2012年07月22日 のCoolに過ごそう

レーシングドライバーの実力

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昨夜はカミサンが有馬温泉に宿泊していたので、夜はF1ドイツGPの予選を堪能。(笑)

F1の公式予選は、多くの方が想像される以上に面白い。

公式予選では、コース1周のタイムを計測しタイム順に決勝のスタートポジションを決定するわけだ。

予選は「ノックアウト方式」で行われる。

 

 

◆予選第1ラウンドは Q1 と呼ばれる。

全車に出走資格が与えられ、制限時間は20分。

自由にコースを走り、タイム計測をするわけだ。

そして1位から15位のドライバーが第2ラウンド(Q2)へ進むことができる。

16位から20位のドライバーはノックアウトされてしまい、次のラウンドに進むことができないというわけだ。

 

◆予選第2ラウンド(Q2)

Q2は、Q1で勝ち残った15人のドライバーで争われる。

Q1とQ2のインターバルは7分30秒。

制限時間は15分。

ここでノックアウトされるのは5人。

つまり1位から10位のドライバが最終ラウンド(Q3)へ進むことができる。

Q2は、Q1でのタイムをリセットして行われるので15人は、タイムを計測し直すわけだ。

 

◆予選最終ラウンド(Q3)

Q1,Q2で勝ち残った10人でポールポジションという決勝の1番グリッドを目指し、タイムアタック合戦が繰り広げられるわけだ。

最終ラウンドは制限時間10分。

 

今回のドイツグランプリは、Q2の後半からだんだんと雨が強くなり、終わることにはズルズルの状態。(笑)

雨が降るとインターミディエイトという小雨用のタイアと、ウエットという深い溝が刻まれた、アクアプレーニングが起こりにくいタイアを選択することができる。

ウエットを履いてコースへ出ても、雨が止んで、路面がドライになってくると、このタイアの寿命はすぐになくなって、グリップしなくなるわけだ。

逆に晴れてくるだろうという読みで、そのチームがインターミディエイトを履いてコースに出て、雨が強くなれば、ズルズルに滑るためタイムが出なくなる。

 

というわけで、どのタイアを選ぶかという、ドライバーの意見と、チームの決断との組み合わせで、様々なドラマが生まれるわけだ。

今回はQ3になると、雨が強くなり、コース上では川のような流れが、数本コースを横切る状態。

こういう場所では、速度とアクセルワークの組み合わせが悪いと、ハイドロプレーニングが起こりコースアウトすることになる。

 

つまり大雨の時ほど、ドライバーの総合的な実力がハッキリ出るわけだ。

こうした大雨のQ3で、まさに神業のようなドライビングで、トップタイムをマークしたのがフェラーリのアロンソ。

二位が、レッドブルのベッテル。

 

小林可夢偉はQ2で敗退。

彼は歴代の日本人ドライバーでは最も腕のいいドライバーだろう。

では、日本人のレーシングドライバーは世界でどれくらいの位置にいるのか?

これを推し量るのはかなり難しいわけだが、私の独断と偏見では、こういうことになる。

 

現在フォーミュラニッポンという、日本独自のクルマとルールで行われている、日本でのF1に相当するレースが行われている。

現時点でのトップは、アンドレロッテラー。

今までの実績を見ても、彼がトップであることは間違いない。

 

中島一貴という中嶋悟の息子が一時F1に参戦していたことがある。

残念ながら、F1時代の彼のドライビングには全く冴えない、光るシーンがないままで、シートを失ってしまった。

どんな選手でも、何戦も闘っていると、様々な条件が重なると、素晴らしい追い越しのテクとかが見られるのだが、彼は全くダメだった。

といっても世界最高のドライバーが集まっている「F1の世界」に限っていえば、というハナシだからね。

 

中島一貴はフォーミュラニッポンでは、ロッテラーに次ぐ2位のポジションだといっていいだろう。

わかりやすく言えば、日本で2位でも、世界だと13位から16位くらいになってしまうということだ。

F1になると、ドライビンの腕だけではなく、車のセッティング能力や、メカニック達とのコミュニケーション能力、そしてレース本番での瞬時の判断など、トータルの能力がモノを言う世界だ。

 

もちろんクルマ事態の性能にもよるが、1チーム2台のシートのどれかを獲得するには、結果を出す必要があるわけだ。

当然フェラーリや、マクラーレン、レッドブルの首脳陣は、すべてのドライバーの腕はしっかりチェックしている。

だが日本人ドライバーで、Q3の常連になったドライバーは誰一人としていないのだ。

 

というわけで、Q3こそが、日本人ドライバーの実力を計るまず最初のバロメーターなのではないだろうか?

そして次は表彰台への常連となれるかどうかだ。

次に表彰台の中央に立てるかどうか。

最後はワールドドライバースチャンピオンになれるかどうかなのだ。

壁はまだ4つもあるのだ。

 

さて今夜のドイツGPはどうなるだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

HDRトーン

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フォトショップでイメージを色調補正するときに、ちょっと不思議な仕上がりになる処理でHDRトーンがあります。

微妙に掛ければ、ほとんどわからないのですが、強めにすると面白い仕上がりになります。

というわけで、実例サンプルです。

これは神戸の中心部にある、なかなか凝った外壁のビルです。

20120722classicbuilding2.jpg

これは普通に処理したショット。

フジフイルムX10で撮影。

 

20120722classicbuilding3.jpg

これはHDRトーンを、わかりやすいように、ちょっと強めに掛けてみました。

 

上と下の写真は何かが違うのですが・・

20120722classicbuilding.jpg

こうして比べないとわからないでしょうね。

  

週末雑感

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土曜日は一日ステイさせるため、息子を宿泊施設へ預けてから、父をランチへ連れて行き、午後は有馬温泉へ。

カミサンが友人と有馬温泉で一泊したいというのでもっぱら運転手役。

ついでにホテルの温泉で一風呂浴びてから帰宅、父を夕食へ連れ出してから後が自由時間。

なので日記はその合間を縫っての更新だった。

 

友人と連絡を取るためiPgone をタオルにくるんで 風呂へ持ち込む。

20120721arimaspa01.jpg

温泉は午後の開始時間前に行ったので、客は私以外には一人しか居なかった。

 

20120721arimaspa02.jpg

有馬温泉に着く前から土砂降り。

外はかなり暗かったので、撮影した写真の70%位はブレてしまって使えない。

下手な鉄砲も数打ちゃ当たる方式で、撮りまくっておいて正解だった。

 

20120721arimaspa03.jpg

写真はすべて  iPhone で撮影。

iPhone のカメラを使うのは久しぶり。

 

20120721arimaspa04.jpg

こういう明暗のコントラストが強いシーンだと、やはり iPhone は、それなりのものしか撮れないんだよなあ。

右側の暗い部分を明るく持ち上げると、かなりノイズが目立ってしまう。

構図的に中央部分で測光しているためだろうか、左側は白トビを起こしている。

とうわけで一句。

iPhone ちょっと暗いと玄界灘。(笑)

 

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