というわけでサーバーが新しくなった

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

3月くらいからサーバー更新の検討を始め、昨日リプレースが完了した。

旧サーバーは2005年運用開始でIntelがPentium4で劣勢に立たされていた時代、CPUはPentium4ベースのXeon 2.4GHzを2基搭載。それ以前がPentium3世代のCeleronだったから、移行したときには“非常に速い”だったのだけど、そのときには部分的にしか使っていなかったブログ構築ツール(Movable Type)の利用が増え、記事も増えてくるとブログの更新にも時間がかかるようになる。また7年も経過すると当時の部品も電気的寿命が近づくし、ハードディスクが故障しても交換部品が入手しづらくなっている。

ということで今時のサーバーに更新。残念ながら新しいCPU世代に切り替わりつつあるが性能の差は少ない。

新サーバーのCPUはXeonの3.1GHzで4つのCPUコアを搭載。パソコンでいえばCore i5-2400辺りなので中の上あたりの性能。Pentium4の実効性能はCore2シリーズの60%程度らしいから2.4GHz x 0.6 = 1.4GHz、Core2とCore iで20から30%くらい性能が向上したらしい。仮に20%とすると、2.4GHz x 0.6 x 1/1.2 = 1.2GHz : 3.1GHz = 2.5倍以上の性能差。CPUコア数が2倍になり、メモリ速度があがり、ハードディスクの転送速度も向上しているので、ブログ構築ツールで全体を再構築してみたら1/4の時間になり75%減。個別記事だと66%減あたり。

サーバー運用の担当者に最近の事情を聞くと、コストが厳しくCPUはATOMを使うことが多いらしい。だから管理サーバーの中ではもっとも速いグループなのだとか。サイト閲覧者からみればサーバーがいくら速くなってもネットワーク回線速度が一番効くからちょっと速くなった程度かも。

日々ブログを書く馬渕さんとしては、記事のアップロードが早くなったからストレスが解消されるとか。まあサーバー更新の一番の動機はここなんです。