ハミングバード

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「人生を捨てた男の最後の戦い」を描く、ジェイソン・ステイサムの異色作品。

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戦争で傷つきトラウマを抱えた兵士が、病院から逃げ出したという設定なのだが・・

  

裏社会で再生してゆく「生きザマ」が観客の心を鷲づかみにしてゆく・・

    

予告編

  

かなりの運に恵まれ、助けられるという、ご都合主義があまり気にならないのは、ジェイソン・ステイサムの魅力によるものか・・

イントロから、ジェイソンがボコボコにやられるという、観客の期待を裏切るオープニング。

 

というわけで、しょっぱなから、観る者が揺さぶられるシカケなのだが・・

そのあとの展開は、こうしたオープニング部分で感じるであろう観客の期待を裏切らないという作りになっている。

まさに映画の王道を行くパターンだ。

     

作品そのものは、ハードボイルドなタッチ。

だが、軍隊で身につけた、いわゆる「冷酷さに裏打ちされた戦闘力」という強さの裏に潜む「優しさ」もしっかりと描かれている。     

これが後半からエンディングに効いてくるというシカケだ。

  

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この映画のヒロインでもある、仲良しのシスター・クリスティナ(アガタ・ブゼク)が、なぜ修道女になったのか?

という謎解きを含め、最後は涙腺が緩むたぐいの、謎解きを兼ねたエンディングが用意されている。

  

なので、1時間40分という上映時間が、意外に短く感じられる仕上がりとなっている。

渋く、オトナの鑑賞にも十分堪えることのできる佳作、と言い切っていいだろう。

    

監督は、「イースタン・プロミス」の脚本を手掛けたスティーブン・ナイト。

ジェイソンの、いつもとちょっと違う魅力が楽しめる作品だ。

  

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