日記に見られる3つのタイプ

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日記やブログには、さまざまなタイプがあります。

一日24時間という誰にとっても同じ長さの時間を過ごしたその体験が、ブログにはさまざまなカタチで反映されています。

というわけで、今日は「独断と偏見で」3つのパターンへ分類してみることにしました。

日記を分類するということは、その人なりをも分類することにも繋がるのではないか?

というわけです。

 

StyleB.jpg

 

 
タイプ1

受け身型。

批判をすることは少なく、かといって率先して何かをするということも、あまり積極的ではありません。

リスクのあることは徹底して避ける、という意識が根底にあるのかもしれません。

毎日の生活は淡々として流されるように生活をしています。

   

 
人はよさそうで、素直な人が多いようです。

自分が好きなことや、面白い場所へ行ったときには、読み応えのある日記を書くため、日記のトーンはさほど暗くはなく、明るいものが多いようです。

ただ日記のタイプとしては、いわゆる退屈な毎日を思い出したように書き綴ったものが多くなります。

  

 

新しい考え方にチャレンジしよう、という発想は見受けられません。

というと年配の人に多いように思えますが、意外とこのタイプは、若い人に多いのです。

毎日の生活の中で、繰り返されることを書き綴ってはいても多分本人にとっては大きな出来事なのでしょう。

ただ日記を読む第三者が、日記の内容で勇気付けられたり、希望が湧いてくるということはありません。

   

  
タイプ2

人生における能力や経験、内に秘めたエネルギーの強さなどは、誰にも負けないくらいの強さを保っています。

ただ素直さや輝きは、毎日の生活に追いまくられているうちに消耗してしまったかのようです。

本来持っているエネルギーを「皮肉」方向へ変換してしまいがちで、日記では常に社会の何かに対して書いています。

 

自分のことは棚に上げているため、立派な批判を書く割には、仕事ができる様子はないようです。

日記はどちらかといえば自虐的な明るさがあり、皮肉っぽいユーモアが顔を覗かせます。

意外と頭の中は不満と怒りに満ちているのかもしれません。

 

それを日記に書きバランスを取っているかのようで、批判が多く、日記全体のトーンが暗くなってしまっていることに気がついていないことが多いようです。

前は優秀だったのかな、とも思わせる人で、ちょっと残念な気がしますが、何かがあって社会に失望したのかもしれません。

自分の生活を向上させ仕事を前向きに変え、身近な周りの人のことを助けることにエネルギーを使うわけではないようです。

 

同じ意見の仲間には、やさしいのですが反面、意見の異なる面識のない第三者に対しては容赦がない、という自分の姿勢に気がついていないことが多いのです。

たとえば政治を批判するだけで、じゃあ自分がトップになって変えてやろうという発想にはならず、自分でできることから変えてゆこうという意思は、日記から読み取ることはできません。

当然信頼のおける人間関係を築きあげることはおろそかになっているため、結婚することなく、独身で通している人ケースが多いのも特徴です。

 

 
タイプ3

このタイプは、実は 2 のタイプとよく似ています。

人生における能力や経験、内に秘めたエネルギーの強さなどは、誰にも負けないくら強いというところまでは同じです。

ですがここからが違います。

 

怒りを抱えてしまっているタイプがネガティブであれば、こちらはポジティブ。

こういうタイプの人は、自分の力ではどうしようもないことに深入りして愚痴ることはしません。

自分で解決できることから取り組む、という明確なポリシーを持ち、まず自分から変えようとアクションを起こせることが、日記から感じることができます。

 

日記を読む人に勇気と希望を与えるのは、書く人の情熱が文字を通じて伝わるからでしょう。

自分勝手なところも見受けられますが、そんなことは気にしていないのでしょうか、楽観的で挑戦好き。

自ら進んで自分を向上させる考えを持っているため、当然仕事もできるようですし、経済的にも豊かです。

 

そうなれば、自分への信頼も高くなり、他の人を導きまた人へのアドバイスもできるわけで、それを 比較的きちんと、言葉にして書くことができます。

複数の人間関係をうまくこなせるわけですから、家庭という複数の人間との関わりでもうまくやってゆけるのでしょう、独身というケースはほとんど見られません。

ユーモアがあるのも、すべてに余裕があるからでしょう。

 

こういうタイプの人は、チームワークでも素晴らしい業績を上げることができるはずですが、一匹狼が多いのもまたこのタイプの特徴です。

つまり組織に縛られない生き方を模索し、あるいは実践しているため、いつでも勇気をもって立ち上がって、見識の相違を唱えることができるのです。

考えや意見がストレートなのは、こうしたバックグラウンドがあるからでしょう。

 

ネガティブな事に対しては批判もしますが、それをどうやって解決するのかという目線で物事を見ていることが日記からは伝わってきます。

自分ができることと、できないことをわきまえて分析しているからでしょう。

 

 
さて、あなたどれに属するでしょうか?

といってもこの分類は、どれがいいとか悪いとかを論じるためのものではありません。

わかりやすくパターン化したため、個々の細かい要素が当て嵌まらないこともあるでしょうが、当たらずとも遠からず。

 

ですが大まかな傾向としてはどれかに該当するはずです。

実際には程度の差はあれ、この3つの要素のバランスが日替わりで変わっているケースも意外と多いかもしれません。

自分を変えると言う過程では、自分を客観的に、そして率直に見つめ直すことから始まるのですが、同時にわかりやすく分類することで、自分の目指す方向がわかりやすくなるという効果もあります。

 

「自分はどのタイプになりたいのか?」を考えるスタートラインとして、そして「そうありたい」方向へ自らの意思で自分を導くためにも、こういった分類は意味があると思います。

価値観は人それぞれなので、もちろん2のタイプになりたい、あるいは最初のタイプを目指し、そこを突き詰めようというのも大いにありなわけです。

さて、どこを目指しますか・・

 


 

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