カテゴリ: 米国株検証

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6(木)の米国ナスダックマーケットは、薄いギャップダウンで開始。 開始早々から軟調な展開で、終了3時間半前からは下げ幅を拡大、最後は戻したが、ナスダック総合指数の日足は長い下ヒゲをつけた長い陰線で終了し、3月4日以来の安値をつけている。ダウ指数の日足も長い下ヒゲをつけた長い陰線で約1年3カ月ぶりの大きな下げ幅を記録。ナスダックは一時200日移動平均線にヒット。

ギリシャなどの欧州財政問題への懸念が強く、落ち着くまでにはかなりの時間を要するとの見方から、手じまい売りの動きが終日継続し、全面安の展開。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約約25億8000万株、ナスダック市場は約41億9000万株という大商いとなった。

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5(水)の米国ナスダックマーケットは、ギャップダウンで開始。 開始から1時間半は強い展開だっが、その後揉みあいとなり、ジリジリと軟調にのままで終了。ナスダック総合指数の日足は長い上ヒゲをつけた短い陽線で終了。ダウ指数の日足は短めの陰線。どちらも日足チャートは20日移動平均線から大きく陥落してしまっている。

欧州の財政問題への懸念から前日大きく下げた米国マーケットだが、朝方発表された4月全米雇用リポートでは非農業部門雇用者数が市場予想以上に増えたため開始直後は強かったが、格付け会社が ポルトガルの格付け引下げを発表し、財政不安がギリシャ以外にも広がることへの警戒感から軟調となり、さらにはユーロ売り・ドル買いが活発化し、ドル建取引の原油の割高感から資源株が下げる展開となった。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約15億株、ナスダック市場は約28億7千万株。

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30(金)の米国ナスダックマーケットは、ほとんどギャップなしに近い薄いギャップダウンで開始。 開始から1時間は軟調で、その後買い戻しのプルバックを挟みながら下げ続け、最後は安値引け。ナスダック総合指数の日足は最近見られない長さの陰線で終了。ダウ指数の日足も超長い陰線。どちらも日足チャートは20日移動平均線から一気に陥落した位置。

米検察当局が証券詐欺容疑のゴールドマン・サックスの捜査開始との報道で、規制強化懸念から金融大手が軒並み下落し、週末要因の利益確定とあいまって、全面安の展開で終始。

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29(木)の米国ナスダックマーケットは、しっかりしたギャップアップで開始。 開始から30分は揉み合ったが、その後は順調に上昇を続け最後は高値引けで終了。ナスダック総合指数の日足は長い陽線で終了。ダウ指数の日足の長い陽線。どちらも日足チャートは20日移動平均線で跳ね返ったカタチとなっている。

ギリシャの財政再建策について欧州連合(EU)と同国政府の協議が週内にも妥結する見通しとなり、不透明感が後退したことから、マーケットは終始強い展開となった。NY証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約14億1000万株、ナスダックは約28億7000万株と連日の活況。

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28(水)の米国ナスダックマーケットは、ギャップアップで開始。 開始から軟調な展開で2時間半後にはボトムを形成して、反転上昇を開始したが、上げ幅は少ないままで終了。ナスダック総合指数の日足は長い下ヒゲをつけた陰線。ダウ指数の日足は陽線。どちらも日足の20日移動平均線で下げ止まりか?

マーケット開始早々は軟調な展開だったが、米連邦準備理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)で超低金利政策の維持を決定。買い安心感のためマーケットは急速に回復して終了。NY証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約約14億5000万株、ナスダックは約26億3000万株と連日の活況。

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27(火)の米国ナスダックマーケットは、ギャップダウンで開始。 開始から1時間半は値幅は少ないが堅調な展開。だがその後大きく下げ、1時間半後には下げ止まったが、終了2時間前から再び軟調な展開となり終了ナスダック総合指数の日足は長い陰線、ダウ平均の日足も下げ幅は約2カ月半ぶりの大きさとなり、長い陰線で終了。

開始早々は堅調で、さらに開始30分後に発表された4月の米消費者信頼感指数は予想以上に改善されたことを受け堅調に推移したが、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がギリシャとポルトガルの格下げを発表したため、欧州諸国の信用不安が再燃、マーケットは全面安の展開となった。NY証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約16億8000万株、ナスダックは約26億9000万株と活況。

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26(月)の米国ナスダックマーケットは、ほとんどギャップのないオープニングで開始。 開始からは軟調で、値幅の少ない展開で、その後も揉み合いが継続し、最後の1時間は軟調となってこの日の安値引け。ナスダック総合指数の日足は短い陰線で、ダウ平均はDOJIで終了。

金融制度改革法案が金融機関に厳しい内容になる可能性が示唆されたため金融株が軟調。さらに翌日のゴールドマン・サックスCEOの議会証言を控え、さらには27から28日にかけてのFOMCや30日発表のGDP速報値待ちのムードで見送り気分が強い地合で、高値圏での利益確定の売りも押されて最後は弱いままで終了。NY証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約12億3000万株、ナスダックは約23億3000万株と活況。

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23(金)の米国ナスダックマーケットは、薄めのギャップダウンで開始。 開始から1時間はギャップダウンリバーサルで強い展開。その後1時間は軟調に転じたが、地合は強くジリ上げ状態が継続し最後は高値引け。ナスダック総合指数は2008年6月以来1年10カ月ぶりの高値を記録し、ダウ平均の日足も長めの陽線で、こちらも株価は2008年9月19日以来1年7カ月ぶりの高値をつけている。

景気回復に対する期待のためオープニング早々から強い基調で開始。さらにマーケット開始後30分の時点で発表された3月新築一戸建て住宅販売件数が大幅に伸びたことから、マーケットはさらに続伸、その後利益確定の売りをこなしながら、引けにかけて買い手は途切れることなく続く展開で終始。NY証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約12億1000万株、ナスダックは約23億5000万株と連日活況の地合となっている。

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22(木)の米国ナスダックマーケットは、大きなギャップダウンで開始。 開始から30分は軟調で推移したが、その後1時間上げたあと、1時間下げ、その後は強い反転上昇を続けて高値引け。ナスダック総合指数の日足チャートは下ヒゲをつけた長い陽線で終了。ナスダック総合指数は2008年6月以来1年10ヶ月ぶりの高値となった。ダウ平均の日足は短い陽線で株価は1万1千ドル台を維持。

イーベイ・クアルコム・ノキアなどの業績や予想が予想外に不振のため、マーケット開始直後は軟調となった、オバマ大統領が金融危機再発防止策で規制厳格化に積極的ではなかった点が好感され、押し目買いが継続し堅調に推移して終了。NY証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約12億9千万株、ナスダックは約26億1千万株と活況。

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21(水)の米国ナスダックマーケットは、ギャップアップで開始。 開始から30分は強く、その後軟調な展開となったが、中盤からしっかりとしたサポートが形成され、最後の1時間半は強く上げて終了。ナスダック総合指数の日足チャートはDIJIに近い陰線で終了。ダウ平均の日足はDOJIに近い陽線。

決算時期を迎えたマーケットは好決算を発表した銘柄を中心に買われたが、利益確定の売りが交錯する、動きの大きな地合のマーケットとなった。NY証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約12億1000万株、ナスダックは約25億7000万株。

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