C4試乗記その2

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借りてから4日が経過し、かなり馴れてきた新型C4。

0627C4Light.jpg

毎日使ってみた、使い勝手などの「あれこれ日記」であります。

   

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ステアリングホイールの経は少し大きめのサイズで、握りは細め。

こうしたバランスは、操舵感に大きく影響する。

こういうところは、よく分かっているシトロエン。

    

259万円の車なので、インテリアに華はない。

だけど、実用車として、趣味よくそしてソツなくまとまっている。 

       

0627C4Seat.jpg

シートは、フランス車という期待を裏切らない座り心地。

カラダに触れる面積が広めで、柔らかく、しっかりホールドしてくれる。 

こういうところをケチらないのが、フランス流?

          

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車に戻るときに常に目に入るエクステリアデザイン。

    

0627C4Front2.jpg

地味だけど、そこはかとない、お洒落感あり。

フロントも細部まで、デザインされていることがわかる。

白が似合うデザインではないだろうか。

        

0627C4backAlarm.jpg

スピードメーターの中央部分には、様々な警告情報が表示される。

これはバックするときのバックソナーの警告。

 

「これ以上下がるとぶつかりますよ」というサイン。

バックカメラはついてないけど、結構これでイケるからね。

     

0627C4-Sbutton.jpg

こちらでマニュアルモードで走り、エンジンの回転数を2千回転以上にホールドする旨のことを書いたが・・

よく見ると、シフトレバーのコンソール左上に S というボタンがあるではないか。

スポーツモードの S ?

      

0627C4-Sbutton2.jpg

Sボタンを押すと、このようにメータへ S と表示される。

左下にある「ECO」という緑の文字は・・

アイドリングストップでエンジンが止まっていますよ、という合図。

        

このモードで走ると、各ギアでちゃんと2千回転以上にホールドしようとする。

開発サイドでこのことは、ちゃんと分かっていたんだ・・

  

さすがシトロエン。

「燃費の奴隷モード」から解き放たれたいときのボタンだったわけです。

      

ただしエンジンを切ってしまうと、リセットされてしまう。

         

このボタンを発見して以来、Sモードで走ることが多い。

速度が上がっても、シフトアップせず、かなり粘り、高回転までホールドしてくれる。

   

Sボタンだとエンジンの「おいしいところ」ばかり使えるというわけだ。

実に気分良し。

 

 

0928C4-side.jpg

サイドのキャラクターラインはフロントから伸びているライン。

そしてリアから伸びているライン。

ほとんどのデザイナーは、これを何とか一本にしてしまうわけだが・・

golf7.jpg

ゴルフ7

   

この前後から伸びる2本のラインを繋げないのがシトロエン。

そして下にもキャラクターライン。

259万円レンジで、ここまでデザインされている日本車があるだろうか。

   

        

0928C4-frontside.jpg

問題のブレーキだが、停止間際のイヤな感触はブレーキパッドのアタリではないか?

と睨み「再度山ドライブウェイ」を往復してみた。

  

主に左足ブレーキを多用。

軽い踏み味のブレーキにも馴れることができて、一石二鳥。

   

この道は、山を登って下りるコースのうえ、結構きついカーブで構成されている。

案の定、ブレーキの感触はかなり良くなった。

    

とはいえ停止間際に、だんだんと踏む力を緩めなければならない、という傾向は変わらず。

競争相手はエンジン、ハンドリング、ブレーキのバランスがいいゴルフなのだ。

     

こういう肝心なところがまだ甘いんだよねえ。 

実に惜しい。あと一歩。(笑)

     

減ってきたらパッドとローターを換えれば、良くなるかも?

でも磨り減るまでの4万から5万キロくらいは、この状態で走らないとダメだからなあ。

  

と、何だかんだとイイながらも、走って楽しく、そして乗り心地のイイ車を楽しんでいます。

      

 

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