カテゴリ: 米国株検証

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2(月)の米国ナスダックマーケットは大きめのギャップアップで開始。オープニングはリバーサルで30分間軟調で始まったが、次の30分はアップトレンドとなって強く上昇。だがそのあとは一進一退の横這いトレンドとなって非常に狭い値幅で一進一退を繰り返して終了。ナスダック総合指数の日足チャートは陽線。ダウ指数の日足は長い陽線。

マーケット開始から30分後に発表された製造業景況感指数指数が市場予想ほど悪くなかったため、景気の「二番底懸念」が後退。さらには欧州の金融システムへの警戒感が弱まってきているうえ、原油先物もアップトレンド傾向のため、マーケットは底堅い展開で終始。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約10億4千万株、ナスダック市場は約18億9千万株。

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30(金)の米国ナスダックマーケットは大きなギャップダウンで開始。オープニングからいきなりギャップダウンリバーサルで上昇を始め、1時間半は強いアップトレンドで推移。その後は横ばいとなり、一度少し下げた後、再び上昇して終了。ナスダック総合指数の日足チャートは長めの陽線。ダウ指数の日足はDOJI。

マーケット開始前に発表された実質国内総生産(GDP)の伸び鈍化によってギャップダウンで始まったが、マーケット開始15分後に発表されたシカゴ購買部協会景気指数(PMI)が改善され、さらに開始25分後に消費者態度指数(ミシガン大学調べ)が上方修正されたことも好感され、強い展開となった。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約11億7千万株、ナスダック市場は約20億8千万株。

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29(木)の米国ナスダックマーケットはギャップアップで開始。オープニングからいきなりギャップアップリバーサルで下げ始め、3時間の間大きく下げたが、その後反転しアップトレンドが継続したため、ナスダック総合指数の日足チャートは長い下ヒゲをつけた陰線で終了。ダウ指数の日足も陰線、ダウ、ナスダックとも日足チャートは200日移動平均線あたりに位置している。

ハイテクや消費関連株を中心に企業業績の悪い発表が相次いだため、利益確定売りを浴びて軟調なスタートとなった。だが30日に発表されるGDP速報値待ちの市場参加者も多く、マーケット中盤からは反転上昇する展開。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約11億6千万株、ナスダック市場は約23億3千万株。

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28(水)の米国ナスダックマーケットはギャップダウンで開始。オープニングからいきなりギャップダウンリバーサルで上昇、だが30分後には軟調となり、以後中弛みはあったが、終日ダウントレンドで推移。ナスダック総合指数の日足チャートは陰線。ダウ指数の日足も陰線、ダウ、ナスダックとも日足チャートは200日移動平均線の真上位置に位置している。

耐久財受注額が市場予想に反して減少したうえ、FRBが地区連銀経済報告(ベージュブック)で、景気回復の鈍化を指摘。利益確定の売りを浴びる結果となった。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約10億万株、ナスダック市場は約18億6千万株。

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27(火)の米国ナスダックマーケットは大きなギャップアップで開始。ナスダックはオープニングからいきなりギャップアップリバーサルとなり、2時間の間大きく下げ、その後は揉みあいの展開のままで終了。ナスダック総合指数の日足チャートは陰線。ダウ指数の日足は短い陽線、ダウ、ナスダックとも日足チャートは20日移動平均線を突破した位置。

マーケット開始後30分の時点で発表された消費者信頼感指数は弱く、個人消費の先行き警戒感から軟調な地合いが継続。ここ数日株価が連日上昇していたため、利益確定の売りも浴びやすく、遅い時間帯も上値が重い展開となった。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約11億2千万株、ナスダック市場は約20億2千万株。

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26(月)の米国ナスダックマーケットは薄いギャップアップで開始。オープニングから30分は軟調だったが、経済指標の発表後は強い上昇となり、中弛みがあったものの終始アップトレンドを形成したままで最後は高値引け。ナスダック総合指数の日足チャートは長い陽線。ダウ指数の日足も同じく長い陽線となり、ほぼ2カ月ぶりの高値で終了。ダウ、ナスダックとも日足チャートは20日移動平均線を突破し、直近の高値を更新中。

マーケット開始後30分に発表された新築住宅販売件数が予想以上だったことに加え、フェデックスの利益見通しも増加したため、買いが優勢となる展開で終始。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約10億2千万株、ナスダック市場は約21億3千万株。

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23(金)の米国ナスダックマーケットはギャップダウンで開始。オープニングから30分は軟調だったが、その後は強い展開となり、終了3時間前からは一段と強い上げ幅となって高値引け。ナスダック総合指数の日足チャートは長い陽線。ダウ指数の日足も同じく長い陽線となり、1カ月ぶりの高値で終了。ダウ、ナスダックとも日足チャートは20日移動平均線を突破して、直近の高値を超えた位置で終了した。

欧州銀行監督委員会(CEBS)が発表した欧州銀91行のストレステストは、景気や市場環境の悪化で自己資本が不足する銀行が7行あるという「予想の範囲内」という結果となり、幅広い銘柄が買われる展開となった。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約11億5千万株、ナスダック市場は約23億7千万株。

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22(木)の米国ナスダックマーケットはギャップアップで開始。 オープニングから強い展開となり、2時間上昇を続けた後、30分ほど少し戻したが、その後も引き続きアップトレンドの流れは変わらず、高値付近で終了。ナスダック総合指数の日足チャートは陽線で終了。ダウ指数の日足も同じく陽線となり、ダウ・ナスダックともに日足チャートは直近の高値をテストする位置まで上昇。

開始後30分に発表された中古住宅販売件数は予想ほど減らず、住宅市場の低迷長期化懸念が後退したうえ、前日の大幅安で値ごろ感から買いも入りやすい地合いで、幅広い銘柄が買われる展開となった。企業の好決算や業績見通し引き上げの発表が相次いだことも上昇に拍車をかけたようだ。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約11億7千万株、ナスダック市場は約21億5千万株。

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21(水)の米国ナスダックマーケットはギャップアップで開始。 だがオープニングからリバーサルで、30分間大きく下げた後、少し戻したが、終了2時間前に急落し、そのまま終了。ナスダック総合指数の日足チャートは長い陰線で終了。ダウ指数の日足も長い陰線。ダウ・ナスダックともに日足チャートは再び20MAの真上あたりの位置で終了している。

バーナンキFRB議長による議会証言で、追加金融緩和に踏み込まなかったことから、失望売りを浴びて急落する展開となった。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約11億9千万株、ナスダック市場は約21億8千万株。

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20(火)の米国ナスダックマーケットは大きめのギャップダウンで開始。 オープニングからマーケットは強く、アップトレンドのままで推移。最後は高値引けで終了。ナスダック総合指数の日足チャートは長い陽線で終了。ダウ指数の日足は長い下ヒゲをつけた陽線。ダウ・ナスダックともに日足チャートは20MAを突破した位置で終了している。

住宅着工件数は市場予想を下回ったが着工に先行する着工許可件数は増加に転じたため、安値圏での割安感に加え、原油先物などの国際商品相場の上昇などから、素材やエネルギー株が物色され、買いが継続する展開となった。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約11億3000万株、ナスダック市場は約19億7000万株。

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