う点があります。

誰かと話すときというのは、無意識のうちに相手からの反応を見ながら、自分が反応をするというスタイルでコミュニケーションを進めます。

この「進め方」は相手を説得する時であれ、ただ単にたわいのない話をするときであれ同じです。

つまり話の流れによっては、相手の反応によっては、自分が意図した方向と違う方向へ展開するということはよくあることです。

ですが、日記を書く場合は、相手からの反応によって、書いている途中で影響されるということはありません。

これは結果として、とても大きな違いとなります。

ですから、一日の出来事を誰かに「話す」ときと、日記へ「書く」ときとでは、テーマが違うなどということは当たり前に起こります。

もし同じテーマであったとしても、そこでの展開と最後の終わり方は「話す」と「書く」とでは全く違ったものになることの方が多いはずです。

 

「書く」というのは頭の中を整理しながら進める、というスタイルがとても向いている方法です。

話すときというのはエモーショナルな感情の部分が優先され、書くときというのは論理的な冷静さの部分を使います。

人はこうした点をどれくらい意識するのかという程度の違いはあっても、自然にこの二つをうまく使い分けることで、精神的なバランスを取ることができるのです。

自分が予期しない、そして、それまでの考え方では対応できないことにぶつかった時には、そこでどう考え、精神的にどうコントロールすればいいのかという点について、本能的に自分を守るため全力を挙げて考え始めるのです。

これは全く予想だにしなかった点でした。

私はそれまでにいわゆる「日記」を書くという経験は全くありませんでしたし、また書きたいと思ったことはなかったのです。

 

ですが、いま冷静に考えてみると、日記をつけ始めた時期をみると、偶然にも仕事を失った時期と一致するのです。

こういう分析は今だからできることで、当時そうしたことを考えて日記をつけ始めたわけではありませんでした。

そうした冷静さを持てるような状態ではありませんでしたからね。

別のニュアンスでいえば自分の「正気を保ち続けるため」に見られていることを意識して「孤立」することを防ぎたい、と本能的に考えたのかもしれません。

私が何かを文字にして書くというきっかけになった、いわゆるルーツを辿ってみるとどうやら、このあたりがその起源なのではないかと思います。

 

トレードの世界では、自分が下した結果が、まさに鏡へ映すかのように、ストレートに返ってきます。

自分の精神状態を、認めたくないほど赤裸々に突きつけてくるのです。

将来の経済的な基盤を、安心して預けることができるものは何か?

それは人間の組織によってもたらされる、何らかの個人的な意図や裏切りなどという要素が入り込む余地の全くないトレードという世界にあったのです。

「あの出来事」のあとで、すぐにこうした機会に出会えたというのは、偶然というには余りにも出来すぎているような気がしてなりません。

 

とにかくこうして考えを巡らせることができるのも、過去の日記があったからこそ。

昔の日記を読み返してゆくと、文字では表わせなかった、いろいろな想いが蘇ってきます。

組織によって経済的な基盤を、決定的に左右されることを、非常に極端なカタチで身をもって体験したことは、日記だけではなく、その後の考え方など、様々な部分へ色濃く影を落としています。

ですが、そのことに気がつくには、ある程度の時間が必要でした。

日記に記された出来事や取り上げている事柄、さらには文字が羅列されている行間からは、トレードに強く傾倒し、情熱を持つことへと繋がってゆく足跡を辿ることができます。

そしてその足跡は、日記が書かれた時から、時間が経過すればするほど、「あぶり絵」のごとく、鮮明に浮かび上がってくるのです。


 

0326 Mon.

1週間の米国株ライブトレードセミナーが終了したのですが、早速こういう嬉しいメールをいただきました。ありがとうございます。

今週1週間お世話になりました、フリットこと**です。

この難しいマーケットの時期にセミナーに参加でき、とてもいい経験になりました。
3銘柄同時エントリーも最初はなかなかできずでパニックになっていましたが、次第に慣れてきて最終日はどこを見ればいいのかが、なんとなくですがわかってきました。

おかげで薄いカットロスが今日は確実に実行できました。

ヒントになったのは木曜日におっしゃっていた「極端な言い方をすれば、下がってきてくれると喜ぶべきですね。カットロスの練習ができる!ってことですからね」の言葉です。

これですごくスッキリとしまして「カットロスの練習するからどんどん下がりやがれ」 という気持ちになりました、なんだか変ですかね^^;

それで下がらず上がっていけばそれはそれでOKなのですから。

最終日は気持ちよくあがる銘柄があまりなく練習するにはもってこいの日でしたね。

バッサバサとカットロスをしてみました^^;

この日は手数料負けになってしまったのですが、今週のトータルでいえば目標の1.5Pを達成できたのでとても自信につながりました。

これからも習ったことを忘れずに確実に実行できるようにしていこうと思います。

はっち先生、1週間お疲れ様でした、そしてありがとうございました。
 

前回のライブトレードセミナーでもそうなのですが、今回もデイトレードの技術をマスターしたいという方が全員だったため、薄いカットロスをどのように練習するのかという点に的を絞って、セミナーを進めました。

受講者用掲示板へ記録を書かれていますが、このように翌日にでもまとめておくと、後で見直すときにとても役立ちます。

念のために損益のポイントを書き加えさせていただきましたが、100株とか200株レベルでトレードをされているので、手数料負けをしていますが、これは全く問題ありません。

ここで大事なことは、勝っても負けても、利益につながらなくてもいいという点を理解しておくことです。

実トレードでの実際の心理状態を体験するためのコストを計上して、トレードに取り組むというトレーニングなのですから、少ないポジションで始めるのは大事なポイントなのです。

つまり現時点でのトレードの目的は、カットロスをするための練習だということです。

トレーニングでは、そこで何を身につけるのかという、その訓練の目的を忘れてはなりません。

カットロスを薄く取ることが出来れば、エントリーは怖くなくなります。

つまりトレードの恐怖による躊躇がなくなると、エントリーも早くなるという相乗効果でトータルでの成績はグンと向上するのです。

これを一ヶ月も繰り返せば自信が備わります。

そうすれば、あとはポジションのサイズを上げてゆけば、手数料の占める割合は低くなります。

 

【127】ライブトレードセミナー1. フリット0607 - 07/3/20(火) 1:46 -

今日はライブトレードセミナー本番1日目
この難しいマーケットの中でセミナーを受けられたことがとても自分のためになりそうです
さてトレードですが初戦なので勝って弾みをつけたいところです
オープニングはリアルティックの設定ミスでエントリーすると何やら英語のメッセージが出てくるので先生に聞いてみるとどうやらエントリーするたびに確認のメッセージが出るようにする項目のチェックを外していなかったからだそうです^^;
これでESRXのオープニングを逃してしまいガックシ(><)
その後のブレイクを細かくゲットし遅い時間にADBEのブレイクも捕まえて初戦は勝利で終了^^
いいスタートがきれました!

ESRX +0.48 ADBE +0.3 0.78point

Total +0.78point 3Trade

ソフトの設定を間違えなければ ESRX の0.8ポイントあたりは獲れたはずですね。
 

NetAid Total  3.37point (ネットエイドの記録から)

ESRX 0.80 + 0.04  -0.03  AAPL 0.03  QCOM +0.04  AAPL +0.13
FWLT +0.43 ESRX +0.8 CTSH 0.48  ESRX +0.3
CRDN +0.25 AAPL 1.13

 


【128】ライブトレードセミナー2. フリット0607 - 07/3/21(水) 2:07 -

明日が休みなので今日はいつもより遅くまでセミナールームで監視^^
SNDKが下げないでジリジリ上げていた
結果を見ればカットロスしないで持っていれば・・・ってことなんですが
タラレバをいくら言っても仕方ないのでこれくらいに^^;
SNDKはエントリー、カットロスを細かく繰り返してしまい
トータルで手数料負けといったところでしょうか
GILDの利益があってよかった^^

ENER -0.18 GILD +0.31 SNDK -0.05 -0.1

Total   -0.02point 4Trade

SNDK に構い過ぎたのかもしれませんね。動かない銘柄は見限って、どんどん動く銘柄へエントリーをするというのは、デイトレードでは大事なポイントなですからね。


NetAid Total  2.53point  11Trade

GILD +0.7  ESRX +0.04  GRMN -0.1  STLD +0.3  ESRX  -0.05
CROX +0.7  SNDK +0.4  GILD -0.1 SNDK +0.4 SNDK +0.25 SNDK +0.39



【129】ライブトレードセミナー3. フリット0607 - 07/3/22(木) 2:06 -

今日のマーケットはセミナー3日目ですが一番難しかったです
オープニングで3銘柄同時エントリーというものをやってみたものの全て玉砕
AAPL、SNDK、ADBEなんですがうまく上昇せず
脱出も遅れ最悪な結果に(TT)
その後事前チェックで一応監視していたVSEAが先物の下落に負けず
頑張っていたのでエントリー!
これはうまく上がってくれたので今日はなんとか引き分けと言いたいところですが
手数料含めると負けですね^^;

AAPL -0.22 SNDK -0.21 VSEA +0.15 + 0.59

Total +0.31point  4Trade

カットロス幅がもう少し薄ければ、ゲインはもっと上がりましたね。
 

NetAid Total  1.19point 4Trade

SNDK -0.03  AAPL +0.16 VSEA +0.83 SNDK +0.23

 


【130】ライブトレードセミナー4. フリット0607 - 07/3/23(金) 1:33 -

昨日はセミナー中、全然先物が動いてくれずどうしようもなかったのですが
エントリーしてしまったAAPLが日足、週足とも形がいいので思い切ってオーバーナイト!
ここまで上がるとは思ってなかったのですが今朝確認してみたら指数も急騰してました^^何かあったのでしょうか
今日のイントラはオープニングでFSLRにて失敗だらけ
1発目は2分目のローソク足が伸びたところで利益確定したと思っていたら急に陰線になってしまい痛いロス、2発目も失敗(TT)
そして3発目、4発目で利益が出たのですがとにかく自分の思っていたところで利益確定が全くできていなかったというのが今日の反省orz
もっと伸びたところで執行したはずなんですがまだまだ甘いみたいです
スプレッドが大きいというのもあったのでしょうがあきらかにタイミングが悪い、これからの課題がまた一つ見つかりました
ここでのロスはなんとかFMCNで取り返し結果的にプラスに^^
今週のセミナーで一番勝てた日になりました
明日は総仕上げ!有終の美を飾りたいものです

AAPL +1.57 FSLR -0.33 -0.25 + 0.44 +0.21 -0.27

FMCN +1.02 +0.56

Total +2.99point  8Trade

FSLR +0.74  SNDK -0.08  SNDK +0.03
FSLR 1.22 FSLR 1.16 FSLR 1.20 SNDK 0.13

NetAid Total  4.4point  7Trade

 


【131】ライブトレードセミナー5. フリット0607 - 07/3/24(土) 1:24 -

とうとう最終日になってしまいました
毎回そうなんですがこの日はなんだか寂しくなります
今日は事前チェックであまりいいものがなく始まってからもイマイチ動きがよくない
オープニングで3銘柄同時エントリーができず状態だったので
途中で3銘柄同時エントリーを試みました
いろんなものを見ている余裕がないのですが徐々にわかってきた感じです
カットロスを薄くするということも今日はうまくできました
今日だけの結果で言えば手数料負けですが
この難しいマーケットの中、先生のガイドがあるとはいえ
今週1週間のトータルでプラスになったことで少し自信がつきました

FSLR +0.6 SNDK +0.2 -0.12 + 0.18 NTAP −0.08 + 0.1

Total +0.88point 6Trade

1000株だとトータルで4.94point(手数料抜き)

2007-03-23 21:59:58 はっちshadow
今日は陰線でさげる確立が高いのでオープニングのロングサイドはちょっと不利な状態だといえます

と書きましたが、余り動かない日でした。
ポジションが少ないので手数料負けになっていますが、1000株だと8000ドルのゲインですからね。下のネットエイドでのガイドと見比べても遜色のない成績です。大したものです。


NTAP -0.12  SNDK 0.44 SNDK 0.21 NTAP 0.24 FSLR 0.6

NetAid Total  1.37point  5Trade

総合計で12.86ポイント


 

フリットさんの5日間の合計は4.94ポイントで、手数料を40ドルとして計算しても5日間での総合計は1000株でトレードをすれば4000ドルのパフォーマンスとなります。

一ヶ月ベースでは1000株でトレードをすれば1万6千ドルですから、月収190万円コース。

大したものです。

500株でも手数料が全く気にならないレベルの、パフォーマンスだといっていいでしょう。

フリットさんからは、質問メールもいままで沢山いただきましたが、彼ははとにかくとても熱心で、トレードに対する強い情熱をお持ちだということ感じていました。

ライブトレードセミナーへは今回を含め2回連続で受講されましたが、その効果は十分にあったといえる結果をきちんと出されています。

ネットデイでのリアルタイムの書き込みの記録をご覧になるとおわかりだと思いますが、ガイドでは総合計で12.86ポイント、1000株でトレードをすれば5万ドルですから、月収500万円コースとなります。500株でも月収250万円コース。

今回は同時に3銘柄をエントリーをするという前提で、とにかく日足と週足のいいものにエントリーすれば、結果は必ずついてくるものなのだということがよくおわかりになったと思います。

 

今回のセミナー期間中は、ナスダック総合指数が横ばいのゾーンだったので、あまり動かないことを想定していたわけです。

そこでオープニングでよい銘柄がないという場合の対策として、30分ギャッププレイでエントリーできる銘柄と、指数に関係なく一方向にどんどん動く銘柄を探し、それをキャッチするという方法を身につけるというテーマも加えました

通常は銘柄を入れておくマーケットマインダーにはギャップオープンの大きいもの順に並べたものを用意しています。

今回はさらに、チェンジオープンといって、はじまった位置からどれくらい上げているのか、または下げているのかという項目を見ることで、一方的に動き始めている銘柄を探すマーケットマインダーを追加。

これはシンボルとチェンジオープンの2項目だけの幅の狭いマーケットマインダーです。

つまりこれは、オープニングの銘柄を探すためのものではなく チェンジオープンという、どんどん一方向へ動いてゆく銘柄の日足と週足チャートをチェックしておくためのものなのです。

このマーケットマインダーと、ブレイクスキャンがあれば、まず「おいしい銘柄」を見逃すことはありません。

 

そしてもうひとつは、シンボルだけABC順に並べたマーケットマインダーを用意します

目的の銘柄をチャートと執行ウィンドーに表示させるためには、ABC順にならんでないとその銘柄をすぐにクリックで見つけられないからです。

基本的に、3つの執行ウィンドーと、そのとなりにはそれぞれ1分足のチャートをそれぞれセットしています

それ以外に、日足と週足のチャートをひとつずつ表示させるというレイアウトで、臨んだわけです。



フリットさんが、ブレイクアウトされたきっかけになったのは、ご自身でも書かれていますが、次の点のようです。

ヒントになったのは木曜日におっしゃっていた「極端な言い方をすれば、下がってきてくれると喜ぶべきですね。カットロスの練習ができる!ってことですからね」の言葉です。

これですごくスッキリとしまして「カットロスの練習するからどんどん下がりやがれ」 という気持ちになりました、なんだか変ですかね^^;

変でも何でもありませんよ。

これこそが本来あるべき心理状態なのです。

「カットロスの練習をするのだから下がってくれ」と思ってエントリーをすれば、怖くも何ともないはず。

「上がらないと損をする」と思ってエントリーをしようとするから「上がったのを見極めてからエントリーをしよう」という心理状態になるのです。

そしてエントリーが遅くなるわけです。

この「恐怖心を取り去訓練」は非常に大事です。

薄いカットロスが出来ないと悩む方は多いのですが、そう思っているだけではカットロスを薄く取るトレードが出来るようにはなりません。

そうしたいと思うことと、出来るようになることとは、全く別の問題なのです。



20日のネットエイドの記録をご覧ください。

GILD ESRX GRMN と3銘柄に立て続けにエントリーをしていますが、この状態でリアルティックというトレードソフトの position Details のリストを見ると、その時点での各銘柄の損益と総合計で、いくらの損益なのかがリアルタイムで表示されます。

GILD は順調に上昇してゆくため、数字は見る見るうちに上昇しますが、ESRX と GRMN は揉み合ってイマイチ動きがよくありませんでした。

こうした状態になったとき、つまり基本的にその方向へ動かなければ、できるだけロスが少ないうちに脱出するのです。

ですから ESRX と GRMN は即脱出です。

こうしたオープニングでのデイトレードでは、本来スルスルっと上がるはずだという前提でトレードをするのですが、それが上がらなければもうダメなのです。

動かない理由を考えている暇があったら、サッサと脱出することです。

そこで頑張ってはいけないのです。

なのに何故ほとんどの人は頑張ってしまうのでしょうか?

 

一銘柄だけしかエントリーしていなければ、その銘柄を構ってしまうことになります。

下がらないのだから「もう少し我慢をすれば上がるかもしれない」という希望的観測が芽生えるの隙ができるです。

そうなるとその銘柄以外に、もっとよい動きの銘柄を見つけても、横目で見るだけで、見逃すしか手はなくなります。

ですが最初から、3銘柄次々にエントリーをするつもりのポジションを取れるのなら、その中で一つは必ず上る銘柄を掴むことができるのです。

それに3銘柄を同時にホールドをする利点というのは、最初のうちは監視するのがかなり大変ですから、余計なことを考える暇がないという点です。

日足と週足がいいものを選択しているのですから、その方向へ動くと信じて、出来るだけ早くエントリーをするしかないのです。

そのかわりダメなら即出ること。

また上がると思うのなら、ブレイクアウトしてから入ればいいのです。

そこで手数料が勿体ないとか、手数料負けをするから出るのは我慢しようなどと考える人は勝てません。

そこで考えるべき最優先の事柄というのは一体何だったでしょうか?

そうです。

一刻も早く反対売買のボタンをクリックすることなのです。

ポジションがなくなってから、手数料のことを考えたければ、考えても遅くありません。

十分に時間があるときに、死ぬほど考えればいいのですから。(笑)

 

21日のネットエイドの記録を見てください

SNDK はリバーサルで下がり始めたので、2分半後には脱出しています。

 AAPL で余計なちょっかいを出したために、そのあとの VSEA の入りが遅くなっていますが、こういうことをしては本来ダメなのですが、ローソク足のフォーメーションが読めるかどうかを試し、無事 0.16 をゲットしましたが、VSEA のエントリーが遅くなったため、0.4 ポイントを見逃したことになります。

こういう逆張りもどきのことをやっても、利は薄いということが見事に証明されたというわけですけどね。(笑)

22日のネットエイドの記録では FSLR SNDK というように事前に告知したものをエントリをしていますが、SNDK は 0.08 ポイントのカットロス。

ですが、FSLR は 0.74ポイント、次に1.22ポイント、そして3発目は 1.16 ポイントという素晴らし上昇に巻き込まれました。

このように複数銘柄へ同時にエントリーをするというのは、最初は大変かもしれませんが慣れればできるようになります。

強いトレンドのものをどんどん掴んでゆけば、必ず動きのいいものに出会えるのです。

つまりトータルでは、必ず勝てるのです。

今回セミナーへ参加された皆さんは、そのことを身をもって感じられたはずです。

このようにエントリーが怖くない状態になるためには、実際にやってみるしかありません。

そのため、今回のセミナーでは耳にタコができるほど、「早く入り、逆に動けば早く出ろ」ということを徹底し、そのようにガイドをしたのですが、その効果は素晴らいしものでした。

1000本ノックとか素振りと同じです。案ずるよりも産むが易しです。

やってみないと、できるようにはならない、というのはあたり前のこと。

効果的な訓練方法の重要性を、改めて認識することになったというわけです。

 

 

 

0325 Sun.

日本株と米国株の違い

初めてメールさせて頂きます。現在DVDを購入して、勉強中の**と言います。
ひとつ質問があるのですが、馬渕さんの著作等を読みましたが、米国株トレードですとダイレクトにアクセスが可能との事ですが、ホームページを拝見すると日本株トレードのセミナーがありますが、日本株トレードもダイレクトでアクセスが可能なのでしょうか?どうしてこのような質問をするかと言うと、後々は私もデイトレードで生計を立てたいと思っておりますが、米国株トレードですと時間帯が深夜になってしまうと思い,出来れば日中に出来るトレードと思っております。またお互いにメリット、デメリットがあれば教えて頂ければと思います。

日本株の場合はダイレクトアクセスではありません。

ですが実際にトレードをする場合、執行を含めたチャートソフトはここ数年でかなり、性能が向上しているため、ダイレクトアクセスかどうかによって、実際のトレードで問題になるようなことはありません。

日本株と米国株をトレードする際の違いを簡単に説明しておきます。
日本株マーケットと米国株マーケットの特徴を列記すると、以下のようになると思います。

日本株

資金の回転効率が悪い
チャートはどちらかというと汚い
マーケットが板寄方式でマーケットメイクされるためギャップが大きくなる
そのため開始早々の一番おいしい上昇を狙えない
動きが遅いので執行面の判断がラク?
そのかわり執行ソフトが米国株と比べると性能が落ちる
板情報に惑わされやすい
銘柄によって売買できる単位が違うため紛らわしい
アップティックルールがないため、ショートしやすい
夜の自由時間が増える
拘束時間が長い
トラブル時のサポートは実質的にあてにはできない
口座開設が心理的に簡単


米国株

資金の回転効率がよい
チャートは比較的美しい
マーケットがマーケットメイク方式のため、ギャップは大きくなり過ぎない
そのため開始早々の一番おいしい上昇を上昇を狙える
動きが早いので執行面の判断で難しさがある
そのかわり執行ソフトが素晴らしい性能を持っている
レベル2情報の動きが早いため、惑わされることがない
売買できる単位が同じ基準のためわかりやすい
アップティックルールがあるために、ショートしにくい
昼の自由時間が増える
拘束時間が短い
トラブル時のサポートがかなり有効なケースが多い
口座開設は少し手間がかかる・為替リスクが存在する


それぞれの項目についての、優先順位が人によって違うと思いますから、一概にどちらのマーケットがいいということは断定できませんが、資金効率の面から考えると、デイトレードの短期で何回でも売買できるメリットを最大限に享受できるのは、米国マーケットだと思います。それぞれの項目について、簡単に解説を加えておきます。


資金の回転効率

米国株の場合はポジションを解消すると、バイイングパワー(購買力)は朝の時点に戻ります。

日本株で何度もデイトレードをしようとした場合、ポジションを解消してもバイイングパワーは回復しませんから、多くの資金が必要になります。

ですから、米株なら、とりあえず下がりそうなら脱出して、またブレイクアウトした時点でエントリーすればいいわけです。

バイイングパワーのことを考える必要はないのですから。

一方日本株では、頻繁に売買をするとバイイングパワーがなくなってしまうため、心理的に脱出を我慢してしまいやすく、結果としてリスクにさらされるというケースに陥りやすいので、注意が必要です。



チャートの美しさ

米国株の場合はティック数(値段の変化の回数)およびと出来高ともに、日本株よりはるかに多いため、チャートがきめ細かく、セオリーどおりに動きやすいという傾向があります。

日本株は、値段の違いによって、売買できる最小の株数が違っているため、取引高がどうしても少なくなるという銘柄が混在してしまいます。

こうした点は1分チャートを見れば一目瞭然です。

また、日本株は単位株の違いに加え、値段が変わると、いわゆる値段の変化する階段が荒くなりますから、トレードがしにくくなるケースが多いようです。
 


マーケットメイク方式の違い

日本株は板寄方式のため、値段が付かずにどんどん上昇してしまい、値段が付いた時点ではギャップが大きくなってしまうという状況が発生することがあります。

米国株は、売買の金額が合えば次々と執行されますから、ギャップがマーケットメイクの影響を受けにくく、こうした点で影響を受けてギャップ幅が大きくなり過ぎるということがありません。

つまり米国株ならオープニングの、急上昇を掴むチャンスは多いのですが、日本株では、こうした動き自体が起こりにくいために、急上昇を掴むチャンスは圧倒的に少なくなります。

また日本マーケットのようにストップ高・ストップ安といった規制がありませんから、大きなゲインを狙うチャンスが多くなるとい点も、米国株と日本株の大きな違いの一つです。
 


動く速度の違い

日本株は株価の上下動が時間の進行に対し相対的に遅いため、執行面の判断がラクになるという点が、利点になることがあります。

一方で米国株は、動きが早いため執行面の判断に躊躇すると、エントリーのチャンスを逃してしまいがちになります。

ただ米国株で判断する訓練をして、判断力を身につけることができれば、日本株での執行はとても楽に感じられるはずです。

 


執行ソフトの違い

米国マーケット用の執行ソフトは素晴らしい性能を持っています。

セミオートマと手動の違いといえばいいでしょうか。

株価の動きが早いため、執行ソフトもその速度で機能するだけの性能を備えているからだと思います。

また米国株の専用ソフトであるリアルティックの場合、執行を含めたシミュレーショントレードができるような機能があります。

日本株ではこうしたレベルの機能が付いているソフトは存在しません。

また執行の際も、米国マーケット用の執行ソフトでは、値段や株数をキーボードから入力する必要は全くありません。

さらにストップを含めた自動売買の機能の豊富さは、日本株のトレーダーにとっては、まさに夢のように思えるほどの違いがあります。
 


日本株は板情報に惑わされやすい

日本の証券会社が提供しているトレード用のツールは、板情報に惑わされやすいものが多いようです。

板の枚数や値段が変化すると、点滅や反転表示で目を引く構造になっているうえ、株価の動きが遅いので、どうしても板情報を見てしまうトレーダーが後を絶たないようです。

米国株のレベル2は、 ASK Bid の候補の値段が、オープニング時には、じっと注意して見ていられないほど早く動きます。

ですから、株価について余計な推測をする時間的な余地がないというメリットが生まれます。

 


米国株は売買できる株数の単位と値段が同じ基準

ですから、経験の少ない人でもとてもわかりやすいというメリットがあります。

日本株は、値段によって売買できる最低単位が何種類もあるために、慣れが必要になります。

また日本株では株価が変化すると、値段の動くいわゆる階段の幅が大きくなるために、チャートが汚くなりやすく、執行の値段も理論値と実際にトレードできる値段が違うことがあるため、こういった面での難しさも生じることがあります。
 


空売り時のアップティックルールの有無

米国株はアップティックルールがあるために、株価が急落中はショート(空売り)ができない、またはやりにくいといった問題点があります。

日本株では、個人投資家の場合アップティックルールがありませんから、こうした面では、米国株のような難しさはありません。

ただ米国株用のほとんどのソフトには、このアップティックルールに対応するため、少し不利な値段で執行する機能がついていますから、それを使えば実際には、それほど難しくはありません。

また米国株では、買いも空売りもマージン取引という、いわゆる信用取引銘柄でトレードをするのが一般的です。

日本株トレーダーには、売買時に、現物株か信用取引かといった区別をして考える方が多いようですが、米国株ではそうした考え方をする必要はありません。

米国株では、ショートできない銘柄の割合が少ないために、ほとんどの銘柄はショートすることができると考えていいでしょう。

日本の新興市場では、ショートできない銘柄ばかりですから、ダウントレンドのマーケットでショートをしたくてもすることができません。

ナスダック銘柄で現在ブレイクスキャンに含まれている30銘柄の中でいえば、ショートできない銘柄は非常に少ないため、ほとんどの銘柄はショートできると考えていいでしょう。

ですから、マーケットのトレンドにあわせて、自由に売買するという考え方がスムースにできるのが米国マーケットの利点でしょう。


 
自由時間の違い

トレードという仕事をしている時間帯が、日本株と米国株では当然違います。

ですから、日本株では会社に勤めながら、デイトレードを練習することはできないといっていいでしょう。

米国株なら、3月上旬からすでに夏時間になっているため、日本時間の夜の10時半からマーケットが始まりますから、開始後の1時間から1時間半でトレードを終わらせれば、その日のうちに一仕事終えることができます。

さらに動く速度が早いため、同じ時間を見ている間に学習できる密度が高くなります。

これは米国株へ取り組む際の大きな利点だと思います。
 


拘束時間の違い

マーケットメイク方式の違いのところで説明したように、日本株では、オープニング時に急激に株価が動くというケースが、構造上起こりにくいため、最初のトレードで、利益を出すという方法に制限ができてしまうのが現実です。

こうした理由で、30分や1時間でトレードを終えるということは、日本株に比べて米国株では比較的容易だといえるでしょう。
 


トラブル時のサポートの違い

日本株の場合、約定通知がすぐに帰って来ないというケースでは、証券会社に電話をしても、まずは話中で繋がらないというケースがほとんどです。

また運良く繋がったとしても、証券会社ではどうもできないことが多いのが現状です。

ですが最近では出来高が減っているせいか、ほとんどこうしたトラブルはないようです。

米国株では約定が帰ってこないというようなトラブルが起こることはほぼ皆無といっていいでしょうし、サーバーにかけているコストが全く違うレベルですから、システム安定性は、日本のマーケットより格段に高いと考えていいでしょう。

米株では私の場合、契約しているブローカーの担当者とは、MSメッセンジャーで常に繋がっています。

ですから、すぐにチャットで解決することができますし、国際電話をかけてもらうこともできます。

実際には電話をしなければならないという事態は、ほとんどありませんが。

どちらにしても、まともなブローカーを選択すれば、こうした点のサポートはきちんとしていますから、安心してトレードを続けることができます。



日本株は口座開設が心理的に簡単

日本株の場合、高齢者は信用取引ができないというような年齢制限があったりと、意外な規制が存在します。

米国株では、こうした規制はありません。

また、米国株は最初の口座開設では、すべて英語の書類にサインしなければならないので、これが最もハードルの高い部分でしょう。

また、外交へ送金をされた経験がなければ、送金事態が面倒だと思われるでしょうし、外国への送金に伴う為替のリスクも存在します。

ただ安全性と言う意味では、資金がどこかへ消えたりというようなことは絶対にありません。

経験がないために、漠然とした不安をお持ちの方が多いようですが、しっかりした日本語サポートのあるブローカーを選べば、全く問題ありません。

 


デイトレードは、もともとは米国で始まったトレード方法ですから、米国マーケットが最も効率よくトレードできるマーケットだといっていいでしょう。

日本株をトレードされていた場合、すでにチャートを読む力はお持ちのはずですから、米国株の方がチャートが滑らかなため、トレードしやすいと思います。

また、チャートが動く速度やレベル2の動きは、日本株に比べると圧倒的に速いのですが、その分、執行ソフトがこうしたマーケットの特性にあった性能を持っていますから、米国マーケットの方が、執行部分に関しては、うんとストレスが少ないと思います。

セミオートマチックですから、少し練習をするだけで、問題なく執行できるようになるでしょう。

ただ日本株でも、ブレイクスキャンや、スイングスキャンといった、スキャニングツールを使い、セミオートマチックでトレードをすることができますから、少ないストレスで効率よくトレードをすることが可能になっています。

またネットエイドというリアルタイムでの情報提供サービスがあり、この記録をご欄になると、デイトレードの場合、どのようにトレードをするのかがおおよそ、おわかりいただけると思います。

こちらはある日の金曜日の東京マーケットの記録ですが、ブレイクスキャンや、スイングスキャンを使いながらどのようにして、マーケットを見ているのかがおわかりいただけると思います。

また数ヶ月以内に、こちらにあるような、システムのサービス提供を予定しています。

セミナーでは、執行ソフトを使ってシミュレーショントレードを体験することができますので、スケジュールがあえば、ぜひ一度ご参加ください。

 

 

0324 Sat.

GDP世界第二位の実力は?

NIKKEI NET でこういう見出しの記事を見つけました。

公示地価16年ぶり上昇・07年全国平均プラス0.4%

国土交通省が22日発表した2007年1月1日時点の公示地価は全国平均(全用途)で前年に比べ0.4%上昇し、1991年以来、16年ぶりにプラスに転じた。 (07:00) >> 続き


いかにも地価が上がり始めたかのようですが、この続きを読んでみると決してそうではないことがよく分かります。

下はこの記事の続きの引用です。

国土交通省が22日発表した2007年1月1日時点の公示地価は全国平均(全用途)で前年に比べ0.4%上昇し、1991年以来、16年ぶりにプラスに転じた。マンション・オフィス需要が堅調な東京、大阪、名古屋の3大都市圏がけん引役になった。地方圏全体ではなお地価は下落しているが、仙台や福岡など地方の中核都市では反転上昇した。バブル崩壊後、長らく続いた「土地デフレ」から脱却した。

全国平均の地価は、現行統計でさかのぼれる71年以降では、第一次石油危機後の75年に一時的に下落した後、91年まで16年連続して上昇した。バブル崩壊後の92年からは一転、15年連続で値下がりした。2002年以降の景気回復や金融機関の不良債権処理の進展などを背景に06年には3大都市圏の商業地が反転上昇、今年は全国に波及した。

07年の全国平均は商業地が2.3%、住宅地も0.1%上昇した。3大都市圏の商業地の上昇率は昨年の1.0%から8.9%に高まり、東京都(14.0%)と大阪府(10.3%)では2ケタに達した。住宅地も2.8%上がった。 (07:00)

この記事からは、3大都市のマンション・オフィス需要で、そのエリアの価格が急騰、中核都市の中心部も上昇したため、平均値が上がったことがわかります。

ですが一般の人が買うことのできる住宅地の値段は、1991年以後15年間いまだに下がり続けています。

新聞やメディアは、何とかして地価上昇ムードを作りたいために、その論調は必ず楽観的なものに仕上げるというのが鉄則となっています。

大手の広告主は、建築業界や不動産の売り主のため、そう書かざるを得ないからです。

つまり「地価は下げ止まった」という空気を何とかして作りたいという事情があるからです。

公示地価16年ぶり上昇・07年全国平均プラス0.4%

とタイトルだけを読めば、地価は上昇に転じたような錯覚に陥るはずです。

ですが、日経ともなるとさすがに全くの嘘は書けないため、よく読むと上の記事のように、歯切れの悪いものになってしまうというわけです。

このように地価の「二極分化」「個別化」は、さらに進行していることがよくわかります。

こうした記事を読んで、そろそろ「マンションの買い時かな?」と思ったら、ちょっとマティーニです。^^

日記「夢と現実」で女性向け住宅ローンについて書きましたが、地価はこの30年にわたる支払いを続けなければなならないケースでは、大きな影響を受けることになるのです。

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=105794716&owner_id=733189

都心部では銀座の海外有力ブランドの出店ラッシュというような現象の影響で、そのエリアだけは需給バランスが崩れて値上がりし、バブル期のような現象が出てきています。

大阪の御堂筋でも同じような変化が起き、博多駅周辺も地価は上昇し、名古屋の中心部での地価も活況を呈しています。

ですがこうした都市基盤整備による値上がりというのは、政府による地価下落を抑える一時的なカンフル剤に過ぎない のだ、ということを忘れてはなりません。

都市のオフィスビル戦争は、最終的には必ず地価の足を引っ張るのです。

需要の多い「新しく、駅に近く、群れをなして建築される大型のビル」は賃料が高く設定できるため競争力が高いため、大企業の資金はここへ集中的に投下されることになります。

ですが大型オフィスビルの新築ラッシユの裏には、テナントに逃げられた古いビルの屍が積み上げられているのです。

こうした古いビルの間でも競争があり「子ビル」にテナントをぬかれて目も当てられない「孫ビル」が激増し、こうした「子ビル」「孫ビル」周辺の荒廃は、「新・近・群・大」ビルどうしの競争時代に突入し、ますます増えていることを忘れてはなりません。

こうした部分の地価は下がるのです。

そしてマンションや一軒家でも、同じようなことが起こっているのです。

 

日本経済の実態「帰属家賃」50兆円のカラクリ

「帰属家賃」は経済用語で、その正体は、持ち家を持つ人たちが自分が建てた家を自分に貸した場合の家賃のことを指します。

つまり、バーチャルな家賃で、これをカウントすることで経済統計が成り立っているのです。

賃貸住宅に住んでいる人の場合は、家計をやりくりして家賃を払っています。

ということは、家賃は家計では現金支出にあたり、これは統計上「消費」に相当します。

それなら、持ち家の人はどうかというと、家賃の代わりに住宅ローンを支払っています。

多くの場合はローンが残っています。

その残高は購入時の頭金の有無や支払期間によって変わり、各家庭において必ずしも一定ではありません。

そこで、統計上はそれを無視して、自分の家を自分に貸したことにして、一括して計算するようにしたのが「帰属家賃」なのです。

もちろん、これも「消費」なので、この理論上のバーチャルな消費をカウントすることで、家計の消費は伸び、なんと国民全体の消費まで伸びるのです。

「帰属家賃」を推計し、それをGDPに参入するとどうなるでしょうか。

世界第2位の経済大国、1年間のGDP約550兆円が完成するというわけです。

ですが「帰属家賃」は実際にはお金の移動がない、理論的なバーチャルな消費をカウントする数値です。

これをGDPに算入するのですから数字だけでいえば「世界第2位の経済大国」ということになります。

もちろん欧米諸国も「帰属家賃」をGDPにカウントしていますが、地価が安く、住宅も日本のようには高くない欧米では、せいぜいGDPのうちの5%程度を占める程度です。

ところが、この日本では「帰属家賃」がGDPの10%を突破しているのです。

このように「日本は豊かだ」というのは、実は幻にすぎません。

ですから一般の人たちが、そうした実感を持てないのは当然のことなのです。

ということで、長くなるので今日はここまで。

この問題はシリーズでまた書きます。

 

 

0323 Fri.

米国株ライブトレードセミナーのライブの最終日。ネットエイドも最終日だ。ナスダック総合指数がギャップダウンで開始。狙ったのは事前にチェックしていたギャップアップ銘柄で決め打ちの2銘柄。NTAP と SNDK、マーケットが悪かった割にはそれなりの成果だといっていいだろう。

セミナー参加者の大多数は5日連勝という快挙。薄いロスで脱出する訓練をするという目的は達成されたようだ。この日がどうだったかはネットエイドの記録をご覧ください。

 

0322 Thurs.

米国株ライブトレードセミナーのライブの4日目。ネットエイドも四日目だが、狙っていた銘柄は事前にチェックしていたギャップアップ銘柄で決め打ちの2銘柄。FSLR と SNDK、SNDK はダメだったが FLSR は3連発で大きなゲイン。

この日がどうだったかはネットエイドの記録をご覧ください。 セミナー受講者の大半の実トレ派はホクホクでした。お一人は今までの最大のゲインだったとのことで何より!

 

信州更科蕎麦処・築地さらしなの里

このお店も自宅から至近距離にあり、創業は明治32年。

こちらがWEBサイト

築地市場の前の新大橋通りという大通りに面している。
 


 

店の入り口に飾ってある古い写真が目につく。



この写真は大正7年神楽坂時代のもので、この写真の亀さんという出前職人は、29人分を頭に載せている。

これで自転車に乗るわけですね。

プロフェッショナルですな。



 

昼は11時から営業しているが、お昼時はとても混み合う。

毎日4種類のそばを打って供されるが、挽きたてのそば粉を使った「二八そば」、真っ白な「さらしなそば」、季節感あふれる「変わりそば」、そば粉十割の「生粉打ちそば」とメニューが豊富なのも嬉しい。



 

これは「生粉打ちそば」で細めの麺なのに腰もあり、汁とのマッチングもよく、トップクラスの味を誇っているのはさすが。




これは特製「きつね蕎麦」


お気に入りのデザートは「蕎麦しるこ」で、そばがき入りで甘さも控えめ。
 



蕎麦は福井県産玄十八を使っているという。


店の前のメニューには、「イングリッシュ・メニュー・アベイラブル」の文字が見える。

侮れない店である。


〒104-0045 東京都中央区築地3-3-9

禁煙席あり。

月〜金 11:00〜21:45
土 11:00〜15:00

 

 

 

0321 Wed.

米国株ライブトレードセミナーのライブの3日目。ネットエイドも三日目だが、ギャップアップしたものの、オープニングはリバーサルで、一旦退却。なんの これしき 猫屋敷 と、VSEA を捕まえたので何とかOKだったという、結構苦戦の一日でありました。

この日がどうだったかはネットエイドの記録をご覧ください。 セミナー受講者の方もVSEA へ入った人はまずまずの結果だったようです。

12ヶ月点検


快調に走っていたボクスターSだが、メーターへあと何日で要点検という、警告の文字が表示されるようになったので、12ヶ月点検へ。

走行距離は7000キロほど。

で火曜日に出して4日目には戻ってきたが、エンジンの調子は一段とよくなったようだが、オイル交換の効果だろうか?

明細をざっと見て金額の大きなもの順に挙げてみると・・

法定12ヶ月点検技術料26,000円

エンジンオイル・モービルラリーフォーミュラ5W-50 8リッター 20,400円

エアフィルター 9,200円

トータルで 74,200円

チェック項目として、エアコンの吹き出し口付近に何かのパーツが挟まっていたのでその点検を依頼。

ヘッドライトユニットの内側が納車当時からかすかに汚れていたので、交換してほしいという要望を出しておいたところ、ヘッドライトは両側とも交換してくれたようだ。



ミニクーパーSと比べると、結構様々なところの使い勝手が違う。

まず最も大きな違いは、ボクスターにはドアロックというのが存在しないので、これに関しての使い勝手がかなり違う。

ミニは、国産車のように時速20キロほどで自動的にドアロックがかかるが、あれは余計なお世話だと思う。

今時のドアは、半ドアでも開かない構造だし、事故で外から救出の際にドアロックがかかっていると外から開けることができないので、走り出しても自動的にロックがかからない設計が正しいのだが、治安の悪い地域で、外から勝手にドアを開けられないための安全装置だということで、こういう機構が採用されているのだろううか。

そのためミニのドアハンドルは開けるときに、ドア内側レバーは2アクションになって動作する。

ワンアクション目で、ドアロックが外れ、2アクション目でドアが開くというわけだ。

ただ走ると自動的にドアロックがかかるので、助手に乗る際に、外からドアの取っ手に手をかけてもロックされていて開けることができないのだ。

そのためダッシュボードにあるスイッチで内側からアンロックしなければならないので、この点はボクスターに慣れていると、不便に感じる。

 


ボクスターもミニも幌なのだが、雨が降ると、特にミニは毎回とても困ったことになる。

雨樋がないため、ドアを開けると雨がシートへボタボタ落ちてくるのだ。

ボクスターは、プラスティック状の細い雨樋代わりになるものが、取り付けてあるので、こういうことは起こらない。

あと、ワイパーの動作はボクスターの勝ち。

ミニよりスムースでより高級感のある動作と、拭き取り能力を持っているようだ。


 

乗り心地については、ボクスターの方が圧倒的に優れている。

車の値段が2倍なので比べるのは酷だろうが、同じ場所を通過すると、その違いはとてもよく分かる。

ボクスターはフラットでなおかつ、足回りが遊びなく精緻に作られているようなフィールを感じ、なおかつストロ−クも十分にあり、いかなる速度でも路面からの突き上げをうまく吸収してくれる。

だからといって路面のインフォメーションを遮断して、こうした乗り心地を実現させているわけではなく、路面からのショックをうまく「いなして」いるにもかかわらず、路面がどうなっているのかが手に取るようにわかるというのは、ポルシェの素晴らしい点だ。

この一見して相反する要素を高次元でバランスさせて、なおかつドライビングの歓びの要素としてドライバーに対して積極的に働きかける、という味付けのためステアリングを握るたびに、この車のオーナーになってよかったと、実感させてくれるのはさすがだ。

こういうところで乗り手の琴線に巧みに働きかける、車好きを虜にする味付けはまさにポルシェの独壇場といっていいだろう。

 

 

オートマチックトランスミッションの出来も、ボクスターの方が圧倒的に優れている点だ。

ボクスターは、アクセルの開度などで、どうやら運転パターンを学習する機能があるようで、意に反して自動的にシフトアップしてしまう、などということがないのが素晴らしい点だ。

トルクが豊かなため、踏めば必要な加速はいつでも手に入るうえ、その気になればステアリングのパドルスイッチをクリックするだけで、胸の空くような加速を瞬時に手に入れることができる。

マニュアルシフトにすればよかった、という気にはならいのはさすが。

トルクの太さが違うから、比較するのも何だが、こうしたボクスターのレベルと比べると、ミニは明らかにシフトショックやマナーの点で不満に思えてしまう。

だがゴーカートフィーリングのハンドリングとセットだと、あまり気にならなくなるのが、ミニらしいというか、不思議な点だ。

 

自動車雑誌では、こうして2台を比較をすることはないだろうが、ほとんど毎日二台に乗っていると、いやでも比べてしまうことになるため、ミニにもボクスターにはない利点を発見することができる。

まず乗り降りがラク。(笑)

ボクスターはシートの位置が低いので、特に車から降りるときに、腹筋が十分に鍛えられていないと「よいしょ」と声を出したくなるだろう。

ミニは、少し高めのドライビングポジションがとてもしっくりとくるクルマで、操縦性とのマッチングがとてもいいという点は、毎日乗っていないとなかなか分からない良さだろう。

またミニのスライディングする幌の構造はとても便利。

幌を下ろすほどではない時にも、少しだけ頭上を開けて光を室内へ入れることができるのは、素晴らしいアイデアだと思う。

この点だけは、ボクスターには出来ない芸当だ。

太陽の光が直接おでこや目にはいるため、幌を開けたくないときでも、ほんの少しだけ幌の先端をスライドさせるだけで、オープンカーの良さを堪能できるのは、実際に使ってみないと、わからない類の感動だと言ってもいいだろう。

ほんの少しだけ幌の先端をスライドさせるだけで、驚くほど気分が変わるという経験を一度でも味わうと、つくづく、よくてきた幌だなと感心することになる。

 

どちらのクルマにも共通する点は、クルマの作り手がドライビング好きなんだなということが、毎日クルマに乗るたびに伝わってくるという点だ。

だから運転好きで、こうしたドライビングの楽しさがクルマから伝わってくるかどうかという点を、クルマ選びの優先事項として考えるタイプの人なら、飽きるということはないはずだ。

また、ある程度の速度を出すことで、そのクルマのよさがさらに際だつ、という点も両車に共通する資質だと言っていいだろう。

 

0320 Tues.

米国株ライブトレードセミナーのライブの2日目。ネットエイドも二日目。ギャップアップが薄く、その割に中途半端な銘柄が多かったため、イントラデイのトレードは銘柄選択が少し難しかった。

上の緑のマークはナスダック総合指数が始まった位置だが、さてあなたならこういう日はどういう作戦を立てるだろうか?

この日がどうだったかはネットエイドの記録をご覧ください。 セミナー受講者の方は全員まずまずの結果だったようです。大事なことは上がらなければ即脱出ということです。頑張らない。これがポイント。

今週一杯は夜の米国マーケットで連続開催します。

 

毎日の過ごし方


毎日こんなに大量の日記を書き続けるというのは、普通できることではありません。いったいどういう生活を送っているのでしょうか?

というニュアンスのご質問をいただくことがあります。

でも私にとっては毎日普通の生活を過ごしています。

もちろん他の人と比べると多少違っているところはあるかもしれませんが、それは他の人だって同じはずです。

毎日の過ごし方は10人いれば、10通りあるはずで、その違いというのは毎日の生活の中での「ほんの少しだけ」の考え方の違いから生まれているのかもしれません。

そうした「ほんの少し」は10年積み重ねられることによって、想像もつかない結果を生み出すことがあるのです。

マーフィーの法則でおなじみの、ジョセフ・マーフィーはこう言っています。

その人の「ヒトとなり」は、その人のビジョンに従った結果です。あなたに訪れる人生は、誰の責任でもなく、あなたが普段から持っているビジョンにによって決まるのです。

 

私はmixi の日記と、少なくとも同じ分量の文章をこの日記以外に毎日書いています。

もちろんそれは私の専門分野のことについてですが。

ですから、mixi の日記を書くのは、私にとってはそれほど大変なことではないのです。

秘訣は?と聞かれれば、心配したり緊張したりせず、さらには物事にこだわらないということになるでしょうか。

その前にまずは健康な精神と肉体がなければ、何事も達成することはできません。

体の調子は感情にとても影響を受けます。

まずスタートはそこからです。

たとえば喫煙など、カラダにネガティブな悪習はまず絶つこと。

そうした簡単な目標さえも達成できないで、さらに大きく困難な目標を達成できるでしょうか?

あなたの明日がどうなるかは、あなたが今考えていることや気分、そして今行動していることによって、半ば決まってしまうのです。

幸福になること、成功すること、健康になること、毎日を楽しく過ごすことなどは、すべて同じルーツなのだと思います。



ですから私はとても楽観的だそうです。

カミサンや娘からも、「どうしてパパはそんなに楽観的なの?」と驚かれますが、でも最初からそうだったワケではありません。

アメリカで仕事がなくなったときは、ホント落ち込みました。

ですが、最後は自分のできる「何か」で「何か」を変えるしかないのだ、という結論にたどりつきました。

こうしたいわゆる試練が与えられたのは、本当に困ったときに自分ができることというのは、前向きに考えることしかできないということを、身に着けるためだったのかもしれません。


 

今の私にとって最も大事なものは時間です。

お金と引きかえに、時間を売るというライフスタイルは、仕事がなくなったときをチャンスだと考え、断ち切ったのです。

何故なら、誰にも平等に与えられている時間をどう使うか?

これこそが、自分の生き方を図るバロメータとしては最もわかりやすい指標だと思うからです。

 

年中忙しい忙しいと、時間に追われて飛び回らなければならないのは、自分で時間をコントロールできないからです。

もちろん私も忙しいときはありますが、それは全体の中では、とても少ない割合です。

でもいきなりこうした状態に持ってゆけたわけではなく、希望していた状態へなんとか持って行くことができるまでには、約10年かかりました。

仕事でもどんなことでも、10年頑張れば一応の成果を出すことはできるはずです。

 

自分の生き方で、何を大事にして何をあきらめるのか?

時間に追われている人は、こうしたことを考える時間など、持てるはずはありません。

どちらにせよ、すべてを手に入れることはできないのです。

欲張った考え方は、結局すべてが中途半端なものになるか、すべてを失うことに繋がりかねないのです。

私はそれほど器用な人間ではありません。

ですから、ほとんどの時間は自分の最も近くにいる、最も大事な人のために使います。

自分の家族を大事にできないで、他人を大事にはできないからです。

 

欲張らずにまずは自分ができることを、無理のない自分の守備範囲で、まずは全力で取り組む。

今日は3回、他のクルマにお先にどうぞと譲りました。

何でもいいのです。

自分のできるベストを毎日積み上げていれば、明日はもっといい日がやってくる、ということを実感できる毎日を過ごす。

これを目標にして毎日を過ごしています。

というのがご質問の答えになるでしょうか。

もちろん毎日が満足できる日を過ごせている、というわけではありませんけどね。^^

とインパクトのないエンディングになってしまいましたが・・

 

 

0319 Mon.

月曜日の米国マーケットはギャップアップで開始。ちょうど米国株ライブトレードセミナー開催中で、ネットエイドを開催。事前にチェックしていた3銘柄をまずイントラデイでトレードをしたが、ダメだったのはQCOMだけ。ESRX はオープニングで0.8ポイント以上のゲインで、遅めの時間には AAPL がブレイクアウトして1ポイント以上のゲインとなった。

この日は米国マーケットで、スイングスキャンの週足フィルターつきのプロトタイプを使ったが、イントラデイでトレードをする場合でも、日足と週足でアップトレンドなのだから、その方向へ動く確率はとても高いわけだ。

詳細はネットエイドの記録をご覧ください。今週一杯は夜の米国マーケットで連続開催します。

 

謎のタンク容量

カミサンと娘はとても気に入ってるミニだが、キュートなスタイリングと、取り回しのよい小さなボディー、それでいてプレミアム感のある室内など、他のクルマにはない魅力が詰まっているからだろう。



毎日忙しく足となっているため、ガソリンを入れる暇がなく、ときどきガソリンの入っていない状態のときがある。

普通はガソリンが空になってくると、警告等が点灯するのだが、ちょうどそばにガソリンスタンドがないとか、急いでいるためスタンドを探して給油する時間が惜しいなどのり理由で、タイミングが悪いとそのまま走らなければならないことがある。




街で見つけた同じ色のクーパーS。

同じクーパーS でもウチのカブリオレとは、ずいぶん雰囲気が違う。



昔、20歳代の中ごろに、陸送のバイトをしていたことがある。トヨタのクルマをディーラーまで走って届けるのだが、そういうケースではガソリンはほとんどカラのため、ガソリンの残量はほぼゼロなのだけれど、それでも20キロから30キロは走るだけのガソリンは残っているのだ。

というわけで下の写真のような状態だと、ガソリンタンクは、ほぼカラになったと思われるのだが、さてこの状態からだと、あとどれくらい走れるのだろうか?

つまりガソリンがあとどれくらい残っているのかをしりたいわけだが、そういうときは満タンにするために給油した量と、タンク容量を比較すれば、どれだけガソリンが残っているかがわかるだろうということで、早速給油。



満タンにしてもらった伝票を見ると、53.06リッター。

だがちょっとマティーニ!

クルマの取扱説明書を見ると約50リッターとある。

というわけで、早速ディーラへ電話をして尋ねてみると、容量は取説のとおり50リッター。

だがこれは給油ノズルが検知して止まる、いわゆるオートストップの位置までの容量なのだという。

そこからマニュアル?で、ノズルを給油口まで深く入れず、浅い位置でガソリンをチョロチョロと継ぎ足し、目視でほぼ一杯まで入れると、もう少し入るでしょうが、幾ら入るかはわからないという。

このケースでは、それが約3リッターということなのだろう。



 

20代の頃にガソリンスタンドでバイトをしていたとき、そういえば売り上げを上げるため、給油はそうやって、目一杯入れていたことを思い出したのだが「ハイオク満タン現金」だと、ほとんどのスタンドではこうやって目一杯入れてことが多いはず。

ディーラーの言によるとミニの場合は一杯まで入れるとアイドリングが不安定になることがあるので、給油の際できれば「オートストップの位置まで」と言って入れてください、ということだった。

というわけで、結局ガソリンメーターが、これくらいの位置からどれくらい走れるのかは、わからずじまい。

そんなことより警告灯がついたら、ガソリンを入れろというオチなのだが、一応カミサンと娘にはこの件を説明して一件落着。

 

 

 

0318 Sun.

モグラ叩き

多くのプロトレーダーの方に愛用していただいているスイングスキャンですが、日本株の場合マーケットが動くと、多くの銘柄が一斉にその方向へ動くということが頻繁に起こります。

そのためスイングスキャンは、下のように真っ赤な表示となってしまいます。

つまりこの中から、売買できる銘柄をいくつか選択するということになるのですが、そうなるとそれぞれの銘柄のチャートを見て「最もよいと思われる」カタチのものを探さなければなりません。

もちろんあなたがウォーレン・バフェットのように大金持ちなら、全部の銘柄を買ってホールドという、大人買いが出来るかもしれませんが、普通それは「 とんでも8分駅まで10分」なわけですね。
 

つまりモグラ叩きのように、チャートでその銘柄コードの銘柄を、見ながら比較をして自分の予算に応じて1銘柄から5銘柄くらいまでに資金を分散しながらトレードをするわけです。

最近の東京マーケットWATCHや、ギャッパーズアイでは週足をあわせて掲載していることにお気づきだと思います。

つまり日足を使ったトレードでは、より大きなトレンドが「どうなのよ?」という点をチェックしておくことでより確実に稼ぐことができるため、そういうキャンペーンを張っているわけです。

ですが、これだけの銘柄を一望のもとに表示をするということになると、CQGのようないわゆるプロ用のチャートソフトでなければ、スパッと気持ちよく一気にチェックするなんて芸当は出来ないことになってしまいます。

というわけで、このスイングスキャンにこの週足チャートの情報を組み込んで、「週足のトレンドもいいですぜ」ボタンをつけて銘柄をより絞り込もうという作戦が現在進行中なのであります。

まあ理屈はそうであっても、実際にそれをやるということになると、いろいろとクリアしなければならない点があります。

まず、蓄積した日足データから週足を生成するということになると、処理速度の問題で余りよろしくないわけです。

つまり週足での情報をもとに処理をする、というロジックを組み込まなければならないのですが、まずは動かして実際のマーケットでその動作をチェックしみようというレベルの、プロトタイプが完成しています。

今開催中の米国株ライブトレードセミナーでは、参加されいる皆さんにこのプロトタイプを特別に公開したのですが、「早く実装してくれコール」の嵐というとちょっと大げさですが、つまりそれくらい反響が大きかったというわけです。

とここまで書いて終わってしまうと「コラッ!勿体つけるな」という声が聞こえそうなので、そのプロトタイプをお見せしましょう。

これがそのプロトタイプで、右側に怪しい数値が並んでいますが、これも新しい機能を実装するためのもので、詳細は書けませんが、WBというボタンが「週足のトレンドもいいですぜ」ボタンになります。

つまり銘柄は5銘柄まで絞り込めたというわけです。

じゃあこの5銘柄をそのまんま東、じゃなく(笑)そのまんま全部ショートしたらどうなるか?

該当する5銘柄の日足チャートを掲載しておきます。

大和ハウス工業(1925)

キーエンス(6861)

マツダ(7261)

マツダ(7261)のWBの表示に注目!

大日本印刷(7912)

高島屋(8233)

3勝1敗1引分け

 

0317 Sat.

金曜日の米国マーケットはギャップダウンでオープン。横ばいのゾーンでこれではなあ・・という展開でイントラデイで見つけたのは SBUX くらい。これではどうにもなりま千昌夫モードで、早々と撤収。

というわけでこの難しいゾーンでどのようにトレードをすればいいのか?土曜日から始まったライブトレードセミナーでは、その極意を披露中。来週月曜日から1週間実施する、ネットエイドで強力にサポートの予定。乞うご期待!

 

本屋と便意・謎解きの巻


 

以前本屋にある時間滞在していると、ウンコがしたくなるという経験をお持ちの方が多いという話を書いた。

ネットで検索してみても、これはかなりの人が経験している現象のようだ。

これについての諸説をまとめてみると次の6つに分類される。


1・ トラウマ即ち心的後遺症説

本を見ると人はをリラックスして生理的に活性化し、トイレに行く引き金となり、一度そういう欲求を体験すると、次からは条件反射的にトイレに行きたくなるというもの。

だが心的後遺症がない幼児でも本屋に入るとウンコしたいと言い出す子供が多いという点は説得力が欠ける説だ。

2・ 紙やインクの臭い説

何となく納得できそうだが、では本屋の店員はみんなそうなるのかと言うとそうではないという。

3・ 狭い空間で立つと便意を誘うという説

広い書店でも同じだし、ラッシュ時間帯の電車で多くの人がウンコしたくなるだろうか?

4・ 本を手にとり、マブタを伏せて読んでいる姿勢が便意を誘う説

マブタを大きく見開けば交感神経のスイッチが入り、マブタを伏せて半眼になればスイッチが切れる。交感神経のスイッチが入れば緊張しているので便意を催さないが、本屋で本を手にとりマブタを伏せて読むとスイッチが切れ、緊張がほどけ便意を催すというもの。

では満員電車マブタを伏せて本を読んでもウンコしたくならないのは何故なのか?

5・ プレッシャー説

本屋にはトイレがないか、あっても少ない。そのため本屋に入るとトイレに行けないというプレッシャーによって便意を催すというもの。

6・製紙会社陰謀説

今から30年程前は日本の製紙業界は伝統的和紙からいわゆる洋紙への変革期で、製紙会社はパルプ製造の大規模な設備投資をしたが、トイレットペーパーは 企業や公共トイレ用途以外では全く売れなくなり、経営的に危機的な状況に陥ったという。

「日本製紙会社連合会」はこの危機を乗り越えるため、トイレットペーパー需要を高めるかについての会合を開き、あらゆる製紙・加工紙の中に「桃核承気湯」という漢方で使う 便秘薬を混入させ、これを流通させることで企業や学校、市中でのトイレ需要を喚起させるという「漢方作戦」を実行。

作戦は、桃仁、大黄、芒硝、桂枝、甘草といった薬草を、安定剤と称して製紙繊維の中に微量混ぜ込むというもので、製紙製品、つまりノートや本、包装紙、 OA用紙などを日常生活の中で何気なく使用する中で、日本人の便通を少しずつ良くするという壮大な作戦だった。

実験では副作用はほとんどなく、極秘裏に実行された結果、トイレットペーパー需要はこの作戦の結果、当初の目的どおり右肩上がりに伸びていったのだという。

大量の本を陳列する本屋では、この「桃核承気湯」の効果が蓄積されることで、便意を催すと言う説だ。

だけど一番ウソ臭いね。

 

 

で結局ネットでアチコチ調べても、結論らしきものは見当たらなかった。

わたしも以前は結構頻繁にこの現象に遭遇していたのだが、ある時期を境にしてピタッと止まったのだ。

その理由はあることを実行したからだ。

それは一日二食に食生活を変えたというのがまず第一の原因。

 一日二食をきちんと実行されている方は、「当然だろうね」と思われるはずで、そうでない方は内心「嘘だろう・・」と思われるかもしれ ない。

一日二食では、前の日の夕方から昼まで何も食べていないため、当然昼前にはハラベコ状態。

だが慣れてくると、ものすごくおなかがすいた状態でも、軽いランチつまり豆腐半丁と蕎麦くらいで、空腹感は消失し、特に不満はなくなる。

大便の量は驚異的に減り、なおかつ劇的に臭さはなくなる。

つまり腸の中はガラガラなわけで、少々の何らかの刺激でも、便意を催さなくなるというわけだ。

だが本屋へ行くと、お腹はよりグルグルと鳴る。(笑)

このレベルまで到達する期間は人によって違うと思うが、私の場合は3ヶ月。

今では夕食後何も食べない状態で、いわゆる力仕事をしても血糖値が下がって、甘いものを食べないとダメという状態になることは全くない。

「自分は力仕事だから、3回食べないとダメ」というのは実際に一日二食を体験していないから、そう思うだけ。

現代の生活では、ほとんどの人は一日3食を何も考えずに食べる「パブロフの犬状態」になっている。

特に一日3食の食習慣で人間を40年以上やっている人は、必ずといっていいほどカラダのどこかにその影響が出ているが、まさに薄皮を重ねるがごとく、状態は右下がりになるため、ほとんど気が付かない 。

30歳代の人はまだそれほど、その影響を自覚することはないだろうが、いずれ「そのとき」はやってくるものと思って間違いないだろう。

 

 

でたまたま先日、いつものO先生のところで鍼と指圧をしてもらっているときに、この話が出たのだが、鍼灸師の間ではこの件は解明済みだという。

以下は先生の説明の要約だが、つまり本屋へ行って立ち読みをしたり、などという時間を過ごすということは、時間に余裕があることが多く、つまりリラックスしている ことになる。

リラックスすると、自律神経に変化が起きる。

自律神経というのは、内臓、血管などの働きをコントロールし、体内の環境を整える神経で、自律神経には二つの種類があり、一つの器官に対して互いに相反する働きを する。

交感神経は起きている状態の神経、つまり緊張している時の神経で、副交感神経は寝ている時の神経、言い換えるとリラックスしている時の神経。

交感神経が緊張した状態が続くと、血流障害による溜め込みと副交感神経が正常に働かないための排泄・分泌能の低下が起る。

そうした状態で本屋へ行ってリラックス状態になると、副交感神経が働き、小腸は運動を促進して排便したくなり、膀胱は排尿を促すというわけだ。

だから忙しいときに目的の本だけを買いに本屋へ行っても、便意を催す度合いは低くなる。

また本を読む習慣のある人は、本に囲まれると頭の中がリラックスするモードになりやすく、 本を読む習慣があまりない人は、排便を催しにくい傾向になるということになるという。

もちろん個人差はあるだろうが、こういう傾向があるというのは、納得できる話だ。
 

さらに私の場合は、普段から磁気シャワーを常に浴びているから血流がよい状態で、血流障害による溜め込みはないため、便秘とは無縁となり、常に腸の中はガラガラの状態なわけ だ。

そのため、本屋へ行って小腸が運動を促進しても、ブツがないためにトイレへ行きたくなるまでには至らない、という傾向がさらに強まるというわけ だ。

磁気シャワーの効果を、この自律神経の働きという点から考えると、次のようになるだろう。

交感神経が緊張した状態が続くと、アドレナリンが放出され、血管を収縮させる作用があるため、交感神経の緊張が続き、体がアドレナリン浸けになって全身で血行障害が起こ る。

血液は全身の細胞に酸素と栄養を送り、老廃物や体にとって不要なものを回収している。

血流障害が起こると、この循環が阻害され、細胞に必要な酸素や栄養は届かず、老廃物がたまりることになるが、このように冷えや組織の痛みのほとんどの原因は血流障害が原因なの だ。

 


仕事中は椅子の背後に磁気シャワー装置をセットしている。

私の知人で何らかの腰痛持ちの人には、磁気シャワー装置のセットを強く薦めることにしているが、信じられないほどあっけなく痛みが消失したと、全員が驚きの声を上げられてい る。

だが、理屈を考えると当然のこと。

ということで、あることを実行したという答えは「一日二食に食生活を変えた」という点と「磁気シャワーを浴びるようになった」という2点になる。

 

 

0316 Fri.

昨夜の米国マーケットはギャップダウンオープニング。ただしイントラデイだと事前チェックでは銘柄が少ないので、狙いは EBAYのみ。横ばいゾーンなので、どうも全体に動きが悪い。こういうときは無理をしないことだ。

ということで、比較的難しいマーケットが続くことが予想されるため、来週から始まるライブトレードセミナー期間中の月曜日から金曜日までネットエイドを開催。
 

コミュニケーション

昨日の日記「ホワイトデイ」は予想以上のコメントをいただきましたが、こんなに多いとは、ちょっと予想外でした。

こういうイベントは、どうしても独身のうちは気を遣っても、結婚してしまうとそこから徐々にフェードアウトという人が多いのではないかと思います。

 

結局ここへ・・
 

コメントでは次のようなご質問がありました。

もし差し支えなかったら・・少しだけお聞きしたいです。
女性としてはどうしたら男性を立派な紳士に育て上げることができるか考えたいところです。

うーん、難しい問題ですね。

女性が影響を与えた結果として「立派に育つ」という例は少ないと思います。

そもそも結婚してから、相手を変えることには、期待しない方がいいでしょう。

それよりも自分のことで手一杯のはずで、なかなかそこまではできないというのが現実だと思います。

結婚というのは、人間関係でいえば最も小さなユニットですから、コミュニケーションを長期にわたって築き上げるための、試金石だという見方ができます。

 

私の場合、20代の後半で結婚しましたが、当時はお金がなかったので結婚式を挙げることができませんでした。

ですから、その罪滅ぼしとして、こういうイベントはできるだけ忘れないように努力をしているというわけですが。^^

盛大な結婚式を挙げて結婚したカミサンの友人の中には、結婚式も挙げられないような男と一緒になるなんて・・という基準で見る人が結構多かったそうです。

ですが結婚当時、私の親が離婚騒ぎでそれどころではなく、おまけに結婚に反対され、さらにカミサンの実家も大変で、お互いの実家からの援助は全くなかったのです。

そのため「白糸の滝」へドライブに行ったのが新婚旅行代わり、という状態でスタートしました。

 

 

ですが、これはある意味でラッキーだったのだと思います。

つまりボトムラインからのスタートでしたから、ここより右下がりになることはないという意味でですけどね。

つきあいはじめて6年以上経ってからの結婚でしたから、まさに気のおけない友達のような関係ができあがっていました。

6年もつきあうと、お互いに自分をより以上よく見せようというような部分は消え失せ、自分の素の部分をお互いに知った状態のため、結婚後の毎日の生活をはお互いとてもラクでした。

 

親がかりでもってハワイなどで夢見心地の挙式とハネムーンを過ごせば、いわゆる頂点部分からのスタートとなります。

ですが現実の結婚生活が始まると、いろいろなことに直面するため、どうしても結婚当時がピークだったという印象をお互いに持ちやすくなります。

つまりあとはダウントレンドしかない、ということになりやすいのです。

結婚したときはハワイなどへ行かなくても、お互い一緒にいるだけで幸せなはず。

どうせハワイへゆくなら、二人が努力し、10年とか20年後の結婚記念に自分たちだけの力で家族でもって旅行をするという考えの方が、お互いの絆がより深まるはずです。

 

 

結婚をするということは、二人がオトナとして自立をするためのスタートラインです。

男は親から自由になって自立し、伴侶の女性をリードしながら、よい家庭を築くという自覚と責任を強く持ち続けなければなりません。

こうした点から考えると、その時点で親がかりで盛大な結婚式をあげるのに何も抵抗がない、というのは一人の自立した男として考えた場合、はたして幸せなことなのでしょうか?

こうした姿勢を今は持っていなくても。そうした心意気を将来持てる可能性がある男性かどうかを、きちんと見る目を持っている女性は、結婚後も幸せな生活を過ごすことができる可能性は高くなるはずです。

どちらにしても若いときは、お互いに欠点をたくさん持っているのが当然なわけですから、お互いに理想の相手などいるはずがありません。

相手が自分の理想像になることを期待するのではなく、自分が相手にとって理想の男あるいは女になるように努力をすれば、相手もそれにふさわしくなってくれるだろう、という期待を持つ方が、遙かに現実的な考え方だと思います。

 

 

前振りが長くなりましたが、こうしたイベントというのは、毎日の生活での、ひとつの道しるべとして考えれば、お互いにとってのチャンスとなるのではないでしょうか。

ですが、一つ気をつけておかなければ、ならない点があります。

こうしたイベントはマラソンのようなもので、半世紀以上継続させなければならない性質のものだということを考えておくべきです。

ですから、最初からあまり飛ばしすぎて、豪華でお金のかかるものをプレゼントするのは考えものです。

なぜなら翌年は前年より金額とレベルを、上げてゆかなければならないからです。

グレードを落とすと、すぐに分かります。

ですから、少しずつ右上がりになる印象を持ってもらえるような工夫をすることです。

もちろんこうしたプレゼントをするためには、費用がかかりますから、経済的にも右上がりの人生を歩まないと、途中でいきなり安物をプレゼントするとか、はしょりたくなってしまいます。

もちろん誠意があれば、十分に補うことはできますが、でもできればそうならないに越したことはないのです。

 

 

最初は最小単位であっても、あるレベル以上で二人の人間関係を24時間継続して保つのいうのは、よく考えると大変なことです。

そして子供ができれば、子供に対しても人間関係を築き、できるだけ立派なオトナとして育てるというのは、大変な努力と継続性が必要な大事業だといってもいいでしょう。

ですから、こうした家族の人間関係をきちんと継続して維持できる能力が備われば、会社や仕事での8時間くらいの人間関係というのは、それほど難しいことではないのです。

アメリカ大統領は絶対に妻帯者でなければならないのは、こうした考えが背景にあるからです。

そういう意味では、前小泉首相のように独身でトップに上り詰めるというのは、こうした点の世界の基準でいえば、かなり特異だといえるでしょう。

 

夫婦や恋人のお互いのありようは人それぞれ、どれが一番いいということは言えませんが、どちらにしてもこうして考えると、結婚というのは、人生で最大のギャンブルだといえるかもしれません。

ですが、結果は最後までわからないギャンブルなのです。

ですからネバーギブアップ、ネバーサレンダーなのですね。

あーしんど(大阪弁)^^

 



 

 

0315 Thurs.

昨夜の米国マーケットはほとんどギャップなしでオープン。イントラデイは銘柄が少なく、狙いは QCOM しかないというわかりやすさ。

おまけにスイングスキャンとブレイクスキャンに表示されたというダブルスキャンパターンにも嵌ったので、これしかないでしょうモードで、飛んで火に入る夏木マリ 。^^

毎日こうだといいんだけどね。


 

さて今日の東京マーケットは反転するか?

下は14日までの日経平均日足チャート。


 

下は半導体部門の売却が報道された三洋電機(6764)の月足チャート。

 

下の日足で見ると、ポイントは200円の半値まで戻るかどうかだろう。

 

 

ホワイトデイ

好むと好まざるとに関わらず、今日はホワイトデイ。


 

カミサンと娘からはバレンタインデイにプレゼントを貰っているため、ブツを探しに夜の街へ。

こういうイベントは絶対に手を抜かないことにしている。

 


誕生日、クリスマス、結婚記念日を忘れるというのはタブーだ。

これは過去の実績からも、女性とのコミュニケーションでは、外してはならない鉄則だと思う。

あと意表を突くというのも大事な要素なので、いつ探したのかを悟られないというのもポイントとなるわけだ。

カミサンも娘もこの日記は見ていないから書くんだけどね。^^



いわゆるデパート系は、手提げ袋が大幅にスペシャル感を削ぐうえに、混みあうというネガのダブルパンチを食らうため、避けるようにしている。

所用でカミサンと娘は夜まで留守なので、その合間にフラフラと出かけたが、こういう捜し物のときは自転車に限るね。



まずはイブのプレゼントとしてハズレのないチョコを探そうということで、明治の本社ビルへ。

 


ここのホットチョコはおいしい。





まずは手堅く二人分を購入。

 


帰宅後プレゼントを渡し、明日は昼から一緒に「本命のプレゼントを一緒に買いに行こう」作戦を宣言すると、彼女たちは大喜び。

こうした期待感を伴った嬉しさの持続という、ワクワク感というのはお金には代えられないから、まさにプライスレス。

明日は昼から数ある銀座のブランド旗艦店のどこかへ、ゆくことになるでしょう。



 

というわけで、ミッションを達成した自分へのプレゼントを買いに、帰りはHMVでDVDを何枚かピックアップして帰路へ。

ちまたの男性諸君は、彼女や奥さんに何を買ったでのしょうか。

 

 

 


Home / Index of Cool


2007 0315-

 

ブラウザを<更新><リロード>して最新の情報をご覧ください