カテゴリ: 米国株検証

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4(金)の米国ナスダックマーケットは、大きなギャップダウンで開始。 開始直後からギャップダウンリバーサルとなり上昇は1時間継続したが、その後軟調となり、マーケット終了まで下げ続けて安値引け。ナスダック総合指数の日足チャートは上ヒゲをつけた長い陰線で、200日移動平均線を切った位置で終了。ダウ指数の日足も長い陰線となり1万ドル割れで4カ月ぶりの安値。

雇用統計が予想より悪く、ハンガリー政府関係者が「財政状況が従来考えられていたより深刻だ」と発言したことをきっかけにと欧州の財政問題が浮上し、さらにユーロが対ドルで4年2カ月ぶりの水準に下落したため運用リスクを回避するため、景気動向に左右されやすい銘柄を中心に利益確定の売りを浴びて下落。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約16億3000万株、ナスダック市場は約22億6000万株。

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3(水)の米国ナスダックマーケットは、薄いギャップアップで開始。 開始直後30分は強く、その後30分は弱いという展開で始まったが、その後横ばいとなり、一度下げたが終了4時間前から再び上げ始め、ナスダック総合指数の日足チャートは短い陽線で、20日移動平均線の上で終了。ダウ指数の日足はDOJIで終了。株価は依然1万ドル台を維持している。

雇用統計の発表を翌日に控えているため様子見気分が強く、開始後30分に発表された経済指標の新規失業保険申請件数は予想より改善したが、非製造業景気指数は予想を下回るという相反する結果のため、マーケットは前日終値を挟んでの方向感のない展開で終始。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約12億2000万株、ナスダック市場は約21億4000万株。

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2(火)の米国ナスダックマーケットは、ギャップアップで開始。 開始直後30分は弱かったが、その後上げ始め、強い展開が続き、中だるみはあったが、最後の1時間半は素晴らしい上昇を続け高値引け。ナスダック総合指数の日足チャートは短い下ヒゲをつけた長い陽線で、20日移動平均線の真下まで回復している。ダウ指数の日足も長い陽線で終了。株価は1万ドル台を維持している。

好調な経済指標に支えられたマーケットとなった。4月の仮契約住宅販売指数が予想以上に上昇、さらに5月の米新車販売台数が伸びたため、マーケットは幅広く買われる展開。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約13億5000万株、ナスダック市場は約21億株。

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1(月)の米国ナスダックマーケットは、ギャップダウンで開始。 開始直後からマーケットはリバーサルで強い展開は1時間したが、その後軟調となって揉み合う展開。最後の1時間は再び軟調となって安値引け。ナスダック総合指数の日足チャートは上ヒゲをつけた短い陰線で、5日のハイローバンドの中で推移位置している。ダウ指数の日足も短い陰線で終了したが、株価はかろうじて1万ドル台にとどまっている。

開始直後はISM製造業景況感指数や建設支出が市場予想を上回ったため堅調に始まったが、4月に発生したメキシコ湾の原油流出事故処理が長期化するとの見方から、エネルギー関連株への売りが引き金になり、マーケットは軟調となり安値引け。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約14億3000万株、ナスダック市場は約20億4000万株。

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28(金)の米国ナスダックマーケットは、薄いギャップダウンで開始。 開始直後から30分は軟調だが値幅は少なく、その後反転するという難しい地合で開始。結局軟調のまま最後に少し戻して終了。ナスダック総合指数の日足チャートは下ヒゲをつけた短い陰線で、依然5日のハイバンドの上の位置。ダウ指数の日足も短い陰線で終了したが、1万ドルは回復した位置だ。

朝方発表された個人消費支出が前月比横ばいで、シカゴ購買部協会景気指数も市場予想に届かなかったうえ、格付け会社がスペインの格付けを引き下げた影響で全体に軟調な展開。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約14億6000万株、ナスダック市場は約21億2000万株。

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27(木)の米国ナスダックマーケットは、ギャップアップで開始。 開始直後から30分は揉み合う展開となったが、その後30分間は強く上げ、以後緩やかなアップトレンドで上昇、最後は強く上げ、ナスダック総合指数の日足チャートは陽線となり、5日のハイバンドの上で終了。ダウ指数の日足も長い陽線でをつけ1万ドルを回復。

中国がユーロ圏の国債保有を見直すという英紙報道を中国当局が否定したため、ユーロ相場や欧州景気を巡る投資環境が改善され、多くの銘柄が物色される展開で終始。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約14億2000万株、ナスダック市場は約23億2000万株。

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26(水)の米国ナスダックマーケットは、ギャップアップで開始。 開始直後からナスダックマーケットは強移転会となったが、30分後には上げ止まり、以後ジリジリと弱くなり最後の2時間は大きく下げて終了。ナスダック総合指数の日足チャートは上ヒゲをつけた陰線、ダウ指数の日足も長い上ヒゲをつけた短めの陰線となった。

経済協力開発機構(OECD)が発表した実質成長率の見通しを上方修正したため、マーケット開始直後は堅調に始まったが、欧州の金融システムへの警戒感に加え、ユーロが対ドルで下げ幅を拡大し始めたことをきっかけに下げに転じ、以後軟調な展開のままで終了。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約19億4千万株、ナスダック市場は約29億5千万株。

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25(火)の米国ナスダックマーケットは、大きなギャップダウンで開始。 開始直後からナスダックマーケットは軟調となったが、30分後には下げ止まり反転上昇を開始。その後も底堅い展開が続き、終了2時間前からは強い上昇となり、ギャップをほぼ埋める位置で終了。ナスダック総合指数の日足チャートは長い陽線、一方ダウ指数の日足は長い下ヒゲをつけたDOJIに近い陰線となった。

欧州の金融システムへの警戒感や朝鮮半島情勢の緊張の影響から、マーケットは軟調で始まったが、5月の米消費者信頼感指数が3カ月連続で改善したことをきっかけに、特にナスダックマーケットは割安感から幅広く買われる展開となった。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約約18億8000万株、ナスダック市場は約28億1000万株。

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24(月)の米国ナスダックマーケットは、薄めのギャップダウンで開始。 開始直後からマーケットは堅調な動きだったが、1時間半後からは一進一退となり、マーケット半ばからは緩やかに下げ始め最後の1時間は大きく下げて終了。ナスダック総合指数、ダウ指数共に日足は短めの陰線。

4月の中古住宅販売件数は市場予想以上に増え、ナスダックは前半強含みの展開だったが、スペインの中央銀行が経営難の地方銀行を管理下に置いたなどというニュースで、欧州の金融システムへの不安が再燃し、その後は軟調で終了。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約約13億1000万株、ナスダック市場は約約20億1000万株。

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21(金)の米国ナスダックマーケットは、大きなギャップダウンで開始。 開始直後から30分はリバーサルで強く上昇、30分後からは軟調。その後止まり再び上昇、2時間後には再び軟調となって終了。ナスダック総合指数、ダウ指数共に日足は陽線。

最近の株価の大幅な下落のあとの値ごろ感や、悪材料が出尽くしたあとの自律反発狙いで買いが入り、資金繰り難の欧州諸国を支援するため総額7500億ユーロの融資制度についてドイツ議会が承認した材料も加わり、堅調な展開。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約23億株、ナスダック市場は約33億1000万株。

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