ビージー・アデール

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余りジャズに馴染みのない方にもお勧めしたいのがこのアルバム。

アメリカのいわゆるスタンダードソングのよさをじっくりと味わうことができる。

そういうアルバムだ。

オリジナルのメロディーを丁寧に演奏しながら、ほんの少しだけ彼女らしさを加える。

そういったサジ加減がとてもエレガントな演奏の魅力は、ちょっと類を見ないテイストといっていいだろう。

5歳になる前からピアノを弾き始め、ウェスタン・ケンタッキー大学でピアノと音楽教育を専攻。

その後ナッシュビルでセッション・ミュージシャンとして活動。

チェット・アトキンス、ドリー・パートン、ダイナ・ショア、ベギー・リーなどとも共演。

だが彼女の作品が注目され始めたのは15年前の1997年にレーベルを移籍してから。

彼女が60歳代半ばになってからのこと。

 

20121010BeegieAdair.jpg

 

静かな秋の夜、心に染み渡る美しいピアノの音色は、心の奥まで癒してくれるはず。

72歳という人生の深みが音にあらわれているかのようだ。

こちらで試聴可

手元にぜひ置いておきたいアルバムの、一枚ではないだろうか。

 

 

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