2016年10月15日 のCoolに過ごそう

ジェイソン・ボーン

コメント(0)

  

待ちに待った新作、ジェイソン・ボーン・Jason Bourne を109シネマズHAT神戸で見てきた。

監督は、2作目、3作目を担当したポール・グリーングラス。

  

マット・デイモンが出演しているボーンシリーズ3作はそれぞれ10回は観ているだろうか。

これら3作は、主役のマット・デイモンの魅力を引き出すため、脚本、カメラワーク、音楽などがバランス良くマッチした希有な作品で、この手のアクション映画では金字塔を打ち立てた名作と断言してもいいだろう。

  

3作目のボーン・アルティメイタムは2007年公開。

なので、ほぼ10年ぶりの新作というわけで、当然期待は高まるというわけだ。

  

さて映画が始まると、既視感のあるシーンが続く。

ボーンが悩まされていた悪夢に登場する過去を回想するシーンで、シリーズをご覧の方なら、おなじみのシーンだ。

 

そして、ギリシャの抗議運動での追跡シーンへと続く。

このデモ隊に紛れるというのも、旧作で登場したシークエンス。

  

音楽でもそうだが、いい曲というのはイントロでわかるもの。

映画もまたしかり。

  

それだけオープニングというのは大事なわけだが、イントロからは既出のシーンやパターンの連続。

つまり新作感がないため、作品の中へ「グイグイ引き込まれる感」がないのだ。

 

定番のCIAに依頼され、やってくる殺し屋も、今までなら複数いたのだが、今回登場するのは一人だけ。

   

JasonBourne2.jpg

今回の殺し屋役はヴァンサン・カッセル  Vincent Crochon

 

そして肝心の格闘シーンだが、やたらカット割りが多い。

これはちょっとやり過ぎだろう。

 

何が何だか分からないほど、めまぐるしくカットが変わるのだ。

 

今までのシリーズなら、長回しと細かいカット割りを組見合わせた、見事な殺陣を堪能できたのだが、残念ながら新作は、そういうレベルにまで達していなかった。

 

マット・デイモンが40代半ばのため、カット割りを細かくしてキレを誤魔化しているのか?

と思ってしまうような、イマイチな出来。

 

それとボーンシリーズでは、ボールペンや雑誌など、その辺にころがっているブツを使って武器にするというシーンが見せ場の一つでもあったのだが、そういったシーンも登場せず、ありきたりな格闘シーンになってしまっている。

  

JasonBourne3.jpg

CIAのボス役は、トミー・リー・ジョーンズ Tommy Lee Jones 

   

CIAが総出でボーンを追いかけるという定番のシーンも、今までと同じで、何だか新鮮味のない展開が続く。

新作ならではの仕掛けや、観客の意表を突くアイデアも登場せず。

   

とにかく殺し屋が一人だけのため、どうもCIA側が人材をケチっている感あり。(笑)

そのため、このシリーズの魅力ともなっている、ボーンをグイグイ追い詰めるCIAを、ボーンが返り討ちでやっつける、という快感が薄くなってしまっている。

    

監督が違うのだろうか?

と思ったので調べてみると、監督は、2作目、3作目を担当したポール・グリーングラス。

   

2002年ボーン・アイデンティティー:監督ロジャー・ヤング

2004年ボーン・スプレマシー:監督ポール・グリーングラス

2007年ボーン・アルティメイタム:監督ポール・グリーングラス

 

JasonBourne4.jpg

CIA側なのにボーンの味方をする、いわゆるパメラ・ランディ役は、今回ウェーデンの女優アリシア・ヴィキャンデル Alicia Amanda Vikander 28歳が演じている。

 

若さ故だろうか、ちょっと役不足の感は否めず。

どうせなら、パメラ・ランディも出して欲しかった。

そうすれば、キャスティングに厚みが出るはず。

  

また2作目と3作目にはあった、ボーンと絡む女性が今回は一切登場ぜず、どうも色気がない。

それだけではなく、女性との恋愛要素がないため、ボーンが他人と通い合わせる、人間の心理描写が一切ないわけだ。

そのため、ボーンの内に秘めたる想いによる怒りが感じられないのも痛かった。

   

ストーリーの中では、ウィキリークス的なハッキング団体・ギリシャの抗議運動・facebook的なディープ・ドリームなど、今のトレンドはしっかり押さえてはいる。

だが、どうも歯車が噛み合っていないかのように、キレや迫力が無いのだ。

 

いったい監督はどうしてしまったのか?

2作目、3作目の鳥肌が立つような興奮は一体どこへ行ってしまったのか?

と言いたくなる状態でストーリーは進んで行く。

  

もちろん、観客を2時間余り飽きさせず映画に集中させるだけの早いテンポは健在だ。

やたら早いカット割りの割には、何がどうなっているのかは分かるようにはなっているのだが・・

  

だが、女性との絡みがない分、どうしても緩急の付け方が単調になってしまっている。

そのためやたらめまぐるしく変わるカット割りの連続で引っ張るため、展開がやたら忙しい。

  

JasonBourne5.jpg

  

エンディング近くの、カーチェイスは、殺し屋が運転するSWATの装甲車がクルマをなぎ倒して行く迫力はあれど、あれじゃあマッドマックスではないか。

ボーンシリーズならではの、独自の魅力が感じられないのだ。

  

となんだか無い物ねだりになってしまっているのは、それだけ過去の3作が飛び抜けて面白かったからかもしれない。

マット・デイモン自体は、冒頭の格闘シーンで見せてくれる鍛え上げた肉体に加え、加齢に伴う渋さが加わり、ファンを裏切らない魅力を放っている。

さすがスターだ。

   

それだけに、マット・デイモンの魅力を伝え切れず、制作陣側がなんだか噛み合っていないかのようなもどかしさが残る出来が、残念な作品だった。

   

映画のエンドロールが始まっても感動の余韻で、席を立たず呆然と流れてゆくリストを眺めているだけ・・

という体験を味わいたかったのだが・・

 

観客もエンドロールが流れ始めると早々に席を立つ人が多く、オレも途中で席を立ってしまった。

   

とはいえ、もし次のシリーズ作品がリリースされたら、多分見に行くだろうけどね。(笑) 

    

  

朝の雲

コメント(0)

1015clouds01.jpg

自宅ベランダから神戸港・大阪湾方面

  

1015clouds02.jpg  

灘・東灘方面

 

1015clouds03.jpg

 

日の出・入り時刻

日の出時刻6:05

  

1015clouds04.jpg

SONY α7R II + SONY SEL2470GM FE 24-70mm F2.8 GM

          

      

今日撮った写真 人気ランキングに参加しています。

クリックしていただけると嬉しいです。^^;

 ↓ < ありがとうございます。

にほんブログ村 写真ブログ 今日撮った写真へ
にほんブログ村

  

 

QuickMagic33 - 14(金) 

コメント(0)

QM33 Watch

757fc1865ae1d03ff28dc78cedcdeb4e6a72dd08.jpg 

米国ナスダックマーケット QM33 昨夜の成績は?

 

米国ナスダックマーケット14(金)は +650ドルと快勝。 

  

1014BS6.gif 

34分以後が見えない状態のチャートを掲載。

30秒チャートでトレンドを確認するわけだ。

さて、見た瞬間に分かるだろうか。

      

ナスダック総合指数の30秒チャート

comp.gif

青い縦線の位置が34分。

  

方向感無し。

  

 

ロングサイド

 

 

 

txn.gif

TXN 潜っているのでダメ

 

 

atvi.gif

ATVI 潜っているのでダメ

 

 

ea.gif

EA 潜っているのでダメ

 

 

swks.gif

SWKS

 

 

fslr.gif

FSLR

 

 

 

ショートサイド

 

 

 

biib.gif

BIIB 潜っているのでダメ

 

 

wba.gif

WBA

 

 

amgn.gif

AMGN

 

 

incy.gif

INCY 潜っているのでダメ

 

 

sbux.gif

SBUX 潜っているのでダメ

  

  

 

ロングサイド2銘柄 SWKS FSLR

ショートサイド2銘柄  WBA AMGN

 

  

1014BS4.gif 

マークはその1分間での一瞬の表示がたまたまそうなった、ということ。

なのでチャートで判断すること。

      

  

下記がエントリーできた銘柄のチャート

 

 

SWKS33.gif

SWKS 500株 +300ドル

 

 

FSLR33.gif

FSLR 1000株 +460ドル

 

 

WBA30.gif

WBA 500株 ▼30ドル

 

 

AMGN30.gif

AMGN 300株 ▼80ドル

 

 

   

QM33は4銘柄へエントリー

ロングサイド2銘柄 +760ドル

ショートサイド2銘柄 ▼110ドル 

合計 +650ドル

  

ボトムスキャンのゲインの約62%のパフォーマンス。    

 

ボトムスキャンのパフォーマンスは +1040ドル。

   

 

34分のナスダック総合指数はアップトレンドだが潜って来た状態。

つまり方向感のないパターン。

 

選択した銘柄は両サイドに2銘柄ずつ。

 

結局はロングサイド2勝、ショートサイド2敗。

今週最後のマーケットはトータルで+650ドルとまずまずの展開。

   

良い週末をお過ごしください。

   

QuickMagic33 - 06(木)

コメント(0)

QM33 Watch

757fc1865ae1d03ff28dc78cedcdeb4e6a72dd08.jpg 

米国ナスダックマーケット QM33 昨夜の成績は?

  

米国ナスダックマーケット06(木)は +910ドルと快勝。 

  

1006BS6.gif 

34分以後が見えない状態のチャートを掲載。

30秒チャートでトレンドを確認するわけだ。

さて、見た瞬間に分かるだろうか。

      

ナスダック総合指数の30秒チャート

comp.gif

青い縦線の位置が34分。

 

ダウントレンド。

 

 

 

ロングサイド

 

 

 

tsco.gif

TSCO

dltr.gif

DLTR

 

 

swks.gif

SWKS

 

 

tsla.gif

TSLA 潜っているのでダメ

 

 

amgn.gif

AMGN 潜っているのでダメ

 

 

ショートサイド

 

  

 

myl.gif

MYL

 

 

acad.gif

ACAD

 

 

blue.gif

BLUE

 

 

pdce.gif

PDCE ローソク足が欠けている。

つまり出来高が少ないので見送り。

  

  

csco.gif

CSCO 潜っているので見送り

ゲインの少ない銘柄だしね

   

   

  

ロングサイド3銘柄 TSCO DLTR SWKS

ショートサイド3銘柄 MYL ACAD BLUE

    

   

  

1006BS4.gif 

マークはその1分間での一瞬の表示がたまたまそうなった、ということ。

なのでチャートで判断すること。

    

 

下記がエントリーできた銘柄のチャート

  

 

TSCO33.gif

TSCO 500株 +260ドル

途中のピークは100ドルちょいなので。獲っても仕方なし。

なのでブレイクイーブンまでのプルバックは我慢。

これだけ頑張っても300ドルに届かなかった・・

 

 

DLTR33.gif

DLTR 500株 +1100ドル

プルバックは120ドルなので我慢できるはず。

30秒足でも20MAは切っていないからね。

ここで踏ん張れないと獲れないパターン。

  

 

myl30.gif

MYL 1000株 ▼80ドル

上に20MAがあるときはローバンドとストップのどちらかで逃げる。

これが基本。

 

   

swks30.gif

SWKS 500株 ▼100ドル

下に20MAがあるときは、基本的に20MAまで我慢。

またはストップが目安。

   

    

acad30.gif

ACAD 1000株 ▼160ドル

ローバンドを飛び出しストップにも近いので逃げるしかない。

   

  

blue30.gif

BLUE 500株 ▼190ドル

ギャップアップしたので、このロスは仕方なし。

    

      

QM33は6銘柄へエントリー

ロングサイド3銘柄 +1360ドル

ショートサイド3銘柄 ▼450ドル 

合計 +910ドル

 

ボトムスキャンのゲインの約55%のパフォーマンス。    

 

ボトムスキャンのパフォーマンスは +1650ドル。

   

 

34分のナスダック総合指数はダウントレンド。

だがショートサイド3銘柄は壊滅。

意外に被害甚大。(笑)

 

捨てる神あれば拾う神ありの DLTR。

この展開で、千ドル近く獲れれば、御の字ではないだろうか。

 

 

2016年10月

« 前月 翌月 »
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

2016年10月

月別アーカイブ