2013年10月03日 のCoolに過ごそう

ご質問アゲイン

コメント(0)

今日の「ご質問」についてお伺いしたいことがあります。  エントリーのタイミングについてはある程度理解できましたが、手仕舞いのタイミングがなぜあのラインだったのかがよくわかりません。

 その辺をもう少し詳しくご教授願います!

 というご質問をいただきました。

 

手仕舞いのタイミング、つまり位置についてのご質問ですが、基本的な手仕舞いの条件があります。

 

7741-1002.gif

手仕舞いの手前部分を拡大表示したのが下のチャートです。

  

トレンドラインから外れたら手仕舞う

 

7741-6.gif

2本のダウントレンドラインに挟まれた、トレンドチャンネルから飛び出したら、手仕舞いです。

エントリー方向に長いヒゲが出たら要注意

 

 

つまり手仕舞いをすべきタイミングに来た、という前触れの可能性が高いのです。

7741-9.gif

3分足チャートでの、この長いひげの部分を1分足で表示したのが、下の1分足チャート

7741-10.gif

長い陰線が前の陽線を呑み込んで売り手が優勢で終わっているのに、そのあと陽線が2本続いています。

これは、トレンドがアップトレンドに変わってきたという証拠なのです。

そのあと、3分足で陽線が2本続いたわけですから、3分足の陽線3本目で手仕舞いです。

オマケにダウントレンドチャンネルからも飛び出したわけですから、ここでダウントレンドが崩壊したと判断します。

これだけ、ダウントレンドが終わった証拠が揃えば、手仕舞うしかないわけです。

 

  

おまけ

前場でのトレードでは前場の終わりで手仕舞いした方がいいのです。

ですから正しくは、下のチャートのマークの位置、つまり前場の最後で手仕舞うのが正解なのです。

7741-5.gif

ここではチャートのフォーメーションで説明するというスタンスをとっているため、後場に入って3本目の位置で手仕舞いしています。

ですが、もし後場の始まりが、大きくギャップアップして始まったらどうなるでしょうか。

せっかくのゲインが吹き飛ぶだけではなく、エントリーした位置によってはマイナスになってしまうことさえ、あり得るのです。

ですから、実トレードをされる場合は、エントリー方向へのトレンドが続いていても、前場の終わりで手仕舞いすることをお薦めします。

 

ちなみに、日本株は前場は外国の機関投資家と国内の個人トレーダーがメインです。

そして後場になると日本の証券会社が主導権を握ってトレードをするため、前場と後場ではトレンドがガラリと変わることは、決して少なくはないのです。

下がその典型的な例です。

trend.gif

前場はダウントレンドですが、12時30分からの後場になると、アップトレンドに変化しています。

 

 

関連記事

手仕舞いの見極め方

3銘柄途中手仕舞いパターン

トレーニングとは反復練習なり

エントリーを決める条件とは?

ホールドするための条件

銘柄選択力

チェックシートの判定とストップについて

2ヶ月目の訓練の方針

銘柄選択力の磨き方

プルバックの判断

 

 

ご質問

コメント(0)

昨日からサービスを利用しているのですが、サービスの利用方法を見ると配信されてきた銘柄をチャートで監視し、しかるべきタイミングでエントリーとありますが、自分が使っている証券会社のチャートには利用方法に出てくるチャートのようにガイドライン等が出てきませんのでエントリーするタイミングがわかりません。

利用方法に出てくるガイドライン等が出てくる何かソフトの様なものが別途必要なのでしょうか?

というご質問をいただきました。

下記が東京マーケット2日(水)の開始から5分後の銘柄リストです。

 

1002List.jpg

 

ここでのトレード手法は、レンジアベレージという20日間の一日の値動きの幅の23.6%以上、両サイドへ動いた銘柄にエントリーするというルールでことになります。

この日のリストは、買いの対象となる 0.236 を上回り、また空売りの対象となる -0.236 を下回っています。

 

ではサンプルとして HOYA(7741) で説明してみましょう。

 

7741-list.gif

  

空売り(ショート)は、株価が2280円を下回らなければなりません。

   

7741-3.gif

  

これは3分チャートですから、厳密に言えば、5分の時点の正確な値段をこのチャートから知ることはできません。

ですが下のように、1分足で見ればわかりますね。 

  

7741-1.gif

  

この1分チャートでは、2280円の位置に水平線を引きましたが、このラインを切ってこないと、空売りのエントリーはできませんね。

下の3分チャートを見ると、このラインを切ってくるのは、かなり時間が経過してからです。

下のチャートがエントリーのタイミングと手仕舞いのタイミングを示すチャートです。

  

7741-1002.gif

 

このように株価がわかればいいので、ガイドラインはなくても、トレードはできるような一覧表を配信しています。

ですから、ガイドライン等が出てくる何かソフトの様なものは不要です。

ですが、そういうソフトがあれば、より細かいことがわかり、自由度が高くなるということになります。

 

上のチャートでは、CQGというチャートソフトに236のガイドラインを自動的に表示するマクロプログラムを使った表示です。

下は、ボトムスキャンというより詳細な情報を表示する銘柄選択ツールです。

1002JBS5.gif

ボトムスキャンの読み方

 

こうしたものを使うと、より細かいことがわかり、自由度が高くなるということになりますが、別途費用がかかります。

セミナーを受講されると、ボトムスキャンを1週間無料で試用できるうえ使い方などもわかるようになります。

  

 

関連記事

途中手仕舞とホールドで明暗くっきり

スイングスキャン銘柄をどうトレードするのか?

逡巡

銘柄選択力

タイムフレームを組み合わせる

オールグリーンは大事な下地

始値執行から何を学ぶのか?

 

 

エントリーの自由度をアップさせるには?

コメント(0)

昨夜の米国ナスダックマーケット2日(水)は意外に低調でした。

マーケット開始後5分の時点でのボトムスキャンのパフォーマンスは +1080ドル。

ネットエイドつまりボトムスキャンのパフォーマンス自体が +1920ドルと2千ドルを切っていますからねえ・・

つまりエントリーできるパターンが少なかった、ということになるのですが、こういうときはある方法でチャンスを増やすことができます。

 

陽線が続いているパターンでは、ローソク足のフォーメーション的に、プルバックがないため、入れないことになります。

ですがプルバックが、ないわけではないのです。

注目は長いヒゲ。

 

2013-10-02 22:30:59 はっち DTV STX AMGN BMRN S

DTV1002.gif

DTV +630ドル 下のチャートは1分足。

DTV1002-2.gif

1分足で見ると、プルバックしています。

ですが、3分足ではヒゲとなって表示されるわけです。

プルバックが発生しているので、エントリーしてもOK。

   

次の例も上へならえ。(笑)

2013-10-02 22:50:33 はっち SNDK

SNDK1002.gif

SNDK +300ドル これは1分足ですが・・

    

   

もう一発!

 

   

2013-10-02 22:38:42 はっち Z

Z1002.gif

Z +1600ドル 

下は1分足。 プルバックが発生している。

Z1002-1.gif

Zだけで +1600ドルですからねえ・・

 

このように、3分足で前のローソク足に長い上ヒゲがあれば、陰線に読み替えればいいわけです。

読み替えるチカラがないとか、心配症の方は、1分足を見てください。

  

 

関連記事

ストップと再エントリー

エントリーとストップ

エントリーの可否はどこで決めるのか?

エントリーの可否はどこで決めるのか?回答篇

エントリーの注意点

理想的なエントリーパターンを探せ!

エントリーと再エントリーの訓練方法

ストップの位置

朝の雲

コメント(0)

1003clouds01.jpg

自宅ベランダから大阪湾方面

1003clouds02.jpg

灘・東灘方面

 

1003clouds03.jpg

5DMarkⅢ EF16-35mm F2.8L USM

2013年10月

« 前月 翌月 »
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

2013年10月

月別アーカイブ