カテゴリ: 米国株検証

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19(金)の米国ナスダックマーケットは、薄いギャップダウンで開始。 だがマーケット開始からギャップダウンリバサルで上昇、その後30分は揉み合いとなり、再び30分間上昇したあと2時間下げたが再び強い上昇に転じ、3時間上げ続けて高値引け。ナスダック総合指数の日足チャートは長い陽線となり日足チャートはアップトレンド。 ダウ平均の日足もしっかりとした陽線で1月20日以来ほぼ1カ月ぶりの高値水準。

前日夕に発表された米連邦準備理事会(FRB)による公定歩合引き上げは中立と受け止められ、対ドルでユーロが買い戻されたため、ドルと逆の動きをしやすい商品相場が堅調に推移し株価を下支え。ナスダック総合株価指数は6日続伸で、1月21日以来の高値引けとなったが6日続伸は2009年12月下旬以来。ダウ工業株30種平均は4日続伸で1月20日以来、約1カ月ぶりの高値で終えた。売買高は速報値でニューヨーク証券取引所が約11億2千万株、ナスダックは約20億7千万株。


 

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18(木)の米国ナスダックマーケットは、薄いギャップダウンで開始。 だがマーケット開始からギャップダウンリバサルで上昇、その後30分は揉み合いとなり、再び30分間上昇したあと2時間下げたが再び強い上昇に転じ、3時間上げ続けて高値引け。ナスダック総合指数の日足チャートは長い陽線となり日足チャートはアップトレンド。 ダウ平均の日足もしっかりとした陽線で1月20日以来ほぼ1カ月ぶりの高値水準。

フィラデルフィア連銀が朝方発表の2月製造業景気指数が予想に反して上昇した事に加え、半導体関連企業を中心に市場予想を上回る四半期決算が相次ぎ、当局から承認を得たネット検索・広告事業の提携企業マイクロソフトとヤフーなど心理的な牽引役となりマーケットは堅調な展開となった。

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17(水)の米国ナスダックマーケットは、しっかりとしたギャップアップで開始。 だがマーケット開始から30分は軟調、その後上昇に転じたが、レンジの狭い展開でその後揉み合いながらもジリ上げで推移し結局最後は高値引け。ナスダック総合指数の日足チャートは下ヒゲをつけた非常に短い陽線で日足チャートは確実に20MAの上へ戻り上昇トレンドへ。 ダウ平均の日足も短めの陽線。

ナスダック総合株価指数は4日続伸で、ダウ平均、ナスダック指数とも1月下旬以来約4週間ぶりの高値。1月米住宅着工件数や鉱工業生産指数が改善し、建機・農機大手のディアなどが予想を上回る四半期決算を発表。米連邦準備理事会(FRB)は米景気が下ぶれする可能性が後退している考えを表明。ただ一部FOMCメンバーが危機対策で買い入れた金融資産の早期売却開始が望ましいとの意向もあり、さらには早期金融引き締めの可能性がマイナス要因となる。

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16(火)の米国ナスダックマーケットは、しっかりとしたギャップアップで開始。 マーケット開始から30分は軟調、その後上昇に転じ、最後までジリ上げで推移し結局高値引けで終了。ナスダック総合指数の日足チャートは下ヒゲをつけた陽線で日足チャートは20MAの上へ復帰。 ダウ平均の日足も長い陽線で1万ドルレンジは安泰の位置まで上昇。

朝方発表のニューヨーク連銀景気指数が市場予想も上回り、2月の住宅市場指数も改善、米景気回復への期待感や、バンク・オブ・アメリカの1月のクレジットカードの貸倒償却率が低下したため、マーケットは堅調に推移。ギリシャをめぐる財政不安がひとまず後退、為替市場がユーロが対ドルで買われるというドル安状態で商品相場も上昇。

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12(金)の米国ナスダックマーケットは、大きなギャップダウンで開始。 マーケット開始から堅調で、ギャップダウンリバーサル、その後も上昇基調が継続し、高値引けで終了。ナスダック総合指数の日足チャートはしっかりとした陽線。 ダウ平均の日足は長い下ヒゲをつけた短い陰線で終了。依然1万ドルを維持。

中国が預金準備率を再度引き上げたため、中国からの需要に依存する製造業や商品関連株は軟調となり、欧米の経済指標も圧迫要因となった。さらに2月の米消費者態度指数が予想を下回ったことも影響してダウは下げて終了。ナスダックは割安感による買いのため堅調に推移して終了。

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11(木)の米国ナスダックマーケットは、薄いギャップダウンで開始。 マーケット開始から30分は軟調、そして次の30分は堅調という展開だったがその後大きく上げて終了。ナスダック総合指数の日足チャートは長い陽線。 ダウ平均の日足も陽線で依然1万ドルを維持している。

欧州連合(EU)の臨時首脳会議で、ギリシャの財政再建支援を合意、信用不安が和らいだ事に加え、米国の新規失業保険申請件数が大幅減少したため労働市場の改善期待という支援材料で安心感が広がったため買いが入り、堅調に推移して終了。

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10(水)の米国ナスダックマーケットは、薄いギャップダウンで開始。 マーケット開始から30分は強かったが、値幅が少なく渋い展開で、その後30分間は軟調で大きく下落、以後3時間戻したが、その後は終わりまで2時間半下げて終了。ナスダック総合指数の日足チャートはDOJI。 ダウ平均の日足もDOJIに近い陰線でかろうじて1万ドルを維持。

ギリシャ救済問題では楽観的な見方が広がっているが、バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の出口戦略に関する見解が圧迫材料となり、東部沿岸地域の積雪のため市場参加者の多くが早めに手仕舞いとなり、薄商いで終了。

バーナンキ議長は危機時の金融政策を平時に戻す出口戦略について、FRBが準備預金吸収手段を試し、利上げは後になる可能性があるとの見解を示した。予定されていた議会証言は大雪のため延期されたが、証言原稿は予定通り公表された。

 

 

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9(火)の米国ナスダックマーケットは、大きなギャップアップで開始。 マーケット開始から30分は軟調でその後の30分は反転上昇。その後1時間は再び軟調となったが、その後1時間は大きく上昇。その後はダラ下がりとなって終了。ナスダック総合指数の日足チャートはDOJI。 ダウ平均の日足は上ヒゲをつけた陽線でかろうじて1万ドルを回復。

財政悪化懸念のギリシャへ、欧州連合(EU)やドイツが支援策を打ち出すとの報道でダウは堅調に推移。予想を上回る四半期決算やアナリストの投資判断引き上げといった、ただ注目度の高い経済指標がないため、目先のニュースで乱高下しやすく、個別で買い材料が出た銘柄が動くという展開となった。

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8(月)の米国ナスダックマーケットは、ほとんどギャップなしで開始。 マーケット開始から30分は軟調でその後の30分は反転上昇。その後2時間半は引続き堅調に推移したが最後の3時間30分でそれまでの上昇分を下げて安値引け。ナスダック総合指数の日足チャートは上ヒゲをつけた短い陰線。 ダウ平均の日足も上ヒゲをつけた短い陰線で1万ドル割れ。

この日は企業決算や各種経済指標の発表がないため材料に乏しく、欧州各国の財政不安も引き続き重荷となり、さらには規制強化への警戒感などから大手金融株が売られ軟調で推移。なお翌日10日に開かれる米下院金融サービス委員会でバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が、ゼロ金利政策など危機対応の緊急策を解除する「出口戦略」について証言する予定。

 

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5(金)の米国ナスダックマーケットは、ギャップアップで開始。 マーケット開始から30分は軟調だったがその後の30分は反転上昇。その後はジリ安で下げたが最後の2時間で大きく上昇して高値引けとなった。ナスダック総合指数の日足チャートは長い下ヒゲをつけた短い陽線。 ダウ平均の日足はDOJIでかろうじて1万ドル台で踏みとどまった。

欧州の財政不安のため売りが先行したが、朝方発表の1月の米雇用統計からは雇用の回復ペースが鈍い一面があったものの、失業率は前月より改善されこともあって買いが入り、引けにかけて急速に上昇して終了。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約15億6200万株、ナスダックは約27億5000万株。

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