想像力の使い方

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無限の広がりとパワーを持つ想像力。

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どこまでも広がってゆく世界だけに、意外とその広がりのスケールというのは見えないものだ。

   

目の前にあるグラスを見たとき、誰もが何の疑いもなくそこにあるモノとして、意識さえすることなく、受け入れている。

だが、アタマで考えていることや心模様というのは、目に見えないだけに、うつろいやすく、またはかなく、そして頼りなげなものとして捉えているのが普通だ。

特に他者からは、余計に存在しないもののように扱われるため、自分にとっても、実態のないものとして捉えてしまいがちだ。
   

   
そうしたとき、言葉や文字という変換ツールを使うことで、それは大きく様変わりさせることができる。

そして「その瞬間」から自分以外の世界と共有できるものとして、チカラを持ち始めるのだ。

  

文字として実体化された思考は、その時点から自分に対しても強い説得力を持ちはじめ、具体的な文字というカタチを伴ったイメージとして目から脳へと送り込まれることになる。

そしてそうした体験の繰り返しは、やがて自分をも呑み込んでしまうほどのパワーを持ち始める。

   

こうした方法を使えば、イマジネーションを、自分の中へ取り込み、実体化された現実へと変換することができる。

迷いや悩みといったものも imagination と同じで、本当は実態がないものなのだ。

多くのケースで、現実には存在しないモノと不用意に向き合い続け、不本意にも実体化させてしまっているのだ。

  

  
だがそうして実体化させてしまった悩みから生まれた困難も、イマジネーションを使うことで、消滅させ、変えることさえできるのだ。

現実というのは、こうしたメカニズムで自分が毎日積み重ねることで作り上げてきたものだから、その気にさえなれば変えることができるものなのだが、体験がないことを理由に、踏み込むことのない領域として放置されている。

   

だが最初の一歩を踏み出し、一度でもそうした体験をすれば、そのパワーから生み出されるポテンシャルによって、夢は大きく拡がりはじめる。

だが、長い時間をかけて積み上げられてきたものだけに、現実を一気に変えることはできない。

  

イマジネーションという見取図をもとに、現実のエッジを少しずつ削り取り、あるいは形を変えながら自分好みの現実へと変えてゆく作業が必要になるからだ。

   

そうしたとき、威力を発揮するのが、文字を使った表現力だ。

現実のエッジをボヤケさせ、想像力で描かれた夢という世界との境界線領域を広げるために、欠かせないツールが文字だといえばわかりやすいだろうか。

  

文字を駆使して文章に幅と奥行きを加えるだけで、現実を変えるためのパワーを生み出すきっかけを作ることができるという事実を、多くの人は過小評価している。

何故なら評価は体験から生まれるものだからだ。

  

imagination は誰もが、どんな状態であっても、信じた瞬間から、輝きを放ち始める。

これもまた現実なのだ。

   

   

出典

2008年2月9日

 

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