2011年11月 のCoolに過ごそう

日記の寿命

コメント(0)

ほぼ毎日日記を書いていると、塵も積もれば何とやらと言うように、日々かなりの量になってゆきます。

新しくその日記に辿り着いた読者以外、こうした過去の日記というのは、目を通されることのない宿命を持っているわけです。

こうした日記はハードディスクの容量を減らすだけで、一見全く無駄のように見えますが、意外にも役に立つ使い道はあるのですね。

5年前の今頃は、何をしていたんだっけ・・と振り返ることができるのは、過去の日記があればこそ、ではないでしょうか?

しかし、昔の日記を読んでどうするんだ? と思われる方は少なくないはず。

心配ご無用。

書いた本人にとっては、意外にモチベーションアップに使えるのです。

しかし、実はそれだけではないのです。 

 

というわけで、まずは 1998年11月の日記を転載。(青い文字が転載引用部分)

  

981102  Mon.

先週の土曜日はハロウィン、楽しい週末でした。

みなさんは、いかがでしたか?

ビッグイベントが終わり、今日から11月のウィークデイに入りましたが、今日もNY株式市場は堅調。

ギャップアップで始まりましたが、DELLはすでに高い水準に来ているので、上昇する力が弱く、重くなってきているようです。

今日は、YAHOOで勝負。ゲットした後、4ポイント以上もアップ。という状況ですが、そろそろマーケットは調整局面にさしかかるので、要注意です。

ちょっと高過ぎでしょうね。

雨のシアトルなので、対向車線は通勤の車で一杯でしたが、家へ帰る方向は逆なので、車はガラガラ。

今日も、9時には帰宅。ここ1週間ほどは連日午前中に帰宅しているので、まずは順調かな。でも油断は禁物。

今日はこれからミックスダウン。

ハードディスクレコーダーからDAT(デジタルテープレコーダー)へ落としてマスターを作り、カセットテープへダビングという予定。

酔っぱらって歌ったのを、酔いがさめてから聞くのも、なかなかイケます。

Have a good Day !

 

この頃は自宅の一室に録音スタジオ兼カラオケステージを設け、毎週末友人達と飲みながら、カラオケ大会をやっていました。

下のナスダックのチャートだと、黄色いマークあたりの位置ですね。

アップトレンドなので、利益を出しやすい地合いだったことがわかります。

1998comp.gif

父との訴訟で大変な時期だったので、楽しい時間を過ごすことで、ストレス発散していたわけですが・・

とにかく効果絶大でした。(笑)

 

981103  Tues.

選挙の様子見に加え、誰が考えても上げ過ぎではないかという不安で、NYの株式市場はU字型のチャート、底になるまで待ってたので、今日は珍しく、ラストまでディスプレイの前に張りつき状態で、目がショボショボ。

アー疲れた。外は雨模様。

 

 

981104  Wed.

中間選挙は、善戦の伝えられた、民主党 Democrats の圧勝。

共和党 Republican は、クリントンのスキャンダルをあからさまに争点として使うワケにはいかず苦戦。

最近の共和党の大統領はブッシュだが、日本人にとっては民主党と共和党の違いはわかりにくい。

ちょっと乱暴だけど、民主党は国民を中心とした政策、一方の共和党はビジネスを中心とした政策といえば分かりやすいかもしれない。

現政権の経済政策を含む手腕を、国民が支持したというワケで株式市場は、いきなりギャップアップで始まり、午前中は怒涛の上げ潮。

どこかで見たような、どこかの国の数日前のようなチャートで、午後は利食いで下げたが、終盤はまた盛り返した。

前日に民主党善戦のニュースが流れていたので、また禁断のオーバーナイト作戦。でまんまんと成功。

民主党のおかげ(?)で今日は早めに帰宅できましたね。

今日のトレードは、選挙にまぎれた「漁夫の利」作戦と命名。

 

 

981105  Thurs.

民主党快勝の選挙が終わったところで、効果的に株価を押しあげる政策を実行してくれるというのは、一般投資家の一人としてうれしいことだ。

市場に参入する投資家の心理を非常によくわかっているスタッフが、政府の経済政策を運営し、またきちんと実行できるシステムがあるということは、アメリカ合衆国の持つ長所の一つだろう。

スペースシャトルを打ち上げるのも、株価を上げるのも、同じだと思ってやっているのかもしれない?

アメリカで経済活動をして、きちんとした収益をあげる企業のマネージメント能力は非常に高い。

特に、民間の一般企業も、役職がつけば、特に株主に対して利益をあげるために、サラリーをもらっているという意識が高い。

アメリカに比べると、日本の社員は管理職は自分の昇進や利益ばかりを意識して、上役に対して働くという感覚はあっても株主に対して働く、という意識はほとんどないだろう。

ヤフーやアマゾンのような会社が、日本で生まれないというのは新しいスタイルに挑戦するという意識が日本社会は希薄で、製品の性能を上げる方向へベクトルが、向いてしまうことにも原因があると思う。

一般人が、自分のスタイルでアメリカの株式市場へ投資して、確実に利益を上げることができるというシステムが提供されているというのも、このアメリカ社会の持つダイナミズムの副産物かも知れない。

という話しはさておいて、今日は、下がるかもしれないなあというところが、この強さなので、今日はふたたびオーバーナイト作戦。

仕込んで、早めに帰宅。

さて、明日はどうなるか・・万が一でも来週中ごろまでには、大丈夫と踏んでいる。ムム。

 

 

この頃は、一日マーケットに張り付いていることは少なくなってきていました。

トレンドが強かったので、いわゆるスイングトレードを混ぜて、大きなゲインを狙う作戦を多用していたため、仕込んだら、「果報は寝て待て」というわけです。

何故、大きなゲインが必要かというと、仕事でアメリカへ行ったものの、雇用主の父からいきなり解任され仕事がなくなったため、どうしてもお金が必要だったのです。

しかも、最後には父の後妻と弁護士によって私の相続権廃除の訴訟が起こされたのです。

まずは私を解任し、米国で私が運営していた会社を徹底的に調べ、資金の目的外流用や、誤魔化しがあれば刑事告訴し、相続権の排除へと持ち込もうという皮算用だったのです。

ですが、いくら調べても不正の事実は皆無。それどころか、調査した会計監査会社からは、私が運営していた事業は、素晴らしい内容だと、お墨付きをもらったほど。

それがきっかけで、私とアメリカ人の友人との間に、強い絆が生まれることになり、この苦難を乗り越える大きな原動力となったのです。

つまり、父の後妻と弁護士にとっては、全くの藪蛇となったわけです。(笑)

ですが無実を主張する反証資料の作成などの監査費用を含め、アメリカでの訴訟は弁護士への支払いなどで、お金は金は羽が生えたように、飛んで行った頃だったのです。

 

981106  Fri.

毎朝、トレードに出かけるときに、スターバックスコーヒーへ立ち寄って、コーヒーとパンを買うのが、ほぼ日課。

両手がふさがっていると、入ってくる人や、私の前に出て行く人は必ず、ドアを押さえてくれる。確率でいうと 99%。

一般に、見知らぬ人に対しても、相手に対する思いやり、違う表現でいえば、ボランティア精神のサービスとでもいえばいいのだろうか・・その意識がアメリカ人は大人だ。

その基本ができているから、逆にビジネスはドライに割りきることができるのかもしれない。

だから、アメリカに住んでみるとよくわかるが、いわゆる居心地住み心地がとてもいい。

ドアをもってくれて助かった私も気持いいが、開けてあげた人の方が、もっと気持ちいいということを知っているからこそ、できる種類の他人に対する思いやりだ。

日本人は、日本人同士だと、知り合いになると、お互いにそれを発揮するのだが、知り合い以前だと冷淡な傾向がある。

これは習慣による部分が大きいから、年輩の人から率先してやるべきことだが、どこか違うところを見ている年輩の人が多い。

本来このような思いやりは、日本人が持っている、世界に誇ることのできるものの一つだったと思うのだが、お金に目がくらんで、この美点を失ってしまったのだろうか?

時々、日本へ戻ると残念に思うことだ。

 

 

981107  Sat.

最近、インターネットの利用者が、アメリカでも急激に増えているようなのだ。

私は128KのダイアルアップのISDNアクセスを使って、ネットへアクセスしているのだが、最近話し中のため繋がるまでに、何度もアクセスしなおすため、時間がかかることがよくあるのだ。

これは利用者が増え、普及率が高くなってきているという兆候のようで、聞いた話で未確認だが、アメリカの住人全員にメールアドレスを持たせることも検討されているという。

アメリカでは、ソシャルセキュリティー番号が個人に割り当てられ納税から、ローンの申し込みまであらゆる重要な場面で、本人確認のために、この番号を記入することがよくある。

これと同じように全員に割り当てるというのは、なかなか思い切ったアイデアだと思うが、通信の環境をきちんと整えておかないと、利用者が激増してネットが大渋滞という事態にもなりかねない。

余談だが、アメリカでは本人確認の方法として、母親の結婚前の姓を登録しておき、確認のときに尋ねるというパターンがあり、良く使われている。

さっき芝刈りと、枯葉吹き飛ばし(?)をやり終えて、さっぱりしたところ。今のシーズンは、落ち葉で家の周りが汚くなるので、掃除機の機能を逆にしたような、小さな2サイクルエンジン付のフロワーというので枯葉を吹き飛ばしながら、まず集める。

次に土の上へ集めた落ち葉を、芝刈り機で細かく粉砕して土へ戻し木の栄養分としても使えるというパターンだ。

ガーデナーを頼めば定期的にやってきて、落ち葉は持って帰ってくれるから、今のセルフ方式よりきれいになるが、1シーズンくらいは一度自分でやってみようと思い、1ヶ月に一度ほどのペースで、運動も兼ねてやっている。

普段コンピュータの前で、難しい顔(になっているだろうね)をして座りっぱなしなので、こういう単純にきれいにしてゆくという作業は結構楽しい。

まあ、たまにだから、そんなことを言ってられるのかもね。

 

128Kのダイアルアップ、というのがまさに隔世の感ありですな。(笑)

シアトルのトレードフロアは、その頃、T1回線でしたから、当時はエラく速いなあと、感激したことを、今でも覚えています。

 

981108  Sun.

今日もシアトルは曇り空。

ついうっかりして、7日付けのトップページの記事を消してしまった。

休みボケ?

クリスマス商戦が本格的になってきたようだ。

Target ではゲーム機の  Nintendo64 がディスプレイしてあったが、クリスマスはゲーム機にとっても激しいシェアのバトルが展開されるようだ。

Nintendo のゲーム開発をしている、友人のハナシでは、開発には莫大な予算をかけないと、売れるものが作れないし、予算をかけても売れるとは限らないうえに、納期もきびしいという。

私は、ゲームをする時間がないので、昔、任天堂のファミコンをやったきりだが、ときどき店でデモをやっているのをみるとなかなか面白そうだが、やり始めるとハマりそうでコワイな。

 

 

今年の米国の年末商戦は好調なスタートを切ったようで、全米小売業協会(NRF)によると、24日の感謝祭から27日までの消費は前年を74億ドル上回ったようです。

年末商戦が好調に始まった年は、最後に息切れする傾向があるらしく、その理由は感謝祭翌日の「ブラックフライデー」のセールを利用して、消費を前倒ししているに過ぎないため。

様々な経済データを見ると、消費者は貯蓄を取り崩して消費を拡大しているようです。

メディアが最近「ブラックフライデー」を取り上げるようになり、急激に大きなイベントになってきたため、これまでは開店時間がせいぜい朝5時か6時だったものが、今年は真夜中からセールを開始する店も多かったようです。

基本的に消費者はお金がないので、レストランなどの外食費を節約して、クリスマスプレゼントを買うなどの対策で乗り切ろうとするわけです。

多くのエコノミストも、今年も最近の傾向と同じで、クリスマスまで低調な商戦が続くと予想しているようです。

  

 

981109  Mon.

今日のシアトルタイムスを見ていたら、こんな記事があった。

When stock goes down, you're rich but ... というタイトルで、直訳すると「株が下がるとリッチになるけど・・」というところかな。

ここで、私がトレードをしている All Tech Investment のベルビュー店やスタッフの名前も紹介されているが、それだけ、このデイトレードは注目を浴びているのかもしれない。

内容は、株が下がりそうだとカラ売りをして後で買い戻すという方法を具体的に分かりやすく説明している。

でもカラ売りをした後で、株価が上がると損をするし、下がるまで待つという方法もあるが、待っている間にもっと上がると、"It's killed a lot of people." と大損をすることも、記事の中できちんとフォローしている。

チャートでトレンドをきちんと読むことができができないと、必ず損をする。

もし友達に聞かれたら、「やめとけ」というだろうな。

今日のアメリカ株式市場は、さすがにこれだけ連騰が続いた後なので、ダウは下がったけど、NASDAQは強かった。

先週から仕込んでおいたDELLはやはり強く、午前中にゲットしたあとは、タイミングを見て安いところをまた仕込んで、待っていたら、終了間際に急騰。

業績発表は木曜なので明日かあさってがピークか?

というわけで、明日のギャップアップ狙いのオーバーナイト作戦。

トレードをしていると、このトレードに興味のある人が、よく見学に来る。

私はいつもゲートウェイのB5サイズのノートブックで、ポートフォリオを計算しながらトレードしているため、いくら儲かっているかが画面に表示されている。

だから、見学者を案内しているスタッフは、見学者を私のところへよく連れてきて、「彼は今の時点でこれだけ儲けている」とそれとなくアピールするのだ。

まあサクラみたいなもんだが、厳密にいえば、儲かっていないのにウソをいって儲かっているといってるわけではないから、「サクラ」ではないんだけど・・

今日はお金持ち風のおばさんが、そばでみてていいかと聞くもので、こちらも待っているだけだし、「どうぞ」ってことになったんだけど、数百株づついろいろな株を持っていて、4千ドルほど儲かって喜んでたら、8月の終わりに暴落して、一番安いときに売ってしまって大損をしたなどと、よくしゃべるしゃべる・・それはいいんだけど、香水がブンブン匂う。

つけ過ぎ。今晩あたり夢の中にまで匂ってきそうなほどきつかった。

ゲエー。

でもクサいよりいいか・・

 

当時掲示板への書き込みなどは、シアトルのトレードフロアから、ワイヤレスで28.8Kギャランティーという速度のワイヤレスモデムを使ったシステムを使っていました。

このワイヤレスシステムは、当時のトレードフロアでも数人が使っていましたね。

ノートブックに接続して、ネットを見たり、中には、ノートにもう1セットのトレードシステムを組み込んで、チャート専用表示に使っているトレーダーもいたわけですが、私はインターネット接続と、エクセルでリアルタイムのポートフォリオを計算しながらトレードをするため、ノートブックを持ち込み使っていたというわけです。

売買のオーダーなどの機能と分けることで、リスクを減らしながら情報量を増やすという「一粒で2度おいしいアーモンドグリコ」作戦。

当時のオール・テックのシアトル店では、私がハシリでした。

 

 

981110  Tues.

今日はインターネット関連株が急騰した。

特に、ネットでオークションをするEBAYは一時、30ポイント以上も上げていたようだ。

こういう値動きの大きい株をデイトレードで扱うときは、売るタイミングが難しい。

また、最近だけの急騰だからチャートのトレンドもわからない。

いってみれば、イチかバチかというギャンブル的な判断をしなければならないから、長期で持つつもりでなければ、なかなか買えない。

デルは明後日の業績発表に向かって、急騰しているが、きちんと利益を出すためには、方針をきめてきちんとその方針を守らないと、大損をする。

横目で見ながら腕組みをして、上がって行くのを見ているだけのトレーダーも多かった。

すでに高値でスタックしているか、チャートのトレンドが読めないかどちらかだろう。

最近はトップトレーダー氏が、研修のためにペーパートレーディングをしているクラスで、チャートの読み方をチャリティーというかボランティアで教えているが、果たして何割の人がそれを活かして利益につなげることができるだろうか。

デイトレードは儲からないと、半年で顔を見なくなるというように、はっきりと結果が出てしまう。

だから、面白いのだけれど・・

 

 

この頃、マークという、トレードフロアのトップの成績のトレーダーは、NYへトレーディングのセミナーを受けに行ってたんですね。

そのお裾ワケで、私も断片的にですが、なるほどそういうパターンがあるのかと、興味を持ち始めたわけです。

場数はそれなりに踏んでいたので、どうやれば勝てるかの、ノウハウはできつつも、何を隠そうテクニカルとしては何もなかったですからね。

ブートキャンプでも、何も教えてくれなかったうえ、ただボタンを押せだからねえ。(笑)

ですが何しろマーケットが、アップトレンドで強かったので、そういう意味では、今から思うと、とてもラッキーでした。

捨てる神あれば、拾う神あり・・ですな。

  

981111  Wed.

さっき、昼寝というか遅い夕寝(?)をして、一風呂浴びてさっぱりしたところ。

アメリカは今日は、Veterans Day。まあ、日本でいうと「勤労感謝の日」に近いかな?

ちょっとニュアンスは違うけど株式情報専門チャンネルのCNBCでも、ニューヨーク証券取引所での戦没者への黙祷を放送していた。

日本でいえば、原爆記念日に黙祷するような、しばしの沈黙で、普段は騒がしいニューヨーク証券取引所の喧騒が1分間ほどウソの様に静かになり、軍服を着た兵士がトランペットで哀愁のある鎮魂の曲を、ソロで演奏し、取引所にいる場立の人達も目を閉じて、アメリカのために戦った戦死の冥福を祈った。

画面には、第二次大戦・朝鮮戦争・ベトナム戦争・湾岸戦争など参戦した兵士の人数と戦死者の人数を、普段は株価が表示される部分に次々と表示された。

戦争に参戦の善悪はさておいて、これだけの数の兵士が国のために戦い、また亡くなったということを、こうした形で国民へきちんと知らせるというのは、アメリカらしいなと感心したと同時に、日本ではこのような形で、テレビを使って、国のために命を捧げた人への感謝の気持を、黙祷をする場面も含めて放送することを見たことがなかったので、改めて感心した。

戦争で家族を亡くした家族がこの場面を見れば、かなり救われる気がするのではないかと思うほど、視聴者の心理を良く考えたプログラムだった。

こういう部分を、日本はマネすればいいのにね。

昨日も、オーバーナイト作戦で待ち伏せたが、DELLは今日の朝に2ポイントほどギャップアップで、まんまと成功。

連日の急騰の反動だろうか、今日のアメリカの株式市場は1日ダラダラと下がり続けたが、NASDAQは終了間際に強く反発。

でも長かった。

底値を待っていたけど、結局6時間半はりついていた。

安い値段を待ち伏せて明日へ持ち越すまたまたオーバーナイト作戦。

明日は業績発表だからね。

と結構くたびれていたが、午後はしばらくぶりの歯医者でのクリーニングを予約していたのでダウンタウンへ。

車がメチャ混んで、おまけに駐車場も混んでて、止める場所を確保したりで結局15分ほど遅刻。

2時5分過ぎに、ケイタイへ受け付けから電話。

「混んでるんだ」といったら、ダウンタウンはセールの最中だということで納得。

歯医者については以前書いたけど、歯の治療が終わってからは、ナイトガードという、寝ている間に歯軋りから歯を守るものをはめるようにいわれているが、めんどうなので、実はよくサボっているのだ。

でも、今日のチェックでばれたようだ。

きつく、ナイトガードをつけて寝る様にとの御達し。

ナイトガードは、歯軋りから歯を守るための柔らかいプラスチックのマウスピースのようなもので、歯型をとってぴったりと合うように作ってあり、上の歯に被せるようになっている。

98%の人が、寝ている間に歯軋りをして、歯や顎にダメージを与えるというので、作ってもらったのだが、現代人はストレスが多いから、知らない間に歯軋りをしているのだろう。

でも日本に住んでいるときは、そんなことを言われたことがなかったけど、私だけかな?知ってましたか?

 
 
 

981112  Thurs.

アメリカがイラクへの軍事行動を始めたことも嫌気して、今日のダウはいきなり少しギャップダウンで開始。

DELLは今日のマーケットクローズ後に、業績発表。

はたしてどうなるか。

オーバーナイト作戦の成果は、明日に持ち越し。

石油のエクソンも昨日仕込んでおいたら、2ポイントアップ。

イラクとの紛争などがあると、石油関連株は堅調になるようなので、もう少し上がると踏んで、待つことにする。

てなわけで、今日は9時前には帰宅。

 

昨日の Internet Watch で、面白いサイトがあったので、 ご紹介。>あなたの値段を鑑定します

性別や年齢など、3部からなる22の質問に答えると、あなたの値段を鑑定してくれる。

結果は、総合的な値段や、心、才能、境遇、人徳、運による値段の内訳を解説付きで下のような感じで表示してくれる。

なお値段の解説はサイトからの引用で、値段は、私の場合の結果です。

  

<心の値段>2222万8300円

心の値段は、あなたの心の純粋さ、やさしさ、愛、正義感などを計測して値段にしたものです。

したがって、これが低いとモラルのない人、何の役にも 立たない価値のないハートを持っている人ということになります

<才能の値段>1440万8359円

才能の値段は、文字通り才能を金額に表しています。

才能をいかんなく発揮すれば、その才能だけでこれだけの金額は稼げる、といったものです。

才能は現在すぐにお金になって出てくるものではありませんが、将来の収入に直結する重要な要素と言えるでしょう

<境遇の値段>638万1460円

現時点でどれほどあなたが恵まれているか、それを評価したものです。

現時点でお金持ちの家にいることや、普通に生きていられることでさえ財産になります。

また、あなたの若さ、容姿、または好きな人がそばにいてすでに幸せであることもここに値段として含まれます。

<人徳の値段>1964万4039円

人徳とは、あなたが持っている魅力、人に好かれる力、カリスマ性を値段にしたものです。

人徳があるとあなたには強力な人脈ができあがり、その人脈はきっと人生の助けとなってあなたを支えることでしょう。

人間社会が人と人との関わりである以上、この価格が低いようでは天涯孤独の厳しい人生を強いられることになるでしょう

<運の値段>1627万3050円

そのまま、運をお金の価値で計ったものです。

運がよければ並みには生きていけるし、逆に運が悪い人はどんな才能を持ち合わせていても苦しい人生を歩むことになります。

本人の意志ではどうすることもできない数値である わりには、もっとも大事な要素、それが運なのです

  

ヒエー。

  

やってみたら、7893万5210円で、階級は「衆議院議員級」で42段階のうちの12位だという。

興味のある人は、やってみてください。

おもしろいですよ。
 

 

981113  Fri.

DELLはいきなり、ギャップダウン。

予想より1セント業績がいいだけじゃいやよということのようだ。

それだけ期待が大きいということか。50日の平均線あたり60ドルから62ドルが下値か?

というわけでDELLオーバーナイト作戦は仕方なく続行。エクソンが上昇したので、ゲットしてデルを何回か拾ったけどこちらは、利幅が小さくくたびれ儲け。

来週の利下げが実施され、フセインが国連による査察を受け入れれば、株価は急騰するかな?

久々に、アメリカのビデオの新作を楽しんだが、ブルースウィリスの「ハルマゲドン」。

「アルマゲドン」と発音しないとはあ?といわれるが、この発音は日本にいるとわからない。

ちょっと思いつくものをあげると、「マルチメディア」は「マータイミーディア」、「テーマ」が「スィーム」,「ポンティアック」が 「パニアック」というように、和製英語になれていると通じない発音が結構ある。

何を隠そう、私も扇風機(ファン)(FAN)を探しに行ったときに通じなくて笑ってしまった失敗談があるんですが。私のファンは「楽しむ」(FUN)に聞こえたらしく、「何か楽しいものはないのか?」というヘンな東洋人に思われてしまった。

ファンの「ァ」を口を大きく開けて、「フェァーン」というように発音しないと通じないのだ。

日本人で普通のひとは、そんな発音の日本語って使いませんよね?

先日の、スペースシャトルの向井さんが喋ってたけど、発音は日本語英語?

でも文法がきちんとしているから、通じるけどアプローチが正面からだけなのがまあ日本人らしいかな。

短期間で一生懸命勉強して通じるようになった英語だろう。

飛行士はアメリカ人が5人、日本人、スペイン人が各一人という組み合わせだが、スペイン人はスピーチでもノリが楽しい。

このへんは国民性だろうね。

ハルマゲドンの特撮はすごい。

日本は昔のゴジラ時代から進歩なしのようで、お金もアイデアも映画になるとからきしダメで、このあたりはTVのCMを見ても、日本映画とアメリカ映画くらいの違いがある。

日本のCMはみんな同じようで、おもしろいものを作ろうという意気込みが感じられない。

アメリカのものは、「ン?」というものもあるが、何とかオリジナリティを出そうとする努力が感じられる。

クリントンは60日以内にポーラ・ジョーンズへ85万ドル、1億円を支払い、セクハラに関して和解するというが、クリントンからの謝罪はなしという。

まあ「エッチなことしてゴメンね」とは、大統領としてはいいにくいからね。

直接関係のない、政界入りを狙う実業化が1ミリオン(1億2千万円)を払うから、和解しろと言い出したりで、このドタバタもそろそろおしまいのようだ。

シアトルは、あいかわらずの悪い天気。

Have a Great Weekend ! 

 

こうして読み返すと、当時の日記は、今と少しスタイルが違っています。

この1年後くらいに、こうして書いていた日記がきっかけで、1999年に最初の著書「デイ・トレーダー」が出版されることになりました。

つまり、インターネットを通じて、日本の出版社の方が私の日記を読まれ、それが新しい接点となって、私の人生に新しい展開が生まれたというわけです。

大量に蓄積された日記には、自分の専門性をあらわすキーワードが頻繁に登場します。

つまり検索に引っかかりやすくなるのです。

私の場合、そうしたトレーディングのキーワードを通じ、同じ興味や関心を持つプロフェッショナルと繋がることで、本を出すきっかけとなりました。

  

こうした経験から言えることは、人生の転機を生み出す最強のツールは、実は毎日の日記の中に潜んでいるのです。 

もちろん、日記を書くときに、そうした計算をしているわけではありません。

余計なことを考えながら書くと、ストレートに読み手へ訴える強さが失われます。

書きたい!と思ったときに一気に書いてしまうことで、その情熱の勢いが読み手に伝わり、それが感動を呼び起こすのではないでしょうか。

ですがこういう機会を体験してからは、日記のスタイルに変化が現れたのは事実です。

このような可能性を常に意識することで、時間の経過と共に日記のスタイルが少しずつ変化してゆくことになったのではないでしょうか。

 

トレーディングに関するセミナーは、自分のサイト以外では一切宣伝していませんが、多くの方が私の日記がきっかけで、受講されています。

外出していようと、寝ている間であろうと、私が書いた日記は常に誰かに読まれてます。

その中の何割かの方は熱烈なファンとなり、書き手と直接会う機会を待ち望むようになります。

そうした繋がりから生まれる力が「人生の新たな展開」への扉を開けてくれる機会を創りだしてくれるのです。

 

自分が忘れてしまうほど、過去に書いた日記であっても、こうした機会を生む機能としての寿命は、半永久的なのです。

このように日記を書き続ける人と、書かない人とでは「機会の格差」が生まれることになります。

言い換えれば、毎日書き続けている日記というのは、毎日そうした機会を生み出しているとも言えるのではないでしょうか。

そして機会に巡り会えるチャンスが現実のものとなった時「生まれ変わったかのような劇的な変化」をもたらしてくれるのです。

CQGでLabel を表示させるには?

コメント(0)

先物などで、ギャップアップかギャップダウンかを知りたいときに便利なのが Label。

label00.gif

上はナスダック100先物の30分チャート。

薄いギャップアップだということがわかります。 

というわけで、現在の Last Price をチャート上へ視覚的にわかりやすく表示させる Label 表示のセットアップ方法の備忘録であります。

まず、表示させたいチャートの上で右クリック。

 

label01.gif

するとこのようなウィンドウが表示されます。

Add Study を選択すると・・

下のようなウィンドウが表示されます。

label02.gif

as an Overlay にチェックを入れます。

Add ボタンをクリックすると・・

label03.gif

このように Last  Price の位置にラインが表示されます。

 

信じられないような話だが、東京都環境局は11月24日付けで「宮城県の災害廃棄物の処理受入れ」を発表。

スケジュールは、試験焼却に係る住民説明が12月上旬 > 都内清掃工場での試験焼却 12月中旬 > 試験焼却結果評価公表 1月下旬

住民への説明・受入開始は2月以降なので、まだ3ヶ月の猶予はあるわけだが・・ 

10月に、放射能廃棄物を燃やす東京都で書いたが、大気中に放射能が飛散し、首都圏民が被爆するのは明らか。

こうした放射性物質を吸い込んでしまえば、,内部被ばくとなるわけで、ダメージは外部被ばくの600倍にもなるというのにだ。

 

とにかく原発関連のニュースは、目を覆うようなものばかり。

時事通信によると、東京電力は28日、福島第1原発事故の収束作業に当たってきた吉田昌郎所長(56)が体調を崩して入院し、12月1日付で所長職を退任すると発表。

『この国は病んでいる』~回復を疑う愚鈍な日本

2、3号機救えた:福島原発事故の米報告解読

カタログハウスのテレビCM放送拒否の真相は?

花粉症対応のマスクでボランティアに除染させている福島市

東日本大震災:モンゴル、日本車輸入禁止 18台から放射性物質検出

 

4号機建屋の傾きと吉田所長の入院 (以下はこの本文から引用)

 

政治家は、とっくにモラルハザードを起こしている、ということです。

日本史始まって以来の国難であるにもかかわらず、細野程度の坊やに、アジアの運命を預けっぱなしにして、野田はTPPに現を抜かしているのです。

簡単なことです。
「日本はTPPを議論するどころの話ではない」と言えばいいのです。
それで待てないアメリカなら、「お友達」というのは止めてもらいたい。

電力会社から報酬をもらっていたことが発覚してしまった斑目のボクが院長を努める原子力安全委員会が、原発の安全対策などできるわけがありません。

東電と、ズブズブどころか二人三脚の原子力安全・保安院が環境省に移管されることが決まって、その名前を「原子力安全庁」と変えたところで、何も本質は変わっていないのです。

マスコミの「重鎮」と、業界からのリップサービスを喜んで受け入れている老害ジャーナリストたちは、東電の勝俣会長を隊長とする年一回の「中国・酒池肉林ツアー隊」から、お呼びがかかるのを待ちわびています。

いわゆる原発文化人は、東電から破格のギャラ(これは国民を洗脳する工作料と言い換える必要がある)をもらいながら、原発の必要性を訴えます。

「朝まで囲炉裏端テレビ」の司会者は、「ボクは隠れ反原発派だ」と言いながら、東電サイドから高額な講演料をもらって原発推進発言。
御用学者は、言うにおよばず。

すべてが金。

Rock Paper Scissors!

こうした連中が、国民、政府、電力会社、マスコミの連関のどこかに潜り込んでしまうと、透明性が失われ、利益相反が生まれます。
これはアメリカ議会と多国籍企業の関係に、そっくりです。
「同じ人間たち」が、「同じ政府に影響を与え」、「同じ仲間たちの利益のために働いている」のです。

まさに、メディアの連中は、私たちと公益性・透明性を分断するミッシングリンクです。

  

 

こういう状態になってきた以上、自分の身は自分で守る。 これを徹底することだ。

タッパに、40℃位に温めた豆乳(9)、米とぎ汁乳酸菌液(1)、黒糖(2%)、粗塩(1%)、オリゴ糖(2%)、ニガリ数滴を入れ、良く掻き混ぜる。

フタを閉めてアンカの上に置き保温し、次の日に豆腐のように固まった酸っぱい豆乳ヨーグルトができていればOK。

豆乳ヨーグルトは強靭な免疫力をつける最良の飲食物だ。

免疫力とはマクロファージという白血球と、NK細胞というリンパ球の数に比例する。

血液のなかにマクロファージとNK細胞が多ければ、病原菌や病原性ウイルスを消化し、死滅させてしまう。

体内に入り込んだ放射物質が出す放射線で正常細胞のDNAが損傷し、癌細胞になるわけだが、このガン細胞を消化するのがマクロファージ。

つまり血中にマクロファージが多ければ多いほど、癌細胞が減ってゆくため、癌が発症する可能性が減ってゆくという仕組みだ。

フォステクス「HP-P1」

コメント(0)

いわゆるヘッドホンアンプ搭載D/Aコンバーター。

iPod や iPhone で音楽を高音質で楽しむことができるバッテリー内蔵の高音質なポータブル ヘッドホンアンプだ。

HP-P1.jpg

CDプレーヤーは、いかにハイエンドの製品であろうと、回転振動などによる光学的な読取りエラー補正の発生から逃れることはできない。

だが iPod や iPhone へ保存されているデジタル化されたデータはメモリやHDDに保存されている。

そのため、CDプレーヤの読み取りエラーとは無縁のため、構造上音質的に有利な仕組みとなっているわけだ。

 

ポータブルオーディオ界の激烈パラダイムシフト

ポータブルヘッドフォンアンプは次のステージへ

iPodデジタル接続採用高級モデルの実力はいかに!?

価格.com レビュー

CarHP-P1-1.jpg

iPod 、iPhone  iPad などのヘッドフォン出力の前には、デジタル信号をアナログ信号へ変換する部分が存在する。

当然音質はそこへ投入されたコストと比例することになる。

言い換えれば音質のレベルを左右する、いわゆる決定的な役割を担っているわけだ。

その部分に十分なコストをかけ、専用に設計されたこの製品を通したヘッドホン端子からのサウンドは、まさにオーディオ界のパンドラの箱と呼んで差し支えないだろう。

iPod や iPhone からアナログ出力している以上、HP-P1 を通した音質に太刀打ちできる、スピーカーを含めた高級オーディオシステムの構築には、少なくとも3桁台の1万円札が必要になるはずだ。

CarHP-P1-2.jpg

とにかく、情報量が多く密度の高い、透明感溢れるサウンドには、呆れるばかり。

音量をどんどん上げいっても、うるさく感じないのだから恐れ入る。

難聴の心配をしなくてはならないレベルまで、音量を上げてしまうと、意識が音の世界に没入するため、車を運転しながら使うのは危険だとさえ言えるだろう。

なぜなら注意力がすべて音に奪われてしまうからだ。

思考力が停止し、無意識に音を聴いてしまうかのような感覚に陥るのだ。

 

あたかもレコーディングの録音スタジオでモニタースピーカーを聴くかのような、高い解像度のサウンドが、ヘッドフォンから流れてくるのだから堪らない。 

CDにはこれだけの音が、録音されているのだという事実に驚愕する体験によって、すべての曲をもう一度聞き返したくなってしまうのだ。

私の場合 iPod や iPhone へのリッピングは、CDと同じ、圧縮をしないWAVE形式だったことを感謝することにもなったわけだ。

音が間引かれた、ロスレス圧縮や mp3 などでリッピングしていた人は、すべてをリッピングし直すハメになる製品ではないだろうか。


 

SHURE SE535LTD-J

コメント(0)

SONY MDR-EX1000 のフィット感と遮音性がイマイチだったため、白羽の矢を立てたのがこれ。

SHURE SE535LTD-J 価格ドットコム価格 43,600円 ・ メーカー希望小売価格:オープン

Shure535.jpg

一言でいえば、音楽的なまとまりのあるサウンド。

 

装着性が良好なことに加えて遮音性が非常に高い。

とにかく耳へのフィット感がナイスで、装着しやすいのだ。

ヘッドホン本体と、コードはEX1000のように固定されず、360度回転するようになっている。

 

そのため、装着がとても手早く、スムースにできる。

コードの長さがちょうどいい案配。

これも EX1000 と同じように、コードが交換できるようになっている。

  

遮音性は非常に高く、オフィスユースだと、電話がかかってきてもわからない。

といえば遮音性の高さが、おわかりいただけるはず。

耳の穴に当たる部分のイヤーピースが、収縮性の高い素材のため、とにかく耳の穴への密着度は最高。

 

通常はシリコン製だがこれは、耳栓と似た低反発素材が使われている。

イヤーピースが何種類か付属しているので、 EX1000へ流用しようとしたが、本体側の受けの太さが違うためダメだった。ORZ

屋外で使う頻度が高ければ、EX1000 よりこれがお勧め。

 

とにかく周囲が相当うるさくくてもOK。

この遮音性ならノイズキャンセリングのヘッドフォン替わりに使えるだろう。

大体においてノイズキャンセリングのヘッドフォンって、音楽を聴く場合、凄く違和感がある。

 

仕組み自体がマイクで集音した周囲の騒音をもとに、逆相の波形を生成して再生するわけだからね。

とにかく音楽を聴く用途としては、ノイズキャンセリング付ヘッドフォンは私の場合全くダメ。

耳が受け付けないようなのだ。(笑)

 

みんな気にならないのだろうか?

  

Shure535-fit.jpg

この写真からも、耳へのフィット性の高さが伺い知れるはず。

上の写真のようにコードが邪魔にならず、耳に掛けやすいよう、細工をしている。

アルミの細い針金を耳に沿ったカタチにしてコードに沿わせ、園芸用ビニールタイ(結束ヒモ)で巻いてフレキシブルに半固定。

    

同じボリューム位置だと  EX1000 より圧倒的に音圧が高く、いわゆる能率がいいヘッドホンということになる。

曲によっては、録音年度が古く周波数レンジの狭いものもあるわけで、SURE はこうした曲を、いわゆる「音楽的」にまとめて聴かせてくれる。

だから録音の周波数レンジが狭くても気にならない。

 

一方で  EX1000 は、最新の周波数レンジが広い録音ものと、古い録音との差が比較的モロに出やすいという、いわゆるスタジオモニター的な音作り。

    

とにかく、どんな曲であろうと、SURE流のスパイスを効かせ、魅力的に聴かせてくれる。

不思議なことに、それぞれの楽器の音色が実に良い音で鳴る。

特に女性ボーカルなどの、歌モノは際だって魅力的。

周波数レンジを欲張らず、音楽的なまとまりを重視する方向で、製品の「音決め」がされているようだ。

    

これに比べると、 EX1000 はとにかく、それぞれの帯域のレンジを伸ばそうとしているかのように聴こえる。

そのため音空間というか音場は広く開放的だ。

 

ただ、時としてそれが仇となり、曲によっては楽器がバラバラに鳴っているように聴こえることがある。

音楽の鳴る空間は SONY より SURE の方が明らかに狭く感じる。

 

楽器の音はバラけず、比較的狭い音場に集まるため、空間に散らばる音の密度が高く、まとまって聴こえるのかもしれない。

音の分解能、と解像度はSONYほどではないがかなり高いレベルのため、 EX1000 と比較試聴しない限り、音場の狭さは意外に気にならない。

 

音楽の鳴る空間の広さは、ほどほどにするかわりに、音色の魅力と「まとまり」具合を重視した方向性でまとめるというのは、なかなか巧いやり方だ。

   

太めの線で描く SURE に対し、細身の繊細なタッチの SONY。

アンプでいえば SURE はマッキントッシュ風の音で、 SONYは国産アンプ的サウンド。

  

どちらか一つを選べと言われたら、迷うことなく SURE だ。

「何だやっぱり値段相応なんだ」とツッコまれそうだが、悔しいことに、高いだけのことはあるのだから仕方ない。

 

この製品は、素晴らしい装着感に加え、室内屋外を問わず、あらゆるシーンで使える、高い遮音性と使い勝手のよさを兼ね備えている。

どんな曲であろうと、独特の味わいあるサウンドで聴き慣れた曲から感動を蘇らせ、音楽好きのあなたを虜にするはず。

 

決して安くはないが、お気に入りの曲を持参して試聴すれば、聴き慣れた曲が織りなす異次元の音空間と、独特のサウンドに聴き惚れ 値段など気にならなくなってしまうかもしれない。

ご注意あれ。

  

  

関連記事

 

SHUREノーマルSE535とSE535 Special Edition、その差はどこにある?

Shure、音質/デザイン変更した「SE535 Special Edition」-アジア限定。フィルタに違い。音質レビュー付き

価格ドットコム SE535LTD-J レビュー・評価

 

SONY MDR-EX1000

コメント(0)

酸素カプセルで音楽をより楽もう!

ということで調べてみたら、最近は非常に音の良いものがあるようだ。

というわけで、久しぶりのカナル型ヘッドフォン。

 

SONY EX500   価格ドットコム価格5,446円 ・ メーカー希望小売価格12,390円(税込)

価格ドットコムのレビュー・評価

下のを聴いてしまうと、シンバル・ハイハットなどの高音が強調されたような重心が高いサウンドに感じてしまう。

装着性普通・遮音性普通というわけで、いわゆる普通のインナー・ヘッドホン。

以下はこれを標準としての比較評価。

 こういうヘッドフォンはエージングでかなり音は変わるため、しっかりエージングしてから比較試聴。

ちまたのWEBに掲載されている編集部での評価は、普通エージングなしのケースが多いようだ。

    

SONY MDR-EX1000  価格ドットコム価格32,800円   ・メーカー希望小売価格(税別):59,000円

値段は執筆時点での価格。

ソニーMDR-EX1000が描き出す恐ろしいほどのディテール

価格ドットコム・MDR-EX1000 レビュー・評価

MDR-EX1000-2.jpg

圧倒的に広い空間が展開される。

シンバル・ハイハットなどの高音は繊細。

解像度が高いので、楽器の音が明快に分離される。

広い音場空間に楽器の音が浮かび上がり、音が多重に重なり合いマスキングされていた音が聴こえてくるから堪らない。

問題は装着性が悪く、遮音性も悪いという点だ。

とにかく、掛け心地が悪くフィットしないのだ。

ヘッドホン本体とコードが一体化されているため、コードを耳たぶへ這わせて装着するというのが、非常に大変。

「新開発のフレキシブルイヤーハンガーはユーザーの耳の形状に合わせて自在に曲げられ、装着できる。」なんてスペックは何の話?

というくらい脱着がしにくい。 

とにかく、すぐに耳から外れるのには参った。(笑)

なので現在は、アルミの細い針金を耳に沿ったカタチにしてコードに沿わせ、園芸用ビニールタイ(結束ヒモ)で巻くという細工をして、装着しやすいようにしている。 

だが、それでも装着には手間がかかるのだ。

さらに耳の穴に当たる部分のチップの素材が従来のものと同じなので、動くと耳の穴にフィットせず、微妙に音が変わってしまう。

この値段なのだから、もっと収縮性の高い素材のチップをつけるべきだろう。

標準のコードは、ちょっと長めで、何というか絡まりやすい長さ。(笑)

そのためだろうか、短いのが1本付属している。

つまりコードは交換できるようになっているわけだが、短い方は今度はちょっと短すぎ。

使い道が限定されてしまうような短かさだ。

MDR-EX1000.jpg

そのうえ遮音性が低いので、屋外へ持ち出して使おうという気にならない。

酸素カプセル内は、それなりの騒音があるため、音楽の静かな部分になると、外の音が聞こえてしまう。

幸いなことに、音質のグレードが高いため、大きめの音量でも煩く感じにくいのは、さすがだ。

もっとも、外の音がある程度聞こえるため、比較的静かなオフィスなどの、いわゆるインドアで使うには適している。

このように使い勝手全般に関しては、値段を考えると、もうちょっとなんとかして欲しいところだ。

音の伸びやかさ、レンジの広さは 素晴らしいのだから・・

録音の良し悪しがハッキリわかるタイプ。

スタジオのモニタースピーカーで聴くような周波数レンジの広い、高い分解能の音は鳥肌もの。

ただし、酸素カプセルで聴く場合、本体の出っ張りが邪魔になって、横を向くことができず、上を向いた姿勢が要求される。(笑)

とにかく遮音と装着感が悪いので、どうしてもインドア専門ユースになってしまうわけで、ここをどう評価するかだ。

使える場所が限定されるため、コストパフォーマンスの点で躊躇するケースは、決して少なくないのではないだろうか。

マーケットの現状

コメント(0)

今日24日(木)夜の米国マーケットは、 Thanks Giving Day のため休場。

というわけでまずは、ドル円から。

1124Jyen.gif

フィボナッチ級数をあてはめると、日銀の介入時点から、円高方向へ50%、つまり半値戻しの位置。

で、なおかつ20日移動平均線が、円高方向の抵抗線となっているが、このサポートを切るとさらに円高(下)に振れる可能性が高いだろう。

日経平均の月足チャート

1124JNKCM.gif

東北大震災以来、ダウントレンドが続いている。

下は米国のナスダック総合指数の月足チャートだ。

1124compM.gif

ローバンドを切ってきたが、まだ20MAより遙かに上の位置だ。

日本のメディアは世界同時株安と報道しているが、チャートを見れば、米国株は「株安」という位置ではないことがわかるだろう。

 

四半期単位のチャートで見ると、日経平均はここ10年来の安値に近づいている。

1124JNKCQ.gif

下は米国ナスダック総合指数の四半期単位のチャート。

1124compQ.gif

まだアップトレンドが継続している位置だ。

 

魅力あるマーケット

コメント(0)

東証と大証の経営統合が発表されましたが「日本取引所」という名称で2013年1月に発足するようです。

国際取引所連合のデータによると、統合後の新会社の株式時価総額は3億6000億ドル(約277兆円)。

ロンドン証券取引所を抜き、NYSEユーロネクストとナスダックOMXに次ぐ世界第3位の規模となるようです。

ただ、我々個人トレーダーにとってトレードがしやすくなるかどうかは別問題ではないか?

というわけで、今日は第二位のナスダックと比べてどうか?というテーマです。

 

下はナスダックの11月18日金曜日の開始から1時間の最も出来高の多い時間帯の3分チャートです。

1118comp3.gif

この日のナスダック市場は約17億2千万株の取引がありました。

下は金曜日の東京マーケットで、日経平均の金曜日の開始から1時間の最も出来高の多い時間帯の3分チャート。

東証の取引高は14億5075万株。

1118JNKC3.gif 

このように、取引高の割合から見ると、ナスダックの方が遙かに変動する幅が大きいことがわかります。

つまりデイトレーダーにとっては、同じ投下資金で利益を出しやすい動きをしているということになります。

日経平均のチャートは、ハッキリとしたトレンドがないため、デイトレーディングで利益を出すのは非常に難しいことがわかります。

大証と経営統合したからといって、ナスダックのような明確なトレンドが出る、デイトレーダーにとって、魅力あるマーケットへ変貌できるのでしょうか?

以下は2004年春にWEBへ書いた内容をもとに、現在も依然残る日本株マーケットと米国株マーケットの特徴を比べたポイントです。


日本株

資金の回転効率が悪い
チャートはどちらかというと汚い
マーケットが板寄方式でマーケットメイクされるためギャップが大きくなる
そのため開始早々の一番おいしい上昇を狙えない
動きが遅いので執行面の判断がラク?
そのかわり執行ソフトが前時代的な代物で、これが問題
板情報に惑わされやすい
銘柄(株価)によって売買できる単位が違うため紛らわしい
夜の自由時間が増える
拘束時間が長い
トラブル時のサポートは実質的にあてにはできない
口座開設が心理的に簡単


米国株

資金の回転効率がよい
チャートは比較的美しい
マーケットがマーケットメイク方式のため、ギャップは大きくなり過ぎない
そのため開始早々の一番おいしい上昇を上昇を狙える。
動きが早いので執行面の判断で難しさがある
そのかわり執行ソフトが素晴らしい性能(セミオートマ)
レベル2情報の動きが早いため、惑わされることがない
売買できる単位が一つなのでわかりやすい
昼の自由時間が増える
拘束時間が短い
トラブル時のサポートがかなり有効なケースが多い
口座開設は手間がかかる・為替リスクが存在する

 

それぞれの項目についての、優先順位は人によって違うため、一概にどちらのマーケットがいいということは断定できませんが、資金効率の面から考えると、デイトレードの特性である短期で何回でも売買できるメリットを最大限に享受できるのは、米国マーケットだと思います。

それぞれの項目について、簡単に解説を加えておきます。

資金の回転効率

米国株の場合はポジションを解消すると、バイイングパワー(購買力)はその日始まった時点へ戻ります。

日本株で何度もデイトレードをしようとした場合、ポジションを解消してもバイイングパワーは回復しませんから、多くの資金が必要になります。

ですから、米株なら、とりあえず下がりそうなら脱出して、またブレイクアウトした時点でエントリーすればいいわけです。

バイイングパワーのことを考える必要はないのですから。

一方日本株では、頻繁に売買をするとバイイングパワーがなくなってしまうため、心理的に脱出を我慢してしまいやすく、結果としてリスクにさらされるというケースに陥りやすいのです。

 

チャートの美しさ

米国株の場合はティック数(値段の変化の回数)およびと出来高ともに、日本株よりはるかに多いため、チャートがきめ細かく、セオリーどおりに動きやすいという傾向があります。

日本株は、値段の違いによって、売買できる最小の株数が違っているため、取引高がどうしても少なくなるという銘柄が混在してしまいます。

こうした点は1分チャートを見れば一目瞭然です。

また、日本株は単位株の違いに加え、値段が変わると、いわゆる値段の変化する階段が荒くなりますから、トレードがしにくくなるケースが多いようです。

 

マーケットメイク方式の違い

日本株は板寄方式のため、値段が付かずにどんどん上昇してしまい、値段が付いた時点ではギャップが大きくなってしまうという状況が発生することがあります。

米国株は、売買の金額が合えば次々と執行されますから、ギャップがマーケットメイクの影響を受けにくく、こうした点で影響を受けてギャップ幅が大きくなり過ぎるということがありません。

つまり米国株ならオープニングの、急上昇を掴むチャンスは多いのですが、日本株では、こうした動き自体が起こりにくいために、急上昇を掴むチャンスは圧倒的に少なくなります。

また日本マーケットのようにストップ高・ストップ安といった規制がありませんから、大きなゲインを狙うチャンスが多くなるとい点も、米国株と日本株の大きな違いの一つです。

 

動く速度の違い

日本株は株価の上下動が時間の進行に対し相対的に遅いため、執行面の判断がラクになるという点が、利点になることがあります。

一方で米国株は、動きが早いため執行面の判断に躊躇すると、エントリーのチャンスを逃してしまいがちになります。

ただ米国株で判断する訓練をして、判断力を身につけることができれば、日本株での執行はとても楽に感じられるはずです。

執行ソフトの違い

米国マーケット用の執行ソフトは、速い速度に見合った性能を持っています。

株価の動きが早いため、執行ソフトもその速度で機能するだけの性能を備えているためです。

また米国株ではリアルティックのような専用ソフトでは、執行を含めたシミュレーショントレードができるような機能があります。

日本株ではこうしたレベルの機能が付いているソフトは存在しません。

また執行の際も、米国マーケット用の執行ソフトでは、値段や株数をキーボードから入力する必要は全くありません。

さらにストップを含めた自動売買の機能の豊富さと、実際のマーケットでの実効性は、日本株の経験しかないトレーダーにとっては、まさに夢のように思えるほどの違いがあります。

 

日本株は板情報に惑わされやすい

日本の証券会社が提供しているトレード用のツールは、板情報に惑わされやすいものが多いようです。

板の枚数や値段が変化すると、点滅や反転表示で目を引く構造になっているうえ、株価の動きが遅いので、どうしても板情報を見てしまうトレーダーが後を絶たないようです。

米国株のレベル2は、 ASK Bid の候補の値段が、オープニング時には、じっと注意して見ていられないほど早く動きます。

ですから、株価について余計な推測をする時間的な余地がないというメリットが生まれます。

 

米国株は売買できる株数の単位と値段が同じ基準

ですから、経験の少ない人でもとてもわかりやすいというメリットがあります。

日本株は、値段によって売買できる最低単位が何種類もあるために、慣れが必要になります。

また日本株では株価が変化すると、値段の動くいわゆる階段の幅が大きくなるために、チャートが汚くなりやすく、執行の値段も理論値と実際にトレードできる値段が違うことがあるため、こういった面での難しさも生じることがあります。

 

購買力の違い

米国株では、買いも空売りもマージン取引という、いわゆる信用取引でトレードをするのが一般的です。

日本株トレーダーには、売買時に、現物株か信用取引かといった区別をして考える方が多いようですが、米国株ではそうした考え方をする必要はありません。

米国株では、ショートできないアンショータブルへ指定されている銘柄は多くても10銘柄ほどですから、ほとんどの銘柄はショート(空売り)することができると考えていいでしょう。

ですから、マーケットのトレンドにあわせて、自由に売買するという考え方がスムースにできるのが米国マーケットの利点でしょう。

自由時間の違い

トレードという仕事をしている時間帯が、日本株と米国株では当然違います。

ですから、日本株では会社に勤めながら、デイトレードを練習することはできないといっていいでしょう。

米国株なら、4月5日からは、日本時間の夜の10時半からマーケットが始まりますから、開始後の1時間から1時間半でトレードを終わらせれば、その日のうちに一仕事終えることができます。

さらに動く速度が早いため、同じ時間を見ている間に学習できる密度が高くなります。

これは日本で米国株へ取り組む際の大きな利点でしょう。

 

拘束時間の違い

マーケットメイク方式の違いのところで説明したように、日本株では、オープニング時に急激に株価が動くというケースが、構造上起こりにくいため、最初のトレードで、利益を出すという方法に制限ができてしまうのが現実です。

こうした理由で、30分や1時間でトレードを終えるということは、日本株に比べて米国株では比較的容易に実現することができるでしょう。

 

トラブル時のサポートの違い

日本株の場合、約定通知がすぐに帰って来ないというケースでは、証券会社に電話をしても、まずは話中で繋がらないというケースがほとんどです。

また運良く繋がったとしても、証券会社ではどうもできないことが多いのが現状です。

米国株では約定が帰ってこないというようなトラブルが起こることはほぼ皆無といっていいでしょうし、サーバーにかけているコストが全く違うレベルですから、システム安定性は、日本のマーケットより格段に高いと考えていいでしょう。

米株では私の場合、契約しているブローカーの担当者とは、MSメッセンジャーで常に繋がっています。

ですから、すぐにチャットで解決することができますし、国際電話をかけてもらうこともできます。

実際には電話をしなければならないという事態は、ほとんどありませんが。

どちらにしても、まともなブローカーを選択すれば、こうした点のサポートはきちんとしていますから、安心してトレードを続けることができます。

 

日本株は口座開設が心理的に簡単

日本株の場合、高齢者は信用取引ができないというような年齢制限があったりと、意外な規制が存在します。

米国株では、こうした規制はありません。

また、米国株は最初の口座開設では、すべて英語の書類にサインしなければならないので、これが最もハードルの高い部分でしょう。

また、外交へ送金をされた経験がなければ、送金事態が面倒だと思われるでしょうし、外国への送金に伴う為替のリスクが存在します。

ただ安全性と言う意味では、どちらのマーケットでも、資金がどこかへ消えたりというようなことはありません。

経験がないために、漠然とした不安をお持ちの方は、しっかりした日本語サポートのある米国株の米国ブローカーを選べば、問題ありません。

以上の点は、構造的な問題を含めた違いのため、東証と大証が経営統合されても、依然残る部分ということになります。

猫写真

コメント(0)

ちょっと息抜き。我が家の猫たちの様子。

目が大きくなって、カワイくなってきたポンナ。

ponnna01.jpg

伏し目ポーズ

ponna02.jpg

目がクリッっと大きくなってきたかな・・

  

ponna03.jpg

この角度から見ても、目が大きくなってきている。

 

moco01.jpg

こちらはモコ。

  

moco02.jpg

同じ種類でも、かなり色が違うなあ・・

習慣が創るルーティーンワーク化

コメント(0)

初めてのトレーディングでは誰もが興奮するものです。

ですが1000回も繰り返せば、さほど興奮しなくなってきます。

どのトレーディングも、同じように、フラットな感情さえ維持できれば、トレーディングで興奮し、感情的になることは、なくなるのです。

 

何故なら、一つ一つのトレーディングに対してどれだけ集中しようと、100回もトレーディングすれば、その内容をすべて区別することはできなくなるからです。

このように、経験を積み重ね、やるべきことをルーティーンワーク化できるれば、その段階で感情的になる理由が失われるのです。

多くのトレード経験を積み重ねることで、トレーディングに関する一般的な知識は増えてゆきます。

 

そしてトレード経験の蓄積により、1つひとつのトレーディングが、どう違っていたのかについての区別は、だんだんとつかなくなってゆきます。

一日20トレードほどこなせるようになると、2日前にトレードした銘柄を、すべて思い出す、などということは至難の業となります。

ですが一日で1銘柄だけを1トレードしただけの場合だと、2日前に何をトレードしたかは、ハッキリと思いさせるはずです。

 

 

ルーティンワーク化

  

トレーディングでは、6分待つとか、先物のトレンドに従うとか、1分単位での15秒以内で執行を終えるなどといった、勝つためにできなければならないルールがあります。

これを「ルーティーンワーク化」することです。

そうすれば負けないトレーダーへ変身する事ができるのです。

 

「ルーティーンワーク化」が不完全だと、感情的なトレードになりやすく、単純なトレンドが続くマーケットでなければ勝てなくなってしまいます。

単純なトレンドが続かない、いわゆる難しいいマーケットでマイナスを出すのは何故でしょうか?

習慣化できるまで、一つのやるべきことをターゲットを絞り、徹底的に擦り込むという練習方法が不足している何よりの証拠なのです。

 

下がり続けたトレンドが、下げ止まると、反転すると思い込み、慌ててロングサイドへ入ってしまい、カットロスを繰り返し、手数料負けしてしまう。

多くのトレーダーが填り込むパターンですが、これは訓練で避けることができるようになります。

アップトレンドの目安となる20MAをブレイクアウトするまで、何故エントリーを待てないのか?

 

抽象化し、ルーティンワーク化することの価値はここにあるのです。

反転するゾーンでは、株価が目まぐるしく激しく変化します。

トレンドが続かなければ、どおらにしても、チャートフォーメーションは役に立たないのです。

 

20MAをブレイクアウトするまで待つというというルーティーンワークが身についていれば、じっと待つことができるようになります。

チャートを見続け、急にエントリ-を狙っている方向へ動くと、ついつられてエントリーしてしまう。

ルーティンワーク化されていないと、感情が動くままに決断し、ちょっとした変化につられてしまうことになります。

 

1分単位でのジャストから、15秒以内に執行する、待ち受けエントリーの訓練で、こうした刹那的なトレードは、完全に封じ込めることができるのです。

チェックシートに記入された情報というのは動かず、変化しない情報です。

脳にとって、動くチャートを見続けると、めまぐるしい動きのため、大きな負担となります。

 

その結果、チャートのめまぐるしい変化に刺激され、無意識のうちに感情的なトレーディングとなってしまうのです。

チェックシートへ記入して抽象化すれば、動かず、変化しない情報となり、面白味はないかわりに、脳への負担は少なくなります。

 

チャートの動きは、抽象化してチェックシートへ記録する。

これをルーティン化する訓練の重要性を、あなたはどれだけ認識しているでしょうか?

一度に一つずつ行え。あたかも自分の生死がそれにかかっているように - U・グレース 

 

 

書くことで抽象化し忘れる

 

チェックシートへ何故記入するのかというと、「記録に残すことで忘れることができる」ためです。

感情的に落ち着いた状態へ持ち込むというルーティンワークが身についていれば、単純なチェックシートを見るだけ。

こうした単純な作業により、脳への負担が少なく、難しい展開でもストレスなく対応できようになります。

  

いわば動きを追いかける「面白さ」を削り取り、パターンの特徴比較とその対応だけに絞り込むのです。

このようにチェックシートへ書くという作業は「抽象化」するための作業なのです。

抽象化された「問題」に対しては、相対的に2つの項目を比較するという「対処法」が決められています。

  

どの銘柄が、どういう動きをしようと、相対比較すること自体に変わりはありません。

そのため、その点にのみ注意していれば、迷うことなく決断できるのです。

  

「今見ている銘柄」が希望する方向と逆へ動いた場合、見続けることで、良いことは何もないのです。

ただ単にモチベーションが下がるだけ。

   

トレーディングでは、その銘柄が「忘れてしまいたいような動き」をしようと、さっさと記録に残して抽象化することです。

そしてその銘柄のことは忘れ、次に入れ替える銘柄を探し待ち受ける、というルーティンワークへと、素早く移行しなければなりません。

  

そのためにトレーディングフロアでは、音声で「30秒前」などというアナウンスが流れるようになっています。

ロボットボイスによる音声での注意喚起は、ルーティンワークのプロセスを実行するためのタイミングの目安となるタイムキーパーの役目を果たしているのです。

  

あなたのやるべき事は、決められたルーティンワーク通り、機械的に対応するだけ。

動いているチャートを見続けると気分は高揚し、感情的になり、冷静な判断ができなくなります。

  

エントリーし終わったら、チャートを見続ける必要性は全くないのです。

チェックシートに記入したら、エントリーした銘柄のことは「忘れる」という習慣を身につけてください。

  

あなたには、次々と決められたルーティンワークをこなすことに集中するという、大事な仕事があるのですから。

  

  

東京マーケットの前場は今日から30分延長

コメント(0)

東京証券取引所は東日本大震災に伴う節電協力で延期していた取引時間の拡大が今日から実施される。

現物株の午前の終了時間は30分延長されて11時30分までとなり、一日の取引時間は計5時間になる。ただし後場は東証、大証ともに変更なし。

大阪証券取引所と名古屋証券取引所も東証と同様に延長されるが、取引時間の延長は1991年以来、20年ぶりとなる。

 

世界の主な取引所の売買時間は東証より長いところが多く、昼休みなしで連続で取引が可能となっている。

昼休みなどの休憩がないため、米国のニューヨーク証券取引所やナスダックなどの取引所は6時間半。

ロンドン証券取引所は8時間35分。

東証と同じように昼休みのあるアジア市場も、今年に入り取引時間を相次いで拡大している。

シンガポールは8月に、1時間半の昼休みを廃止し、香港も3月から昼休みを30分短縮している。

 

指数先物・オプション取引は、前場の取引終了時刻が11時30分に、後場の取引開始時刻を11時45分に変更している。

さらに、イブニング・セッションの取引時間(現行16時30分~19時)も23時30分までと大幅に延長されることになった。

大証は2011年7月19日に先物・オプションのイブニング・セッションを翌日の午前3時まで延長している。

 

では、今回の東証の時間延長にはどういうメリットがあるのだろうか?

時間が延長されると取引量は当然増えるが、参加者が増えないと、時間単位の取引密度が減少するわけだ。

そのため、いわゆる保有時間の短いデイトレーダーにとっては、メリットはなく、逆にデメリットが増えることになる。

 

ただ東京マーケットは、アジアマーケットの影響を受けるため、韓国、中国などのマーケットと重なる時間帯が増えるわけだ。

韓国は午前9時から午後3時まで休憩なし。

中国・上海は日本と同じ前・後場制で、前場じゃ9時30分から午前11時30分までで、後場は午後1時から午後3時だが、時差があるため注意が必要だ。

そのため上海の午前の取引時間は日本時間に換算すると午前10時30分から午後12時30分となる。

つまり、今回の東証の時間延長は上海マーケットの動向の影響を受ける度合いが高くなることになるわけだが・・

さて、どうなるか?

 

 

新時代への覚醒

コメント(0)

マイクロバブル風呂に入ると、必ず行うことがある。

それは乳酸菌をスプレーでシュッシュして、鼻から吸い込むのことなのだが、今や私にとっては半ば「儀式」となっている。

おまけに、乳酸菌をスプレーする、というイメージとは裏腹に、風呂場は一切嫌な臭いがしないのだ。

5月に近況いろいろや、6月の拡散する放射能の現状と対策でも触れ、脳天気化の心理では、あわせて危機に対して鈍感になってゆく心理について書いている。

だが今や最も人口密度の高い東京へ、放射能を含んだ瓦礫を運び込み、燃やして再び空中に放射能をまき散らすということが、日本で現実に起こっているのだ。

だが捨てる神あれば、拾う神あり。

 

 

新時代への覚醒」というサイトで、新たな取り組みが始まっている。

そこで読んだのはサイトを立ち上げられた方が11月17日に書かれた「食品規格で作るヨモギ醗酵乳酸菌液」のプラントを作りたい!という日記だった。

こちらでその内容を全文引用させていただく。

 

さて、今日は昨日の続きです。私達のコミュニティが進めている、あるプロジェクトとは・・・ズバリ、

「ヨモギ醗酵乳酸菌液」を食品規格で作り、それを出来るだけ低価格で提供する

ことです。このブログを見ておられる方は、「米とぎ汁乳酸菌液」を個人的に作られている人も多いと思います。ただ、ご自分の周囲の環境で作れない方や、米のとぎ汁で作ることに対して、衛生面で不安をお持ちの方も、いらっしゃると思います。

実際には、醗酵過程でPH(ペーハー)が3.5前後になるので、有害な雑菌等は消滅してしまいますが、どうしても衛生的な面でイメージ的に受け付けない方も多いようです。特に乳酸菌否定派はその傾向が強く、本来の被曝対策の議論からそれて、そちらの方向に誘導しようとする方達が多いです。

それなら、素材の段階から食品規格のものを導入し、誰がどこから見ても、文句のつけようがない醗酵乳酸菌液を作って流通させたいのです。これならどうだ!って感じですね。

実は、私達のコミュニティの中に、食品会社の会長さんがいらっしゃいます。彼は、この放射能が降る環境の中で、子供たちを放射能障害から守るために、3月11日からあらゆる情報を集め検討し、そして得た結論が醗酵環境で暮らすことでした。

その過程で、飯山一郎氏と出会い乳酸菌の培養を学び、培養を始めて8ヶ月が経ちました。食品製造の仕事をしている関係で、培養環境が整っている関係上、自分を含めた家族の使う乳酸菌液だけではなく、知人のなかで希望する方々にお分けしていたようです。

しかし、彼が仕事の合間にコツコツと一人で培養しているだけなので、製造量が足りなくなってきました。そこで他の方には、自分で培養できるように情報を提供していたのですが、中々続かないし出来ません。日本全国には、この乳酸菌液を培養製造している方々が多々おりますが、農業用とか畜産用が主で人間が生活の中で使用できる、食品規格(食品素材だけで作る)の乳酸菌液は、まだありません

そこで、もし醗酵環境を構築したり、発酵食品を作るために乳酸菌液の食品規格(食品素材だけで培養するのもの)を希望する方々が300人くらいおられるならば、ヨモギから採取した乳酸菌を培養するプラントを作って希望する方に醗酵菌液をお届けしたいとの考えを、この会長さんは持っておられました。

300人と言ったのは、300人の方が1ヶ月12リッター(2リッターペットボトル6本)を5000円前後(1リットル400円)で費用分担していただけたら、プラント代、容器包装費用、送料等が賄える最低限必要な人数と言う意味です。でも、ただ販売するだけではなく、精神的な?がりを含めたネットワークにするのが理想的だと思いました。

そこで、私がこの「新時代への覚醒」というコミュニティを立ち上げ、理念に共感していただける方の募集を開始したわけです。お陰様で順調に会員数は増えていて、短期間で100名を超えました。長期的に見ると、1000名を超えるような気がしています。それだけ仲間が集まれば、有事の際も、近くに住んでいる方同志で、助け合うこともできるはずです。

現在、市販されているEMWの価格が、500mlで1050円です。もしこのプラントを稼働させることができれば、500ml換算で約209円です(しかも送料込み)。製造量が増えれば、さらにコストダウンできるかもしれません。

この醗酵液や重曹、クエン酸等を使うことにより、ある意味、放射能よりもっと深刻な問題である、各家庭から排出される、界面活性剤等が入っている石油合成系の洗剤の汚染を防ぐ事ができます。合成洗剤を使わなくてもいいのだから、かえって生活コストは下げられるのではないでしょうか。

どうでしょう。何かワクワクしませんか?私は、この気持ちに素直に従いたいと思います。販売が決定しても、普通の市販方法は考えていません。まず、このコミュニティのメンバーになっていただき、クチコミに近い形で、本当に欲しい方のみにお分けしたいと考えています。

 

 

ということで、私もメンバー制コミュニティーに入会させていただいたのですが、参加されていらっしゃる方は、今現在で100名台。

300名の方が購入されるだけの規模になれば、500ml換算で送料込で約209円程度の価格で、食品としての乳酸菌が買えるようになるとのこと。

素晴らしいことです。

米とぎ汁乳酸菌醗酵液を作り、スプレーを続けるのが精いっぱいで、「ヨモギ醗酵乳酸菌液」まで、手が回らない私にとってできること。

それはせめて会員数を増やす。これしかない!

動機は何を隠そう、「早く買いたい!」という私のわがままからなのですが・・(笑)

というわけで、今日は志を同じくされるであろう皆さんへの、紹介日記。

みなさん、よい週末を!


 

基本へ戻る

コメント(0)

うまくくゆかない、勝てない。などの問題の解決法は意外にシンプルなものです。

18日(金曜日)のナスダックマーケットはギャップアップで始まりました。

ですが、トレンドはギャップアップリバーサル。

1118comp3.gif

上はナスダック総合指数の3分チャートですが、陰線3本のあとのプルバックは少なく、フィボナッチの-23.6%ラインを切ると再びダウントレンド。

トレンドの方向を見誤った人は、慌てたからでしょう。わからなければ6分くらい待つこと。

「慌てる乞食は貰いが少ない」っていいますからね。

  

下は1分足ですが、紛れもないダウントレンド。

ロングサイドヘチョロチョロ入っても大きなゲインは望めないことは一目瞭然。

1118comp1.gif

大事なことは、現状に満足せず、自分のトレードのクセをよく知ることです。

そのためにはトレードした銘柄のチャートと、チェックリストを見比べて「悪いクセ」を見つけること。

トレードでは、自分を知らなければ、成長はないのです。

特にプロを目指す人は、読む人に「なるほど」と思わせるだけの説得力のある、自分のトレードのセルフレポートが書けなければなりません。

 

会社勤めの人には普段要求されない、こうした姿勢とスキルは、備わっていないのが普通なのです。

だからこそ、訓練を繰り返し、習慣化することで身につけるのです。

週末は、そのための時間は、たっぷりあるはず。

来週の月曜日の夜には、その成果を実際のマーケットで試すことができるのです。

こうした機会を見逃がさず、実行に移すハングリーさを持ち続け、チャレンジするモチベーションをどうやって維持すればいいのか?

トレーダーは、このように普段の姿勢がシビアに問われる職業なのです。

Go for it !

流れ

コメント(0)

17日(木)の米国ナスダックマーケットはショートサイドマーケットだった。

正確には下のチャートのように最初の30分は明確なダウントレンド。

1117ENQ3.gif

30分を過ぎると横ばい状態。

30分を過ぎて下げ止まったからといって、ハイバンドも超えていないところでロングサイドへ仕掛けても手数料負けするだけ。

  

ネットエイドでも・・

 

2011-11-17 23:32:01 はっちshadow さげてます

2011-11-17 23:35:26 はっちshadow ショートサイドですよ

というように注意をしていたわけです。^^

このようにトレードでは、トレンドの流れに乗ることが大事。

1117compBS5.gif

ボトムスキャン銘柄ではショートサイドの2銘柄だけで・・ +1500ドル

ホールドできないとダメだけどね。

ADSK1117comp.gif

1000株で +510ドル

 

2011-11-17 23:32:25 はっちshadow BRCM
2011-11-17 23:33:12 はっちshadow BRCM
2011-11-17 23:33:29 はっちshadow ADSK

 

BRCM1117comp.gif

1000株で +1000ドル

2011-11-17 23:35:01 はっちshadow LRCX

 

LRCX1117comp.gif

1000株で +1000ドル

というわけで、+2000ドルは楽勝だったはず。

何故ホールドできないのか?

この壁を突破できれば「目から鱗」がポロリのはず。

クラッシュテストでも、2銘柄を1時間以上ホールドして大逆転しましたからね。

ホールドする技術は大事。

  

クラッシュテスト・エピソードその2でも書いていますね・・

ではこうした逃れられない「気まぐれ込み」で勝つにはどうすればいいのだろうか?

それはトレンドに逆らわないことだ。

ここでの19トレードの銘柄の日足トレンドを見ると、すべてが順方向。

つまり大きなトレンドに逆らってエントリーしたトレードは皆無だという点だ。

このように、クラッシュテストだからといって、デタラメなトレードをしたわけではない。

基本に忠実にトレードすることの重要性も、このクラッシュテストから学べるだろう。

放射能を焼き塩で中和する方法

コメント(0)

焼き塩を使うと放射能を中和することができます。

放射能は酸性で極陰性。

塩を焼くと、強いアルカリ性となって極陽性になります。

そのため放射能に限らず、酸性・陰性に傾いた農薬などにも効果があります。

殺菌ではなく中和するのです。

衣類に対しても同じ作用が働くため汚れが落ちます。

塩を燃やすと有機物が飛び、強アルカリの状態になり、中性に戻るのです。

私達の体は、60兆ほどの細胞で構成されています。

焼き塩を食べたり飲んだりすることで、、細胞を活性化し、細胞分裂を促進することができるというわけです。

人間の体だけでなく、野菜や肉で同じように効果があります。

これは福島県飯館村や福島原発から20キロ圏内の放射能による汚染水除去実績の技術を持つテネモス国際環境研究会の飯島秀行先生のアイデア。

 

無水エタノールをかけ燃やして作ります。

塩は精製されていない、天然の塩を使ってください。

 

無水エタノールは、カキ氷のシロップをかけるかんじでまんべんなく全体に。

塩はその都度使う分だけ作ります。

作り溜めしたものは効果が薄れます。

二度焼き三度焼きすると、効果は高くなります。


約2リットルの水に小さじ2杯ほどを溶かし、その中に野菜や肉等を入れて20分から30分漬けておきます。

そうすると、生きたサイクルに変化するため、みずみずしくなり、肉は臭みがとれます。

野菜などをつけ終わったら、フキン等の汚れ物をつけておくときれいになります。

飲み水には、1リットルの水に対して焼き塩1gくらいを入れます。

入浴には、一度焼き塩をお湯で溶かしてから浴槽へ入れてください。

オープニングの工夫その2

コメント(0)

以前こちらで書いた「オープニングの工夫」では、ボトムスキャンを見て、どちらサイドへ入るのかを見極める方法を書いた。

だが昨夜のマーケットのように、サイドを決めかねるときはどうすればいいのか?

大事なことは、複数銘柄でエントリーするという点だ。

単独の銘柄でしかエントリーできないケースというのは、皆無に近いと断言できるほど、まれにしか起こらないのだ。

 

  

下は昨夜のナスダックマーケットでのボトムスキャンの表示だ。

1115compBS3.gif

上はマーケット開始後3分の時点。

下は5分の時点のボトムスキャンの表示だ。

1115compBS5.gif

3分と5分の表示を比べると、どちらサイドも同じようなものだ。

では5分の時点で表示された銘柄で、6分台にエントリー可能だった銘柄のチャートをチェックしてみよう。

LRCX1115comp.gif

1000株で +320ドル

 

CHKP1115comp.gif

500株で +300ドル

 

LLTC1115comp.gif

1000株で +120ドル

  

ALTR1115comp.gif

1000株で +260ドル

 

ショートサイド

CTRP1115comp.gif

1000株で +800ドル

 

CERN1115comp.gif

500株で -85ドル

 

いかがだろうか?

すべて6分待った時点、つまりローソク足2本のあとでエントリーした場合だ。

上にチャートが掲載されていないものは、ルール通りのエントリーパターンではなかったため、チャートは省略している。

気になる方は、ご自分で確認されるといいだろう。

 

マイナスになって、カットロスをするハメになるのは、CERNだけだが、それでも100ドル以下のロス。

このように、どの組み合わせであっても、3銘柄にエントリーすれば、トータルで負けることはないのだ。

そのために開発したボトムスキャンなのだから、当然の結果となっているわけだ。

  

ここに膨大な数のトレーニングでわかった実に驚くべき事実がある。

それは「勝手なルール」を確立しているトレーダーが実に多いという点だ。

上のチャートを検証すればわかるように、エントリーは、クイックマジックプレイ。

2本のローソク足本体の終値より上で始まった場合は買いのエントリーを仕掛ける。

という単純なルール。

この方法でのエントリーだと、実に高い確率で勝てることは、上の検証でもよくおわかりになるはず。

 

にもかかわらず、オープニングのユニットで勝てないのは、何かのルール違反をしているのだ。

エントリーが遅すぎる、手仕舞いの判断をミスしているなど、理由は人それぞれだろう。

大事な点は、それが何かを探し出すことだ。

間違ったルールを擦り込み、ルール通りにトレードをしているのに勝てない、と思い込んでいるトレーダーが実に多いのだ。

これが現実。

 

ただ単に自分のトレーディングした銘柄のチャートをアップするだけなら、誰でも出来るわけで、大事なことはその記録から、問題点を探すことなのだ。

とはいっても、誰でもできることさえ、出来ない人も多いのだが・・

 

あなたは、こうした検証と自分のトレードを比較し、その結果から問題点を見つけ、WEBへ記録として残す、という作業を毎日欠かさずやっているだろうか?

トレーディングは、こうした地道な努力の積み重ねが必要な仕事なのだ。

それくらいの努力さえもできないのなら、他の仕事に変えることを考えた方がいいいだろう。

日本の経済政策はいずこに?

コメント(0)

今や日本・米国・EUなど、いまや世界中の国が、経済の立て直しを迫られる状況に瀕している。

だが、繰り広げられている対応には、戦略の違いが明確にあらわれている。

米国は生き残りるための「したたか」な戦略を立て、「攻め」の姿勢を崩さない。

ではEUや日本はどうなのか?

 

TPPは米経済立直しのため、アジアの成長を取り込もうとする、いわゆる戦略兵器だ。

一方でTPPに対し、声高に既得権維持する農業界を「守る」ための防戦に終始する日本。

これでは、勝負にならない。
  

政府が民間企業の努力を後押しする米国政府の目線は国民へ向けられている。

日本政府の目線は一体どこへ向けられているのだろう?

 

原発事故による被害者への対応を見れば一目瞭然。

国民を守ろうという国の強い信念こそが、国民からの信頼を得るための唯一の武器なのに、その使い方さえもわからない日本政府。

孤立した戦いを強いられる日本国民は、自分の身を守るだけで精一杯なのだ。

大本営発表を繰り返し、ドロナワ式対応でその場を凌ごうとする日本政府。

まさに第二次世界大戦の構図そのものではないだろうか。

  

頼りにならない船長の船に乗った我々はどうすればいいのか?

反乱を起こす気力もない乗客たちの選択肢は限られている。

逃げ出すしかないのか・・

だが泳げない乗客は、逃げることさえできないのだ。

ロボット日米比較

コメント(0)

ホンダの二足歩行ロボット新型アシモは重6kgのダイエットを果たし、最高速度は時速6kmから9kmへ。

片足ジャンプ、人ゴミの中を避けて歩くなど、目覚しい進歩を遂げている。

 

旧型は「漏らしそう」に歩いていたが、新型は漏らしそうになりながらも、必死で近いトイレを探しているように歩く。(笑)

 

一方でアメリカのロボットは紐付きだが、多少小突かれてたくらいではコケないようだ。

アシモ君は、小突かれても、倒れずに歩けるだろうか?

軍事用の匂いがするのは気のせいか? ^^;

元気の素

コメント(0)

週末は1週間の疲れを取り、息抜きと気分転換を兼ねた体調調整というのが、最近のルーティンとなっている。

年と共に、だんだん疲れやすくなるのは仕方ないわけだが、そこを工夫でカバーしようというわけだ。

一番効くのは何といっても「元気」という名のスパイス。

じゃあその元気はどこでどうやって手に入れるのか?

メンタルな部分は当然のことだが、体調の向上というのは意外に効くのだ。

精神と肉体の、どちらが先かはさておき、我が家では現在、この部分に大きな変革が起こっている。

 

自閉症の息子の毎日の世話というのは、いくら慣れているとはいえ、大変なことに変わりはない。

息子が成人する頃になると、状態が良くなる兆しは、あたかも袋小路に入り込んだように、見えなくなってくる。

そうなると、家族全員の「元気」は徐々に奪われ、低下してゆく。

 

- 少年が幸福なのは、何も知らないから ・・ 老年が惨めになるのは、全てを知るようになるからだ -

 

家族の中でこれから最も長い人生を過ごさなければならない彼の状態に、変化が見られなくなるのは、つらいもの。

時折考える彼の将来を想うとき、このように「希望」が見えなくなると、家族の心の元気は徐々に力を失ってゆく。

  

だが「希望」は、待っているだけでは手に入らない。

経験則からも、それはよくわかっていることなのだが、だからといって探して簡単に見つかるものではないのがつらい。

だが一方で、こうしたことに比べれば、仕事の大変さなどは、取るに足らないものに思えるのが救いだろうか。

 

人生は我々に期待以上のものをくれることがある。それは意外なところで、意外な方法で、意外な時に行われる  - A・ファーブル・リュス

 

「高圧酸素カプセル」は、私にとって、まさにこの言葉のようなめぐりあいだった。

現状はこちらで書いているが、その効果は息子だけではなく、家族にも予想を上回る影響ををもたらしてくれている。

幸福にしてやりたいという気持ちは、香水をふりかけるようなもの。

ふりかけるとき、自分にも周りにも数滴はかかるのだ。

 

急がば回れ

コメント(0)

トレーディングでは思うような結果が出ないことが、周期的に起こるケースが多い。

アタマで理屈としてわかっていたり、問題点だと思われることを見つけると、どうしても複数の目標を身につけようとしがちだ。

だが、複数の目標を一気に達成しようとしても、それは所詮無理な相談。

そういうときは、基本に戻ることだ。

まずは、オープニングのユニットも含め、3分足だけで判断し、ある程度の成果が出るかどうかを見極めることだ。

たとえば、3分足のローソク足を1本待ってからエントリーするケースと、2本待ってから入る場合とを比較してみたことがあるだろうか?

この場合、大事な点は、少なくとも、1ヶ月は同じパターンを続けること。

20日間続ければ、様々なマーケットの動きで、試すことができるわけだからね。

そして次に、3分足のローソク足を2本待ってから、エントリーするという方法で、20日間続けてみる。

そして2ユニット目までの成績を比べれば、どちらがいいのかは、一目瞭然でわかるだろう。

 

だが多くのトレーダーは、一つの条件に対し、長くても2週間程度のシミュレーションで結果を出そうとすることが多い。

なぜなら、早く勝てるようになりたい、という心理が働くためだ。

一人でトレーニングを続ける場合、陥りやすいワナだといっていいだろう。

 

こうして、次のステップへ進んでしまうと、そこまで費やした時間は、全くの無駄になってしまう。

こうしていろいろな条件を試しては、中途半端な答えでルールを決めると、軌道が少しずつずれてゆくことになる。

 

ルールは自分で実際に試してみることが大事だ。

自分で納得できるルールを構築することで、納得できる結果はついてくるもの。

実際のマーケットでの、シミュレーションという、素晴らしい可能性を秘めたツールも、使い方次第。

 

そしてWEBでこうした「気づき」をアップしてみることだ。

公開することによって、一分の隙もなく、ツッコミどころのない明確なルールを構築できるわけだ。

 

えっ! 苦労して手に入れた独自のルールなど、公開できるかって?

心配ご無用。

公開したからといって、それができるかどうかは、全く別の問題なのだから。

ゴッコ国民の限界

コメント(0)

シアトルの友人である小野沢さんからは、ほぼ毎日のようにメールが送られてきます。私からはほとんどメールを出さないのにもかかわらずです。^^;

というわけで、今日は罪滅ぼし?!を兼ねて彼のメールを下記へ転載させていただきます。

小さい子供さんをもつ母親の多くは、真剣に情報を集め、アクションを起こしているので、それが救いでしょうか。原子力保安院は、子供にさえ「ホアンインゼンインアホ」などと揶揄されているくらいですからね。まともな国民は「またか」という程度の受け止め方をしているようです。

ですが多くの日本人はTVや新聞の垂れ流す偽の情報に晒されているわけです。ああいうメディアの連中もアタマの中も「全員アホ」。こういう「あほ」に伝染されないためには見ないのが一番。(笑)

 

東電の責任もさることながら、東電などに安全性を厳しく徹底させるべき原子力保安院が機能していなかった責任、最も語られるべき点だと思うのだが、この部分が語られることがない!
なんでやの?  不思議でならない。

メディアは就職先としてメディアを選んだ連中ばかり。マックス・ウェーバーに言わせれば、職業としてのジャーナリストであろう。それは、政治家と政治屋の違いと同じで、真のジャーナリズムの要素を持たない連中のこと。カレラの駄目加減は今までにもアラユル面で見せ付けてくれているから期待はできないが、政治的無関心な国民よりも意識は高い筈だがナンもでてきやせん!

そうでないジャーナリスト達、テレビや新聞で痛烈な発言をしてきた自称ジャーナリストは何故なにも言わないのだろうか?カレラはなぜ行動を起さないのだろうか?ベトナム反戦運動の時代には、知識人が先頭に立っていたが、今や、日本の知識人はタレントとしての知識人に堕落状態なのだろう。彼らが行動を起すことはない。軍隊ゴッコをやった三島由紀夫の行動力の方がまだマシである。

今回の放射能問題の責任に言及するならば、東電の責任以上に、東電などの私企業に安全を徹底させるべき機能を麻痺させていた原子力保安院、彼らの責任に全てが集約されている。それなのに、何故、誰もこのことを問題にしないのだろうか?不思議でならない。

補償問題回避、そして行政内の身内相互保護の立場から、政府の側は、問題を隠蔽しながら、低めの数字、安全基準の変更、統計数字の誤魔化しなどのトリック、即、姑息な手段を使って国民を騙し続けてきたし、これからもそれを行うだろう。騙されていた方が楽!と思う国民がそれを支えている。メディアも、余計なことを詮索するよりも、御用メディアになり下がった方が
それでなくとも広告主が少なくなった経営事情もあって余計な仕事をやらなくてすむ。

東電や政府の手先と化してしまった御用学者たちは学歴や肩書きだけはご立派でも、頭脳のレベルは低劣だ。善悪判断力を軸とする知恵(能力)が機能していない。こんなカタワな連中が日本の頭脳としてのリーダーなんだからほんとに、この国のエリートのレベルは低い。彼らは、受験学歴エリート職価値観を学生時代から刷り込まれてきた国民、そんな日本国民の力量を代表しているような気がする。

期待できるのは国民か?否!高校時代の屈折した灰色の受験生活を払拭するかのように、大学に進んでから革命・内ゲバゴッコで"青春の"憂さ晴らし肩書きを得てからはゴールドカードやプラチナカードで、お金持ちゴッゴ、奴らは他に達成したものがないから学生時代、いかに自分たちが革命的で意識が高かったかを今でも自慢する。革命とは体制的価値観を破壊するところにあるのに、そんなことも知らないのかしらん!彼らの日常会話に出る学歴肩書き主義が体制的であり、それが革命の信義に矛盾していることにも気がついていない。博識を良しとするように訓練されてきたから、知識人ゴッコは大の得意技。中には、坂口安吾や永井荷風などの自堕落な小説家を気取った放蕩三昧小説家ゴッコもいて酒に呑まれオンナ遊びをすることが文学的なんだ!と大きな勘違いをしているというのもいる。

みんながみんなこうではないが、大学の文系を出た奴らの中にはロクでもないコノ種の馬鹿が目立つ。イロイロと知的なことばかりを演説しているくせに、また、革命的な学生運動を今でも語り続けるくせに、東電・保安員・無能政府に日本国民が直面している今、コイツラは何の行動もおこさない。日本には国民による自浄能力がないのだろうか。シーシェパードのあの激しさに通じる自浄機能が対東電と対政府に求められているというのに。

知識計算能力だけで頭脳優秀!としてきた日本は、能力とは、それだけはない!ことに気がついてこなかった。善悪判断力を軸とする知恵という能力が同等にあって、それではじめて優秀な頭脳!ということに気がつかなかったのだ。だから、日本を運営する政治と行政レベルにおける日本の頭脳は、完全にカタワ!なのである。こんなカタワ頭脳だから、放射性物質蔓延の日本が安全だ!と平然としてノタマウのである。

関東地方の子供のいる家庭は、思い切って九州などへ引っ越すべきである。参考までに、風向きの関係で、放射性物質は九州よりもシアトルを含むアメリカ西海岸の方が、多量に計測されているようです。

http://cerea.enpc.fr/en/fukushima.html

上から三番目のMapで風の流れがわかります。上のリンク右横にあるリフレッシュ・ボタンでリフレッシュすると更新されます。

おのざわ

 

 

たしか、ゴジラは水爆実験によってエネルギーを得たモンスター。この映画が作成された頃の日本には原爆、水爆のトラウマという時代背景があった。放射能が何でも巨大化させる!と僕ら子ども達も思っていた。そんな中のゴジラだった。

本日、大阪の友人から、彼の会社の敷地に巨大クローバーが!という報告が入ったので写真をごらんあれ。

clover.jpg

その他にも、つい最近の新聞ニュースでも船橋の家庭菜園での巨大サツマイモ
http://funabashi.keizai.biz/headline/60/
今年の五月に苗を植えたようです。

別の場所でも五月に苗を植えた巨大サツマイモ、、
http://kokusan-marukajiri.net/pub/maruphoto01169.html

 

りそな総合研究所が、止まらない東京圏からの人口流出というレポートを出していますね。

とにかく今は、政府・ほあんいん・東電よりも、自衛が最優先。

以前書いたように、飯山一郎さんがWEBで書かれているように、米のとぎ汁乳酸菌液を作り、スプレーで霧状にして鼻から吸引する。

私はマイクロバブルの風呂に入りながら、吸引しています。

食品は焼き塩を溶かした水道水の中に30分くらい入れておくと、放射能や農薬を無害化できます。

http://www.tenemos-ier.org/pg51.html

http://pekepekedan.blog.fc2.com/blog-entry-22.html#comment35

ビニール袋に入ったままの食品でもOK。

強アルカリ(極陽性)の焼き塩が入った水中では、吸引エネルギーの場が発生、放射能等の極陰性の崩壊系のエネルギーは中和されて消滅するという理屈。

飲料水は、1リットルにつき、1グラムの焼き塩を入れると、細胞を増やす水に変化します。

室内では、ペットボトル空気清浄機で水をフィルターにして有害物質を除去可能。

http://youtu.be/D9cgdyRfwxs

http://pekepekedan.blog.fc2.com/blog-entry-23.html  

 

追い詰められる日本経済

コメント(0)

昨夜の米国マーケットは、開始早々ハッキリしない動きで難しい展開。

だが途中からダウントレンド、1時間の終了前くらいからはさらなる下げという追い風。

最初の方でイマイチだったトレーダー達は、このあたりで一気に挽回出来るチャンスだったわけだ。

しかし、ここ3日くらいのオープニングは、伸びが鈍いためロスを出しやすい展開となっている。

不確実なマーケットで人間がやることだから、判断ミスなどでマイナスになることはあるわけだ。

大事なことは、そこからどう挽回し、どうまとめるかだ。

とはいっても、事故った原発の収束に比べれば、ラクなもの。(笑)

 

しかし、安愚楽牧場:破産手続きへ 民事再生を断念とかオリンパス<7733.T>の最初のヤマ場は14日の決算発表、将来的には上場廃止リスクも、そしてトヨタ、見えぬ収益力回復等のニュースを見ると、今までのツケを一気に払わされているかのようだ。

日本を代表するパナソニックや、ソニーの株価を見ると、円高で息の根を止められそうなチャートとなっている。

panaQ.gif

sonyQ.gif

東京マーケットを支配している外人機関投資家の動向の影響が、ここまであからさまになってきているとき、オリンパスは日本企業の信用力をギャップダウンさせてしまった。

oryM.gif

福島原発の収束には100年が必要。

その影響は決して少なくはない。

これからの日本経済はさらにキツいダウントレンドとなるハズ。

悪くなるときは、まず弱い者に一番そのしわ寄せが来ると、相場は決まっている。

国民がまずその影響をモロに受けるわけだ。

個人の経済的自立の必要性は「待ったなし」。

だが「備えあれば憂いなし」 今からでも遅くはない。

まずは何らかのアクションを起こすべき時が来たのではないだろうか? 

今日から冬時間

コメント(0)

11月7日(月曜)の米国ナスダックマーケットの取引開始は午後11時30分からです。

 

オープニングの工夫

コメント(0)

4(金)の米国ナスダックマーケットはギャップダウンで開始したが、アタマは難しい動きだった。

3分後過ぎたあたりでロングサイドへ入った人は少なくなかったはず。

トレードフロアでは、「少し待った方がいい」という指示を出している。

特にロングサイドはね。

では何故ロングサイドを待てと指示したのだろうか?

 

2011-11-04 22:33:57 はっちshadow ロングサイドはちょっと待ったほうがいいね

 

下のナスダック総合指数は、ローソク足の始値が3分のレンジを超えていない。

さらにず6分のレンジも超えていないのだ。

つまりうかつにロングサイドへ入ると危ないわけだ。

1104comp-3.gif

もう一点はボトムスキャンの表示だ。

開始と3分と5分を比べると、ショートサイドの数字の方が伸びている。

1104compBS3.gif

3分でレンジアベレージまで伸びているロングサイドのHANSは伸び過ぎているので除外だ。

それ以外のPANL・BBBYともに数字は5分の時点での数値が小さくなっている。

つまりロングサイドが全体に下げていることがわかるだろう。

1104compBS5.gif

マーケット開始5分後のボトムスキャンのショートサイドは3分の時点より、全体により赤くなっている。

つまり数字が大きくなっているから、下げているわけだ。

だから3分後とか6分後に入るとすればショートサイドへ入るべきなのだ。

 

2011-11-04 22:32:27 はっちshadow ロングサイド PANL

2011-11-04 22:33:57 はっちshadow ロングサイドはちょっと待ったほうがいいね

PANL3-1104comp.gif

1000株で +1420ドル +1860ドル

 

参考までにこの日の運用チームの成績だ。

1104compexelist.gif

6分待てと、言ってるのにねえ。

そうすればアタマの2銘柄分のマイナス745ドルがなくなる。

コマンダーの指示に従った方が、お得。(笑)

これだけのスキルを持っていても、ルールを破ると勝てないのだ。

とはいっても、ミスはするからね。

全体をどうまとめ、プラスへ持って行くのかが大事だ。

  

一方、素晴らしかったのはVRUS

明らかにわかりやすいエントリー位置のためだろう、1000株に株数を増やしている。

こういう判断が出来るようになったのは大きな進歩だ。

VRUS-3-1104comp.gif

下は1分足チャート。

脱出の判断は1分足を併用していることがわかるはず。

VRUS-1-1104comp.gif

グルーポン

コメント(0)

インターネットのクーポン共同購入サイトを運営する米グルーポンが4日米ナスダック市場に上場。

初値は20ドルの公開価格から40%高の28ドル。

時価総額は約1兆2900億円で、京セラや住友商事に匹敵する規模だ。

GRPN5-1104comp.gif

5分チャートだが、イントラデイのトレーディングは、なかな難しいパターンだった。

上場したての銘柄は、動きがわからないので、少し様子を見てから。

サポート、あるいはレジスタンスプレイクを狙うのが安全。

いわゆる30分ギャッププレイ。

GRPN1-1104comp.gif

1000株で1000ドルは穫れるパターン。必要な資金は7000ドルほど。

 

週末の金曜日

コメント(0)

朝イチのチャージは、私と息子で9時半から。

で、さっきエレベータで偶然に会った食料品を買ってきたカミさんとバッタリ。

ランチ後自宅へ戻ると、父が使っていたので、このあと、3時頃からカミさんが使うようだ。

じゃあ、そのあとでというと、4時から1時間の予定。

でも朝1回のチャージは効く。

インターバルをあけての複数回チャージもよく効くのだ。

朝10時半にチャージが終わったので4時からだと5時間半のインターバル。

私の仕事は、この5時間半のデイタイムを、毎日有効に使えるのが大きな魅力だ。

  

その時間帯には、父とのランチが含まれているのだが、毎日だと話題に事欠くので、iPad でWEBの阿修羅とかを見せるようにしている。

ウェイトレスのお姉さんが、私パソコン好きなんです、って私のiPad2を見て、それもやけに親しげにです。

ポケットから Wi-Max を取り出して見せると、私も使ってますとニコリ。

バッテリーが4時間ほどしか持たないと、こぼしたので、これはその2倍持ちますよ、というと少し驚いたようだった。

今日は、父に梅の花のカウンター席で、下の youTube を見せると、たまげてた。(笑)

 

撮影場所が彼らしい。彼がいうようにまさに受難の時代だ。

米のとぎ汁を発酵させたのを、風呂場でスプレーして吸い込むといい。

要は抵抗力を向上させることが大事というわけだ。

 

私の「震災原発関連メモ帳」

http://twilog.org/hatch3daytrader

話は脱線したが、5時から3時間は夕食と多少のアルコールでリラックス。

8時から1時間チャージして、チャージ後1時間半に相当する夜10時半のマーケットに備える。

というのが今までのパターン。

 

来週からはいよいよ冬時間なので11時半から。

つまり5時から4時間とリラックスタイムが長くなるわけだ。

そしてカプセルで1時間チャージしたあと、マイクロバブル風呂で10分チャージ。

アルコール分は完全に抜けるからね。

しかし風呂は気持ちいい。^^

またもやリバーサル

コメント(0)

昨夜3日(木)の米国ナスダックマーケットは、ギャップアップで開始。

だがまたしてもリバーサル。

1103comp-3.gif

下げ止まってからの反転でロングサイドへの狙い目は12分以後。

 

2011-11-03 22:36:18 はっちshadow FOSL

FOSL1103comp.gif

500株で +2500ドル !

  

2011-11-03 22:32:42 はっちshadow FAST

FAST1103comp.gif

1000株で +440ドル 数少なかったロングサイド銘柄

 

2011-11-03 22:34:31 はっちshadow ONXX

ONXX1103comp.gif

1000株で +600ドル

  

2011-11-03 23:01:50 はっちshadow FOSL

FAST-2-1103comp.gif

1000株で +660ドル

 

2011-11-03 23:16:01 はっちshadow CTSH CTRP ロングサイド AVGO

CTSH1103comp.gif

500株で +550ドル

 

CTRP1103comp.gif

1000株で +620ドル

 

 

 

ギャップアップリバーサル

コメント(0)

2日の米国ナスダックマーケットは開始前に発表された全米雇用リポートで、雇用者数が市場予想以上に増加。

そのため大きなギャップアップで開始。

だが始まってみると、大きなギャップアップ時によく起きるギャップアップリバーサル。

というわけでショートサイドがメインとなる展開で始まったわけだが・・

1102comp3.gif

開始30分後の折り返し点あたりで、下げ止まり、1時間が経過した後で強いアップトレンド領域へ。

最初のショートサイド銘柄は何と言ってもこの銘柄だった・・

  

2011-11-02 22:31:45 はっちshadow APKT

APKT1102comp.gif

1000株で +1000ドル +620ドル

ショートサイドの筆頭銘柄 APKTはよく下げた。

穫れたトレーダーは多かったはず。

だがAPKTは開始直後でも、下の30分15秒あたりの表示でも銘柄名が出てきてはいない。

では何故コマンダーはこの銘柄を選択できたのだろうか?

1102compBS0.gif

そして何故利バーサルを見抜いたのだろうか?

APKT-1-1102comp.gif

指示通りのタイミングつまり3分のアタマで入れば +2000ドル

これは「新神風ギャップリバーサルプレイ」。

   

後半はガットボトムパターンが多かった・・

1102comp3.gif

ナスダック総合指数がアップトレンドになった位置は11時30分過ぎ。

 

2011-11-02 23:04:00 はっちshadow PCAR

PCAR1102comp.gif

1000株で +390ドル

 

2011-11-02 23:03:10 はっちshadow NTAP

NTAP1102comp.gif

1000株で +750ドル

 

2011-11-02 22:32:20 はっちshadow QLIK

2011-11-02 22:58:14 はっちshadow QLIK

QLIK1102comp.gif

1000株で +1000ドル

    

2011-11-02 22:58:04 はっちshadow CELG

CELG1102comp.gif

500株で +250ドル

 

 

2011-11-02 23:14:28 はっちshadow BMC

BMC1102comp.gif

1000株で +510ドル

  

2011-11-02 23:29:47 はっちshadow EBAY

EBAY1102comp.gif

1000株で +190ドル

  

2011-11-02 23:29:55 はっちshadow LIFE

LIFE1102comp.gif

1000株で +360ドル

FOMCと欧州ソブリン危機

コメント(0)

日本時間の昨夜遅くに、米連邦公開市場委員会(FOMC)で、バーナンキFRB議長は追加金融緩和策へ言及。

FRBは今後数四半期の経済成長は緩やかなペースであろうと予測。

2011年から13年の米実質国内総生産(GDP)の見通しを引き下げた。

だがマーケットはポジティブに反応。

1102compENQ5.gif

上はナスダック100Eminiの5分チャート。

黄色いマークあたりがFOMCによる発表タイミング。

チャートからはマーケットが「それなりに評価した」ことがわかるだろう。

声明発表後はアップトレンドが継続するチャート。

最近はギリシャ債務問題への懸念が尾を引いているが、まだしばらくは、くすぶりそうだ。

 

ギリシャ債務問題の動向について < 6月17日と少し前の時点での内容。

今どうなっているかというと、ギリシャのパパンドレウ首相は「仕方ないから助けるしかないか」という仲間の提案を、国民投票で決めると言い出したのだ。

この期に及んで首相がギリシャ国内へカッコつけるもんだから、そりゃあ周りは怒るわな。

というかあきれているだろう。

まあ民主的な首相と言われればそれはそうなのだが・・

 

じゃあ国民投票で否決されたらどうするのだ?

という不安で、しばらくは株式市場、乱高下気味の展開になりやすいだろう。

ま我々にとっては、理由はどうであれ、というと不謹慎だが、最初の一時間だけでいいから、上下によく動いてくれた方が、仕事はやりやすくなるわけだ。

ガンバレ、ギリシャ。

トピックス:欧州ソブリン危機 THE WALL STREET JOURNAL 日本版

ユーロ首脳会議の合意は応急策=ユーロ危機再燃の可能性も

 

 

だが日本の財政状況も、決して安泰ではない。

収入に対し、2倍の出費と10倍の借金がある現状をどうすればいいのか?

答えは簡単だ。

収入を2倍にするか、出費を半分にする。

 

税収は40兆円しかないから、2倍で80兆円。

出費は公務員を削減し、20%減の80兆円にする。

だがこれだと、借金は返せない。

 

現実には国債費(利払い費+償還分)だけで年間20兆円以上。

だから1000兆円の元本を返済することはできないわけだが、まずは収支を均衡させることが先決。

このままだと日本国債の格付けはギリシャ並みのBB+あたりまで落ち、デフォルト(債務不履行)に追い込まれることになる。

生き延びるには、税金倍増と歳出の20%削減しか道はないのだ。

 

債務の元本を返済するには、さらに歳出を20%削減し、20兆円ずつ50年かけて返済する。

万一デフォルトすれば、借金は返さなくてすむが、金融機関は顧客から預かったお金で国債を買っているため、国がデフォルトになると金融機関もすべて潰れるわけだ。

そうなると1400 兆円の個人金融資産は消えてなくなることになる。

ギリシャの心配をしている場合ではないのだ。

チョッピー

コメント(0)

昨夜の米国ナスダックマーケットは、大きなギャップダウンで開始。

ギャップダウンリバーサルでロングサイドへ動き始めたが、最初のプルバック以後上値は重く穫りにくい動き。

1101comp3.gif

マーケット開始後30分(黄色いマークの位置)に2種類の経済指標が発表。

後半30分もチョッピーな動きのため利益を出すのが難しい地合い。

 

2011-11-01 22:34:23 はっちshadow EBAY ロングサイド

EBAY1101comp.gif

1000株で +420ドル

   

2011-11-01 22:34:23 はっちshadow BIDU

BIDU1101comp.gif

300株で +440ドル

 

2011-11-01 22:34:39 はっちshadow QLIK

QLIK1101comp.gif

1000株で +350ドル

 

2011-11-01 22:35:05 はっちshadow ONXX

ONXX1101comp.gif

1000株で +760ドル 1分足を見ればエントリー位置がよくわかる例だ。

 

2011-11-01 22:36:29 はっちshadow DECK

DECK1101comp.gif

400株で +880ドル これもちょっと遅かったが、1分足を見ればエントリー位置がわかるだろう。

 

2011-11-01 22:48:49 はっちshadow HAS

HAS1101comp.gif

1000株で +560ドル

 

リバーサルでロングサイドへ入ることができたトレーダーは、ナイスな展開となったはず。 

どちらかといえばチョッピーな動きだったため、トレーダーの腕が問われるマーケットだったが、さて皆さんはいかがだったろう?

トレーニングの重要性

コメント(0)

10月最後となる昨夜の米国マーケットは難しい展開だった。

要因は二つ。

前半36分(下のチャートの黄色い部分)で下げ止まり。

45分の経済指標の発表は3分で下げ止まり。

そのため素早い利益確定と方向転換が必要だったわけだ。

1031comp3.gif

ナスダック総合指数の3分チャート

 

ポイントは23時直後(下のチャートの黄色いマーク付近)からのロングサイドへうまくシフトできたかどうかだ。

1031comp3-2.gif

下は運用チームの成績。

36分のあとのロスは下げ止まりで反転したあたりでのカットロス。

45分前後とのものが積み重なり、マイナス850ドルまでロスを出したわけだが・・

そのあと10時頃からのユニットで一気に挽回している。

1031compexe.gif

ロスの850ドルをカバーして1760ドルのプラスということは、2600ドルを勝ち上がったことになる。

クラッシュテストというPDFのセミナーテキストではマイナスからの挽回を実演したわけだが、まさに同じ事をやってのけたわけだ。

Good Job !

 

ロスの数字が積み上がっても、動じることなく、淡々とルール通りにこなせば、結果は必ずついてくる、という信念がなければできないトレードではないだろうか。

こうした部分の成長が、トレーディングに大きく影響することになるわけだ。

トレーニングを繰り返す重要性を改めて感じた次第。

 

2011年11月

« 前月 翌月 »
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

月別アーカイブ