カテゴリ: 米国株検証

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30(月)の米国ナスダックマーケットはギャップダウンで開始。ナスダック総合指数の日足チャートは短い上ヒゲをつけた陰線で終了。ダウ指数の日足は長めの陰線でかろうじて1万ドルで踏みとどまった。 ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約10億9千万株、ナスダック市場は約21億2千万株。

朝方発表された個人消費支出は前月比で増加したため、マーケット開始直後は強い展開になる場面もあったが、今週発表される予定の経済指標の内容が悪化するとの観測から、マーケットは軟調で推移。

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27(金)の米国ナスダックマーケットはギャップアップで開始。ナスダック総合指数の日足チャートは長い下ヒゲをつけた陽線で終了。ダウ指数の日足は下ヒゲをつけた長い陽線で1万ドルを回復。 ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約10億9千万株、ナスダック市場は約21億2千万株。

GDP改定値は速報値から下方修正されたが、予想ほど落ち込みがなかったうえ、バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が講演で、経済見通し悪化には追加金融緩和で対応するとの発言で、景気に対する過度の警戒感が後退、景気敏感株を筆頭に買われる展開となった。

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26(木)の米国ナスダックマーケットはギャップアップで開始。ナスダック総合指数の日足チャートは上に短いヒゲをつけた長めの陰線で終了。ダウ指数の日足も長めの陰線で約1カ月半ぶりに終値は1万ドルを下回る位置で終了。 ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約10億5千万株、ナスダック市場は約17億7千万株。

オープニング直後は新規失業保険申請件数が減少したため、買われる場面もあったが、根強い景気減速懸念に加え、27日発表の実質国内総生産(GDP)改定値が下方修正されることを警戒し、売りが優勢の展開で終始。

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25(水)の米国ナスダックマーケットはギャップダウンで開始。ナスダック総合指数の日足チャートは上下に短いヒゲをつけた長い陽線で終了。ダウ指数の日足は上下に長めのヒゲをつけた短い陽線で終了。 ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約11億2千万株、ナスダック市場は約19億7千万株。

商務省が米国時間の朝方発表の耐久財受注額が予想ほど増えず、マーケット開始後30分に発表された新築住宅販売件数が過去最低水準に落ち込んだため、軟調なオープニングとなったが、企業の好決算や、安値による値頃感から、買い手が台頭する展開となった。

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24(火)の米国ナスダックマーケットは大きなギャップダウンで開始。ナスダック総合指数の日足チャートは上下にヒゲをつけた短い陰線で終了。ダウ指数の日足は下ヒゲをつけた長い陰線で終了し、ほぼ1カ月半ぶりの安値。 ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約8億7千万株、ナスダック市場は約16億4千万株。

マーケット開始後30分に発表された中古住宅販売件数が急減、米景気の減速懸念が一段と強まったため軟調な地合が継続したが、ナスダックは下げ幅が少なく、買い手のサポートがしっかりしていたため、一定の狭いレンジで推移する展開となった。

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23(月)の米国ナスダックマーケットはしっかりした幅のギャップアップで開始。ナスダック総合指数の日足チャートは上ヒゲをつけた長い陰線で終了。ダウ指数の日足も上ヒゲをつけた陰線で終了し、ほぼ1カ月ぶりの安値。 ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約8億7千万株、ナスダック市場は約16億4千万株。

大型合併や買収が相次ぐ中、企業の潤沢な資金が株式市場へ流れるとの見方から買われて始まる展開となったが、買い一巡後は依然根強い景気先行不透明感や、明日発表となる中古住宅販売件数などの経済指標待ちのため、利益確定の売りを浴びる流れのままで終了。

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20(金)の米国ナスダックマーケットはギャップダウンで開始。ナスダック総合指数の日足チャートは下に長めのヒゲをつけた短い陽線。ダウ指数の日足は陰線で終了し、ほぼ1カ月ぶりの安値。 ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約11億2千万株、ナスダック市場は約19億4千万株。

この日は主要経済指標の発表がないため、前日発表された雇用・製造業関連指標の悪化が影響し、景気の「二番底」懸念からダウ指数は下げたが、ナスダックは個別銘柄の好業績が牽引役となり底堅い展開となった。

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19(木)の米国ナスダックマーケットはギャップダウンで開始。ナスダック総合指数の日足チャートは上下にヒゲをつけた長い陰線。ダウ指数の日足も長い陰線で終了しほぼ1カ月ぶりの安値。 ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約10億7千万株、ナスダック市場は約20億株。

マーケット開始後30分に発表されたフィラデルフィア連銀の景気指数が市場予想より大幅に悪く、さらには新規失業保険申請件数も予想以上に増加したため、景気懸念からマーケットは終始軟調で推移。

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18(水)の米国ナスダックマーケットはギャップダウンで開始。ナスダック総合指数の日足チャートは上下にヒゲをつけた陽線。ダウ指数の日足は上下にヒゲをつけた短い陽線で終了。 ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約9億2千万株、ナスダック市場は約16億2千万株。

小売セクターのホームセンターやディスカウントストアや、一部のハイテク企業の利益予想が好調のため、個人消費に対する懸念が後退し、強い展開のマーケットとなった。

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17(火)の米国ナスダックマーケットはギャップアップで開始。ナスダック総合指数の日足チャートは長い上ヒゲをつけた陽線。ダウ指数の日足も同じく長い陽線で終了。 ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約9億8千万株、ナスダック市場は約17億1千万株。

朝方発表された卸売物価指数で、エネルギーと食品を除くコア指数が市場予想を上回り、さらには鉱工業生産指数も上昇、デフレ懸念や製造業の生産停滞に対する懸念は薄らいだが、3カ月ぶりに増加した住宅着工件数は市場予想に届かず。だが小売業セクターの多くの企業が利益予想を上方修正。強い展開のマーケットとなった。

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