2002 1101 -


1114  Thurs.

先日のCOOLで

> NYの日本大使館も同じように無警戒なのだろうか?

と書いた部分に関して、このようなメールをいただいた。

The Consulate General in NYC is located in a building in midtown skyscraper.

This building, like most other major buildings in the city, has a secuirty gaurd at the lobby.

Hand checking visitors' baggage at the lobby became the norm in the city since 9/11.

Once theorugh the lobby guards, one takes an elevator up and the visitor is once again greeted by a Consulate General secuirty guard.

The guard once again checks the baggage.

I do not know how other Consulate Generals are in the US but at least the CG in NYC does, at least on the surface, have a tight secuirty.
 

メールによると、日本大使館のニューヨーク支店?(笑)は高層ビル街にあり、セキュリティーガードがロビーに常駐、エレベーターで上へ上がるとまた大使館のあるロビーで受けるというが、どうやら9月11日のテロが勃発してからこういう体制になったようだ。

Tさん、情報をありがとうございます。

シアトルの大使館も、ひょっとすると9月11日のテロ以後に、ニューヨークと同じようなセキュリティーの体制になっているかも知れないが、現時点では不明。


Mr. Mabuchi

ソニーが日本相場の低迷を完全に吹き飛ばしてくれるかは別問題ですが、ストリート・ドット・コムで今日取り上げられ、一般アメリカ人投資者のレーダーにキャッチされました。下記がその記事です。

鎌田


Sony Quietly Maneuvers Into the Sweet Spot

By James J. Cramer

11/12/2002 12:59 PM EST

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Sony (SNE:NYSE ADR - news - commentary - research - analysis) may be breaking away from the pack, by virtue of the lack of buying power from the likes of Vivendi (V:NYSE ADR - news - commentary - research - analysis), Disney (DIS:NYSE - news - commentary - research - analysis) and AOL Time Warner (AOL:NYSE - news - commentary - research - analysis).

Sony long has been regarded as an insular hardware company that seemed chronically overvalued with a high price-to-earnings ratio and an underleveraged balance sheet. Now it has a more reasonable, although still expensive, P/E and its balance sheet is a thing of beauty.

Last night on "Kudlow & Cramer" we had Robert Wiesenthal, the extremely intelligent CFO of Sony America, as a guest. He told a terrific story about profitability -- something that hasn't been much of a focus for Sony for the last decade.

Profitability is something that exists only in the dreams of movie competitors AOL Time Warner and Vivendi. Low profitability haunts Disney, and has for six years. But Sony's moving from lower-margin hardware to higher-margin software and content -- in games and movies.

Sony never lost its leadership or its brand name during the years Japan anguished over its own prospects. It quietly has gone about doing everything right. It is now in the sweet spot, able to pick up divisions and properties that these other media companies, hobbled by debt, most likely will have to sell.

Is Sony a buy? Maybe not yet. But you certainly have to put it among the potential winners as the de-merger wave in media and entertainment gets underway in earnest.
 

上は米国マーケットでのソニーのチャート

出来高は70万株と普段の2倍あったが、チャートを見る限り、まだ買いのエリアではない。

今後の注目銘柄というところか?

下は日本マーケットでのソニーの株価

下は週足チャート

 

1113  Wed.

Single Stock Futures


鎌田氏から Single stock Futures つまり個別銘柄の先物取引が開始したとのニュースが・・

Mr. Mabuchi

あまり静かだったので気が付かなかったのですが、個別銘柄の先物取引が
始まったようです。

実際には、まだリアルタイムの値段が見れないので開始されていないのと同様です。

予定ですと11月の18日頃からリアルタイムのデータが配信されるようです。

NBR.comからのニュースを貼り付けます。

http://nbr.com/trnscrpt.htm#STORY2


鎌田
 

11/08/02: The Start Of Single Stock Futures Trading
PAUL KANGAS: The futures industry made history today when the first contracts on single stock futures began trading this morning on two electronic exchanges. The industry has been battling for years to bring this derivative to market. But as Diane Eastabrook reports, the launch of this new product comes at a difficult time for the financial markets.

DIANE EASTABROOK, NIGHTLY BUSINESS REPORT CORRESPONDENT: When it comes to trading derivatives, Chicago has always been first -- the first to trade agriculture and financial futures, the first to trade stock options. Today, the city's futures and options exchanges, through a joint venture called One Chicago, were among the first to start trading single stock futures. The product allows investors to bet on a stock with less money up front than buying the stock outright. Chicago's three exchanges have been looking forward to the launch of single stock futures because sluggishness in the financial markets has been a drag on their business.

EDWARD JOYCE, PRESIDENT & COO, CHICAGO BOARD OF OPTIONS EXCHANGE: If people have more access to hedging markets, they can make more efficient markets and many times traders in the options markets that are making the market turn to the stock market to hedge, and this is another market that's available to them.

EASTABROOK:
U.S. exchanges were prohibited from trading single stock futures until two years ago. And until just a couple of days ago, the Commodity Futures Trading Commission was still haggling over details about how the product could be traded. The CFTC wanted to take extra care in launching single stock futures because of the inherent risk of futures. Investors who bet the wrong way on a contract can lose a lot more than their initial investment. One Chicago launched trading on a handful of stock futures today and will increase that number to 85 within a few weeks. The exchange says it was difficult deciding which stocks to list, so it opted for a broad mix of them.

WILLIAM RAINER, CHAIRMAN & CEO, ONECHICAGO:
It's very easy to come up with the 50 most active common stocks and list them; and for the most part, we will be listing those kinds of stocks. But we're also curious as to whether the marketplace wants to trade, on a futures contract basis, smaller stocks like Krispy Kreme (KKD) and Starbucks (SBUX).

EASTABROOK: One Chicago says in the months ahead it will monitor investor feedback to figure out what additional stocks to list and how this new product can be made more attractive to a wider audience. Diane Eastabrook, NIGHTLY BUSINESS REPORT, Chicago.
 

要点はわかりやすいように赤くしてある。

個別銘柄の先物取引の数は、数週間のうちに50から85銘柄にまで増えるようだ。

鎌田氏が書かれているように、現時点ではリアルタイムのデータを見ることができないようだが、こうした点が解決されるのは時間の問題だろう。

ある程度経験のあるトレーダーにとっては、先物に代表される Emini のように銘柄が2銘柄だけというのは、トレードの機会が限定されてしまうという問題があった。

銘柄選択さえきちんとできるなら、現物株は昨夜のマーケットの MSFT のように Emini よりもうんと魅力的なのも事実。

だから Most Active リストの銘柄や、NASDAQ100の銘柄の先物がトレードできるようになれば、現物株のトレーダーにとっては、アップティックルールがない先物銘柄は、ショートやロングがより簡単になるため、非常に大きなアドバンテージとなるだろう。

マニュアルシフトのF1マシーンが、オートマチックに変わったのと同じように、執行のタイミングの問題が大幅に減少し、トレードそのものに集中することができるから、これは嬉しいニュースだ。

 

面影


昨日は所用でアメリカ領事館へ。

WEBを見ると正式には「在日米国大使館」と呼ぶらしい。

WEBには、サダム・フセイン語録などというものがあり、冒頭には・・

「長年にわたり、サダム・フセインとその政権は、イラクの国営メディアを利用して、嘘の情報を広め、近隣諸国と世界を脅かしてきた。これまでの主な出来事に関するサダム・フセインおよびイラク国営メディアの発言の一部を以下に引用する。これは、10年以上に及ぶ脅威のパターンを示すものである。」

とあるが、いまの米国とイラクの関係を象徴するようなページだ。

 


また、2002年10月7日、 オハイオ州シンシナティでの「イラクに関するブッシュ大統領の演説」といったものまで、日本語に翻訳され掲載されている。 

じゃあ「日本大使館」のWEBはどれくらいのレベルかと検索してみた。

ここにあるがいきなり画像ファイルがリンク切れ。<おいおい。(笑)

 

雲は多かったが、まあ雨は降らないだろうと、自転車で出かける。

新宿から原宿を抜け、麻布から六本木を経て、溜池の手前にあるアークヒルズの裏に位置する領事館へ。

入口でパスポートを見せ、荷物チェック。

そして建物の入口では、金属探知器による凶器の所持チェックと、X線による持ち物のチェック。

結局、携帯電話とデジカメ、CDプレーヤーは入口に預ける。

迷彩服を来た米兵?が最後の入口のドアを監視しており、ドアのロックをリモートコントロールで開け、ようやく建物の中に入ることができる。

ちなみにシアトルにある日本領事館には、こうしたセキュリティーチェックは全くない。

だから誰でも自由に出入りできる。

NYの日本大使館も同じように無警戒なのだろうか?

まあ、日本はどこの国からも恨まれるような言動をしていないから、大丈夫だと考えているのだろうか?

日米の安全に対する考え方がこれほど違うと、ちょっと考えてしまう。

「いざ」というときの備えをしておくのは常識であり、事が起こりにくいように最低限の備えは必要だと思うのだが。

 

所用を終えた帰りは、のんびりと流してできるだけ歩道を走る。

六本木から溜池を抜け、青山墓地そばをかすめて神宮前へ。

このエリアはほんと懐かしい。

まあもう30年も前の話だから無理もないが、あの頃遊んでいた場所は大きく様変わりして、ほとんどの店はもうないようだ。

ところどころにまだ残っていた飲食店のいくつかも、ちょうどランチ前だったので、ランチメニューを出していた。

あの当時ブイブイいわしていたあの店がランチメニューか・・

ランチメニューまで用意しないと、やってゆけないのだなあと、と何とも言えない気分で、ペダルを漕ぐ足の力も緩みがちになる。

夜の店を昼間見ると、かなり無惨に見えるから、余計にそう思うのかも知れないが、とにかく昔のあのころの面影は全くない。

自分はずいぶんトシを取ったものだなということを、しみじみと感じるツーリングとなってしまった。

帰ってランチを食べたら、なんだか気分的にとても疲れたので、マッサージへ。

電車で行けばよかった。(笑)

 

 

1112  Tues.

日本でのフルタイムトレーダーのメリット

次のようなメールをいただいた。

 

こんにちわ。

来週からいよいよ実トレが始まる**です。

マーケットも良いコンディション(本当かなぁ?)になりつつあるようで、良いスタートが切れれば、と思う今日この頃であります。
 
パートタイムトレーダーとフルタイムとレーダーの違いについてですが、マーケット開始からおよそ1〜2時間くらいでいわゆる”おいしい”時間帯は済んでしまうようです。
 
ということは残りの時間(フルタイムトレーダー)のメリットは何なのだろうか?と。
 
魔の時間帯(わたしはこう呼んでいます)にエントリーしても90%以上の確立で往復ビンタを喰らってロスカット(笑)

これは単に私がヘタッピなせいもあるのでしょうが。。。
 
私はこれからフルタイムトレーダーを目指すわけですが、残りの時間(ポジションをもっていない時)の有効利用について、何かヒントをいただければと思いメールを書いた次第です。
 
個人的にはマイギャッパーズアイに載せるチャートを取り込んでコメントを付けたりしているのですが、これだけでよいのかな?と疑問がわいてきたのです。
 
漠然とした質問で申し訳ないですが、よろしくお願いいたします。

 

米国ではフルタイムトレーダーは、昼間の時間帯にトレードをすることになる。

一方日本からフルタイムトレードを続けるとなると、夜中にトレードをして徹夜に近い状態となり、朝方に寝るという生活になってしまう。

これから何年も、いや何十年もこうした生活を続けることができるだろうか?

またそうするメリットは何だろうか?

 

毎日の生活スタイルを考えてみても、家族との時間が合わなくなるうえに、昼間の時間帯に何もできなくなってしまうだろう。

私はトレードはトレードそのものが目的なのではなく、金を稼ぐための一つの手段なのだと考えている。

トレードで自分の生活をどう向上させ、そしてどういう生活をするのかについて考えることはとても大事なことだと思う。

今日のギャッパーズアイのチャートをご覧いただきたい。

ボラティリティーの高い時間帯で、30分ギャッププレイパターンを狙うのが、日本でトレードをするという条件ではベストのトレード方法だと思う。

 

だからこそギャッパーズアイに、毎日書いているのだ。

自分のスキルを向上させれば、クイックギャッププレイも可能になりさらに短い時間でトレードを終わらせることができる。

それまではじっくりと、まず自分の得意なスタイルを確立させるために取り組むべきだろう。

ボラティリティーの高い時間帯が終わると、抵抗線が数多く形成されるためトレードは非常に難しくなる。

また、長時間のトレードでは集中力も途切れてくるだろう。

夜中にずーっと起きている意味は、少なくとも私には全くない。

日本でのフルタイムトレードに意味がないと言いたいわけではない。

その人の考え方次第だし、トレードが趣味の人はまた話は別です。(笑)
 

 

 

1111  Mon.

アドバンス・クラブ

下のメールは7月に受講された方からいただいたものだ。


7月のセミナー後の報告がてらメールを送らせて頂きました。

セミナー後3ヶ月いろいろ試行錯誤したのですが最近先生の実演されている1分チャートでのプレイが自分にも向いていたのか10月は21日間トレードして14勝7敗とまずまず?な結果となりました。
(利益はやっと4桁というところですが・・・)

大きなトレンドやサポート・レジスタンスを確認した上で1分、3分のチャートできめ細かいトレードを行ったのが良かったようでした。
(今まではいかに細かくなかったのかがわかりました。)

7敗したものは悪いエントリーであり、自分の中で理由が整理されたので心理的に落ち着いてトレードが行えています。

ときどき**さんや他の方と連絡を取ったりしてなかなかいい環境なので、これからも続けていきたいと思っています。

今のところの問題は最近勝率は上がっているのですが、取れる幅が小さいときが多々あることです。

まあ「勝ちグセ」を続けていけば、いずれは利益幅も広げていけるのではと思っているので、細く長く生き残っていこうかと・・・

また、セミナーにも参加させて頂いたり、質問させて頂くと思いますのでどうぞこれからもよろしくお願い致します。

それでは失礼致します。



実は昨日、アドバンスクラブミーティングという勉強会が開催された。

アドバンスクラブとは、今年の5月に開催されたアドバンスセミナーを受講された方達が自主的に運営される同窓会?のようなもの。

私も参加させて頂き、皆さんの受講後の経過や問題点を聞くとてもよい機会となった。

参加された皆さんのほとんどは確実に利益を出されていたため、うまくWORKしているトレード方法などをお互いに公開するというプログラムもあり、充実したミーティングだった。

皆さんそれぞれにトレードの基本を守りながら独自の工夫をされ、ご自分にあったトレードスタイルを構築されていた。

日本株でアドバンスのメソッドを応用されて、順調にトレードを続けられていらっしゃる方からは、最も確実なのは30分ギャッププレイだという評価もいただき、全く嬉しい限り。

私からはさらにゲインを大きくするための銘柄選択のコツなども披露したが参加者の方々に共通していたのは、皆さんがかなり自分のトレード方法に自信を持たれているという点だった。

これは非常に大事なポイントで、長い間トレードを続けるには、必要不可欠な要素だろう。

また、今後もアドバンスセミナーを随時開催すべきだというご意見もいただいた。

このようにトレーダーのみなさん同士が、自主的にトレードについての情報交換をするようになるというのは素晴らしい進歩で、デイトレードネットも今後とも引き続きサポートを続けたいと考えています。


 

1110  Sun.

10月ソング

10月の末から始まった恒例の毎月のベストCDの制作だが、今回は10月ソング。

下がその曲名とアーティストのリスト。
 

01 - Seaside Jam - Kenny G
02 - Five C'clock Chateau - Bob James
03 - When You're So Far Away - Jazz Crusaders
04 - Brazil - Kenny G
05 - Just one Thing - Bob James
06 - Let's Get It On - John Tropea
07 - Paradise - Kenny G
08 - Soulful Strut - Grover Washington Jr.
09 - Count on It - Bob James
10 - Ocean Breeze - Kenny G
11 - Cuban Nights - John Tropea
12 - Morning, Noon & Night - Bob James
13 - Spanish Nights - Kenny G
14 - Maribu Dreams - Kenny G
 

01 - Seaside Jam - Kenny G

まず一曲目は6年ぶりの彼のオリジナルアルバム「パラダイス」から。

ケニー・Gのニューアルバムだ。

ミディアムテンポの素っ気ない単純なドラムのスネアから繰り出されるビートにエレピのリフが絡むイントロから、シンプルなメロディーが流れ出す。

彼らしい美しいフレーズだ。

さりげなくストリングスも加わり、途中からのアドリブソロもメロディーを重視しながらも、スケールをうまく配した彼独特のもの。

一気にブロウしながら途中の転調へ突入するところなどは、かなりスリリングだ。

そして、メロディーへ戻り、その後で音の空間を作り、少し哀愁を帯びた何ともいえないフレーズを繰り出すあたりのアレンジのさりげなさというかうまさには脱帽だ。

彼のメロディーメーカーとしての才能に、ますます磨きがかかっていることがわかる作品だ。

 

02 - Five C'clock Chateau - Bob James

ボブ・ジェームスの新作 Morning Noon and Night から。

ここにはレコーディングメンバーの写真もあり。

いきなり登場するフリューゲルホーンのサウンド。

どこかで聴いたことがあるなあと、プレイヤーを見るとあの Rick Braun。

そしてエレピソロ部分は、彼定番のサウンド。

途中のサビ部分もリック・ブラウンをフューチャーした作りだ。

とにかくアレンジを含め、ボブ・ジェームスの世界が繰り広げられている一曲だ。

 

03 - When You're So Far Away - Jazz Crusaders

アルバム HAPPY AGAIN から。

トロンボーンなどのホーンセクションがリフを繰り返すイントロは、ゆったりとした雰囲気を感じさせる。

そして途中のソロ部分では、いきなりヒューバート・ロウズのフルートがフューチャー。

その後のサックスソロは Wilton Felder。

そして続くギターは、そう!あの名手ラリー・カールトン。

素晴らしいアドリブソロが続くこのアドリブソロのメドレーは、とても聴き応えがあり、その感動は日常のストレスを感じる感性や、余計なことを考える力を、見事に頭の中から奪い去ってくれる。

名手が奏でる素晴らしい演奏は1995年のレコーディングだが、いまだにその魅力は色褪せていない。

ホーンの織りなすサウンドは、まさにクルセダース。

 

04 - Brazil - Kenny G

ケニー・Gは1956年のシアトル生まれ。

バックグラウンドはこちらにあるが、要約すると・・

本名ケニー・ゴーリック。

10歳の頃エド・サリバン・ショーを見て、サックスの魅力にとりつかれ、母親が借りてきたサックスで、スクール・バンドに参加、彼の練習はもっぱら家でグローヴァ―・ワシントン・Jrのレコードを聴きながら、ブロウすることだったという。

17歳になった頃、シアトルでバリー・ホワイト・バンドが演奏したとき、高校教師の薦めでソリストとして、バンドでプレイし、プロとしてのキャリアをはじめる。

ワシントン大学入学後はチャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーン、ソニー・ロリンズなども聴き、22歳でジェフ・ローバー・バンドの全米ツアーに参加。

当時のアリスタ・レコード社長だったクライヴ・デイヴィスに見出され、ソロ・プレーヤーとしてアリスタと契約。

デビュー・アルバムは「シティ・ライツ」。

 

ラテンのリズムをバックに、アップテンポに載せて軽快なメロディーが始まる。

さびの部分のメロディーへのフェイクの入れ方は、やはりケニーがただ者ではないことを思い知らせてくれる。

ケニーのソプラノサックスとギター以外のバッキングは、コンピューターによるプログラミングで制作されている。

ソロになってからの展開は、まさにケニーワールド。

ここでは、言葉は用をなさない。

彼のサウンドがじっくり堪能できる佳作だ。


 

05 - Just one Thing - Bob James


落ち着いたリズムで、 Chuck Loeb のギターが絡む。

バッキングで流れるシンセのテーマが印象的だ。

リズムの決めが一カ所あるがこれがまたツボにはまるから、たまらない。

これは通して聴いているとかなり効く。

さらにフレーズのシンコペーションの突っ込み具合が泣かせてくれる。

途中のソロは生ピアノ。

決め前にソロのエンディング部分で速いフレーズの連射がある。

ここの終わらせ方がとてもお洒落。

クラビネットのサウンドのバッキングやシンセのちょっと幻想的なサウンドの作り方など、かなり細やかに考えられたアレンジを堪能することができる。

ぜひ、よいプレイバックシステムで聴いていただきたい。

鳥肌が全身に広がる快感は、システムのグレードに比例し、そしてやがて病みつきになるはずだ。
 

 

06 - Let's Get It On - John Tropea


曲が始まると、これまでの曲とはと肌合いが違うことに気がつくだろう。

アルバム Something Old, New, Borrowed and Blues から。

ジョン・トロペイのブルージーなギターサウンドから始まるのは、R&Bシンガー、マービンゲイの73年の大ヒット曲で、このアルバムタイトルソングにもなっている。

ゆったりとしていて、それでいて重くファンキーなリズムの合間の「かけ声」というか「心の叫び」が音楽にソウルを与えている。

Groove するリズムを刻むベースは Will Lee。

Chris Palmarono はバッキングのハモンドでいい味のフレーバーをまき散らしながら、追い打ちを掛ける。

後半の疾呼ぺーションのリズムの頭の聞こえる音を取り去り、繰り返すことである種の錯覚を生み出しているが、ここまで繰り返すとはねえ。


ジョン・トロペイは12歳からギターを弾き始め、12歳にボストンでバークレー大学を卒業、その後ニューヨークへ。

スタジオミュージシャンとして活躍し、最近ではデビッド・スピノザとトリオを組み演奏している。

下はこのアルバムに参加しているミュージシャンのリストだ。

Will Lee, Ricky Peterson, Steve Gadd, Tommy Mitchell, Dave Tofani, Lawrence Feldman, Ronnie Cuber, Lew Soloff, Chris Rogers, Dave Delhomme, Charlie Drayton, Lalah Hathaway, Cliff Amond, Leon Pendarvis, Paul Shaffer, Rick Marotta, Shawn Pelton, David Mann, Mike Harvey, Chris Palmaro, Bob James and Bette Sussman


 

07 - Paradise - Kenny G

これもケニーのソプラノサックスとギター以外のバッキングは、コンピューターによるプログラミングで制作されている。

少しスローなリズム。

そこはかとなく美しいメロディーだ。

メロディーメーカーとしての、ケニーの力量がよくわかる曲だ。

ソロの部分で、いきなり転調する。

私が言うのもなんだが、このあたりのアレンジがまた秀逸。

最後のエンディングは、パーカッションと生ギターが絡み、美しい余韻を伴って終了する。


 

08 - Soulful Strut - Grover Washington Jr.

アルバム Soulful Strut から、アルバムタイトル曲。

ごきげんでファンキーなリズムは、コンピュータ・プログラミング。

グローバー・ワシントンジュニアのソプラノサックスが、ソウルフルなメロディーを歌う。

こうして曲を並べると、シンプルで ひたすらグルーブに徹したこの曲はケニーGとは全く違った魅力を持っていることがわかる。

急逝した彼は多くのヒット作を残しているが、リズムのノリの良さは、黒人独特のものだ。

この曲も彼らしいノリで、理屈抜きで楽しい曲だといえるだろう。

こういう本当に楽しい曲は意外と少ないものだ。

繰り返されるバッキングのリフに連れて、どんどんノってゆくシンプルさがたまらない。

Ray Obiedo のギターソロが、グローバーのソロの後でキラリと光っている。

 


09 - Count on It - Bob James

Will Lee の印象的なベースラインに乗せて、落ち着いたミディアムビートがジャージーな佳曲。

グローバーのノリのあとだから、ボブのノリがより際だって聞こえるのが面白い。

ドラムはブラシを使い4ビートっぽいリズムで、それぞれのバッキングは抑え目のバランスだ。

ほどなくボブの生ピアノが、淡々としたメロディーを奏でる。

ソロ部分のリリカルな味わいが、しっとりとした雰囲気を醸し出している。

Chuck Loeb のギターソロがちょっとだけウェス風で、時折、ペット・サックス・トロンボーンのホーンセクションがアクセントを添えている、淡々としたアレンジがまたなごむ。

バッキングのホーンのカウンタラインはまさに職人芸。

エンディングは少し変わっている。

最後の Chuck Loeb のギターのリフがいいなあ。

このあたりの「一聴地味」だけど味のあるアレンジが、またボブの持つ魅力といえるだろう。


 

10 - Ocean Breeze - Kenny G

スローバラッド。

美しいメロディーが、ケニーGの非凡な才能を現わしている。

短いピアノのテーマをなぞるように、ケニーのサックスがメロディーを吹き始めると、そこからは彼の世界だ。

クリスマスアルバムのような、しっとりと落ち着いた曲想は、都会の秋の夜の哀愁にぴったりマッチするかのような色を帯び、そこはかとない寂しさを感じさせる情景の描写力も併せ持っている。

この曲を聴いていると、彼はストリングスが似合うアルバムを作るという点でも、最右翼のメロディーメーカーといえるだろう。

そして息もつかせぬソロへと展開するが、途中での転調がとてもスリリング。

こうした仕掛けが、聴くものに感動の波という「うねり」を与える、という効果をよく知っているプロのアレンジャーのなせる技だろう。

ここで少しだけ曲を聴くことができる。


 

11 - Cuban Nights - John Tropea

スローで落ち着いたリズムの、パーカッションから始まると、様々なサウンドが絡む様子から非常に計算されたアレンジだということがわかる。

このインテリジェンスな味わいは、典型的なボブジェームスのバッキングサウンドといえるだろう。

ボブのファンなら、すぐおわかりになるはず。

ジョン・トロペイの少し乾いたギターが、メロディーを奏で始める。

そして知らず知らずのうちに少しずつバッキングが盛り上がり、ボブのソロが絡み合う。

このあたりから、曲調に少しダイナミックな風合いが加わり、ジョンのフレーズも当然変化する。

ボブへのソロの受け渡しのタイミングは常に短め。

聞き手が飽きる長さの領域には決して踏み込まない。

こうしたところからも、ボブのキャリアから生まれる「アレンジの力」が伝わってくる。

だが単に曲を聴いている限り、曲を織りなすサマは、まるで美しいタペストリーを見るようだ。

やがて16分の速いフレーズが飛び交い、そしてフェードアウトしてゆく。

曲がとても短く感じるはず。


 

12 - Morning, Noon & Night - Bob James

Dave Koz のサックスをフューチャーしたミディアムテンポのナンバー。

Will Lee のきめ細かな職人芸ともいえるベースワークも随所で聞くことができる。

単純なホーンのリフが繰り返され、ボブの生ピアノと絡むシンプルな構成だ。

リズムがすこし落ち着く頃、生ピアノとサックスが絡み合う。

少し地味な印象の曲だが、Dave Koz の持ち味をうまく引き出すため、少しファンキーなテイストを加え、少し太めのタッチのバッキングを用意している。

この曲に関しては、ボブはプレイヤーというよりも、アレンギャーとして力量を発揮している印象を受ける。

「年の功」が生み出す余裕が、この曲に普通さと、懐の奥深さを併せ持ったテイストを加えているのかもしれない。


 

13 - Spanish Nights - Kenny G

スローなリズムにあわせて、スパニッシュな生ギターのサウンドから始まる。

メロディーから始まり、よくコントロールされた彼のアドリブソロへ展開する様は、とても自然でそれでいて、転調のもたらす緊張感と、ムードのバランスがまた絶妙。

ケニーのこの新しいアルバムは、6年ぶりというが、それぞれの曲のメロディーの完成度の高さには驚くばかりだ。

一度聴くだけで、昔からあるかのような、そして耳慣れた曲のように錯覚してしまうようなメロディーの美しさを、このアルバムではどの曲も併せ持っている。

アルバムの中に1,2曲いい曲があれば、買いという昨今のCDのレベルを考えると、このアルバムの非凡さがよくわかるだろう。

そうした意味でもケニーのこの新しいアルバムは文句なしの買いだと思う。


 

14 - Maribu Dreams - Kenny G

いきなりピアノとソプラノサックスで始まる。

ミディアムスローで展開されるがこのメロディーの美しさは、時としてバックのアレンジがとても平凡に思えるほどだ。

だが、この曲もバッキングをよく聴けば、ギターはミュートをしたサウンドが丁寧なリフを繰り返していることでもわかるように、決して手を抜いているわけではない。

またこのアルバムでは、どの曲もケニーのメロディーとアドリブが続くアレンジだ。

アドリブソロを他の楽器に繋いで「間」を持たせるというのは、こうした音楽のいわば常套手段なのだが、ケニーはこのアルバムではこうした手法を取っていない。

一曲の最初から最後まで、他の楽器を必要としないだけの緊張感を持ち続け、そして決してリスナーを飽きさせないばかりか、魅了してしまうほどの濃厚で、そしていてなおかつ洗練された「アドリブ力」を展開させる力量には驚くばかりだ。

 

プロのミュージシャン、アレンジャー、そしてレコーディングに携わったスタッフのエネルギーが凝縮されたアルバムから、選りすぐった曲を集めるという作業は、とても時間がかかる。

だが、自分の好みでチョイスしたオリジナルな組み合わせのCDには、そうして時間をかけただけの魅力が詰まっている。

違うテイストのミュージシャンと楽曲とが組み合わされることで、それぞれの作品の良さはさらに引き立ち、そしてその輝きはさらに光を増す。

編集を終えて、通して1枚のアルバムを聴くと、そこには自分で想像もしなかった音楽の世界が広がっていることに驚きそして、また改めてその事実とサウンドに感動する。

そしてそれは常に自分の想像力を超えた位置から始まり、そしてさらなる高みへと導いてくれる。

音楽の持つ感動は人の持つ自然の治癒力を強くし、病気やあらゆるストレスを癒し、そして毎日の生活で起こる苦しさや困難さを和らげてくれる。

音楽を言葉で説明するのはとても難しい。

だが、こうして「書くため」に曲の細かいところまで味わったあとで、もう一度CDを通して聴くと、それぞれの曲の魅力が倍増して聞こえる。

とても不思議な体験で、以来ハマってしまった。

そしてその素晴らしい音の世界をさらに楽しむために、スピーカーやヘッドフォンこだわるという楽しみもまた無限に広がっている。

来週は、11月のジャズアルバム特集に取りかかる予定。

 

1109  Sat.

スパイダーマン

レンタルDVDでスパイダーマンを観た。

日本語に翻訳すると、蜘蛛男。

どうも漢字には合わないなあ。(笑)


 


このスパイダーマンには、いろいろなエピソードがあるようだが、まずその生い立ちから。

1962年、マーヴェル・コミックス社が刊行する「Amazing Fantasy」誌は販売不振で廃刊が決定されていた。

重役だったスタン・リー氏は同僚らと協力して起死回生のキャラクターを創り出し、最終号で「スパイダーマン」を登場させたという。

そしてこれが爆発的な人気を得て、以後何度もシリーズを重ねることになり、「スパイダーマン」は、毎月400万部を売り上げるスーパーヒーローとなる。

このスパイダーマンのおかげでマーヴェル・コミックス社は超一流出版社へと飛躍を遂げ、今では何と生誕40周年を迎えることになるというから、まさに「チャレンジこそが成功のもと」を地でいったサクセスストーリーといえるだろう。

 


 

コロンビア映画は、このスパイダー・マンの制作に史上最高額の166億円を投入したが、アメリカでの公開3日間で145億円!の興行収入をもたらす大ヒットとなった。

というわけでWEBを探すと、これが日本版オフィシャルサイト

もちろんWEB上ではライコスエキサイト、そしてこういうスパイダーマングッズや、スパイダーマンのポスターを販売しているサイトもある。

スパイダーマンの活躍するNYの街は、実在する建物に別のデジタル映像を被せてあるのだが、この映画に映っている広告の看板主やビル所有者が商標権を侵害されたと言う理由で、映画制作者のソニーが訴えられるという騒動も持ち上がった。

この訴訟は今年の4月に、シャーウッド48アソシエーツとスーパーサインなど広告の看板や建物の所有者たちが、スパイダーマンの制作・配給にかかわったソニーなど数社を相手取って起こしたもので、一等地のタイムズスクエアに所有する空間価値が、映画の中でも現実の世界でも顧客に独占的に確保できないため、利益が損なわれたと訴えていたもの。

 


スパイダーマンの映画や予告編の中では、米シンギュラー・ワイヤレスや『USAトゥデイ』紙などの広告が、実際は韓国のサムスンや米NBCの広告が設置されている場所の上にデジタル合成されている。

USAトゥデイは、スパイダーマンに登場する広告には料金を払っていないと述べ、シンギュラーは、映画と連携したマーケティング契約をソニーと結んでいるという。

8月の第1週に下された判決文で、裁判官のリチャード・オーウェンは、スクリーン上に現われたのは、芸術的な目的のために、架空と現実を混ぜて描いたタイムズスクエアで、米国憲法修正第1条で保護されていると述べ、映画中に登場する広告の改変は商標権を侵害や、不法侵入にあたるものではないと判定。

さらに、ソニーがレーザー光線を使って建物をデジタル撮影したことは不法侵入にあたるという訴えにも、不夜城と言われるニューヨークでは、原告の3つの建物に昼でも夜でも、どこかから光線が当たっているとの大岡裁き。(笑)。

映画の制作側は、時として実在の広告看板で時代が判別されてしまうことを避けるために、実在する建物の広告の看板を変更することがある。

スパイダーマンの中では、シャーウッドの広告看板のついた建物などは、マンハッタン中央より北に移動したという。

訴訟社会のアメリカでは映画製作側も数々のリスクを背負うことになるから、映画ビジネスもなかなか大変なようだ。

またテロにより崩壊したWTCビルも当初は撮影されていたが、後に建物がなくなってから撮りなおすことになったという。

さて肝心の映画だが、製作総指揮にはスパイダーマンの生みの親スタン・リーが直々に担当し、スパイダーマン・ワールドを熟知する監督に「ラブ・オブ・ザ・ゲーム」のサム・ライミを起用。

ノーマン・オズボーン(敵役グリーン・ゴブリン)に演技派「イングリッシュ・ペイシェント」のウィリアム・デフォー。


視覚効果には「スター・ウォーズ」のジョン・ダイクストラ。

音楽は「Planet of the Apes/猿の惑星」のダニー・エルフマン。

 


主人公ピーター・パーカー(スパイダーマン)には「サイダーハウス・ルール」のトビー・マグワイア。

1975年6月27日生まれの27歳。

CMやTVシリーズ出演を経て映画界入りし、アカデミー賞にもノミネートされた短編小説「Duke Of Groove」で注目を集め、93年ロバート・デ・ニーロ、レオナルド・ディカプリオらと共演した「ボーイズ・ライフ」で人気を確立、アン・リー監督の「アイス・ストリーム」(97)、「ラスベガスをやっつけろ」(98)、「カラー・オブ・ハート」(98)など話題作へ連続出演。

その後は、再びアン・リー監督の「楽園をください」(99)、アカデミー賞7部門にノミネートされ2部門で受賞した「サイダーハウス・ルール」(99)、カーティス・ハンソン監督、マイケル・ダグラス共演の「ワンダー・ボーイズ」(00)などのヒューマン・ドラマ大作に出演。

VFX超大作で、正義のヒーローを宿命づけられた青年ドラマの『スパイダーマン』の主役の座を射止める。

 


ピーターの憧れの女性メリー・ジェーンには「チアーズ!」のキルスティン・ダンスト。

1982年4月30日生まれ。

幼い頃から70本以上のCMに出演、7歳で「ニューヨーク・ストーリー」のウディ・アレン編で映画デビュー。

トム・クルーズ、ブラッド・ピッド共演の「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」(94)で吸血鬼の少女クラウディアを演じ、弱冠12歳でゴールデングローヴ賞候補となるという快挙を成し遂げた。

天才的子役として「若草物語」(94)、「ジュマンジ」(95)、ハイティーンになってからは「ヴァージン・スーサイズ」(99)、「チアーズ!」(00)などインディペンデント系の作品にも出演。

『スパイダーマン』は彼女にとって10代最後の作品になるという。


 



スパイダーマンの人気の理由は、主人公が普通の人間と同じように、恋をし、悩むその等身大のヒーロー像にあるのだという。

この映画の見所は、高層ビル群を縦横無尽に飛び回る視覚効果描写はもちろんだが、スパイダーマンを始めとする登場人物達の内面的な心理描写を丁寧に描き出すことにも力が注がれたというが、原作がコミックなだけにこのバランスが難しい映画で、この部分のコンフリクトが、面白くないと言う評価がある原因なのかも知れない。

 

スパイダーマンは、スーパーマンやバットマンのようにお金持ちでもなくまたハンサムでもなく、どちらかというと普通の人が、ある日突然スパイダーマンになってしまうという、とても庶民的なヒーローだ。

簡単にストーリーを紹介すると・・と新たな想像を豊かにする作品です。(モリカワ コーイチ)
幼くして両親を失い、ニューヨーク郊外で叔父夫婦に育てられた主人公のピーター・パーカーは、大学進学と幼なじみの同級生メリー・ジェーンへの恋に悩む高校三年生と言う設定。

ある日、ピーターはクモを扱った科学実験を見学しそこで遺伝子を組み替えたクモに噛まれ、クモのような強さと敏捷性と超能力のように鋭い「スパイダーセンス」という不思議な力が備わったことに気づく。

だが、目先の欲にかられて賞金稼ぎにその能力を利用した結果、叔父が殺害されてしまい、後悔したピーターは特殊能力を正義の為に使うことを決意するというストーリー。

最後に流れるチャド・クルーガーの曲 「ヒーロー」がよかった。 

映画の作りからは「バットマン」のように続編ができるようで、続編の敵役にはシュワちゃんの名前が上がっているという噂だが・・

 


最後のシーンの主人公の台詞が印象的。

Whatever life holds in store for me 
I'll never forget these words 
With great power comes great responsibility 
This is my gift 
My curse 
Who am I? 
I am Spider-man! 
  
たとえ僕の人生がどうなろうとも 
僕はこの言葉を決して忘れない 
大いなる力には大いなる責任が伴う 
天から与えられた力、呪い 
僕は誰かって? 
僕はスパイダーマンだ!

 

 

 

1108  Fri.

近況報告?

今日も受講者の方から報告をご紹介。

最近ギャッパーズアイで書く量が多いので、ちょっとここまで手が回らないのは、ご容赦を。

こんばんわ、馬渕先生。

7月Pセミナーの**です。

3DAYセミナーおつかれさまです。

7月のセミナー後の報告がてらメールを送らせて頂きました。

セミナー後3ヶ月いろいろ試行錯誤したのですが、最近先生の実演されている1分チャートでのプレイが自分にも向いていたのか、10月は21日間トレードして14勝7敗とまずまず?な結果となりました。

(利益はやっと4桁というところですが・・・)

大きなトレンドやサポート・レジスタンスを確認した上で1分、3分のチャートできめ細かいトレードを行ったのが良かったようでした。

(今まではいかに細かくなかったのかがわかりました。)

7敗したものは悪いエントリーであり、自分の中で理由が整理されたので心理的に落ち着いてトレードが行えています。

ときどき須山さんや他の方と連絡を取ったりしてなかなかいい環境なので、これからも続けていきたいと思っています。

今のところの問題は最近勝率は上がっているのですが、取れる幅が小さいときが多々あることです。

まあ「勝ちグセ」を続けていけば、いずれは利益幅も広げていけるのではと思っているので、細く長く生き残っていこうかと・・・

また、セミナーにも参加させて頂いたり、質問させて頂くと思いますのでどうぞこれからもよろしくお願い致します。

それでは失礼致します。


最近ギャッパーズアイでは15分チャートによる大きなトレンドの見方を詳しく書いていますが、その甲斐があったようで、こういうメールをいただくと、「労すれば報われる?」と実感できるので、とても嬉しい限りです。

今日のギャッパーズアイをご覧いただければわかると思いますが、トレンドをきちんと把握できれば、半分のポジションを長めにホールドすることで、15分チャートによるトレードをすることで、利益幅を大きくすることができます。

なかなか難しいマーケットです。

って、上がった後は難しいのですが・・(笑)

 

10月末のプライベート・カウンセリングのフィードバックとして、ギャッパーズアイを書いていますがこの効果は絶大だったようで、お一人の方からこういうメールもいただきました。


さて、プライベート・カウンセリングを受けてから2週間ほどが経ちました。

状況をご報告せねば、と思いつつ、メールを書くまとまった時間がなかなか
持てないので随分日にちが経ってしまいました。

(すみません、私はメールを書くのにすごく時間がかかるのです。笑)

15minチャートを利用したトレンド分析に始まる銘柄選考が先生と異なることが多く、着眼点の違いを探すことを日課にしてきました。

そんな中、11月4日付けの須山さんのご質問はまさに私が抱いていたことと共有できるものだったのでびっくりしました。

でも、こういう類の質問は受け付けてもらえないかな、と思っていたので先生がすんなりと手の内を披露なさって回答してくださったことにも二度びっくり。

ストレートな須山さんのご質問に感謝する次第です。

(あ、sidewayのNASに変化が!! 実況でした。笑)



細かい点では先生とエントリーポイントが異なっていたりもしますが、概ね今のところ大きな損もなく、淡々とトレードをこなせるようになってきました。

ただ、まだトレンドラインを引けてもトレーダーの心理を読み取り、自信を持ってパニック・イベントを想定するところまで達していません。

もう少しペーパーを続け、先生が公開される情報を手がかりに勉強をして
いこうと思っています。

「米国株トレーダー掲示板」はハイレベルの方用な気がして、なんとなく投稿に気が引けます。

質問等は先生に直接メールをお出ししたいと思っていますがよろしいでしょうか?

なるべく自分の力で解決したいと思いますが、どうしてもわからないとき
先生にお尋ねするかと思います。

あと、先のトレーダーの心理を読み取ることに関して、11月のペーパーセミナーでテーマになさるようですが、こんなことをお伺いするのもおかしいのですが私は受講した方がいいでしょうか。(自分で考えろって!笑)

 

ところで、ひとつ気になっていることがあります。

以下長文になりますが、お時間が許せばお読みください。

今回リンダさんのセミナーを敢えて受講しませんでした。

なぜなら、先生に教えていただいたノウハウを確実に自分のものにしてから、次のステップに進みたかったからです。

といいかますか、先生のメソッドでトレードを行うのは十分だと考えている
からです。

例えば先日どなたかがオシレーターについてご質問なさっていました。

でも、私にはなぜそんな細かな情報まで把握する必要があるのか理解できなかったのです。

つまり、先生のシンプルなメソッドで十二分にトレードができるのに何をこれ以上追加する必要があるのか。

でも、これは私の大いなる誤解なのでしょうか?

株の世界を不理解・無知の故でしょうか。

先生はリンダさんをお呼びしてセミナーを開催なさる。

それは成功した偉大なるトレーダーだからなのでしょうか。

それとも先生のメソッドの理論的な背景を強固にするためにも、やはり今後得ておくべきトレードの基本的な情報をお持ちだからでしょうか。

今更こんな問いを先生に投げかけても仕方ないのですが、先生のメソッドで
十分だ!と夫にも豪語しておきながら、募集終了の告示を見て、ちょっと後悔してしまう自分に不安がふっと横切ったのです。

中途半端なメールになってしまいました。お許しください。

リンダさんのセミナーも加えてさらにハードスケジュールをこなされようとしている先生。

きっといつものポジティブパワーで乗り切られることと思います。

が、ご無理は禁物ですよ。

いつも、先生のやさしさに感謝しています。

あらためて「ありがとうございます。

それでは。おやすみなさい。

 

プライベート・カウンセリングに対して費用を払割れた方へのレクチャーの内容をフィードバックするのは、受講された方にとっては面白くないかなあ、とちょっと気にしています。(笑)

>でも、こういう類の質問は受け付けてもらえないかな、と思っていたので先>生がすんなりと手の内を披露なさって回答してくださったことにも二度びっ>くり。

ですが、WEBで書く内容と、カウンセリングでの内容は、その情報量と具体性において比べられるものではないと考えています。

カウンセリングを受けられた方は、こうして書かれてものを読むことで、その内容を非常によく理解されるでしょうが、受講されていない方はまさに、その方の理解度によってまちまちなはずです。

ですが現在のスキルに応じての理解であっても、トレードを勉強しようとする方には、必ずプラスになるはずです。

今すぐにその効果が出ないにしてもです。

>「米国株トレーダー掲示板」はハイレベルの方用な気がして、なんとなく投>稿に気が引けます。

とありますが、どうか気にしないで投稿してください。

といっても書き込みにくいでしょうね。

直接のメールでも一向にかまいません。

 

今回リンダさんのセミナーを敢えて受講しませんでした。

なぜなら、先生に教えていただいたノウハウを確実に自分のものにしてから、次のステップに進みたかったからです。

といいかますか、先生のメソッドでトレードを行うのは十分だと考えている
からです。

例えば先日どなたかがオシレーターについてご質問なさっていました。

でも、私にはなぜそんな細かな情報まで把握する必要があるのか理解できなかったのです。

つまり、先生のシンプルなメソッドで十二分にトレードができるのに何をこれ以上追加する必要があるのか。

でも、これは私の大いなる誤解なのでしょうか?

 

についてです。

プライベート・カウンセリングを受けられた場合の、私のメソッドの理解度とそうでない方の理解度は、非常に大きな開きがあると思います。

まあ、それは当たり前で同じなら、費用を払った甲斐はありませんし、私だってそれじゃあ困るわけです。(笑)

トレードにはいろいろなスタイルがあります。

確かにメソッドは人によって合う合わないがあり、また基本的なものは同じでも、人によっては全く違って感じることもあります。

 

たとえば、車好きの方であれば、たとえポルシェに乗っていて満足をしていたとしても、フェラーリを見れば乗ってみたくなる場合もあるでしょう。

車同士を比べてどちらが優れているとか、どちらが速いとか言う点は誰もが興味を示す部分ですが、車によってそれぞれの持ち味と、それなりのよさがあります。

フェラーリの素晴らしさはポルシェにはないものですが、別の言い方をすれば、フェラーリを知ることでポルシェのよさもまたよくわかるはずです。

 

リンダ氏は私の経験とは比べものにならない、20年以上!というトレード経験をお持ちの方です。

利益が出るようになってくると、大事な点はメソッドだけではなく、優れたトレーダーのマーケットに対する姿勢や考え方から学ぶ比重が大きくなることがあります。

それを肌で感じてもらうには、生身の人と人とのコミュニケーションがベストだと思います。

WEBで読む行為と、セミナー会場で直接話を聞く情報量は圧倒的に違います。

また、リンダ氏は指標を多く使われ、多分私のスタイルとは大きく違いますが基本は同じはずです。

資金量やトレーダーの目的に応じてトレードスタイルは全く違うものになります。

ですが共通する同じ部分は、セミナーを受けることで、より鮮明になるということだって考えられます。

マーケットに対する考え方や、何故指標を使うのかと言った点の考え方など、リンダ氏の長い経験から我々が学ぶことは必ずあると思います。

現在セミナーでのテキストを作る作業をしていますが、テキストを読むのと、それを直接聞くのとでは全く世界が違います。

ですから私もとても楽しみにしています。

私が彼女の話を聞きたいので、リンダ氏を呼ぶのかも知れません。(笑)

 

冗談はさておいて、トレードの世界では急ぐ必要は全くありません。

シンプルなメソッドで十二分にトレードができていれば、それ以上別のメソッドは必要ないという考え方は、正しいと思います。

トレードの世界では、正解がいくつもあります。

自分が本当に必要になるまで待つというのも、素晴らしい姿勢です。

あなたの選択は、あなたにとって現在のベストなのだと思います。


 

 

 

1107  Thurs.

Fun to Trade

先日終了した3DAY基礎セミナーを受講されたH氏から、アンケートと感想をいただきました。


3日間ありがとうございました。

11月3DAYセミナーに参加した**です。

最後のアンケートを出し忘れてしまいましたので、アンケートの回答をかねてセミナーの感想をメールさせて頂きます。

8ヶ月ほど前、日本市場においてアマチュアのよくやる自己流カン違いトレード手法で総投資額の半分近くを吹っ飛ばしてしまった私は、しばらくの茫然自失の期間を経て「必ずこの不条理なマーケットに仕返ししてやる!」との復讐心とくやしさから投資の勉強を始めました。

馬渕先生がセミナーでお話してくださったリンダ・ラシェキ女史の50箇条にあるように「魂まで傷つけてしまった」私は愚かな事にマーケットに対する憎しみから勉強を始めたわけですが、様々な本を取り寄せて読むうちに少しずつ自分のカン違いに、つまりマーケットは常に正しくて間違っているのは自分という事に気付きはじめていました。

そんな時、流行りのデイトレード手法を知りたくて手当たり次第に取り寄せた本の中にかの有名な馬渕一著「デイ・トレーダー」がありました。

つまり何も知らずに本のタイトル名だけで買ったわけなんですが。

当時、無知な私は日本市場しか考えていなっかったので「なんだアメリカ株の話か。日本から取引なんか難しい。」とがっかりしたもののせっかく買ったんだからと貧乏根性から読み進めていくうちにこの本が今までの他の本などに書かれてない新しい提案をしている事に気付きました。

しかも自分にもやれそうだ。

いつの間にか夢中になって読んでいました。

「世界は広いよ。もっともっと自由になれるよ。」

そんな風にこの本は語ってるように思えました。



しかし大損して自分の魂まで傷つけてしまった私はそれがトラウマとなって
猜疑心のカタマリです。

マーケットがそんな簡単に儲けさせてくれるハズがない。

どんなうまい事を言ったってそうそう信じられるもんか。

この本に書かれている事は本当に真実なのか。

疑いながらも不思議とその本の内容に魅了され私は「デイ・トレーダー」を5回以上読み返し、毎日デイトレードネットのサイトに行ってはcoolをはじめとする各コンテンツをハジからハジまで読みあさりました。

まるでストーカーの心理状態です。

相手にすごく惚れ込んでいるのに自分を騙そうとしてやしないか幼稚に疑っている。

でも心の中で私は気付いてはいるのです。

「疑うべきは自分自身」だと。

自分の能力や考え方を疑うべきだと。

ちなみにそちらに不愉快なカキコミやメールがあるようですが、私ではありませんからね。

念のため。

さて、時間が経つと魂のキズも少し癒えてきて大損失の現実を受け入れられる様になってきます。

マーケットを憎むことで現実逃避をしていたわけですがそれが間違いだと気付くと次に大きな自信喪失感がやってきます。

自分の間違いを、自分の能力の無さを認めるわけですからね。

そしてなんとか自信を取り戻そうと前にもましてあがき始めます。

そこでふと気付いたのです。「あがく」と言いましたが、決してつらいわけじゃない。

私はいつからかトレードの知識を吸収する事が楽しくなってるんです。

いつに間にかトレードを、マーケットを恨まなくなっている自分がいる。

あの大損失を出した時の髪の毛を掻きむしる絶望感。

マウスを持つ手が震える程の恐怖感。

あんな目にあってるのにまだ私はトレードをしたいと思ってる。



あぁ、そうか。

この気持ちがすべての始まり。

最後の希望。

トレードに関するすべてにいまだに自信を持てない私が唯一自信を持って
言える事。

それは「私はトレードが好きだ」という事。

いや依存症というわけじゃなくて。マゾでもないです。

依存症でない証拠にここ数カ月間、実トレードはしてませんしね。

でも自分が気付かないだけでマゾのケはあったりして。

冗談はさておき、私がいかに欲望に曇った目をして無知なままトレードを始めたか。

遠回りをしながらも、そうした事に気がつき反省し本来のトレードをする者として一番大事なコアが何かを見つけたのではないか?という思いになりました。

あまりに単純なためつい見落としてしまう純粋な動機。

「好き」というコア。

 

だとすれば後はそのコアを中心にトレードに対する自分を創り上げていけば
いいのではないか。

そうすれば大きく間違う事は無いんじゃないか。

間違ったと思ったらまたコアに立ち返って検証し直せばいい。

好きだという気持ちの上に立ってトレードをすれば、きっと欲に目がくらまなくなる。

恐怖心がなくなる。

よく考えれば投資資金だって半分以上残ってるし、十分やり直しができる額だ。

まだチャンスは残されているじゃないか。

うん、やっとポジティブになってきた。

ふふっ。

やれる。やれるぞっ。

おおっ、ついでに欲望がまたムクムクとっ。

いかんっ。大事なことは何だ!忘れるな!野心はいいが欲張りはダメだっ。

マーケットこそが真実だっ。

独り言になってしまいました。

失礼しました。

読み返すとぜんぜんセミナーの感想になってませんね。



えー、話を戻しまして、そんなこんなでデイトレードネットのサイトをずっとROMしてたのですが、ハッチ・メソッドがレジスタンスライン、サポートライントレンドラインを使って利益を出す方法とありました。

偉そうに言ってしまいますが、私もトレードで利益を上げる唯一のカギはこうしたラインブレイク手法ではないかという所まで考えが到達していました。

ダウ平均株価を発明したダウ・ジョーンズの理論、古くは清の時代に陳雅山がつくったとされる中源線などがそれになりますが、どれも今一つルールがあいまいまたはエントリータイミングが遅く今の時代に合いません。

でもそれらの手法の中にいつの時代でもどの国でも変質しないマーケットの本当の性質が見える気がしてならなかったのです。

オシレーター系指標のラインクロスなどを売買サインにするなど私には到底
出来ませんし。

と言うよりこれで利益が出るんでしょうか?

実は一時期私もハマりましたが。平均日数をいろいろ変えたりして。

そう言えばセミナーで馬渕先生から教えて頂いたボリンジャーバンドの使い方が興味深かったです。

鎌田先生が講義された移動平均線3本を使ったエントリーポイントの探し方も目からウロコでした。

さほど役にも立たないと思っていたSMAだけでポイントが見つけられるとは。

実際にトレードをしている方のナマの話を聞くのはとても参考になります。

何はともあれ私の考えと馬渕先生の手法は近いのじゃないか?

しかもサイトを見る限りルールもはっきりしてるようだし、時代にも合ってるかもっ。

やはりセミナーを受けよう。

そう決心した時「デイ・トレーダー」と出会ってからすでに5ヶ月が経っていました。

でもこの5ヶ月間は私にとってまともな考えを取り戻すために必要な期間だったと思います。
 


さてセミナー当日9時15分。

会場に早く着き過ぎた。誰もいない。

会場は薄暗く雰囲気の良い音楽が流れてる。

せっかくの高層ビル最上階だけど窓はブラインドが下ろされ外は見えない。

やがて若い女性の方がやってきてテキストなどを渡してくれた。

あとで澤さんとわかる。

「お申し込みが遅かったので領収書は後日お渡しします。」と澤さん。

そう私はセミナー開始2日前に申し込んだのでした。

12月まで待っても良かったのですが、でもやっぱり早くセミナー受けたいし
でもなんか計画性の無い人間と澤さんに思われていないだろうかっ。

ああもっと早く決心していればっ。

そんな心の葛藤はさておき、セミナーが始まってハッチ先生登場。

ちょっと感動。

ハッチ先生は私のイメージ通りでした。

お顔は写真で拝見してましたがその声、口調、表情、物腰、いかにもWEB上で知るハッチ先生そのままといった感じです。

 

ここでやっとアンケート回答。

私としてはセミナーはとても分かり易いものでした。

独学ですが、ずいぶん自分で勉強したせいもあるかも知れません。

基本的に理解できない所はありませんでした。

先生方も受講生がデイトレードネットのサイトで十分勉強してきている事を前提に講義をなさってる感がありましたが、他の受講生の方もスンナリ講義についてきてる雰囲気でした。

 

セミナーに対する満足度についてですが、私の場合わかりません(爆)。

これは私の抱えてる最強最悪の問題が自分の心にあると考えるからです。

人それぞれ課題を抱えてセミナーに参加してくると思いますが

参加したことでその課題がどれほど解消されたかによって満足度が違ってくると考えます。

つまりハッチ・メソッドを教えてもらっただけで大満足の人も中にはいるかも知れませんが、私のように欲とか恐怖といった自分の感情のコントロールに課題がある場合、この3DAYセミナーだけでは課題は解消されないわけです。

これはセミナーに参加する前から自分で分かっていた事で馬渕先生がいくら口を酸っぱくしてセルフコントロールの大事さを述べられても、こればっかりはこの後のペーパートレードセミナー、そして実際の自分のお金を使った
実トレードでの練習へと、努力と経験を積み重ねて会得していくしかないからです。

あっ、でもハッチ・メソッドを知りたかったのは私もです。

その他にもいろんなテクニカル分析法を教えてもらえて結構、得してるかも。

ということは、セルフコントロールを抜きにして考えれば大満足?
 


ちなみに実トレードのスタートは11月ペーパートレードセミナー受講後を
考えています。

自分の習熟の度合いによってスタート時期を調整するとは思いますが。

 


さてセミナーも最終日。

いよいよハッチ先生のトレードライブがみられる。

マーケットが始まるまでの時間を利用して、みなさん一緒にワインパーティ。

楽しかったです。

でもハッチ先生、結構飲んでるなぁ。大丈夫かな。

マーケット開始3分前。

ハッチ先生物凄い勢いでリアルティックを操作していく。

さっきまでの酔ったふうは微塵もない。

マーケットが始まるとハッチ先生弾丸のような早口解説。

今日のマーケットの方向を判断するためのコツを次々披露してくれる。

「今日のマーケットは難しい。」ハッチ先生そう言っていたのにエントリー後
しっかりプロフィットを取って脱出。

ただただ圧巻。

そういえば目の前で他の人がトレードで利益を取ってみせるのを初めて見た。
 


そうか、これが「本物」のトレードか。

自分の中に何か確信のようなものが芽生えた瞬間でした。

ふと時計をみると12時30分。

え?まだマーケットが始まってから15分くらいしか経ってない感覚なのに。

げっ。

終電がなくなるっ。

先生方へのあいさつもそこそこに、アンケート用紙も出し忘れたまま私は会場を飛び出していくのでした。

このトレードライブは私にとって物凄いインパクトでした。

正直これだけで何時間も受けた講義を上回るほど勉強になった気がします。

このトレードライブみたさにまた3DAYセミナーに参加してしまうかも。
 


以上アンケートの回答でした。

ずいぶんな乱筆乱文お許しください。

それと何ヶ月もずっとデイトレードネットをみてきた私にとって馬渕先生は何ヶ月も前から知っている「親しいひと」の感覚がありその感覚のまま懇親会などでつい、ぶしつけな事を聞いたりしてしまいました。

馬渕先生からみれば私は初対面のどこのどいつだか分からないヤツなのに。

大変失礼しました。

お許し下さい。

それではつぎのペーパーセミナーにも参加させて頂きますので、その時はまたよろしくお願いします。

ありがとうございました。
 


長文の感想を、ありがとうございました。

短編小説を読むように、一気に読んでしまいました。

私もトレードをはじめてしばらくの間、塩漬けになったり勝てない時期が続き、このときに襲われる絶望感にも似た感情や、エントリーの怖さは、他の方と同じように味わっています。

そして成功しているトレーダーとの出会いや、様々なメソッドを知ることが、そこから始まる自分のスタイルの構築に、大いに役立ちました。

トレードは生涯をかけても極めることのできない奥の深い世界だと思いますし、それだけに、虜になるような魅力を感じます。

デイトレーディングは、個人ができる最後のアメリカンドリームだと言われています。

誰もが成し遂げることはできないにしても、目指す者にはいつでも扉は開かれています。

ただその夢の実現には、自分をコントロールすることに加え、気持ちがダウントレンドの時は、自分を励ますということも大事な点だと思います。

あとはトレードを楽しむ姿勢ですね。

読ませていただくうちに、ペーパートレードセミナーでの責任は重大だと痛感しています。

最新のポルシェが最良のポルシェであるように、最新のセミナーが最良のセミナーだと言えるよう、私も受講される皆さん以上に、毎日マーケットから学ぼうという気持ちを、いつまでも変わることなく持ち続けようと考えています。

このペーパートレードセミナーでの再会を、楽しみにしています。

 

 

1106  Wed.

リンダラシュキ氏のセミナー参加者の募集は締め切らせて頂きました。

多数のご応募をいただきありがとうございました。

プライベート・カウンセリング・レポート

申し込まれた3名の方のトレード歴は、偶然にもセミナーを受講されてから約半年。

当日のヒアリングでの、受講者の方の悩みは次の3点に要約できるだろう。

 

3分チャートを使ったギャッププレイがうまくゆかない。

うまく行くときや、ダメなときが混在しているために、思い切ってエントリーできない。

何が、そしてどこが悪いのかを診断して欲しい。

 

というのが、カウンセリングを受講しようと考えられた、共通した理由だった。

まず始めに、普段マーケット開始前に行っている銘柄選択や、事前準備を実際に見せて頂き、どのようにトレードをしているのかを、その方のページを見せてもらいながら説明してもらった。

そこで共通していた問題の一つは「よい銘柄が選択されていない」という点だった。

 

トレードでは、みなさんご承知のように株価がどうなるかの予測はできない。

できたら人間ではない。神か仏だろう。(笑)

だが損得についての人間の心理は、国や言葉や習慣や時代が違っていても常に不変だ。

トレードでは、これをうまく利用することだ。

そうすればトレーダーや投資家という人間の心理を、株価の上下で予測することができる。

あなたは前日までの15分チャートからマーケットに参加している投資家やトレーダーの心理のストーリーを、組み立てることができるだろうか?

マーケットの2方向のケース、つまりギャップアップした場合とギャップダウンした場合でのこのストーリーの構築力が勝負となる。

トレードでは、チャートのラインやセットアップを、単にラインだけを見て決定しているのではない。

もちろん熟練すれば、他のトレーダー達の心理が、チャートを見ただけで理解することができるようになる。

だが、それを身につけるためには、他のトレーダーや投資家たちの心理を、チャートから読みとる訓練を十分に積むことだ。

大事な点は、チャートからパニックになるポイントを想定できるかどうかだ。

これは訓練で身につけることができる。

というわけで、今日から今月のペーパートレードセミナーの募集を開始します。

テーマは「チャートから他のトレーダーの心理状態を読み取る」。

 

 

1105  Tues.

プライベート・カウンセリングの感想

先月末の冬時間になる前に実施したプライベート・カウンセリングについてお問い合わせをいただいていますが、参考のため受講された方の感想を掲載させていただきます。


プライベート・カウンセリング、どうもありがとうございました。

2001年の初めにセミナーを受講後、ほぼ1年経過してから口座開設、そして半年間、ヨチヨチ歩きながら、スタートを切り、最初は、“な〜んだ、簡単ジャン!”と言う感じだったのが、どうもおかしい・・・勝率ベースだとそれほど悪くないが、資金が少しづつ着実に減っている(爆)。

しかし、夏前には月間でプラスになり、安心していたのもつかの間、資金のダウントレンドは合いも変わらず崩壊せず。

まぁ、日本株ではプラスも取れてきているからいいか、と言う日々を過ごしていたところでした。

その中で、カウンセリングを行うという発表をみて、週の前半は本業(?)の出張で都合がつかず、受講すべきか、もう少し自分で足掻いてみるべきかを悩んだ一週間をすごすところでした。

しかし、その一歩手前、10月23日の“Gapper's Eye”のまとめで、“私がいわゆるラリーのナビゲーターで、受講者の方がドライバー。

”と“ただし一名だけですので早い者勝ち。”の言葉に引き寄せられるようにして申し込ませていただきました。

受講後の結果からいうと、“な〜んだ、そうだったのか!”、そう、俗に言う目から鱗という奴です。

今まで言葉ではよく聞く目から鱗をまさか自分で体験するとは・・でした。

確かに立っているゆで卵を見ると簡単な話ですが、卵を立ててみろと言われれば、誰だって難しいですよね。

金曜日は生卵ばっかりだったのでどれも立たなかったし、立てようともしなかったので割れた卵はありませんでした(笑)。

今までなら一生懸命立てようとして生卵をいくつ割っていたことでしょうか!

月曜日からは生卵を割らないように気を付けながら、まずはマーケットをウォッチしていこうと思います。

お忙しいところ、夜分遅くまでありがとうございました。

今後ともよろしくお願いします。
 

 

1104  Mon.

強いマーケットが戻ってきた

マーケットは、とてもエキサイティングなギャップアップで始まった。

マーケットの詳細とセミナー最終日のライブマーケットWATCHの様子は、こちらからどうぞ。

ダウはDOJIで終わり、ナスダックも最後は少し下げたが、それでも強いマーケットには変わりはない。

この11月から3ヶ月は、今までの統計からも年間を通じて最強の3ヶ月となるだろう。

週足でのボラティリティー・インデックスを見ても、まだまだ上がりそうなマーケットだ。

今回セミナーに参加された皆さんはとてもラッキーだといえるだろう。

冬時間のため夜の11時半から始まるようになると、最初の一時間で確実に利益を出せる手法の重要性はますます高くなるはずだ。

こうした強いマーケットの前に、きちんとしたトレード方法を身につけるというのは、じつにタイミングがいいといえる。

今月のペーパートレードセミナーの募集は、水曜日から開始します。

コラムと思われるようなメールをいただきましたので転載させて頂きます。

オアシスがあるっていいなあ


仕事から帰ると、ネクタイをほどくより先にPCの電源をONにする。

何時からか日課になってしまった。

お風呂の蛇口をひねるのはその後。。。

24時間の仕事を懸命にこなし、この瞬間が来るのを考えながらがんばる私。

ちょっと格好つけすぎか。。。



5月から始めたE−miniのトレードも最初の挑戦はあえなく敗退。

あははは、、、無理もないなあ。

なんの準備もせず、単に口座お金を送金しただけ。(^^;

PC1台とADSL回線一本で、その日からトレーダーとして一応名乗ることはできた。

「俺って、なんか大金持ちになるような気がする、いいもの見っけた」という暴走が、マシンガンのようなクリックを誘発し、ロスカットを妙に踏絵のようなものとして目をつむり続け、とんでもない授業料のもと、どこにでもいるような「先物カンタンにうまくいくだろうトレーダー」を生んだ。

でも私の偉大な(?)ところはその損失を自分のふがいなさにしたことだ。

私のお気に入りのサイトでは、この全て自己責任ということをわかっていない、だらしないトレーダーが最近やけに目につく。



私の失敗はマーケットのせいでもなく、いろんな情報のチョイスミスでもなく、まして、それを教えてくれた環境のせいでもない。

自分で選択して、自分で考えて、そして判断したからこそその間違いだった結果が、お金の損失として現実になっただけだ。

とってもカンタンな方程式。誰でもわかる。

最初からうまくいったら、世の中をなめて、もしかしたら茶髪にロンゲ、鼻ピアスして、街角であぐらかいて座っていたであろう。

そう、タバコを路上でもみけし、「あんだよー あん?」とか言ってね。(笑) 

私はその間違いを認め、あがき、そして一つ一つ自分の性格や特性、トレードの時のくせ、利益を+ーにした時の心理状態等をメモし、客観的にウイークポイントを見つける作業をしたんだ。

マーケットが私になんの借りもない以上、私もマーケットに対して自ら損して
「はい、いつもお世話になってます。これ少ないですけど」って言ってお金を振り込むことはしなくてもいいと思うのは当然だ。

働いた大切なお金を崖っぷちにさらしている以上、「いただきまーす」ってもらっても、それは自分の判断の優位性が他のトレーダーから少しだけ勝った証である。

マーケットは痛くも痒くもない。

その優位性を手にするのも、実は自分で何もないところから、経験と知恵で引っ張ってくるという作業が一番みそなのだ。

例えば、セミナー等はあくまで知識の材料を供給するのみ、それを自家のものとなすは思索の力なり。。。というわけ。

(これは政治思想家のジョンロックのパクリです)



確かにここまで来るのにいろんな方から教えてもらって来たと思う。

でもそれは自分が動き、自分が行動として事を起こしたからこそ私の身にふりそそいだのであって、決して泣いているばかりで、オムツを代えてくれる母親がとなりにいたわけではない。

全てが、この現実の全てが自分が巻き起こした判断の集積なのである。

そんな私がトレードの疑問を解消する場所がここにはある。

日々の楽しみはここを見ることで、コーヒーとタバコが他にあればあとはなにもいらないとさえ思っている。

夜のトレードに備えて、情報を収集し、いろんな角度からいろんなことを考えれることができる。

トレードだけに終始していない、豊富なコンテンツも大好きだ。

私の仕事の疲れは、この場所があるからこそ、またがんばれるのであって、オアシスというべき場所がここなのだ。

日当たりのいい公園と言ってもいいであろう。

 

しかし、最近ざわついてきて、どうにも私の憩いが十分にとれない。


さえずるうるさい小鳥たちが耳障りな泣き声を奏でるからだ。

ある程度のことならば目をつぶって自然の共存と言う名のもとに我慢できる。

しかし、耳元でしつこく羽をばたつかせ、そしてこの素晴らしい公園を管理している、公園の隅々まで手を入れている管理人さんにまでも、「えさをくれ、えさをくれ」とうるさくさえずり、終いには、「とりかたを教えてくれ、みみずはどこにいるの? 教えないとみんなでつつくからね」と鳴き、仲間の鳥たちを先導している鳥もいる始末。

公園を愛する管理人さんは、小鳥達のわがままにもニッコリ笑って、実際えさのとりかたを自ら教えるも、小鳥は自分ができないとわかり知らん振り。

私はこの公園を愛し、管理人さんの講演を愛し、そして公園で散歩をしている顔みしりのおじさんや(H氏)ジョギングをしている外人。(J)

花壇のお花に水をやるかよわき女性。(R)

そしてお日様のもと、お弁当を食べにきている人々がとっても好きなのである。

見知らぬ人ともベンチで話すことだってある。

皆いい仲間だ。




はっきり言ってここは、管理人さんが精魂こめて手を入れている開かれたみんなの場所。

個人的の欲から使うものではない。

この公園を素晴らしいものにするための努力は公園を造園した人にはわからないであろう。

小さいの広場をつくるのでもギブアップなのに。

そして、その公園は管理人さんあっての公園だと正直な人なら誰もが知っている。

咲いているお花も、綺麗な池も、すべて皆で使って大切にしなくてはならないのだ。

・・・・なんか興奮して書いているうちに仮想めいてしまった。

(^^;;スミマセンです。



・・・・とにかく、私の言いたいことは同じ環境を選んで、同じ教育を受けて、そして、また同じように大事なお金を随分失っても、それを決して他人に押し付けたりはしていない。

そういった存在の人々も確かにいるのだ。

そしてきっとその同じ志を持った人々のチームワークは、人のせいばかりにして集う人々よりも強固なものであるはずだ。

考え方次第でいくらでもそこからまた自分の可能性を広げることができる。

なぜこんなカンタンなことに気がつかないのか疑問が残る。

すぐに、今すぐに結果がほしいのならば駅前に言ってスクラッチカードでも削ればいい。

「はずれ」という結果がその場でわかる。お勧めだ。

これならばいくらでも「運」のせいにできる。

自分で判断して、自分でその判断の結果を喜びたいからこそ、この場所に来たのではなかったのか? 



先月はE−miniでとうとう10連勝という信じがたい+を出すことができた。

この際連勝はどうでもいい。たとえこれが偶然と運だけの産物だとしても、可能性があるということが分かっただけでも凄い進歩だ。

暗闇を進むものに、小さな光の差込が見える。

また遠くなっても、とにかく自分を信じて進むだけだ。

これは日々「大きく勝たなくていい、ほんの少しだけでも、+で終えよう」という控えめな、まだ勝っていることを自分でも信じようとしない自分にご褒美がでたのだ。

私はこの事実を自慢できる。自分で勝ち取ったからだ。

これまで、考えて、悩み、判断し、そして自分を疑わなかった。

とにかく、問題は全て自分にありと思って、いたらない自分の心理分析や思いついたことの論文、はたまた出張トレードをしたりして(笑)、自らに解決を求めたのだ。

ぬらした枕は1つではない。(TT)

自分で素晴らしい物事の達成の体験がない人にはわからないであろう。

一つのことを追求する長く苦しい経験が、人にやさしくなれ、人の立場を理解でき、自分をよくわかり、そして常に人に対してフェアな精神で接することの出来る喜びを。

そしてまた嬉しいことは、以前にもこのような問題が起こった時には、管理人さんに「うまくいってます」という事実を伝えることが出来ない分、何を言ってもいまいち説得力に欠けていたが、今回はそれを自信をもっていうことのできる喜びがある。

なにもトレードでお金を儲けることが1番優先するのではない。

この自分の信じたことが達成する喜びはバイイングパワーの増加とかいう問題ではない。

そんなもの吹き飛んでしまうほどの爽快感と魅力的な醍醐味を味あわせてくれる。



うまくいかない時、人や周りのものにあたるのは誰だってできる。

泣いていれば声をかけてくれるからだ。「どうした?」と言って。

事情をさも自分が被害者のようにうたい、同情を求めることにより最初はうまくいくであろう。

しかし、完全なる根本的な間違いがそこにある。

デイトレードは「自由なライフスタイルの実現」を胸に賭けた夢ではなかったのか?

誰にも迷惑をかけず、自分のやり方次第で夢を実現できる手段としてチョイスしたのではなかったのか?

・・・それとも最後まで誰かが面倒をみてくれることを担保に始めた夢だったのか?



私は自分でこの問題を切り開き、そして今も闘っている。

この立場からすればそんなあまちょろい人々はここへこなくていいと思う。

全てを人のせいにして、自分を守り生きていくのはたとえそれがうまくいったとしてもけっして幸せになれないどころか、大きな目で見れば世界という大きな舞台では通用しないであろう。

土俵はいつまでも存在しない。時は流れているのだ。

今何ができるかを考えるかが重要であって、この場所が閉鎖的な日本において、存在することの意義に、感謝の気持ちをもって、着実に、そして迅速に、自分のスタイルを確立することに時間を費やすべきだ。

私はこの場所がいつ眠り(失礼)についてもいいように準備するつもりだ。

言い方は悪いかもしれない(笑)。

しかし管理人さんはわかっている。

「取り方を教えれるのは永遠ではないのだよ。ほら自分でつかんでごらん」、、、、と。

失ってから初めて気がついたでは遅いのだ。

そんなことを考えつつまた今日もトレードに向かっているだろう。



リンダさんのセミナー開催、嬉しいです。

会場での再会を楽しみにしております。
 

いかなるすぐれた大学でも、そこで修得する知識は、その後の人生において学ぶものにくらべたら一割にも満たない  - ロバート・アンダーソン

 

 

 

1103  Sun.

言論の自由と推測の自由

掲示板やチャットでは、いろいろな考えの人が、いろいろな思惑で、いろいろなスタイルでもって、いろいろなことを書き込みます。

自由のよさですね。

このような言論を統制されない自由さはネットの持つ良さであり、自由に意見を交換したり、議論をすることができます。

ですからこのように書く時にでも私は、「読んでいる人はこう書けばこう考えるだろう」という仮説を前提にして、自分ならこのようにするだろうというアクションや選択肢を言葉で説明するわけです。

また議論も基本的にはこれと同じようにお互いがこういうルールを前提にして行われるものです。

ただ読んでいる人が、反応をして全員が書き込むわけではありませんから、書いた側は自分の考えていたことが伝わったかどうかを知ることができません。

一般的に自分の主義主張が通るというケースを分析してみると、いわゆる「うまく主張できた人」というのは、運がよかったかまたは、優れた能力が働いた結果かというように2種類に分けることができるでしょう。

まあ両方が偶然に重なれば「説得力があり正しい」ということになります。

ですから、トレードでもたまたま買った銘柄がうまく上がったという1度だけだけれども運のいい人は、その結果を堂々と誇ることができます。

このように「運」というのはとても大事にされ、自分にもその運が向いてくるようにと、お守り、宗教、超能力などいろいろな関連グッズがもてはやされるというわけです。

 

一方これに対して「優れた能力を働かせた人」というのは、今から将来に向けてその過程を戦略的に考えられる能力を持っているということになるでしょう。

そういう人は、ある一つの得意とする分野で、過去から現在までの自分の手法を客観的に分析して、そとと夕の過程から現在での結論を人にわかるように説明することができます。

このような考え方を漢字で書くと「戦略的な思考」と呼び、カタカナで書くと「ストラテジー」と書くわけです。

反対に、幼児がおもちゃ売り場で「あれが欲しいいいい」と叫んだり、拉致や誘拐した人間を返せばお金がもらえるだろうなどと思い込んだりする行為は、戦略的とは言えません。

ですから大勢の人からは支持されないどころか、ただのダダを捏ねている子供だと思われ、泣かれたくないときはいい加減にあしらわれ、また時には相手にされないことになるわけです。

こう書けば理解してもらえるだろうとか、こう言えば相手がイヤな思いをするだろうとか、こういうアクションを起こせばダメージを与えることができるだろうというように、日常生活を快適に過ごすためには、同じようにあらゆるケースを考える必要があります。

そして最終的には相手に選択させ、主導権を持たせたかのように感じさせてながら事を進める能力が必要になります。

ですから大事なことは、自分の願望だけを考えるのではなく、その願望を実現するためにどうすればいいのか?というもっと大きな流れつまりトレンドを正しく設定することです。

さらに「最悪の事態」を常に想定する、つまりリスクをどこまで引き受けることができるのかを考え、そのリスクをどうすれば回避できるのかと言う点を決めながら、ベストを尽くすことがこうした戦略的な考え方では大事な点になるはずです。

これは議論をするときや、掲示板に書き込むとき、またトレードをするときや、ビジネスを進める上でも共通した重要な考え方だと思います。

ですから極端な言い方をすれば、掲示板への書き込みを見る人が見れば、本人がどのように書こうと、この人がトレードをすれば、どれくらいの結果になるか言うことがわかってしまうこともあるわけです。

よく考えると、怖い話ですね。

ですから、こうしたことに気が付かない方が、ある意味では幸せだともいえるわけです。

スリーカードで勝てると思って、レイズしたら、はったりをかまされ、ワンペアの手に負けてしまうというケースは、すでに手を読まれているのにそれに気が付かないという事態から起こります。


 

ただ毎日こんな事ばかりををしていたのでは疲れますね。

正しい目的や生き甲斐のためにこうした方法を使うにしても、特に利益だけを追求する組織ばかりを相手にして、それを毎日繰り返していたのでは、消耗して老け込んでしまいます。

ですから私は以前から、他人との妙なしがらみのない環境でものを考え、妙な駆け引きをしなくてもいい仲間と仕事をしながら、生活を続けたいと考えていました。

ですから、いわゆるカイシャという組織にはできるだけ属さずに、自分の好きなスタイルでいろいろな仕事をしてきました。

私の場合はあらゆる組織から自立しておいたほうが、居心地がいいタイプなのでしょう。

このようにして好きなことをしてきましたし、また好きなことができることも知ってしまった以上、これを手放す気はありません。

ですからこうしたスタイルの生活を続けるためには、今後も自分のメディアを持ち続け、自分の主義主張を知ってもらうこと が大事になります。

今ではそれがネット上でWEBを通じて実現することができる時代になっています。


 

自分を紹介するということをある限られた文字数で表現しようとすると、なかなか難しいものです。

自分を説明するというのは、通常自分ではない項目を組み合わせて表現をします。

このWEBでもこのような自己紹介の形式にならざるを得ません。

所属していた組織や集団を分類して並べて、その重なり具合を人から見てもらうことで「自分」を表現しているわけです。

それを補完するカタチとして他己紹介というカタチがあるのですが、これもなかなか難しい問題があります。

紹介しようとする人物と他己紹介をする人物があまりにも癒着していると、お互いの交友にまつわるエピソードや楽屋落ち話ばかりとなってしまい、そうしたコンテンツが主体のWEBだとそれが他人から見ると結構ハナにつくということになります。

つまりお互いが親しいために、最初から誉めることが前提となってしまっているケースですね。

また、本人と他己紹介をする人物とがそれほど親しくないという場合だと、二人の間柄というか、そういう距離感が読む側にわかるように工夫する必要があります。

これが曖昧なままでは、その他己紹介そのものがよくわからなくなりますし、どうも信用できないと言うことになってしまいます。

一般の雑誌などのメディアによる他己紹介では、特に親しくもない仲人による、ありきたりの新郎紹介のようになる傾向になりがちで、本当の自分をよりパーソナルに知ってもらおうと言う視点から見ると、ベストな方法ではありません。

 

ですがトレードのセットアップと同じで、こうした欠点と長所を持つ複数の方法を組み合わせることで、かなり効果的なものになります。

ですから、トレードという世界で私と実際に会った人から「セミナーを受けて私はこう感じ、こう思った」というように、主観的に紹介してもらうことも自分を知ってもらうためには効果的な要素となります。

自分の考えを書き続けることのメリットは、それを読んでいる人に対して、自分の名前から紹介するといった、普通の自己紹介では得られない、より深い部分まで知ってもらうことができるという点です。

「自分」を書きこめば、そこから「他者」や「そのときの時代性」をも浮かび上がらせることができます。

つまり、自分について書けば書くほど、社会性を帯びてくるというわけです。

本を書くという点から見ると、これは非常に大事なポイントで、社会性を帯びていない文章は、出版社の編集者からは評価されない、つまり読者にも受けないのです。

ですから逆にいえば他人をあれこれと評論や批判ばかりしていると、いつのまにか社会性がないままで、自分を見て欲しいというわがままな強い願望だけが浮かび上がってしまう 、という構図になるわけです。

これでは読んでいる大半の人からは支持されません。

こういう例は、ネット上で非常に多く見られます。

自分を愛するという思いが強いくせに、自分と他人の関わりや仕組みにうとく、そして自覚がないために、こうした皮肉な結果になるのはとても面白い現象だと思います。

ですから読む側が、こうした事を知ることで、自己紹介と他己紹介のバランスを見ながら、その人と「なり」をある程度知ることが可能になります。

このように肩書きや組織というブランド力のない個人が、自活しているそのノウハウを人とシェアしながら、他の個人や組織と共同作業を続けてゆくためには、少しばかりの工夫が必要ですが、それさえできれば、気持ちよく自立的に自分のスタイルで仕事ができるというわけです。

 

大いなる精神は静かに忍耐する - シラー
 

 

 

1102  Sat.

リンダ・ラシュキ氏のスペシャルセミナーは、一日の定員を20名から23名までに増やしましたが、定員まであとわずかです。

受講希望の方は申し込みをお急ぎください。

お申し込みはこちらから。

 

昨夜はセミナーのため、鎌田氏が来日されたので、食事をしてそのあとバーで軽く一杯。

11時半頃には帰宅したが、マーケットは余りよくなさそうだなあ、なんて思っていたのだけれど、習慣でチャートを起動したら、ちょうどいいタイミングで上昇してきたので、掲示板へ書き込みながらWATCH。

だから、この日はあらかじめ銘柄を選択したのではなく、銘柄を探しながらというパターン。

どのようにチャートとマーケットを見ながら30分ギャッププレイをするのかという視点で解説している。

詳細はギャッパーズアイに書いたが、しかしマーケットは総じて強い。

11月・12月・1月は最強の3ヶ月だから、期待が持てそうだ。

 

米国株トレーダー掲示板で、30分ギャッププレイを披露し、安定した利益を出せと言う仰天書き込みがあった。

おいおい。

だって、30分ギャッププレイやってるじゃないですか。

この忙しいときにいちいち調べるのは面倒だったけど、念のためギャッパーズアイをチェックしましたよ。

10月1日にCOST

10月2日EBAY・QCOM

10月3日MSFT

10月9日KLAC・ERTS・MSFT

10月10日ERTS・AMGN

10月14日IDPH

これ全部30分ギャッププレイでしょ。

まあ、ギャッパーズアイを見てわからないのなら、掲示板に書き込んだって、わからないと思うけど・・

なのに、あれをやってくれ、これをやってくれって、それもよく見もしないで全くねえ。

力が抜けちゃいました。

わからなかったら、セミナー受けに来てくださいね。(笑)

一言、言っておくが、こういう態度を「無礼」と呼ぶ。

無礼者に対して丁寧な対応をして頂いた、良識あるみなさん方に感謝。

 

ジャズ喫茶NARU


先日、娘と家のそばのジャズ喫茶代々木NARUへ。


 

音楽は背徳を伴わない唯一の官能的な愉しみである

サミュエル・ジョンソン

 

1101 Fri.

リンダ・ラシュキ氏の無料セミナーとサイン会満員御礼

リンダ・ラシュキ氏の無料セミナーとサイン会の受付は、定員となったため終了させて頂きました。

多数のご応募をいただき、ありがとうございました。



リンダ・ラシュキ氏・スペシャルセミナーの募集を開始しました。

こちらからどうぞ。

 

昨夜飲み会から戻ったらマーケットは既に始まっていたが、どうもよろしくないパターンでこれじゃあみんな入れそうにないなあというチャート。

上にはレジスタンスができているし、下にはMAがあるし、こういう日は、チャートソフトを落として、他のことをした方がいい。

朝起きてチェックするとやはりねえ。

というわけで、今夜もあまり良さそうでないチャートのようだ。

その前2日間がよかったから、休めと言うことなのかもしないね。


 

11月

さて今日から11月。

早いもので、あと2ヶ月で今年も終わりだ。

毎日の生活の中では、誰だってそうだろうけれど、自分なりに感じるアップダウンといういわゆる波がある。

一番影響を受けるのは何といっても体調だ。

だから自分の体調を常にベストにするために、自分なりにあらゆる工夫をしているが、これを「やる」のと「やらない」のとでは歳と共に大きな差ができるのは当然で、まあ塵も積もればなんとやらというヤツだ。

次に影響を受けるのは自分の精神の持ちようというか考え方。

ある程度忙しい思いをするときは誰にでもあるが、これが自分の意志というかヤル気の波にうまく載せることができれば、どんどんやるべき事がはかどる。

忙しいはずが、自分でも不思議なくらいに、忙しいという感覚を持たずに、どんどん物事を進めることができるときがある。

だがこれが噛み合わないと、「忙しい思い」をしながら事を運ばなければならなくなる。

だからうまくかみ合っていないと思ったら、もう一度自分の気分の中で仕切り直しをすることにしている。

この方法は、トレードを通じて身につけたもので、トレードをやっていてよかったと思う理由の一つだ。

自分の持つリズムがうまく噛み合ったら一気に進め、その代わり休む時を作る。

メリハリをつけるのが大事かな。

この見極めがうまくいって、物事の処理と噛み合う、つまり波に乗ると、毎日を楽しく過ごすことができる。

だからこれに乗ることに神経を使い、それ以外のどうなるかわからない余計な心配は、一切しないことにしている。

心配したってなるようにしかならないのだし、うまくゆくときは黙っていてもうまく行くわけで、ダメなときは時を待つのが一番だ。

そのかわり自分でできるベストを尽くしておく。

まあ自分なりのベストだと思っても、客観的に見ればそうでなかったりすることもあるだろうけど、どのみちパーフェクトなんてありえないのだし、ミスもするときはするわけで、そういう見えないことに神経を使うと疲れるからね。

自分でコントロールできる部分は、そのときにできるベストと思うレベルまでやり、あとは思い切って運を神に任せることにしている。

だって俺がやるよりも絶対にうまくやってくれるからね。(笑)

というわけで、こういう事を書くのも、ようやく自分の中で、とりあえず一段落したからなのだけれど。


 

ハロウィン・ナイト

昨夜はハロウィンだったので、遊びに行ってきた。

 


Zoom

出撃前の怪しいミーティング?

街では、我々のような怪しい風体の一行には出会わず。

 

 

変装なしの場合インスタントのヘアカラーで変身

 


これはかなり気持ち悪い系


 


キッズ忍者も登場

 


廊下で乱闘(ウソ)


 


一時休憩
 

 



 

 


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2002 1101-

 

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