2010年08月18日 水曜日

ピンポイントで狙う技術を磨く

Executioner は、執行のタイミングを判定し、実行する役割があるのですが、その腕を磨くためにはいくつかの方法があります。

こちらは2000年6月29日の記録ですが、セミナーで参加者の方の前で執行をした時の記録です。

いわゆるライブだったわけですが、その翌日、リアルティックの記録とチャートをつきあわせ、検証しています。

パーシャルフィルが全くない執行がいくつかあります。

パーシャルフィルではないということは、すなわち一撃で1000株が執行されているわけです。

理想的にはエントリーも脱出もこういうトレードができるのが理想なのですが、なかなかそうはゆかないのが現実です。

だからこそ、ピンポイントで狙った位置で執行するための訓練を繰り返す必要があるのではないでしょうか?

狙う目標は高いところに置いて、あきらめずに訓練を続けることです。

こちらは翌日のセミナー、つまり最終日

この日も実演を解説しながら執行を目の前で実演したわけですが・・

この頃はシアトルのトレードフロアでマーケットが始まっている最中のセミナーだったため、こういうことができたのですけどね。

最初の例は、行き当たりばったりで、何も考えずにボタンを押すと、パーシャルフィルになるという例。

それでも不利なヒゲ先で執行されている例は一つとしてありません。

なぜなら、すでに訓練で、リミットオーダーとトレーリングストップを使い分けるなどといった方法で、ピンポイントで狙うことができる技術を身につけていたからです。

 

まとめでこう書いています。

こうした経験の積み重ねは、実際のトレードで役に立ちますから、楽器の練習と同じで、地道な練習と訓練が大事です。

特にインントラ・デイのトレードではこうした執行技術の巧拙が、結果に大きな影響が出るのです。

ペーパートレードでは、利益をだすことだけではなく、このような目的意識を持って、自分で練習のスケジュールをある程度組み立てながら練習すると、経験を実際のトレードに、より生かすことができます。

でもコツ自体は難しいことでも何でもないのです。

上がっている最中に売る位置を決める。

下がっているときに買う位置を決める。

この2点です。

こうした買い手と売り手の心理的なタイミングを考えずボタンを押すと、不利なヒゲ先で執行されてしまいます。

Executioner として、不利なヒゲ先執行は、プロを目指す場合、最も不名誉なことだということを肝に銘じておくべきです。

そのためには何をどう訓練するべきなのか?

これがわからなければ、訓練のしようがないわけですが、さてあなたはおわかりになるでしょうか。

米国ナスダックマーケット18(水)

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18(水)の米国ナスダックマーケットはギャップダウンで開始。ナスダック総合指数の日足チャートは上下にヒゲをつけた陽線。ダウ指数の日足は上下にヒゲをつけた短い陽線で終了。 ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約9億2千万株、ナスダック市場は約16億2千万株。

小売セクターのホームセンターやディスカウントストアや、一部のハイテク企業の利益予想が好調のため、個人消費に対する懸念が後退し、強い展開のマーケットとなった。

ネットエイドは16日(月)から20日(金)まで夏期休暇のため休ませていただきます。

そのため以後のコンテンツも16日(月)から20日(金)まで、休載とさせていただきます。

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