未来を左右するチカラ

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食べ物でもっとも普遍的ともいえる食料、それは主食となる小麦、日本では米。

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こうした主食に加え、あらゆる加工食品に使われる、炭水化物や砂糖などの糖質。

     

こうした食材を取り除くことで、アスリートの新境地を拓くことに繋がってゆく。

 

アスリートの秘めたポテンシャルを最高レベルまで発揮させることができる秘訣とは?

なぜ、農業・食品・流通ビジネス関係者にとつて欠かせないこうした食べ物が、精神・肉体の両面において、才能や実力を発揮する妨げるのか?

 

最近の科学の進歩と研究によって、この問いかけへの答えは、少しずつ見え始めている。

     

米や小麦は消化機能を劣化させ、胃酸逆流から潰瘍性大腸炎、その他の腹部機能不全を引き起こすのだ。

またさまざまな炎症(典型的なものは腹痛や張り)、自己免疫性症状(リューマチ神経痛や、慢性甲状腺炎〈別名¨橋本病〉)を引き起こすこともありえるのだ。

    

さらに悪いことに、パラノイアや統合失調症といった精神疾患、そして行動障害や自閉症の子どもの学習障害をさらに悪化させることさえあるという驚くべき事実が明らかになっている。

特有の食欲増進作用により腹部を中心とした肥満を促し、文 毎日何時間も練習を積んでいるアスリートにさえ体重増を引き起こさせてしまうのだ。

   
競技の最中にこのような症状を引き起こすと、思考に「霧」が生じ、疲労やホルモン不全を作り出し、優れたアスリートの肉体・感情面で激しい変調に襲われ、可能性を開ざしてしまうのだ。

米や小麦を食べるのは誰にとっても当たり前の日常のことであり、それはプロスポーツ界のアスリートも例外ではない。

  

だが、小麦や米はパフォーマンスを鈍らせ、精神的集中を削ぎ、世界王者さえも屈してしまうほどの障壁となりうるのだ。

グルテンフリーの食生活で知られるジョコビッチ。

 

つい先日行われた、テニスの試合で、このジョコビッチと錦織の対決を見てもその違いは明らかだ。

これがテニスの技術だけではないことに気がついている人は、どれほどいるだろうか?

    

マドリード・オープン ジョコビッチ圧巻

テニスのマドリード・オープンは8日、マドリードで行われ、男子シングルス決勝で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が2連覇を目指した第2シードのアンディ・マリー(英国)に6-2、3-6、6-3で競り勝ち。

1セットも落とさず決勝まできたジョコビッチ。

第1サーブでの得点率は ジョコビッチが73% マレーが68%

第2サーブは ジョコビッチが52% マレーが32%

今季5勝目で、ツアー通算勝利数をビョルン・ボルグ(スウェーデン)ピート・サンプラス(米国)と並ぶ64に伸ばした。

マスターズ大会では単独トップとなる29勝目。

  

今やスポーツ界のパフォーマンスにも新しい時代がやって来たのだ。

だがそれだけにとどまらず、私たちすべての人生においても、大きな変化をもたらすのだ。

  

「健康的な全粒穀物を摂取しましょう」という社会通念を拒否する時代にすでになっているのだ。

ビール、麺類、キャンディーなどのあらゆる食べ物は、今や糖質を減らしたり、ゼロにした製品として、市場に出回り始めている。

     

だが劇的な変化を起こすことができる要因というのは、たった一つ。

それは食生活。

 

毎日の食事で何を選択するのかによって、わずかな変化かもしれないが、もたらす結果はあまりにも劇的だ。

     

食事は毎日2回から3回、誰もが必ず何かを口に入れるわけだ。

それがカラダにとって薬なのか、あるいは毒なのかによって、その後の生き方が大きく変わるのは、当然のこと。

     

炭水化物や、砂糖を含む糖質を多く含む食品を数日間排除するだけで、肉体はすぐに良い方向に向かいはじめる。

最初はそれが実感できないかも知れない。

      

だがやがて、カラダは徐々に軽く、そして精神もがクリアになってゆく。

 

このように人生のすべてが大きく変わる、まさにマジックのような体験をするには、どうすればいいのだろうか?

必要なことは、自分に合う食べ物を求め、試し、その結果得た知識を日々の食事に持ち込むことから始まるのだ。

まず2週間、食事から炭水化物、砂糖を含む糖質を排除してみることだ。

それはあなたが思っているよりも、うんと簡単なことなのだ。

 

あとは、2週間にわたって、体がどう反応してゆくのかを注意深く観察するだけ。

だがだが大事なことは、食べる物を変えることだけではない。

   

食べ方を変えることを学ぶのだ。

カラダのニーズに応じ、求めている物を求められているときに摂取する。

  

このように正しい食事とストレス制御のテクニックを組み合わせるのだ。

すると肉体と思考の機能が著しく向上することがわかるだろう。

  

以前よりも楽にリラックスすることができるだけではなく、集中力も高まり、人生を自分でコントロールしているという実感が、徐々に味わえるようになってゆくはずだ。

     

個人差はあるだろうが、2週間もすれば何かが大きく変わってゆくことを感じ、やがて毎朝日覚めたその瞬間に、かつての自分とは違ってきていることがわかるようになるだろう。

    

ベッドから跳び出した、そのあとの一日が積み重なることで、未来が構築されてゆく。

このプロセスは、誰にも平等に与えられるだけではなく、同時に避けることもできないのだ。

      

やるべき事は、ただ決意するだけ、というシンプルさ。

だがこの方法は、多くの人を幸せにするチカラをも、併せ持っているのだ。

     

     

     

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