2002 1201 -


1214 Sat.

新オフィス


2001年に日本でセミナーを始め、最近ようやくその成果の手応えを感じる機会が多くなってきた。

次の段階は、今までにできなかったことを始めることだが、その一つとしてボーダーライン上のトレーダーのサポートに対する新しい試みを計画している。

2003年はこの新しい施設と設備のもとで、新しい試みやより踏み込んだサポートをする予定。

こちらに新しいオフィスビルの写真をアップ。

 

 

1213 Fri.

オフィス移転

突然ですが、来年からオフィスを移転することになりました。

現在のフロアの契約が切れるため。

場所は東京駅のそばで、正確には京橋。

東京の西側から東側へ大移動。

っというほどのものではないか。(笑)

オフィスの場所探しと移転準備で忙しかったのですが、こうした書ける段階になったというわけです。

当然セミナールームも移転。

ですから来年の3DAY基礎セミナーは、新しいセミナールームでの実施となります。

場所などの詳細は後日アップします。


 

 

1212 Thurs.

GRINGO

私の20歳のときの友人の通称「ジョイ」が麻布でバー GRINGO を開店。

別の友人からのメールで知ったのだけれど、私がアメリカに住んでいたことや仕事が違っていたので、長い間会っていなかったのだけれど、20年ぶりに再開。

11月に開店だったそうだけれど、こっちもなんだかんだと顔を出せずだったけれど、ようやくVISIT。
 

バーテンダーとしてのウデは、やっとシェーカーが振れるようになったというから、いささか怪しそうだった。(笑)
 

内装は基本的に本人の趣味

ついこの間までモデルをやっていた、元男前?(笑)。

私と知り合いだから、それほど若くはないけれど、ちょっと普通とはテイストの違うキャラクターで、相変わらず明るくとても楽しいヤツだった。


入口から入るとこういう風に見える
 

左奥のカウンターからの写真

ウッドでなかなかいい感じだった。

 


店の名前の「グリンゴ」というのはメキシコ地方で白人を呼ぶときの呼び名だという。
 


港区 六本木 7−18−14 小市米ビル B1F 地図

Bar Amore di  Vino  BRINGO(グリンゴ)

033−746−0995

営業時間は   PM5時 - AM2時 だそうです。




そろそろ客が付かないとヤバイと言ってたので、機会がある方は寄ってあげてください。

 マブチから聞いたと言えば、何かいいことアルかも知れない。

ないかもしれないけど。(笑)

 

マウンテンバイクおやじから早速このような解説メールが・・


馬渕さん

たった今、Leeのギグから戻りました。
彼の音楽はいい、、、

Gringoの意味。

Gringoとは北米のメキシコのみならず、中米のグアテマラでも、南米のペルーでも北中南米のスペイン語圏では、白人のことをグリンゴとよびます。

欧米白人をよぶ時の名称で、日本でいうところの「ガイジン」です。

東洋人は、総して「チノ」、Chino=中国人

この言葉をはく時に必ず、人差し指で両目をつり上げます。

日本人もChino,,これに不快を感じる日本人は多い。

しかし、その日本人が白人のことを「ガイジン」

日本在の「ガイジン」たちは、この言葉に不快を感じています


「ガイジン」は差別語ではありませんが、排他=「仲間の外」を意味するので
この言葉を嫌う在日「ガイジン」は多くおります。

僕の前のwifeが「ガイジン」でして、日本では「ガイジン」の友達がいつも家に遊びにきておりました。

会話の中で「ガイジン」と呼ばれることへの嫌悪感が頻繁にでてました。

因みに、黒人のことを英語では元々Nigro=黒、、と呼んでましたね。

それがBlackになり、BlackPeopleになって、Afro、AfricanAmerican
となって、、、アメリカ人は差別語にならないようにカナリ気を使っています。

因みに、東洋人=Orientalは差別語になりまして、正しくはAsianAmericanというよびかた。

話はそれましたが、ラテンの国で黒人のことをNegro=ネグロとよびます。

ラテン語にも語源をもつことから、スペイン語ではNegro,英語ではNigroとなったわけです。

英語圏では、意識が高まって、Nigroを差別語にしていますが、Negroがそのまままかり通るスペイン語圏、差別はアメリカなんてもんではありません。

アメリカではJap=ジャップという言葉が日本人を差別する言葉であることを
ご承知の筈ですが、最近の日本の30代の人たちの中には、時には40代
50代まで、この知識をもたない人がおります。

そして無邪気にジャップという名の散髪屋を南カリフォルニアに開店して、日系人のみならず、米国白人からヒンシュクをくらった今では40代になる筈の人たちがいました。

当然、日系人は猛反対をしてこの名称を改めさせた。

知り合いのジャーナリストに、時代が変わったんだから良いじゃないか、という日本人がいましたが、彼は日本育ちのアメリカ住まい。

アメリカに、この言葉によって苦しむ日系米国人がいる以上、税金も払わないアメリカ居候が言って許される発言ではなかったと思いました。

COOLは、若い方々からのアクセスもあるのでしょうから、その人たちにジャップという言葉が日本人を差別する言葉で、それによって傷つく嫌な時代を生き延びてきた日系人がまだ健在であることを知って欲しいと思います。

「朝鮮人」という呼び方に歴史の差別が大きく含まれています。

韓国人は「朝鮮人」という言葉に敏感に反応します。

日本人からの配慮が求められるところです。

ボクは、「在日」という言葉にも不快を隠せません。

しかし、他に呼び方がないからか、「在日」の韓国人は自分たちを「在日」とよんでいますが、それはアイデンティティーの為に必要なだけであって、彼等が好んでいるとも思えません。

形容詞なしで呼べるようになる人たちはナカナカ増えませんね。
 

なるほど・・

ありがとうございます。

日本では、該当する国の人たちが少数のため、リアクションがわからないといった傾向にあると思います。

十派一からげで、ステレオタイプな議論をすることによっても、こうした風潮が助長されるでしょう。

個人対個人でのコミュニケーションが密になれば、当然こうした傾向は減るのでしょうけれど。

 

 

1211 Wed.

TV取材について

少し前に、こういうメールをいただきました。


自分は**テレビで番組制作に携わっている**と申します。

このホームページのことは、以前こちらのセミナーに参加したことがあるというデイトレーダーの方から教えていただきました。

毎週*曜日****から**テレビで放送中の「***」という一時間のドキュメンタリー番組を担当しています。

毎回テーマを変えながら、現代に生きる人々を通し、今時代的な現象から、普遍的な家族や親子の絆の問題までをそれぞれの方の生活の中から、見つめていこうという番組です。

今回、デイトレーダーを含めた個人投資家をテーマに番組を作れないかと考えています。

番組自体は経済番組でもありませんし、自分自身も株を含めた金融関係にはまったくの素人なのですが、女性誌などに特集される投資の勧めのような記事や学生や主婦などの投資クラブの存在をよく耳にする機会が増え、
徐々にではあるのでしょうが、資産の運用を一般人レベルでも、意識する人たちが増えているように感じます。

単なる流行なのか、老後を含めた自分の将来に対して抱く不安の裏返しなのかわかりませんが、その背景にあるものに興味を持っています。

番組の方向性や、具体的内容に関してはまだこれから実体を把握してからのでないとなんとも言えないのですが、できるだけいろいろな方のご意見を参考にして進めたいと思っています。

一般的には数字でしか実体がつかめない株というものを一つの入り口に
それに携わる方々を通して、現代を見つめていくことができたらというのが
最終的な目標です。

長々と書き連ねて申し訳ございません。

述べましたように、現在どのような番組作りができるかを探るため、いろいろな方にご意見をうかがいながら模索している段階なのですが、もしそういった主旨をご理解いただけましたら、一度、お目にかかり、ご相談にのっていただけたらと思っております。


 

ご返事いただきましてありがとうございます。

先日自分がお会いしたデイトレーダーの方もリストラされたのをきっかけに始め、以前の収入をはるかに越える額を稼いでいました。

もちろんすべてに人がそうなれるわけではないのでしょうが、現実にそういった方がいるというだけでも何か不思議な気がしました。

もしご協力をいただけるようなら、メールにてのご連絡でも結構ですので、
ご返事をいただけるようなら幸いです。

何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。

 

ということで、先日直接お会いして、話を伺いました。

ということなのですが、この番組の主旨に賛同し、協力していただける方を探しています。

こうしたテーマの番組取材では、話は聞くことができても、TVの画面に登場する、つまり放映されてもいいと、おっしゃる方は100人のうちに一人くらいの割合なのだそうです。

セミナー受講者の方で、現在もトレーディングに深く関わり、TVの取材で画面に映されてもかまわない

という方がいらっしゃいましたら、私のこのアドレスへメールをいただけないでしょうか。

よろしくお願いいたします。

 

 

1210 Tues.

セミナー最終日

昨夜のLIVEマーケットWATCHは、リストアップした銘柄がパターンにハマらず。

執行の説明や、その他もろもろの説明のため、マイクロソフトにエントリー。

ターゲット外の銘柄だったこともあってうまくゆかず、カットロスを見たいという、みなさまの希望どおりの展開となった。(笑)

銘柄選択の重要性を、よくわかってもらえただろうから、まずはよしだな。

ゲットできなかったのがちょっとシャクだったけどね。

12時を過ぎると終電の時間の関係で、最後は宿泊組が残り、ちょっとハラも減ってきたので、みんなでラーメン屋へ。

うまかった。
 


さて、早速感想をいただきました。
 

12月3DAYセミナー終了しましたっ。

みなさま、お疲れさまでしたー。

う〜ん、私にとっては、またも有意義な3日間でしたねー。

今回は再受講の方が多かったため、前回より深く突っ込んだ内容のセミナーとなったようです。

理屈先行型人間の私には大変興味深かったです。

参加者の方も、夫婦で参加されてたり(ダンナさんは前回もいらっしゃって
ました)、数年前シアトルまでセミナーを受けに行ったという若い女性の方
(スゴイッ)もいて、みなさん頑張ってるなぁー、と感じました。

そしてセミナー最終日には、ワインパーティーでosaさんの天下も恐れぬ
爆裂トークにみんなで大笑いした後、いつものように、はっち先生のトレー
ドライブが始まりました。

ギャップアップしたら美味しそうな銘柄のチャートが多かったのですが、マーケットはギャップダウンで始まってしまいました。

私だったら今日のエントリーは見送りだな、といった所ですが、私のために
も、はっち先生にはエントリーしてもらわなくてはなりません(笑)。

はっち先生は無理矢理シナリオに入ってないマイクロソフトをショートっ。

上下に振られたあげく150ドルのマイナスにて脱出っ。

おぉ〜、カットロスだぁ〜。

やはり、いくらはっち先生でも入るべきで無い時に入ると、負ける事がわかって、ナンか少し勇気?がでてきました。

メソッドの逆説的立証でもありますね。

条件にはまる状況がくるまで、マーケットには手を出さないのも立派な戦略
なわけです。

不利な条件では、あのはっち先生でも負けるのですから(私も、しつこいで
すね)。

それと、これは私見ですが、何度も再受講するべきだと感じました。

十分わかっているつもりでも、今回再受講してみて、あまり自分がわかってない事がよくわかりました(爆)。

私が頭がワルいだけかも知れませんけどねっ。

なんにしても、まだまだデイトレードネットとのおつき合いは続きそうで
す。
 


 

ペーパートレードセミナーの感想

今週末からは、ペーパートレードセミナーが始まる。

タイミングよく、ちょうど、先月参加された方からの感想メールをいただいた。


11月のペーパートレードセミナーではお世話になりました。

ちょうど馬渕さんの隣にすわっていました**です。

感想文ですが、遅くなって申し訳ありません。

なかなか時間がとれなくて・・・



【感想文】

私がdaytradenet.comのWebサイトを訪れるようになったのは1999年の夏ぐらいだったと思います。

当時馬渕さんが執筆されたデイ・トレーダーが出版されるとの予告を見て心待ちにしていた記憶があります。

もちろん出版されるやいなや購入させていただきました。

当時からはメソッドもどんどん進化し、次々と新しいメソッドがWebで紹介されました。

私も自分なりにメソッドを理解するように努力はしていましたが、やはりどうしてもわからない部分や確信の持てない部分があり、そういった部分をセミナーを受講し確かめたい。

更にそのメソッドをRealTickを使い実際に執行してみたい。

そういった思いから今回の受講となったわけですが、受講後の現在目的は十分達せられたと思っています。

馬渕さんをはじめスタッフのみなさんの懇切丁寧な指導は、初心者の私には非常にありがたかったです。

受講者のみなさんとも、セミナーの9日間を通してなにか連帯感のようなものも感じるようになり非常に充実したものとなりました。

今あらためて受講してよかったと思っています。

そして受講後に見るGapper's Eyeでは、受講前のそれとは明らかに違ったレベルで理解して見ることができていると感じています。

受講後もこういった形でサポートをしていただけるdaytradenetに感謝いたします。

今後は今回学んだものを基にペーパーを、そして本番へと考えていますのでこれからもどうぞよろしくお願いいたします。

どうもありがとうございました。
 

 

馬渕 様

お疲れ様でした。またお世話様でした。

11月ペーパートレードに参加した**です。

遅くなりましたが、ペーパートレードの感想を述べたいと思います。

今回参加した理由・目的として


RTの操作系のマスター

Pセミナーでのメソッド再確認

銘柄選択方法の習得

各種セットアップの再確認

チャート上のトレーダー達の心理状態


ちょっと欲張りでしたが、どれも達成できたと思ってます。


やはり参加の大きな理由は、3DAY基礎に参加してみてどうしても操作系を
自分の目、指、頭で触れてみたい、自分のものにしなくてはという考えにとらわれたからです。

参加の前には本当に自分は上記の目標を達成できるのか、少し不安でした。

ですからその不安を取り除くかのごとく、過去のPセミナーの参加者の感想を隈なく見させていただきました。

そこには、セミナーの内容の濃さや、やっぱり参加してよかったという勇気づけられるメッセージがあり安心した次第です。

始まってみれば、もう目、指、頭はフル回転!!

なので午前中なんてあっというまでした。

もちろん1日なんてもう終わりかい状態です。

なんと言ってもRTソフトの完成度、カスタマイズ度、そしてリアル度は否応なしにトレードの世界へ私を誘いました。

(眠気にも誘われたこともありましたが)

やはりいい道具を使っていい仕事をするみたいな。

(馬渕さんがPCの前でRTを立ち上げるところ、超Coolでした)


セミナー後半になるとRTの操作もこなせるようになり、メソッド・セットアップも再確認でき、自分で銘柄選択、当日のマーケットシナリオも描けるようになりました。

ただ唯一、売買執行で実際にTALXでペーパートレードを経験積んでおく必要はあるなと感じました。

(執行の待ち伏せやオーダー変更など)

でも心の底から今回のPセミナーに参加してよかったと痛感しています。

やっぱりいきなり学科だけで公道に出るのは危険ですね。

今月からTALXモードでPトレードを予定しています。

そして自分を信じてトレードしていきたいと思ってます。

今後ともわからないことがあれば、メールすることもあると思いますので
宜しくお願いいたします。

p.s.

澤さんおいしいコーヒーを有難うございます。

*さん、**さん、参考になるトレードのお話有難うございました。

以上

 

 

 

1209 Mon.

朝起きてみると外は雪。いやあ久しぶりだなあ。

今日は夜にセミナー最終日のプログラムがあるのだけれど・・

夕方までには止むのだろうか。

 

セミナーでは毎回、初日のお昼にアンケートで皆さんのご要望をお聞きして、午後のセミナーへ反映させている。

今回のご質問を例にあげると、次のようなものだった。


セミナーで最も知りたいこと

・エントリー時の心理抵抗の取り除き方

・ブレイクアウトするときのレベルUの特徴的な動きや有効にエントリーする方法 (特にショートのとき)

・実トレードに対する心構え

・戦略の立て方(マーケットの心理状態など)(初日は満足です)

・パターン認識は経験をつむしかないと思いますが、 セミナーでより多くチャートを紹介してもらいたい

・ロスカットポイントの設定方法

・カットロスをどうしたら遅れずにできるか

・スリッページしたときはどうやって逃げたらよいか

・パーシャルフィルの処理の方法
 

トレードでは、損益のボーダーラインあたりの結果を出されていらっしゃる方に対してのアドバイスが最も難しい。

原因には個人差があり、またその人によってのスキルも様々なため、理想的には、プライベートカウンセリングをするしかないのだけれど、ある程度共通した問題点もあるはず。

だからそのような共通する点をどのように拾い上げ、それに対して的確なアドバイスができるかどうかがポイントとなる。

ほとんどのケースでその共通の原因となっているのが、「儲けたい」という行動から生まれる焦り・恐れ・落胆・自信喪失からくるものだ。

こうした心理的な動揺の原因を説明し、その対策を具体的に相手に伝わるように明確に指摘することはとても難しい。

最も効果があるのが考え方だろう。

いわゆる「戦略の立て方」でかなりカバーできる部分があるから、今回のセミナーではこの部分を中心に説明する時間を多くしたが、さてその効果はどうだろうか。

 

 



 

ペーパートレードとは?
 

同じような疑問をお持ちの方のために掲載させていただきます。


はっちさん、はじめまして。

初めてメールいたします。

私は、東京在住の38歳男性です。

投資で生計を立てる事を目標に、日々勉強している者です。

2,3年位前に、はっちさんのサイトを毎日のように拝見しておりました。

また、AICの“海外投資を楽しむ会”の、“ゴミ投資家”時代からの会員でもあり、そこを通してはっちさんの事を知りました。

著書も購入させて頂き、勉強させて頂きました。

はっちさんのサイトは、2年間位、ご無沙汰していたのですが、最近になって、はっちさんのサイトを見ようと思い、捜してみると、驚きました。サイトが変わっているではありませんか!でも、昔からあるCOOLに行こうは健在で、安心しました。


日本で、セミナーを始められた事は知りませんでした。

はっちさんといえば、シアトルに在住で、デイトレーダーとして成功されている方だという認識だったのですが・・。

セミナーを日本で受けられる事を知って、感激しています。

是非、セミナーを受講させて頂きたいのですが、

空白の時間が長かったので、少しわからない事があります。

ご教授頂ければ幸いです。


*このセミナーは米国株のデイトレードを対象にした物でしょうか?


*日本から、米国NASDAQにダイレクトアクセスして、デイトレード

 する事は、可能なのでしょうか?距離的な要因で、制約を余儀なくされる

 事はありませんでしょうか?
 

*ダイレクトアクセスというと、どうしてもデイトレードという印象が

 あるのですが、サイトでは、スイングトレードにも触れられています。

 スイングトレードの場合、従来からあるオンライントレードでも

 可能かと思うのですが、ダイレクトアクセスで実施するメリット

 を教えて下さい。


初めてのメールで、たくさんの質問をして、恐縮です。

内容お聞きした後、是非セミナーに参加させて頂きたく思います。

宜しくお願いいたします。

 

セミナーの説明は米国株のチャートを使って説明していますが、考え方や取り組み方は、公正なマーケットであれば、すべてに通用するものです。

セミナーは基本的に特別にデイ・トレードを対象にしているということではありません。

もちろんデイ・トレードの手法の説明が多くなりますが、それには理由があります。

デイ・トレードの手法を理解すれば、より長い数日間や、数週間・数ヶ月保有するいわゆる今までのトレード方法がより理解しやすくなるからです。

 

日本から、米国NASDAQにダイレクトアクセスして、デイトレーディングすることについては、、何の問題もありません。

正しい方法でソフトウエアを使用して、必要十分な条件を満たした通信回線を使えば、誰にでもダイレクトアクセスを使ったトレードの道が開けています。

これこそが、米国で「個人のために残された最後のアメリカンドリーム」と呼ばれているゆえんだと思います。

 

スイングトレードの場合や、あるタイムフレームのデイトレーディングも、もちろん従来からあるオンライントレードでも可能です。

ではダイレクトアクセスによるトレードの優位性はどこにあるのでしょうか?

何よりも使用するソフトウエアが専用の素晴らしい性能を持っているということです。

一般のオンライントレード用のいわゆるブラウザベースのものとは、全く性能が違う代物です。

車で例えるなら、オンライン証券などが提供しているブラウザベースのソフトをツーリングカーのレース用改造車とすれば、この専用ソフトはまさにF1のフォーミュラマシンに例えることができると思います。

たとえば、注文を執行する際に、マーケットメーカー達がいくらで売りや買いを出しているのかといった情報がウィンドウで表示される「レベル2」ウィンドウを表示させることができます。


最近の日本では、世界一安く、早い速度のネット回線を使うことができるインフラを手に入れることができます。

こうした早い回線になればなるほど、専用ソフトウエアはその性能を発揮することができますから、その潜在的なポテンシャルを十二分に引き出すことが可能になります。

非常に見やすいチャートウィンドウ
 

私にとっても、このソフトがあったからこそ、様々なプレイを検証することができたと言っても過言ではありません。

ペーパートレーディングセミナーでは専用のソフトウエアの、特徴から使い方のノウハウも、詳細に提供しています。

最初の2日間で、使い方を徹底的にマスターしていただきます。

その過程でこのソフトならではの機能を使ったトレード方法や、便利な使い方などもレクチュアーしています。

ですから、このセミナーを受講されることで、専用ソフトの使い手のエキスパートになる、最短の道を選択することができます。
 


リアルティックという専用ソフトの機能を使って、2002年のピークから引いたラインだ。

ラインの間隔は自動!

同じように、下は15分チャート。



チャートウィンドウのバックグラウンドの色や、チャートの色やメモリなどの色や太さや大きさは自由に変更できる。
 

このセミナーは、米国のこの専用ソフトのデータを提供している会社との協力で行われています。

パスワードを使って、受講者一人一人がシカゴのサーバーへダイレクトにアクセスし、ログインします。

そうすることで、各自のパソコン上に、あらかじめ記録して「ある日」のマーケットが非常に忠実に再現されます。

そのため、執行以外は本当のトレード環境に非常に近い状態です。

受講者の方は、9日間に渡って、トレードの手法の検証(テスト)を心ゆくまでシミュレートして「自分の目のパターン認識力」を高めることができます。

 

このペーパートレードセミナーは9日間にわたって行われるため、提供する側にすると、実はとても負担が大きくまた、コスト的にもキツイものなのです。

ですが3DAYの基礎セミナーを受けただけでは、自動車教習所に例えると、学科教習が終わった状態なのです。

この状態でいきなり高速道路を走れるでしょうか?

ましてやレース場でレースに参加してまともな競争ができるでしょうか?

ですから、実際に車が走っている「実マーケットでの実トレード」をする前に、十分に、クローズドなサーキットで練習をする必要があるのです。

勝つためには、勝てる性能を持っている車が必要です。

ですがそうした性能の車にさえ乗っていれば勝てる、という保証があるわけではありません。

ですがこうした性能がなければ、レースでまともに戦うことはできないでしょう。

F1カーの操作は一般の車とは全く違います。

またあらゆるチューニングが可能ですから、自分に合わせた車に仕立て上げることが可能です。

こうしたことを学ぶことができるのが、ペーパートレードセミナーです。

 

私が負担の大きい、コスト的にもキツイこのセミナーを何故提供しているのか?

3DAY基礎セミナーを受けた方には、何が何でも勝って欲しいと思うのが人情というもの。

メルセデスというメーカーは「自分の車の中で人を死なせない」という哲学を持っています。

実際の現実では、そうはいきませんが・・

ですがそういうポリシーを持ち続けています。

ですから「自分のセミナー受講者には損をさせない」という哲学があってもいいのではないでしょうか。

ってちょっとカッコつけ過ぎました。(笑)

すみません。

 

 

 

1208 Sun.

クリスマスソング集完成

 


毎年クリスマス前になると、クリスマスソング集を作っている。

もちろん自分で歌うわけではない。

市販されているクリスマスアルバムのCDから好きな曲だけを選択し、CDRへ75分弱のオリジナルなクリスマスアルバムを作るというわけだ。

どうしてこんな、一見面倒なことをするようになったのか?

何と言っても美しい曲が多い。

クリスマスソングは、キリスト教にも関連しているし、もちろんクリスマスの歴史とともに、育ってきた曲ばかり。

それをいろいろなトップアーティストが、その人なりの解釈とアレンジで、聞かせてくれる。

こうしたことから、アメリカに住むようになってから、すっかりクリスマスソングのファンとなってしまった。

それに、ちょっとしたクリスマスシーズンのプレゼントとして、おすそわけをすると、喜ばれることが多い。

特にアメリカでは、こういう手作りのパーソナルなものを、とてもよろこんでくれる。

数年前にたまたま、自分で聞くために持っていたテープをプレゼントしたら、とても喜んでくれた。

もちろんCDは、どこでも売っているが、その中から選曲をしてどの曲順で、どういう歌手のどの曲を録音するかが、ポイント。

クリスマスまでの2週間ほどを楽しむための、私にとっての必須のアイテム となっている。


TASCAM(ティアック製)のCDレコーダー

手持ちのCDから曲を選択し、順番を決め録音してゆくのだが、昨年くらいから、チョイスする曲はほぼ固まってきている。

そのため、今までの曲よりいい曲もしくは相当毛色の変わった曲でなければ、新たなチョイスとして採用することはできない。

さらに困ったことに、CDに収録できる長さが決まっているため、新しい曲を入れようとすると、どれか一曲をはずさなければならない。

去年作ったものを聞いているうちに、聞き惚れてしまっったりして、どうも作業は難航しがちとなってしまった。(笑)

 


デジタル録音は、歪ませるとノイズになるので

アナログのように歪ませてリミッターをかけるという手は使えない

デジタル録音で気をつけるポイントだ

  



録音で気をつけなければならないのは、CDRというメディアへの録音は、録音に失敗すると、カセットテープのように消すことはできないという点だ。

また、アルバムによっては、フェードアウトしたあと、間髪を入れずに次の曲へ・・というパターンがあるので、そういう場合は、次の曲へ入る前にフェードアウトして、ポーズをかけ、録音停止、という少々面倒なテクが必要。

一時間近く録音してから一箇所でも失敗すればそのディスクを廃棄し、また一から録音をやり直さなければならない。

だから、曲のアタマと最後を失敗しないように、曲間のない演奏がないかどうかも、あらかじめチェックしておく必要がある。

編集ソフトを使って、パソコン上でドラッグアンドドロップすると簡単なのだが、そうすると別の問題が発生する。

それぞれのCDというのは意外とリミッターのかけ方や録音レベルがバラバラなので、曲によってレベルが違ってしまう。

デジタル録音では、そのままのレベルで録音されるため、アナログでレベルあわせをして、曲同士が同じ音圧になるようにマスターを作る必要がある。


で、次の問題はどのインプットを通して録音するのかという点。

結局アナログラインを通してでマスターを作ることにした。

Sound and Recording magazine などのテスト例を見ても、高価格プレーヤーででないとデジタル同士のダビングより、アナログでの録音の方が音がいいケースが多い。

ヘッドホンでモニターしても、アナログでのダビングの方が音が膨らんで聴き栄えがするようだし・・

デジタルだとどうしても音が痩せてしまう。

まあプレーヤーの値段が、700ドルくらいだからAD・DAコンバーターには、たいしたコストはかけられないというのが原因なのだろう。

レベルが揃ったマスターを作り、後のダビングはパソコンでデジタルダビングするという作戦。


 


CDプレーヤーでプレイできるようにするには

録音終了後、ボタンを押してファイナライズする必要がある





ファイナライズに必要な時間は約1分5秒

このように、時間表示がカウントダウンしてゆく



録音が終わると次はラベル作り。

写真はCDのジャケットをスキャンして、フォトショップで加工。

一度作れば、後はテンプレートしてこれを転用できるので、ここは手を抜かずにやらないとね。

 

 

 

使い道


独身の人

ここぞというときに使う。

クリスマスという厳粛なムードと音楽が、あなたのいろいろな下心をうまくカモフラージュしてくれるはず。


結婚している人

これでクリスマスのムードを盛りあげ、普段のツケを払う絶好のチャンスを作ることに使う。

クライマックスで、普段言えないようなクサいけれど特効の一言を、あなたの伴侶へ囁くには、クリスマスというスペシャルなこの日と、このアイテムしか ないはずだ。


ただ、そんなにいいものならと、売ることはできない。

再編集したものを営利目的で売るのは、法律違反だ。

でも、個人で楽しむ分には問題ない。

クリスマスソング集を始めてから、もうかれこれ7年になるが、聞き返してみるとやはりある程度、流行りがあっておもしろいものだ。

3年ほど前からはCDRレコーダーを購入したので、デジタル録音されたすばらしい音質で楽しむことができる。
 
アルバムをざっと聞いて、候補を選択してゆくのだけれど前後の曲順を、リズムや雰囲気を考えながら、順番にCDRへ録音してマスターを完成させ、あとはデジタルでダビングするだけ。

 


それぞれの演奏の詳細な解説

今年のクリスマスソング集 VOL.1

今年のクリスマスソング集 VOL.2


数年してから、そのときの曲を聞くと、聞いていたときの気分や、その当時どんなことがあったのかを懐かしく思い出したりするのはちょっと不思議 な気分だ。

音楽と一緒にその「とき」の思い出が蘇る。

年々プレゼントする本数が増えてちょっと大変だが、それもまた楽しみで、クリスマス気分を満喫することができるというもの。

いってみれば気分のおすそわけで、少なくともクリスマスの10日前までには、友人やお世話になった方へプレゼントするようにしている。

なんだかんだと忙しい時期で、こんなことをしている暇のないのが普通だから、一足早いプレゼントは、とても喜ばれるようだ。

手間はかかるけどね。

シアトルの Tower Record や、私の行き付けの Silver Platters には、11月の下旬ともなると、これでもかというほどの膨大な量のクリスマスアルバムが、所狭しとディスプレイされている。

ところが日本では「クリスマスのアルバムはどこに置いてますか?」と聞かないとわからないくらい、目立たない数しか置いていない。

正確に表現すると、コーナーはあるのだけれど、ホント少ない。

どうして置かないのか?

いいアルバムが多いのだから、置けば必ず売れるはずだ。

と思うのは多分私だけなのだろう。

キリスト教の国ではないし、そういう気持ちの余裕がない人も多いのかもしれない。

日本のレコード店より私のコレクションの方が、うんと充実している。

なんだか嬉しいような、嬉しくないような・・(笑)

クリスマスアルバムには、ホントに美しいそして素晴らしい出来の曲が、キラ星のように散りばめられている。

一流の歌手として、またプレイヤーとして認知される一つの儀式として、クリスマスアルバムがあると言っても過言ではないだろう。

みんなが知っている曲だから、どうアレンジしてどう料理するかを聞き比べることができる。

だからセンスや好み、実力がとてもよくわかる。

まあそうしたことをさておいても、機会があれば、どうかリストにあるアルバムの一枚でもいいから手に入れて聞いてください。

あなたの心に、お金では手に入れることのできない潤いと安らぎを与えてくれるはずだし、クリスマスが、とても素晴らしいものになるはず 。

一年を締めくくる12月だからこそ、いつもとちょっと違った、スペシャルな気分で過ごしたいものです。

 

 

1207 Sat.

12月基礎セミナー

参加される方からメールをいただいた。
 

今年2月にペーパーセミナーに参加させていただき、アドバイスもしていただきましたが、うーん、相変わらず儲かりません。

先月11月は、マーケットも良く売買株数を減らしたせいか少しだけプラスで終われました。

しかし、振り返ってみるとクイックギャッププレイ(もどき?笑)で、プロフィットがとれていることが多く、30分待てない私にはこちらのほうがむいているのかなあと考えています。

ぱっと入ってぱっと出る事でロスをなるべく減らすようにしてはいますが、そのかわりプロフィットものびません。

うまく書けませんが少しマンネリ感や、閉塞感を感じています。

トレードそのものは大好きなのですが。

私は性懲りもなく必ずトレードで生活したいと(まだ)考えていますので、今回は、考え方を一度基本に戻す事と、進化しているセットアップを盗むことと、webではある程度わかるのですが、細かいところがわからないと言うか理解に自信がないのでその詳細を確認すること、などを目的にしています。

また、やはり銘柄選択がうまくいかないことも多いので、その辺のところもその方法、選択基準、実際にマーケットが始まってからの視点の持って行き方など詳しくお聞きしようと考えています。

来年1年のトレードをプラスに持っていく原動力としたいです。

また、そしてそして何より馬渕さんとまた一杯やれることを楽しみに参加させていただきます。

どうかよろしくお願いします。

 

この方のレベルで最も難しい部分は、自分のトレードの自己査定だろう。

大きなロスは出なくなったのだが、自分が思っているよりも儲からない。

あるいは少しずつは利益が出せるのだが、大きなロスで帳消しにしてしまう。

これは利益を出せるようになるためには、誰もが通らなければならない段階だと思う。

トレードで最も大事なのは、大きなロスを出さないと言う点だ。

そうすれば利益を積み上げて、プラスサイドへ持って行くことができるからだ。

はからずも、先日セミナーを開催されたリンダさんも「ネズミがチーズを囓るように」利益を出しなさい、とはっきりと明言されていた。

私がトレードを始めた97年から200年にかけて、スカルピングや短時間のトレードに対し、米国の多くのメディアは、そんな「ちまちました」やり方でトレードをするなんて「バカ」ではないかと揶揄していたことを思い出す。

だがマーケットが大きく下がり始めて、マーケットが悪くなったときに、はじめて「バカ」がどっちなのかがはっきりとしたというわけだ。

いいときは、誰だって儲かるのだ。

思い出してほしい。

利益を出せるトレードを実際にやったことのないメディアの記者達に何がわかるというのだろうか?

彼らの仕事は、自分の所属する媒体のために「ウケる」記事を書くことなのだ。

トレードで利益を出すことではないのだ。

ここを勘違いしてはいけない。

 

利益幅を大きくするのは、薄い利益が出せるようになったそのあとの段階だ。

一気に何ステップもジャンプしようとするから「焦り」が生まれる。

近道があるなら、誰も苦労はしない。

多くのトレーダーが、こうした心理のロジックにひっかって、立ち往生し、情熱を自ら消してしまう。

他人の無責任な戯言を真に受けて、こうした被害者が後を断たないのは残念なことだ。

 

話がそれたので戻そう。

まずこの方が書かれている「30分が待てなくて」クイックギャッププレイもどきでプロフィットが獲れる。と言う点についてだ。

マーケットがこうした傾向にあるのは確かだ。

最近の米国株掲示板やギャッパーズアイで書いているように、強くなりかけているマーケットではよく起こる現象だと言えるだろう。

ただ「30分待てない」というような表現があるのが少し気にかかるところだ。

私が書いている「今夜の注目銘柄」でのプレイで早く入っているのは「待ちきれない」からではなく、そういうパターン(どちらへ動くかの方向性)が早いタイミングで起こっているからなのだ。

これはマーケットに合わせているわけで、私だって30分くらい待ってから優雅に?(笑)入りたいところだが、こればかりはサインが出るのだから仕方ない。


 

「ぱっと入ってぱっと出る事でロスをなるべく減らすようにしてはいますが、そのかわりプロフィットものびません。」

薄い利益でも積み重ねれば、利益として残るのだが、何故プロフィットが伸びないのか?

考えられるのは「適正な利益を出すためには資金が少ない」または「大きなロスを時折出す」これ以外には考えられない。

この原因を探るべきだろう。


 

「銘柄選択がうまくいかないことも多いので、その辺のところもその方法、選択基準、実際にマーケットが始まってからの視点の持って行き方・・」

銘柄選択は確かに重要だ。

私がお勧めするのは、「パニック」が起こりやすい銘柄を探すという方法だ。

これはギャッパーズアイにかなり詳しく書いている。

さらにマーケットが始まってからの考え方、視点の持って行き方についても、ギャッパーズアイで、かなり詳しく書いている。

これはしっかりと読まれているはずだ。

 

先月11月は、マーケットも良く売買株数を減らしたせいか少しだけプラスで終われました。

素晴らしい結果だと思う。

これはとても大事なことなのだが、まず何よりも言いたいのは、この結果はマーケットが良くて達成されたのではないということだ。

プラスになったのはこの方の努力によるものであって、マーケットによるものではないはずだ。

謙虚な姿勢は素晴らしいことだが、原因の分析には不要だ。

売買株数を減らすことによって、心理的な圧迫感がなくなり、ロスの恐怖が薄れ、執行が早くなりパーシャルフィルが少なくなる、などといった要素の相乗効果があったのかもしれない。

今は、そうした努力をマーケットがプラスという成果で受け止めたという事実を直視する、という姿勢が大事なのだと思う。

堂々と誇りを持ってご自分の結果を受け止め、これから先のトレードに自信を持って取り組まれれば、必ずいい結果が出るだろう。

現に結果はすでに出されているのだから。



 

 

1206 Fri.

昨日はクリスマスソングに取りかかろうと思っていたのに、なんだかんだと用事があって、結局はできずじまい。

時間はどんどん過ぎて行くのになあ。

昨夜のマーケットも、「うじうじ」した展開。

今日はダメだろうなあと思っていたら、案の定どちらにも動かず。

 

久しぶりにシアトルのマウンテンバイクおやじからメールが・・
 

「恐怖は常に無知から発生する - エマーソン」


馬渕さん、差別と偏見、、社会心理学では次のように定義しています。

無知は恐怖をうみ、恐怖からの防衛が攻撃的態度をうむ。

異質であることは、「知られていない」こと。

異質だからこそ、部外者にとっては「無知」の対象となる。

よって、防衛が偏見をうみだして、ひどい時には差別という形をとるわけです。

従って、本流は常に「身内」であり、お互いに知った者同士。

熟知した間柄。

しかし、異流は、異質であり知られていないので恐怖を呼ぶことになるのです。

アメリカで、白人ばかりがいる場所で、日本人だけが固まり、アメリカの慣習にそぐわない行動をとっていると、それは異質であり、彼等のもつ安定情緒がそれによって不安になる。

即、 intimidate されることになります。

そこで、異質な日本人に対しての嫌悪感がでてきます。

その反応をみて、差別された、と感じるアメリカ滞在の日本人は多くいますが、原因がそこにあることに気がついていません。

日本でも、上野界隈にイラン人が集団でたむろしていたことがあって、それによって、日本人の多くが不安を感じ、、彼等は排除されました。

さすが、アメリカでは合法の差別はありませんが、排除が堂々と行われるところなんぞは極めて日本的です。

「ガイジンさんお断り!」張り紙がまだ健在の日本ならではのこと。

 

私も以前これに少し関連したことなのだが、アメリカに住んでいて、アジア人としての差別を受けたことがあるかどうかという質問を受けたことがある。

以前もこのことについては触れたことがあるので重複するかも知れないが、「差別」を受けたと思い当たることは、私の場合「ない」と言い切ってもいい。

まあそういうことを気にしないタチだと思うし、またはそういうことに対して鈍感なのかもしれないが。

アメリカへ住み始めた最初のうちは、慣れない社会のため習慣や行動が日本と違うわけで、言葉の問題もあってコミュニケーションがうまくゆかず、ことが「うまく運ばない」こともあった。

 

学生の場合だと、こうした傾向はさらに強く出るはずだ。

学生は年齢が若いために、人間がもともと持っている「異分子を排除する」意識を、遠慮や配慮がない状態で「もろ」に出やすいのだ。

また学生のうちは「差別」を受けた場合の感受性も高いだろう。

だから、より強い印象として残りやすくなる。

学校では特に、ある特定の仲間に入れないということが、ストレートに出るという傾向があるのだが、社会に出れば、そういった「表立った差別」は少なくなる。

だがその反面、差別かどうかの微妙なゾーンは増えてくる。

また、こうした差別問題では、どのコミュニティーに属するかによっても大きく事情は変わってくるはずだ。

教育水準が低い地域ほど「差別」は多くなり、教育水準が高くなれば、そういうことには、こだわらなくなってくる。
 

 

また、差別は受け取る側の意識の問題にも大きく影響されるだろう。

日本にいれば多数民族に属していたために気にならかった点が、海外に住むことで、少数民族となるわけで、こうした違いを頭に入れて物事を受け取る必要がある。

私の経験からは「髪の毛の色が同じ者同士は集まりやすい」という傾向があると思う。

だからといってその集団に属することができないから、それが差別だということにはならない。

差別して入れないのではなく、仲間が集まっているだけだからだ。

ただ、そこへ入りたいと思えば、その集団からの「認知」が必要となるわけで、何ならかのアクションと「必然性」がなければ、その認知を得ることは難しくなる。

その認知を得るためには、たとえば「言葉がアメリカ人がきちんと理解できるレベルでコミュニケーションがとれる」という条件が必要になってくる。

さらにあまりに自分が少数民族だということを意識しすぎると、態度が卑屈になることにつながり、それがまた、「差別」の原因になることだってあるわけだ。

 

アメリカを代表する西欧の社会は、日本と違って「区別・クラス」という概念がはっきりしている。

日本では、たとえば会社の秘書というポジションでも、お金さえあれば飛行機のファーストクラスへ乗りたいと思う人が多いはずだ。

一般の日本人にとっては、秘書の若い女性であっても飛行機のファーストクラスへ乗りたいというのは普通の感覚かもしれない。

しかし西欧では、秘書であるうちは、エコノミークラスに乗るというのが普通で、秘書のうちから、お金を貯めてファーストクラスに乗ろうというベクトルにはなりにくい。

昇進して重役になれば、堂々とファーストクラスでサービスを要求することができるのだからそれまで頑張ろう、というのが普遍的な意識だと思う。

だから、日本人秘書の若い女性が飛行機のファーストクラスへ乗りたいということを、欧米で公言すれば、異端児と見られることに起因した差別が生まれるということもあるわけだ。



このように欧米では、自分でそのポジションを区別し、「わきまえる」ことが、日本より普遍的な概念とされている。

その反面、クラスが分かれていると「分に応じた気楽さ」を楽しめるというよさがある。

背伸びして無理なクラスに入ろうとする無駄な努力をしなくていいという「自由」が、そこにはあるからだ。

クラスに属するという構造をうまく使い分けているのだ。

だからこの「区別と差別」の違いを、混同しないことが肝心だ。

 

この差別という問題は、違う人種が共存する社会では、避けては通れない問題で、もちろん「差別」は無くすのが理想だ。

だが、日本というコミュニティーが比較的均一で、教育水準が高い社会でも、韓国人朝鮮人に対しての「差別」が根強く残っている。

こうした点を考えると、人間の本能的な同種族を守るという性質がある限り、根絶することは不可能なのかも知れない。

差別を意識し過ぎるのではなく、色々な人種の混じった社会で、どうやって快適に過ごすのかという、ノウハウが大事なのではないだろうか。

現時の問題として「差別」という問題で不快な思いをしないためには何が大事なのかということについてだが・・
 


「差別」を意識し過ぎない。

自分を客観的によく知る

自分に対して自信を持つ。

自分でしかできない技術や、特技を身に付ける。

TPOに応じて自分をアピールする。

現地での生活を、その場所に応じた方法で楽しむ。
 

大事な点は、日本人だから差別をされているのか、「あなただから」差別されているのかを、分けて考えることではないだろうか。



さらに、単身で海外へ出るという日本人男性が、他の国に比べて少ないということも、差別を受ける原因の一つの要因かも知れない。

日本人男性は、商社や日本の会社の駐在員として赴任するケースが多く、
その場合、昇進の一過程として海外出張を経験するという意味あいが強いことが多い。

つまり、赴任した人の目線が日本を向いていると、どうしても現地社会に溶け込もうという努力をしなくなる。

日本へ帰ってからの昇進のため、ひたむきに会社に尽くすという生活ではどうしても、遊びや人生を楽しむといった部分が欠落することになる。

そうすると、特にアメリカでは一人の人間として個性のあまり感じられない、おもしろみのない人間だと見なされやすくなってしまう。

そういう人は、ある意味で「差別」されやすい、という事にもつながる。

こうした種類の「差別」では、する側が多数派、される側は少数派民族だというのが普通で、その少数民族が、「する側」を変えるというのは大変なことであり、またできるとしても時間がかかるだろう。

だからこそ、差別をしないという最低ラインを、実際の社会で平等に実行しなければならないのだが。

差別されやすい部分を無くするという点も、忘れてはならない部分だろう。


 

 

1205 Thurs.

昨夜のマーケットはなかなかエキサイティングな展開。

頭の上げを穫るのはちょっと勇気が要るかな。

12時過ぎからは、クリスマスアルバムの試聴で、寝たのは4時前。

というわけで、頭の中はもうすっかりクリスマス。(笑)
 

 

Mr. Mabuchi

いよいよ来週中に、ユナイテッド航空は会社破産法を申請する運びとなるようです。

ニュースによると、連邦政府から18億ドルのローンが得られず、残った道は破産だけということらしいです。

このニュースの後に出た、S&P社のアナリストの表現が強烈でした。

「これで最後の釘が棺桶に打ち込まれた。」

本当にお終いという感じです。

鎌田

"That is the final nail in the coffin. United will have to file for bankruptcy very soon," said Philip Baggaley, debt analyst for Standard & Poor's. "It could happen within days -- I would assume as soon as the debtor-in-possession facility has been arranged. This seems to be the end of the runway for UAL."

 

「これで最後の釘が棺桶に打ち込まれた。」

いい表現ですね。

 

 

クリスマスアルバムの準備

今年もクリスマス特集のCDを焼く時期だ。

いつも早めに作りたいなあ・・と思いながらも気が付くと遅くなってしまっている。

なわけで昨日の夜はバージンレコードHMV(どちらも新宿)へクリスマスアルバム漁り。

クリスマスアルバムの品揃えに関しては、バージンレコードの圧勝だった。

というほどのものでもないけど。(笑)

売り場をざっと見渡してみたが、ベスト物形式のアルバムが多い。

不景気だからかなあ。

12枚ほど新しいのを購入してざっと聞いてみた。

傾向として、前年のラインアップを凌ぐものが少ない。



ケニー・G は新しいのを出したが、前のアルバムの方が好きだなあ。

Holly Cole はちょっと捻りが効き過ぎ。ファンにはいいだろうけど。

Grover Washington Jr. は、クリスマスにはサウンドがちょっと黒過ぎ。

Cyber X'mas は、私にはやたらうるさい。

娘に言わせると「パパは歳だからね」。ごもっとも。

Jazz では Cyrus Chestnut 。ピアノだけではサウンド少し寂し過ぎ。

Warren Hill はゴージャスさが不足。

Linda Ronstadt 、クリスマスにはちょっと声がキンキンし過ぎる。

 

 

今年購入した中でよかったのは・・

Chris Botti / December

ジャズ・トランペット。

メロディーを少しだけ崩し、アドリブとのバランスもよく、いい頃合いのサウンド。

私好みである。(笑)


 

Toni Braxton / Snowflakes

声質が黒人独特の落ち着いた「乾き系」。

バックのアレンジはラップ風などもあるが、「行き過ぎない今風」で、なかなかよかった。

Merry Christmas Baby の囁きがセクシーでナイス!

 

Platinum Christmas

これもオムニバススタイル。

ちょっとノリのいいポップス風味付けがお好みなら、お勧め。


 

making spirits bright / A Smooth Jazz Christmas

オムニバスで、いろいろなアーティストがてんこ盛りだけれど、演奏物としてはレベルが高く、しっとりと落ち着いた雰囲気で私の好み。

 

以上すべてバージンレコードで購入。

CD業界も不景気のおり、儲かっている人はアルバムを買いましょう。

と戯れ言はさておいて、クリスマスアルバムは、基本的に試聴できないものが多いので、はずれる可能性が意外と高い。

クリスマスアルバムのコレクションは今年で約55枚というところ。

大まかに大体CD1枚10曲として、550曲の中から40曲を選択することになるわけで競争率?は約14倍というところか。(笑)

珠玉のチョイスとなるから、新たな悩みの種も生まれる。

それは「前年バージョンのどの曲を落とすべきか?」

去年のバージョンで、チョイスは既に選び抜かれた曲で埋まってしまっているのだ。

ここから落とすのは結構手間だなあ。

と嬉しい悩みだ。

いい女に囲まれ過ぎて、誰を選ぶかの選択で頭を痛めるという、贅沢な悩みにも似て、なかなかよろしいであります。ははは。

曲を入れ替えて、曲の並びを大幅に変更することになりそうだが、明日明後日と、それほど暇なワケではないし、土曜からはセミナー。

こういうのって、のんびりと楽しみながら、作業をしたいからね。

さてどうなることか・・

 

 

1204 Wed.

マーケットは変化する

今日のギャッパーズアイでも書いたように、最近はクイックギャッププレイを取り上げることが多くなってきている。

ギャッパーズアイを継続してご覧になっている方なら、株価の推移と共に特定の銘柄が消えて行ったり、それまで取り上げなかった銘柄が登場したりしていることに気づかれているはずだ。

「チャートで見るマーケット」でこのようなチャート解析を掲載していたときに遡って、このようなマーケットの変化という視点で読み直すとよくわかるだろう。

「マーケットの変化」はゆっくりとしかし着実に進行する。

だから気がつかないうちに、特定のプレイのパターンが出なくなったり、今まで機能していたセットアップが通用しなくなったりすることがある。

トレードを長く続けていらっしゃる方なら、こうした現象に心当たりがあるはずだ。

株価の推移によって、トレードする銘柄の動き方や、いわゆる性格?というような特性も微妙に、しかし確実に変化する。

ゲインの幅も変化するし、株価が大きく変化しやすい時間帯も、微妙に変化している。

こうした現象は長時間保有するタイプのトレードをしていると、なかなかわかりにくいだろう。

だが短いタイムフレームを中心にトレードをしていると、「変化」はかなり顕著に感じるはずだ。

私が掲示板へ注目銘柄を書き始めたのは、確か今年の9月24日頃だったと思う。

何故か?

上のチャートのグレーの縦線が9月24日。


その理由は下の週足チャートにある。

これはこのリアルティックの機能を使って、2002年のピークから引いたラインだ。

ラインの間隔は自動だ。

同じように、下は15分チャート。

これもリアルティックの機能を使って、2日前のピークから引いたラインだ。

これもラインの間隔は自動だ。

 

テクニカル分析では、様々な方法を使ってマーケットを分析する。

ほとんどのものは、テクニカル分析家達が、長い歴史を通じて残してくれた、いわゆる遺産なのだ。

誰も未来を予測することはできない。

だが、トレードをするときのよりどころ、あるいは目安として使えば、ストレスを低減させ、自分のトレードに対する自信に繋げることができる。

バカとハサミは使いようというように、道具は自分のトレードを含む生活を向上させるものなのだから、工夫をして使い倒すことだ。

そしてその道具は先人であるトレーダー達が残し、そして歴史によって磨かれたものがいいだろう。

12月のセミナーではこうした点についても触れる予定だ。

 

 

リンダさんお勧めの本

これはあくまでもリンダさんの主観で選択されたものなので、そこのところをよろしく。

「Market Wizard」 Jack D.Schwager > マーケットの魔術師

「The New Market Wizards」 Jack D.Schwager > 新マーケットの魔術師

この2冊がお勧め。

 

そして長期投資家つまりインベスターにはこれがお勧め

「What Works on Wall Street」 James P. O'Shaughnessy

ウォール街で勝つ方法

だそうです。

 

 

1203 Tues.

リンダ氏のセミナー雑感

怒濤のようなセミナーが終了してみると、何だか夢のよう。

 


リンダさんと娘さん

 

鎌田さんからも、こういうメールが・・

Mr. Mabuchi

先ほど戻って来ました。

いつも思うのですが、LAは陽射しが強いです。

東京では本当に色々とありがとうございました。

リンダさんに会えたこと、とても嬉しく思っています。

もっと背の低い人を想像していたのですが、なかなか格好の良い女性で、
通訳できてよかったです。

終わってみると、なにか夢のような感じで、はたして本当に自分は東京にいたのかと疑ってみたくなります。

またRisaさんにも初めて会うことができ、よかったと思っています。

鎌田
 

 


セミナー前に私のオフィスでセミナーの進行をチェックされるリンダさん

 

私にとっては、金曜日のメディアの取材が一番の山場だったかな。

始めてのことで、スムーズに事が進むかどうか、何か忘れていることがないかなど、とにかく始めてのことばかりなので、取材の後の無料セミナーが始まるとホッと一息。(笑)

セミナーの内容は、テキストの作成段階であらかじめ目を通していたこともあり、全く心配していなかった。

何しろ20年以上のキャリアのトレーダーですからね。

実は、当日の会場でパンローリング社が書籍の販売をされることになっていたので、事前にリンダ氏に、お勧めの本があれば・・と打診しておいたのだけれど、米国ではあまりにも忙しいようで、色よい返事がもらえていなかったのだ。

ダメもとでと、初日の前の日の顔合わせの時にプッシュしておいたのだが、インタビューが終了した時点で、リンダさんはかなりご機嫌。

会場に並べてある彼女自身の本を見て、急に本のリストを見せてくれということになり、こちらは大慌て。(笑)


「Street Smarts」Linda B.Raschke

「Long-Term Secrets to Short-Term Trading」 Larry R.Williams

「Turtle Secrets」 Russell Sands

「The Essays of Warren Buffett」 Lawrence A. Cunningham

「The new options advantage」 David L. Caplan

「Hit and Run Trading」 Jeff Cooper

「Pit Bull Martin」 S. Schwartz

「A Comparison of popular trading systems」 Lars Kestner

「Trading for a living」 Dr. Alexander Elder

「The Intelligent Investor」 Benjamin Graham

「Beyond Technical Analysis」 TUSHAR S. CHANDE

「How to make money in stock」 William J. O'Neil

「The New Market Wizards」 Jack D.Schwager

「Stock Market Wizards」 Jack D.Schwager

「New Thinking In Technical Analysis」 Rick Bensignor

「Contrarian Investing Anthony」 M. Gallea/William Pattalon /Jim Rogers

「Trading, Sex & Dying Juel」 E. Anderson /David L. Caplan

「Market Wizard」 Jack D.Schwager

「You can be a stock market genius」 Joel Greenblatt

「The Stock Trader」 Tony Oz

「Damn Right!」 Janet Lowe

「Lesson from the legends of wall street」 Nikki Ross

「Martin Zweig's Winning On Wall Street」 Martin Zweig

「The interpretation of financial statement」 Benjamin Graham

「Trading Without Fear」 Richard W. Arms Jr.

「What Works on Wall Street」 James P. O'Shaughnessy

「Rocket Science for Traders」 John Ehlers

「The New Investment Superstars」 Lois Peltz

「Bollinger on Bollinger Bands」 John A. Bollinger

「Trade Your Way to Financial Freedom」 Tharp, Van K

「Market-Neutral Investing : Long/Short Hedge Fund Strategies」 Nicholas, Joseph G

「Trading in the Zone」 Mark Douglas

「The Only Investment Guide You'll Ever Need」 Andrew Tobias

「Risk Budgeting : A New Approach to Investing」 Leslie Rahl

「NO BULL : My life in and out of the markets」 Michael Steinhardt

「New Concepts In Technical Trading Systems」 J. Welles Wilder, Jr

「How I trade for a living」 Gary Smith

「MAVERICK INVESTING」 Goug Fabian

「Trading The Ross Hook」 Joe Ross

「Stan Weinstein's Secrets For Profiting in Bull and Bear Markets」 Stan Weinstein

「New Market Timing Techniques」 Thomas R. DeMark

「Tradings Systems That Work: Building and Evaluating Effective TradingSystems」
 Thomas Stridsman

「BUYOUT : The Insider's Guide to Buying Your Own Company」 Rick Rickertsen/Robert E. Gunther

「SECURITY ANALYSIS――The Classic 1934 Edition」 Benjamin Graham/David Dodd

「The Smart Money Stock Picker's Bible」 NELLIE S. HUANG/PETER FINCH


以上がリスト

リンダさんは上のリストの本はすべて読まれていたようで、この中から3冊の本を選択された。

セミナーを受講された方は、もちろんおわかりですね。(答えは明日掲載)

またそれぞれの本についても、選択の過程で感想を述べられた。

それぞれの本について「彼はトレーダーとしてはいいトレーダーなのだけれど、本として書かれているものは、とてもわかりにくい内容だ」とか、「この本はクズだ」(笑)などと、ちょっとここでは書けないような過激な内容だった。

へえ・・・とちょっと秘密の部屋を覗いたような気分を味わえたのは役得だったかな。

 

セミナーが終了した日には、とても日本が気に入られた様子で、セミナー終了後の懇親会ではとても盛り上がった。


左は塩漬け株の処理の相談をするO氏


リンダさんのアドバイス>「まあ飲みなさい」(笑)
 


人数と会場の都合で、連日同じ居酒屋で懇親会が開催されたのだが、こちらとしては、連日同じところでの夕食は飽きたのではないかと心配したのだが、全く問題ないとのことで一安心。

特に日本酒が気に入られたようで、毎日お銚子を4,5本空にしてご機嫌だった。

 


今回のリンダさんのセミナーは1日セミナーということもあり、トレードの基本的なコンセプトについて、私とは違った視点から説明されていたが、やはり基本は同じなんだなということを改めて確認できたというのは、私にとっても大きな収穫だった。
 



Zoom

リンダさんのサイン

 

既にセミナーを受講され、実トレードをされていらっしゃる方にも、彼女のコンセプトはとても参考になったはず。

とにかく、彼女の人柄と情熱がよく伝わる素晴らしいセミナーだった。

次に受講された方の感想を転載させていただきます。

 

リンダさんと通訳のリサさん

 


澤さん

 


馬渕様、お疲れ様でした。そして、スタッフの皆様、お疲れ様でした。

皆様のお陰でとてもよいセミナーを日本で受講できる事が出来ました。

本当にありがとうございます。

このようなセミナーが日本で受講できたのはとても幸運だったと思ってます。

セミナー内容は盛り沢山で、まだ頭の中は飽和状態です。

セミナー内容もそうですが、リンダさんご自身の印象として、とてもポジティブシンキングな方思えました。

そして懇親会で見せられた姿はとても気さくな方に思えました。

まずは、このポジティブシンキングを来週から真似て見ようと思います。

そして、説明頂いた各手法は、ゆっくりと日本のマーケットで試していきたい
と思います。

本当に本当に色々とありがとうございました。

そして、今後とも宜しくお願い致します。
 

 

 

右は通訳の鎌田氏


 

セミナーお疲れ様でした。

バイク乗りです

今回リンダさんのセミナーを受けて一番良かった事は、基本は同じと言うことが理解できた事でしょうか。

つまりリンダさんの言っていた「トレンドに乗る」を具体的にわかりやすく表現したのがトリプル、クワトロであると思いました。

(言葉で表現するのは難しいですね)

「フラッグ」についても研究してみようかと思います。
 

 

リンダさんと通訳のリサさん

 

11月30日の、リンダさんのセミナーに、受講させていただきまして、大変ありがとうございました。

山形の**です。

過去、2001年の7月ペーパートレードセミナー、2002年1月の基礎セミナーを受講させていただいておりました。

久しぶりの東京、そしてセミナーで、前日からの寝台列車ではなかなか寝付けませんでした。

リンダさんのセミナー、1日の中でも、ボリューム満点で、頭がはちきれそうでした。

かつ、午後からは、必死に睡魔と戦いながら、リンダさんのおはなしに集中
し、メモっておりました。

トレードに対する基礎的な心構えと、リンダさんの明るさに圧倒されながら、受講しておりましたが、私にとっては、MACDや、TRIN/TICKやADXなど、各種指標を活用した、トレード手法は、早いというか、もしかしたら必要無いと感じました。

基本的には、チャートと移動平均線そして参考までに出来高というように、単純明快なトレード手法でないと、私は、その情報量を頭の中で、把握
・判断できないという点に気づいておりました。

私が目指すのは、非常にシンプルなトレード手法です。

これを、ハッチさんのメソッドを基本に、編み出したいです。

資金管理という点で、リンダさんも、資金を守ることの重要性について、説いておられますが、私が、45000$の資金で、トレード、バイイングパワーはその4倍ある中、60$代のストックを、基本的に2000株売買するとします。

1日に、資金の2%の損失・約900$を超えたら、その日のトレードを終了する。

と、決めています。

この場合、手数料含めて、だいたい、0.2ポイントのロスを2回、許容する
設定です。

また、月に、5%・約2300$の損失を、超えたら、その月トレードはやめると決めています。

ようするに、3日連続、損失が継続したら、その月はやめることになります。

この、設定はきついでしょうか。

リンダさんは、資金を守る姿勢で、望んだ方が良い結果がでると、テキストでもいっておりましたが、私の資金量で、基本的に2000株の売買は、やはり、攻撃的でしょうか。

悩むところは多いのですが、しっかりとした資金管理と、単純なトレード手法を武器に、この世界で食べてゆきたいと思っています。

リンダさんのセミナーという、機会をつくっていただきまして、大変ありがとうございました。

今後も、着実に一歩一歩、トレーダーとしての経験を積み重ねていきたいです。

また、ペーパートレードセミナー等、受講するときございましたら、どうぞ、よろしくお願い申しあげます。
 

 

 

ご質問の件ですが、トレーダーの技術と経験にによるため、一概にこれがいいというようにお答えできないのですが、それでは話が進みませんので、参考までに一例を挙げておきます。

4万5千ドルの資金だと、18万ドルのバイイングパワーです。

60ドルを2000株だと、12万ドルを使用することになり、バイイングパワーに対する投下資金の割合として大き過ぎると思います。

また、60ドル台の銘柄は動きが非常に早いため、短いタイムフレームでのトレードは判断する時間が少なくなります。

ですから、十分にシミュレーションを積み重ねてから取り組まれることです。

参考までに、単純に45ドルの銘柄を1000株という組み合わせが、とりあえずの最大の投下資金と考えられてはいかがでしょうか?

最初は45ドルの銘柄を300株とか200株でトレードを始め、利益を出せる執行ができるようになってから、株数を増やされた方が安全でしょう。

1回のトレードのロスは1%を目安にしてください。

そしてトレード回数は一日に一回を基本として、最大で2回まで。

そして3回連続ロスを出したら、どこかに問題があると考え、原因を特定し、その部分を変更し、必ずシミュレーションで、その効果を確認してから、トレードを続けるようにしてください。

 

 

1202 Mon.

リンダ・ラシュキさんの無料セミナーの要約

金曜日の無料セミナーを皮切りに、土曜・日曜の2日間に渡って、延べ100名近くの方が参加されたセミナーは、無事終了した。

関係者の皆さんには、本当にお世話になりました。

また参加された皆さんの熱意が、このセミナーを成功に導く大きな原動力になったのだと思います。

結果として、マーケットがまさにこれから強くなろうとするまさに絶好のタイミングにこのセミナーを開催できたのは、とても運がよかったと思います。

そこで、この素晴らしいセミナーのプリ・イベントとして開催された無料セミナーの内容を、簡潔にまとめてみました。

皆さんのトレードの参考にしていただければ、幸いです。

 

リンダ・ラシュキさん

皆さん、日本へ私を招いていただいたことをとても嬉しく思います。

まずこうした機会を作って頂いたミスター・マブチさん、本当にありがとうございます。

そして関係者各位の皆さんにも感謝いたします。

 

私ががこの業界に関わるきっかけになったのは、22年前に証券取引所で働き始めたことでした。

そこでは、約8年間働きました。

今と違って、まだコンピュータがない時代の話です。

実際に取引所へ立った経験から、どういうトレーダーがよいのか、そしてどういうトレーダー悪いのか という事がわかるようになりました。

同時にそこで、とてもよい先生(トレーダー)にめぐり合うチャンスを掴むことができました。


そしてさらに、トレーダーとして成功するためには、「決して損を大きくしないこと」つまり資金を決して減らさないことの重要性を学びました。

トレードを始めたときに大事なことは、最初から攻撃的な姿勢でトレードをするのではなく 守りを固める という姿勢でトレードに取り組むことです。

成功と失敗は「資金管理」が大きく関わってきます。
 

マーケットにおいては、人間は感情的になることがあります。

非常に高い値段がつくことや、反対にとても安い値段になることもあります。

トレーダーとしてまず大事なことは、マーケットには、常に売りや買いの圧力があるということを理解する必要があります。



魚市場での例え話しをしてみましょう。

ある人が鰯(いわし)の缶詰を、とても高い値段で競り落としました。

今日は うまい鰯の缶詰が手に入ったから、夕食を楽しみにしていてくれと奥さんに連絡すると奥さんは大喜び。

早速家へ帰って缶詰を開けたら・・・

何とその鰯は腐っていました。

その人は怒って、翌日魚市場へ文句を言うために出かけました。

翌日、魚市場の競売人へ文句を言うと、返ってきた返事は意外なものでした。

「それは食べるものではなくトレードするための缶詰だったんだ。知らなかったのか?」

この例えの教訓は「どんなに価値がないものでも高い値段がつくことがある」ということです。

私は、トレードにおいては「株価」に興味はありません。

私にとっての興味は、これから上がるのか、それとも下がるのか?という点だけなのです。

私の手法の特徴は非常に短い時間で取引を行うという点です。

 

マーケットを見ているとよくあることなのですが、まったく模様眺めをしているケースもあります。

私は「普段とちょっと違う状況」が訪れるのを待ちます。

普段ではない状況というのはどういう状況でしょうか?

それは売りと買いの圧力がどちらかに傾き始めるときなのです。

売りの圧力、買いの圧力どちらが強いかによって値段がつくのです。

どちらかにこの「はかり」が傾いたときに、私はマーケットの方向を予想します。

 

私は22年間トレードを続けていますが、これからも私はトレードを研究し続けるでしょう。

どうして、こういう動きをするのか?

万が一、違う動きを見せたのなら「どうしてそうなったのか?」を知りたいからです。

そしてそこに、何かパターンを見つけることができないのかを研究します。

 

マーケットのパターンからは、トレーダーが見ているローソク足の時間が違っていることがわかります。

保有の時間が非常に短い人や 機関投資家のように長い場合もあります。

今買って、2時間後あたりに売る人もいるわけです。

そこでは売り物が出て、上昇の動きが止まるかもしれません。

それを見たトレーダーは、空売りのチャンスと考えるかも知れません。

マーケットでは、それぞれのトレーダーが違った視点で、株価の動きを見ているのです。

 

1直線に上がるマーケットも、下がるばかりというマーケットも、存在しません。

必ず2〜3日以上の周期で動きます。

それがとてもいいチャンスを生み出してくれるのです。

今日は買い、明日は、反対に売ることになるかもしれません。

どんどん下がるときでも、また上がってゆくときでも、売買できるチャンスは常に存在します。

一方的に下がってゆくときに、どうして買う必要があるのでしょうか。

過熱して株価が下がる時は売り、上がる時には買う。

トレードも物事も、常に柔軟に考えるのはとても大事な点です。

先ほどのインタビューで、「日本の市場はよくなるでしょうか?」という質問を受けました。

日本の市場が悪いのなら、他に目を向けてみてはどうでしょうか?

広い視野で見ることです。

世界中にはいろいろなマーケットがあるのですから。

 

トレードというのはビジネスです。

どこに売買のチャンスがあるのかということを、見抜く目を養わなければなりません。

知識だけが豊富な人は、自分が間違ったことを認められないことが多いのです。

私は今でも間違いをすることがありますし、過去に大きな間違いをしたこともあります。

人間ですから、誰にでも当然間違いはあるわけです。

ですが、成功しているトレーダーは、損を決して大きくしないように努力をし続けます。

マーケットから、自分の弱点を学ぶのです。

自分の感情を、マーケットにぶつけていないかどうか?を考える必要があります。

一つ一つのトレードの勝ち負けではなく、たとえば100回なら、100回で結局はどうだったか?という 視点で考える必要があります。

 

たった一つの間違いを犯したことで、すべてを失ってしまうケースがあります。

トレーダーとして重要なことは、常にベストな力を出すことです。

優れたトレーダーになるためには、マーケットへ参加するときに、最高の集中力 を発揮できなければなりません。

周りからの雑音をできるだけ排除し、よく眠り、「いいもの」を食べる。

こうした生活習慣や姿勢を、まず身につけることです。

疲れきった状態で、よいトレードなどできるわけがありません。

そういうときは、トレードをしないことです。

自分をトレーダーとしてベストな状態に仕上げるという努力を、毎日続けることをけっして忘れてはなりません。

毎日のトレードを記録し、一日一日を復習することによって、自分自身のコンディションをチェックすることができ るはずです。

毎日のトレードの記録を残し、例えば2年間のトレードをチェックすれば、たとえば、週の前半には勝ち、後半に負け やすいことを発見することができるかもしれません。

午前中には勝つ事が多い、または午後のほうが勝率がいい、あるいは休みの前には勝てる、などといった、自分 特有のパターンを見つけることができるかもしれないのです。

 

自分の悪い点にばかりに目を向ける人がいます。

そういうことに悩むことは、建設的なことではありません。

自分のトレードの悪い部分を探すのではなく、よかったトレードの理由を、よく研究することです。

先ほど雑誌のインタビューを受けましたが、そのときに拝見した雑誌のテーマは「なぜ90%の人たちは負けるのか 」というタイトルでした。

トレードでは、そうした考え方をするのではなく「なぜ10%の人たちは勝つことができるのか?」と考えることです。

 

毎日のマーケットを、勉強し続けることは非常に大事なことです。

よくパートタイマーのトレーダーを目指している人がいますが、それは無理だと思います。

プロのスポーツ選手には、パートタイムのスポーツ選手なんていませんね。

それと同じ事です。

もし、優れたトレーダーになりたいのなら「自分はトレードが好きで好きで 仕方ないのかどうか?」ということを問うことです。

トレードは、毎日毎日が勉強で、もうこれで十分だということは決してありません。

長い間トレードを続けていても、「私は何てマーケットのことを知らないんだ!」と思うことがあります。

 

これからトレードを始めようとする人は、決してニュースなどは聞かないことをお勧めします。

ベーシックな手法のチャートアナリシスをお勧めします。

ベーシックのテクニカルアナリシスに必要なものとして、上値抵抗線(レジスタンス)・下値支持線 (サポート)・トレンドラインがあります。

ベーシックのテクニカルアナリシスを学べば、ほとんどの基本的な動きは、まさに「あらかじめ決められ たように」動くことがわかるはずです。

 

トレードをする場合、自分は投資家じゃない、自分はトレーダーなのだと、自分に言い聞かせることです 。

トレーダーが突然投資家になることがあります。

原因は塩漬けです。

私の知っている優れたトレーダーでさえ、大きな間違いをすることがあります。

ですが、本当の優れたプロトレーダーとは、大きな過ちから立ち直ってくる人たちを指すのです。

何故同じ間違いばかりをするのだろう?

成功した人たちはどうしているのだろう?ということをよく考えることです。

考えること、勉強すること、自分のトレードを見直す努力をすることなどを放棄すれば、どうなるでしょうか?

毎日同じ間違いを続けることになり、そうしたトレーダーは決して成功することはできません。

 

マーケットは自分が思っている以上に、勉強して理解するために時間がかかるのです。

上げのマーケットを勉強し、経験し、学ばなければなりません。

そして下げのマーケットについても、同じように学ぶ必要があります。

そして停滞しているマーケットもです。

ですから時間がかかるのです。

 

 

多くのトレーダーは、上昇基調だけのマーケットだけを考え、学ぼうとします。

ですが、下げるマーケットを学習する必要もあります。

マーケットは必ず上下に動くからです。

このように、上げや下げのマーケットを柔軟な姿勢で勉強する必要があります。

突然、飛行機が突っ込んだとか、インターネットバブルがはじけたとか いうマーケットからも、学ぶことはたくさんあるはずです。

このように、自分でマーケットを習得するには、あなたが思っているよりもうんと時間がかかります。

たとえば、2年間以上もかかることなんて、当たり前のことなのです。

 

この時間を短くする方法もあります。

たった一つのパターンを、あらゆるマーケットに置き換えて試してみるという方法です。

自分の得意技をまず一つ身につけるのです。

それができるようになったとき、あなたは成功したトレーダーになっているはずです。

私は、主に短いタイムフレームでトレードをします。

たとえば5分間くらいで、手仕舞います。

そしてそれを積み重ねます。

トレードは保有している時間が長ければ、大きなゲインを狙うことができますが、リスクも比例して増えるのです。

自分の大事な資金に対しては、できるだけリスクにさらさないことです。

リスクを少なくするするには、保有する時間を短くすることです。

成功するトレーダーは、これを守っています。

ですから、私は来年の経済状況のことなどは考えていません。

それよりも、5分くらい先に誰に売ろうか?ということだけを考えます。

 



以上、リンダ・ラシュキさんの語りというスタイルで、まとめてみました。

 

最後に参加された方のご質問について、印象に残った点をあげてみると・・


リンダさんは、基本的に株価指数の先物をトレードすることが多い。

また値動きの速度は、下げの方が早く、上昇するときは下げに比べるとゆっくりと上昇する。

株価が下がる時に、まるで絶壁から落ちるように下がる事が多いのは「恐怖心」が原因。


どういう売買システムが良いのかという点については・・

速く、正確なQuoteデータや執行システムが好ましい。

高いからといって一概によいというものでもない。

私は 2 ディスプレイを使っていますが、チャートソフトは、1ディスプレイだけで、もう一つのディスプレイは、主にWEBの書き込み用として使っています。

リンダさんは、たった1つのディスプレイでのトレードの方がうまくゆくことが多いと断言されていました。

とても納得できる点で、思わず、「その通り!」と野次?を飛ばしたくなりました。(笑)

理由は、情報が多過ぎるとうまく行かないことが多いから、ということで、トレードのチャート画面も、できるだけシンプルなものがベストだということでした。

タイムフレームについては、1分足や、3分足でトレードしている場合は、もっと長いフレームでトレンドを見るというようにして、3分や5分のヒゲで惑わされないようにしているとのこと。
 

通訳のために、ロスから来て頂いた鎌田さん、そしてシアトルから来て頂いた佐藤さん、ありがとうございました。

また、この原稿のもとになる速報を書いていただいた TAMURA さんにも感謝です。

 

 

1201 Sun.

インタビュー

 


金曜日は無料セミナーの前に、リンダさんへのメディアからのインタビューがあった。


私が個人トレーダーを代表してリンダさんへ質問するというシチュエーションで、いくつか質問をさせてただいき、それを取材してもらうというかたちで進め ることになった。



その時におもしろかったものを、いくつかご紹介すると・・

私はいつもセミナーで200移動平均線の重要性を説明するときに、. 無人島に漂流して移動平均線を1本だけ持っていくとしたら、 200移動平均線を持ってゆくというたとえ話をしている。

そこでリンダさんに

Q:無人島に漂流して移動平均線を1本だけ持っていくとしたら、何の移動平均線を持っていきますか?

と質問してみた。

答え>株価がわかるチャートがあればいい。

ははは。

そりゃそうだ。

どうやらはぐらかされてしまったようだ。(笑)

バーグラフや、ローソク足のチャートの重要性を強調されたかったようだ。

 

次に、日本のマーケットではトレードの際に、いまだにファンダメンタルの要素が、重要視されている傾向にあるようなので、次のような質問をしてみた。

Q. ファンダメンタルをどのくらい気にしますか?

リンダさんは、お茶目に人差し指と親指でゼロを作り、きっぱりと「ゼロ」。

取材をされていた記者のみなさんの表情がおもしろかった。(笑)

 


私はセミナーでは、開始後1時間から一時間半で、トレードをする方法について重点を置いている。

リンダさんにはこの点について、次のような質問をしてみた。
 

Q.一番好きな時間帯はどの時間帯ですか?

L.一番ボラティリティが高い最初から90分の時間帯です。

やっぱりね。

 


早速、受講者の方からの感想が・・

明日、リンダ・ラシュキ氏のセミナーに参加してきます。

今日の「Cool」のジェス氏のコメントを読むと、期待が膨らみます。
 
今夜のうちに、「リンダ・ラリーの短期売買入門」をもう一度、読んでおこっと。
 
本のタイトル名をみて、著者はてっきりリンダ・ラリーという名前のひとかと思っていましたが、リンダ・ラシュキとラリー・コナーズの共著という意味でした。
 
ちなみにLAの鎌田先生が以前に、ラリー・コナーズと一緒に仕事をされてたみたいですね。
 
それとセミナーの時、エステック情報ビルのB1Fにある本屋でこの本をみかけました。
 
28、000円と高価だし、そんなに数のでる本ではないと思わるので、珍しいなと感じましたが、よく見るとオンラインショップでしか買えないようなトレードの本が他にもズラリと置いてある。
 
はは〜ん、これはデイトレードネットのセミナー受講者をターゲットにした本屋の作戦だな。
 
はっち先生の影響力はこんな所にまで及んでいるのかー、とか思いつつ私は本を物色していました。

すっかり本屋の罠にハマった私でした。
 




 


私は、セミナー開始20分前に会場に着いたのですが、すでに満席状態。

どうやら私が一番最後に入ったようです。

参加者も気合いが入ってました。
 
やがてリンダ氏登場。
 
スリムでスタイルが良く、気さくでユーモアのある方でした。

ちょっとオバチャン的愛嬌があるというか。(すいませんっ)

セミナ−後半はノリノリでしゃべってました。

 


 
ともかく今回のセミナーは、とても刺激になりましたね。
 
理屈好きな私には、リンダ氏の理論的な講義は大変興味深かったです。
 
マーケットの基本や価格動向の解説は、はっち先生より理解しやすかったかも。(すいませんっ)
 
はっち先生もリンダ氏も、トレードの基本的な考え方は同じだと思いました、やはり得意技が違うといった感じです。

リンダ氏は、フラッグをブレイクする時にエントリーするのが好きなようで講義中もチャートにたくさんの旗の形のラインを描いていました。
 
オシレーター指標を使ってのトレンドの確認の仕方や、サイドウェイの意味と使い方も勉強になりました。
 
「小さいネズミがチーズをかじるように利益を積み重ねていきましょう。」という言葉が印象に残っています。
 



それにしても今日はオールスター勢ぞろいといった感じで、リンダさん、はっち先生はもちろん、鎌田先生にジェス氏、通訳にグレート・イースタンのリサさんと豪華な顔ぶれ。

ついでにパン・ローリングも会場で本を売ってました。
 
セミナー終了後の懇親会にもリンダさんは参加されて、日本酒を飲んでまし
たね。

途中から紙ヒコーキの飛ばし合いが始まって、一緒に来ていたリンダさんの娘さんが喜んでました。
 
私はといえば、正面の席にいるサワさんとお話ができてちょっとシアワセ・ でした。
 
最後は、リンダさんと記念撮影をしておひらき。

リンダさん、はっち先生、そして皆様お疲れ様でした。
 


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2002 1201-

 

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