カラダのケアショップ探し

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少し肌寒くなってきた今の時期というのは、自転車でウロウロするには最高の季節だといえるだろう。

昨日は朝から青空が広がって気持ちのいい日だった。

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土曜から天気は少し崩れるというので、カメラをぶら下げて、ダウンタウンの三宮までフラフラと散策。

 

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あいにく指圧のU先生のところは休みなのだが、そういうときに限って、ちょっとケアをしてほしいときがあるのだ。

というわけで、どこかいいところはないかと、元町界隈を偵察。

こういうときは自転車に限るね。


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     この正面突き当たりが東急ハンズ


神戸へ引っ越してから見つけた先生は、大阪・豊中にあるウラノマッサージのS先生が20年、神戸・元町のU先生も20年というベテランなのだが、大阪まではちょっと遠いので、神戸でもう一軒、どうしても押さえておきたいというわけだ。

こうしたいわゆる、マッサージ、あんま、指圧をしてくれるところというのは、それなりの数があるので、自分に「合う上手な施術師」と出会うには、ある程度「お試し」のコストがかかる。

だが店構えというか、店の外観から、上手そうな人がいるかどうかを見分けるのは難しいため、受付で「今すぐにやってもらえる人で、経験が5年以上の人というのはいますか?」と聞くことにしている。

私の経験から言えば、施術師の「うまさ」というのは、経験年数と比例する傾向にあるので、5年以上やっている人で、下手な人はまずいない。

東京の場合は、店の数も人口も多いので足裏専門というように、分業化した形態が多いのだが、神戸では足裏マッサージコースを併設しているところが多い。

こういうところは、経験が2年くらいまでの人が多く、そういう店でのお試しはパスすることにしている。

 

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大阪・豊中のS先生、神戸・元町のU先生共に共通しているのは、まずベッドで横向きになって指圧を始めるという点だ。

U先生は以前、上向きの姿勢だけで施術するところで働いていたことがあったそうなのだが、その理由は俯せになると、カラダは外敵から守る姿勢になるため、背中側から押すと効果が薄いのだと言う。

動物というのは背中側というのは、外敵から守る役割を持っているので、俯せの姿勢になっただけで体の中側も、「利きを防御する」状態になってしまうというのだ。

腹を上向きにして仰向けに寝ると言うことは「ハラを見せる」ことになる。

この姿勢は「最も無防備な状態」のため、この状態で「然るべきるツボ」を押さえると非常に良く効くのだという。

もちろん途中で俯せの姿勢になることはあるのだが、背中側から押されると気持がいいため、営業面からは外せない姿勢らしい。

純粋に治療という目的だけから言えば、横か前から攻めるのが最も効くのだというが、これは、第二次世界大戦での従軍指圧師の技術の流れから、きているのだという。

 

U先生は横向きで脇腹と腰のポイント、そして仰向けで首と肩の付け根のポイントを横から押すことがあるのだが、まさに「焼け火箸」を突っ込むようによく効く。

背中も右向きに横たわった場合、下側になる右の肩胛骨の裏を押すのだが、押す側からすると押しにくいらしいが、この角度というのは独特の効きがあるのだという。

最近はマメに通っているので腰はかなり柔らなくなってきて、その楽さ加減を実感できるようになってきたのだが、それだけ今まではガチガチの状態だったというわけだ。

 

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U先生曰く、デスクに座り根を詰めて仕事をしている人は、必ず「腰に来る」という。

この種の凝りというのは、いわゆる「低温やけど」のようなもので、「腰がつらい」と気がついた時点で、状態はかなり悪化しているのだ。

特に東京で上昇志向を持ちながら頑張っていると、ガチガチの状態に陥りやすく「一代で金持ちになった人というのは、ほぼ例外なくカラダはひどい状態」になっていることがが多いという。

だが中には「俺は腰が全く気にならない」という人もいるらしいが、だからといって安心はできない。

人の体というのは、悪い状態が継続してある時点を超えると、それなりに固まってしまい、身を守るため、辛さを感じなくなるようにできているからだ。

だからといって放置しておくと、どんどん疲れは蓄積し続け、腰回りの筋肉は固くなり、やがてそれは病気を誘発する引き金になってゆく。

人の体というのは車と同じで、時々整備をしないと走れなくなるのだが、人の体は部品を取り替えることができないため、寿命が来るまで各パーツを使い続けなければならないというのが車と大きく違う点なのだ。

腰の疲れを取るには、指圧だけではなく、体を自分で作らなければならなということで、先生の指導のもと、現時状態を改善中。

というわけで話が長くなるので、これはまたの機会に。

 

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で今日見つけた店は、椅子に前屈みに座って施術をしてくれるところ。

三宮駅への通路という「最高のロケーション」で出店しているのだが、こういうところは意外に上手な人がいたりするのだ。

つまり沢山の「凝っている人」を経験することになるため、こうしたロケーションの店で5年以上続けていると腕のいい施術師になれる可能性は高くなるというわけだ。

という勝手なセオリーをもとに(笑)ダメもとで訊ねてみたら、7年やっている女性の人がいるという。

じゃあモノは試しということで、まず20分コースを選択し、「合え」ば延長してもらうという作戦。

5分も押して貰えば上手かどうかは大体わかるものだ。

I先生は7年もやっているというだけあって流石に上手、結局延長してもらい、一時間天国を徘徊。

予約はできないらしいが、電話をして混雑状況を聞くことができるうえ、年中無休で営業時間も長いので、「イザ」というときに、このレベルでのケアを10分単位で受けられるというのは、ありがたい。

暇そうな時間を狙って行けば問題ないわけで、自転車だと10分かからないところだからね。

 

クアシス三宮店

住所 神戸市中央区布引町4-1-1 JR三ノ宮駅構内

TEL 078-252-8287

営業時間 10:00~22:00 休業日 無休

 

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