2002 0915 -


0930 Mon.

リスクの考え方

この方も今回のペーパートレードセミナーへ参加された方。



BBBY 34.58short    - 02/9/28(土) 1:01 -

さっそく。  stopは34.73. 角度甘いか?  ペーパーです。
 


BBBY loss cut34.73   - 02/9/28(土) 1:08 -

トレンド崩壊? それよりもう寝る時間でした。
 

下が3分足のチャート。

上の書き込みを、チャート上で再現したもの。
 


 

エントリーポイントと、カットロスの位置を30分ギャッププレイ用のチャートでWATCH。

ギャップの幅は、34.54ポイントから34.24まで、つまり0.34ポイントの幅があります。

ほぼ、適正なギャップ幅です。

彼はセミナーを受講されているから、下にギャップがあるし、ここでエントリーするというのは考えにくい。

昨日のセミナーでやったこのチャートでのプレイか?

と検証してみると・・



 

上の1分チャートで見ると、やはりこのチャートを使ったプレイでした。

これは新しいプレイ。

株価が赤い点線のMAと赤い実線のMAを切ったらショート、という作戦ですね。

どうやら設定されたカットロスに引っかかったようですが、設定されたカットロスの幅は、0.15ポイント。


さて上のチャートは3分足チャートで見た、エントリーポイント(ショートするポイント)と、カットロスの設定ポイント(損切りをする値段)。

惜しいですね。

カットロスのポイントが、もう少し上なら0.75ポイントもある、グリーンの広大なプロフィットゾーンで、利益を上げることができたはずです。

わかりやすく言えば、1000株換算で150ドル分のカットロスポイントを設定し、これに引っかかってしまったために、1000株換算で750ドル分のプロフィットゾーンでの利益を逃がしてしまったわけです。

決められたカットロスの位置で、損切りができたこのプレイは、よいトレードです。

ですが彼のトレードをより成功するトレードにするためには、どうすればいいでしょうか?



それはリスクを適正に取ることです。

これができれば、トレードでの利益率は飛躍的に改善されるでしょう。

リスクを少なく取りすぎているために、ゲインの機会を失っているということは、ある段階を超えたトレーダーが持つ共通の問題点の一つです。

プレイする株価に応じた適正なリスクを取らないことには、プロとしてのレベルでの利益を得ることは難しくなります。

アマチュアのうちは、勝つことだけに集中しがちですが、プロのレベルになると「負けないためにリスクを取る」ことができなくてはなりません。

プロとしてやって行くためには、トレードという専業で利益を出す必要があります。

一ヶ月のうちの土日を省くと、20日のトレーディングデイがあり、一日400ドルのアベレージで稼ぐと、月8000ドル(月収約100万円)。

300ドルで6000ドル(月収約75万円)、200ドルで4000ドル(約50万円)となります。

いくらで生活するかは人それぞれですから、一概にはいえませんが、まず最初はこのレベルでの利益を考えるケースが多いでしょう。

ではこのレベルの利益を上げるためには、何が必要なのでしょうか?




一番上のチャートのあとに、このギャップ幅は、ほぼ適正なギャップの大きさだと書きました。

では何故このギャップが適正な幅だということがわかるのでしょうか?

(以下はギャッププレイでの考え方です)

それはパターンの認識能力なのですが、計算でこのギャップの適正な大きさを知ることはできないでしょうか?

 


 

この銘柄はこの日、35.2ドルから、33.95ドルまでのレンジで動きました。

つまり1.25ポイント(1000株換算で1250ドル分)の値幅で動いています。

ギャップの幅は、34.54ポイントから34.24まで、つまり0.3ポイントの幅があります。

上の例では1000株換算で150ドル分のカットロスポイント(34.73ドル)を設定し、これに引っかかってしまったために、1000株換算で750ドル分のプロフィットゾーンでの利益を逃がしたと先ほど書きました。

もしここで、カットロスの幅を0.3ポイントの幅の位置(34.88ドル)に設定していたなら、1000株換算で750ドル分のプロフィットゾーンでの利益を取ることができることは、下のチャートを見れば一目瞭然です。


この銘柄は、約340ドルが最適のカットロス幅です。

つまりこれよりカットロスの幅が大きくても、小さくても、利益率は落ちるのです。

ですからプロは、どのトレードでも常に最高の利益率が得られる、カットロス幅が設定できなければなりません。

自分のエントリーした方向へ株価がどれくらい動くのかは、マーケットが終わってみなければ誰にもわかりません。

ですがカットロス幅だけは、それまでの一日の値幅でその銘柄の一日の平均的な値幅を大体知ることができますから、エントリーする前にある程度決めることができます。

自分で設定した薄いカットロス幅で、常にロスを出していては、勝てるトレーダーにはなれません。

また無用に大きすぎるカットロス幅を設定すると、まれに発生したとしても、トータルで勝つことができません。

いくらトリプルセットアップや、クアトロセットアップでエントリーしても、負ける人が出るのは、こうした理由からです。

コンスタントに勝てない理由が、カットロスの設定の考え方に問題があるか、その位置で正確なカットロスができていないかのどちらか、というトレーダーは非常に多いのです。

株価のブレを吸収することのできる、適切なギャップ幅こそが、確実な利益への大きな鍵なのです。

つまり適切なリスクを受け入れるからこそ、理想的なゲインを得られるわけです。

リスクを無用に恐れる必要もありませんが、このリスクを常に考えておくことも、トレードでは大事な要素なのです。

 

詳細はトレーディングセミナーミナーで解説しています。

次回10月の3DAY基礎セミナーの締め切りは、今週の金曜日です。


 

 

0928 Sat.

セミナー終盤

この方は、3回目のセミナー受講の方。

ソフトの操作は問題ない方で、後は経験を重ねるという段階まで、来られているようです。


Mr. Mabuchi

ペーパートレードに参加させて頂いております**と申します。

本日は以下をトレード:

------

INTU

BUY LONG 44.82 9:57
SELL COVER 45.02 10:08 +0.20

セットアップが非常に良かったので、大きく動くと考えていたのですが、やはり振り落とされてしまいました。

情けない…


利益確定したので、良いとするしかないですね。

ハッチ先生でしたら、ここは半分売りのシナリオですか?
 

上は1分チャート。

全部売りでいいと思います。

もう少し上で脱出できればベターですが。

そうすると、利益幅が大きくなるので、再エントリーしてもカットロスの幅、つまりリスクを大きくとれますから、ゲインも大きく狙えます。





しかし、これを書いている最中でも伸びている。

こんなに動くとは(現時点で46.44 +1.84)、私をあざ笑うように伸びる… あぁぁ〜

1回脱出した銘柄に再エントリーするのが嫌いな私ですがこの考え、見直さなければ…


いいトレードだと思います。

今の段階では、まずは勝ちを重ねることが大事。

売却してからの上げは、無視です。

 


------

AMGN

BUY LONG 44.14 10:36
SELL COVER 44.55 10:54 +0.41



やはり前日直近の高値が気になった為そこをクリアしてからエントリー。

脱出も問題ないと自分では考えています。
 

ナイストレード!


------

早速セミナーの効果が出た結果ですかね?

参加して良かったです。

ありがとうございます。

明日は用事があるため、参加はできませんが日曜は参加する予定です。

取り急ぎご報告まで
 

 

 

0927 Fri.

米国株トレーダー掲示板を新設

WEBのトップページの左側にあります。

https://www.daytradenet.com/cgi-bin/USMarket/USstockbbs/c-board.cgi

「一番乗りゲッター」に先を越されないよう、一番乗りをゲット。

あたりまえだっつーの。  <  @OSA (笑)

マーケットが始まってから、テストがてら早速書き込んでみたが、ちょっと返信のとき書き込みを消したり、引用なしをクリックしてみたりと、なんだか操作ミスのため、変な書き込みになってしまった。

なお、この掲示板の趣旨にそぐわない下品な書き込みや、嫌がらせ目的の書き込みは、管理者の判断で通告なしに消去します。

皆さんのためになる書き込みを期待しています。


 

BBBY buy 34.67  はっち - 02/9/26(木) 22:36 -

by 1 min.chart

sold 34.80  はっち - 02/9/26(木) 22:37 -

done
 

 

神風! osa - 02/9/26(木) 22:40 -

カッコイイ!!

リアルタイム書き込みだ!

一度生で見たかった。

これだよ真髄は。

 

実はこれは神風ギャッププレイではありません。

チャートをご覧あれ。

テスト中なので詳細は書けませんが・・

 

有料? osa  - 02/9/26(木) 22:44 -

本で書いてあったものがここに!!(涙)

なんか
本物だー!
という感じ。(笑)

これだったら有料でも見るね。
 


Re(1):有料? < テストです  はっち - 02/9/26(木) 22:49 -

新しい方法のテストです。
だからまだ未完成。
なのでロスを出すかもしれないけど、
おっと・・

MSFT 47.17 buy 
 

MSFT 47.33 sold  はっち - 02/9/26(木) 22:51 -

done

 

 

MSFT 47.18 short はっち - 02/9/26(木) 22:56 -

ERTS 67.24 buy

 

ERTS 67.46 sold はっち - 02/9/26(木) 23:01 -

done

 

 

Re(1):MSFT 47.18 short  はっち - 02/9/26(木) 22:59 -

MSFT は 47.18 を切ったらショートという意味
 

エントリー後、プルバックがあったが、これくらいは我慢できるでしょう。

 

 

ERTS そろそろトップ? はっち - 02/9/26(木) 23:05 -

67.46 short


 

新規住宅販売数の発表があるので・・ はっち

- 02/9/26(木) 23:03 -

中断
 

ERTS 67.27 sold はっち - 02/9/26(木) 23:09 -

じゃなくて Buy

ここらあたりで、レベル2の動きがおかしくなってきたので、脱出。

下の書き込みにあるように、後で動かなくなった。

脱出して正解。

この後さらに下がったのは惜しかったが・・



レベル2の表示が・・ はっち - 02/9/26(木) 23:15 -

おかしい。

 

修理中らしい(笑)  はっち 02/9/26(木) 23:16 -

そういう表示が出ましたね。
 


今日はこれで終了 はっち - 02/9/26(木) 23:21 -

最近不具合が多い RealTick



このメソッドによるプレイは、まだテスト中というか検証中。

 

こういうトレードの書き込みをすると、書き込みにくくなるかなあ・・とちょっと反省。

書き込みがないようなら、こういう書き込みはやめますが、しばらく様子を見ようと思います。

どうか積極的に、書き込んでください。

 

 

デュアルタイムオーバーナイトプレイについて
 

馬淵様

ニュージーランド**です。

いつもご指導有り難うございます。

すこし長文になりますが、お時間のあるときにお読みいただければ幸いです。

今日のCoolに過ごそうで「デュアルタイムオーバーナイトプレイ」を拝見しました。

正直言いまして、「これだぁ!」と頭の電球が点灯しました。

30分GAPプレイのセットアップとデイリーチャートからのブレークの組み合わせ・・・。

うーんこのセミナー受講したい、という感じです。

うんと金額を少なくして、このメソッドでトライしてみたいと思います。

ただもう一つ自分なりにルールを追加しようと思っています。

それは「基本的にオーバーナイトはしない」。

5時間程度のスパンで手仕舞うというルールにします。

リターンは少なくなるかもしれませんが、今の状況ではたとえサポートブレークといっても翌日またGAP UPというケースが散見されるからです。

名付けて「デュアルタイム・イントラスイング」(苦笑)
 

以下省略

 


遠いところを、ご苦労様です。 > ?

このプレイは、今回のペーパートレードセミナーでの受講者の方からの、ふとしたご質問から、公開しようと思えたものです。

昨日の Gapper's Eye で別の例を掲載していますので、参照してください。



基本パターンですが・・

日足チャートパターンで、翌日の方向を予測。

そして15分足チャートで、抵抗線とギャップを使ってエントリー。

イントラデイで、半分または全部手仕舞い。

またはホールドでオーバーナイト。

手仕舞いの方法は、ご自分の資金量や技量や臆病度?などによって調節します。

翌日までオーバーナイトして手仕舞うというのが基本。

もちろんオーバーナイトをしないという条件でもかまいません。

トレンドラインがそのままなら、さらに引き続きホールド。

セミナーを受講された方なら、比較的簡単なプレイのはずです。

 

このトレードを成功させるためには条件があります。

それは、日足チャートのローソク足の組み合わせ、または抵抗線やギャップを見て、ある程度方向の予測ができることです。

これができないと、単なるイントラデイのプレイになってしまいます。

オーバーナイトでのギャップを利用して、より大きなゲインを獲るためのプレイですから、もちろんオーバーナイトをするリスクは増えます。

ですが、マーケットが終わってみると反対サイドへ動いてしまっていて、どうしようもできなかったという事態を防ぐことができるのが、このプレイのいいところでしょう。

イントラデイのチャートを見ているので、いつでも脱出できるわけですからね。

特に翌日のマーケット開始から1時間以内のどこかのギャップまたは抵抗線を切るあたり、またはトレンドラインをブレイクするところで、手仕舞いできますから、朝まで起きていなくていい。

心配するのはオーバーナイトの一晩だけです。(笑)

それに15分足チャートを基本としたプレイなので、エントリーポイントがわりとアバウトでOK。

人によっては、セコセコした感じがしなくていい、という評価もあるでしょう。

安全性が高くなる代わり、ゲインも減少しますけど、これは常にトレードオフの関係ですから当然のこと。

タイムフレームが長い分、脱出の選択肢が多くなりますから、好きなパターンを選択できるのもいい点でしょう。

脱出ポイントもアバウトでいいですしね。

このようなスウィングプレイを組み合わせることで、資金の多い人はより有利にトレードをすることができると思いますし、スウィングプレイでのリスクコントロールの幅が広がります。

ぜひ、マスターしてご自分のスタイルに取り入れてください。

 

 

 

0926 Thurs.

デュアルタイムオーバーナイトプレイ


昨日のペーパートレードセミナーのランチタイムのときに、ある受講者の方から、イ「スウィングはやらないんですか?」というご質問をいただいた。

イントラデイプレイは、安全だけれど、うまく事が運んだスウィングプレイに比べて、どうしてもゲインの絶対量は少なくなる。

イントラデイで終わらせる、いわゆるデイトレーディングではなく、少し長めのタイムフレームで、少し長めにホールドするトレードなら、保有時間が長くなる分、外部要因による価格変動というリスクは増えるけれど、そのかわりゲインは大きくなる。

まあ、リスクとゲインの関係からすると当たり前のことなのだけれど。

「そこを何とかできる方法はないのか?」ということで(笑)、昨日は基本的に一日だけオーバーナイトで持つ方法を、レクチャーしたのだけれど、ここでもお裾分け。(笑)

2つのタイムフレームを使った、オーバーナイトプレイ。

リスクを減らすため、基本的に保有は一晩だけ。

だってギャップダウンの後は、必ずどこかでプルバックが来るから、その前に「食い逃げ」た方がいいという考え。

イントラデイとスウィングの特性を組み合わせたもので、題して「弱いベアマーケットでも大きなゲインが狙えるスウィングトレード手法」

ってちょっと長いか。
 


 

まずデイリーチャートで、サポートを形成して、そこをブレイクダウンしそうな銘柄を探す。

上の日足チャートでは、19日にサポートライン(43ドルあたり)をブレイクダウンし始めたことがわかる。

だがその前に、緑色の最後のMAをブレイクダウンしている。

ここは44ドルあたりなのだが、この値段は前日の安値と同じだと言うことがわかるだろう。

そこで下の15分足チャートだ。

前日の安値をブレイクダウンしてきたところでショートだ。
 


 

緑色のローワーバンドがうまい具合に下降トレンドラインを形成。

43ドルのサポートライン(日足チャートでのブルーのライン)をブレイクしたところでショートというのもありです。

こっちのポイントの方が、安全かな。

でも15分足でクアトロセットアップになっているから、44ドルあたりの位置でも大丈夫。

あとは下降トレンドラインをブレイクしなければオーバーナイト。

そして、下降トレンドラインが崩壊したら買い戻し。

 

 

もう一例

デイリーチャートで、サポートをブレイクダウンしそうな銘柄を探す。

下の日足チャートでは、20日にサポートライン(22ドルあたり)をブレイクダウンしそうな気配で終了している。



 

そして23日には、ギャップダウン。

そこで下の15分足チャート。

ギャップを埋めないのを確認。

15分足チャートで見ると5本目から下落を始めている。

適当なところでショート。

ギャップを埋めるほど反転して上昇したらカットロスですぞ。

ですがこれだけトレンドがダウントレンドなんだから、まあそれはほとんどないですけどね。


 

21ドルほどの銘柄だから、一日で「210ドル×2」くらいのロスが出るリスク位は取ること。

オーバーナイトすれば、ほとんどのケースで翌日はギャップダウンするはず。

開始後上昇を始めたら、買い戻して脱出。

 

このプレイは、イントラデイでも少し長めの15分足のローソク足を使うため、ショートの位置は、3分足のギャッププレイに比べると、アバウトでいいのがラクなところでしょう。

デイリーチャートでサポートを切れば、非常に高い確率で下がります。

そこで15分足チャートを見ながら、エントリーして、翌日のギャップダウンまたは(反対のケースなら)ギャップアップを狙うという作戦。

ブレが起こったり反転したら、イントラデイで監視しているから、巻き込まれる前に脱出できる。

地味だけれど、ラクですぞ。< 3分足チャートでのトレードに比べてという意味です。

さらなる詳細を知りたい方は、10月の3DAY基礎セミナーへどうぞ。

ここで詳細の説明と募集を開始しました。

 

 

 

0925 Wed.

自信の獲得

今回のペーパートレードセミナーで、参加者の皆さんに、30分ギャッププレイの解説をお願いした。

ある銘柄の数日間の動きを講師用のマシンを使い、エントリーポイントと脱出ポイント、エントリーの根拠や注意点などについて、参加者の皆さんに解説していただくというものだ。

チャートソフトの操作を含めたカーソルの動きを、プロジェクターを通して衆人に見せることになる。

銘柄は Most Active から選択し、説明する順番もランダムで私が指定するから、予習することはできない。

いわゆるぶっつけ本番でソフトを操作し、そのチャートがセオリーのパターンに嵌っているかどうかを説明するわけだ。

一方見ている側にとっては、人の操作を見ることで自分の操作と比較することができる。

こうした体験から得られるものは大きい。

 

普段とは違う環境が、自分の分析能力について、いつもとは違った切り口で教えてくれるだろう。

当然のことながら、セミナーに複数回参加されている方は、始めて参加される方とは明確に違うことがよくわかる。

だが、最初はみんな同じスタートラインに立つのだ。

継続することの大切さが、初めて参加される方にも伝わる、こうした試みは受講者の皆さんとのコミュニケーションを通して生まれる。
 


次のチャートは、今回参加された方が実トレードされた銘柄の日足チャート。

3DAYとペーパートレードセミナーを受講され、今回さらにペーパートレードセミナーを受講されている。
 

3本のMAをブレイクダウン。

アップトレンドラインが崩壊。

ギャップゾーンも埋めてブレイクダウン。

そしてショート。

3日目にDOJIが出たので、買い戻し。
 


スウィングプレイだが、プロフィットを出されたグリーンのエリアを見ると、見事なトレードだと言って差し支えないだろう。

だが、ここで大事なことは、実トレードで利益を出しているという事実だけではない。

こうしたスウィングプレイは、今のような状況では、心理的にかなり難しいと感じられる方が多いだろう。

だからこそ、こうした時期のスウィングトレードは、相当の自信がなければ、エントリーできない。

トレードの世界では、この自信を自らの力で獲得できたという事実は、何者にも代え難い。

この方は、こうした自信をさらに強靱なものにするために、参加されているのだろう。

参加される方の目的は人それぞれ。

だが皆さんに共通する目的は「真の経済的自立」。

実戦を睨んだペーパートレードセミナー独特の雰囲気は、参加者の方の真剣さによって醸し出されている。



 

0924 Tues.

パターン認識を斬る

訓練されたトレーダーはチャートをパターンで認識する。

もう少し具体的に言うと、「目に映るチャート」と「頭の中の目」で描く「意識で見るチャート」の両方がシンクロしながら、判断をするといえば、イメージできるだろう。

いわゆる普通にチャートを「目で見る」ということは、具体的に言えば、視力や色などを識別する目の機能を使って、眼球を調節して網膜へ像を映すという運動機能によるものだ。

一方「意識の目」で見るというのは、経験や学習によって得た能力で、網膜に映った映像を分析し、その結果をまた肉体へフィードバックすることを指す。

パターン認識とは、肉体的な目で情報を得て、「意識の目」で情報処理をするという言い方ができるだろう。

どういう意識でチャートを見るかということによって、目の筋肉の動かし方、マウスをクリックする筋肉を稼働させるかどうかなどが決定され、遂行するかどうかの最終判断が下される。

ある時点のチャートを見た瞬間に「意識の目」で自分の持っている能力に応じて、ありとあらゆる可能性を考えるという能力が、トレードでは必要になる。

これが備われば、ディスプレイに写し出された単なるチャートを、動的な「奥行き」のあるイメージとして見ることができるというわけだ。

物理的に得たデータを、経験や体感で得たノウハウで培った「意識の目」という能力を使い、パターンを予測する。

この「意識の目」の動体視力は、磨くことでいくらでも視力を上げることができるのが、肉体的な視力との大きな違いだろう。

肉体的な視力だけでは、物事を表面的にしか見ることができないし、あることについて深く考察したり、思いやりという素晴らしい想像力だって使うことができない。

ひいては、「自分だけのことしか考えられない」ということにもなりかねない。

 

たとえば新聞を読むとき、あなたは目で活字を追いかけ、意識することなく「意識の目」で、その活字からいろいろなイメージを膨らませて、読んでいるはずだ。

トレードだとチャートが移動平均線に近づいたら、「意識の目」を無意識に使いながら、今までの経験からあらゆる場面を想定し、次の予測をしながら、また次のチャートを目で追うというわけだ。

だが、チャートを追う目と「意識の目」とがシンクロしなければ、チャートを見て予測するという作業に集中できないと言う状態に陥る。

つまり見ているのだけれど、判断が追いつかないと言う現象が起こったり、見ているのだけれど、どうしていいかの判断がつかず、自分の感情に頼らざるを得なくなるというわけだ。

自分の考えに固執したり、思い込みでアクションを起こすと言うことは、こうした、無意識に働く「意識の目」を閉じてしまっている、または機能させることができないと言うことになる。

 

女性とコミュニケーションをとるときでも同じことだろう。

相手の変化を捉えながら、こちらが相手にあわせて反応を変化させる必要がある。

通常、五感を総動員して相手の情報を読み取るわけだが、時に女性は「第六感」というこちらが持ち合わせていないアイテムを繰り出すことがあるから、往々にして不利な状況に追い込まれる、という経験をされた方も多いはずだ。

だから目を主体として相手の情報を読みとるだけでは、対応できなくなるケースが多い。

目と耳からの情報で会話を返し、それによって網膜に写る相手の表情が変わると、またこちらはそれに的確に対応しなければならない。

こうしたケースでも、ナンパでの大失態、あるいは手痛く振られる、さらには平手打ちを受けるなどと言った経験や体感で得た物理的にも豊富なデータがあり、そのノウハウで培った「意識の目」という能力が使えるのなら、事態を劇的に改善することだってできるだろう。

相手が繰り出す「第六感」に対しても研ぎ澄まされた「意識の目」を無意識に使うことができれば、相手よりもさらに早く的確なパターンを予測することができるというわけだ。

このように、過去の様々な経験や体験のフィードバックは非常に重要なファクターとなる。

 

こうした体験の蓄積がなければ、WEBやセミナーで私の説明を見たり聞いたりしても、それは私によって見せられているだけに終わってしまう。

Gapper's Eye に掲載されているチャートは、そういう意味では通訳の付いたチャートが掲載されているのだという言い方ができるだろう。

自分の「意識の目」による判断力がなければ、常に誰かの意識の目線で見せられることに終始することになる。

常にその相手の思うがまま。

何も疑問を挟まずに、ただ物理的な目だけで見るという習慣を一度身に付けてしまうと、さまざまなことに対して、自分の「内なる目」で自発的に見ようとしなくなってしまう。

このようにトレードでは、チャートを見る目と「意識の目」とを自分で無意識のうちにシンクロさせることができるように訓練をする必要がある。

そのためには、いろいろな経験をすることが必要になる。

ペーパートレードセミナーは、その最初の一歩となるものだ。

いくら「意識の目」で考え、うまく自転車に乗ることが理論的にわかったとしても、バランスをとりながら訓練し、まずは乗れるようになることが先だ。

理屈はその後からついてくるものだろう。

目で見た情報を、「意識の目」で処理した結果がうまく行かないという、ロスを出すという体験を積み重ねることだって大事な要素なのだ。

損失の痛さを、トレードを続けることができる範囲で知り、学習すると言うことは決して無駄ではない。

どれくらいなら安全で、どれくらいなら危険なのかといったこともシンクロさせながら、学習する必要がある。

チャートを見ているだけでは、損失を出したときの痛さや苦しみ、葛藤などを知ることはできないからだ。

 

 

0923 Mon.

トレードに必要なもの

トレードに必要なものは何だろうか。

才能だろうか、または努力か?

それとも運なのだろうか?

誰かより儲けるとか、誰かには負けないというような競争心でもない。

また受講したクラスでトップの成績を取るなどと言った種類のものでもない。
 


私がうまくゆかないとき、試行錯誤を続けることができたのは、「いつか必ずものにしてやる」という、強い意志と心意気があったからなのかもしれない。

トレードセミナーに加される方は希望に燃え、ほとんどの方がその道で食べてゆければいい、つまりプロになろうと考えられている。

プロとしてやってゆくには、特殊な才能が必要なのだろうか?

まず第一に必要なのは、自分のトレードがルールに則っているかどうかを、客観的に判断できるようになることだ。

これは非常に具体的な訓練方法だ。

土曜から始まった、ペーパートレードセミナーはまさにこれを訓練するためのものだ。

 

このサイトで書いているギャッププレイのように、利益を出す手法はすでに確立されている。

訓練さえすれば、Gapper's Eye に掲載しているような銘柄とタイミングを、事前に推測し、見つけ出すことができる。

だから、Gapper's Eye に書いているような銘柄と、タイミングを見つけることは、それほど難しいことではない。

受講者用掲示板に、トレードした例として受講者の方が書き込まれている銘柄と、Gapper's Eye に翌日掲載される銘柄とは、かなり高い確率で一致している。

このことからも、トレードのエントリーのタイミングと銘柄選択が「至難の業」ではないことはよくわかるはずで、掲示板をご覧になっている受講者の皆さんならよくご存じの事実だ。

 

だが同じ銘柄の同じ位置でエントリーしても、ロスを出す人と利益を出せる人に別れる。

何故だろう?

私は、このように「ロスと利益」に分かれるのは、「欲という自我」のコントロール能力にあると睨んでいる。

淡々とルールどおりに、所定の作業をできるかどうかだ。

感情的になり、株価の上下に一喜一憂し、自分の「エモーション」をコントロールできないと、株価の上下に合わせたその「感情」の揺れにタイミングをゆだねることになる。

自分のトレードが感情に支配されているかどうかを自分で客観的に判定するためには、「冷静」な目で見なければ不可能だ。

実際のお金でトレードをする前に「トレードを判定するための能力を磨くため」の十分なトレーニングを積み重ねる必要がある。

利益を出す銘柄やタイミングを見つけることよりも、トレードをする状態になったときに「冷静に判断できる心理状態」へ持ち込み、その結果をあとで「冷ややかな目で他人事のように」判断することの方が難しいのだ。

 

どんなことにしても、白黒をハッキリさせるのは苦しいものだ。

才能がなければ、努力しても無駄なのか?

そうではない。

「自分に才能があるのだろうか?」などということは、なかなか答えの出ないものだろうし、才能の有無は「彼は才能がある」などというように、他人が評価することだ。

成功した当事者本人は、自分は才能があるとかないとかいうことに関しては、多分どうでもいいことだと考えているはずだ。

楽しみながら続けるという種類の努力こそが、結果として才能を生み出すための、エネルギーなのだと思う。

ペーパートレードセミナーを受講されている皆さん。

明日からは、さらに楽しみましょうね。

もう一人のあなたを、あなたが観察できるなどという機会は、そうあるものじゃないですからね。
 


   

0922 Sun.

ラッセン作品集

デスクトップの気分転換にとラッセン作品集を買った。

作者はクリスチャン・リース・ラッセン(Christian Riese Lassen)。

このCDには、海中の絵と海上の2種類が収納されている。

気に入った作品を縮小したサイズで、いくつかご紹介。
 

カリフォルニア生まれのラッセンは10歳の時にハワイのマウイ島へ移住。サーフィンに熱中すると同時に、絵画で独自の作品スタイルを確立。

作品を自ら「イリュージョナリー・リアリズム(幻想的なリアリズム)」と呼び、光や波、海の生物を輝く色彩で描いた作品は、アメリカではとてもポピュラーで、シアトルのモールなどへ行くと、サイズの大きい絵が売られているのを必ず目にするほどだ。


1990年には環境保護を目的に「シービジョン財団」を設立し、作品の収益金の一部を環境保護活動に役立てている。
 


 

Christian Riese Lassen のWEBで、彼のいろいろなシリーズを見ることができるが、私はこのシリーズが一番好きだ。

個性的なタッチなので、デスクトップの雰囲気をガラっと変えることができる。

 

 

 

0921 Sat.

シアトルのマウンテンバイクおやじと質問者の方との質疑が面白かったので、転載させていただきます。

緑の文字が質問者の方

ブルーの文字が「おやじ」さん。

「シアトルのマウンテンバイクおやじ」さんはちゃんとした名前があって(当然ですが)「小野沢さん」です。

このような見方と考え方もあるのだなあ、というように読んでください。

自分の考えとの比較対照ができる、違った角度からの考えを知るという、意外と少ないチャンスを提供してもらえるというのは、なかなかないことですからね。

小野沢さんに感謝。

 

September11、強気ブッシュにみるアメリカの傲慢

アメリカの社会的背景


9日付けの New York Times に 9.11 の NY についてのなかなか宜しい記事あった.Paul Auster という作家の寄稿ですが、 しのごの説明もまだるこしいので図書館で 読んでみた。

全国紙にものってると思う。

こういう intellectuals の手合いがめずらしくないから、あの街は アメリカ的で ひどくアメリカではないんでしょう。

それにつけても Bush さんにはこまったものじゃありません?

そこらへんのかたがたは彼についてなんといってます?


Bush is no good, Bush is stupid, Bush can't even spell right.

もっと知りたいですか?


 

まあ 引っ込みがつかないといってもねえ。

それにつけても Big Voice を持っている国と small voice それも世界の隅々になかなか届かないほどの声しか持たない国のなんと落差の激しいこと。


まあ、アメリカが世界に見せるBigBrotherAttitudeここにあり!という感じでしたね。

 


9.11 のあの仰々しいセレモニーは、わたしにはブッシュのプロパガンダとしか思えなかった。

愛する者を失った悲しみは もっと別のところにありそうな気がするの。

わたしはキリスト教徒じゃないから目に目をは 私の脳髄にはないしね。
 

そこがポリティシャンでしょう。

落ちているゴミまで人前で拾って、人気集めとする。

その精神(演出能力)に長けていなかったら政治(戦略的操作)は難しい。

あのセレモニーは彼自身の売り込みには最高の場であった筈です。

しかし、限度というものもあるのだから、彼のやり過ぎに苛立った人は多かった。
 



まあ サダム・フセインもキム・ジョンイルも、話して分る相手じゃないことは一目瞭然。

一筋縄ではいかない狂人。

小泉ちゃんもどうするんでしょうね。
 

彼の発言「我々はテロに徹底的に戦う!は」、日本では気持ちだけに終わってしまうんでしょうね。

何しろ、日本にはびこる理想主義は現実に即していないから、小泉さんはテロ抗戦への支持を得ることができない。
 

 

わたしは 彼に音楽会で御近所にすわって今日のプリマはどうだったこうだったと彼が首相になる前によく話をしたんだけれど、そういうレベルでは とてもいいやつだった。

自然体でね。

飄々としていて。

とにかく 去年の 9.11 の悪魔のような映像は、どこか ハリウッド的でしたが、今年の memorial も負けず劣らずでした。

American culture の本質には ショー好きっていうことが徹底しているのでしょうか。

ときとして底の浅さが垣間見える。
 

それは、この国がヨセアツメ社会だからだ、とぼくは思っています。

アメリカ云々いろいろ批判もありますが、ホモジーニアスでドングリ思考で2000年やってきた日本と、様々な過去と文化を背負った様々な人種が寄せ集まったアメリカとの間には、社会性の違いがあって当然だと思うのです。

アメリカにおける社会性ですが、 基本的には

We will leave you alone as long as you stay within the law

要は、社会契約の精神が先行しているのです。

社会学的考察は Strangers next door です。

こちらでは仏壇に線香をたいているのですが、オトナリではコーランを詠んでいる、、二軒先では、また別のことをやっている。

以上の社会条件によって、この国では表面だけを取り繕う socialization が発達したのです。

だから,見た目(演出結果の印象)が大切。

特にWASPの多い東部では、パッケージ(包装紙)が大切。

そして振る舞いもそれを意識したものとなります。

表面文化です。



逆に、日本には長い歴史と文化がありながら、これまた表面で Socialization がなされています。

Brand に走るその姿は、底浅な表面文化の様相を呈しているものでしかない、といえます。

Brand は全てに関わる:名刺のかたがき、出身校、親の仕事。

日本は、みんながドングリでありすぎる為に、社会格差を示す為に表面を気にする。

アメリカは、同胞の殆どが異邦人であるが為に、表面で違いをみせる。

アメリカについて誰もが語り、誰もが週刊誌知識でがアメリカを知ったつもりになってますが、殆どの意見は、白人たちとの交流から身をもって得たものではありません。

かなり偏っています。

アメリカを「知っている」人たちの殆ども、短期観光者か、現地日本村出身者ばかり。
 


白人の中級以上の社会には、肩書きや社会格差を気にする人が多くいます。

社会階級が上の者は下の者への対応に社会格差を示します。

その点、日本の方が自由です。

アメリカでは、上部の者達が親しみを込めて下の者とたちと接しますが、これは余裕のある上の者が下の者に示す微妙な社会格差の刷り込み徹底です。

ぼくは、いちど New England 地方の大手メーカーをたずねたことがありました。

社長自らの案内。

工場のラインを周る時、そこの従業員に親しく話す彼の姿がありました。

この社長は、僕にも親しく話し掛けてやってくれと頼んだ。

それによって、ラインの Worker たちが、存在が認められた、として喜ぶからだ、というのです。

案内が終わって、僕らは事務所に戻ったのですが、工場側から事務所に入るには暗証番号が必要です。

それは今でも多くの企業で徹底されているシステムです。

事務所の人間は自由に工場に出入りできますが、その逆はありません。

アメリカでは作業服で事務所を出入りする姿はないのです。

これは別に階級差別ではありません。

防犯の目的もありますが、基本的には社会格差の冷たい現実を示すものなのです。

NYで、きちんとしたスーツ姿にピカピカのベンツでホテルの玄関にゆきバレー(バレットと発音しないでくれ!)パーキングをする時と、ポンコツのカローラで乗り込んだ時では対応がハッキリと異なります。

この点、日本もアメリカもかわりません。

表面(印象)で判断をしているのです。



以上をみていくと、アメリカとか日本にかかわらず、社会格差をつけようとするのは、人間の性だと思うのです。

ヒエラルキーを組む猿社会、、それにすぎません。

ユートピアを目指した共産主義思想はブルジョアジーを追放しました。

しかし、逆にエリートを台頭させた。

そしてそのエリートたちが実権をにぎり、エリートのヒエラルキーをつくりあげ、彼等は権力をむさぼった。

これも猿社会のヒエラルキーとかわらない。

社会形態のあり方によって、印象的なものは異なりますが、底の浅い表面印象によって社会性が決まっていく部分では、日本、アメリカ、共産主義、そして南米、どこも変ることはありません。

失われた3000の命は痛ましいけれど、今世界のどこでもそれは起こっていて、しかもことさら大きな声で語られることもなく忘れられていく。

志賀直哉の死生観、人の命は「大河の一滴」(五木寛之の言葉ではなく志賀直哉の言葉)と同じ。

消え去って忘れられていく。

これから何千年後も、大河は何千年も前と変らぬ形で流れ続ける。

一滴が消えたことなども感じないままに。

一度ならまだ理解できる原爆を2度も落としたアメリカがはじめて自国を傷つけられてこんなことがあってよいのだろうかとくりかえせば、くりかえすほど、そのごう慢さが浮き彫りになって醜いアメリカになっていく、とわたしは思うのです。

これはアメリカ人の傲慢というよりも、ブッシュによるプロパガンダでしょう。

それはニュースというステレオタイプ眼鏡を通してしか伝わってこない。

アメリカは、日本と異なってまだまだ市民による「行動をともなう」社会意識が強い国です。

WTOの時はシアトルで大騒動がありました。

今の日本では考えられないことです。

イラク攻撃の翌日、僕の友人の兄貴はサンフランシスコで抗議の焼身自殺をしています。



僕が出会ったことがある年寄りは、原爆は不要であった。

アメリカは日本が降参する為に根回しをしていたことを知っていた。

そういってました。

であったにも拘わらずアメリカは原爆を落とした。

一つだけではなく二つ。

僕の説は、原爆が冷戦がはじまった時期のソ連に対する牽制であったということ。

ソ連に落とすことはできないが、日本なら言訳がつくし、感情的にも当時の反日感情と黄禍風潮からすれば合意がとりやすいことだったのです。

当時のアメリカでは奴隷制度はなくなってはいたが、黒人が激しく差別されていた時代。

生命の尊厳そのものに対しての傲慢があった頃です。

それは、アジア侵略していた日本とて同じ事、アメリカだけが傲慢であったとは思えません。
 


二個目の原爆、長崎は落下目的地ではなかった。

そもそも、二つ目の原爆「ファットマン」を運ぶ予定のB−29の飛行は、燃料ポンプ故障とテニアン島近辺にきたスコールの為に、中止になろうとしていた。

激しい議論の末、決行となり、飛行機は目的地の小倉へと向かった。

しかし、小倉の空は厚い雲に覆われてなにも見えなかった。

そこで投下地を小倉から長崎にかえた。

小倉に投下する理由は明確だ。

軍の工場や施設があったから。

しかし何故長崎か。

要は何処へでも良いから落すことによって目的を達することができた。

そういうことでした。

日本人には第二次世界大戦の被害者意識が高いですね。

日本が加害国としてこの戦争が始まったということを忘れている。

これは日本人の傲慢だと思っています。

アメリカが二個の原爆を落としながら、とするアメリカ人の傲慢とちっとも変ることがない。

ぼくは間違っていますかね。

 

傲慢さとリーダーシップは紙一重。

だから言い換えればどこの国の指導者も、傲慢さは持っていると思う。

ただそれをどのように外交として使うのか、傲慢を持ち駒としてどのように生かすのか?

小野沢さんの指摘にあるように、どんな国も強くなろうとすれば「傲慢さ」を持つようになる。

どのみち周りからは、日本もある種の傲慢さを持っていると考えられているのだから、それを生かすための基本戦略が必要なのだ。

単一民族であるがために、議論をして摺り合わせをしながら、相手を説得し事を運ぶというということをせずにゴリ押しで進めても、国民は黙っている。

これがますます、政治家の「ネゴシエーション能力」を低下させているのではないだろうか?

 

先日の、拉致問題でもそうだ。

北朝鮮はその傲慢さを「なりふり構わず」使うため、そのヤケクソにも近い強さに怯え、日本は対抗できないで押し切られてしまう。

自国民が相手の国で、はっきりしない死に方をしたのなら、その因果関係をはっきりさせるまでは、一歩も引かないぞ、交渉には応じないぞという、姿勢を見せることが何故できないのか?

「おまえが困ろうがそんなことは関係ない」という姿勢を見せて「相手を困らせること」により自国の交渉条件を有利に展開できるのだ。

条件を提示し、相手を心理的に揺さぶり、納得させながら自分の思う方向へ持って行くためには、基本戦略と技術が必要になる。

日本はこれがないと言ってもいいだろう。

あったとしても、事前にいろいろなケースを想定するための想像力が不足しているため、相手の計算された行動に対処できず、常に相手国の出方によって翻弄されてしまっている。

いわゆる「ブラフ」という「はったり」のかまし方が非常にヘタだ。

情けないほどに。

これは第二次世界大戦以後の歴史での数々の外交交渉の結果を見れば、明らかであり、こうした部分に問題があることを、政府の首脳が理解し、何とかしなければと言う、危機感を持たなければ解決しないだろう。

 

ブッシュの進む方向が多少ずれようと、少し行き過ぎようと、米国民は何故にブッシュを支持するのか?

9・11で命を落とした人のためにもテロを撲滅する、という大義名分の掲げ方がうまいのだ。

相手国に侵入され、国民が拉致された日本は、その相手国に何の強い姿勢を見せることなく、侵入した国との国交を樹立しようとしている。

相手国に侵入され、国民が拉致されたことが原因で、日本国民が命を落としているのにだ。

アメリカの真似をする必要はない。

だが、自国の利益を最優先させ、有利に事を運ぶための「傲慢さ」を使う戦略を立てるシステムと技術について、少しはブッシュを見習う必要があるはずだ。

「相手国の顔色を伺いながら」という外交を続ける限り、日本は世界から本当に信頼される国にはなれない。

国民が何を望んでいるのか?

「自国民の真意を胸に相手国に対して断固と主張する」という外交ができなくて、何のための外交だというのだろうか。


 

 

0920 Fri.

受講者の方からの投稿です。
 

トレードから離れた「自分学」

トレードを最後にしたのは6/20。

梅雨明けの前・・・
   
・・・あれから、早1ヶ月半の時が流れた。
 
口座維持の最低金額を下回り、夏が来てアイスを食べると同時に私の口座もほどよくフリーズした。
 
心で「失敗した」と認めるのに十分なこの期間は、いままでさも当然のようにトレードをしていた時から思えばある意味、トレード以外のことも色々と考えたように思う。
 
   
最初は、そのショックから立ち直ろうと色々な本を開き、トレード仲間に打診し、そして最後には神さまのお告げまで登場した。(?)
 
迷いと納得、そして確信があやしく交差し、なんにでも答えを求めるようになる。
 
トレード心理学の本に至っては自分のことをモルモットとして「こんな方はご愁傷様です」と全ての言葉が自分の失態を言い当てているように感じられたほどだ。
 
トレードの損失を、レストラン経営者の材料費のようなもんだと、すりかえる技を持つにはまだあまりにも経験が乏しいので、単純に「損」をした屈辱をそのまま受け入れなければならない。
 
 
それにはおまけがいっぱいついてくるのだ。
 
 
    1 自分の判断の間違いを認める長ーい時の流れ
   
    2 欲が後悔に変わる瞬間の劇的な体験
   
    3 信じられないような口座の目減りをずっと見つめる深夜
 
    4 お金に染み付いた汗と涙を自動的に暗算する
   
    5 地球儀を反対に回そうとするミニ、クラークケント

    等々。。。。

   
人間は不思議なもので、悪い思い出を封じ込める力がある。
 
この惨憺たる葛藤の日々は次第に次回のトレードへの情熱とすり替えられ、何か違ったアプローチを試してみたほうがヨイのでは?
 
とよこしまな考えが頭をよぎる。

まだ認めようとしていない自分。
 
なんというあさはかさ。
 
・・・・しかし、ここが地獄の1丁目。
 
こんなに簡単に自分の都合の悪いことはロスカットできるのになぜ? と、また自分に問い掛ける。

私が経験したことはいままで私の人生にはあまりなかった部類のものだ。

 
 
なんとか誤魔化して、先送りして、そしてすんなり考えを曲げることでなんとか生きてこれたように思う。
 
いやうそばかりをついていたのとは違う。

それなりにがんばってきた。
 
この「なんとか」と「それなりに」いう点がポイントだ。
 
ヤッテコレテしまっていたのだ。

でもここでは通用しない。
 
太陽の直射日光を浴びてもレイバンで日差しをカットできるが、トレードでの色々な現実の日々は、決してさえぎるアイテムを持たない。
 
いやこの世界だけはなんとか真剣に正直であろうとすれば、そんなまやかしの物を認めるわけにはいかないと思ってしまう。
   
当然のように常識と考えていたものが通用しない世界に出くわすと人は、いや自分はこんなにもフラフラしたものの見方しかできないのか?
 
とあらためてこの世界の深淵とは何かを追求したくなる。
 
文章にすると明確に思考は進む。

というより活字にすることでなにか自分に問いかけ答えを探しているのかもしれない。
 

 
今私がこれから入ろうとする世界(復活からのトレード)は前回したトレードのドリームジャンボのような淡い期待を持ったものではない。
 
確実に何かを受け止めようとしている。

まだわからないのが動機であると思う。
 
その狭間を行ったり来たりしている自分は、ひょっとしたらここに考えをUPするような立場ではないかもしれない。

しかし、この場所に自分を見開くことは自分への戒めでもある。
 
「忍耐力」のテーマをみた瞬間、ああ自分のことを言っていると思うが、はたしてどこまで本当に自分はわかっているのだろう。
 
答えは、、、求めることを過ぎて気がついたときに備わるものなのかもしれない。
 
トレードが出来ない時は忍耐も必要がない。
 
だとすれば忍耐が必要な時とはトレードをしてポジションを持ったとき。
 
また自分の考えを否定された時。
 
マーケットに逆らっていいる時。
 
はたして実際にトレードをした時にこれを考えれるかがポイントだ。
 
トレードが「自分学」というものを学ぶのにこれほど適しているところとは、いままで気づかなかった。
 
やはりその意味で、目に狂いはなかったことだけは確かだ。

   
PS 書き込みが出来なくて限界がきましたのでUPしました。

長い書き込みですみません。
 
 

 

今回の日本株セミナーでも、セミナー後の懇親会で、参加者の方のセミナーを知った理由、参加した動機、過去のトレードにまつわる話を聞かせていただいた。

年齢に関して言えば、20台後半から、私と同じ50台まで幅広い年齢層の方が参加されていた。

トレードに対する「想い」というか期待度も含めた思惑は、年代によって異なる。

外見的なものだけではなく、いろいろなことが年齢とともに、若い時よりも衰えてゆくことの方が多い。

将来に対しての可能性が狭く、少なくなってゆくという、漠然とした不安を持つ人も多いだろう。

若くても、好きでもない仕事を選べば、忙しすぎても、暇すぎても不満が蓄積することになる。

大してすることが無いのに、デスクに張り付いていなければならない時間はとても長く感じるはずだ。

毎日少しずつの持て余す時間が、人から情熱をゆっくりとだが、確実に奪い去って行く。

仕事を今すぐやめたいというわけではないのだけれど何となく続けるという選択を続ければ、将来の仕事への希望も、そして希望を奮い立たせるだけの情熱もなくなってゆく。

もともと好きではない仕事なら、それはその度合いに比例して加速する。

それでも、生きるためには、すぐには違う道を選べない。

 

このような現実をどうすれば変えることができるのか?

セミナーに参加されているのは、その一つの解決策として、トレードを選択された方がほとんどだ。

米国では、「デイトレードは最後のアメリカンドリームだ」とも言われている。

日本でも不況のためにリストラが進む昨今「デイトレードは最後のジャパニーズドリーム」とばかりに希望を託し、セミナーに参加される。

セミナー後は、そのノウハウをもとに自分のトレード方法を見つけ出すため、試行錯誤を繰り返し、時には苦しみ、そして悩む。

トレードはマーケットではなく、自分との戦いだ。

それも思ったよりも時間がかかる戦いになることが多い。

トレードは心理面・チャートの見方・執行などのそれぞれのパートでの慣れが必要だ。

この「慣れという道」は誰もが通らなければならない。

カットロスさえ守れば、トレードを続けられなくなるような事態にはならないはずだから、負けることは問題ではない。

正しいトレードでさえあれば、半年くらいのロスは必要経費だと考えればいい。

トレードは一つの事業なのだから。

私は目安として一ヶ月1万ドル負けたらやめるとカミさんに公言し、自分へのリミットとした。

どんな仕事でも、新しい仕事ができるようになるには、それなりの時間がかかる。

トレードだって同じことだ。

そのうえ、誰も手取り足取りは教えてくれない。

うかつにエントリーをして「なんとかなる」という姿勢では続かない。

そういう「曖昧さ」は通用しない世界だからだ。

3回続けてルールを守れない、または負けるトレードとなったら、自分のトレードのどこかがおかしいと考え、自分のトレードスタイルを再点検 するという冷徹さも持ち合わせなければならない。

いままでこうした「自分へ厳しい精神状態」で毎日を過ごしてきた経験の少ない人のほとんどが、この部分でつまずくことになる。


夢はあっても「自分と向き合うつらさ」に耐えかね、自分との戦いをあきらめた者の中には、その矛先を他人へ向ける。

それは結果として、自分自身を傷つけることになるのだが。

だが努力を続ける者は、やがていつか希望を実現したり、思いもかけなかった人生に出会うことがある。

自分への可能性をどこまで信じることができるか?

トレードでは、それが問われる。

それまでの自分の姿勢がどうだったのかという事実と、イヤでも対峙しなければならないからね。

これは結構キツイ。

だからこそ、こうしたモチベーションを持ち続けるためには、緩急を織り交ぜながら、トレードを楽しむことだと思う。

楽しむという姿勢が、気持ちに余裕と潤いを与えてくれるはず。

こうした姿勢はトレード中でなくても、いつどんなときでも、忘れたくないものだ。
 


 

朝まで過ごそう


トレードを通じて知り合うきっかけは、何もセミナーだけではない。

ひょんなことから、今までお会いしたことも、もちろん直にお話したこともない方とChatで知り合った。

でもきっかけはやはりこのDayTradenet。


ネットを見たりPCで作業をしていると、タスクバーに丸っこヒトの形をしたアイコンが緑に点灯する。

ピロリロリーン!!、、、H氏が入室した証拠だ。

私 「こんにちは。昨日は途中で寝てしまいました。その後のマーケットはいかがでしたか。。? (^^)」

>>「やあ、おはよう。(^^)/ うん、午前はスカッととれたんだけど、午後は。。。(””)残念だったよ」

私 「そうですか、、今夜のトレードGOですよね。上手くとりましょうね。」

>>「OKもちろん、あっごめん、今から犬の散歩なので、、しばしOFFします。。。。(^^;)」

私 「イエッサー、了解です。(^^)ではまたマーケットの時に、、、」

 

マーケットが始まる前には、お互いに用事がなければ必ずONして色々なことを話す。

本日のトレードに関することはもちろん、人生の経験談や苦い失敗談、はたまたこれからの野望等。

電話と違って、文字にて厳選された言葉がところせましとPC画面にならぶ。

マーケットのない時などはラフに色々なことを話し、格言、お互いの迷言(?)も飛び出し本当に面白い。


1ヶ月もすれば、お互いが深く相手を知るようになり次のステージへと突入する。

「トレードで生活していくことは可能か否か?」

もちろん二人に意見は合致する。

「そのために今がんばってる。。。」おー同志よ!!。

この段階になると単にPCがネットで繋がれているだけなのに、お互いの生活のベールが脱がされていく(笑)

起きる時間、夕飯の時間、タバコを買いに行く時間、お互いの体調、トレードしてポジションを持った時など、、、

話の呼吸が感じられるようになるが、自分の思いを打ち明けるために心はあせり、誤字脱字の連発になる。

もはや、そうなるといてもたってもいられない。第3ステージへ突入だ。
 


私 「今度、ご自宅に遊びに行ってもよろしいですか?トレードについて情報交換しましょう。。」

「どうぞ!−(^^) ライブトレードですね。 10ベースのLANカードとコードをお忘れなく。。」

ダイレクトアクセス並の早さにて快く承諾していただいた。

新幹線に乗って、とある駅にて待ち合わせ。

改札でお互い初めて(?)言葉で挨拶を交わす。

私の大先輩であるが、格好も感覚もとにかく若い。

トレードを追及する姿勢がそうさせるのかもしれない。

なぜか初めてという感じがしない。

きっとそれだけ深くお互いに話あっているからだと思う。

ご自宅に着くとお部屋に案内され、私の机まで用意されている。「ここでトレードしてくださいね。」

とても感じのいい奥さんが夕食までご馳走してくれて、いつでも倒れれるようにと(笑)布団まで用意していただいた。

いたれりつくせりで、とてもよく話すおじいちゃんは一足さきに「お休み。。」と言って眠りにつく。



少しの休憩のあと、リアルティックの使用方法や、オリジナルのセットアップ、これまでの経験等大変貴重なことを色々と教えていただいた。

あっというまに時計は夜の10時半を回る。

外は、少し雨が降ってきたようだ。。いよいよ開始。

H氏はPCの画面に向かっているときは完璧に集中している。

奥様からのメッセージ、「お腹が空いたら、これこれ作っておいたから二人とも食べるのよ??? お父さん! 聞いてるの?!!」

H氏「。。。。。。。」

私「すみません。なにからなにまで。(^^;」

「いえ、いつもなんです。ねえ、ちょっと! わかった?!」

H氏「。。。。はあ。。。。。。!!」

(!!は何かが起こり、画面に見入っているマーク)

私「お休みなさい。ご馳走様です」

H氏「。。。。。。」

奥さん「お休み。。(^^)」

どこの家庭も同じだとこの時確信した。

これはお互いのルールに訂正して加えなければならないことであろう(笑)



結果はH氏○、私は×であった。

途中一進一退を繰り返しながら、私の方は最後に集中力が途切れたようだ。

H氏は午前のマーケットでマイナスを出すも、最後には手数料を引いてもトータル+になった。

トレードが終わり、闘いのあとのほっとした回想時間が訪れる。

今夜は朝まで一緒にトレードをしようとここへ来たのだ。

悔いはない。

トレード中は、休憩をとりつつ、話しつつ、夜食は二人顔を並べて食べながらまたトレードについて話す。

いつもならおねんねしているであろうかわいいワンちゃんも我々と一緒に興奮気味にて起きている。

ご主人様のもとに着た見知らぬ怪しい私を不思議そうな目で見ていた。

コーヒーを飲みながら反省会。

H氏「プロフィットして、確定がよくばりなんじゃないの(笑) もっと早くカバーだよ」

私 「ええ、それと反転してカットするタイミングが遅すぎました。いかんですね」

H氏「+のときはさっと確定していたのに、マイナスになってからそれを取り戻そうとしたね。」

私 「もう少し、Hさんのようにある程度のマイナスをカバーしたらそうそうに確定すべきでした。。」

H氏「でも、こうして気分転換しながらトレードするのもいいもんだ。やっきになって画面にかじりつくよりね」

私 「またやりましょう!」

車で駅まで送っていただき、堅い握手にて別れる。

 

新幹線の中でふと考えた。

3月の時はセミナーを受けてこの帰り道に頂いたブルーファイルを見ていた。

これからどんな展開が私を待っているのだろう。

トレードが上手くいくか、いかないか、それはわからない。

でも新しい何かにチャレンジすることは何かしらいい経験ができるはずだ。。

・・・・それから約半年、同じ新幹線の中で、まさかこのような展開になるとは3月の時点では想像もつかなかった。

ほんとうにH氏と会ってトレードしてきたんだなあー。何かとっても不思議だ。


トレードって、、、求めて行動すればいいことが一杯あるものだ。

私とH氏はこれからもトレードをしていくであろう。

それはもう今までのChatで繋がっただけのトレード仲間ではない。

きっかけはDayTradenet。



Bugsyこと ****。

PS ****さんはシアトルのJessからの紹介にてChatで知り合いました。

   本当にデイトレードネットは世界が広がりますね。

   感謝しております。

 

 

 

0919 Thurs.

いろいろなパターン


掲示板に以下の書き込みがありました。
 

■勝てるパターン by 200206バイク乗り

勝てるパターン

水戸黄門
弥七が登場した時点で「勝ったな!!」

ウルトラマン
兄弟がそろった時は特に「絶対に勝つな!!」

ヤッターマン
ヤッターメカ達がメカの素を食った時「今週もドロンボーおしまいだな」

ウィークエンダー
10:20頃そろそろ「再現フィルム」の時間かな
 

 

■勝てるパターン2 by 自転車乗り

勝てるパターン

青梅街道を原付で走行中、大型バイクが抜いていったとき。

「この先渋滞だよ。」
 

 

■Re(1):勝てるパターン by Daytradenet (LA)

負けパターン

ドラキュラに十字架、水、太陽、他にもありそうですが、こんなパターンでクリストファー・リーは何度死んだことか。

しかしトム・クルーズの演じた吸血鬼は十字架は全く平気だったような気がする。

 


■勘違いパターン by はっち

なんだか彼女の態度が「もじもじ」している。

こういう態度を男に見せるときと言うのは確か勝ちパターンだったな・・

と彼女の潤んだ瞳を探れば、視線は我が社会の窓へ。

窓開け!

ギャップダウンが大きすぎて、エントリーできず。(泣)

 



コピペ


■「はずれ」てしもうた!! by 200206バイク乗りさん 

クイック・ギャッププレイの推測は、「はずれ」てしまった。

ぜひこのプレイはマスターしたい。う〜ん、めげずに推測してやるぅ〜!!

はっち先生お忙しいところわざわざ返事ありがとうございましたm(_ _)m


 

■ざんねんでした。 by osa

神風マジックはわからないし、わかろうとも思わないけどクイックギャッププレイは単純。

文字通りです。

クアトロも簡単だったけどねえ。。(笑)

 


■Re(1):ざんねんでした。 by 200206バイク乗り

>クイックギャッププレイは単純。
>文字通りです。

そうなんですか!!なんとなく判った気が。

もうちょっとサンプルを

見てからエントリーしようかな<自信ないんじゃん!!




■COOLなデイトレーダーで過ごそう by osa

失礼!

”文字通りです。” ではなくて ”文字通りでしょう。”でした。

というのもまだハッチさんの”正解”を聞いてないですからね。

なぜなら、クアトロの時もMYクアトロを発見後、しばらくの間”ハッチさんの正解”を知ることはありませんでした。

なぜならそれを知って、だから何?ということになるからです。

すでに自分で検証を重ねて信頼性の高いセットアップ条件を見つけているのですからそれで終わりデス。

もしもハッチさんの条件とちがっていても、「ハッチさんはそういう条件を設定していたんだ」と言う程度ですね。

もちろん一つのゲームと楽しむのであれば別。

”クイズ”かな? 結果的に”正解”であればクイズに正解したという自慢ができますからね(笑)。

ましてやセミナーじゃなければ新メソッドを教えない云々カンヌンの奴ら、アホか!?

自分で検証を重ねて確信を持てれば、それが自分だけの”ベストメソッド”
になるはずだし、ハッチさんに”正解”を聞かなければならないようであれ
ばその検証がまだ足りないということ。

つまりハッチさんに確認するという時点でそのメソッドに確信を持っていな
いことになるのだからたとえそれが正解だとしてもそれが”自分の”セット
アップにはなりにくいはず。(あーわかりづらい!)。

とここでこんなことを書くのも、バイク乗りさんに対してと言うよりも他の掲
示板に気になる書き込みがあったので少し熱くなってしまった。

ココで書くんじゃなくてあっちで書くべきだったかな。。

まあ流れでね。



つまり”バイク乗りさん”も”その人”もすでにコンスタントにプロフィットを得られるメソッドを体得し、”プロの”デイトレーダーとして歩み始めているのだから、いつまでも”ハッチさんごとき”(<ついこういう書き方をしてしまう悪い性格)を頼りにしなくても良いのではないかと言うことです。

ハッチさんも言っているようにトレードの世界になると見失ってしまうのですが、例えばプロ野球選手が新フォームを開発中にコーチや監督に「これが”正しい”スイングですか?」なんて聞きませんよね。

ましてや「もっと丁寧に指導してくれないと困る!」なんてだだをこねたりはしません(笑)。

そんな選手が一流のプロ野球選手として生き残れないことは太陽をみるより明らか。

言うまでもないことですが本当のプロは日々の地道な努力によって自分なりの技術を発見していく。

もちろんコーチ、監督の適切なアドバイスは必要。

ただしそこの見境が無くなってしまうと「最近監督の指導のおかげでヒットをコンスタントに打てるようになったのだけど、もっとフォークとか縦のカーブとか特殊な変化球も打てるように指導してほしい。監督も商売なので投手達の指導で忙しいかも知れませんが。」なんて言う人も出てくる(笑)。

しかもハッチさんのWEB上での”指導”は直接的な商売では無いので、明日「やーめた」といわれても誰も文句が言えませんからね。

それを恐れている受講生はいっぱいいますね実際。

自分の周りでも。

もちろん自分も。

ちょっとバイク乗りさんと関係ない話でしかも別の問題を同列に扱ってしまって大変申し訳ないのですが、バイク乗りさんには”カッコいい”プロトレーダーになって欲しいし、もうすでに実現されつつあるようなのでつい余計なお世話を。。

ごめんさい。

プロは”COOL”でなくちゃね。


コピペ(書かれたものを切り貼りしてラクをしようとする行為)ですみません。
 

 

 

0918 Wed. 午後の部

税金払わんぞ


馬渕さん

メディア批判、、馬渕さんのご意見ごもっともです。

そこに僕のコメントを追加するならば、要は、

1) 多くの日本人が白痴で、その上、

2) メディアがジャーナリズムの何たるかをわかっていないから

ああなるのだと思うのです。
 


「水戸黄門」と「男はつらいよ」に代表されるお茶の間シリーズ。

毎回、似たような内容のストーリーを描いて、それで多くの視聴者や観客を動員している。

水戸黄門なんぞは、ここ30年、毎週同じストーリーの繰り返しではありませんか?

紅白にしてもおなじこと。

政治だってエンターテイメント的なニュースしか流していないですよね。

何故?との疑問には、上の1)と2)だからと答える以外ないのです。



だいたいにおいていい歳こいだ大人が電車の中で漫画を読んでいる国ですよ。

漫画でなかったら、夕刊フジだとか、ゲンダイのようなポルノ紛いのタブロイドではないですか。

僕なんぞは白人とともに日本へ行くことが多いから、恥ずかしくてしかたないですよ。

セックス描写そのものの写真やイラストがこちらを向いていて、そのタブロイドを読んでいるのがきちんとした身なりのビジネスマンでしょう。

この手の白痴が日本のテレビを支えているわけですから、TV局も彼等にあわせた番組づくりをする。

そんな姿勢に疑問すらもたない。

何故ならば、彼等はジャーナリズムを学んでTV局に入社したのではなく、単に良い就職先ということで選んだだけだからです。



6月に東京でJapanTimesの記者(白人)と夕食をしました。

日本にジャーナリズムが不在であるという点で意見が一致したのですが、こ
んなことではどうしようもないですね。

スピルバーグが創る映画がいつも斬新ですよね。

ルーカスのシリーズだって、似たストーリーを繰り返したりはしない。ところが、日本で一番動員数をかせいだ「男はつらいよ」には何も新しいものはなく、寅さんの人柄だけで稼いだわけです。

山田洋次郎監督は立派な人かもしれませんが、あの映画の成功は白痴の日本人がいたから成功したようなもんです。

「タマ」ちゃんにしても同レベルです。

メディアも幼稚ですが、視聴者はもっと酷いわけです。

意識が高い人たちは嘆きながら観ているのでしょう、馬渕さんのように。

ショージ
 


マウンテンバイクおやじ

 

 

Mr. Mabuchi

Coolに書かれておられたことですが、日本の外交の弱さは何が原因だと思いますか?

古くさい話ですが、私はあの徳川時代の鎖国が未だに尾を引いているような気がします。

長い間にわたり他国との関係を断ち、それがひょっとしたら現在の日本文化の下地を作ってしまったのかもしれません。

言い訳のような説明ですが、鎖国の残した後遺症は現代人の中に生きているような気がしてなりません。

鎌田
 

 

というように早速メールが・・

寅さんは結構好き。まあ、何も考えなくてもいいという意味でね。

結末が同じようなものは、まあアッチにだって007シリーズがあるように、あってもいいと思うけど、他に選択肢がないというのが問題。

普通みんな仕事があるため、ある特定の分野はわからないというのが普通だからこそ、専門分野のエキスパートが「こんな見方もあるけどどう?」というのがジャーナリストが最低限やるべきことでしょ。

天声人語を見ればこの程度でしかないという情けなさ。

はっきりものがいえないと言うよりも、何がなんだかわかってないのだろうねと思う。

今の報道は、あの社会主義国と同じように横並び。

なんてエラそうに書いてるけど、自分なりにどうなのかなって考えることをやめたら、エセメディアウイルスにやられるから、いろいろ調べて一応考えてるだけ。

 

日本の外交が何故弱いのか?

外交はいわゆる「交渉・ディベート」だから、担当するスペシャリストはいろいろなケースを想定し、それに対して自分の言い分を通すための訓練ができていなければ、相手の言うがままにされてしまう。

そういうことをサボってきたから、そういう技術は「シロート」のまま。

ここで時々「モテるための何チャラ」と時々書いてるけど、あれも同じことで、ただ個人レベルの話であり目的が違うだけ。

いくら口説いても、相手からはいつもフラれっぱなし。

相手が悪いからなんて泣きごと言ったってラチが開かないでしょ。

そういう相手だとわかっているのだから、それをどう言いくるめるのかを考え、時と相手によっては退席してみせるなどという「悪知恵」も使わなければダメなんじゃないかなということ。

要は目当ての相手にいかにしてウンと言ってもらうか。

ウブでナイーブ、アニメとキャラとアザラシ好きという金持ちボンボンな僕チャンのままじゃ、したたかで魅力的な百戦錬磨の悪女は落とせないよ。

周りからは、一応オトナだと思われてるんだから、何とかしてよね。

でなきゃ、税金払わんぞ。

 

 

0918 Wed. 午前の部

大人と子供

昨日も書いた拉致問題については、いろいろ考えさせられることが多かった。

日本の首相の外交についてのリーダーシップは、世界レベルで言えば最低のランクだということが再確認できた。

それに輪をかけて、日本のメディアや報道も、本当に素晴らしいともいえる脳天気さを併せ持った浅いものだとつくづく思った。

現場には若い記者ばかりが配置されている。

若ければ人生経験が少ないわけだから、大局的な見方はできないのが当たり前。

こういうときに、いまだにメディアの労力と時間は、連日「タマちゃん」に費やされている。

そんなにまでして、メディアの連中は何故アザラシが見たいのか?

それは若いから、子供だからだ。

メディアが連日報道しなければ、大勢の見物人が川原に押しかけることはない。

そんなにアザラシが可愛いのか?



世界各地の事例も知らず、歴史的な検証もなしで、自分の狭い見方で「関係者の感情的な理屈」や、ただ見たままをを並べた記事を垂れ流すから、読んでいる大多数の者は混乱するだけだ。

日本の新聞や雑誌が判断に全く役に立たず、そして全くつまらないのは、取材体験も人生経験もろくにない若い者の意見をまとめる「リーダー」がいないというのが大きな原因ではないだろうか?

自分の教養やものの見方を含めた世界観を毎日磨いていないレベルの者が取材しただけで、人を納得させ感動させるような記事を書けるわけがない。

これをきちんと整理する大人が必要なのだ。

車でも、名車と呼ばれる車の最終的な味付けや案配は、十分な人生経験を持ち、そしてその世界をよく知っている、一人のリーダーによって決定されている。

だが日本では、カイシャの会議でもって多数決方式で、マイナス点を削り倒し、面白くないそして感動のない車を安く大量に作り出し、金儲けに奔走している。

肝心の大人が、今の時代にあった方法を自ら検証することができないから、ビジネスのエグゼクティブ向けの雑誌にやれ秀吉だのやれ名将の何チャラと明治時代や戦国時代の偉人や事例を取り上げるという時代錯誤なことが起こっている。

 

冷静に見れば、日本の技術や文化は、まだまだ捨てたものではないところがたくさんあると思う。

だから「まだまだいけるはずだ」とか「このままなわけがない」という感情が生まれる。

だがそれを整理できないから、いろいろな分野で「ひどい指導者」を続々と生み出している。

自分にできないことを相手に要求するのは、恥ずかしいことでみっともないという常識を、多数の大人がすでに放棄してしまっている。

また、こうしたことを自分の子供に伝えることができない親が激増している。

こうしたことは、日本のあらゆる分野で起こっている。
 


トレードの世界でもそうだ。

あるトレード手法を評価するということは、何を否定して、何を肯定するのか、という判断ができなければならない。

トレードで成功するためには、自分のトレードを客観的に見定めるために自分のトレードを「評価」する能力が必要になる。

そのための試行錯誤は必要だが、資金管理や、カットロスで致命的な失敗をすれば続けられなくなる。

原因を冷静に第三者の目できちんと評価できるなら、小さな失敗はできるだけ多く経験した方がいいだろう。

だが、こうした小さな失敗やロスは、致命的な失敗やロスを出さない範囲内だけで許されるのだ。

それがリスクコントロールと呼ばれるいわゆる「危機管理」だ。

個人のトレーダーにとってのリスクコントロールとは、第三者や他者の視線で自分のトレードを見つめると言うことだ。

私が3DAYの基礎トレードセミナーの最後に、Live マーケットWATCH を何故やるのか?

そこで他人の視線やカメラが回っていても、プロとして同じことを人前で同じようにできるのか、という自己チェックのためでもあるのだ。

こうした能力を磨くために開催しているのが、ペーパートレードセミナーだ。

こういう手間と時間のかかることは、日本ではいろいろな分野でショートカットされてしまう。

 

自分で自分のことができるようになるのが、大人になるということだ。

それ以外の専門分野でも、プロというその分野での大人になる必要があるのだが、日本のいろいろな分野では子供のままのアマチュアばかり。

日本では通用しても、世界では通用しないプロ。

こうしたレベルのプロは、世界の基準ではアマチュアと呼ばれていることさえわからない。

自己評価ができないでその世界へ繰り出せば、そのツケは必ず払わなければならなくなる。

カットロスの位置もわからないでトレードをするようなものだ。

まさに日本は塩漬け状態。

日本は今回の拉致問題で、またそのツケを払う。

だが、それを負担するのは我々なのだ。

 

 

 

0917 Tues.

怒り

政治問題なんて書きたくないが、あえて書く。

拉致問題交渉と騒いで、この程度のことしかできないのか?

まさに相手の思うツボ。

責任も誠意も見せない国と、国交なんてしなくていい。

こちらから願い下げればいいだろう。

責任をどう取らせるかという条件も考えず、何が交渉だ。

そういう知恵もないのなら、自分の子供が拉致されて、10年以上も放置しておかれた家族のために、せめて怒ってテーブルを叩いて退席しろよ。

あんな国でさえ、そうした駆け引きをやったのだ。

それさえもできないヤツは、腰抜けと呼ばれる。

自分はこういうヤツしか選べない国民の一人なのか思うと、きわめて気分悪し。

 

 

イマジン

トレードで利益がある程度コンスタントに出せるようになった時、次のステップへどうアプローチするのかと言う問題は、多くのトレーダーが悩む問題かもしれない。

そうしたレベルになると、自分のために、自分でできることを探すという姿勢が、予想していた以上の結果を生み出すことがある。

すでにあるものや、簡単に手に入るものには価値を感じなくなることもあるだろう。

欲しくてたまらないからこそ、手に入れようとするし、手に入れた時は喜びも倍増する。

何事も自分で経験すれば、その経験そのものが肉となり血となるだろう。

うまい食事をの話や作り方を人から聞いたところで、満腹感は得られない。

それが自分の力で達成できたとすれば、その喜びはどれほどのものになるだろうか。

Imagine.

想像しただけで、ゾクゾクするではないか。

 

 

30分ギャッププレイと午後のGOでコンスタントに勝てるようになってきたという受講生の方が増えているのは、うれしいニュースです。

先週末のE-mini WATCHでも書きましたが、コンテンツの内容が物足りないという不満が出てきたと言うことは、それだけトレードが進歩したということなのでしょう。

コンスタントに勝てるようになると、「もっと儲けたい」という欲が出てくるものです。

一度に投入する資金量を増やしたり、別のトレード方法を使って、さらに儲けたい。

これを「欲」と呼びます。

誰もが持っているために、途中で挫折する最も多い原因の一つです。

 

あなたのトレードについて「うまく事が運び始める」と、別のさらなる選択肢が欲しくなることがあるでしょう。

確かに進歩のためにはこうした考えも必要ですが、実行に移すタイミングもそれ以上に大事です。

解決方法はいくつかありますが「欲のエネルギー」を別の方向へ向けるというというアイデアはいかがでしょうか?

それは今勝っているトレード方法を半年なり続け、まずは一年続ける。

せっかくうまくいってるのだから、そのトレンドを変える必要はないという考え方もあります。

あなたが勝っているのなら「その方法」が、今のあなたに一番あっているのではないでしょうか?

それは私のトレードと、細部は違うかもしれません。

でもそれでも、勝ち続けることができるのなら、それこそがあなたのトレードスタイルなのです。

せっかくうまくいってるのだから、その トレード方法を継続し、トレードでの成功率を高めることのできる最も効果的な方法の一つである、トレードのための原資を増やすという作戦です。

これは、一見簡単なようですがエネルギーが必要です。

そうして着実に資金を増やせば、別のリスクの高いトレード方法へチャレンジしても、成功する確率は高くなるはずです。

また勝てるトレードを1年も続ければ、自信が蓄積されます。

トレードでは何よりもこの自信が大切なのは、私がここで繰り返すまでもなく、すでによくご承知だと思います。

そしてのレベルになれば、私がヒントを書かなくても、ご自分で考えたり、 どこかでヒントをつかめば、ご自分で違うタイプのプレイを探し出すこともできるようになるでしょう。

 


E-miniセミナーが開催された前後の頃のE-mini Watchの書き込み内容と、最近の書き込み内容に差があるというご指摘もいただきました。

当然だと思います。

おかげさまで、Daytradenet のコンテンツは、E-mini セミナーを開催した当時とは比較にならないほど増えてきていますし、充実してきているはずです。

よりいろいろなアイデアは、Gapper's Eye に掲載し、Emini Watch は、よりベーシックな基本を中心に書くというように、コンテンツの増加と共に、それぞれのコンテンツの内容が少しずつ変化していることは、Gapper's Eye とEmini Watch の両方を、注意深くご覧になっている方ならお気づきの方もいらっしゃるはずです。

それがすべての受講者の方にとってベストかどうかはわかりませんし、すべての方を満足させる方法なんて実はないのかもしれません。

ですが、今はこれがベストだろうと考えています。

私も試行錯誤しているのです。


 

Emini  Watchが 「あなたならどこでエントリーするだろうか?」の一言で終わってしまう日が多いというご指摘もあったので、そうかなあ・・とちょっとバックナンバーを調べて見ました。

「あなたならどこでエントリーするだろうか?」というフレーズが登場するのは、9月の9日間のうち3日間だけです。

また「あなたならどこでエントリーするだろうか?」という、この一言だけで終わっているのは、一日だけです。

でも、自分ならどこでエントリーするのかということを考えるのも、時には悪くないのではないでしょうか?

こうした難しい日には、無理やりエントリーしてロスを出してほしくないから、「トレード経験の少ない方は入れない(入らない)のが正解だ」という意味で書いてい ます。

同じ期間の Gapper's Eye には、クイックマジックプレイや、クイック神風マジックプレイなどの、今までと違ったアイデアを掲載しています。

チャートパターンは、現物株でも Emini でも同じように通用します。

「30分ギャッププレイもその日のマーケットの状態により、凄くハイリスクの日とロウリスクの日に分かれる事がある」というご指摘ですが、このリスクを下げるためのプレイでもあるわけで、基本的にはリスクの高い日には入れないような構造のプレイです。

だが、そうしたパターンの日に無理矢理エントリーすれば、当然リスクは高くなります。

当然です。

 

この時間帯のイントラデイプレイで、トレードでルールさえ守れば、リスクは非常に低いはずで、このリスクを高くしているとすれば、それはトレーダー自身 がリスクを高くする方法を選択しているのではないでしょうか?

他のプレイの方が30分ギャッププレイより、リスクの少ないパターンの日も当然あると言う嬉しい情報も書かれています。

同じ時間帯で構造的にさらにリスクが低いプレイをご存じなのであれば、それがどんなものか是非知りたいですね。

具体的に、どういうプレイなのかということをチャート付きで、送っていただければ嬉しいですね。

正解は書かなくてもかまいません。

エントリーポイントとヒントだけあれば十分です。

お互いギブアンドテイクがトレーダー同士の仁義?だと思いますし、時にはギブをしたいと思いませんか?

トレードは勝てるようになれば、そうした余裕が生まれることが、他の仕事とは違う、素晴らしい点だと思います。

 

 

0916 Mon.

昨日はとても充実した一日だったけれど、慣れない日本株セミナーはちょっと疲れた。

ぐっすりと寝て起きたら外は雨。

今日のような家にいる理由が十分な雨の休日は、昔から好きだ。

今日からはまたしばらくのんびりできると、思うと余計に雨っていいなあって思う。

今日はCDを整理する。

山のように溜まったCDを整理するため、片っぱしからちょい聴きしながら、2つに分け、要らない側をゴミ箱へ捨てる。

そうでもしないといくらでも増える、っていってもまあ買うからなんだけどね。

いい音楽と出会うには、片っ端から聴くしかない。

一応本やネットで調べるけれど、そうして買ってばかりいると、知っているものばかりになり、新しいアーティストと出会えなくなる。

最近はかなり試聴できるようになったけれど、そうして買うと、宝くじに当たったような、いいアーティストと出会えた時の感動に巡り会うことはできない。

CDの封を開け、どんな音楽が飛び出すかわからない瞬間がスリリング。

けどそうしてジャケットの雰囲気で買うと、ほとんどはハズレだけどね。(笑)

捨て代はバカにならないが、まあ趣味だから仕方ない。

だけど、最近買い方が少し変わってきた。

今までに相当の枚数を聴いているし、全く聴いたことのないアーティストで、素晴らしい!というものにブチ当たる確率が年々下がってくるから、去年くらいから一応試聴してから買うことにしている。

だが試聴していると、気に入るようなアルバムってホント少ないのもだなあって思う。

CDが売れないとレコード会社はぼやくけど、理由は粗製濫造だからだと言いたいね。

 

 

0915 Sun.

パワー・ジューサー

皆さんの中で「野菜果物ジュース」を毎朝飲まれていらっしゃる方はおいでだろうか?

シアトルのトレードフロアに行っていたときは、毎日カミさんが果物を切って、冷蔵庫にパックしたものを、入れておいてくれた。

もう何年も毎朝果物を食べるのが習慣になっていたが、だがもっと、いい方法があるのだ。

それは「野菜果物ジュース」を飲むことだ。

材料は「リンゴ1個・にんじん1本・セロリ1本」をミックスしてジュースにして飲むだけだ。

それも混ぜものなしの100%のヤツをだ。

朝時間がなければ、このジュースを大きめのコップ一杯飲むだけでいい。

にんじんは赤・りんごは黄色・セロリは緑

信号と同じ色の野菜や果物を食べればいいとは、昔から言われているが、同じ量を食べるのはなかなか難しい。

まあ「リンゴ」はいいとして、「にんじん」は馬じゃないから一本をまるまる囓るわけにもいかない。(笑)

セロリだって、一本となるとねえ。

食生活はこのジュースで劇的に改善される。

だって毎朝飲むのだからね。

血液はサラサラになり、体調は非常によくなる。

まだだという方は、だまされたと思って、毎日飲まれることをお勧めする。

と、前フリはこれくらいにして、今日はジューサーをご紹介。

 


 

ショップジャパンというTV通販で見たのが、今日ご紹介するジューサー。

ここは、アメリカの INFORMERCIALSHOCASE.COM にある商品を日本で販売しているようだ。

左側のすこし大きいのが POWER JUICER で、右側が今まで使っていた、ナショナル製ジューサー。

 


Zoom
 

写真でわかるように、ナショナル製より、少し大きい。

何故買い換えたのか?

 


 

毎朝「リンゴ・にんじん・セロリ」でジュースを作って飲んでいるのだけれど、ナショナル製のは、材料をかなり小さく切らないとジューサーの「口」から入らない 。
 

上の写真は、パワージューサーで作るジュース2回分だ。

りんごは4分の一に切り、芯とヘタをとる。(2個)

にんじんは、ヘタをとる。(2本)

セロリはそのままでOK。(2本)

 

だがナショナル製は、りんごはさらにもう半分、つまり8分の一の大きさに切り、それぞれの芯とヘタをとらなければならず、大きいリンゴだと、さらにもう半分に切らないと、 食材の入口へつっかえることになるので、付属の「棒」で無理矢理押し込むハメになる。

にんじんも、よほど細い発育不良のようなもの以外は、太い部分が入らないから、ここも縦に切っておかなければならない。

セロリだって、根本の太いところは半分に割らなければ入らない。

特に朝の寝起きなどには、食材を切るというような作業は、誰だってできるだけしたくないはず。

だが今までは健康のためと、カミさんがいないときは、この面倒な作業を続けてきた。

 

こういう状況の時に、たまたまTV通販でパワージューサーの実演をやっていたのだ。

食材を入れる入口が大きいいいいいいいー!

これは一大事!

というわけで、即電話番号をメモって、速攻にてオーダー。

 


上の写真は、入口から果物や野菜などのいわゆる「食材」を押し込むための「棒」なのだが、透明のがパワージューサー用。

太さがこれだけ違う。ということは入口の大きさも違うということ。

 

次に大事なのは、事後にどれだけ洗いやすいかという点だ。

ナショナルは、外のプラスティックのケースをボタンを押してはずすようになっている。

ケースをはずしたのが、上の写真。
 


この取っ手を上へ引くと、このフィルターと刃の部分がはずれる。

 

このようにフィルター部分だけをはずして洗うのだけれど、簡単に食材のカスがとれるように、荒い「櫛」のようになっている。

 

そしてこれがジュースになった液体の通り道。

これを上へはずすと、右のようなモーター部分が表われる。

つまり4回はずす佐業をして、4つのパーツを洗うことになる。


 

次はパワージューサー。


ケースをはずすのはこの取っ手になっているレバーを引っ張ってはずす。

少し力が必要で、アメリカで設計された道具らしいところだ。(笑)

 

ケースをはずすと刃の部分があり、これは下のような道具で回してはずさなければならないが、実際にやってみると見た目ほど面倒ではない。

サーキットの45度バンクのような部分が、非常に細かい網状になっていて、食材の絞りカスを残し、編み目から液状のジュースだけを通すようになっている。



構造がわかりやすいように、下の写真では、バラバラにはずしているように見えるが、中央のフラットな刃の部分を この「取手」ツールで上の写真のようにしてはずし、下の灰色の部分を持って引っ張ると、パーツ3つが一度にはずれる。


 

これがモーター部分。ナショナル製に比べてかなり大きい。

 

実際に毎日使ってみると、まあ洗うときの手間は同じようなもの。

毎日洗ってみると、パワージューサーのパーツは、ナショナル製より汚れが落ちやすいような形状になっている。

また、使っているうちに汚れがこびりついて汚くなる度合いが少ない。

プラスティックの材料もこちらの方が、汚れがつきにくいものを使っているようだ。

さらにパワージューサーの方が、道具として丈夫にできているという印象を受けた。

ジュースを作る性能についてだが、ナショナルだと、材料の残りカスがジューサーの内部に蓄積される構造なので、一回分ずつ作っては、残りカスを捨てなければならない。

だがパワージューサーなら、下の写真でわかるように、ジュースを作りながら、裏側(下の写真では左側)にある透明なプラスティックの入れ物へカスを出すようにできているので、ケースをはずして中のカスを取らなくてもいいのだ。

 


Zoom

 

ただ台所の場所を取るのが問題か。

広いキッチンのアメリカで使われる製品と、日本の狭い台所で使われる製品の違いといえばいいだろうか。

このように、ナショナル製はジューサーそのものを小さくことをかなり考えて設計されているようで、音がうるさかったり、作ることのできる量が少なかったりする。

またナショナル製は、刃がスクリューのように回って、食材を砕くようになっている。

一方パワージューサーは、刃がすり鉢状になった「おろし器」状で、遠心力で食材のカスをダスターシュート?を通して外へ排出するようになっている。

ジュースをどれだけ効率よく作るのかという点に特化して、設計されているに感じる。

パワージューサーなら、一度に大量に作ることができるので、冷蔵庫で保存しておける。

3日分位の量を一度に作ることができるのが便利だ。

パワージューサーは、底の大根のおろし器のようなギザギザの刃に押しつけて食材を潰すというか「おろす」ような仕組みなので、ナショナル製より音が静かだ。

ジューサーの中で、精密な回転部分が回っているという印象を受ける。

とにかく、ジュースにする食材を、細かく切らなくてもいいというのはとてもラクだ。

さらにジュースを一度に大量に作ることができるというのも、このパワージューサーのいい点だろう。

体への貢献度という意味では、2万円ほどのこのジューサーは、とてもバリュー・フォー・マネー (Value for money)。

病気にならないように、体の抵抗力をつけるのがベストだからね。


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2002 0915-

 

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