2016年11月06日 のCoolに過ごそう

洗車汚泥に放射性物質

コメント(0)

今更だがやっぱりねえ、というかそりゃあそうだろうという記事。

1106odei.jpg

洗車汚泥に放射性物質 東電、対策取らず

福島県内の自動車整備工場にある洗車用の汚水浄化槽に汚泥がたまり、一部で国の指定廃棄物基準(1キログラム当たり8千ベクレル超)を7倍上回る最大5万7400ベクレルの放射性物質を検出していたことが5日、業界3団体への取材で分かった。

共同通信が入手した第三者機関によるサンプル検査結果(2014年11月)によると、浄化槽36基の汚泥から、4万3200ベクレルの放射性セシウム137(半減期30年)を含む最大5万7400ベクレルを検出。国の指定基準を超えたのは19基で半数超を占めた。

3団体はすでに12年10月から国や東電に陳情を繰り返したが、現在まで4年間進展はなかった。洗車を行うほかの施設でも汚泥問題を抱えている恐れがあるが、実態把握は進んでいない。

  

本来、日本全国の整備工場で、測定すべきなのだ。

事故直後から、福島県を出入りする車は、放射能を洗い流すため、車体や足回りを洗浄する装置を通さないと出入りできないようにすべきだったのだが、時すでに遅し。

こうした経路で、放射能は日本全国にばらまかれているはず。

   

風評被害恐れ公表されず

今も洗車の汚水は日常的に分離槽へ流れ込み、底には汚泥がたまるばかり。人目を忍ぶ除去作業を強いられる。
「深夜にふたを開け、ひしゃくで汚泥をくみ上げている。飛散しないかと心配で。社員にはさせられない」と工場主の一人。分離槽の汚泥を移し替えたドラム缶に次々と保管場所をとられ、車検に来た客の車が止められない工場まで出てきた。

福島労働局に放射線対策を相談すると「1万ベクレルを超える汚泥だと厳重な防護対策が必要」と手作業を問題視された。八方ふさがりの状況だ。

<話し合い平行線>

「被害は顕在化していませんよね」。昨年7月。東電福島復興本社(福島市)での話し合いで飛び出した担当者の発言に、業界側はがくぜんとした。社会問題化しなければ取り合わない-そう言っているように受け止めた業界側は、担当者に食ってかかった。「工場に濃度の高い放射性物質があると知れたら客が来なくなるじゃないか」。以後、東電とは平行線のままだ。

環境省は約2年前、業界側から「原発周辺にある閉鎖中の整備工場を汚泥の処理用地に充ててはどうか」と提案され、容認する構えを見せた。しかし、同じエリアで並行していた、福島県内の除染で出た汚染土などを保管する国の中間貯蔵施設を巡る交渉を優先したい担当部署からストップがかかり、頓挫。「省内事情で二転三転し、対策が後手に回ったと言われたらその通りかもしれない」と幹部は悔やむ。

 

また、中古車販売店では、福島の車が汚染されているため売れず、他県から引き取った車のように書類を偽装するようになっていることは、よく知られている事実だ。

 

ロシアの税関では、日本から運ばれた「放射線汚染車」が発見されている。

「ロシア・カムチャツカ地方のペトロパブロフスク・カムチャツキー港で、日本車から基準値以上の放射性物質が検出。

「放射能汚染車」は、日本から運ばれた自動車を検査した際に発見されたという。

税関職員によると、基準値以上の放射性物質が検出されたのはホンダ CR-V。

通常の基準値を4倍上回る放射線量が検出されたという。

カムチャツカの税関とロシア消費者権利保護・福祉監督庁カムチャツカ地方支部は、自動車の輸入を認めなかったという。

当然のことだろう。

   

千葉県柏市根戸の市有地の土壌からは、高濃度の放射性セシウムが検出されている。

環境省は、事故が起きた2011年の12月28日、福島第一原発由来の放射性セシウムを含んだ雨水が濃縮して蓄積したとする最終調査結果を発表している。

最も濃度が高かった場所の土壌の放射性セシウム濃度は何と1キロあたり約65万ベクレル!

  

問題は、放射線は消素事が出来ないという点だ。

物質は原子という粒でできている。

放射線を出す原子は、ほとんどが不安定な状態で、アルファ線、ベータ線、ガンマ線といった強いエネルギーの放射線を放出しながら崩壊を繰り返し、安定するまで他の物質へと変わってゆくからだ。

  

熱や薬品を加えたときに起こる物質の変化は、この小さな原子同士の組み合わせを変えているだけ。

原子そのものや、その放射能を変えることはできないのだ。

放射能は、毒のように中和することができず、その量が減るのを待つしかないのが現実。

 

放射能が半分になる「半減期」はヨウ素なら8日。

セシウム137だと約30年、プルトニウム239なら2万4千年。

 

嗚呼!

  

  

関連記事 

 

浄水器フィルター交換

放射能は孫以降の世代にも影響

自衛するべし

大統領補佐官のメール

国民を見捨てる日本

東京湾の放射能汚染が拡散

狂気の井方再稼働

東日本に住むということ

フクシマのうそ

死者が年々増えている

倒れる人が激増する東京

浄水器追加

移住シミュレーショ

 

これからのこと

文末に健康・生活関連のすべてのリンクあり

  

オデッセイ

コメント(0)

毎週土曜日にはスターチャンネルで新作が放映される。

1106martian01.jpg

今回は昨夜放映された、マット・デイモン主演の「オデッセイ」をご紹介。

  

予告編

 

オデッセイ(ODYSSEY・ 英語原題 THE MARTIAN

アンディ・ウィアーの小説『火星の人英語版』(2011年出版)が原作。

監督はリドリー・スコット、主演はマット・デイモン

火星に一人置き去りにされた宇宙飛行士の生存をかけた孤独な奮闘と、彼を救いだそうとする周囲の努力を描いたSF映画。

   

1106martian02.jpg

結論から書くと、文句なしの出来映えだ。

2時間31分という上映時間は、映画としては長めといっていいだろう。

だが飽きることなく楽しませてくれる。

 

最近観た映画の中でのベストに挙げてもいいだろう。

というほど良かった。

  

1106martian03.jpg

マットデイモンという、ちょっと知的なキャラは、キャスティングとしてもドンピシャリ。

NASAが全面協力したというだけあって、科学的な検証も十分になされ、この面からも突っ込みようのない出来だといっていいだろう。

映画にリアリティーを与えるには、非常に重要なポイントだ。

 

中盤から後半にかけては、画面から孤独感がひしひしと伝わってくる、ストーリー展開が素晴らしい。

面白い作品というのは、ひとえに観る側がどれだけ主人公に感情移入できるかに、かかっているといってもいいだろう。

   

1106martian04.jpg

    

映像は実に美しい。

それが、一人火星に残された者が抱く孤独感をひしひしと伝えてくるのだ。  

片道の所要時間が440日以上という火星と地球の距離が、救出の難しさを増幅させる。

  

1106martian05.jpg

   

もちろんラストには、クライマックスとなる救出劇で手に汗を握る仕掛けが待っている。

計算通りには行かないアクシデントの恐怖感を織り交ぜながら、物語は進んで行く。

 

制作費は108億ドル。

興行収入は何と制作費の5倍以上という597億ドル(600億円)!

   

この数字が物語るように、それだけ多くの人が観たわけだ。

言い換えれば、この数字が何よりも映画の面白さを物語っているのではないだろうか。

 

これはひとえに原作が面白いからだろう。 

  

余談だが日本の映画の年間興行収入はこの10年ほど余り変わらない額で約2000億円。

オデッセイはこの一本で、その30%を稼ぎ出したわけだ。

  

言い換えれば、日本映画は、日本という小さい市場で観客の奪い合いをしている状況といっていいだろう。

 

ちなみに日本映画の原作料の値段は100万から600万円。

今後は少子高齢化で、減少してゆくはずで、そうなると、製作はより知名度のある原作に頼ってゆかざるを得ないわけだ。

今のプロデューサーは、オリジナル企画ではなく、いかに売れている原作を獲得できるかがキーとなっている。

    

Film budgeting によると・・ハリウッド映画の場合原作料は600万円から5億円。

さらに脚本化のための費用は1千万から2千万円。

場合によっては粗利益(生産、マーケティング予算が控除された後)の2パーセントを上乗せするという契約もあるようだ。

    

面白い物語は創造力がモノを言う世界。

やはり映画は原作が面白いかどうかにかかっているわけで、大いに納得できるハナシだ。

オデッセイを見終わり、思わずこうしたことを考えてしまった。

  

それほど素晴らしい作品だった。

  

 

  

 

QM33・先週のパフォーマンス

コメント(0)

QM33では、ボトムスキャンのパフォーマンスのどれくらい獲れるのか?

peformance.jpg

米国ナスダックマーケットでの成績を検証。

   

ルール

 

30秒チャートで開始後4分の時点のトレンドで銘柄を選択。

エントリーはトレンド方向。

プルバックのストップは約150ドルくらいが目安。

 

ポジションサイズは60ドル以上は500株。   

1銘柄につき1000株で60ドル以下になる株数でエントリー。

 

以前の成績

1104Total.gif

銘柄数はQM33で選択した銘柄数。

%はボトムスキャンの成績の何パーセント獲れているかの割合。    

        

2013年3月から2016年4月までの、ボトムスキャンのトータルパフォーマンス

◆QM33はボトムスキャンのパフォーマンスの79%を獲ることができる手法ということになります。

133日で14万7530ドルなので、一日平均1109ドル。

1週間平均だと+5545ドル。

月収2万2180ドル(221万円・1ドル100円換算) 

  

半分しか獲れなくても、月収110万。

       

 

 

先週の成績

1104Week.gif  

この週は1万ドル近いゲインの日があり、しかもボトムスキャンのパフォーマンスの101%!

ナスダックはこういう事が起こるのが魅力です。^^V

         

     

QMALLでの1週間の平均値は+3566ドル。

QMALLの約1.6倍弱のパフォーマンス

QMALLでは2本目が反対色になってカットロスをしなければならない分が含まれています

ですがQM33では、そうした事態を避けようというのがコンセプトの手法ですからね。

当然と言えば当然の結果だといえるでしょう。

   

  

表の中で100%以上の日は37日のうち11日間あります。

何故こういうことが起こるのか?

  

ボトムスキャンのパフォーマンスではローソク足の2本目が終わった時点で、23.6%のガイドラインを越えていない銘柄の成績はカウントしていません

ですがQM33ではこの236ガイドラインは関係なく、34分の時点での30秒チャートのトレンドを見て。3分足の2本目のどこか(34分過ぎ)でエントリーしているわけです。

そのため、そういう銘柄が含まれると、ボトムスキャンの成績を上回ることが起こるというわけです。

      

     

ブレイクスキャンに無料登録 > ボトムスキャン1週間無料トライアル

    

    

関連記事

 

      

QM33 過去ログ

 

  

2016年11月

« 前月 翌月 »
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

2016年11月

月別アーカイブ