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チャートのリンク

CQGバージョン 7.6より、待望の チャート間で入力したSymbolの同期を取る "Link windows" という機能が追加されました。

"Link windows"は、親となるチャートウィンドウに Symbol(銘柄)を入力すると、関連付けた複数の子のチャートウィンドウにも入力したSymbolが反映するので、複数のタイムインターバルでのチャートチェックが容易になります。

 

動画でリンク機能を見る(Gapper's Eye)

リンクの設定

一覧表(Quote Spread Sheet)からのリンク

PortfolioによるSymbolの切り替え

リンクの解除

 


リンクの設定

最初にリンクを設定するチャートを準備します。

最初に親のチャートの左上アイコンをクリックします。

開いたメニューの下から2番目の "Link windows" にカーソルを合わせると、さらにLink windowsのメニューを開くので色を選択します。

この色がチャートのタイトルに表示され、リンクしていることを示します。 色は15色用意されているので、最大15種類の独立したリンクを設定できます。

カーソルが、Linking mode に変わります。
チャートタイトルに■(四角)のアイコンが追加され、親ウィンドウであること示します。

リンクしたいチャートにカーソルをあわせてクリックすると、チャートタイトルに●(丸)のアイコンが追加され、子のウィンドウであることを示します。

リンクしたい全てのチャートをクリックします。
Linking modeは右クリックで終了し、元のカーソルに戻ります。

親のウィンドウにSymbolを入力すると、




子に設定した週足、30分足、1分足のチャートに同じSymbolが反映

子のチャートに直接Symbolを入力すると、そのチャートだけが変わります。

再び親のチャートにSymbolを入力すると、関連付けられたチャートが同じSymbolに変わります。

 

リンクの追加

リンクするチャートを追加するときは、親のチャートのタイトルに追加された■のアイコンをクリックします。

メニューの中から"Link more windows"を選択します。カーソルがLinking modeに変わり、リンクするチャートを追加できるようになります。

 

リンクの色の変更

チャートの並びによっては、マークの色を変更したいときがあります。

チャートのタイトルに追加された■のアイコンをクリックします。

メニューの中から"Change color"にカーソルを合わせると"Change color"のメニューを表示します。希望の色をクリックすると同色のマークが、選択した色に変わります。
選択できる色はリンクに使用していない色です。

 

 


一覧表(Quote Spread Sheet)からのリンク

CQGNetには、RealTickに実装されているMarket Minderのような機能がありません。

Market Minderに近い機能として Quote Spread Sheet は、Spread Sheet形式(表計算)で銘柄の情報を見ることができます。

Quote Spread Sheetは"Link windows"の親ウィンドウに対応しているので、Quote Spread Sheetの銘柄をクリックして、チャートを切り替えることができます。

カーソルキーの上下でリンクしているチャートが切り替わるので、一度Quote Spread Sheetを作成するとチャートの順次チェックが容易になります。

Quote Spread Sheetは残念ながら外部からのデータ貼り付けに対応していないので、Symbolの入力は手動、あるいはPortfolioによるものになります。(PortfolioはQuote Spread Sheetの上で右クリックするとメニューに現れます。)

Portfolioでは他からのデータ貼り付けが可能です。(ただしデータの形式はCQGのSymbol形式のみ受け付けます。)

 


PortfolioによるSymbolの切り替え

Portfolioを作成すると、Symbolを手動で入力しなくても、リストをクリックするだけで次々とSymbolを変更することができます。

Portfolioを使用するには、チャートの左下にあるコマンドエリアにカーソルを合わせて( I 形に変わる)右クリックし、メニューの中からPortfolioを選択します。

Portfolioのリストが表示されます。すでに作成済みであれば、Symbolをクリックしていくとチャートが変わります。

 

Portfolioリストの作成

Portfolioリストを作成するには、Portfolioボタンをクリックします。

新しくPortfolioを作成するには、Newボタンをクリックして、新しい名前を入力します。

既存のPortfolioを作り直すには、Portfolio Contentsで全てのSymbolを選択してRemoveボタンをクリックします(Excelのセルのように、先頭をクリックしてCtrlキーを押しながら最後を選択すると、全てを選択できます)。

空のPortfolio ContentsのSymbol欄を一度選択(クリック)してから、Ctrl+V (ペースト操作)を押すと、クリップボードの内容を貼り付けることができます。(先にクリップボードに貼り付けるべきSymbolをコピーしてください)

Symbolをクリックするとチャートが変わります。

Quote Spread SheetでPortfolioを使用すると、Symbol欄にSymbolを入力していくことができます。

 

ペーストするときの注意点

貼り付けられるSymbolの形式は、CQGのSymbol形式のみです。

NASDAQ銘柄では、先頭に "S." の2文字
日本株銘柄では、先頭に"S.JP."の5文字

をいつも入力しているSymbolの先頭に付加する必要があります。もし受け付けられない形式だとType欄に?マークを表示します。

例えばAAPLは

S.AAPL

J9984は

S.JP.J9984

と表記する形式です。

形式に間違いは無いが、途中でType欄に?マークが現れる場合は、一度Removeしてから、もう一度貼り付け直すと、解消される場合があります。

 


リンクの解除

チャートに設定したリンクは次の操作で解除できます。

親のウィンドウでリンク解除

チャートのタイトルに追加された■のアイコンをクリックします。

メニューの中から"Unlink associated windows"を選択します。同じマーク色を持つ全てのリンクが解除されます。

 

子のウィンドウでリンク解除

チャートのタイトルに追加された■のアイコンをクリックします。

メニューの中から"Unlink thins window"を選択します。選択したチャートのみリンクを解除します。

 

 


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