2015年12月01日 のCoolに過ごそう

2015年11月までのトータルパフォーマンス

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2013年3月からのボトムスキャンのパフォーマンスをまとめてみました。

0302tradingfloor02.jpg

実際のマーケットでの数字を集計したパフォーマンスはどれくらいだったのか?

 

日本株

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11月の日別パフォーマンス   資金は約500万円   

一日平均 5万3千円弱 

      

日本株のネットエイドは2013年6月で終了。

(東京マーケットのパフォーマンスが悪過ぎるため)

201511TJperformance.jpg

一ヶ月平均 134万円弱 

10月からはマーケット開始後2分の時点でのボトムスキャンのパフォーマンスへ変更しています。

それまでは5分の時点でのパフォーマンスだったわけですが・・

            

   

米国株

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11月の日別パフォーマンス   資金は5万ドル。

一日平均 2千400ドル強

  

ネットエイドは9月一杯で終了。

チャートで見るネットエイド米国株、コンテンツ終了のお知らせ

 

10月からはマーケット開始後2分の時点でのボトムスキャンのパフォーマンスへ変更。

201511Tperformance.jpg

一ヶ月平均 4万5千ドル強

2014年10月からはエントリーのタイミングが変更になっている。

マーケット開始後2分の時点でのボトムスキャンの表示銘柄を狙う。

という作戦へ変更。

                     

     

ボトムスキャンのパフォーマンスを比べると・・

  

日本株は1カ月平均133万円強

(1ヶ月を20日として・一日平均6万6千円強の利益)

  

米国株は1カ月平均4万5千ドル強

(為替レートは1ドル120円として計算・一日平均約27万円の利益)

  

米国株は日本株の約4倍強のパフォーマンス

     

ここからどれだけ獲れるかは、トレーダーの腕次第。

        

QMALL高勝率の仕組み

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クイックマジックWatch

11月最後の米国マーケットでの昨夜の成績は?

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10銘柄全てにエントリーすると?

1130BS2.gif

      

ロングサイド・クイックマジックで5銘柄 ▼290ドル     

NXPI ▼30ドル

GOOG ブレイクイーブン

MSFT ▼160ドル

AMZN ▼60ドル

EXPE ▼40ドル

   

ショートサイド クイックマジックで5銘柄 +2390ドル

STX ブレイクイーブン

GILD +500ドル

VRTX ▼400ドル

MAR +280ドル

KBIO +2010ドル

    

両サイド10銘柄で +2100ドル

 

 

救世主は典型的な神風ギャッププレイが出現した KBIO

KBIO1130.gif

KBIO +2010ドル

   

手仕舞いはレンジアベレージまであと少しの位置。

KBIO1130-2.gif

黄色いマークがレンジアベレージの位置。

すでに2千㌦も獲れているので、確率的に当然手仕舞いだろう。

わかりやすいなあ・・(笑)

  

 

MAR1130.gif

MAR +280ドル クアトロセットアップ

KBIOの含み益が凄かったので、粘る必要は全くなし。  

  

GILD1130.gif

GILD +500ドル

20移動平均線がトレンドライン

所要時間の割りに、ゲインは少なかった。

5本目のアタマで逃げても250ドルくらいは獲れるからね。

   

    

このトレード手法bの成績については クイックマジックWatch でまとめていますが・・

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週平均を4週、つまり一ヶ月に換算すると、+2万7千352ドル!!

        

仮にもの凄く手仕舞いが下手で、半分しか獲れなくても、1万3千ドル強。

月収156万円(1ドル120円で換算)

         

銘柄選択はボトムスキャンで選択するだけ。

あとは手仕舞いの位置次第

  

入った足が反対色で終わったら、次のアタマで出る。

このトレード手法は、このように迷いが生まれない構造になっています。

そのため大きなロスが出にくいという、設計上の大きな利点があるのです。

    

大きく負けるパターンというのは、こういうケースだけ。

昨夜の場合ですと・・

VRTX1130.gif

こういうパターンですね。

株価的に300株銘柄なのですが、▼400ドルと大きくやられたわけです。

2本目の入った足が長い反対色だった場合もおなじように、アイタタタ(笑)になるわけです。

  

 

なのに何故これだけ勝てるのか?

 

この高い利益率を生み出す大きな理由は10銘柄エントリーというエントリー数の多さです。

少し練習すれば5銘柄同時エントリーは全く難しくないと、以前にも繰り返し書いていますが、入るだけなら10銘柄でもほぼ同時エントリーといっていいタイミングで執行できるわけです。

入れないのは、銘柄選択で迷ったりするからであって、表示された銘柄を、ボトムスキャンに表示されているサイドへ入るだけなら、慣れれば誰でもできるようになります。

 

現に彼も1ヶ月ほどでできるようになってますね。

エントリーは背景色が見事にオールグリーン。

 

確率を計算すると、1銘柄だけだと確率的な勝率は50%。

つまり手数料を入れると、確実に負けるわけです。

巷ではみなさんこれをやっているわけです。(笑)

   

これが2銘柄、3銘柄と増えてゆくと、当然勝率は上がってゆくわけです。

小学生高学年あたりで理解できる単純な算数ですね。

    

ボトムスキャンはトレンド的に最もハッキリと動いている銘柄を探し出すツールです。

ですから自分で銘柄選択できない人は、全銘柄にエントリーすればいいのです。

  

このトレード手法の場合、裁量で判断する部分、つまりトレーダーの腕が最もよく出るのは、手仕舞いの位置決めです。

つまり読みですね。

   

これはチャート上の読みだけでのハナシではありません。

その時点でのトータルの損益をどうマネージメントするのか?

という考え方そのものが、結果に大きく影響することになります。

  

昨夜の例で言えば、KBIOは、レンジアベレージの位置を認識できていたかどうかです。

レンジアベレージの手前で、すでに2千㌦も獲れているので、確率的に当然手仕舞いですね。

このように反対色のローソク足が出なくても、手仕舞いの位置はわかることがあるのです。

その典型的な例となったわけですけどね。

   

少し慣れれば、誰でも獲れる 2千㌦という獲物がいるマーケット。

これがナスダックという米国株の大きなの魅力の一つではないでしょうか。

  

日本株では逆立ちしても、こういうことが起こることはありません。

残念なことですけどね。 

  

今年もあと一ヶ月で終わりです。

QMALLは、未来を希望に満ち溢れたものに変えることができるポテンシャルを秘めたトレード手法です。

望めば真の経済的自立が可能になる道は、すでに開かれているのです。

   

 

朝の雲

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自宅ベランダから大阪湾方面

     

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灘・東灘方面

  

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SONY α7R II + Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS

          

      

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VOL.1

 

歌手・曲名リスト

01 S CLUB 7 - Perfect Christmas
02 Amy Grant - Have Yourself a Merry Christmas
03 Chris Botti - The Christmas song
04 Diana Krall - I'll Be Home For Christmas
05 Vanessa Williams - Angel We Have Heard On High
06 Baby Face - It came upon a Midnight
07 Amy Grant - Christmas Can't be very Far Away
08 Vanessa Williams - I'll be home for Christmas
09 Baby Face - Winter Wonderland
10 Randy Travis - Jingle Bell Rock
11 Diana Krall - What Are You Doing New Year's Eve
12 Amy Grant - A Christmas to remember
13 Baby Face - I'll be home for Christmas
14 Michael Franks - The Way We Celebrate New Year's
15 Diana Krall - The Christmas Song
16 Warren Hill - Frosty The Snowman
17 Joyce Cooling - The Christmas Song
18 Diana Krall - Have Yourself a Merry Little Christmas

 

 
各曲の詳細

 

01 S CLUB 7 - Perfect Christmas

 

「私よ、淋しいから電話したんだけど、あなたのことを・・」というラブソングは、あたかも映画音楽を想わせるかのようなストリングスで始まるポップなミディアム8ビート ナンバー。

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メロディーはわかりやすく、ポップスのお手本のようなフレッシュさ もあわせて持ちあわせている。

ポップなだけのように聞こえるが、 バッキングをよく聞くとパーカッションが、3連のノリでリズムを刻むというかなり渋いことをやっている。

 

  

コーラスが歌の厚みを保っている ところなどは、日本の同じような年代の歌手のアルバムでは聴くことができないサウンドだ。

一曲を通して若者らしい素直なテイストを醸し出しているが、サビがメロディーに負けていない、いわゆる「残る」メロディーラインを持っている。

メロディーラインが繰り返されると、変化がなくなってしまいがちになるのだが、メロディーのバッキングのリズムを一瞬止める 、などという凝ったアレンジが施されているが、一度しかやらないという「さりげなさ」がカッコいい。

バッキングでもテーマのメロディーが繰り返されるが、ストリングスが奏でるリフはシンプルで、歌を邪魔 せずに効果的に使われているのは、このアルバムにはチカラのあるアレンジャーが参加しているいるという証ではないだろうか。

アメリカンポップス健在 なり。そう思わせてくれるチャーミングな佳曲だ。

 

 
Hello friend, it's me again
I just called to tell you,
Even though I miss you so
I've been thinking of you
All my dreams are coming true, at last...oooh

The perfect ending to a wonderful year (oooh)
Will be to celebrate the good times with you here
Cuz I know,
For sure,
I never wanted anything more

The greatest gift that there could be
Wrapped underneath my Christmas tree
Would be the same my whole life through
I'd spend the perfect Christmas with you
Though the winter seems so long
My faith in love has kept me strong
So if I had a wish come true
I'd send the perfect Christmas with you

I can't wait
Till the day
When I finally see you
So hold on
I wont be long
Got so much to show you
All our dreams are coming true at last...ooh

So when you ask me what I mean
To me the Christmas is complete
Boy can't you see
You're the one thing missing for me

 

 

02 Amy Grant - Have Yourself a Merry Christmas

 

エイミー・グラントは、素朴で飾らない表現が魅力だ。

カントリー畑出身だが、この曲を聴いている限り、そうした匂いは全く感じない。

声の素朴な出し方と落ち着いた声の質感は、そうした「出身」によるところなのだろう。

 

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Amy の歌からは丁寧な感じを受けるのが、それが歌そのものに、ある種の説得力を与えている。

そして彼女の歌はとても上品なテイストを持っている。

このあたりが、カントリー畑のファンだけではなく、誰からも好かれる理由なのだろう。

 

こうした歌い方の上品さは、残念ながら日本の歌手にはほとんど見られないが、実はこうしたことを感じさせるというのは、よく考えると凄いことなのだ と思う。

それでいて、さらっとした風合いで歌われているのだが、これは長いキャリアと実力に裏打ちされているからだろう。

よく聴くと、この曲は実はドラムやベースなしの演奏なのだが、彼女の歌の世界に引き込まれているためだろうか、彼女の歌声を聞いていると全く気がつかな い。

 

バックで彩を添えるオーケストラのサウンドがまた甘美。

ラストは、アメリカの郊外の田舎にある牧場の上に広がる澄み切った星空の下で、いっとき夢見心地にさせてくれるよう な世界を醸し出している。

そして寒さで瞬く星空のように、余韻を残しながらで消えて行く・・

 

Beautiful !

 

 

03 Chris Botti - The Christmas song

 

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クリス・ボッティーの、トランペットがクールに響き、やがてストリングスと絡み合う。

中程で、少しメロディーを、ほんの一切れだけ崩すのがまたいい。

 

 

アドリブソロは、生ギターでさりげなく展開されるが、少しコードを変えたハーモニーのもとでストリングスが、バックをつづれ織り、再びトランペットのソロへと戻るというシンプルな構成だ。

アドリブこそないけれど、メロディーの崩し方で、彼の実力の片鱗がうかがい知れるはず。

少しもの悲しい、哀愁を帯びたサウンドは、クリスマスの酔いを一瞬の間、鎮めてくれるかのようだ。

 

 

04 Diana Krall - I'll Be Home For Christmas

  

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アカペラで始まりギターがさりげなく彩を添える。

そしてドラムのブラシのサウンドに載って、ミディアムスローの4ビートが展開されるダイアナのバッキングは、ホーンのアレンジが素敵だ。

少し強めのテンションコードを使いながら、うまくサウンドをまとめているが、それが甘美な響きに、少し辛口のスパイスで味付けをしたかのような、絶妙な雰囲気を醸し出している。

 

フルートが透明感のある涼しげな雰囲気を演出し、クリスマスをちょっとクールで幻想的なムードで包みこんでくれるかのようだ。

ジャズフレーバーたっぷりのアレンジが持つ素晴らしさを堪能できる歌曲だといっていいだろう。

そしてエンディングのコードチェンジが・・

 

いやあ、参りました・・

I'll be home for Christmas
You can count on me
Please have snow and mistletoe
and presents on the tree

Christmas Eve will find me
Where the love light gleams
I'll be home for Christmas
If only in my dreams
  

 

Diana Krall-New Years Eve

  

  

05 Vanessa Williams - Angel We Have Heard On High

 

2015Vanessa.jpg

 

イントロのピアノこそ「しっとり」と始まるが、聞き惚れていると、ドラムのオカズが左右に振られ、いきなり斬り込んでくる。

アップテンポに乗ったWill Leeの切れのいいベースに乗って、バネッサが生きいきと歌いあげる。

バスドラムの音がなかなかいい。

 

よいオーディオをお持ちなら録音のよさも楽しめるだろう。

エフェクトのかかったギターのカッティングが、こういうサウンドでもって絡まれちゃあ、たまりません。

途中でスキャットと合わせたジョージベンソン風ギターソロも登場するが、この部分のコーラスとしてのバッキングアレンジも新鮮。

 

ベースのランニングフレーズもカッコいいぞ。

途中で聴いたことのあるフレーズも登場。

こういうレベルのアレンジは、ユーモアのある創造力がなければ不可能だろう。

 

ドラムのスネアのカンカンという高めのチューニングも、スパイスとして利いている。

日本人の演奏だと、残念ながらこういう、センスとノリにはならないんだよね。

 

 

Traditional

Glo-glo-glo-gloria

Angels we have heard on high
Sweetly singing o'er the plain
And the mountains in reply
Echoing their joyous strains
Glo-glo-glo-gloria, in excelsis Deo
Ooh, no, yeah yeah

Shepards, why this jubilee
Why your joyous song prolong
What the gladsome tidings be, ohh
That inspire your heavenly song
Glo-glo-glo-gloria, in excelsis Deo
Oh oh oh, ooh oh, oh yeah

Ohh, come to Bethlehem and see
Him whose birth the angels sing, oh
Come on adore on bended knee
Christ, the Lord, our new-born King
Glo-glo-glo-gloria, in excelsis Deo, oh yeah

Eric Dawkins:
On the day, that Christ was born
The angels sang such a heavenly song
In excelsis Deo, ohh

Angels we have heard on high
Angels we have heard on high
Angels we have heard on high
Angels we have heard on high
In excelsis Deo
In excelsis Deo

In excelsis Deo

 

 

06 Babyface - It came upon a Midnight

 

2015babyface.jpg

 

生ギターの伴奏でベビー・フェイスの特徴のある歌声が、脳裏に焼き付くように、染み込んでくる。

とにかく彼のノドが非常に柔らかいことが、その歌の肌触りから感じとることができるだろう。

黒人なのに、さらっとした肌合いの歌声が、とても知的な感触だ。

 

途中の転調でいきなり、リズムセクションが入ってくるが、「これってあり?」というレベルの鳥肌もののセンスでアレンジされている。

その後もめまぐるしい転調を繰り返し、聞くものを幻惑するかのようだ。

エレピの音がリリカルで美しい。

 

女性的とさえいってもいい、ファルセットボイスの繊細な感触とあいまって、彼の歌が独特なものに仕立て上げられている。

眩暈がするような、その転調に翻弄されていると、クリスマスソングだということを忘れ てしまいそうになる。

   

   

It came upon the midnight clear,
That glorious song of old,
From angels bending near the earth
To touch their harps of gold:
"Peace on the earth, good will to men,
From heaven's all-gracious King."
The world in solemn stillness lay
To hear the angels sing.

Still through the cloven skies they come
With peaceful wings unfurled,
And still their heavenly music floats
O'er all the weary world;
Above its sad and lowly plains
They bend on hovering wing,
And ever o'er its Babel-sounds
The blessed angels sing.

Yet with the woes of sin and strife
The world has suffered long;
Beneath the heavenly strain have rolled
Two thousand years of wrong;
And man, at war with man, hears not
The tidings which they bring;
O hush the noise, ye men of strife,
And hear the angels sing!

O ye, beneath life's crushing load,
Whose forms are bending low,
Who toil along the climbing way
With painful steps and slow,
Look now! for glad and golden hours
Come swiftly on the wing;
O rest beside the weary road
And hear the angels sing!

For lo! the days are hastening on,
By prophets seen of old,
When with the ever-circling years
Shall come the time foretold,
When peace shall over all the earth
Its ancient splendors fling,
And the whole world give back the song
Which now the angels sing.

 

 

07 Amy Grant - Christmas Can't be very Far Away

 

2015amygrant2.jpg

 

窓には素敵なものが見えるわ

この汚い街もすぐに新しい雪に覆われるのね

ブーツを履いて外に出ましょうね

だって、クリスマスはそう遠くないはずだから

 

と始まるこの曲では、歌詞の素晴らしさを堪能することができる。

  

 

Little bits of heaven
Floating gently by the window
Soon this dirty city will be
Covered with a new snow
Let's put on our winter boots
Go outside and play
Christmas can't be very far away

Weather girl says "bundle up"
It's gonna be a cold one
I'll put on my wooly hat
You'll wear your dad's old Stetson
Pretty lights are everywhere
Shining night and day
Christmas can't be very far away

Let's take a walk downtown and
Go dream shopping in the mall
The kids can do the Santa thing
Photographs and all
We'll get the biggest tree this year
And trim it to the top
And spend a whole lot more
Than what we've got
But so what

Come next spring
I know we will be
Ready for the sunshine
Right now throwin' snowballs
At each other's such a fun time
Kids will think we're crazy
For a while and that's okay
Christmas can't be very far away
Christmas can't be very far away
 

この曲は、Amy Grant の新しいアルバムクリスマスアルバム、A Christmas to remember に収められている最初の曲だ。

決して有名な曲ではないけれど、しみじみとしたクリスマスの情景を彼女独特のやさしさにくるんで歌いあげている。

こういう隠れた名曲?をアルバムの最初に持ってくるというセンスが、また素敵だ。

弦のアレンジは、Patrick Williams。

バッキングの演奏は、比較的シンプルにまとめられ、歌を引き立てるような少し押さえたアレンジがされている。

エイミーはクリスマスアルバムを3枚リリースしている。

 

このアルバムには、いわゆる有名な曲は入っていないけれど、素晴らしい佳曲ばかりで、そういうテイストを探している方にはぴったりのアルバム ではないだろうか。

 

 

08 Vanessa Williams - I'll be home for Christmas

 

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バネッサ・ウイリアムスが丁寧に謳いあげるスローバラード。

イントロのソプラノサックスに続き、歌のうまさとか、そういったことを気にさせない次元での、彼女の世界が繰り広げられている。
   

 

パっと聞くとごく普通にしか聞こえないかもしれない。

だがよく聞くと、声の芯が太く厚いことがわかるだろう。

黒人ならではの柔らかな声で、ストレートに奇をてらわずに歌っている。

彼女の歌を聞いていると、天は時々、気まぐれにも、ニ物を与えるのだなあと思う。

ああ、人生は時に不公平!

Ed Calls によるソプラノサックスのソロがまた素晴らしい。

ケニーG とは、また違った持ち味で楽しませてくれる。

少し抑揚を押さえ気味のプレイが、この曲と彼女の歌の魅力を一層際立たせているようだ。

こういうプレーヤーが存在するという層の厚さが、アメリカ音楽の魅力ではないだろうか。

 

 

09 Babyface - Winter Wonderland

 

2015babyface2.jpg

 

WOO!という叫び声から始まるが、育ちの良さを感じさせるフレーバーとノリのよさだ。

彼の持つ声の太さと柔らかさに加え、アレンジも超一流ときている。

ファルセットと生声の連携が堪らない。
 

 

Sleigh bells ring
Are you listening
In the lane
Snow is glistening
A beautiful sight
We're happy tonight
Walking in a winter wonderland

Gone away is the bluebird
Here to stay is a new bird
He sings a love song
As we go along
Walking in a winter wonderland

In the meadow we can build a snowman
Then pretend he is Parson Brown
He'll say: Are you married?
We'll say: No man
But you can do the job
When you're in town

Later on
We'll conspire
As we dream by the fire
To face unafraid
The plans that we've made
Walking in a winter wonderland
Winter wonderland

In the meadow we can build a snowman
And pretend that he's a circus clown
We'll have lots of fun with mister snowman
Until the other kiddies knock him down

When it snows
Ain't it thrilling
Though your nose gets a chilling
We'll frolic and play
The Eskimo way
Walking in a winter wonderland
Yeah we're walking in a winter
Yeah we're walking in a winter
We're walking in a winter wonderland
Wonderland
Winter wonderland
 

途中で4ビート寄りのリズムに乗ってピアノソロが入り、歌へと繋がれてゆく。

ストリングスなしで、ドラムも軽いミディアムテンポでノリを重視したアレンジが施されている。

ストリングスはちょっと控えめ。

ベースの二泊三連気味のフレーズも乱入し、そこでは16分の速いフレーズもちりばめられている。

しかしこのサウンドのゴージャスさはどうだろう。

高品質なオーディオシステムをお持ちの方は、音の素晴らしさでも圧倒されるはず。

 

 

10 Randy Travis - Jingle Bell Rock

 

2015randytravis.jpg  

 

いわゆるオールドスタイルのカントリーロック風でグイグイ聞かせるたいぷだが、声がとにかく渋い。

こういう雰囲気 は日本人ミュージシャンには出せない味だ。
  

  

Jingle bell, jingle bell
Jingle bell rock
Jingle bell swing
And jingle bells ring
Snowin' and blowin'
Up bushels of fun
Now the jingle hop has begun

Jingle bell, jingle bell
Jingle bell rock
Jingle bells chime in
Jingle bell time
Dancin' and prancin'
In jingle bell square
In the frosty air

What a bright time
It's the right time
To rock the night away
Jingle bell, time
Is a swell time
To go glidin' in a
one horse sleigh

Giddy-up, jingle horse
Pick up your feet
Jingle around the clock
Mix and mingle
In a jinglin' beat
That's the jingle bell rock

 
バックでかすかに聞こえるバックコーラスも素晴らしい。

ラグタイム風のピアノといい、よく知らないけどたぶんアメリカ南部の香り ってこういうのだろうなあ、というような雰囲気が漂ってくるクリスマスソングだ。

最後に曲が終わってから、We Do One More Time Guys ?

とランディーが聞くと、すかさず Here we go, we roll..

と(多分ドラマー)が返事をすると、そのあと、ドドドドとドラムが入ってゆくのだけれど、カッコよすぎるぞ。

でこうしたあとでさえ、また転調するんだなあ・・年季の入った意表の突き方には参りました。
 

  

  

11 Diana Krall - What Are You Doing New Year's Eve

 

2015dianaKrall2.jpg

 
ミディアムスローなブラシによるリズムに乗り、一転してドライなタッチのダイアナのこの歌は、淡々とした表現と、マッチしている。

ちょっと凝ったホーンを中心としたアレンジのオーケストレーションが、彼女独特の世界を創りあげる大きな要素になっている。

あまり有名ではないが、しっとりと落ちた美しい佳曲だ。

 

 

When the bells all ring and the horns all blow
And the couples we know are fondly kissing.
Will I be with you or will I be among the missing?

Maybe it's much too early in the game
Ooh, but I thought I'd ask you just the same
What are you doing New Year's
New Year's eve?

Wonder whose arms will hold you good and tight
When it's exactly twelve o'clock that night
Welcoming in the New Year
New Year's eve

Maybe I'm crazy to suppose
I'd ever be the one you chose
Out of a thousand invitations
You received

Ooh, but in case I stand one little chance
Here comes the jackpot question in advance:
What are you doing New Year's
New Year's Eve?
 

 

12 Amy Grant - A Christmas to remember

 

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エイミー自作の曲だ。
 

  

Twinkling light

A chill is in the air

And carols everywhere

Close your eyes, It's almost there

Candles and cards

And favorite movie scene

The small of evergreen

As special as it's always been

And I have a dream or true

Maybe they will come true

  
生ギターのバッキングが印象的 で、彼女出身のカントリーの雰囲気が少し漂ってくるようなイントロだ。

サビのメロディーは、ドラマチックで、楽曲としてのよさが十分に備わった曲ではないだろうか。

カントリーフレーバーに加え、バックコーラスもしっかりとサウンドをサポートしているが、バッキングではギターの魅力も十分に伝わってくる。

繰り返されるピアノのリフがちょっとドラマチックな雰囲気を醸し出している。

初めて聴く人にも、彼女の歌声は、クリスマスを象徴するような歌詞とともに、沁みわたるように響くはず。
   

   

13 Babyface - I'll be home for Christmas

 

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ミディアムスローで、ベビーフェイスの歌が始まり、2コーラス目からはコーラスが加わる。

タンバリンとスネアのリムショットの音の重ね方とか、メロディーラインとコーラスとのバランスとか生ギターのソロの出し方などを聞くと、この曲をどのように聞かせているのか ?といった仕掛けがわかってくるだろう。

 

パッと聞くと、何の変哲もない曲のように聞こえるが、低域からの厚く分厚いコーラスが、バックのサウンドをしっかりとサポートしている。

そして高音のストリングスとの対比がまた素晴らしい。

アレンジを勉強したことがある人なら、この曲は何倍も楽しめるはず。

  

 

I'm dreamin' tonight of a place I love
Even more then I usually do
And although I know it's a long road back
I promise you

I'll be home for Christmas
You can count on me
Please have snow and mistletoe
And presents under the tree
Christmas Eve will find me
Where the love light beams
I'll be home for Christmas
If only in my dreams

Christmas Eve will find me
Where the love light beams
I'll be home for Christmas
If only in my dreams
If only in my dreams
 

 

14 Michael Franks - The Way We Celebrate New Year's
  

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マイケルフランクスの Watching The Snow というアルバムのトップを飾る曲。

生ギターのカッティングから始まるイントロを聴いただけでは、クリスマスの曲だとはわからない。

そしてマイケルの「あの歌声」が聴こえてくると、何故かほっとした気分になる。

 

薄いストリングスがマイケルと絡み、甘美な世界を写し出し、空間を飛び交う数種類のパーカッションとのコンビネーションの緻密さが、雪の世界を連想させてくれる。

間奏ではフリューゲルの音色が、素朴な雰囲気を醸し出し、全編にわたって繰り返されるフルートのコーラスによるリフが印象的だ。

やがてピアノがシンプルなフレーズで歌に絡み、コーラスもマイケルに絡みつくのを聴いているうちに、マイケルの世界に酔いしれてしまう。

  

最後はフルートのコーラスによるリフをバックに、生ギターによるビビッドなソロでフェードアウト。

マイケルのオリジナル曲の世界で、クリスマスを楽しむ心地よさを、感じることができるはず。

  

   

The Way We Celebrate New Year's

Out of all the ways there are
To spend the holidays
Only ones a cure for the blues
Just renew that perfect groove
With the one you love
At home by the fire
How can you lose?

On the year's last night
Who cares if Christmas was white
When we're in our igloo alone
I prefer your kiss to schnapps
While the popcorn pops
And Bird reinvents the saxophone

Comes the countdown
Soon the ball will drop
We climb love's mountain
Listening to bebop
Take me to the top
Please don't ever stop
The way we celebrate New Years
For excitement
We don't need champagne
Snow-bound, love-lucked
How can we complain?
People think we're strange
But lets never change
The way we celebrate New year's

what we first got hitched
When invited we never missed
The chance to hang socially
Now we quench our thirst
At home every thirty-first
Reclusive as Salinger, J.D.
 

冬の休暇の過ごし方はいろいろあるけれど
憂醗な気分を吹き飛ばしたいのなら
愛する人と楽しい時間を過ごせばいい
暖炉の前でふたり
最高の幸せだろ?
大晦日の夜になったら
クリスマスに雪が降ったかなんて関係ない
イグルー(エスキモーの堅雪小屋)の中でふたりきり
シュナップスより君のキスの方が遙かにいい
ポップコーンがはじける音と
チャーリー・パーカーのサックスを聴ぎながら
カウントダウンが始まり
くす玉かもうすぐ割れる
ビーバップを聴きながら
夜はどんどん盛り上がる
このまま止まらずに
上りつめよう
心がわくわくするような
新年を祝うなら
シャンパンは要らない
雪に被われ愛に包まれたなら
それ以上何が要るというのだ?
おかしな奴らと言われても
これからも変わらずに
こうして新年を祝おう
結婚したばかりのころ
僕たちは機会さえあれば
外へと出かけて行った
でも最近は家で大晦日を過ごしている
まるでサリンジャーのような
ぶたりだけの世界で満たされながら
 

 

15 Diana Krall - The Christmas Song

 

2015dianaKrall3.jpg

  

エルビス・コステロと結婚して2004年に発売された「THE GIRL IN THE OTHER ROOM」は、作風をガラっと変えたため、ファンの間では物議を醸しているダイアナクラール。

ソロピアノから始まるダイアナの歌声は、とても落ち着いた気分にさせてくれる。

彼女は歌を引っ張らずに、すこし突き放したような、歌い方をするのだけれど、ハスキーな声とあいまった、「さりげなさ」が素敵だ。

  

   

ブラシとベースがさりげなくサポートするその世界は、雪が舞い降り始めた情景にも似た、たおやかさと、静けさをあわせ持っている。

クリスマスソングはどうしてもピカピカしがちだが、エレガントなアレンジは、巷に溢れているクリスマスソングとは、全く別の世界があることを教えてくれる。

結婚によって、しっとりとした落ち着きを増したように思うのは、気のせいだろうか?

  

  

16 Warren Hill - Frosty The Snowman

 

A Warren Hill Christmas

   

2015wallenhill.jpg

 

8日間で1800ドルから6000ドル が SOLD OUT という warrenhillcruise でその人気振りが伺える Warren Hill。

シンプルなリズムで珍しい曲に挑戦しているが、淡々とメロディを吹いた後の、ピアノもシンプルなメロディーから始まるが、後半のタメのあるフレーズを聞けば、只者ではないことがわかる 。

で、その後は Warren Hill ソロが展開されるが、バックの掛け声がいかしてる。

実にシンプルでファンキーな演奏だ。

ここまでシンプルにして聴かせる手腕は並大抵のものではない。

わざとたどたどしい、弾き方をするピアノも、なかなかどうして、只者ではない。

あまりにも短く感じるから、もっと聴きたくなってしまう。

恐れ入谷のオンライン < 意味不明(笑)

  
   

17 Joyce Cooling - The Christmas Song

 

2015joyce.jpg

 

リリカルな生ギターで始まるイントロに、シンセが絡む・・と書くと、ありきたりなサウンドを想像しがちだがが、シンプルなメロディーの謳い方がフレッシュだ。

このようなシンプルなメロディーを生ギターで弾くというのは、逆にそのセンスを問われることになる。

彼女の持つメロディーを崩す際の、シンコペーションやリズムのタメを聴いているうちに、彼女の非凡な才能が伝わってくる。

ブリッジのメロディーが印象的で、聞きなれたメロディーと組み合わされることで、彼女独特の世界を作り上げている。

コーラスや、シンセの使い方などのバランスからも、このことが窺い知れるだろう。

 

 

クリスマスソングを通じて、彼女の世界を楽しむといえばいいだろうか。

そういった気分でクリスマスソングを聴くことになるというのは、ちょっと予想しなかった展開。

ドラムなしでパーカションだけがリズムを刻み、そのゆったりとしたリズムの波の合間で、ジョイスの生ギターが見え隠れしながら、戯れている。

そういった情景が目に浮かぶようだ。

 

 

18 Diana Krall - Have Yourself a Merry Little Christmas

 

2015dianaKrall4.jpg
  

スローなピアノソロから始まり、しっとりと噛み締めるようにバラードから始まるダイアナの歌はつくづく、上手いなあと思う。

ピアノ、ベース、ドラムという最小限のコンボのサウンドは、すぐに4ビートのゆったりとしたリズムへ変わり、やがてストリングスが甘く色を添え、淡々と歌うダイアナの世界へ私たちを誘ってくれる。

このあたりの、アレンジの巧みさは、こうして分析をして聞かなければわからないことからも、窺い知ることができる。

 

途中のアコースティックエレキギターによるオーソドックスなアドリブソロが、ジャズのアルバムだということを感じさせてくれる。

淡々とした自然さとのバランスこそ、彼女の音楽の魅力ではないだろうか。

     

  

Have yourself a merry little Christmas,
Let your heart be light
From now on,
our troubles will be out of sight

Have yourself a merry little Christmas,
Make the Yule-tide gay,
From now on,
our troubles will be miles away.

Here we are as in olden days,
Happy golden days of yore.
Faithful friends who are dear to us
Gather near to us once more.

Through the years
We all will be together,
If the Fates allow
Hang a shining star upon the highest bough.
And have yourself A merry little Christmas now.


今日ここに迎えたクリスマス 永遠の歓びにあふれたクリスマス
ささやかなクリスマスを君に 明るい心のクリスマスを君に
去ってゆく年月にきっと悩みも消えてゆくはずさ
それぞれに歳を重ねた私たち
輝きをともに過ごしてきた友達が 時を超えて今夜ここに
いつかみんなともに集える日まで
私たちはなんとか毎日をやりくりしてゆこうね
悩みはつきないけれど でも今この時は
楽しくささやかなクリスマスを一緒に過ごそう
  

  

    

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何故こうしたクリスマスソング集を作るようになったのか?

2015年版クリスマスソング集2

ライナノーツ 

  

  

 

毎年クリスマス前になると、クリスマスソング集を作っている。

といっても、もちろん自分で歌うわけではない。

1127christmassongsimages02.jpg

市販のクリスマスアルバムCDから好きな曲だけを選択、自分だけのオリジナルクリスマスアルバムを作るというわけだ。

どうしてこんな面倒なことをするようになったのか?

 

クリスマスソングは、何と言っても美しい曲が多い。

クリスマスソングは、キリスト教に関連しているため、歴史に育てられてきた、いい換えれば時間に磨かれてきた曲ばかりだ。

アメリカでは、いろいろなジャンルのトップミュージシャンが、その人なりの解釈とアレンジで、聞かせてくれる。

  

こうしたことから、アメリカに住むようになって、すっかりクリスマスソングのファンとなってしまった。

以前たまたま、自分で聞くために持っていたテープをプレゼントしたら、とても喜んでくれたのがきっかけだったのだが、もちろん元になるCDは、どこでも売っているものだ。

だがその中からどのような選曲をしてどの曲順で、どういう歌手のどの曲を録音するかが、ポイントになるわけだ。  

  

今では、クリスマスまでの2週間ほどを楽しむための、私にとっての必須のアイテムとなっている。

  

1127christmassongsimages03.jpg

  

アメリカだと11月の下旬ともなると、CDショップには、これでもかというほどの膨大な量のクリスマスアルバムが、所狭しとディスプレイされている。

ところが日本では「クリスマスのアルバムはどこに置いてますか?」と聞かないとわからないくらい、目立たないところに、ほんの少しの数しか置いていない。

正確に表現すると、コーナーはあるのだけれど、ホントに少ない。

  

どうして置かないのか? 

素晴らしいアルバムが多いのだから、置けば必ず売れるはずだ!と思うのは多分私だけなのだろうか。

キリスト教の国ではないし、そういう気持ちの余裕がない人も多いのかもしれない。

  

日本のレコード店より私のコレクションの方が、うんと充実しているというのは、なんだか嬉しいような、嬉しくないような・・

作成の手順としては、手持ちのCDから曲を選択し、順番を決め録音してゆくのだが、2年くらいから、曲はほぼ固まってきてしまっている。

そのため、今までの曲よりいい曲、もしくは毛色の変わった曲でなければ、新たなチョイスとして採用することができないというわけで、新規参入障壁は結構高いといえるだろうか。^^

  

  
CDの場合は収録できる長さが決まっているため、新しい曲を入れようとすると、どれか一曲をはずさなければならないが、 iPod なら、そうしたことは気にしなくてもいいのがいいところ。

だけどそうなると際限がなくなるので、一応採用する曲数は決めている。

制約の中での選択は、高レベルの結果をもたらすことが多いからね。

去年作ったものを聴いているうちに、聴き惚れてしまったりして、どうしても作業が遅れてしまうのがまた楽しい。

  

  
使い道だが、独身の人は当然のことながら、ここぞというときに使う。

クリスマスという厳粛なムードとクリスマスソングの相乗効果で、あなたのいろいろな下心を、うまくカモフラージュしてくれるかもしれない。

結婚している人は、普段のツケを払う絶好のチャンスメーカーとして、活躍してくれるかもしれない。

クリスマスムードを盛りあげ、クライマックスで、普段言えないようなクサいけれど特効の一言を、あなたの伴侶へ囁くには、クリスマスというスペシャルなこの日と、このアイテムしかないはずだ。

   

こうしたクリスマスソング集を始めてから、もうかれこれ10年以上になるが、聞き返してみるとやはりある程度ハヤリやスタリといった流行がある。

数年してから、そのときの曲を聞くと、聞いていたときの気分や、その当時どんなことがあったのか も思い出す。

そう、音楽と一緒に、「あのとき」が蘇るのだ。

 

1127christmassongsimages.jpg

 

2015年度版のWEB版は YouTube での動画で作成。

現在ではほとんどの楽曲が、YouTube の動画で楽しむことができるからね。

 

いわゆるロックやポップスのジャンルでのクリスマスアルバムと言うと、リズムやそのグループのカラーを強く打ち出すことが多いため、肝心のクリスマスムードが薄れてしまうというジレンマに陥ってしまいがちだ。

そのため、巷で流れている曲と被らないように選曲。

     

アメリカでは、一流の歌手として、またプレイヤーとして認知される一つの儀式として、クリスマスアルバムがあると言っても過言ではないだろう。

みんなが知っている曲だから、どうアレンジしてどう料理するかを聞き比べることができるわけだ。おまけにそのアルバムを制作した歌手やスタッフのセンスや好み、実力などが、聞き比べることでとてもよくわかる。

その中から、時間をかけて、さらに選りすぐり、自分だけのお気に入りの曲を並べるのだ。

  

iPod のプレイリストには、美しくそして素晴らしい曲が、キラ星のように散りばめられているから、クリスマスまでの短い期間だけど、オフィスやクルマ、さらには自宅でも、いつもとちょっと違った、スペシャルな気分で毎日を過ごすことができる。

時間と心の余裕だけが可能にしてくれるこうした贅沢は、その気になれば誰もができることだし、気持ちに余裕がありさえすれば、いつまでも続けることができるだろう。

機会があれば、リストにあるアルバムの一枚でもいいから手に入れて聞いていただきたい。

  

あなたの心に、お金では手に入れることのできない潤いと安らぎを与えてくれるはずだし、クリスマスが、とても素晴らしいものになるはず。

  

  
音楽は背徳を伴わない唯一の官能的な愉しみである  - サミュエル・ジョンソン

  

 

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