カテゴリ: 米国株検証

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2(金)の米国ナスダックマーケットは、ギャップアップで開始。 マーケットはオープニングから典型的なギャップリバーサルパターンで4時間下げ続けたあと、反転して終了。ナスダック総合指数の日足チャートは短めの陰線。ダウ指数の日足も同じように短い陰線で、約9カ月ぶりの安値。

雇用統計値の雇用者数の減少幅が市場予想より大きく、さらにマーケット開始後30分に発表された製造業受注額も市場予想を下回ったため、景気先行きへの懸念から売りの地合いとなったが、終了間際には持ち高調整のための買いによって少し戻すという展開となった。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約11億株、ナスダック市場は約16億株。

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1(木)の米国ナスダックマーケットは、非常に薄いギャップアップで開始。 マーケットはオープニングから非常に弱く、1時間大きく下落したが、その後反転上昇し、ナスダック総合指数の日足チャートは長い下ヒゲをつけた短い陰線で終了。ダウ指数の日足も同じように長い下ヒゲをつけた陰線となり約8カ月ぶりの安値。

週間の新規失業保険申請件数や仮契約住宅販売指数は市場予想以上に悪い結果が発表され、労働市場や住宅市場の回復期待が後退、さらに米サプライマネジメント協会発表の製造業景況感指数はも低下したため、前半は大きく下げたが、スペイン政府が実施の国債入札結果から欧州経済に対する警戒感はやや後退し、マーケット後半は下げ止まり、少し買い戻される展開となった。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約16億株、ナスダック市場は約25億8000万株。

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30(水)の米国ナスダックマーケットは、薄いギャップダウンで開始。 マーケットはオープニング早々から強く上昇したが、30分後には軟調となり、その後一進一退を繰り返したが、マーケット終了3時間ほど前からジリジリと下げはじめ、最後の2時間は大きく下げて終了。ナスダッ総合指数の日足チャートは陰線で終了。ダウ指数の日足も陰線となり約8カ月ぶりの安い水準となった。

マーケット開始早々は欧州の金融機関の資金繰りに対する懸念が後退したことや、6月のシカゴ購買部協会景気指数(PMI)が予想ほど低下しなかったため、小高く推移したが、中盤以降から終盤にかけては、四半期末のため取引終了間際に換金のための売りに押されて下落。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約14億2000万株、ナスダック市場は約約21億1000万株。

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29(火)の米国ナスダックマーケットは、ギャップダウンで開始。 オープニングからマーケットは弱く、1時間下げたあとで少しプルバックしたが、その後も流れは変わらず軟調のままで終了。ナスダッ総合指数の日足チャートは長い陰線で終了。ダウ指数の日足も長い陰線となって1万ドルを下回り、3週間ぶりの安値。

前日夜、中国の景気先行指標総合指数が下方修正されたことから、世界の景気回復への不透明感からマーケットは軟調で開始。さらにはマーケット開始からから30分後に発表された6月の消費者信頼感指数が市場予想を大幅に下回ったため、マーケットは最後まで軟調な地合いが継続する展開となった。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約16億株、ナスダック市場は約約27億5千万株。

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28(月)の米国ナスダックマーケットは、非常に薄いギャップアップで開始。 オープニングからマーケットは弱く、30分間下げたあと、反転上昇を続けたが、1時間30分後には再び軟調となり、マーケット終了まで流れは変わらず、ナスダッ総合指数の日足チャートは上下にヒゲをつけたDOJIに近い陰線で終了。ダウ指数の日足はDOJI。

前週末のG20首脳会議で財政再建を進める方針が示されたため、各国の歳出削減が景気低迷につながるとの見方を背景に、米景気の先行きに対する根強い不透明感のためマーケットは軟調な地合いで推移。週後半には影響度の高い経済指標の発表を控え様子見ムードのため、方向感のない展開となった。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約38億9700万株、ナスダック市場は約約18億2000万株。

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25(金)の米国ナスダックマーケットは、薄いギャップアップで開始。 オープニングからマーケットは弱く、下げ続けたが1時間30分後におは反転を始め、3時間上昇したあと、終了2時間前から再び軟調となり、ナスダッ総合指数の日足チャートはDOJIで終了。ダウ指数の日足は長めの陰線。

前半は実質国内総生産(GDP)確定値が予想を下回り、景気回復鈍化懸念から弱い展開となったが、金融規制改革法案を巡る不透明感が後退した影響で中盤は堅調な地合で推移。だが終盤になると週末要因の利益確定のための手仕舞い売りのため再び軟調となって終了。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約25億3000万株、ナスダック市場は約33億5000万株と商いは膨らんだ。

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24(木)の米国ナスダックマーケットは、ギャップダウンで開始。 オープニングから30分間マーケットは軟調で始まり、その後反転上昇したあとは横ばいで推移。その後少し上げたが終了前2時間あたりから下げ始めて最後は安値引けで終了。ナスダッ総合指数の日足チャートは陰線で前日に引続き4日連続の下落で2週間ぶりの安値。ダウ指数の日足も陰線。

前日に米連邦準備理事会(FRB)が景気にやや慎重な見方を示したため、景気回復への懸念から売られる展開となった。朝方発表の新規失業保険申請件数や耐久財受注額は市場予想より良かったがマーケットの反応は限定的で、欧州の財政問題による欧州景気の先行き不安も、投資家心理の重荷となっているようだ。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約12億6000万株、ナスダック市場は約19億7000万株。

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23(水)の米国ナスダックマーケットは、非常に薄いギャップアップで開始。 オープニングからマーケットは軟調で推移したが、1時間後には反転上昇をはじめたが、値幅の少ない展開のままギャップを埋めることなく終了。ナスダッ総合指数の日足チャートは前日に引続き3日連続で反落し、短い陰線で終了。ダウ指数の日足はDOJIで終了。

マーケット開始から30分後の新築住宅販売件数が市場予想以上に減少したため、景気の先行き不透明感から、大きく下げたが、米連邦準備理事会(FRB)は景気にやや慎重な見方を示したため、ユーロドルがドル安となり下げ止まったが、戻しは限定的でその後は横ばいのままで終了。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約11億3000万株、ナスダック市場は約18億2700万株。

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22(火)の米国ナスダックマーケットは、薄いギャップアップで開始。 オープニングからマーケットは堅調で推移したが、30分後には軟調となり、その後も同じようなパターンを繰り返し、2時間後には横ばいとなり、以後は軟調な地合となり徐々に下げ幅を拡大しながら、最後は安値引け。ナスダック総合指数の日足チャートは前日に引続き反落、長い陰線で終了。ダウ指数の日足も長い陰線で終了。

マーケット開始30分後に発表された5月米中古住宅販売件数が市場予想に反して減少した影響で、軟調となり、前日に引き続き大幅続落となって終了。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約11億2000万株、ナスダック市場は約18億4000万株。

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21(月)の米国ナスダックマーケットは、大きなギャップアップで開始。 オープニングからマーケットはギャップアップリバーサル。流れはマーケット終了まで変わらず、下げ続けて終了。ナスダック総合指数の日足チャートは8日ぶりに反落し、長い陰線で終了。ダウ指数の日足はDOJIに近い幅の陰線。

中国経済の安定的成長という期待感などから買いの動きが先行したが、欧州の金融問題への不安感からユーロが下げ始め、リスク回避のため売りが台頭、以後株価は下げに転じ、そのまま終了。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約10億6000万株、ナスダック市場は約18億9000万株。

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