2012年08月14日 のCoolに過ごそう

大きな間違い撥水コート

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今日は朝から雨模様。

そういえば雨で思いだしたのは、撥水コート剤。

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何も知らないときに使ってエライ目に遭ったことがある。

あれははやめた方がいいということを、ご存じだろうか?

 

ワイパーというのは、水を拭い取っているわけではない。

ガラスの表面についた水を、均一な同じ厚さの膜に広げるのがワイパーの役割なのだ。

表面の水膜が一定の厚さだと、光は屈折することがないため、視界は歪まず、くっきりと見えることになる。

 

厄介なのはカーショップやガソリンスタンでも売られているほどポピュラーなアイテムの撥水剤。

能書きを見ると、それほど高くない値段と相まって、誰もが思わず手を出してしまうアイテムでもあるわけだ。

これを塗ると、ガラスの表面についた雨は、コロコロした玉状になる。

ただこれが最大の効果を発揮するのは、街灯の無い高速道路を夜間に走行していて、かすかな雨になった時だけ。(笑)

 

 

撥水剤で処理をして、ワイパーを動作させると、ブレードのあとに白い曇りのような膜ができることは、使われたことがある方ならよくご存じだろう。

これは非常に小さな水の玉が並ぶため、目には白く見えるからだ。

ワイパーブレードは、本来の仕事としてブレードで均一な水の膜にしようとする。

だが撥水剤は、雨は無数の極小な水玉を敷き詰めた状態にしようとする。

そのため、ブレードが拭いた後に白い膜が残るように見えるというわけだ。

 

 

ならばというわけで、ワイパーを高速で動かすと、今度は白い部分が消える前に、次の一拭きでまた白い部分が速攻でできてしまうのだ。

くそッ!(笑)

というわけで常に白い部分で前面を覆われることになり、ただでさえ見にくい雨の視界はさらに悪くなる。

これが悪夢でなくて何だというのだろうか?

これに懲りて、一度使ってから金輪際使うのをやめてしまった。

 

 

本来ワイパーの立場で言えば、撥水してもらっては困るものなのだ。

そのため自動車メーカーは、フロントガラスの表面を親水性になるように、特殊なコートをわざわざ施しているくらいなのだ。

オーマイガッ!(笑)

 

 

おまけに多くの撥水剤にはシリコンが使われているが、ワイパーを動かすと塗ったシリコン皮膜はまだら状に剥げてゆくわけだ。

その結果、ワイパーがビビることになる。

つまり撥水剤というのは、フロントガラスを均一に綺麗な状態でコートされた状態に常に保つ必要があるという、超めんどくさいメンテが必須の製品なのだ。

だが撥水剤を塗り直すといっても、言うほど簡単ではない。

 

 

まずガラスの表面のまだらになったシリコンを専用の液体で掻き落とす必要があるのだ。

これをやらずに、上から重ねて縫っても余計にまだらになるだけ。

メンテのためには、チカラと時間と根気とお金が必要になるという、四重苦の世界が待っているというわけだ。

 

 

調べてみると、撥水剤はもともとが30年程前に戦闘機の軍事技術から、民間用に転用され、実用化された技術。

つまり、本来は戦闘機ほどの速度でなければ、十分な効果は期待できないシロモノだったのだ。

おまけに、これを使うと効果が出るのは、ワイパーを全く使わない場合だけ。

  

 

結局撥水剤は、ワイパーが壊れたときには、風圧で雨が飛んで視界が確保される、というメリットはあるかも知れない。

だが今までワイパーが壊れたことは、タダの一度もないのだ。(笑)

というわけで今回の日記は、自分の体験に加え、沢村慎太朗 FMOの購読をきっかけに購入した「午前零時の自動車評論」という本で、ワイパーブレードの会社への取材の項目に、こうした仕組みが書いてあったので、それを併せてまとめてみた。

 

参考になれば幸いだ。

 

いじめは構造改革で封じ込めろ

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中学生がいじめで自殺し大きな社会問題になっているが、これは簡単に解決できる問題ではないだろうか?

高校は義務教育ではないため、いじめで学校がイヤになったら退学してしまう。

ということは、中学も自由に退学できるようにすればいじめや自殺はなくなるわけだ。

私立中学では、いじめや自殺の評判が立つと、優秀な生徒を他校に取られ、入学者が激減するわけで、そうなると経営破綻で学校は倒産、教師は解雇されてしまう。

そのため、問題を起こす生徒は片っ端から退学処分にしてしまうわけだ。

一方公立中学だと教師は退学という伝家の宝刀を抜くことができないため、いじめる側の生徒とも3年間つき合ってゆくことになる。

いじめる生徒はクラスでも力が大きいため、教師が厳しく指導すると、対立で学級運営が成り立たなくなるからだ。

 

解決策は簡単。

教師や学校側に退学処分の権限を与える。

中学校同士で、生徒獲得を競わせる。

というように、私立中学校のシステムを導入すればいいのだ。

 

TVや新聞は社説や討論で、こうした前向きな案をどんどん提案し、いじめをなくする努力をするべきなのだ。

といっても、今の日本のメディアには、そういう発想はないだろうね。

政治家も消費税の値上げより、やることがあるだろうに。

 

盆休み

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今週一杯、休みを取ったので、土日を入れて9連休。

とは言っても、全く何もしないわけではなく、普段できない部分の仕事とかがあるわけだが・・

でもすべての時間が何も縛られることなく、自由に設定できる。

まさにこの点が休みの素晴らしさなのではないだろうか。

 

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朝が早いとどこも空いている。

駐車場もまた然り。

 

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神戸の中心にある三宮センター街もこのとおり。

 

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納品のクルマがチラホラ。

 

 

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センター街でも、メインとなるこのあたりは、氷もこの通り凝っている。

 

 

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何と言っても、神戸は観光地ですからねえ。

それにしても凝った作りでナイス。

 

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本とCDを見て歩いたが、結局何も買わなかった。

 

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いわゆる300円ショップだが、置いてある商品が何となく中途半端な気がした。

こうやって、タラタラと歩くのもいいものだ。

 

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