カテゴリ: 米国株検証

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21(木)の米国ナスダック総合指数は、薄いギャップアップで開始。 マーケットは開始から30分は堅調だったが、その後2時間半大きく下げて2時間はプルバックで上昇したが、引けにかけて1時間半は軟調となって終了。ナスダック総合指数の日足チャートは非常に長い陰線で、20日移動平均線を切ってしまった。

ナスダック総合株価指数は2265.7。ダウ平均も長い長い下ヒゲをつけた長めの陰線で終了。ダウ平均の終値は1万389ドル88セント。

金融危機再発を防ぐための新たな金融規制案が発表され、規制強化に影響を受ける金融株が大きく売られ、さらには中国の金融引締観測から商品先物相場も軟調に推移。こうしたマーケット環境の悪化の影響を受け、株式市場は大幅に下落。

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20(水)の米国ナスダック総合指数は、大きめのギャップダウンで開始。 マーケットは開始から軟調で、2時間下げ続けたあと横ばいで2時間推移し、その後積極的に買い戻されて、結局はかなり戻して終了。ナスダック総合指数の日足チャートは長い下ヒゲをつけた陰線で、20日移動平均線の上で下げ止まっている。

ナスダック総合株価指数は2291.25。ダウ平均も長い長い下ヒゲをつけた長めの陰線で終了。ダウ平均の終値は1万60315セント。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約10億6000万株、ナスダックは約23億7000万株。

朝方発表された12月米住宅着工件数は市場予想を下回ったものの、許可件数は大幅増。だが中国による銀行融資抑制報道や、米与党・民主党が上院の補欠選挙で敗北したため政権運営が困難になるとの見方で先行き不透明感となり中盤までは大きく下げる展開となった。

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19(火)の米国ナスダック総合指数は、薄いギャップアップで開始。 マーケットは開始から強い展開で、1時間半上昇を続け、1時間ほどプルバック。だがその後もジリジリと上げ続けて高値引けで終了。ナスダック総合指数の日足チャートは長い陽線で、前日の陰線を呑み込んで終了した。 ナスダック総合株価指数は2320.40。ダウ平均も長い陽線で終了。ダウ種平均も1年半ぶりの高値をつけて1万0725ドル43セントで終了。

19日のマサチューセッツ州上院補選で与党民主党候補が苦戦、オバマ政権の医療保険改革法案の成立が不透明になったとの見方から医療保険株などが物色されたようだ。

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15(金)の米国ナスダック総合指数は、ほとんどギャップの無い状態で開始。 マーケットは開始から弱く、3時間下げ続け、その後は横ばいから少し戻して終了。ナスダック総合指数の日足チャートは短い上ヒゲをつけた陽線で、5日高値移動平均線あたりで終了。 ナスダック総合株価指数は2287.99。ダウ平均も弱く長い陰線で終了。ダウ30種平均は3営業日ぶりに大幅に反落して1万0609ドル65セント。ニューヨーク証券取引所の売買高は速報で約14億1千万株、ナスダックは約25億6千万株。

ニューヨーク連銀発表の1月景気指数は市場予想を上回り、鉱工業生産指数や米消費者物価指数(CPI)はほぼ市場予想の範囲内だったが、ミシガン大学調べの消費者態度指数は予想を下回り、連日の上昇で利益確定の売りを浴びたようだ。

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14(木)の米国ナスダック総合指数は、ギャップダウンで開始。 マーケットは開始から強い展開となり、1時間後には少し下げたものの、そこからはさらに大きく上昇して終了。ナスダック総合指数の日足チャートは短い上ヒゲをつけた陽線で、5日高値移動平均線あたりで終了。 ナスダック総合株価指数は2316.74。ダウ平均も強く陽線で終了。ダウ30種平均は2008年10月1日以来、約1年3カ月ぶりの高値で1万0710ドル55セント。ニューヨーク証券取引所の売買高は速報で約8億9千万株、ナスダックは約21億9千万株。

大引け後の半導体大手インテルの決算発表を控え、企業の業績回復期待で買いが優勢の展開となった。この日の経済指標は「緩やかな景気回復基調に変化はない」傾向のため、これらの要因も株価上昇の背景となっているようだ。

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13(水)の米国ナスダック総合指数は、ギャップアップで開始。 マーケットは開始から軟調な展開となったが、1時間後には下げ止まり、そこから大きく上昇して終了。ナスダック総合指数の日足チャートは長めの下ヒゲをつけたしっかりとした長さの陽線で、20日移動平均線で見事に反発上昇。 ナスダック総合株価指数は2307.90。ダウ平均も強く陽線で終了。ダウ30種平均は1万680ドル77セント。ニューヨーク証券取引所の売買高は速報で約9億7千万株、ナスダックは約22億6千万株。

前日にオバマ政権が大手金融機関から特別手数料を徴収するとの報道で大きく下げたが、米国時間の午後にFRBが公表したベージュブックでは経済活動の回復地域が広がっているとの指摘があり、さらには翌14日に決算発表を控えるインテルの好業績期待など、主要企業の業績回復期待からマーケットは大きく値を戻した。

 

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12(火)の米国ナスダック総合指数は、ギャップダウンで開始。 マーケット開始から軟調な展開となったが、狭いレンジでの動きで、開始から3時間あたりからはさらに大きく下げ始め、終了3時間前からは、ジリジリと値を戻す展開となって終了。ナスダック総合指数の日足チャートは下ヒゲをつけた陰線。

ダウ平均指数の日足も、下ヒゲをつけた陰線となり、5営業日ぶりに反落して終値は1万627ドル26セント。 売買高は速報値でニューヨーク証券取引所が約11億株、ナスダックは約23億3000万株。

米アルミ大手アルコアの赤字転落のニュースに加え、中国中央銀行による預金準備率の引き上げで、米景気にもマイナスとの観測により売りを誘い、さらにオバマ政権が公的資金損失を取り戻すため、金融機関から手数料を徴収することを検討しているとの報道も、マイナスに働いたようだ。

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11(月)の米国ナスダック総合指数は、ギャップアップで開始。 マーケット開始からいきなりギャップアップリバーサルで下げ始めたが、1時間後に下げ止まり、その後は横ばい状態のまま最後の1時間は少し上げて終了。ナスダック総合指数の日足チャートは長めの下ヒゲをつけた陰線。

ダウ平均指数の日足は、しっかりとした長さの陽線となり、2008年10月1日以来の高値を連日で更新。終値は1万663ドル99セント。 売買高は速報値でニューヨーク証券取引所が約9億7000万株、ナスダックは約20億2000万株。

米国の主要企業は2009年10-12月期決算発表シーズンのため、好業績への期待が高まり、さらには中国の09年12月の輸出額が増えたことを背景に、ダウは堅調に推移している。

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08(金)の米国ナスダック総合指数は、大きなギャップダウンで開始。 マーケット開始からいきなりギャップダウンリバーサルで上昇を始め、1時間上げ続けたあと30分ほどプルバックで上げ止まったものの、マーケット終了までさらに上げ続けて高値引けで終了。ナスダック総合指数の日足チャートは非常に長い陽線。ダウ平均指数の日足は下に長いヒゲをつけた陽線で高値更新。終値は1万618.19セント。

米労働省発表の昨年12月雇用統計は、非農業部門就業者数の減少幅が市場予想を上回り失望感から軟調で開始したが、11月の就業者数は前月比増で1年11カ月ぶりのプラスを記録し、12月も一時雇用が引き続き増加傾向のため、株価は堅調に推移。景気回復の足取りは弱いが、雇用情勢は改善されつつあり、実質ゼロ金利政策の長期継続による景気下支えも続くとの展望から、ダウもプラス圏へと持ち直して終了。為替は9日午前10時前の時点で92円67銭。

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07(木)の米国ナスダック総合指数は、ギャップダウンで開始。 マーケット開始から30分は大きく下げたが、その後1時間反転上昇したあと、は軟調の地合で横ばいの狭いレンジでの展開となり、最後の1時間半で少し戻して終了。ナスダック総合指数の日足チャートは短めの陽線。ダウ平均指数の日足は下に長いヒゲをつけた陽線となり、2008年10月以来1年3カ月ぶりの高値更新で終値は1万606ドル86セント。 ニューヨーク証券取引所の出来高は速報値で約11億9000万株、ナスダックは約22億株。

12月の小売り売上高が予想より高く、年末商戦も順調な地合で、さらには小幅増の週間新規失業保険申請件数とあいまって、最初大きく下げたマーケットも、後半はジリ上げの展開。新型携帯電話への期待で高値をつけていたグーグルは利益確定売りで2日連続の大きな下げとなった。

7日のロンドンでの外国為替市場の円相場は、菅直人新財務相の円安を求める発言がきっけかけで4カ月ぶりの安値。為替は8日午前8時前の時点で93円61銭台。


 

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