Ricky Peterson - A Child Is Born

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スローなコーラスから始まるが、このトラックはすべて、Ricky Peterson 自身の多重録音。

オーケストラアレンジメントから、キーボード類まですべて彼が演奏している。

Drums は Paul Peterson。

 

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Ricky Peterson - A Child Is Born

 

 

Bass は Billy Peterson と、どうやら親類縁者で固めているようだが、まあ音楽がよければ、「それがどうした」だ。

そういえば、昔ジャスのレッスンのとき課題曲でこの曲をやったことを懐かしく思い出した。

 
確かあのころは、チック・コリアもアルバムで取り上げていた。

途中には素晴らしいピアノソロが散りばめられている。

ハモンドの 何気ないソロの風合いがスパイスとして、よく効いている。

 
声がなんとなくスティーブ・ミラーに似ている気がする。

彼は以前ベン・シドランのライブのLDで見たことがあるが、なかなかよかった。

最近どうしているのだろうか。

最後はピアノソロと絡みながら、ハモンドのサウンドでフェードアウト。

  

 

White Christmas - Diana Krall

  

スローな 4ビートに 乗って流れるイントロだけを聴くと、何の曲かわからないが、かの有名なホワイトクリスマス。

ジャージーな雰囲気が、とかく面白さが「なくなりがち」なこの曲を、味わい深いものにしている。

歌を引っ張らない、ダイアナの歌い方もまた、この曲にさっぱりとした印象を与えることに成功している。

 

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White Christmas - Diana Krall

 

 

 
I'm dreaming of a white Christmas

Just like the ones I used to know
Where the treetops glisten
and children listen
To hear sleigh bells in the snow.


I'm dreaming of a white Christmas
With every Christmas card I write
May your days be merry and bright
And may all your Christmases be white.


I'm dreaming of a white Christmas
With every Christmas card I write
May your days be merry and bright
And may all your Christmases be white.

   

途中のピアノソロからは、彼女が歌手だけではなく、ピアニストとしても非凡な才能を持っていることが窺がえる。

エンディングのテーマを聴いても、この曲がクリスマスソングだということは全くわからない。

とにかく、純粋な曲としても十分に楽しめる仕上がりになっている。

Enjoy It !

 

  

Kenny G - White Christmas

 

この超有名な名曲を、ケニーはソプラノサックスの音色の魅力を十二分に生かした、ロングトーン中心のプレイで聞かせる。

こうした曲は、みんなが知っているだけに、意外と料理が難しい。

さりげなく聞こえるが、各フレーズの長さを微妙に変えながら、彼ならではの解釈をしている。

 

Kenny G - White Christmas (1994)

   

 

   

息の力で強く押された音と、そうではない音との違いに耳を傾けながらじっくりとそのバランスを堪能するもよし。

途中で転調してムードを少し変えてから、エンディングへ持ってゆくというアレンジだが、何だかやけに短く感じる。

ドラムやベース といったリズムセクションはないが、その分じっくりと楽しむことができる。

   

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彼のクリスマスアルバムが発表された時の、驚異的な売れ行きは、今や伝説となっている。

正統派をも納得させるこれだけの演奏は、ケニー・Gのクセを嫌う人も、この曲のよさとあいまって十分に楽しめるはずだ。

   

   

Aaron Neville - Let It Snow, Let It Snow, Let It

 

彼の声が奏でる、ビブラートのセクシーさはどうだろう。

しかも合いの手のハモンドは、どこでどうやればいいのかがわかっての演奏だ。

途中からオーケストラも加わり、一気に最後まで聞かせてくれる。

Aaron Neville - Let It Snow, Let It Snow, Let It Snow

 

 

Oh, the weather outside is frightful,
But the fire is so delightful,
And since we've no place to go,
Let it snow, let it snow, let it snow.

It doesn't show signs of stopping,
And I brought some corn for popping;
The lights are turned way down low,
Let it snow, let it snow, let it snow.


When we finally say good night,
How I'll hate going out in the storm;
But if you really hold me tight,
All the way home I'll be warm.

The fire is slowly dying,
And, my dear, we're still good-bye-ing,
But as long as you love me so.
Let it snow, let it snow, let it snow.

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彼はネビル・ブラザーズというグループのカナメだが、最後のハモンドソロの終わり方を聞くと、こういうクリスマスアルバムもいいなあと思う。

よく聞くとストリングスも入っているぞ。

 

 

 

Have Yourself A Merry Little Christmas  - Brian McKnight

   

 ジャンルで言えばブラックコンテンポラリー。

ブライアンの柔らかな声に絡む弦が美しい。

コードのアレンジがかなり凝っているのが聴き所か。

   

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Have Yourself A Merry Little Christmas  - Brian McKnight

  

  

エレピが奏でる一味違ったコードワークは、音楽を演奏できる人には、堪らない魅力に映るはず。

叫んだり、歌を引っ張ったりすることなく、比較的淡々と歌うのだが、その軽い肌触りは、少しドライなタッチだ。

ハーモニカによる間奏も意表を突かれるが、素敵だ。

 

 

Gary burton - O Tannenbaum

 

ミディアムテンポで始まる軽快なサウンドに絡みつくのは、斬新でオリジナルなジャズ・ヴァイブの音楽スタイルを確立したゲイリー・バートン。

4本のマレットから生み出される軽やかなその音色は、独特の色合いを持っている。

緻密なスケールやアクセントのつけ方など、まさにジャズのお手本となるような、見事なプレイだ。

 

Gary burton - O Tannenbaum

 

 

 

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ヴァイブの音色というのは、柔らかく、輝きがあるのに、清涼感も兼ね備えているという珍しい楽器だ。

こうしたオムニバスで選曲すると、それが特に際立つようだ。

  

   

The Christmas Song  - Warren Hill

 

ソロピアノで始まると、サックスはかなりのオンマイク録音だ。

何気ない聴き慣れたメロディーが、とてもリアルなことが印象的なのは最初だけ。

サビからは、ドラムが前兆を示すかのようなシンバルワークを聴かせ、そして2回目のメロディーからはスウィングしたリズムをバックに、Warren Hill が少し抑え気味にメロディーを崩しながらの展開。

 

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The Christmas Song  - Warren Hill

 

 

ストレートな音楽の魅力がこのアルバムには詰まっている。

ダイレクトにその力強さでハートへ訴えかけ、彼独特の世界へ聴く者を引きずり込む。

ほとばしる若さと、粗めの粒子で描写される彼のブローは、理屈ではない力を伝えてくるようだ、

音の密度から生まれる満足感の高さは、どうだろう。

 

 

God Rest Ye Merry Gentlemen - Richard Elliot

 

8ビートのエレキベースとドラムに載った、ちょっとグローバーワシントン風のリチャードのテナーは、腕達者なエレピやギターの定番サウンドでしっかりとサポートされている。

こういうクリスマスソングもあっていいかな?

ということで加えた一曲だが、連続して同じようなクリスマスソングが続く場合、こうしたバラエティーを加える とちょっとした気分転換になる。

 

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God Rest Ye Merry Gentlemen - Richard Elliot

 

 

  

バッキングは、エレピ、カッティングのギター、パーカッション、といった定番の構成だが、ソツなくまとまった演奏ののレベルは高いため安心して楽しめるナンバーに仕上がっている。

特に凄いアドリブを吹くわけではないが、もともとはクリスマスソングだから、あまりコッテリと演奏されるより、これくらいの方がいいだろうね。

 

 

Island Christmas - Michael Franks

 

陽気で明るい、南国でのクリスマスをイメージさせるかのような曲調は、マイケルが只者ではないことを端的に物語っている。

冒頭からフルートのサウンドが効果的に使われているが、フルートのアドリブソロの素晴らしさは、 どうだろう。

ピアノのサポートがまた憎い。

女性コーラスの絡みがまたお洒落だ。

スティールドラムのサウンドもとても効果的で、とにかく一気に夏に突入したかのような雰囲気は、とても楽しい気分にさせてくれる。

 

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Island Christmas - Michael Franks

 

 

 

焚き火で焼いた
栗のにおいは嗅ぎたくないけれ
君が望むならバナナを剥いてあげるよ
今年は南の島でクリスマスを過こしたい
今年は南の島でクリスマスを週こしたい
クリスマス・キャロルはもう聴きたくないし
梨の木に留まった鳥を数える歌も歌いたくない
日焼け止めのクリームを
僕の全身に塗ってほしいのさ
今年は南の島でクリスマスを過こしたい
今年は南の島でクリスマスを過こしたい
去年の夏に着てたあの透けてるドレスを
鞄に詰め込んだら
僕は君をさらって行く
そしてクリスマスの朝になったらゆっくりと
椰子の木の下で君を包んでいるものを剥がすのさ
電話をして切符を買おう
量より質が大切さ
だってぶたりにとって最高の贈り物は
お互いなんだから
今年は南の島でのクリスマスが必要だ
今年は南の島でクリスマスを過こそうよ
マンゴーの木を飾り付けて
豆電球は僕の体に巻き付ければいい
クリスマスの日の雪かきはやめて
青い海でシュノーケリングをしよう
みんながジングルベルを歌っている間に
僕らは海岸で貝を集めるんだ
バハマでネルのパジャマを
着るのは許されない
ヘンデルのメサイアの調べも
スチール・ドラムには暗すぎる

 

 

Have Yourself A Merry Little Christmas - Babyface

 

ベビー・フェイスのポップで甘く柔らかい歌声は、聴くものの心へ 染み入るような肌合いを持っている。

ちょっと、弾き語り風の歌にあわせたオーケストラの豊かなサウンドが心地よい。

途中でピアノだけになったり、弦がメロディアスに動いたりと、よく聴くとなかなか凝ったアレンジがなされている。

 

Have Yourself A Merry Little Christmas - Babyface

 

 

 
Have yourself a merry little Christmas,
Let your heart be light
From now on,
our troubles will be out of sight
Have yourself a merry little Christmas,
Make the Yule-tide gay,
From now on,
our troubles will be miles away.

Here we are as in olden days,
happy golden days of yore.
Faithful friends who are dear to us
gather near to us once more.

Through the years we all will be together
If the Fates allow
Hang a shining star upon the highest bough.
And have yourself a merry little Christmas now.

 
バイオリンの高音部がオブリガートで推移するメロディーラインには、いやあ参りました。

このあたりの、アレンジに対するこだわりも、また彼の大きな魅力ではないだろうか。

 

 

Here Comes Santa Claus - Jeff Golub

 

ちょっとラリーカルトン風かな?

バッキングがなかなか凝っている。

職人ワザが散りばめられているから、聴いていて飽きない作りだ。

 

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Here Comes Santa Claus - Jeff Golub

 

 

 
つまり次への展開が読めないというアレンジなのだが、このスリリングさが、この曲の大きな魅力になっている。

譜面であらかじめ、ガッチリと構成された魅力といっていいだろうか。

途中の転調からメロディーへ戻るシークエンスや、ブリッジのリフや、楽器が絡む仕掛けが次々と用意されている。

多彩なサウンドと、音空間の組み合わせが創り出すプロの技を十分に堪能できるナンバーだ。

 

 

Vanessa Williams - Baby, It's cold Outside

 

デュエットで絡むのは、声ですぐにわかるボビー・コードウェル。

控え目な管のバッキングも、パーカッションも、上質なスパイスのように効いている。

間奏はハモンドだが、抑え目のフレーズで、しかも要所でレズリーを回すという、なかなか渋いこともやってくれる。

ミディアムテンポだが、バックのギターをよく聴くと、歌のフレーズにあわせた3連のバッキングなどという、かなりの職人芸を聴くことができる。

 

Vanessa Williams - Baby, It's cold Outside

 

 

 
I really can't stay (Baby, it's cold outside)

I've got to go 'way (Baby, it's cold outside)
The evening has been (I've been hopin' that you'd drop in)
So very nice (I'll hold your hand, they're just like ice)

My mother will start to worry (Hey beautiful, what's your hurry)
And father will be pacing the floor (Listen to that fireplace roar)
So really, I'd better scurry (Beautiful, please don't hurry)
Well, maybe just a half a drink more (Put some music on while I pour)

The neighbors might think (Baby, it's bad out there)
Say, what's in this drink (No cabs to be had out there)
I wish I knew how (Your eyes are like starlight now)
To break this spell (I'll take your hat, your hair looks swell)

I oughtta say no, no, no sir (You mind if I move in closer)
At least I'm gonna say that I tried (And what's the sense in hurting my pride)
I really can't stay (Oh baby, don't hold out)
Oh, but it's cold outside

I simply must go (It's cold outside)
The answer is no (Baby, it's cold outside)
The welcome has been (So lucky that you dropped in)
So nice and warm (Look out the window at that storm)

My sister will be suspicious (Your lips look delicious)
My brother will be there at the door (I ain't worried about your brother)
My maiden aunt's mind is vicious (That ol' biddy, she ain't gonna bother me)
Well maybe just a cigarette more (You don't need no cigarette, it's smokin' plenty up in here)

I've got to get home (Baby, you'll freeze out there)
Say, lend me a comb (It's up to your knees out there)
You've really been grand (I thrill when you touch my hand)
Oh, but don't you see (How can you do this thing to me)

There's bound to be talk tomorrow (Well, think of my lifelong sorrow)
At least there will be plenty implied (If you caught pneumonia and died)
I really can't stay (Get over that hold out)
Oh, but baby it's cold outside

 

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アレンジャーのRob Bathes の指定だろうか。

Cold Outside のハモリで、ボビー・コードウェルのメロディーラインが降りてゆくのが、たまらなくお洒落だ。

Bobby : Oh It's ColdVanessa :  It's Cold out there.

Bobby : Can't you stay while long BabyVanessa :  Well....

最後の方で音楽をバックに、二人が話すのだが・・この続きがまたいい。

クリスマスのアルバムを一枚だけというのなら、迷わずこれをお勧めしたい。

 

 

Jon Bon Jovi - Please Come Home for Christmas

 

いきなりアカペラから入るのはボン・ジョビ。

そう来るかね。

スローな3連の8ビートに乗って、ブルースフレーバー溢れる世界を展開してくれる。

バックのピアノの3連の刻みが、またいい。

 

Jon Bon Jovi - Please Come Home for Christmas

  

 

  

Bells will be ringing the sad, sad news
Oh what a Christmas to have the blues
My baby's gone I have no friends
To wish me greetings once again

Choirs will be singing "Silent Night"
Christmas carols by candlelight
Please come home for Christmas,
Please come home for Christmas
If not for Christmas, by New Year's night

Friends and relations send salutations
Sure as the stars shine above
For this is Christmas, yes, Christmas my dear
It's the time of year to be with the one you love

So won't you tell me you'll never more roam
Christmas and New Year's will find you home
There'll be no more sorrow, no grief and pain
And I'll be happy, I'll be happy, once again

There'll be no more sorrow, no grief and pain
And I'll be happy, happy Christmas, once again 
 
 

JohnBonJovi.jpg

 

この重いノリは、少し古めのロックやブルースが好きな人にはたまらないはずだ。

ドラムのシンプルなオカズでの盛り上げ方もね。

ギターソロは Don Felder。

ここでもバックに流れるハモンドのサウンドは欠かせないものとなっている。

あっという間に終わってしまい、もうちょっと長くてもいいのに・・などと贅沢なことをいいたくなる。

 

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