チェックシートの見分け方

ようやくチェックシートをつけ、それを画像としてアップされる方が登場されるようになってきました。

大きな進歩です。

というわけで、勝てるチェックシートを作るためには何が必要なのか?

について。

確認しなければならない項目は、以下の4つ。

これらの点ををチェックできるようにすることだと、何度も書いています。

 

エントリーしてからの距離

ヒゲ

同色本数

トレンド

トレード中はチェックシートに向かって書いている時間の方が長くなるはずです。

その結果として、チェックシートを見ただけで、どの銘柄がダメでどの銘柄がホールドかがわかるようになっているべきなのです。

そうしたチェックシートなら、手仕舞いした銘柄と、入れ替える銘柄を探すときにも使えるのです。

 

ではそのチェックシートが、機能しているのかどうか?

ですが当然損益でわかるわけです。

完成していない時点では、チェックシートを一瞥してわかるかどうかがポイントになります。

ですからチェックシートを見れば、機能しているチェックシートかどうかは一目瞭然。

 

最終確認で15秒、執行で15秒の合計約30秒以外の1分30秒、つまりトレード中の75%に相当する時間は、チェックシートへ記入する作業に使われているはずです。

動くローソク足を眺めないだけでも、ストレスは大幅に軽減されるのです。

次のローソク足が始まる前に、どの銘柄を手仕舞いするのかは、チェックシートを見るだけで、わかるはずなのです。

ローソク足が形成される最後の15秒はその最終確認のため。

 

下はあるトレーダーへアドバイスした時に使ったチャートです。

before.gif

この2銘柄へ青いマークの位置でエントリーしたわけです。

では次のローソク足でどちらちらを手仕舞いするのか?

当然左のCOSTですね。

after.gif

COSTはマイナス95ドルとなったのですが、右のBMCは400ドルの利益。

 

 

こうした判断は、動くローソク足を眺めているとできなくなります。

トレードが終わってあとで検証するときには、よくわかるのにです。

こうした状況から抜け出すために、チェックシートを使うのです。

 

 

ですが今までそういう習慣がないと、いきなり、動いているマーケットではできないはずです。

そのために、チェックシートへの記入の練習と、一目瞭然のチェックシートを作るため、ワンクリックシミュレーションを行うのです。

2010年11月

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