2010年12月 のCoolに過ごそう

今年最後の日記

コメント(1)

トレーディングというのは「決断はできるだけ早く」を、どんな仕事より求められる職業です。

トレードでは、ある銘柄を選択しても、それが最良の決断であるという保証はないのです。

sunrise.jpg

ですがそこであえて決断を下し、それが最良の「答え」ではなかったとしても、ベストを尽くす。

ダメならカットロスをする。

そしてそれを最良の答えにしてしまう。

この方法は、どんな仕事にでも、また人生においても通用する方法なのです。

自分でできないことは提言しない、ということも信条にしてきました。

そのため、私の日記では政治や時事問題は、ほとんど扱いません。

政治に不満がありWEB上でああでもないこうでもないといっても、自分でそれを直接行動に移し、変えることができないからです。

そんなことよりも、生活を向上させるために、稼ぎを増やす方が大事だからでもあります。

あたりまえのことですけどね。

 

それでも書くことはたくさんありました。

時間に縛られている限り、こうした発想をし、実際に実行することはまず不可能です。

 

年末年始の休みにさえ、勤労者の大半は、渋滞と混雑で結果的に大金を払わされることになるのにです。

お金と時間と組織の奴隷になっていることに、鈍感になってしまっていることにさえ、気がつかなくなってしまっているのです。

 

50歳を過ぎると「理想に向かって努力することを諦め」「前向きの人生からおりてしまう」という人は、おそらく90%以上に達するはずです。

仕事がある、ということへの満足感もないまま、おかしいことをおかしいと言えず、徐々に変えてゆく努力や工夫さえもできず、それでも出世を目標にする。

その結果は、いずれ奴隷化するか、諦めておりるかしか、選択肢はなくなるのにです。

いくら組織にしがみついても、自由度や賃金水準は下がることはあれど、奇跡でも起きない限り、大幅に上がることはまずないのにです。

  

残る道は、はっきりしています。

ですが、それは決して茨の道だけではないことを、多くのトレーダーたちは証明してくれました。

そのことに感謝しつつ、新しい年を迎えたいと思います。

みなさん、良いお年を!

 

3分足のメリット

コメント(0)

何よりもノイズが減ることが体感できるはず。

その代わり細部をチェックしたい場合は1分足を併用することになる。

もちろんトレード中のチェックをするための時間が増えるため、体感速度は遅く感じるはず。

だがチェックシートをしっかりとつけなれば、本末転倒となるわけだ。

30日のマーケットでもストレスの少ないトレードが可能だったはず。

エントリーが間に合わないと次の足まで3分待たなければならないが、1分足を使えば毎分事にチャンスはあるわけだからね。

 

今日は、リアルティックの代わりになるであろうソフトのチャートをご紹介。

chart.gif

面白いのは通常の表示では、過去にチャートを移動しても、カーソルを離すと、最新のデータが右端に表示される。

いわゆるCQGタイプ。

だがこのままだとワンクリックシミュレーションができないわけだ。

だが、Snap Vie Right をチェックすると、上のチャートのように過去のある時点からの表示が可能になる。

しかもこの位置で、別の銘柄をタイプして銘柄を入れ替えると、常にこの位置から表示される。

これは過去のチャートを検証する際には、現在のCQGよりやりやすい。

CQGはキャッシュにデータがないと位置がずれるからね。

このようにワンクリックシミュレーションがとてもやりやすいソフトだ。

おまけにCQGのようにチャートのコピーは簡単。

全く同じ大きさのチャートが一発でできるのだ。

 

体感速度低下作戦

コメント(0)

というわけで、ついに3分足でのトレーニングへ突入。

ここ数日のネットエイド参加者の成績がイマイチだったため独自に精査すると・・

調査結果は、チャート変化の速度に追いついていないため。

ということで、昨夜の作戦は3分足チャートを使ってみることにした。

さてその結果は?

 

指示を出した3銘柄は3分足をブレイクしたらその方向へエントリー。

ネットエイドの記録からはこうなるはず。

CTSH1229.gif

500株で +225ドル

 

APOL1229.gif

1000株で +530ドル

 

COST1229.gif

500株で -25ドル

 

 

CELG1229.gif

500株で +225ドル

 

 

TROW1229.gif

500株で +140ドル

 

 

BBBY1229.gif

1000株で +380ドル

 

ここまで合計で +1475ドル。

最初のトレーニングは1分足、そして2分足へ移行して、始値執行まで来たわけだ。

そこでの3分足はどういう効果があるのか?

2分足に慣れていれば、3分足チャートは、チャートの体感速度としてたとえれば、100キロで走っていた車を60キロで走らせるようなものといえばいいだろうか。

もちろんチェックシートをつけないと勝てないのは同じ。

ただかなり余裕ができるはず。

その余裕をどう使うかだ。

 

 

プラットフォーム

コメント(0)

昨日の日記で書いたように、リアルティックは2010年で一杯で使えなくなるため、来年から新しいプラットフォームが必要になる。

今試用しているソフトだが・・

月額使用料がリアルティックの半額というのはマル。

だけど、2分足が使えない(1分・3分・5分からの選択のため)うえ、執行ボタンへマクロを割り振ることができないようなのだ。

というわけで、開発側へこの点が解決できるかどうかを問い合わせ中。

 

あと3つほど候補のプラットフォームがあるので、年内に一通り使ってみる予定。

念のためトレードルームで使っているアカウントは、リアルティックを使えるよう折衝中。

規模は小さいが、プロの機関投資家向けというビジネスモデルには適合するはずだしね。

と現時点では、こんなところかな。

これに関連した点については、ここで随時アップデートの予定。

無休モード突入だな。(笑)

 

というわけで、こちらで検証して掲載していたチャートは今日から省略させていただく。

自分で検証する際には、チャートでチェックすればいいわけだからね。

こちらに書いた理由で、私的には大幅に作業量を減少させたい事情があるため、現在サイト全体のコンテンツを見直し中。

読むチカラ

コメント(0)

トレードはある現象を見て、仮説を立て、試し、決まりを作り、できるかどうかを検証、実用化というプロセスが大事。

なので、このチカラは結構他にも応用が効くのが嬉しい。

トレード以外の、もう一つの仕事である不動産の分野でも良く効いたのにはちょっと驚いた次第。

なんてことを書き始めたら、次のようなメールが送られてきました・・

  

株のトレード用プラットフォームとしてリアルテックをご利用いただいていましたが、皆様のリアルテック購読は12月末で終了となります。リアルテックは業務方針を変更し、来年からは個人トレーダー向けのビジネスを大幅に削減し、機関投資家や法人を中心にビジネスを展開します。そのため弊社のお客様には、リアルテックより割安、そして高性能なトレード用プラットフォームを用意する予定です。近日中に、新プラットフォームのデモ版を皆様にお試しいただけるよう現在準備をしています。

 

今回NWTがTranscend Capital社と業務提携したと聞いたばかりでしたが、それよりも驚いたのは、同時にリアルティックを提供しているタウンゼント・アナリティクス社(バークレイ銀行が親会社)が ConvergEx グループに買収されたこと。

こちらのタウンゼント社のWEBにニュースが掲載されています。

ConvergEx Group, a leading technology company, today announced that it has signed a definitive agreement to acquire RealTickR, a leading global, multi-broker, cross-asset electronic execution platform, from Barclays Bank PLC.

   

こっちが大問題。

というのはリアルティックは、平均して片道1500株以上のサイズのトレードを前提にしたトユーザーだけを対象とする。

つまり80ドルの株価の銘柄でも片道1500株以上のサイズで常時取引しているトレーダーなら使えるのですが・・

でもそれって、どういうレベルのトレーダーなんだよ、と突っ込みたくなるのを我慢して冷静に考えると、機関投資家にしか提供しないというように、ビジネスモデルを変更したということ。

  

というわけで、慣れ親しんだリアルティックともこれでお別れ。

>そのため弊社のお客様には、リアルテックより割安、そして高性能なトレード用プラットフォームを用意する予定です。

ということなので、早速スカイプを使って聞いてみました。

  

ソフトの使用料金はいままでのほぼ半額。

ワンクリックシミュレーションがもの凄くやりやすいチャート。

そんなの、モハメッドアリ? なわけです。

いい意味でですよ。

というわけでちょっと一安心。

    

でも損益計算プログラムが使えなくなるわけでちょっと困ったな。

それと、リアルティック日本語ガイドも歴史的遺産になってしまうのか・・あそれはいいけどね(笑) 

 

今日はこんなところ。

 

さらに何かわかり次第アップの予定。

年末は目が離せない「COOLに過ごそう」であります。^^

 

 

 

 

 

うまい魚を食べるには?

コメント(0)

cooking.jpg

 

幸せを与えれば、その時だけは幸せになれるが、幸せになる方法を教えれば、その人は一生幸せになれる

幸せを与えられたら、その時に感謝すればいいが、人から幸せになる方法を教えてもらったら、その人に一生感謝する

というように発展するわけだ。
 

 

魚を手に入れたあと、うまい魚を食べられるかどうかは、ひとえに料理法にかかってくることになる。

市場でたくさん並んでいる魚の中から、どれがいいかを見分ける力があれば、自分で卸売市場へ行って買うことができるだろう。

そのかわり、大量に買わないと、時間と労力が見合わなくなる。

 

そういう場合、仕入れる事ができるプロからお勧めの魚を買えばいいわけだ。

そして買った魚の状態に見合った料理方法でおいしくできれば、うまい魚を食べることができる。

 

トレードも同じ事だ。

トレードではスキャンシステムを使って、条件にあった魚を選び出すわけだが、種類と時期によっては刺身で食べるより煮物にした方がうまい場合がある。

デイトレードという、いわゆる「刺身専門店」の場合、通のお客さんが多くなる。

魚の状態によっては、少し待ってから料理した方がいい場合や、すぐに捌いた方がいい場合があり、時期によっては、刺身にするのをやめることもあるわけだ。

 

料理の下手な新婚の奥さんは、料理教室へ行くのが最もよい選択肢の場合が多い。

だが、いくら料理教室へ通っても、おいしく料理できない人もいる。

一方で料理教室へ通わなくても、作り方をネットで学び、少しの試行錯誤だけで、腕を上げる人もいるが、忘れてはならない大事なことがある。

 

それは「おいしい魚を食べさせてあげたい」という気持ちだ。

 

捌いてみないとわからないこともあるから、巧く料理できなかったからといって、その魚を売った仲買人を非難するのは筋違いだ。

外見は問題なくても、ごくたまには、料理に適さない魚が混在するのは、生ものだから。

腕のいい人なら、魚の状態を見分け、その状態にあった料理法をすぐに見抜き、手早く料理して、水準以上の味にできるはずなのだ。

 

よい魚がなければ、今日は良いものがなかったと、勇気を出して言わなければならない。

客がわからないからと、どう料理してもまずい魚を売れば、あとで自分の首を絞めることになる。

良い仲買人が最も大事にしているのは、何よりもお客さんからの「信頼」だからだ。

 

魚は買っただけではダメで、どう料理するかだ。

さてあなたは、どういう状態の魚でも、巧く捌いておいしく仕上げることができるだろうか?

 

 

C6アゲイン!

コメント(0)

この車は、評価が書きにくい。

C6という車は、独特の浮遊走行感覚や異次元の内装に目を奪われるため、それ以外の部分の評価へ神経が回らないことになりがちだ。

さらに、いわゆる「評価を仕事にしている」ライターのインプレッションも数が少ない車だ。

つまり、何度も試乗しないことには、正体がわかりにくい車だといえるだろう。

 

ちょっと思い出したことがあるので、補足。

2リッターエンジンのNEWC5は走行距離7000キロ台の代車で、ナビもETCもついていなかった。

アプルードカーとして商談に入る寸前の車を借りたのだ。

だがこのように、 iPone4 がたまたま置けるスペースが・・

驚くべき事には、ホルダーもなく、ただ単に立て掛けてあるだけなのに、走行中位置がずれることがないときた。

まるで最初からiPhone4 用にスペースが、あけてあるかのように、収まりが良かったのだ。(笑)

C5navi.jpg

で、ナビとして活躍したのが iPhone のアプリ「全力案内」。

別にナビは要らないよな、は言い過ぎにしても、目的地までのガイドとしての性能には全く問題なし。

音声がガイドしてくれるので、画面を見る必要がないため、車載ナビとして実用に使えるのだ!

 

 

で、話は前後するが、結論から書くと結局 C6 に。

決め手は何だったのか?

それは、運転席側のドア内側にある取っ手がもの凄く使いやすかったから。

C6innerhandle.jpg

ミニも非常によい位置と形状だったが、C6はまさにドンピシャの位置。

上の写真のように、ウィンドウスイッチの後側に窪みがある.

ここを掴んでドアを開け閉めするわけだが、この位置が絶妙。

思わず、ニンマリしてしまったほど。

 

候補となったドイツ御三家の車種を含め試乗した車は、ドアの開け閉めが微妙なものがほとんどだ。

というのは、ドアヒンジ側(つまり車の前方)に近いところにドアの取っ手があると、開け閉めにチカラが必要になる。

たとえば、隣に車が止まっている場合、当たらない位置でドアを止めなければならない。

てこの原理を考えればわかるが、ドアヒンジ側(つまり車の前方)に近いところにドアの取っ手がある車は、こうした際の微妙な位置調整に、かなりの力が必要になるのだ。

ドアの開け閉めは、車の乗降の際に必ず行わねければならないことを考えると、私にとっては、車選びの際に外せないポイントなのだ。

C5rent01.jpg

で、納車まで借りた 旧C5。

セブンスターのオフィシャル代車。

C5rent02.jpg

この車も見るのははじめて。

C5rent03.jpg

8万キロ近い走行距離のため、ハイドロから受ける感じは、まさに鏡の表面を走るかのような感触。

距離を走ると、アタリがついてこうなるのか!!

と、驚きのシトロエンライド!を体験しながらの納車待ち。

C5rent04.jpg

ドリンクホルダーには、手帳がピッタリと収まる!

しかしシトロエンは、どの車もシートの座り心地がいい。

これは素直に凄いことだと思う。

それとこの車はシフトレバー表面のアルミがツルツルして、それが妙に掌に心地よかった。

意味もなくナデナデしてしまう。 なんだかヤバイなあ!

このように、シトロエンは思わぬところに、感性を刺激する仕掛けのある車だ。

意図してか、あるいはしなくてそうなっているのかは、はワカラないけど。 

C5rent05.jpg

とりあえずつけましたという、後付けのETCユニットと、何とレーダー探知機!。

ここのシトロエンディーラーは、エライ!

 

続く・・

クリスマスプレゼント

コメント(0)

もうすぐクリスマス本番。

モノが溢れているときにこそ必要ななものは、こういうものなんじゃないの?

 1224christmas.jpg

というわけで、日本に配信されるほとんどの写真を撮影しているシアトル在住の友人からのメールをご紹介。

新聞やネットのMSNスポーツ・Yahooスポーツをはじめとして、Livedoorスポーツなどに掲載されているイチローのシアトル本拠地戦の写真は彼の撮影によるもの。

ただ、サンスポや日刊スポーツなど、スポーツ紙の多くは、自社カメラマンが撮影したものを使うわけですが、彼らがカバーしきれない部分は、彼の配信写真が使われることがあるというわけです。

このように彼は、いわゆるプロカメラマンなのですが、メールを読むと彼が 「類まれ」 なるライターでもある、ということも分かります。

  

 

僕が小学生そして中学生の頃、歌手になった男性ポップ歌手の殆どはバンドボーイをやっていた。
音楽が好きで好きでしようがなくてバンドに近づいている内にチャンスが与えられるのだ。

  

それまでは、無休に近い小間使いや楽器運びの仕事につく。
そうこうしている内に何かのキッカケでチャンスが与えられる。
そして、そこから音楽の道に入っていく。
そのようにして大成した歌手はいくらでもいる。
坂本九もそうだった。

 

好きなことに近づいていないと居ても立ってもいられない、だから、いつも間近に身をおいている。
僕が自転車の商売をやっている時もそういう連中が多くいた。
ブラッとやってきて、無休で仕事を手伝ってくれる連中なんて後を絶たなかったのである。

 

感謝の気持ちを込めてカリフォルニアやフィリーで開催される自転車の展示会に連れて行ったりもした。
もちろん無給である。
その上で、忙しく大変な仕事を手伝わさせられることになる。
でも、彼らは、そうして食い込んでいることに嬉々としている。

 

そして、ある日、営業でもマーケティングでも人を雇わなくてはならない時がきた時、その男に声をかける。
バンドボーイが、歌ってみるか?
と打診されることに似ている。

 

僕は、一時、従業員25人までの会社にしたことがあったが、自転車の専門知識が必要な仕事の募集をしたことがなかった。
いつも会社に出入りして、いっしょに自転車を語ったり、ライドにでたり、新製品の意見を交わす人はいくらでもいたからだ。
マニアックな仕事分野なので自転車への執着心と深い知識経験が求められる。
無垢な状態の新人に一から教えて、、という現場ではない。

 

この方法で、自分の道を貫く人は多くいる。
それは今も昔も変わらない。
こういう執着心が、雇う側にとっては、その人のエッジ、他よりも光ってみえることになる。

 

マリナーズの球場で声をかけられることがよくある。
「どうしたら野球のカメラマンの仕事につくことができるのか?
野球が駄目だったらサッカーでもいいんだが、教えて」
「カメラでなくとも記者でもいいんだけれど、どうしたらいいの?」
中には「カメラマンになりたいのだけれど、どんなカメラを買ったらいい?」というのもある。
その度に僕は、ちょっと!というか、ダイブ!違うんだよなあ、と心の中で思ってしまう。

 

今日、タクゥイラの日本食レストランで家族でランチをしていたら、ウエイターをしているA君が僕に挨拶をした。
「来季から、TNスポーツのM選手づけの記者をやることになりました。今後ともヨロシクお願いします。」というもの。

 

この青年は、生活費をウエイターの仕事でまかなって、シーズン中は、ミニマム・飢維持で野球場で日本から観戦にやってくる日本人客の案内や車椅子を押す、という下積みの仕事についていた。我が家族も、そんな姿の彼を頻繁に目にしてきた。

 

野球が好きで好きでいても立ってもいられないからなんとか、マリナーズの野球場の末端に食いついていたかったのだ。
最低の日給でも、野球場の臨場感が伝わってくる職場に彼は大満足だった。

 

そんな彼がどうして記者に?
その理由はカンタン!
野球好きが高じて、シアトルの邦字新聞にマリナーズ記事を数年間書き続けていたので、M選手番の記者が必要!となった時、すぐに候補にあがる人は彼一人しかいなかったのだ。
その場所にいなければチャンスもめぐってこないのである。
J社のM選手番のカメラマンは、たまたま、彼が別の仕事でシアトルにきていたので、僕がつなげたものだった。

 

A君は、特別、メディアの仕事につきたい!
と具体的に望んだことはなかった。
純粋に野球に接していたかっただけだ。

 

A君にしても、まさか発行部数1000ほどのシアトルの邦字新聞の仕事から数十万部の日本のポピュラーなスポーツ紙の仕事につながるとは夢にも思わなかったことだろう。
ただ、一筋に野球に食いついていただけだったのだ。

 

彼のようにして、好きな道に進んで行った人を何人も知っている。
ミュージシャンのリー・オスカーやマウンテンバイクのパイオニアの一人のジェフ・リンジーもそうだ。
ジェフは、マウンテンバイクが株式会社化してからもカスタムのバイクで続けていたが、その昔にはまっていたガラス工芸の道を進んだ。
今では自社ビルを建てるほど成功している。
アメリカに、僕はこういう男たちを多く知っている。

 

そんな僕だからか、どうしたら、カメラマンになれるの?
どうしたらライターになれるの?
と質問してくる若者たちに出会う度にウンザリしてしまう。

 

アタマで考えるノウハウじゃあないんだよ!
感情が高ぶって、それが身体をその道に推し進めるんだよ。
と言いたくなるのだが、それさえもがノウハウと受け止められるだけだろうから何も言わない。
このような青年達の表情や雰囲気は理性的。
サメテいる、、というか燃えるものを持っていない?というのだろうか、エネルギーが伝わってこない。
目の輝きも感じられない。

 

心の赴くところに従って進む、その気持ちの選択と高ぶりが必要だ。
これは僕が主張してきたことなのだが、今日、A君から挨拶された時、心の声を押し殺さず、
低所得をモノとせず心の道を進んできた彼が次のステップに足をかけたことが嬉しかった。
ここまで進むと、次の日本人選手へともつながっていくし、他社にアキがでた時にも候補にあがる。
野球記者として絶対的な位置を定着させることであろう。

 

小野沢さんは、自転車とか書き物だとか撮影だとか、好きなことをやっているので羨ましい!
と多くの人から言われてきた僕だが、彼らが気がつかないことが一つある。
僕が、これらの仕事を就職として選んではいない、ということだ。

 

現実は、好きなことをやっていたいが為にリスクをモノともせずに犠牲も払って進んできただけだったのだ。
アンタタチは、分別を口実に、利口にそれを避けて、安定収入を選んだでしょ?
と説明するのだが、ピンと来る人は少ない。

 

A君は、新卒年齢ではないにも拘らず、安定収入をモノとせずに、最低賃金で野球の近くにシガミツク道を選んだのだった。
けっして、金銭的なリッチにはなれないだろうが、その代わり、心の満足度や充足度は高い。
僕は、三つの分野の仕事からそれをよく知っている。

JCBG00.jpg

小野沢さんとの出会いは、この雑誌の取材でした。
そういえばもうすぐ10年になるんですね。

彼からの取材を受けている最中、私は彼のことをライターを兼ねているプロカメラマンだと思っていたのです。
こうした取材では、インタビューアーとカメラマンとの二人セットが普通でしたから、書けるカメラマンって珍しいなあ、と思ったことを覚えています。
今から思えば、彼がこれだけ書ける人だとは、夢にも思っていなかったわけで。(笑)

  

彼はストレートの速球で、真っ向勝負をかけるタイプといえばわかりやすいでしょうか。
きわどいところへ変化球ばかり投げる多くの日本人とは全く違っていたためでしょう、強く印象に残る人でした。
それ以来彼とは同世代の友人として、今も続いているわけですが。

 

彼のメールを読むと、なるほど、どの世界も同じなんですね。
私のトレードの世界との出会いも然り。
仕事がなくなり、出会ったパソコンを使った株のトレードにすっかり填り、これで稼げるなんて夢みたいなハナシだ、と飛びついたのです。
ですが、メソッドも何もないため、トータルでは勝てない日が延々と続いたわけですが、必ず勝てる方法があるはず!と信じ続け、ありとあらゆることを試したのです。

 

この仕事が何よりも素晴らしいのは、自分の予測通りにマーケットが動き、利益を手にした瞬間です。
沸き起こる、いわゆる内から漲る自信と誇りは、何物にも代え難く、自らを魅了するのですから堪りません。
当然のことながら、すっかり填ってしまったわけです。
おまけに、人間が本能的に持つ「ギャンブル欲」を満たしてくれるのですからね。

 

一度勝つ味を覚えると、やめられなくなりズルズルと填ってゆきました。
でも填って何が悪いのか?
トータルで勝てばいいわけです。

 

ですがどうやっても勝てず、負けは溜まるばかり。
結局一ヶ月1万ドル負けたらやめる、というカミさんとの約束まで、あと一歩というところまで追い詰められたのです。
そこで考えました。
どうしたらこれ以上負けずにすむのか?


選択の余地はありませんでした。

 
実トレードをやめ、いわゆるシミュレーショントレードを徹底してやり続けたのです。
 

というわけで、今に至るわけですが、負けないためにと、あらゆる試行錯誤を繰り返しながら突き進むうち、様々なことがわかったのです。
それらは、事前にはまったく予想できないことばかりでした。

 

のちに様々なオリジナルなトレード手法を考えついたのも、こうした体験があったからではないでしょうか。
勝てなければ家族を養ってゆくことができないため、背水の陣を張らざるをえなかったのです。
どうすれば最後の砦を守りきることができるのか?
この執念が様々な運を引き寄せたのかもしれません。
これこそが、今の日本でトレーダーを目指す人たちに、最も欠けている部分なのかもしれません。

 

ですが、今でもごくまれに、同類のタイプに出会うことがあります。
トレードを教えていて良かったと、つくづく思える瞬間が突然やってくるのです。
昔の自分の心境が投影されたかのようなその熱い想いを持つ人は、すぐにわかるもの。
言葉ではうまくく説明できませんが、それは「伝わってくる」ものだからです。

クリスマス前日のマーケット

コメント(0)

23日(木)の米国ナスダックマーケットは、クリスマス休暇のため参加者が少なく、チョッピーで難しい展開のマーケットでした。

こういう難しい展開の時は、チェックシートを活用するのがベストなわけですが、さてみなさんどうだったでしょうか・・

トータルの損益で言えば、悪い方が多かったのですが、もちろん安定したよい成績の方もいらっしゃいました。

 

この方は最近セミナーを受講された方ですが、コンスタントによい成績をあげられています。

もちろんプロを目指している方です。

1223exelist.gif

このマーケットで、大きな負けがないのが素晴らしいですね。

1223exelist2.gif

もう一銘柄でも伸びる銘柄に入れば1000ドルオーバーでしたが、でもなかなかのものですね。

 

明日24日(金)はクリスマスのため、米国マーケットは休場。

もちろんネットエイドもありません。

土日を入れると3連休!

良いクリスマスと週末をお過ごしください。

セミナーの効果?

コメント(0)

21日(火曜日)はネットエイドに参加されている皆さんのほとんどの方の成績は悪かったのですが、なぜかこの方の成績が良かったので、ひょっとして?!

と尋ねてみました。

 

セミナーの感想です。

>昨夜のマーケット何故か多くの方がマイナスでしたが、なかなかの成績でしたね。

何故か、私が良い成績なのでびっくりです。

 

 

きっと、セミナーでの、ハッチ先生のマイナスになったらすぐに、脱出と何度も言われたように マイナスが大きくならないようにとそればかり考えてたからだと思います。

「はじめの4銘柄だけでも+プラスに」というお言葉とセミナー時のハッチ先生と一緒にチェックシートを付けながらのワンクリックシュミレーションが、きっと功を奏して、良い結果となったとおもいます。

普通の人なら、これですぐに水を得た魚のように サー!と泳ぎ始めるのですが私は ギョギョギョ と言う感じで、まだまだです。

チェックシートのハードルがまだまだ高いので、銘柄、損益まで記入できるようにしたいと思います。(ヒゲまで行けない^_^;)

 

クリスマスですね~

いつもはプレゼントはあげるほうばかりの私でしtが、今年は、馬渕先生との出会いという、とても素敵な、プレゼントをいただきました。

ありがとうございます。

1月の基礎セミナー 残席あればぜひぜひ、出席させて下さい。

よろしくお願いします。

 

達人の条件でも書きましたが、トレードで成功するにはある程度の時間がかかります。

米国でもデイトレーディングの技術というのは、医者や弁護士と同じくらい難しいというのが半ば常識になっています。

シミュレーションが不十分なままで、実トレードへ移行するのは、医師免許のない素人が、心臓手術をするようなもので非常に危険なことなのです。

 

今回のセミナーでは、チェックシートの記入方法にかなりの時間をかけましたね。

チェックシートへの記入にしても、勝てる記入方法を身に着けるだけでも、かなりの時間がかかることがお分かりいただけたと思います。

チェックシートへの記入にもシミュレーションが必要なのです。

1月セミナーの募集は週明けになると思います。 

 

 

原因はどこに?

コメント(0)

加齢と共に右下がり曲線になるものは?

その答えのヒントは、下記の記事中にをあるような気がするのは私だけだろうか?

overwork.jpg

トラブル続きの浜崎あゆみ、それでも走り続ける「歌姫」の悲哀

引退勧告も? ボロボロの浜崎あゆみに「活動休止」を勧める声

仕事は違っても、思いあたる症状があるケースは少なくないはず。

車の部品の場合、走行距離を重ねると、よく動く部分の性能が低下し、やがて機能しなくなるわけだが、人間の場合にも同じ事が起こるわけだ。

車なら部品を交換すれば、新品の性能が蘇るわけだが、人の場合はそうはゆかない。

性能がひどく低下して回復できなくなる前に、しかるべきケアで、その寿命が長くなるようにしなければならない。

だが多くの人は「歳のせいだから仕方ない」」という、一般的な常識論をもとにした勝手な診断で、こうした問題を処理しがちだ。

 

勤め人の仕事は多くの場合、こうした性能劣化があっても、ノルマを増やしたり、部下にハッパをかけたりすることで、数値を達成することができる。

だがトレードの場合、こうした性能の低下が成績に顕著に影響することが多くなる。

ただ幸いなことに、その度合いは損益という数字にダイレクトに影響するため、「早期に気がつきやすい」のだ。

 

年の瀬を迎え、今年一年を締めくくる前に、普段手つかずのこうした部分を考えるのは、悪くないアイデアではないだろうか?

特に40歳前後でこうしたケアを普段から定期的に行っていない人は、これを読むというチャンスに巡り会ったあと、どうするか?で、幸せな気分で年末年始を過ごせるかどうかが決まるわけだ。

年末年始の休暇中に手当をすれば、まだ間に合うかも知れないわけだからね。

試乗C6!

コメント(0)

こちらが以前試乗した2007年6月の感想。

 C6front-2.jpg

基本的に今回の試乗でも前回のと同じ感想ということになるわけだが・・

 

C6front.jpg

フロントは「おとなしい系」の顔。

ちょっとレトロ味が混ざっているのがシトロエンらしさとでもいえばいいだろうか。

C6rear.jpg

リアはオリジナリティー溢れるデザイン。

どの車にも似ていないのがナイス。

C6int.jpg

インテリアの明るさが衝撃だった・・

 

室内は、外から見ただけでも、シンプルなモダンさが漂う上品さで満ち溢れていることがわかる。

以前東京で試乗した車の内装は黒だったので、この色の違いが、今回の決定的な印象の違いとなったわけだ。 

一歩間違えると、大変な事になる色調が、ツボに填った効果はまさに絶大。

エクステリアの濃いブルーと、窓ガラスのグリーンと、内装の黄色が織りなすカラーコーディネートが実に見事。

というわけで、走り出す前からノックアウト!

この写真では、その魅力を伝えることができないのが残念だ。

 

というわけでこの時点でもう、冷静な判断ができない状態になってしまった。

乗り心地は例の滑らかさで、エンジンはV6だからトロトロ味。

しかも室内は静かなのに、エンジン音が遠くから適度な存在感で聞こえてくるという、ちょっと不思議なバランス。

 

で、とにかく静か。

この静けさに包まれて、独特の乗り心地を味わっていると、早さや加速といったものが、邪魔な感覚に思えてくるのだから堪らない。

というわけで、冷静な目線での試乗ができないまま時間切れ。(笑)

 

なので、改めて時間をとって再び試乗することに。

続く・・

達人の条件

コメント(0)

世界的達人になるための「1万時間の法則」を、ご存じだろうか。

1219success.jpg

ビートルズも無名の弱小バンドとして1万時間を過ごし、スティーブ・ジョブズも会社を追い出されて10年で、今のアップルの成功を成し遂げたのだ。

 

名人・達人・天才と呼ばれるようになるための原理的な仕組みは、科学的に分析され、以下のような本で知ることができる。

 

天才! 成功する人々の法則 - マルコム・グラッドウェル 著 講談社

非才! - マシュー・サイド著 山形浩生&守岡桜 訳  柏書房

究極の鍛錬 - ジョフ・コルヴァン著 米田 隆 訳  サンマーク出版

 

大事なことは、自発的なやる気を継続させての時間で計算するということだ。

成功イメージを持ち続け真摯に集中して取組み、自分の限界を超えようと上を目指して挑戦する姿勢を持ち続けての時間だ。

 

たとえば新入社員が1日8時間働くとして、1万時間なら1250日。

つまりざっと5年もすれば、それなりに仕事ができるようになるわけだ。

 

一方、雇う側の会社の立場としては、できるだけ早く稼いでくれないと困るわけだ。

それに途中でやめる人がいるわけで、そうなると歩留まりが悪くなる。

 

そのため普通の会社では残業で追いまくり、極めてハードなスケジュールでこき使うことになる。

仮に3年間で1万時間を達成させようとすると、1日16時間働かせる必要があるわけだ。

  

だが、退職すると、その蓄積された時間も大して役には立たなくなる。

サラリーマンをやめて、すぐにトレードのプロになれないのは、要求されるスキルがあまりにも違うからだ。

 

そのため再びその道のプロになるためにはざっと6年かかることになるわけだ。

だがそうはのんびりとはしていられない。

 

  

日本で米国株のトレードをやる場合、1日3時間とすると、10年頑張れば達人になれるということになる。

私は1997年に突然首を切られたのをきっかけに、アメリカでトレードの道に入った。

 

当時は一日6時間半プラス自宅での研究1時間で、一日7時間半トレードに没頭した。

トレードの場合は、高い集中力が必要なため、新入社員が1日8時間働く場合とは密度が全く違う。

    

どう少なく見ても2倍の密度はあるはずで、そうなると5000時間が目安になる。

一日7時間半で一ヶ月150時間。一年で1800時間。3年弱で5000時間。

  

実際にやってみればわかるが、トレードで必要とされる集中力は、桁外れの密度だ。

そのため、この密度が仮に3倍から4倍だとなると、さらに時間は短くなる。

   

さらにトレードの場合は、そもそも好きで始める人が多い。

そうなると自発的なやる気を継続させることがたやすくなり、好きこそものの上手なれで、その仕事に向く可能性が高くなり、それなりの勉強や下準備を積んでいるケースではそれが有利に働くことになる。

 

3年くらいで一人前のプロトレーダーが誕生することがあるのは、こうした理由によるものだ。

   

この時間を2年に短縮できることはほぼ実証済み。

で次のステップとして、さらに短い時間で成功させようというプロジェクトを現在遂行中。

 

オールグリーン化は、その一環から生まれたものだ。

で、その目標とは、3ヶ月!

 

これが無謀だったのかどうかは、年明けには、明らかになるはず。

乞うご期待!

  

  

クリスマスソング

コメント(0)

毎年12月になると「お約束」のテーマでもあるクリスマスソングについて書いているが、今年も省資源モード。

と、まあ「モノは言いよう」で、以前アップした日記の使い回し。(笑)

1217christmas.jpg

だけど全く同じでは・・というわけで、今年はレイアウトをちょい変更。

そして写真も2枚追加。

 

 

一曲目を、まずサンプル曲としてご紹介。

01 S CLUB 7 - Perfect Christmas

「私よ、淋しいから電話したんだけど、あなたのことを・・」というラブソングは、あたかも映画音楽を想わせるかのようなストリングスで始まるポップなミディアム8ビート ナンバーだ。

こちらで曲を聴くことができるが、こちらはクリスマスの衣装。

こちらの方が画質はいい

 

毎年クリスマス前になると、クリスマスソング集を作っている。

CD版になってから今年で10年目だがその前はカセットテープ!

編集作業は当然のことながら、iTune を使っている。

といっても、もちろん自分で歌うわけではない。

市販のクリスマスアルバムCDから好きな曲だけを選択、自分だけのオリジナルクリスマスアルバムを作るというわけだ。

どうしてこんな面倒なことをするようになったのか?

クリスマスソングは、何と言っても美しい曲が多い。

クリスマスソングは、キリスト教に関連しているため、歴史に育てられてきた、いい換えれば時間に磨かれてきた曲ばかりだ。

アメリカでは、いろいろなジャンルのトップミュージシャンが、その人なりの解釈とアレンジで、聞かせてくれる。

こうしたことから、アメリカに住むようになって、すっかりクリスマスソングのファンとなってしまった。

以前たまたま、自分で聞くために持っていたテープをプレゼントしたら、とても喜んでくれたのがきっかけだったのだが、もちろん元になるCDは、どこでも売っているものだ。

だがその中からどのような選曲をしてどの曲順で、どういう歌手のどの曲を録音するかが、ポイントになるわけだ。

今では、クリスマスまでの2週間ほどを楽しむための、私にとっての必須のアイテムとなっている。

 


アメリカだと11月の下旬ともなると、CDショップには、これでもかというほどの膨大な量のクリスマスアルバムが、所狭しとディスプレイされている。

ところが日本では「クリスマスのアルバムはどこに置いてますか?」と聞かないとわからないくらい、目立たないところに、ほんの少しの数しか置いていない。

正確に表現すると、コーナーはあるのだけれど、ホントに少ない。

どうして置かないのか? 

素晴らしいアルバムが多いのだから、置けば必ず売れるはずだ!と思うのは多分私だけなのだろうか。

キリスト教の国ではないし、そういう気持ちの余裕がない人も多いのかもしれない。

日本のレコード店より私のコレクションの方が、うんと充実しているというのは、なんだか嬉しいような、嬉しくないような・・

作成の手順としては、手持ちのCDから曲を選択し、順番を決め録音してゆくのだが、2年くらいから、曲はほぼ固まってきてしまっている。

そのため、今までの曲よりいい曲、もしくは毛色の変わった曲でなければ、新たなチョイスとして採用することができないというわけで、新規参入障壁は結構高いといえるだろうか。^^

 


CDの場合は収録できる長さが決まっているため、新しい曲を入れようとすると、どれか一曲をはずさなければならないが、 iPod なら、そうしたことは気にしなくてもいいのがいいところ。

だけどそうなると際限がなくなるので、一応採用する曲数は決めている。

制約の中での選択は、高レベルの結果をもたらすことが多いからね。

去年作ったものを聴いているうちに、聴き惚れてしまったりして、どうしても作業が遅れてしまうのがまた楽しい。

1217christmas2.jpg

男性用サービスショット

(クリックすると大きな写真が開くので注意!)


使い道だが、独身の人は当然のことながら、ここぞというときに使う。

クリスマスという厳粛なムードとクリスマスソングの相乗効果で、あなたのいろいろな下心を、うまくカモフラージュしてくれるかもしれない。

結婚している人は、普段のツケを払う絶好のチャンスメーカーとして、活躍してくれるはず。

クリスマスムードを盛りあげ、クライマックスで、普段言えないようなクサいけれど特効の一言を、あなたの伴侶へ囁くには、クリスマスというスペシャルなこの日と、このアイテムしかないはずだ。

 

こうしたクリスマスソング集を始めてから、もうかれこれ10年以上になるが、聞き返してみるとやはりある程度ハヤリやスタリといった流行がある。

数年してから、そのときの曲を聞くと、聞いていたときの気分や、その当時どんなことがあったのかも思い出す。

そう、音楽と一緒に、「あのとき」が蘇るのだ。

 

2010年度版の作成は去年に引き続き iTune を使用。

新しいアルバムからの選曲が皆無のため、新曲がないというのがちょっと残念。

アメリカでは、一流の歌手として、またプレイヤーとして認知される一つの儀式として、クリスマスアルバムがあると言っても過言ではないだろう。

みんなが知っている曲だから、どうアレンジしてどう料理するかを聞き比べることができるわけだ。おまけにそのアルバムを制作した歌手やスタッフのセンスや好み、実力などが、聞き比べることでとてもよくわかる。

その中から、時間をかけて、さらに選りすぐり、自分だけのお気に入りの曲を並べるのだ。

iPod のプレイリストには、美しくそして素晴らしい曲が、キラ星のように散りばめられているから、クリスマスまでの短い期間だけど、オフィスやクルマ、さらには自宅でも、いつもとちょっと違った、スペシャルな気分で毎日を過ごすことができる。

時間と心の余裕だけが可能にしてくれるこうした贅沢は、その気になれば誰もができることだし、気持ちに余裕がありさえすれば、いつまでも続けることができるだろう。

機会があれば、リストにあるアルバムの一枚でもいいから手に入れて聞いていただきたい。

あなたの心に、お金では手に入れることのできない潤いと安らぎを与えてくれるはずだし、クリスマスが、とても素晴らしいものになるはず。

 


音楽は背徳を伴わない唯一の官能的な愉しみである  - サミュエル・ジョンソン

 

アルバムVol.1

アルバムVol.2

  
一曲目の解説文を、サンプルとしてご紹介。

01 S CLUB 7 - Perfect Christmas

「私よ、淋しいから電話したんだけど、あなたのことを・・」というラブソングは、あたかも映画音楽を想わせるかのようなストリングスで始まるポップなミディアム8ビート ナンバーだ。

こちらで曲を聴くことができるが、こちらはクリスマスの衣装。


こちらの方が画質はいい

メロディーはわかりやすく、ポップスのお手本のようなフレッシュさ もあわせて持ちあわせている。

ポップなだけのように聞こえるが、 バッキングをよく聞くとパーカッションが、3連のノリでリズムを刻むというかなり渋いことをやっている。


 

コーラスが歌の厚みを保っている ところなどは、日本の同じような年代の歌手のアルバムでは聴くことができないサウンドだ。

一曲を通して若者らしい素直なテイストを醸し出しているが、サビがメロディーに負けていない、いわゆる「残る」メロディーラインを持っている。

メロディーラインが繰り返されると、変化がなくなってしまいがちになるのだが、メロディーのバッキングのリズムを一瞬止める 、などという凝ったアレンジが施されているが、一度しかやらないという「さりげなさ」がカッコいい。

バッキングでもテーマのメロディーが繰り返されるが、ストリングスが奏でるリフはシンプルで、歌を邪魔 せずに効果的に使われているのは、このアルバムにはチカラのあるアレンジャーが参加しているいるという証ではないだろうか。

アメリカンポップス健在 なり。そう思わせてくれるチャーミングな佳曲だ。

Hello friend, it's me again
I just called to tell you,
Even though I miss you so
I've been thinking of you
All my dreams are coming true, at last...oooh

The perfect ending to a wonderful year (oooh)
Will be to celebrate the good times with you here
Cuz I know,
For sure,
I never wanted anything more

The greatest gift that there could be
Wrapped underneath my Christmas tree
Would be the same my whole life through
I'd spend the perfect Christmas with you
Though the winter seems so long
My faith in love has kept me strong
So if I had a wish come true
I'd send the perfect Christmas with you

I can't wait
Till the day
When I finally see you
So hold on
I wont be long
Got so much to show you
All our dreams are coming true at last...ooh

So when you ask me what I mean
To me the Christmas is complete
Boy can't you see
You're the one thing missing for me

ネットエイドサービス変更について

コメント(0)

ここ最近は東京マーケットでのネットエイドサービスを休ませていただいています。

12月一杯も休みとさせていただいています。

理由はいくつかあります。

まず朝のネットエイドがスケジュール的にキツくなってきたことです。

ご承知のように夜の米国マーケットの検証の作成には少なからぬ時間がかかります。

仕事量の増大とともに、中途半端にしないためにも、試験的に思い切って日本株でのネットエイドを休ませていただいていたというわけです。

わかりやすくいえば、時間的、体力的に限界に来ていたという事なのです。

 

もう一つは、日本株の特性にあります。

ネットエイドでのオープニングでのボトムスキャンを使ったトレード方法では、執行技術が必要で、日本株のトレードソフトではかなりキツイことがあげられます。

ポジションをクローズしても、購買力が戻らない日本株では、参加者が撃てる球数が限られるため、オープニングでの動きの幅が非常に少なく、素早い脱出が必須条件となるのです。

この方法で成功率を高めるには、かなり徹底した訓練に加え、ある程度のトレード数つまり資金も必要で、技術的に難しいトレードになってしまうのです。

そのため、この方法に限って言えば、執行ソフトの性能も含めたトータルで考えると、米国株の方が遙かにリスクが少なく安全だということになってしまいます。

そのため、参加者の方も米国株のネットエイドに比べると、非常に少ないのが現実なのです。

 

スイングスキャンを使い、5分の時点での株価をチェックして、トレンドラインに沿って行うトレードの方が、リスクが少なく成功への敷居が低いことから、現在ではこの方法をお勧めしています。

これは5分の時点でのスイングスキャン銘柄を見て、トレンドラインを追えばいいわけですから、特別な執行技術は不要です。

 

今日の例をあげると・・

 

今日の◆◆9時5分の表示銘柄の検証

2010/12/16 (木) 9:08

現在少し上げているので、ダウントレンドを確認してエントリー(空売り・ショート)してください。

 
青いマークが9時5分の株価

緑は予想利益ゾーン

チャートは2分足チャート。 

1216J9984.gif

 
アップトレンド(右上がりのブルーの直線)が崩壊したところが空売りの位置

2902円あたりに明確なサポートがあるので、20移動平均線より上でも、5安値移動平均線を切ればOKだ。

+11ティックつまり想定利益は11円。

信用取引1000株97万円の資金で +1万1千円。 

一日の投下資金に対する単純利回りは 1.13%。月では 22.6% 年率では 271% の利益率。

 

というように、今日の例でいえば、トレンドラインが崩壊した位置でエントリーするという単純な方法です。

毎日の記録はこちらにアップしていますので、ぜひ参考にしてください。

 

以上の理由で、来年からのネットエイドサービスは米国株のみとさせていただきます。

事情をご賢察のうえ、ご了承ください。

C5ツアラー2.0

コメント(0)

前回の顛末はこちら

というわけで、借りたのは走行距離7400キロ弱という C5ツアラー2.0。

走行距離の違いで、ハイドロの乗り心地がどれだけ違うのか?

がわかるのではないか、というわけだ。

C5-01.jpg

C5ツアラー2.0というのは、いわゆるステーションワゴン。

新しい1.6リッターエンジンの前のモデルのため、エンジンは2リッターで、変速機はオートマ4速。

 

12月16日まで借りているので、追加加筆あり。

C5-02.jpg

怒らず、にやけず、の顔つきが、なかなかナイス。(笑)

 C5-03.jpg

リアビューはスッキリ系。

 C5-14.jpg

夜のリアビュー。

派手さはないけど、凡庸ではないそのエクステリアは、毎日の足使いにも快適。

駐車場へ戻って、車が目に入ったときどう感じるのか?

隣にいくら高い車が並んでいても、目移りせず「いい、カッコイイな」と思えないとね。

ここの満足度が低いのは、ワタシ的にバツ。

自己満足もプライスレス(笑)

 C5-04.jpg

広い荷室、リアゲートは自動でゆっくりと開く。

私の場合広い荷室を使うことはないのだが・・

C5-05.jpg

閉じるときはこのボタンで自動的に閉じる。

チカラいらず。

 C5-07.jpg

インテリアはベージュのため、一般的な黒い内装より雰囲気はかなり明るい。

フロントシートは室内の内側に位置しているため、ドアまでの空間はたっぷり。

物理的にももちろんだが、これは視覚的にもかなり効くことになり、とても広い感じがする。

このあたりは非常によく考えられたデザインだ。

ドアハンドルとその延長線が織りなす曲線が美しい。

下の写真でわかるように、剛性感の確保のためだろうか、Bピラーはかなり太め。

C5-08.jpg

ツアラーには、パノラミックガラスルーフが標準装備。

紫外線もカットしてくれるうえ、電動サンシェード付き。

このいわゆるサンフーフはサイズが巨大なため、室内は非常に明るい。

C5-15.jpg

後部座席からのショット。

これだけ開口部が広いとボディ剛性が気になるのだが、特に気になるような兆候はナシ。

 C5-06.jpg

夜のフロントシート。

インテリアは細部も含め丹念にデザインされていることがわかるだろう。

曲線の使い方が巧妙なため、車からは柔らかな感触が醸し出されているように感じる。

 C5-09.jpg

夜でもこういう感じ。

とにかく、開放感がすこぶる高いのだ。

シトロエンはC3もピカソも、外の視界が開けて明るいのが印象的な作りになっている。

ドイツ勢はこのあたりが「ちょっと暗い」から、この方向性は大正解。

ミニのカブリオレは、幌が締まっていると暗めだけど、幌を下ろすとダントツの開放感、というジキルとハイド的な変化が素晴らしいわけです。(笑)

 C5-11.jpg

ステアリングにはオーディオの操作ボタンや、ディスプレイのモード切替などのボタンが並ぶ。

素行距離などのメータのディスプレイ切り替えが、なかなか便利。

自動のパーキングブレーキは、最初違和感があるが、慣れると便利。

私的にはパーキングブレーキは手動でもOK。

ケジメの儀式でもあるわけで・・

ブレーキは秀逸。

最初は軽いタッチに戸惑うが、慣れると非常にデリケートなコントロールが可能。

ステアリングの応答は繊細で。最初は過敏とも思えるほど。

かすかな入力でも反応し手応えと同時にノーズがスッと動くため、ボディーの大きさにもかかわらず、意外と俊敏な感じがする。

ステアリングを丁寧に切れば、、意外にロールは少ない。

これはハイドロの特性なのだろう。

だが急に切ると、同乗者にグラっと来る感じを与えるので要注意だ。

  

特に感銘したのは、まさに「矢のように直進する」シトロエン独自の走行感。

高速になると、この直進性はさらに際立ち、とにかく車はまっすぐ走ろうとするのだ。

長距離になると、これが安心感に繋がり、巡航時の疲れは非常に少なく感じる。

長距離を走るには最高の車ではないだろうか。

 C5-12.jpg

ヘッドライトはかなり明るい。

なんだか褒めてばかりになってしまったので、無い物ねだりを含め、気になる点を。

リアゲートが自動で締まるときの音や、ドアの蝶番のキシミ音などが、高級感にはマイナスの要素。

だがこのあたりは、ナンバープレートの裏に防振材を貼るとか、ドアの蝶番のキシミ音はディーラーが気をつければ済むこと。

ボディからの共振を含んだ振動や音が、欲を言えばもう少し少なければなあ・・

もちろんこの値段帯でそれを求めるのは酷なのは、百も承知なのだが・・

 

あとハイドロについてだが、市街地の中低速では、目地段差などでの鋭い反応が、相対的に気になることがある。

柔らかい乗り心地ゆえに、浮上する問題でもあるわけだが。

セールス氏いわく、タイアをインチダウンして、柔らかいタイアをチョイスすれば、軽減できるとのこと。

 

 C5-13.jpg

目元が素敵。これ大事。

     

4速オートマは、停止寸前に1速へ落ちるときに、少しショックを感じることがある。

静かで滑らかな車ゆえに、目立つのかもしれないが。

2リッターのエンジンは、踏めばそれなりに速く走ることができるので特に不満なし。

全く省燃費運転を意識せず、アクセルは踏見込み気味で、周りの車より確実に速いペースで、約400キロほど走っての平均燃費は、リッターあたり 7.5キロ ほど。

ただ、どうしても4気筒の振動はステアリングを伝わってくる。

この浮遊感の高い乗り心地とのマッチングでいえば、3リッターV6のトロッとした感触の回り方のエンジンの方がいいのでは・・などと考えてしまうのもまた事実。

C5の選択が悔いのないように・・ というわけで、念のため、C6にも試乗してみることに。

続く・・

   

銘柄入替えのコツ

コメント(0)

トレードでは、エントリーのあと、必ず銘柄を入れ替えなければならない。

大きなロスを出す前に、可能性の高い銘柄へスイッチできるかどうか。

これがトータルでの損益に大きく影響することになる。

基本的には抵抗線が形成され、そこをブレイクしそうな銘柄をガイドしているわけだが・・

 

基本的に抵抗線をブレイクするパターンというのは、大きなゲインが期待できることが多い。

なぜなら、メジャーサポート、メジャーレジスタンスをブレイクすると、そこでパニックが起こるからだ。

月曜日のマーケットの例をあげてみよう。

 

下は前日のサポートラインをブレイクダウンするところで指示を出している。


2010-12-13 23:38:39 はっちshadow ALTR GMCR ショートサイド

ALTR1213.gif

1000株で +800ドル

長い陰線4本の後で買い戻しがあり、そこからさらにブレイクダウンしたわけだ。

もちろんすべての例で思惑通りに事が運ぶわけではない。

ダメなら、逃げればいいわけだ。

 

下の例もその前のローソク足4本でサポートができている。

そして5本目でブレイクダウンしたわけだ。


2010-12-13 23:38:43 はっちshadow TROW

TROW1213.gif

500株で +150ドル

脱出は下ヒゲトレンドラインが切り上がった位置。

チェックシートへ、ヒゲの状態を記入していれば、下ヒゲトレンドラインには気がつくはず。

  

  

 
2010-12-13 23:42:06 はっちshadow GMCR

GMCR1213.gif

1000株で +630ドル

これもサポートを切ると、大きく下げている。

ゲインがある程度大きくなれば、あとはどれだけホールドできるかが勝負となるわけだ。 

20MAがダウントレンドライン。 

 

2010-12-13 23:47:55 はっちshadow LULU

LULU-2-1213.gif

500株で +320ドル

これもレジスタンスをブレイクすると、上昇している。

レジスタンスとなっている抵抗線が目に入るかどうかだ・・

つまり動いているローソク足を見るのではなく、確定しているローソク足が形成するパターンをしっかり見ることが大事になるわけだ。

そのためにチェックシートへ記入し、余った時間で、こうしたパターンに目を向ける必要があるのだ。

  

  

2010-12-14 00:12:54 はっちshadow VECO

VECO1213.gif

1000株で +670ドル

これもレジスタンスを見事にブレイクしている。

 

エントリー後は、チェックシートで自分が保有している銘柄を比較し、入れ替える銘柄を決められなければならない。

だがそれだけでは不十分だ。

 

大事なのはチェックシートを使うことで余った時間を利用して、次に入れ替える銘柄を探せるかどうかだ。

コマンダーは、このように抵抗線を含むカタチを見ながら、可能性の高いパターンを探し出し、指示を出しているのだ。

ということは、指示の出ている銘柄というのは、何らかのフォーメーションが形成されていることになる。

そのフォーメーションを見抜けるかどうかが、銘柄選択の鍵を握っている。

 

このフォーメーションを見る時間を作るためにも、チェックシートへの記入というのは大きな意味を持つのだ。

このように正しい手順を踏んでいるのであれば、動いているローソク足を眺めている余裕などできるはずがないのだ。

 

継続はチカラなり

コメント(0)

今週の最後2日間の米国マーケットは、比較的難しい展開だった。

だが、プロならこういうときに勝たなければならない。

今日はあるトレーダーのこの2日間のトレードをご紹介。

トレードでは、どういうときが難しいのか?

1209comp.gif

木曜は、日足はアップトレンドなのに、ギャップダウンという負けやすいパターンの日だった。 

LULU1209.gif

彼は LULUに3回エントリーしているが、これがトータル利益に大きく貢献している。

この銘柄を冷静に追いかけ、きちんと利益を出している。

1209exelist.gif

大ギャップアップのLULUは、動きが激しいので、1分足でプレー。

RVBDの▲340㌦は、よく検証する予定。

2回、ロングサイド3銘柄を同時脱出ボタンで出た。

脱出優先判定が明確なら、一つ一つ順序に脱出させればよい。

師匠は、ドウジ脱出ボタンは使わないという。

SINAの急騰を逃したり、その後のプルバックで有利な脱出位置を探れるものもあった。

さて翌日の金曜日だが・・

1210comp.gif

日足はアップトレンドで、ギャップアップだったが、最初の30分は下げるという、この日も難しめのパターン。

GMCR1210.gif

いきなりアタマの GMCR にエントリーして大きなゲインを穫っている。

SNDKも500ドル以上という利益。

1210exelist.gif

彼は毎日欠かさず自分のトレードをチャートで解析、 Executioner Internal という専用ブログで、自らによる分析をまとめられている。

言うは易く、行うは難し。

木曜日のトレードで、彼の分析を一部引用してみたが、たとえその分析が100%的を得ていなくても、こうした分析があることで、私もアドバイスがしやすくなり、より的確に行えるようになるのだ。

トレードではこうしたプロセスが非常に大事となるわけだ。

なぜなら、努力は正しい方向性を向いていなければ、かえって逆効果になるからだ。

明確な問題意識を持ちながら正しい方向へ努力を続けていれば、スイートスポットにヒットするチャンスは必ずやってくる。

たとえ、すぐには効果がないように思えても、継続することが大事なのだ。

モチベーションを維持し、努力を継続するためにはどうすればいいのか?

これが最も難しいことなのだ。

明確な目的を持ち、正しい方向へ日々努力を続けるということを、実際にできる人というのは、ごくわずか。

だが、やり続けるという強い意志を持ちながら、実際に行動を起こし続けた人だけが、成功への道を歩むことができるのだ。

C5

コメント(0)

こちらが前回までの顛末。

シトロエンのディーラーで、 C5 を試乗。

C5.jpg

こちらに試乗記あり。

1208dealer01.jpg

道路の向こう側に、このセブンスターと同じ経営のミニのディーラーが見える。

1208dealer02.jpg

C5の試乗車は白。

2008年デビューなので、今は初期ロットにありがちなハズレ個体に遭遇する確率は、少ない時期でもある。

それにしばらくフルモデルチェンジはないというのもマル。

1208-C5-03.jpg

フロントは、メッキが少ないため、「オラオラそこのけ感」が少なく上品なフェイス。

それだけに後ろから迫っても、道は譲ってはくれないかも知れない。

1208-C5-02.jpg

フロントマスクは、怒った顔が多い昨今、数少ないスマイル顔系。

1208-C5-05.jpg

リアはありがちなデザインだが、光もののクロムはエンブレ以外なしという潔さ。

リアウインドウはC6と同じ逆反りの3次曲面凹型なのだが、ま後ろから見るとわからない。

1208-C5-04.jpg

光りモノがなく薄化粧で、よく言えばシックだが、色によっては地味に見えるかも。

全長は4795ミリだから結構長い。

1208-C5-01.jpg

下はアウディA5

上のC5の方がフロントオーバーハングが長い。

1205A5-03.jpg

アウディー方が、上下のウィンドウ幅が薄いため、後部座席のヘッドクリアランスにその「しわ寄せ」が来ていた。

4枚ドアなのに、カッコつけた代償だから仕方なし。

   

パーキングブレーキは、ブレーキから足を離し、アクセルを踏むと自動的に解除される。

止まる際もだが、とにかくパーキングブレーキを意識する必要はなし。

C4ピカソに続いて採用された「センターフィックスステアリング」のためハンドルは中央部が固定され動かない。

そのため、中央部にたくさんついているボタン類は押しやすい。

1208-C5-08.jpg

しかし何と座り心地のよいシートなのだろう!

たっぷりとしたサイズのうえ、柔らかく後ろから抱きかかえられるような座り心地が絶妙。

コストのかけ方がドイツ御三家とは段違いなことが、見た目でもハッキリとわかる。

運転席のシート右サイドにスイッチのある電動フロントシートは、調整できる箇所が多く、非常に細かな微調整が可能だ。

おまけに背もたれは中折れして、最大25度くらいまで曲がるではないか!

そのため肩胛骨やヘッドレストの頭部への支え具合なども調整できるわけで、すこぶる具合良し。

革張りにするとシートヒーターがつくという。

写真からもヘッドクリアランスは、十分なことがわかるだろう。

1208-C5-06.jpg

ダッシュはシンプルなモダン味で、作りの良いアウディに比べても特に見劣りせず。

アウディと違って、そもそもが「媚びない系」デザインだといえるだろう。

C5-2.jpg 

メーターもドイツ御三家とは全く違うテイスト。

中央にはリアルタイムの燃費が表示される。

欠点といえばフロントにカップホルダーがないことくらいだろうか。

アームレスト部分に一つあるが。 ↓

1208-C5-07.jpg

走り出すと、とにかくドイツ御三家とは一線画す、突き上げの少ない浮遊感のあるドッシリとした乗り心地が素晴らしい。

だからといってデッドスムースというわけではない。

路面からのアタリはペイントを踏んでもわかるレベルでコツコツと伝わってくる程度のフィールはしっかりと残されている。

だが、まだ2000キロしか走っていないので、少し堅めだとのこと。

これが窒素ガスと専用オイルをスフィアと呼ばれる鉄球に詰めた、いわゆる「ハイドロの乗り心地」なのだという。

納得!

1208-C5-00.jpg  

ステアリング、ブレーキ、乗り心地などの「軽さ」が見事に統一されているうえ、そのタッチがデリケート、とくるから堪らない。

4枚のドアも小ぶりでシートの高さも乗り降りのしやすい位置で、しかも快適な乗り心地と、極上な掛け心地のシート。

これ以上何が必要なのだろう・・

 

さらにセールスマン氏曰く・・

「もう少し距離を走った車で、ハイドロの路面からのアタリの柔らかくなり加減を比べてみられますか?」

だと。

Why Not !

チョイノリでも衝撃のC5でありました。

   

続く・・

 

おまけ

C5

こちらに試乗記、CGのインプレッション

全長×全幅×全高=4795×1860×1470mm

ホイールベース=2815mm

車重=1620kg

駆動方式=FF

1.6リッター直4DOHC16バルブターボ(156ps/6000rpm、24.5kgm/1400-3500rpm)

価格=459.0万円

 

クラウン2.5ロイヤルサルーン

全長×全幅×全高=4870×1795×1470mm

ホイールベース=2850mm

車重=1600kg

駆動方式=FR

2.5リッターV6DOHC24バルブ(203ps/6400rpm、24.8kgm/4800rpm)

価格=427万3900円

 

トヨタ・マークX プレミアム“Lパッケージ”(FR/6AT)

全長×全幅×全高=4730×1795×1435mm

ホイールベース=2850mm

車重=1560kg

駆動方式=FR

3.5リッターV6DOHC24バルブ(318ps/6400rpm、38.7kgm/4800rpm)

価格=431万4500円

 

日産フーガ250GT(FR/7AT)

全長×全幅×全高=4945×1845×1500mm

ホイールベース=2900mm

車重=1700kg

駆動方式=FR

2.5リッターV6DOHC24バルブ(225ps/6400rpm、26.3kgm/4800rpm)

価格=523万9500円

 

アウディA3スポーツバック 1.4TFSI

全長×全幅×全高=4290×1765×1430mm

ホイールベース=2575mm

車重=1380kg

駆動方式=FF

1.4リッター直4DOHC16バルブターボ・インタークーラー付(125ps/5000rpm、20.4kgm/1500-4000rpm)

価格=366.0万円

トレードとソフトウエア

コメント(0)

トレードではリアルティックという株式売買のためのソフトウエアを10年以上使い続けているが、最近はネット回線さえ問題なければまず落ちない。

トレードを始めた頃から、2005年あたりまでは、時々不具合が起こっていたが、ここ数年はデータの不具合でトレードができなかったということは、まず記憶にない。

これは凄いことだ。

もちろん、ボトムスキャンもそうだ。

デイトレードネットのサーバーも含めネット環境は、かなり信頼性が高くなってきている。

 

こうなると、あとは使いこなし。

つまり、人がかかわる部分の、目に見えないソフトウエアをどれだけ洗練させることができるかだ。

チェックリストへ記入した状態を、リアルティックのレイアウトに反映させ、迷うことなく銘柄を正しく視認し、アクションを起こすためには、かなりの試行錯誤が必要なはず。

ここを端折ると、ボトルネックとなり、成績に大きく影響することになる。

 

チェックシートとリアルティックの連携がうまくゆかないと、チェックシートをつけること自体が、トレードの集中力を低下させ、結局はトータルで足を引っ張ることになりかねない。

具体的に言えば、チェクシートという紙に記入した銘柄の並び順が、リアルティックで表示されているチャートや執行ウィンドウと一致しているかどうかだ。

これが一致していなければ、迷いが生まれ集中力にも大きく影響することになる。

 

コマンダーの指示が出た銘柄をチャートで表示させ、チェックリストで優劣をつけ、ベストな銘柄と手仕舞った銘柄と入れ替えるという部分も、パフォーマンスに大きく影響するのだ。

このように、トレード中にやるべきことは少なくないわけで、動いているローソク足を漫然と眺めている暇などないはず。

 

伏兵は意外なところに潜んでいる。

ご用心あれ!

勘違い思込みの排除

コメント(0)

トレーディングでは思い込み、勘違いによって、間違った認識をするケースが意外と多いのです。

昨夜もネットエイドでの質疑応答で怪しいご質問があったので、今日は改めて念押しをしておきます。

きっかけは「チェックシートをつけていると脱出の始値判断が遅れてしまう」 > 「だから記入ができない」 というご質問があったからです。

 

ボタンをクリックするのは、次のローソク足が始まったときです。

ですが脱出の判断は、その始まった足の位置で判断するのではないのです。

そして、保有している銘柄同士を比べるのだということを忘れてはなりません。

大事なことは、現在動いているローソク足ではなく、その前の確定したローソク足までを見て、あらかじめ決めておくということなのです。

では実例を挙げて説明しておきましょう。

 

7日の米国ナスダックマーケットのオープニングではこの2銘柄にエントリーしたはずです。

opening1207.gif

2本のローソク足が確定して、次のローソク足が動いているときでも、見て判断するのは、上のチャートの部分だけなのです。

TROWはこの次のローソク足のアタマで、ギャップアップしても、ギャップダウンしても、脱出しなければならないのです。

これがあらかじめ決めたルールで、アクションを起こすと言うことなのです。

実際に動いているマーケットでも、ワンクリックシミュレーションと全く同じチャートが見えている状態で、判断してアクションを起こさなければなりません。

 

7日に2000ドル獲れなかったのは、チャートを見ていたからです。

自分では気がつかないうちに、無意識に眺めているのです。

ですから、訓練では意図してチャートを見ない練習をすることです。

チャートを見なければ、チェックシートへ記入できないなどという小学生のような言い訳はナシです。(笑)

 

チャートを見るのは、チェックシートへ記入するためです。

すでに確定したローソク足のヒゲ、同色本数を比較するためだけに見るのです。

ですから現在動いている、ローソク足を見るのではないのです。

今動いているローソク氏を見て、動いたからと言って、今はアクションは起こせないのです。

アクションを起こせるのは、次のローソク足が始まってから10秒間ほどの間だけなのですから。

基本はタブビューの数字で判断すること。

この数字がマイナス150ドル以上になっているのに、持ち続けた人は、チェックシートへ記入していないことを、証明付きで宣言しているのと同じ事なのです。

1トレードで200ドル以上のマイナスを出すのは、恥ずかしいことなのだということを、自覚すべきなのではないでしょうか。

この数字がマイナスになっている銘柄は、最優先で手仕舞いする可能性が限りなく高いのですからね。

売買手数料

コメント(0)

エグゼキューショナートレーニングで利益が出るようになると、実トレードへ移行するわけですが、その売買手数料が安くなります。

オフィシャルには15ドルから10ドル以下になります。

というのはトレード数が多い方は、交渉すればまだ安くなる余地があるからです。

口座開設をされている方にはメールで連絡があると思います。

往復で10ドルは安くなりますから、20トレードだと200ドルの違いですからね。

さて7日夜の米国マーケットは、ショートサイドマーケット。

意外と大きな利益の方が少なかったようですが、やはりチェックリストをきちんとつけることができないと、暗算をする羽目になり、勝てなくなるというわけです。

チャートを見るのは2分のウチの30秒だけ。

あとの1分30秒のほとんどは、入れ替える銘柄探しに使うわけです。

この件については、また改めて書きます。

怒濤試乗から得たもの

コメント(0)

 
いやあ車三昧の週末だった。

世は満足じゃ。(笑)

それと同時に、何度も最新の車を試乗しているうちに、意外なことも発見したという次第。
 
1206cirtoencup.jpg

車というのはドライブするのが、最も楽しいわけだが、選ぶ課程もまた劣らず楽しい。

なぜなら、自分の想像というか予想を、良い意味で裏切ってくれる車との出会いがあるかもしれないワケで、ある意味では女性との出会いとも似たドキドキ感が味わえるからではないだろうか。

それに自分は何を求めているのか?が明確でなければ、良い相手とは出会えないという点も似ている。

恋人探しなのか、カミさん探しなのか、どこまでリスクを負えるのか、などといった切り口を通すことで、ギャンブル度の設定も自由自在。

  

今回は、車を二台にすることで、時間ができるという大きなメリットがあるのだが、もうひとつ大事な点は自分のためだけではないという点。

じゃあ、オマエは今まで自分勝手な基準で車選びをしてきたのか?と突っ込まれると、「ハイ」としかいえないため、いまさらながらだが、今回は罪ほろぼしでもあるわけだ。(笑)

同乗する人がその車に乗り降りする際の楽さ、と走行中の快適性をも満たす。

それでいて、 Fun to Drive の要素が備わっていなければならないという相反する2つの要素をどこでまとめればいいのか?

自分が運転していて楽しいだけの車選びは、今までも散々やってきているので簡単なのだが・・

  

1205mini02.jpg

下の写真の「あるもの」をフォトショップで消したのが上の写真。

見比べると、消した写真は限りなく怪しいことがわかる。(笑)

だがスポット修復ブラシツールを使うと、簡単にこの程度のことができてしまうのが凄い。

  

人を乗せるための車選びは、今までとは全く違った基準で選択するという難しさが潜んでいるため、それだけに選び甲斐があり、同時に試乗も一段と楽しいものになるというわけだ。

ドイツ車御三家を堪能しているウチに、今回の基準を満たそうとすると、ロールスとかマイバッハを向いてしまわざるをえないのか?という疑問が湧き上がってきた。

困ったなあ。(笑)

まずは予算の問題だが、500万を頭金にすれば2000万くらいまでの中古車が選択範囲となるわけで、たとえば2005年の2.9万キロマイバッハでも1780万。

なので、いってみればほとんど何でも買えるわことになる。

こうした特殊な車になると、問題はその車から降りるところを客観的に見た場合にどう映るのか?つまり似合うかどうか、という問題が浮上してくる。

こうした少ない車というのは目立つだけに、車好きのエチケットとしては、こうした点を考えて欲しいもの。

と日頃から言っていることが首を絞め始めた感があるのだが・・(笑)

車選びというのは、その人の人生観、経済状態、車に対するスタンス、見栄張り度などモロモロの要素が複雑に入り組むから、難しいと同時に、それが楽しさにも繋がるのではないだろうか。

買い物の中では最も高い家の場合、見栄を張って威張りたいと思っても、相手を家の見えるところへ連れてこなければならない。

だが車なら、相手のいるところへ乗り付けるだけ。

こうした手軽さに加え、車というのは家に比べると圧倒的に安い値段で、見栄を張れるツールでもあるのだ。

  

上の写真は下の写真の「あるもの」をフォトショップで消した写真

1205mini03.jpg

スポット修復ブラシツールを使わず、手動で消すと、こう簡単には消せないことは実際にやってみればわかるだろう。

このようにスポット修復ブラシツールは、ゴミなどを消すには非常に便利なツールだ。

 

ドイツ車御三家をこうした観点から見ると、メルセデスは、ドライビングのテイストが、「オラオラそこどけ」方面のため、その筋の人にも絶大な人気があることがわかる。

そのため純粋な車好きはBMWへ、さらに自分勝手な流れが加わると、ポルシェへと向かうことになる。

こうしたことを考えたくない、あるいはそう見られたくない層はアウディへ、という棲み分けができているような気がする。

 

じゃあ、オマエはどうなんだ?というツッコミへの答えは、次の日記までしばしお待ちあれ。(笑)

4枚ドアの乗り降りのしやすい車選び

コメント(0)

ここだけのハナシの続きであります。

1205mini01.jpg

週末二日は楽しみにしていたプライベート大試乗会。(笑)

ウィークエンドなので、試乗できる時間を見計らいできるだけ早い時間に出撃。

条件は4枚ドアで乗り心地が良いという2点だけなのだが、もちろん運転して楽しい車であることは必須条件だ。

自分で運転するわけだから、4枚ドアといえどもドライビングを楽しめる操縦性が備わっていなければ話にならない。

回ったディーラーはすべて2号線沿いで、神戸というのはディーラーを回るには凄く便利な場所だということになる。

東京だと、こうはいかないからね。

移動時間が節約できるため、数多くの試乗ができるというわけだ。
 

最初は、最新のGC1月号で150万円台クラス第一位となったホンダフィットハイブリッド

1205fithibrid.jpg

こちらにも試乗記あり。お値段は159万円から210万円。

CVTだけど、とにかく信号で止まると、すぐにエンジンがストップする。

これだけ止めればガソリンは食わないよなあ、というほど止まるうえに、再始動も実用上問題ないレベル。

実用燃費はどう転んでもリッター15キロは走るそうだ。

 

交差点で止まるととにかくすぐにエンジンが止まり、いきなり静寂が訪れる。

そうなると、エンジンがかかって走る出したときの音が、相対的に印象的に耳に入ってくることになる。

そのギャップがあまりにも大きいので、「そこまでしてガソリンを節約しながら走りたくはないよなあ・・」って気になってしまった。

 

というのはその走行中のエンジン音、足回りからの音などがとにかく安っぽいのだ。

路面のデコボコが車体に共振する低周波などモロモロの音が、容赦なく侵入してくるから、走っている間中、気になってしまう。

「ものすごく安い車に乗っている」という感覚が常につきまとうため、ノイローゼになりそうだった。(笑)

  

おまけに、回生システムのせいかどうかはわからないが、サーボの効き方が不自然なブレーキのフィールが駄目押し。

試乗コースが短めだったのが幸い、というようではねえ・・

早々にディーラーへ戻り、カタログも辞退して、セールスの方にお礼を言って早々に退散。

 

というわけで、次は300万円以下クラスのC3

1205C301.jpg

ディーラーは2号線の東灘区役所の前にある、セブンスター。

向かいにあるミニのディーラーは、ここと同じ経営なのだという。

斜め前にはポルシェのディーラーがあったのだが、そこは別の会社。

 

1階にはレンジローバーが展示されていたが、ドイツ車御三家のショールームに比べると、かなり狭いのは販売台数の違いによるものだろう。

試乗車が用意される間に、ざっと見て回ったところ、今まで馴染みも興味もなかったので知らなかったのだが、今やレンジローバーは300万円台から、1500万円クラスまで、5タイプも揃っているのだった。

1205RR.jpg

そして螺旋階段を上がった2階がシトロエンの展示場だ。

展示車のC3はブルーと水色。イマイチ好みではない色だが・・

1205C302.jpg

内装は黒でシートを含めたインテリアは、なかなかお洒落。

下はピカソの運転席。上のC3と比べると、値段相応に豪華だ。

1205picaso.jpg

ただ運転席に座ると、とても前が見にくかった。それに7人乗りはいらないしね。

 

で、肝心のC3はどうだったのか?

値段相応というか、フィットより遙かに良かったが、やはり足回りからの振動などがボディーに共鳴する音が気になってボツ。

考えられる理由としては、今のミニに慣れてしまっているからか?

ミニはカブリオレのため、適度な「いなし」でショックが逃げるうえ、音も逃げるから籠らずなのだが、クーペボディーだとそうはゆかないからね。

何となく複雑な気分。

   

というわけで、次はアンダー500万円クラス。

まずは三宮へ戻り、三宮BMWで320iに試乗。

結論はランフラットタイア独特の路面からのアタリというか乗り心地が洗練されていなかったためパス。

セールスマンからは乗り心地は悪くないはず、というニュアンスの返事が返ってくるだけ。

あとダッシュボード周りのデザインが、ちょっと古く感じた。

シトロエンのモダンな内装を見たあとだったからだろうか?

3シリーズは、たしか2012年あたりにフルモデルチェンジだったはず。

そのため、今のモデルの設計年次の古さが、ダッシュボードのデザインにも現れているのかも知れない。

f30new1.jpg

これが次期3シリーズ。

f30new2.jpg

もう一点、ブレーキのフィールが私のミニに劣っていたのも、ちょっとガッカリだった。

一番の問題はランフラットタイア。

市街地をウロウロしている速度域では、乗り心地がザラっとして、意外に細かい突き上げも伝わってくる。

ランフラットタイアがいまだに履きこなせていないのか?

セールス氏いわく、3シリーズはこんなものです。 

この車が照準としている速度域はが80キロ以上のレンジなのかも知れない。

というわけで、3シリーズもも却下。

 

で次はアウディ。この順番は、2号線を三宮から近い順に回ったから。(笑)

1205A4.jpg

アウディA4 1.8はベーシックなセダン。

1205A4-04.jpg

アウディは新車の匂いがイマイチ。

1205A4-02.jpg

ダッシュ周りはモダンで品質が高い。

だけどエアコンの吹き出し口のデザインで、VW系列だということがわかってしまうのが・・

1205A4-03.jpg

メータの針は真下から始まるタイプ。

試乗コースもよく考えられていて、ポートアイランド経由のSモードフル加速も体験させるという、なかなか気合いの入ったものだった。

乗り心地は、足回りからの振動などがボディーに共鳴する音が、完全に消し切れていないため、気になる。

それと少し速度を上げて大きめのうねりに遭遇すると、フワフワとダンピングの押さえ込みが不足した挙動を示す。

それとフロントが、ちょっと重いという感じが最後まで常につきまとっていたのも、マイナスポイント。

セールスマン曰く、トルクが太いモデルだと、ノーズの重さは解消されるという。 

 

じゃあスポーツパッケージはどうでしょうか、というセールスマンのお薦めで・・

1205A5.jpg

A5の2.0クワトロを試乗。

スポーツパッケージになると、A4と同じコースで大きめのうねりに遭遇しても、ダンピングが効いて煽られないのだが、反面かなり堅い足回りで、ハッキリ言って私のミニより乗り心地が悪かった。

1205A5-02.jpg

車高を押さえたデザインのため、後席のヘッドクリアランスはA4より狭い。

1205A5-03.jpg

横から見ると、低く見せるデザインのため、ウィンドウ部分がかなり薄いことがよくわかる。

ただブレーキのタッチがメルセデスやアウディと比べるとイマイチ。

止まる前にサーボが強く効くセッティングのようで、かなり神経を使う。

これはA4もA5も同じ傾向で、踏み始めも何となくオーバーサーボ気味。

変速機は最新のダブルクラッチのオートマ。

VWではDSGと呼んでいる例のアレで、Sモードにすると、シフトダウン時に自動でブリッピングをするなど、なかなか芸の細かいことをやってくれる。

1205A5-04.jpg

そのかわり、オプションをつけると637万円、つまり乗り出しでは700万円近くになるわけだ。

それでいて、この堅すぎる足回りはないよなあ・・というわけでパス。

だがセールスマンは、A4のサス周りが調節できる仕様だと、ダンピングが効いて煽られないかもしれないと、食い下がってくれた。

ただし、そのオプションは40万円ほどで、さらにシートヒーターをつけるとなると、革張りしか選択できず、結局乗り出しで600万オーバーになるという。

だけど試乗車がないのではねえ。

何となく、あちら立てれば、こちら立たずモードで、これだというのが見つからず。

で最後は、ドイツ御三家で最も三宮から遠い、メルセデスのディーラーへ。

1205MB.jpg

セールスは気安い感じの若い兄ちゃん。

アウディの試乗コースはよく考えられていたと言ったので、通常のコースを延長して、ポートアイランドを適当にドライブさせてくれた。

C200の試乗車はエレガントがなかったので、アバンギャルド。

BMWからの乗り換え組は、ほとんどがアバンギャルドを選択するのだという。

正面に見えるダッシュボード周りのいわゆるインパネの黒い内装の質感がイマイチ安っぽいのが気になったが、まあそれはさておいて、肝心の乗り心地はどうだったのか。

 

路面からのノイズは、よく抑えられ、走行状況に応じて減衰力を自動調整する「セレクティブダンピングシステム」がつているというだけあって、乗り心地は今までの車で一番良かった。

だが、路面からの少し大きめのうねりというか突き上げがあると、意外な挙動を示すことがあって、それがちょっと気になったのだが、セールスマン氏によると、エレガンスだと、タイアはインチダウンで、足回りも少し柔らかいため、もっと乗り心地はよくなるという。

だが残念ながら、試乗車はなかった。

乗り心地も足回りの音も、BMW、アウディより少なく、全体にソツなくバランスよくまとまった車だった。

ただブレーキのタッチは、私のミニには遠く及ばない。

アウディーよりもいいが、BMWと同じ程度。

ブレーキと言えば、パーキングブレーキが足踏み式という、いまどき信じられない仕様に仰天。

右側にリリースレバーがあって引っ張るわけで、止まるたびに、これをやるのかと思うと脱力感高し。

リアビューカメラとかがついて517万円。乗り出しで560万円ほど。

だが一番大きな問題だったのは、運転をしていて面白くないというか、楽しさが感じられないという点だった。

1205mini02.jpg

今回の試乗で意外だったのは、今乗っているミニの楽しさを再認識できたという点だろうか。

まず、ミニのステアリングというのは、意外と重いということに少し驚いた。

ドイツ車御三家の4ドアセダンの各社の車に比べると、圧倒的に重い。

言い換えれば、それだけ4ドアセダンの各車のステアリングは、軽かったということになるのだが。

ミニに乗り換えると、ハンドリングそのものが楽しいことがよくわかる。

さらに動き出しからの加速が俊敏で、動き出しがトロかった4ドアセダンから乗り換えると、まさに生き返った気がする。

いやあこんなに新鮮な体験に遭遇することになろうとは・・

  

それにボディーがカブリオレのため、適度な「いなし」がショックを和らげ「こもる」はずの音も幌から逃げ、足回りからの音も籠らないのが、トータルで大きな利点となっているようなのだ。

これもちょっとショックだった。 

ミニだけに乗っていると慣れてしまっているため、あまり感じなかったのだろうが、この日の試乗を通じて、このことがよくわかったのは全くの予想外。

今回試乗したBMW・アウディ・メルセデスともに屋根ありのクーペボディーだったため、どうしても、どこかの周波数の共鳴音がつきまとうのは、仕方ないことなのかも知れない。

 

さらに私のミニの足回りのも予想外に「しなやか」だったという事実は、たぶんコニのFSDの効果によるものだろう。

それに、「剛性アップ作戦」で書いた、ストラットバーなどによるボディーの補強が、カブリオレの適度な「いなし」とうまくマッチし、いつの間にか快適な乗り心地となって、それにカラダが慣れてしまっていたのかも知れない。

そうでなければ、今回の3車の乗り心地と、足回りからの音が気になる、という点を説明できないのだ。

 

ミニクーパーSといえば、一般的には乗り心地が悪いとされているわけだが、私のミニに関していえば、「ネコ足化」でも書いたように、今回の3車とも全く勝負にならないほど、ミニの方が乗り心地は良かった。

それとブレーキも、ミニがブッチギリのナイスなフィールだったという現実にも少し驚いた次第。


5年4万キロ」で書いたように、ディスクとパッドを変えてからは、かなりポルシェボクスターSに近いフィールに近づいていたから、今回の3車のようなメーカー製のブレーキでは、分が悪かったのかも知れない。

こうしてドイツ御三家のディーラーを回り、代表的な3車を試乗したあとだというのに、割り切れない複雑な気分だけが残ることになってしまった。

せっかく新しい車を買おうと試乗に行ったのに、ディーラーを回るため自分のミニを運転すると、その圧倒的な乗り心地の良さと、ブレーキのタッチの良さに感激するわけだからね。

というわけで、最後は三宮から最も遠い東灘のエリアにあるシトロエンのディーラーへ再び向かうことにした。

続く・・

銘柄選定について

コメント(0)

下記のようなコメントをいただきました。

 

お世話になります。

株の勉強を始めて2週間、ハラハラドキドキバーチャルで特訓しています。

検証はとても難しいですね。(終わってみれば、簡単?)

銘柄選定の、反省も伺いたいのですが。

12/3(金)4銘柄苦戦しました。

素人は、当たり前ですね。

どうぞ宜しくお願い致します。
 

  

3日の例は、ヒゲ先トレンドラインに関して取りあげ、解説しました。

銘柄選定は、スイングスキャンを使ったシステムを使っています。

つまりハイローバンドギャッププレイパターンの条件にあてはまった銘柄だけが、機械的に選択され、銘柄を配信するというシンプルな方法です。

日本株では、特別気配銘柄があるため、9時5分時点ですでに寄りついた銘柄だけが選択されます。

つまり特別気配銘柄が9時10分に寄りついて、ハイローバンドギャッププレイパターンの条件にあてはまったとしても、その銘柄は配信されないということです。

このように、人の勘などで銘柄選定をしているワケではないので、「銘柄選定の反省」というテーマで書くことはないのですが・・

 

ひとつ、知っておいていただきたいことがあります。

時々「対象銘柄がない」日がありますね。

このシステムでは、日経平均の日足チャートがハイローバンドギャッププレイパターンに填るケースでは、複数銘柄が選択されることが多くなります。

逆に日経平均の日足チャートがハイローバンドギャッププレイパターンの条件にあてはまっていない日には、「対象銘柄がない」ことが多くなるのです。

多くの銘柄が、日経平均の動きに連動するわけですから、当然のことなのですけどね。

ここだけのハナシ

コメント(0)

久々に一発。

全くのシロートを、3ヶ月で月100万円を稼がせるノウハウで特訓するとどうなるか?

guy.jpg

ここ2ヶ月。「あるヤツ」にこの人体実験を行っているわけだが、今月が3ヶ月目。

でどんな具合かというと・・

 

 

1202exelist.jpg

オールグリーンはいくつかの執行で達成できていないのだが、単独で150ドル以上のカットロスがないのが彼の良い点だ。

  

だけど今日はその話でなく、まずはとっかかりとして、彼の X6 について。

デカいけど、運転するとミニと変わらない・・

というとウソになるけど、まそれくらい、小さく感じるBMWらしい車だ。

1204X6.jpg

最近は毎日父とランチを楽しんでいるのだが、ヤツとブルーマウンテンというニックネームのトレーダー2名との4名で走るとなると、ミニはチト狭いわけだ。

なので時々ヤツの X6 で行くのだが、あの高い車高で、何とアシストグリップがどこにもなく、掴まるところも皆無という潔ぎよさ。(笑)

だけど、この用途向けと考えるとこの「潔よさ!」は、89歳の父にはちょっとね・・

 

といういきさつで「4枚ドアの乗り降りのしやすい車で12月を楽しもう」という作戦が、現在進行中。

ってもう12月じゃん!

そうなんですよ。

なのでこの週末で一気に!

バターかマーガリンか・・

コメント(0)

久しぶりにこのテーマ絡みの問い合わせがあったため、まとめてみようかと。

マーガリンの危険性のコミュからお邪魔しました。 
はじめて危険性を知ってショックでした。 
ここで知ることができ感謝しています。 
ちなみに最近、塗るタイプのバターが売っていますが、それも危険なのでしょうか? 
お忙しいところ大変恐れ入りますが、お返事いただこるとありがたいです。 
よろしくお願いいたします。^^ 
 

taste.jpg

 
バターはマーガリンよりもやるかによいのですが、どちらにしても乳製品は胃腸に良くないのです。 
 
パンにつけるならオリーブオイルにするとかがお勧め。 
 
返事が遅くなりごめんなさいね。

 

 

お忙しいところ、お返事ありがとうございます。
バターの方がはるかにいいということでしょうか?
味もバターの方が好きなのですが、固いのでなめらかにパンなどにぬれません。なのでマーガリンに切り換えたのですが。。
前回、メールでの質問が私の説明不足でうまく伝わっていなかったみたいなのですが、最近、チューブに入ったバターが売ってますよね?
たぶんマーガリンのように塗りやすいようになめらかにされたバターだと思うのですが、そのようなタイプのバターも結局、マーガリンと同様、危険なのでしょうか?
お忙しいところ、大変恐れ入りますが、お返事頂ければ幸いです。

 

というわけで、これはやはり詳しく書かないとな・・ということで書いてみますが、まずチューブに入ったバターについては残念ながら興味がないので、全く知りません。

成分表を見て、怪しいものが入っていなければ、いいのではないかと。

じゃあ、何が怪しくて、どれがどう悪いのかは、ここにまとめてありますので、すべて読んでみてください。

デトックスに関してはこちら。

そして意外にいいのがこちら。依然毎日飲んでいます。

血行不良に関しては、こちらこちらに現在できる対策についての過去ログがあります。

 

autumnleaves.jpg

 

あとはどれをどこまでやるか。

時間とか予算とかそれぞれ、オトナの事情があるはずなので(笑)、どこでバランスを取るかが悩ましいところでもあり、またそれが楽しさにも繋がるわけで。

 

体感的な気持ちよさという点では、マイクロバブルがイチオシです。

水を処理して飲めば、体内からの効果も期待できますしね。

夢は広がるわけです。

個人的にはマイクロバブル水で、アマゾン茶というのが最強ではないかと・・

毎日結構それなりに面倒ではあるのですが、効果は抜群です。

今年もあと一ヶ月

コメント(0)

いよいよ、12月。早いもので1あと1ヶ月で2011年になるわけだが、師も走る師走。

というわけで最近はほぼ毎日神戸大阪を一往復。

20年前に建てたマンションの改装はようやく一段落したのだが、空室を埋めるという別の課題があるためだ。

ま、そのハナシは別の機会に書くことにしよう。

 

トレードはほとんど初心者というレベルから、プロトレーダーとして資金運用できるまで鍛える、という非常にやりがいのあるプロジェクトも並行して現在進行中で、これがかなり山場を迎えているのだ。

執行記録オールグリーン化もこのプロジェクトから生まれたわけだが、この件も別の機会に、顛末を書く予定。

1129exelist03.gif

1129exelist02.gif

0130exelist02.gif

0130exelist01.gif

0130exelist03.gif

オールグリーン化も2ヶ月が経過し、多くのトレーダーが、次々と高いレベルへ到達されている。

ワンダフル!

というわけで、今日はベリーショート日記。

2010年12月

« 前月 翌月 »
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

月別アーカイブ