DL/POホスファチジルコリン

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先日書いた 久しぶりにクリニックへ で、認知症 (Dementia) に効く薬について触れた。

今日はその続きであります。 

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DL / POホスフアチジルコリン開発ストーリー

詳細を知りたい方は、下記の本を購読されるといいだろう。

  

認知機能のメカニズム解明に取り組みながら、認知機能改善薬の開発に従事。  

40年にわたり一貫して生体内情報伝達機構(神経細胞やシナプスの追跡)の研究を続ける、認知症研究の最先端に位置する医学者、西崎氏の執筆による。

「認知症は治る!」理由、ここに初公開。

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著者は、「DCP-LA」という新薬の開発途上で、その中の有効成分を活用し、すでに500人に及ぶ認知症患者を改善・治療した実績を持つ。

認知症は治らないという「常識」を覆し、認知症患者さん家族、中高年の方々に、希望と安心を提供するために書かれたものが本書。

PO/DLホスファチジルコリンは、ヒト認知機能障害に対する改善効果があるとして、現在国内国際特許を出願中。

  

 

以下は上記の本の内容を要約し、まとめたものです。   

 

 

●認知症の治療薬が効かなかった人にも現れた効果

 

アルツハイマー型認知症の患者さん20人を対象。

アリセプトなどの治療薬を6カ月以上服用しても効果がみられなかった人に、DL/POホスファチジルコリンを飲んでもらう試験では。。

服用前は平均11.8点だった認知機能検査のスコアが、飲み始めて1カ月後には全員上昇。

1年後には平均19.9点にまで改善しました。

20点以上の正常範囲にまで回復した人が、20人中11人もいたと言う事実。

  

●ホスファチジルコリンは脳の神経細胞を活性化する

●DL/POホスファチジルコリンは、学習と記憶の能力を高める作用がある

●健康な人の記憶力や集中力も高める  

 

     

認知症は、現在行われている標準的な治療法では、治らないとされている。

現在、認知症患者の五割以上を占めているアルツハイマ-型認知症は、アセチルコリンエステラlゼ(分解酵素)阻害薬という薬を投与するのが主な治療法。

その阻害薬の代表的な存在がアリセプト。

  

要するに「認知症は治らない」ということは、「認知症はアリセプトでは治らない」と言っているようなもの。

製薬会社もその点を認め、アリセプトの「効能・効果」欄には・・

「本剤がアルツハイマl型認知症及びレピ小体型認知症の病態そのものの進行を抑制するという成績は得られていない」と明記されている。

 

認知症が不治の病といわれるのは、本当の意味での認知症に効く薬がないからだ。

  

  
きっかけは、大学の研究室で新薬の開発に取り組んでいたときのことだという。

その過程で生まれたのが、DL/POホスファチジルコリン。

 

病気の進行を遅らせるという一時しのぎではなく、脳の状態を健常時に戻すことができるのだ。

そして、すでに多くの臨床デー夕が蓄積されているという。

   

「ホスフアチジルコリン・サプリ」で検索すると、多くの商品がヒットするはず。

安価なものから高価なものまでさまざまだが、開発に携わっているのは「DL / POホスフアチジルコリン」だけ。

ホスフアチジルコリンは、分子の組み合わせによって2916 通りもの種類が存在するという。

だが今回説明しているのは、そのうちの二種類だけ。

    

購入する際に注意する点は「ホスフアチジルコリン」ではなく、「DL/ PO ホスフアチジルコリン」と表記されているかどうかを確認すること。

ただし、DLやPOを合んだものがあったとしても、安価なものは純度が低く、効果がきわめて薄いと思ったほうがいいだろう。

     

玉石混請のサプリメントの世界では、詐欺まがいのことが堂々と行われているのが現実。

たとえば、大豆をすりつぶした粉末をそのままカプセルにしたものでも「ホスフアチジルコリン」として売ることができるのだから。

    

もっとくわしく!DL/POホスファチジルコリン

 


 

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