2005 0601-


0614 Tues.

チューンアップ効果

今日はとても天気がよかったので、朝からまたトリトンスクエアのバイシクルセオへ。


新しい変速操作は、二日目になるともう何年も使ってきたかと錯覚するほど自然に思えたのには驚いた。

前のシステムだとシフトダウン時には、親指を使うため、グリップの握りが人差し指と手のひらと小指の3点で支持していたのだが、この新しいシステムだと、これに親指が加わるから、4点で支えることになる。

 


勝どき橋を渡る時は、少し上り坂を走るため、非常によくわかるのだが、この変速システムになってからは、シフトの回数が明らかに増えているのだ。

その理由の一つはシフト自体が楽しくなるほど、アクションが自然にできるからだと思う。

シフトをサボルということがなくなるから、うっかりして上り坂で速度が落ちるということがなくなるのだ。


そして新しいホイールとタイヤの組み合わせを一言でいうと、剛性感がまったく別のバイクかと思うほどアップしたという点だ。

ホイールの円周上の密度が非常に均質になったといえばいいのだろうか、回転がスムースで滑らかなのだ。

ホイールの「しなり」や「たわみ」による柔らかさがなくなった分、乗り心地は堅くなったのだが、その分前後のサスペンションがよく働いていることが、非常に強く伝わってくるのだ。

だから堅くなったというよりも、しっかりとして Firm な・・という感じで、動きがブレなくなったという印象を受ける。

そのためだろうか、漕ぎも軽く感じるから疲れなくなり、すこし遠くまで足を伸ばそうという気分になる。

ペダルを踏むたびにこうした感触を味わえるというのは、とてもエキサイティングなことだ。

なんだか、新車になったようなフィーリングで、今回のチューンアップは大成功だといっていいだろう。


右の写真は変速機の微調整のために店員が試乗中のショット。


というわけで、店に寄ったついでにペダルも交換。新しいペダルは、
TIOGA(タイオーガ)6061というアルミ切削ボディーでチタンアクスル 9/16"という仕様のもの。

シールドベアリング採用で、ペアでの重さは何と 164g! 

サイズは L70mm×W62mm×H22mm とかなり小さい。


左の写真はとりはずした古いペダル。
 

 

 

0613 Mon.

SCOTT衝動チューンアップ

土曜日に日頃の足に使っているSCOTT、のMC10のメンテナスのことを書きましたが、早速アドバイスのメールをいただきました。こういうのって嬉しいですね。

7月Jump upセミナー受講予定の**です。6/9のcool楽しく拝見させていただきました。私も東京駅東エリアに住んでいる、自転車好きです。#今はロードしか乗っていません。MTBは昔盗まれた。;_;もし参考になれば、と思い、メールさせていただきました。


○アサゾー、ウエノクラシック以外のよく行く自転車ショップ

・晴海トリトンスクエア1F:バイシクルセオ

http://www.seocycle.com/harumi.html

アクセサリーが充実しています。
 

・御徒町:OD-BOX ANNEX 4F,5F

http://www.odbox.com/cycle/index.html

老舗です。先日街乗りロードを買いました。

時間のあるときにでも、覗いてみてください。


○軽量化について

ホイールを完組みホイールに交換する、というのはいかがでしょうか。

回転するパーツを軽くする+スポークの本数を減らして空気抵抗を減らすことで、走行感が軽くなると思います。お勧めというか定番メーカーはMAVIC、SHIMANOです。私は両方のメーカーのロード完組みホイールを使用しています。

MAVIC:軽いのに、剛性感抜群。

SHIMANO:MAVICには劣るが、値段がリーズナブル。

という印象です。

MAVICならばCROSS MAX SL

SHIMANOならばWH-M540

あたりがいいのでは、と思います。

値段は以下の通販サイトが参考になると思います。

http://www.uemura-cyc.com/

方法としては、

・お店にお願いする。

・通販で購入して、自分で交換して、金額を安く抑える。

が考えられます。

自分でやるには、タイヤはめ+リアのギアスプロケット換装が
必要です。

私工具持っていますので、必要とあれば喜んでお手伝いします。

セミナー受講時になぜかスパナ持参で(笑)。

というわけで、参考になれば幸いです。

セミナーも今から大変楽しみにしております。
 

ということで、カミサンのルイガノもリムにブレーキが少し当たるというので、早速昨日、晴海トリトンスクエアへ行ってきました。

開店は11時からだったので、昼を食べがてら「勝どき橋」を渡ってトリトンスクエアのゾーンへ。

秋葉原へ行くよりもはるかに近く、拍子抜けするほどで、出発して10分ほどで到着。

いいところを紹介してもらって感謝です。

 


遊覧船が「勝どき橋」をくぐるところ

世界初の運河にかかる動く歩道橋だという、トリトンブリッジの横を抜けるとトリトンスクエアのゾーン。
 


このゾーンがトリトンスクエアのある一角。



左の写真の左側がバイシクルセオ

晴海トリトンスクエアの一角では、あのあたりの自治会と消防署とのイベントがあって、かなり賑わっていました。


右の写真の右側奥が1階のゾーンにあるトリトンスクエアのメインエントランス。

3棟ある超高層のオフィスタワーの下にあるトリトンスクエアは、場所がゆったりとしているからでしょうか、アメリカのモールに雰囲気が似ています。

2階のショッピングゾーンは、六本木スクエアより空いていることに加え、住んでいる人たちの生活の雰囲気とがうまくミックスしているからでしょう、ちょっとヨーロッパの雰囲気もある落ち着いたところで、カミサンも気に入ったようでした。

上の写真は3階のレストランゾーンから撮影したものです。


「水のテラス」と呼ばれるエリア。

午後からはこういう大道芸も行われていました。


自転車を預けたあと、早速ランチを食べにレストランのゾーンへ。


Wall Street もありました。(笑)


結局カミサンの自転車のタイアは取り寄せることになったのですが、カミサンにそそのかされて(笑)ホイールとタイアと変速機を衝動買い。



ホイールは MAVIC  MAX SL を選択。

今までのホイールもMAVICだが重さは1キロ以上あるとの事で、最も軽いものへ交換することに。重さは前輪が 650gで、後輪は 820g。
 

店の人の「乗り味が全く変わるはずです」というセールストークにライドオン!

ついでにタイアも街乗りで最近一番人気があってモノもいいというMAXXISへ交換。



シマノ ST-M760 DEORE XT デュアルコントロールレバー

 

 

従来のシフトレバーと違ってブレーキレバーとシフトレバーが一本になっています。

普通に引けばブレーキ、押し下げるとシフトダウン、引き上げるとシフトアップになるようにセッティングしてもらいましたが、最初は引き上げる、つまりシフトアップの動作がちょっと不自然に思えましたが、すぐに慣れてしまいました。

ブレーキを握っている時は小指を下からひっかけて、手首を返すようにしてシフトアップ。
 

私の場合この説明書はシフトダウンになる。


何よりも便利だと感じたのは、ブレーキをかけながら、シフトダウンがラクにできるという点ですね。

この変速システムだと、自然な動作でシフトダウンできるため、登りの途中で、シフトミスして速度が落ちてしまうということがなくなりそうです。

親指側にシフトダウンの補助レバーがありますが、全く使わず。不要なら取り外せるらしい。



私の場合この説明書はシフトアップになる。


インプレッションは、もう一日乗ってから・・

 

 

 

0612 Sun.

小型2輪への道

2段階右折がだんだんと面倒になってきたため、ついに免許を取りに行くことにした。

最初は6月1日から実施される2輪AT限定を狙っていたのだが、申し込みが多いため実技教習予約がとりにくく、待たなければならないというので急遽普通の小型2輪へ変更 。




 

バイクの免許というのは、7-8月というのがピークの時期にあたるのだそうで、この時期になると実技で走るためのいわゆる「予約」を取るのが 、最も難しくなるのだという。

普通免許を持っているので、学科は免除。125CCまでなら乗ることができる「2輪限定」の場合、技能教習の第一段階5時間、第二段階も5時間の合計10時間 を、実技練習のために乗車しなければならない。

まず最初は「適正」という1時間のペーパーテストを受けるたのだが、同じマークにチェックを入れるという方式で複数問題に答えて、敏捷性や認識力 をテストするというもの。

その後、予約を入れていよいよ実技の第一時間目。

まずは集団教習で、バイクの操作方法や、倒れた場合の起こし方やセンタースタンドの取り扱い、クラッチあわせの練習などのいわゆる基本を習う。

二人一組に対して1台のバイクで練習したのだが、相手になった年配のおじさんは、どうやら二輪はまったく初めてのようで、左足でのギア選択で踏み込んでローというのがよくわからないらしく、指導員に盛んに注意されてというか、あきれられていた 。(笑)

2時間目はギアチェンジから始まり、S字やクランク、狭い板の上をバランスを取りながらゆっくり走るというプログラムだ。

125CCは私一人!なのと、普段スクーターで走り慣れているということで普通車と一緒に走ってもOKという判定で、一番に普通の4輪車が走っている教習コースへ出ることになったのだが・・

この過程では同じコースをぐるぐる回って練習をするのだけれど、バイクがこれまた何というか全体にユルユルで、全く楽しくないバイクなんだな。

おまけにこのバイクのギアは、たぶん初心者に酷使されているからだと思うが、ニュートラルが出にくいうえに、2速か3速かがわかりにくいのだ。

コースは基本的に3速で走らなければならないのだけれど、それでも、しばらく乗っていると加速の感じで何速かがわかるようになってきたので、まずはヤレヤレ。

バイクには、クラッチやブレーキがどういう状態で、今何速かといったことが教官にわかるように、いろいろな色のランプがついている。

だからギアが違うと、3速で走れと、指で3という指示を受けることになる。

いつもはオートマなので、慣れないと左足のギアチェンジがやたら面倒に感じるのは、何といってもシフトの楽しみとはほど遠い感触のギアだから だろう。

やっぱりATの免許にしておけばよかったな・・。

だがおかげで、帰りに自分のバイクに乗ると、まるで精密機械のようなフィールに改めて感激することになったのだけれどね。

バイクというのは車のように「シフトそのものが楽しい」というフィールの楽しみ方というか、そういう車種ってあるのだろうか?
 



街で見かけたドカティ・イタ車は赤がよく似合う
 

実技教習は一日2時間しか乗れないし、それが終わらないと次の予約ができないという仕組みなの で、なかなか空いている日がとれない。

実技教習で最も難しかったのは、一本橋といって細い鉄板の上を、ゆっくりと落ちないように、クラッチは切って5秒以上かけてソロソロと渡るのだ。

スクーターだと何なく走れるのに、こういうバイクだと、何故かかなり難しい。

コツはタンクをしっかりと足で挟み、腕は力を抜くのだが、教官は Stop Watch で時間を計っているので、結構アセる。

だが、ここであまり速度が遅すぎると、コースから落ちそうになるので、そういうときは、そっとクラッチを繋ぎ、すこし速度を上げて渡りきるのだ。

何度か繰り返すうちに、落ちなくなってきたが、ここが最も苦戦したところだった。

みんな中型狙いで、125CCというのはいつも一人だけ。だけど中型はこの一本橋を渡る条件がさらに厳しいらしい。

この間は後ろからついてきた女性の受講者がバイクを倒してしまい、教官は慌てて駆けつけるというのも目撃したが、倒れると重いからねえ。

次はシミュレーターなるものに乗るのだがこれが、また空いている時間がなかなか取れない。

キャンセル待ちといって、教習所で待つことができるというが、そんな暇なことはできないしなあ・・。

次のシミュレーターが終わるとあと5時間。

さていつになったら免許がもらえるやら。

 

 

0611 Sat.

スコットのメンテナス

不思議なことに銀座界隈には、本格的なマウンテンバイクの店というのが皆無なのだ。

そのため少しくらい不具合があっても、我慢をしながら乗りっぱなしでいたのだが、フロントフォークから油漏れがしているようなので、最も近い店はどこかと探してみることにした。

ここのショップリストによると、最も近いのはアサゾーとウエノクラシック。

アサゾー
東京都台東区上野3-19-4
03-3839-7939
月〜金/12:00〜21:00 土・日・祝/11:00〜20:00

ウエノクラシック
東京都台東区上野3-16-3 鈴木ビル 1F&2F
03-3836-6168
11:00〜20:00

アサゾーはロードバイク専門だといういうので、クラシックへ行くことにした。

場所は末広町からすぐで、秋葉原のはずれというロケーションで、ウチからは自転車で15分ほど。
 


目印は吉野家


まずは何となく気になっていた少しハンドルの位置が気持ち遠いという感覚を何とかしようと、思い切ってポストのステーを短くすることにした。
 

短くすると操縦性がいわゆるクイックになるという。

激しいダウンヒルを下る予定はないので、強度より軽さ優先で最も軽いタイプを選択。

油漏れを起こしていたフロントフォークを見てもらったら、もうだめだというので、交換をすることにした。

店の人に相談をして、今までのスプリングがエアーで、ダンパーはオイル方式から、メンテナスが不要のマニトウのコイル/FFD 方式のものを選択することにした。

パーツの値段的にはグレードダウンだが、私の用途では、エアーダンパーは猫に小判のため、重さも殆ど変わらない、金属バネ方式に変更。

マニトウというのはすこし変わった名前だが、ネイティブ・アメリカンの言葉で「霊」を意味するという。

交換には一時間ほどかかるというので、ブラっと秋葉原方面へ歩いて行くと、新しい高層ビルのゾーンの一部が完成していた。


左の写真の、右側と左側とでは全く雰囲気が違う。


この一角だけを見ると、今までの秋葉原というイメージは全くないといっていいだろう。


一時間ほどで店へ戻り、店の人と雑談しながら、もっと軽くできるのか?とたずねたところ、現状でも相当軽い方なので、これ以上劇的に軽くすることは難しいという。

リアサスのエアも補充してもらい、ブレーキのワイアーも交換して店をあとにしたが、帰路での印象は、まずブレーキングの時に発生し始めていた前後方向のガタは見事になくなり、剛性感の高いフィールが戻った。
 

新しいフロントフォークは、ストロークの幅を簡単にアジャストすることができる。

またポストのステーを短くしたため、かなりクイックになり、曲がりやすくなったのだが、フォークが少し長くなった分直進性が上がったので、トータルでは少しキビキビ感が強くなったようだ。

たったこれだけの変更なのだけれど、なんだかとてもフレッシュな気分でライドできるようになった。

でもパイプも黒くなったため、店の人も「真っ黒になりましたね」と笑っていたが、確かにフロント部分は真っ黒になってしまった。(笑)

 

 

0610 Fri.

正しいトレードと間違ったトレード


◆ご質問

0504日本株ライブでお世話になったKajimayaこと****です。

先日は質問へのご回答ありがとうございました。

お忙しいのはわかっていながら、また質問で心苦しいのですが教えてください。

今日(9日)の寄付きで8591にLongでエントリーしました。

けれども、どんどん下がっていき大引けとなりました。

なにが悪かったのかと検討しているのですが、HLBGPでLongするのにそれほどいい形ではないものの、一応ルール通りだと結論しました。

しかし、受講者用掲示板を観ていると0502日本株ライブのOhconyaさんが「スカイダイブ」としてShortされています。

アドバンスセミナーを受けていませんので、メソッド自体を教えていただくわけにはいきませんが、8591はShortするべきだったのでしょうか?

以前のCoolで「スカイダイブ」が掲載されているのを観ると、「oops」のことなのかなーっと思ったのですが、Ohconyaさんは寄付きでエントリーされているようなので、そもそも今日Longするのが間違いなのかと思いました。

お時間のある時にでも教えていただければと思います。

 

◆回答

オリックス(8591)でのハイローバンドギャッププレイでエントリーをした場合のご質問に関してですね。

エントリーのルールは合っています。

問題はどこでカットロスをしようと決めていたのか?という点です。

これがわからないので、返答のしようがないのですが、文面から推測すると、たぶん決めていないのでしょう。

だから、下がってきたらどうしようかと迷うことになるのだと思います。

掲示板での他の方のプレイは、いわゆるイントラデイのプレイだと思われますが、銘柄は同じでも目標とするゲインの幅も時間も違うわけですから、比較をしてどちらが正しいということはできません。

エントリーをする時は、逆に動いた時のことを常に考えておくことです。

つまりこのトレードでの、ご自分のルールが決まっていないことが、迷う原因を作っているのだと思います。

 

 

上はオリックス(8591)の日足ですが、最もリスクの少ない方法は、陰線で終わりましたから、一日分の値幅のロスを取ってカットロスをするか、または終わり際にカットロスをするという選択があります。

次は、オーバーナイトして、15,700 のカットロスラインを切るまでは我慢するという選択肢があります。

複数の他の銘柄へエントリーされているのであれば、そうした銘柄の含み益または含み損との兼ね合いがありますから、どちらを選択するかは、自分で決めなければなりません。

そうして、予定通りにカットロスをしたのなら、それはロスを出したけれど、正しいトレードだったということです。

負けたから悪いトレードで、勝ったから正しいトレードというのは、ある一つの見方です。

負けてもルールどおりであればそれは正しいトレードであり、勝ってもルールを破ったトレードなら、それは間違ったトレードだ、という考え方もあるのです。

下は30分チャートです。

Ohconyaさんはたぶん、高値の抵抗線にぶつかって、下がってきたので、そこでショートをされたのだと思います。


このプレイは、ハイローバンドギャッププレイとは全く違う種類のトレードです。

ですから、ハイローバンドのギャッププレイで、今日ロングするのが間違いだったかどうかというように考えるのではなく、「明日どうなったら、どうするのかというシナリオを決めておかないと、間違ったトレードになってしまう」と考えられてはどうでしょうか。

 

 

 

0609 Thurs.

5月のハイローバンドギャッププレイの成績

2005年5月のハイローバンドギャッププレイの成績を検証。

5月は4月の、GOOG の 19.45ポイント に引き続き、5月も 25.5ポイントのゲインが効いているのだが、これを差し引くと、50.6ポイント。

当然マーケットのトレンドにある程度は左右されるのだが、月平均で20から50ポイントくらいだと以前書いたように、まさにそのとおりの結果となっている。

4月は、GOOG の 19.45ポイントを差し引くと 54.52ポイント 。

普通このプレイでは、月40ポイント以上獲れれば上出来といっていいだろう。

1000株だと月収400万円、500株だと200万円、200株でも80万円ということになる。

4月からはスイングスキャンを テスト運用し始めたのだが、やはりこれを使った2ヶ月間はよい成績が出ている。

マーケット開始後すぐに該当候補銘柄がわかるため、ストレスが少なく、心理的にも余裕ができるためだろう。

それが、つまりはトレンドの判定にも十分な自信を持てる、 という相乗効果となり、それがよい結果へと繋がってゆくことになる。

 

   

Symbol

Point

Comission

Balance

5

4

BIIB

1.30

0.03

1.27

5

4

WYNN

1.90

0.03

3.14

5

5

EBAY

1.70

0.03

4.81

5

5

LLTC

0.50

0.03

5.28

5

6

GENZ

1.60

0.03

6.85

5

6

QLGC

0.60

0.03

7.42

5

9

CTSH

1.40

0.03

8.79

5

9

SBUX

0.60

0.03

9.36

5

10

ADSK

0.35

0.03

9.68

5

10

SHLD

3.10

0.03

12.75

5

10

RIMM

3.70

0.03

16.42

5

12

GOOG

3.10

0.03

19.49

5

13

BIIB

0.80

0.03

20.26

5

16

DELL

1.00

0.03

21.23

5

16

KLAC

1.50

0.03

22.70

5

17

MRVL

1.70

0.03

24.37

5

17

FFIV

0.70

0.03

25.04

5

17

ADBE

0.35

0.03

25.36

5

17

MACR

3.50

0.03

28.83

5

18

OSIP

3.10

0.03

31.90

5

19

BBBY

2.10

0.03

33.97

5

19

GOOG

5.80

0.03

39.74

5

20

RIMM

3.40

0.03

43.11

5

24

GOOG

25.50

0.03

68.58

5

24

GILD

0.90

0.03

69.45

5

25

WYNN

1.00

0.03

70.42

5

25

MSTR

0.70

0.03

71.09

5

25

ADBE

1.05

0.03

72.11

5

25

FITB

0.55

0.03

72.63

5

26

NTAP

0.30

0.03

72.90

5

26

BIIB

-0.40

0.03

72.47

5

27

ERTS

0.50

0.03

72.94

5

27

GPRO

1.10

0.03

74.01

5

31

BIIB

1.10

0.03

75.08

5

   

76.10

1.02

 


エントリーの頻度を見ると・・

12月39トレード
1月28トレード
2月40トレード
3月35トレード
4月46トレード
5月34トレード

次に獲得ポイントで比較してみると次のようになる。

2004年

11月40ポイント

12月38.15ポイント

2005年

01月38.21ポイント

02月37.6ポイント

03月32.45ポイント

04月73.97ポイント。

05月75.08ポイント。
 


5月

総獲得ポイント 76.10ポイント

手数料 1.02ポイント

最終差引獲得ポイント 75.08ポイント

1000株換算での利益  75,080ドル

500株換算での利益 37,540ドル

 

4月

総獲得ポイント 75.35ポイント

手数料 1.38ポイント

最終差引獲得ポイント 73.97ポイント

1000株換算での利益  73,970ドル

500株換算での利益 36,985ドル


4月 の、GOOG の 19.45ポイントに引き続き、
25.5ポイントのゲイン大きなゲインを叩き出せたのは、こうした手法をいつ組み込めばいいのかというトレンドをきちんと判定できているからだ ろう。

大きなゲインを狙うということは、逆に動けば大きな損失を出す可能性があるということでもある。

そのため、こうしたゲインを大きくすることができる手法は、どのタイミングでアクセルを踏めばいいのかという判断を、自信を持って行うことができるかどうかにかかっている。

また5月の記録で特徴的なのは、ロスが一度だけという点だ。

この26日の BIIB の-0.4ポイントは4月と同じように、基本的な方法には含まれない、いわゆるアドバンスプレイに分類される「スワッププレイ 」を使って、31日に +1.1ポイントというように、差し引きでプラスへ転換している。

同じトレンドというのは、いつまでも続くものではない。

ブルマーケットもいつかは翳りを見せることになる。


上はナスダック総合指数の5月部分のチャートだが、一日の値幅の移動平均線は、25日に横ばいから下降に転じている。

ギャッパーズアイをご覧になると、25日に EBAY のロングサイドへのエントリーを見送っているが、この銘柄だけではなく、ロングサイドのエントリーに消極的なのは、こうした理由も一因なのだ。

もちろん指数の値幅が減少してきたからといって、個別銘柄が下がるとは限らないのだけれど、路面状況の変化の兆候が少しでもあれば、アクセルとブレーキの踏み加減 を注意することで、スピンをする危険性を下げることはできるのだ。

ロスが1トレードだけという結果が何よりも、こうした点を注意した成果 となって表われている、といっていいだろう。

自分自身の5月のテーマは「できるだけ安全サイドに振った選択」をするというものだった。

このように「ある前提をもとにして注意深くマーケットを観察する」という習慣を身に着けることで、マーケットから多くのことを学ぶことができるだろう。

一ヶ月ごとに、自分でテーマを決め、その結果を分析するというプロセスを繰り返すことで、様々な視点と多様な考え方を身につけることができる。

これこそ本当の「大人のロールプレイイングゲーム」だ。

トレードの世界での真のエキサイトメントとは、まさにこうした点にあるのだと思う。

 

 

0608 Wed.

昨夜は、SHLD が下げた。ギャップが大き過ぎる上に、スプレッドの大きいやりにくい銘柄なので見送ったが、しかしよく下げた。

AAPL もまたよく下げたが、始まる位置が悪かった。ということで勝手知った GOOG 狙いとなった。しかし GOOG は、なんだかんだ言っても300ドル目前まで上げてきたのだから凄い銘柄だ。


トレードは難しく考えない

終わったばかりのセミナーへ参加されたみなさんは、初めての方ばかりなのだが、受講者用掲示板には早速積極的な書き込みをされている。

ハッパをかけた効果が早速出ているということなのだと思うが、せっかく気合が入っているところで、こうしたことを書くのは何だが、トレードというのは、できるだけシンプルに考えることだ。

何も難しく考える必要はない。

たとえばGOOGをこのハイローバンドの週足で見れば、下のチャートのようになる。



11,000ドルつまり120万円弱で、上のチャートのエントリーポイントで買って100株だけホールドすれば、6週間ほどで7,500ドルつまり77万円ほどのゲインが出せるのだ。

つまり、6週間で2万5千ドルを30%の年利で、運用することができるというわけだ。
 


上はナスダック100Trust だが、2万5千ドルの資金から9000ドル、約100万円を6週間ほど運用すれば、20万円弱つまり、年利36%ほどで回すことができる。

こうした方法なら別にブレイクスキャンも必要ないし、スイングスキャンのリリースを待つ必要もなく、月額1万円ほどのトレードストリームだけでトレードを続けることができるというわけだ。

仕事が忙しい方で、ただ利益を出したいのなら、1DAYのジャンプアップや基礎セミナーを受けるだけで、これくらいのことは簡単にできるはずだ。

そうして、少しずつ資金を増やしながら、だんだんと短いタイムフレームへ移行すればいいのだからね。

 

早速終わったばかりのセミナーへ参加されたみなさんの、気合の入った皆さんの書き込みをご紹介!
 


 

 

0607 Tues.

昨夜は、米国株基礎セミナーの最終日のライブ Watch。ワインブレイクの後での事前チェックでも、よさそうな銘柄がなく、ブレイクスキャン頼みという展開だったが、いざ始まってみると大不作。
 

なわけで仕方ないので、解説をしながら GOOG をストーカーのように付け狙ったが、シミュレーションで同じようにエントリーしてトレードをされたある方は大幅な損失を出されることになった。

理由は同じ位置でエントリーしたとしても、脱出のタイミングによっては、結果が大きく変わってしまうということなのだ。

1分足でのトレードは、考える時間が少ないから、チャートのフォーメーションを一瞬で読み取る練習が必要になる。

そのためにはやはり日足を使ったハイローバンドギャッププレイで、目を鍛えるのがいちばん安全で効果の高い方法だろう。

きのうは、あいにく「これは!」という銘柄がなかったのですけどね。

というわけで、テスト中のチャットへの書き込みは解説をしながらだったため、少し遅れたり、前もってあらかじめ予測をして書き込むことになっってしまいましたが詳細はこちらをご覧ください。

5月26の Gapper's Eye で書いた EBAY を見送った理由についてですが、ようやくその判断がどうだったのかがわかるまでチャートが形成されて来たため、チャートを掲載しておきます。
 

5月26日からはあまり上昇していないことがわかりますね。

同じ日に理由を書かずに見送った ADBE。

 

ワインブレイクのワイン

 


シャンパンは「ドゥ・スーサ・ドゥ・ミ・セック」 \6,000-



赤「レ・バスティード」 \5,000-

 


赤「キュ・ヴェ・メゾン・ジョンヌ」\3,500-

予算に応じて相談をしてくれます。

鶯谷萬屋

台東区根岸3-4-16

03-3873-8146

宅急便で配送もOKだそうです。


 

5月のアクセス数

5月のトップページへのアクセスを見ると、何といっても土日に10万を切る日がなくなったのというが最近の大きな変化です。

自宅からアクセスされる方が増えているということなのでしょうか。

1998年の6月の日記を見ると、「一日平均約37人がトップページへアクセスされている。」という記述があるが、まさに隔世の感で、ありがたいことです。

WEBの世界では、何といってもアクセスが多いのは、うれしいものです。

特に、こういうトレードという、一般的にいえばマイナーな分野では、なかなかアクセス数は伸びませんからね。

 

 

0606 Mon.

今日は米国株基礎セミナーの3日目のライブWATCH。さてナスダックがどうなるかが、楽しみだ。

今回参加されているみなさんの自己紹介によると、DVDをあらかじめご覧になってから、受講される方が増えているようだが、やはり事前にある程度の知識がある方と、そうでない方では、わかりやすさ?がかなり違うという。

またちょうどPC買い換えのきっかけになるという方も多かったが、折りしもデュアルコアのCPUがリリースされる前後のタイミングなので、どのPCにすればいいのかというご質問が続出。

セミナーと同じ土・日の2日間にわたって開催されたステップアップクラブも大盛況。



左は土曜日・右は日曜日
 

受講者用掲示板を見ていたら、4月つまり2ヶ月前に受講された方の書き込みで5月の結果が報告されているが、ゴールへ到達するペースがどんどん上がっているようだ。

本格的に取り組まれる方が増えているということなのだろう。

 


 

 

 

 

0605 Sun.

プジョー・スピードファイト2 > インプレッション 

50CCの官能」で書いたプジョー・スピードファイト2。初めて試乗したときから感じていた独特の走行感覚は、オドメーターの数字が増えるにつれて、ライダー に対して「目的地がなくてもただ走りたい」領域へと誘ってくれる。

あたかも適度な張力の見えない糸で前後左右から支えられているかのような走行中の直進性と安定感は、今まで乗っていた50CCバイクとは全く別物だということを最も強く感じ させてくれる部分で、同時にまたこうし文字で書くときに最も表現の難しい部分でもある。

40キロまでのスピード域でも色濃く感じさせてくれる、密度の高い緻密な加速感は、交差点からの発進加速では国産の50CCバイクと同じか、むしろ遅いかもしれない加速度にもかかわらず、 絶妙な体感加速曲線を描いて立ち上がってくれるため、ドライバーに快い興奮を与えてくれるのだ。

つまり加速自体は決して早くはないのだが、メリハリのある濃密な加速感が、速度を出さなくてもドライバーに走る喜びを与えてくれる

このあたりのツボを押さえたさじ加減は、計測タイムだけでは決して計り知ることのできない部分だといっていいだろう。

またアクセルを戻した時にユーロレースチャンバーから返ってくる「パンパンパン」というサウンドは、アクセルを戻すという行為そのものが、ライドの楽しみの一つだということを教えてくれる。

さらにこのクラスのバイクにはオーバースペックとも思える、前後のディスクブレーキによる強力な減速Gは、50CCのバイクにもかかわらず、100CCのバイクと同じボディーを奢る贅沢さを、存分に味わわせてくれる。

ただし、横断歩道の手前で止まれば、日常に疲れすっかり気力を失ってしまったかのような歩行者からも、時折鋭い視線を受けるため、走行中は常に白色バイクにまたがる官憲を意識する必要がある。

時折、交差点の信号待ちで並ぶ車の、後部座席に座る子供たちが投げかける遠慮のない好奇心に溢れる目線は、ビビッドな赤をベースにしたカラーのエクステリアを纏っていることを、ライダーに強く訴えかけてくる。

そうした時に少し手を振って笑顔で答えるだけで、必ず何倍もの屈託のない無邪気な笑顔で手を振ってくれるという、心和む瞬間に何度も出会うことができるというのも、このバイクのライダーならではの醍醐味といっていいだろう。

そのかわり、日本製のバイクなら当然のごとくついている、ちょっとした小物入れやポケットなどは皆無で、もちろんコンビニの袋を引っ掛けるようなフックなども見当たらない。

交差点で並んだときの目線の位置ではっきりとわかるほど、シートのポジションはあきらかに高く、そこいらの日本の250CCスクーターよりも高いほどだから、ライディングポジションからの視界は、 今まで乗っていたバイクとは明らかに違っている。

不思議なことにただそれだけのことで、とても新鮮なのだが、その代償として交差点では歩道の縁石に足をつかないと、常につま先だけでバイクを支えなければならない。

だが特に用事はなくても、スピードファイト自身がまるで意思を持っているかのように、ライダーに対してどこかへ行く理由を考えさせてしまうという不思議な感覚は、フランス製バイクだからだろうか?

 

 

 

0604 Sat.

昨夜の米国マーケットは、ギャップダウンで開始。朝起きてみると大きく下げましたが、これはある程度予測していました。というのは、これはアドバンスセミナーで解説した方法なので、受講された方への解説です。それ以外の方は無視してください。



一日ずれましたが、ほぼ的中していますね。スウィングをしている時は、条件を絞るなり、ポジションの調整をする際に利用すればいいでしょうね。基本的にはその銘柄個別のパターンに沿ってトレードをするのですが、指数の影響というのは無視できませんからね。

 

健全な精神は健全な肉体に宿る

18時間腹ペコプレイというのは、いわば毎日「ミニ断食」を行っているといってもいいだろう。

本来朝食というのは英語で「夕食後の短い断食の後」という意味で、 Breakfast と呼ぶ。Break は「やめる」、そして fast は「断食」という意味の合成語なのだ。

食事をしないでいると、胃腸に集まる血液が、カラダのほかの臓器へ供給されることになる。

たとえば、「うつ状態」になりやすい人というのは、脳への血液供給が豊潤になるため、朝の「うつ気分」が取れるケースも多く見られるという。

「鬱」状態にはならない人でも、朝から気分がよく、何だかすっきりした状態で過ごすことができるのは、こうしたメカニズムによるものだ。

朝食を食べないだけで、排泄がよくなったり、いろいろな不調だっが場所が改善されるというのは、実際にやったことがない人には、にわかには信じられない ことなのかもしれない。

 

だが歴史を振り返っても、キリストやマホメット、釈迦、孔子などの聖人君子が「悟り」を開いた時には必ず「断食」をしている。

昔から断食というのは宗教的な修行の方法として世界中で行われ、仏陀・モーゼをはじめとして、日本では弘法大師や日蓮聖人も行なった といわれている。

現在でも、イスラム教ではラマダーンという断食月があり、ヒンズー教やユダヤ教にも断食の習慣がある ことを、ご存知の方も多いはずだ。

また断食は自然療法の一つとしても、古くから実践されてきている。

 

海外では特に地中海沿岸の国々で、古くから行なわれ、なかでも、 『医学典範』の著者イブン・シーナー(アラビアの医学者、980年-1037年)は、治療法として積極的に断食を活用している。

彼は患者に約一ヵ月の断食をさせ、その間は散歩や体操、日光浴、マ
ッサージなどでリラックスさせるという方法で、難病患者を数多く救ったという記録が残っている。

ドイツでは、フリードリッヒ・ホフマン(1660年-1742年)が、脳卒中、胃潰瘍、痛風、リウマチ、壊血病、皮膚病などに断食療法を用いて、「最良の治療法は断食である」ことを証明し たのだ。

19世紀も半ばになると、アメリカのジョン・デューイ博士らによって、断食についての科学的な研究を行い、20世紀に入ると多くの医学者によって断食の効能 を証明。

アメリカのターナー博士は、アメリカ医学アカデミーの監視のもとに、みずから40日問もの断食を行ない、その有効性を医学会に認めさせると同時に、一般の人々にも この方法が広く知られるようになった。

同じアメリカの作家アプトン・シンクレアは、自分が抱える種々の病気を、11日間と8日間の二度の断食で完治させ、1911年にその体験を『断食療法』『現代人の生活戦術』という二冊の本に まとめて出版。

二冊とも、たちまちベストセラーとなって世界で出版され、ますます断食療法に注目が集まることになる。

さらに1914年、F・ゼゲセルによって、断食の効果を多くの臨床例から証明した「断食療法」が出版され、ベルナール、ハイグ、メイラー、ラマン、ノールデンらの医学者の功績も加わるに及んで、ついに頭の 固いアメリカの医学会も、断食療法を自然療法の一つとして認めざるを得なくなったのだ。

1920年にはテキサス州のサンアントニオで、ハーバード・シェルトン博士によって断食療法病院が設立され、以来博士は5万人以上の難病患者を断食療法で救っている。

1950年代になると、ドイツのバートビルモントにビュヒンゲル・サナトリウムが開設され、オットー・H・F・ビュヒンゲル博士とその子息は、その後の50年問に約8万人もの患者を断食療法で治療 し、ビュヒンゲル博士は「断食は、どんな病気をも治す最高の手段である」と述べている。

旧ソ連でも、先にも紹介したモスクワ第一医科大学出身の精神科医のニコライエフ博士が、断食療法を治療に取り入れて多大な成果を収めたのだが、彼が断食療法に関心をもったのは、精神分裂病などが悪化する場合、患者が頑強に食を拒絶するのを見たことがきっかけだったそうだ。

普通、そうした場合は強制的に鼻腔から栄養を与えるのだが、あるとき博士は「食べないことは病気を治そうとする反応である」という仮説を立て、患者に水のみを与えて様子を見た のだという。

すると、無理に栄養を与えた同程度の病状の患者に比べ、病気の軽快率や治癒率がよいという結果が得られたというわけだ。

これを機に、博士は断食療法についての研究を重ねることとなり、やがて、精神病患者に断食療法を施すと、その患者が併せもっているリウマチや皮膚病、喘息、胃腸病、肝臓病など、さまざまな身体疾患も並行してよくなることを発見したの だった。

以来、精神病以外の患者もニコライエフ博士の病院を訪れるようになり、今ではロシアの医学会や医療省も断食の有効性と科学性を認め、全国45の病院で断食療法が行なわれ ている。

 

健康を目的とした断食は、日本でも長い歴史があるのだ。

明治・大正時代の小説家・村井弦斎が、1915年に一週間、1916年に30日間の断食を行ない、『断食療法』を著わしたことがきっかけとなり、治療を目的とした断食が注目され はじめた。

続いて法学博士の今井嘉幸は、長年の宿痢であった気管支喘息を、1919年から行なった数度の断食で克服したため、断食療法はますます世に知られるところとなった 。

1930年には、大阪医科大学の外科部長大橋兵二郎博士が、京都の嵯峨った覚勝院断食道場で、自身も被験者になり、断食による生理的変化の研究を行な った結果、断食一週間から10日目くらいに、血液中の白血球数が増加することをつこのことから、断食が結核や梅毒といった当時の難病や、風邪などの感染症に有効 であることを証明。

1972年4月9日付の朝日新聞には、断食療法の効果が解説され、当時の東北大学産婦人科の九島授らが、心身症や婦人科の病気に断食療法を用いて成果を収め、現代医学の一部に 断食が取り入れられるようになった。

現在では、大阪大学医学部出身で大阪府の八尾市で開業されている甲田光雄(こうだみつお)先生や、大学医学部出身の笹田信五先生らが、現代医学を もとにした科学的な見地から多くの患者に対してこの断食療法を施し、多大な治療成果をあげられている。

 

このように改めて調べてみると、昔から世界のあらゆる場所で断食療法が行われているのだが、医師の指導の下で行う必要がある一日断食に比べて、この18時間だけの断食は、誰でもがその気にさえなれば気軽に試してみることができるのが大きなメリットだろう。

まずは18時間(2時間前後の時間の違いはOK)食事の間隔を開けることができるようになれば、次は腹八分で押さえる習慣を身に着けるというように、少しずつ進化させることができるのも、この方法の素晴らしい点だ。

そして、次のステップは、食事の質をより高くするという次元に突入するのだが、その頃には、この断食による効果を顕著に感じる状態になっているはずだ。

このレベルまで来れば、肉体が健全になるにつれ、本当に健康な状態で毎日を過ごすことができるようになるということが、どれだけ幸せなことなのかが、よくわかるようになるだろう。

そうなると、一日を無事健康で過ごせたことを毎日神に感謝する、という精神状態になるのが、ごく自然に感じられるはずだ。

 

 

0603 Fri.

昨夜の米国マーケットは続伸。ナスダックが前日に呑み込みブルパターンだったからねえ。だがイントラデイでは、よいパターンがないため、GOOGをストーカー状態で付け狙うことに。

ハイローバンドは、よいパターンに絞って追加。しかしナスダック強いよなあ。多くの銘柄はトレンドに沿って上がっているから、エントリーしてホールドしている場合は、出ないで頑張ったほうがいいね。

だが取れる値幅を考え、これからどの程度の伸びるのかを常に考えながらホールドすることだ。さて今週最後の今夜はどうなるかな?


理由(2)排便を促すため

「朝食は必要で朝飯を抜くなんてとんでもない」という 考えの根拠になっている二つめの理由は、朝食は排便を促すために欠かせない、というものだ。

朝食を食べることが刺激となり胃・大腸への反射が起こり、排便が促されるが、朝食をとらないと、その反射が起こらないので便秘になるため便秘を予防するためにも、朝食をとる必要があるという理屈になる。

朝食を抜くということは一日二食になるということなので、必然的に一日に摂取する食品の種類も少なくなり、栄養が偏ることになり、食事の回数が少ない と、「まとめ食い」につながり、肥満の原因にもなる、というのだが・・


◆朝食をとらなくても生水を飲めば排便は促される

朝食を食べると便意をもよおすが、朝食をとらなくても、生水を飲めば胃・大腸への反射は起こる。

腸の働きが低下している人でも、朝起きてすぐに生水を300-400ミリリットル程度飲めば、胃・大腸反射が起こり、便意を催すはずだ。

冷たい生水なら、さらに効果的だろう。



◆空腹時問が長いほど排便が促される

さらに、朝食必要派の専門家たちが驚くべき事実は、朝食を食べるとかえって排便が抑えられるというものだ。

私たちの体には、胃・大腸反射のほかに、排便を促すもう一つのメカニズムが備わっている。

それが、モチリンという消化管ホルモンの働きで、このホルモンは、カナダのブラウン博士によって1971年に発見されている。

モチリンは、空腹になると腸から分泌され、腸の蠕動運動(内容物を肛門へ送る運動を活発にし、腸管内に残っている内容物を排泄するため分泌されるもので、いわば腸の掃除屋 と考えればわかりやすいだろう。

消化管ホルモンは普通、消化・吸収のために働くが、このモチリンだけはそれとは別の特別な働きをするのだ。

腹が減ってくると、おなかが「グーッ」と鳴ることがあるが、これは腸の蠕動運動が活発になっているというサインで、このときにモチリンの分泌が高まってい るのだ。

日本でこうした現象を確認したのは、群馬大学の伊藤漸教授で、モチリンは通常、空腹時間が八時問以上続くと分泌されはじめ、しかも何も食べない時間が長いほど活発に分泌され るという。

もし今日夕食を8時に食べ終わり翌日の朝食を7時に取るとなると、夕食から朝食までの間隔は11時間で、計算上は一応モチリン は分泌されることになる。

しかし、モチリンは何も食べない時間が長ければ長いほど活発に分泌されるため、完全な排便を促すためには、できれば18時間程度間隔をあけるほうが望ましいの だ。

モチリンの分泌があまり活発ではないうちに朝食をとると、モチリンの分泌は抑制され、排便にブレーキをかけることになるので、便は完全には排泄されず、 残ってしまうことになる。

したがって、排便を完全なものにしたいなら、朝食はとらないほうがいいということになる。

毎朝朝食を食べて、その後に排便があると、誰でもが便がきちんと出ていると思うだろうが、実は朝食を食べると、便は完全には排泄されないのだ。

伊藤漸教授の研究によると、食事の量が多いと、モチリンが出るまでの時間が長くなるという。

夜食を食べると翌朝排便をもよおさないのは、モチリンがまだじゅうぶんに分泌されないためなのだ。

このことからも、夕食の時間が遅い人や夜食の習慣がある人ほど、朝食を抜くほうがいいといえるだろう。

 

 

 

 

 

 

この「18時間腹ペコプレイ」に関して次のようなメールをいただきました。


ハッチ様

初めまして。ホームページを時々拝見させてもらっています。

今回朝食抜きの効果について論じておられましたが、朝食を抜いても、脂肪をエネルギーに変換する能力の高い人にとっては朝食抜き効果が実感できると思います。

しかし、エネルギーを炭水化物に依存しており、脂肪をエネルギーに変換する能力の低い人にとっては、脳に血糖が回らないため、思考力の低下、運動能力の低下を引き起こします。

ではどうやって、体脂肪をエネルギーに変換できる効率の良い体に変われるのか?

その答えは有酸素運動能力を高めることです。

具体的には、自転車等を用いた有酸素トレーニングが最適だと思います。

スポーツ(トライアスロン)のトレーニング理論としては、マフェットン理論が有名です。

そのトレーニング方法は実に簡単で、ハートレートモニター(自転車店で購入できます。)

を用い、自分の有酸素領域のみに心拍がくるようにトレーニングを行うというものです。

自分の有酸素運動能力の大まかな上限は、180−年齢です。

具体的には年齢が40歳であれば 180−40=140なので 心拍数130〜140をトレーニングゾーンとして運動することです。

こんな低い負荷で効果があるのかと思われるかも知れませんが実際に自転車でヒルクライム等を行いタイムを計ってみると徐々に向上して来るのが実感できます。

私の場合は心拍数140以上には上げないようにし、同じ機材(自転車)で計測しています。

トレーダーの究極の目的は生き残ることであると思います。

相場で生き残ること以外に人生に生き残ることが最重要です。

そのために健康管理は相場以上に重要かも知れないと思っております。

私の興味ある分野なので今回のトピックに一言申し上げたく、メール
いたしました。

トレードに関しては、私はサラリーマンですので、デートレードはとても無理です。

自動売買機能を試してはみますが、あまり利益は出ません。

低い値段で買いを入れていてもそれ以上に株価が下がりロスカットされてしまいます。

逆に高値で空売りをかければ、グングン株価が上昇してロスカットを余儀なくされます。

今後の希望といたしましては、サラリーマン向けのスイングトレード用のソフトの開発或いは、或いは、現在日経225は買い継続なのか売りなのか、等のポジション解説を行っていただければと思います。

外国為替証拠金取引に関しては別のホームページでドル円のポジション解説があったりしますよね。

長文になってきましたので、これ位にします。

お体ご自愛され、これからも充実した情報を発信下さい。



確かに有酸素運動を継続している人は、非常に効果が高くなります。

ご指摘のように、脂肪をエネルギーに変換する能力の低い人は、普通より少し時間がかかると思います。

人の体というのは、習慣を続けているうちに適応して、慣れてきますから、まず最初の難関は1週間続けることができるかどうかがポイントでしょうね。

どうしても水だけでは持たない場合でも、朝野菜ジュースをコップ2杯程度飲めば、昼前までは我慢できるはずです

またどうしても甘いものが欲しい時には、紅茶にハチミツと生姜少々を入れたものを飲めば、少し落ち着くはずです。

こういうことは、個人差がありますから、すぐに目に見えた効果が出なくても、アセらずに少しずつ体を馴らしてゆくという姿勢が大事だと思います。


 

 

 

 

受講者用掲示板では5月の成績が発表されたり、実トレードへ移行されたりで、書き込みは大盛況なので、いくつかをご紹介。

 

2004年6月の「でんこ」さん。

女性ですが、手堅いトレードを継続されて安定した成績を出されています。

24ポイントは立派ですね。

 

 

2004年12月の白屍 さんと ペペロンチーノさん

下がペペロンチーノさん。

素晴らしいパフォーマンスですね。

 

 

2004年11月の「ぬまっち」さんの初実トレード

 

 

2005年4月の「はまち」さん

4月の受講ですからねえ・・たいしたものです。

焦らずに頑張ってください。

 

 

 

0602 Thurs.

チャート的にはそろそろ上げどまりか?という位置に来ていたのだが、ナスダックは突然のブルマーケットの様相。昨夜は製造業の動向を示す指標が拡大を示したことに加え、連銀理事が利上げ打ち止めを示唆するコメントをしたことが影響したのだろう。

NY証券取引所のシステムの故障で、通常より4分間早く取り引きが停止されるというトラブルはあったようだが、とにかくナスダック・ダウ共に強く、終わってみると呑み込みブルパターンが出現。

さて今夜のマーケットが楽しみだ。

18時間腹ペコプレイ

前回紹介した「体調管理の方法」を受講者用掲示板でも、早速やってみようという方がいらっしゃるようだ。この 勝手に通称「18時間腹ペコプレイ」とを始めると、まず最初にブチ当たる壁は周りの人たちの、ネガティブな反応だろう。

もしあなたが半年もこの方法を続けて、その効果を体験しているのなら、ハナシは簡単だ。あなたの体験から出た言葉の重みで、あなたの周りにいる人たちを、きっと納得させることができるはずだからだ。

だが、始めたばかりだと、そうした説得力がないために、ちょっと困った状況に陥ることになる。だがいきなり周りの人に、この方法のよさを並べてたてるのは、あまりいい方法ではない。

なぜなら、周りの人たちは聞く耳を持っていないのが普通だからだ。言ってみれば彼らは「朝飯を抜くなんてとんでもない教」の信者なのだからね。私も以前そうだったからよくわかるのだが、信者といってもそれほど熱心な信者ではなく、とりあえず信者だと思っているだけなのだ。

まず「朝飯を抜くなんてとんでもない」と考える根拠がどういうものかを、冷静に考えて整理し、まとめてみよう。そもそも「朝食は必要で朝飯を抜くなんてとんでもない」という 考えの根拠になっているものというのは、一体何なのだろうか?


理由(1)

午前中の脳を活発に働かせるためなのだから、朝飯を抜くなんてとんでもない。

現在のほとんどの現代医学の医者や、栄養学の権威の人たちの根拠となる考え方というのは、おおむね以下のようなものだろう。

午前中の活動エネルギーを確保するためには、朝食を抜くと糖質が不足して血糖値が下がってしまい、脳も体も働かないという考えが基本となっている。

糖質、たんぱく質、脂質のうち、すみやかにエネルギー源として利用されるのは糖質で、糖質は100%利用されるが、たんぱく質は50%、脂質は10%しか利用されない。

脳は夜間の就寝中も昼間と同じようにエネルギーを使っているため、朝起きたときには、ブドウ糖が底をついていることになり、朝食をとって糖質を補給すること は絶対に必要になるというわけだ。

朝食をとると、炭水化物に含まれる糖質がすみやかにエネルギーに変換され、血糖として血液中に取り込まれて全身へ送られ、脳にもブドウ糖が供給される ため、脳が活発に活動できるというのがその根拠なのだ。

ブドウ糖が血液中に取り込まれないので、肝臓に蓄えられているグリコーゲンをブドウ糖に分解して血液中に送り込むことになる。

そして副腎皮質という器官から分泌されるアドレナリンの働きによってグリコーゲンは分解されるのだが、こうしてつくられたブドウ糖は数時間で使い果たされる ため、血液中のブドウ糖(血糖)は少なくなり、血糖値は下がり、脳のブドウ糖も不足してくる。

そこで、体はアミノ酸を変換してブドウ糖を作るのだが、アミノ酸のストックがあまりないため、体のたんぱく質をアミノ酸に分解し、これをブドウ糖に変換する ことになるが、この代謝(体内処理)にはコルチコイドという物質が必要になる。

コルチコイドは副腎皮質から分泌され、意志とは無関係に血液循環や臓器の働きを支配している神経)のうちの交感神経を緊張させ、血圧を上げることになる。

このように、朝食を食べないと、体のたんぱく質が不足し、副腎皮質が負担を強いられ、交感神経が興奮して血圧が上がったりするので、健康に はよくないと現代の栄養学の権威は考えているのだ。

そのため、朝食抜きの生活を習慣にすると、日常的な健康状態がだんだん悪くなるということになる。

さらに、朝食を抜くと脳の活動が低下するという理論を裏付けるデータも存在すると主張するだろう。

大学生を対象にして、寮生活をして朝食をきちんととる学生と、同じように寮生活をしていても朝食を食べないで授業に出る学生を比較 すると、朝食をとる習慣がある学生のほうが、とらない習慣の学生よりも学業成績がよいというものだ。

また、NHKの番組でも、朝食を食べるグループと食べないグループに分け、朝食を食べないグループには前夜に夜食としてバターラーメンを食べてもらい、翌日の午前中に集中力のテストを行った ことがある。

結果は、朝食を食べなかったグループ(ただし夜食にラーメンを食べさせている)のほうが、朝食を食べたグループ(朝食は食べたが、前夜に夜食は食べなかったグループ)に比べ、間違えた数が圧倒的に多かったと いう結論が導き出されている。

また子供を対象とした調査では、朝食をとらない子供は、朝食をとる習慣がある子供に比べて、元気な子供が少ないという調査報告もある。

いつも朝食をとっている人がたまたま朝食を抜くと、ボーッとしてきたとか、体に力が人らない、おなかがすいて我慢かできないなとという実感的体験が、朝食必要論を補強しているといえるだろう。

では、朝食をとらないと、実際にはどうなるのだろうか?

 

◆脂肪をエネルギー源として使うため脳のエネルギーは不足しない

栄養学上、脳の唯一のエネルギー源はブドウ糖であると決めつけていることが多い。

朝食を抜くと炭水化物からブドウ糖がつくられないため、体はたんぱく質を分解してまでブドウ糖をつくり出し、そのために大きな負担を強いられるからよくないという考え だ。

確かに一日三回とかそれ以上の回数の食事をとっている場合、脳は食品中の炭水化物から糖質をブドウ糖に変換してこれをエネルギー源として使 っている。

だが食事を抜いた場合、脳は別の物質をエネルギー源として使いはじめるのだ。

断食中に脳が何をエネルギー源として使うかについては、カナダのオーエンス博士が研究の成果を発表しているが、ブドウ糖は30%だけで、50%はケトン体という脂肪が分解してできる物質を使うということが解明されている。

つまり、朝食を摂らないと、体内の糖分(ブドウ糖)が尽きてしまうため、脳は体内に蓄えた脂肪をエネルギー源として使うのだ。

そのため朝食を抜いても、脳のエネルギーは不足しないのだが、現代栄養学の朝食必要論を説いている専門家たちは、オーエンス博士のこの研究報告を知らない か、あるいは知っていても無視しているかのどちらかだろう。


◆朝食を抜くとかえって頭は冴え、スタミナもつく

ケトン体をエネルギー源とした脳は、脳波の一つであるα波をふやし、脳下垂体からはβ・エンドルフィンという物質の量が増すことがわかっている。

α波はリラックスの脳波で、βーエンドルフィンは快感物質といわれている。

そのため、朝食を抜くと、β-エンドルフィンの量が増えるため、さわやかな気分になり、心が平穏になり、リラックスした状態になるのだ。

ただ、いつも朝食を食べている人が、たまたま朝食を抜くと、頭がボーッとしたり、体に力が入らなかったりするはずだ。

しかし、朝食抜きを一週間も続けると、しだいに慣れてくるため、頭はボーッとするどころか、逆にスッキリして、体力・スタミナもついてくるだろう。

これは、朝食抜きを実践している人なら、みんな体験していることだ。

朝食を抜くと胃腸は十分な休養をとることになり、肝臓や腎臓の解毒機能も高まるため、疲労感が減り、スタミナや体力がつくというわけだ。
 

◆調査の落とし穴

朝食を食べる習慣かある人と朝食を食べない人を比較し、成績や集中力、元気さを比較する調査には実は落とし穴がある。

たとえば、現代の一般的な生活状況では、朝食をとる学生のほうが、とらない学生よりも規則正しい生活を送り、真面目に勉強しているとも考えられる はずだ。

子供の場合も→般に、朝食をとる子供のほうが、とらない子供よりも、家庭がきちんとしていることが多いだろう。

朝食を取る・取らないという問題が、学力にどう反映するのかは、生活全般にわたって全く同じ条件の下で比較をしない限り、正確な結論を出すことはできないのだ。

NHKで、朝食を食べるグループと食べないグループに分けて比較する番組があったが、朝食を食べないグループには前夜に夜食としてバターラーメンを食べ させるという「とんでもない」ことを強要してから比較をしていたが、翌日の午前中に集中力のテストを行えば結果が悪いのは当然の事だ。

番組スタッフの無知が、こうした間違った結果を日本全国へ垂れ流し、多くの人を洗脳しているという事実を、われわれは知っておくべきだろう。

一般の現代医学では「朝食を抜くのは悪いことだ」という前提条件がまずあるために、朝食を食べる習慣の人と食ぺない習慣の人を長期間追跡し、 客観的にそして公平に健康状態を比較した研究は行われていないのが実情なのだ。


◆夜食を問題にせず、朝食の必要性だけを説くのはおかしい

現代医学では「朝食を抜くと、食生活がなお乱れる」から、その面からも朝食を抜くことは健康にとってよくないという指摘がある。

食生活が乱れている人に対して、朝食は有害という説を説くと、なお食生活は乱れ、栄養の問題はもっと大きくなるはずだ。

こうしたケースでは、朝食抜きだけを問題にするのではなく、食生活全般に立って、その乱れを指摘すべきだろう。

実は最近では朝食を抜く人が増えているのだ。

その割合が最も高い20代の男性では3人に一人が、そして20代の女性も5人に一人が朝食抜きという調査結果があるくらいで、他の調査でも、二十代の独身女性の11.4%が一週間毎日朝食抜きで、一週間に4-5日程度食べる人の割合が18.3%、一週間に6-7日食べる人の割合が51.%という結果が出ている。

このように朝食を食べない大学生が多いため、なんとか朝食を食べさせようと、大学や生協などでは知恵を絞り、無料朝食会を開いたり、寮生に年間の朝食代を前払いさせたりしているという。

ただこうしたケースで、朝食を食べない理由の一つとして、夕食の時間が夜遅かったり、夜食をしたりするため、朝起きた際におなかがすいていないというものも含まれており、また起床して出かけるまでの時間に余裕がないというのも、朝食抜きが増えている理由のようだ。

朝食を食べなさいというのであれば、まずその前に夜食の習慣をやめ、食生活全般を改めるように指導すべきで、朝食を抜きさえすれば、それ以外の食生活は適当でいいということではないのだ。

続く・・
 

 

0601 Wed.

最近はメールで多くのご質問をいただきますが、個別に返事を差し上げていると、同じ質問が来た時にまた同じことを書くことになりますので、回答はできるだけここに掲載するようにしています。

そのために個別には返事を差し上げないことが多くなることを、ご了承ください。

また、トップページ右側の一般リンクで下のようにしてキーワードを変えながら検索すると、このデイトレードネットの中の該当する箇所が表示されますので、こうした機能もぜひご利用ください。


◆ご質問

こんばんは、**です。

5月26日のGapper's EyeのHLB銘柄について質問です。

EBAYのパスした理由がおわかりだろうか?という問いに対し自分なりに考えました。


・赤と黒のトレンドライン(どっちのトレンドラインが良いのかわからないので2本引きました)を超えていないから。

・まず3日前にDOJIがある為、そろそろ近いうちに下がると思うから。(でもDOJIは、トリガーと見なしてもいいからどうなのかな?)

・20MAから乖離している為、移動平均線に戻って来る可能性が高い。


とても気になって仕方ありません。答え合わせを宜しくお願いします。


 

 

◆答え

自分のできる、わかる範囲で答えを見つける。


まずチャートに描かれているトレンドラインは引き方が違います。

ハイローバンドでは、青い色の5高値移動平均線がトレンドラインなのです。

つまり最初から、このチャートはトレンドラインを引く必要がないように設計されているというわけです。

2番目の DOJI があるからというのは、理由ではありません。

このチャートでも、それからさらに上昇していますから、この部分のローソク足の動きは関係ありません。

・20MAから乖離している為、移動平均線に戻って来る可能性が高い。

というのは、パスをする一つの理由です。

 

2005年4月の受講者掲示板でも書かれていますね・・

 

こうした判定をする時は、条件は一つだけでなく、必ず複数の条件を見ていますから少なくとも、もう2つの条件があります。

でもそうだからといって、必ずココから下がるということではなく、単にリスクを下げているだけです。

もし今後も株価がこのままどんどん上がってゆくなら、私はエントリーチャンスを逃したことになります。

ですがそれは「損をした」ということとは違いますね。

チャンスを逃すかわりに、リスクを下げたわけです。

逆にもしここから急激に下げてきたら、「パスして」よかったということになりますね。

これがリスクを下げるということなのです。

このパスした条件については、ここでは書きません。

すでに今までにCOOLで書いていることですから、みなさんご存知の条件なのですから。

自分のトレードのスキルを上げたいのなら、どういうときに何を見ればいいのかということを、自分で考えることが大切です。

何も難しいことではありません。

聞けば「なーんだ」ということになると思います。

その代わりといっては何ですが、一つヒントを差し上げます。

下の文章の中に答えは書かれています。

 


これはギャップダウンした位置でエントリーをして、翌日手仕舞いした NTAP です。

手仕舞いしたのは、「とりあえずこれ以上下げる確率は少ない」と判断したからですが、下の30分チャートを見ても、それまでの安値で見事に下げ止まっています。

 DOJI を含めたこの赤い3本のローソク足を見て、何がわかるでしょうか?

まず売り手が二日目、三日目と減少しているということです。

それを数値的に言えば、どういうことになるでしょうか?

 

 

下の3分足を見ても、30分足の安値がサポートになっているために、下げ止まっていることがはっきりとわかるチャートです。



日足を見れば、こうした3分足を使ったデイ・トレードの際にもエントリーしてよいのかどうかが、ある程度推測することができます。

もちろん30分足を見ても、わかりますけどね。

逆に言えば、30分足チャートを見れば、ハイローバンドギャッププレイでのとるべきアクションが正しいかどうかを判定する材料になるのです。

つまりどれかのタイムフレームの見ておくべきポイントがわかるようになれば、他のタイムフレームのトレードについても、どこを見ればよいのかがわかるようになります。

ですから経験の少ない場合は、最初考える時間のある、日足によるハイローバンドギャッププレイのためのローソク足の見方から始めることを薦めているのです。

ヒントを読まれてもなおわからなければ、今はそういう見方をするには早すぎるということなのです。

今の時点でのご自分のわかる範囲でのトレードのルール、他の言い方をすれば、今エントリーできる条件のみでエントリーするという条件でシミュレーションを続けて、まずはトータルでプラスになればいいと思います。

もっと多くのチャートを見てシミュレーションをすれば、この件についての回答は自然にわかるようになります。

どうかご自分で答えを見つけてください。

 

 

 

◆ご質問

4月の日本株ライブでお世話になりました、Kajimayaこと**です。

もう1月経とうとしてますが、相変わらず悪戦苦闘しています。

昨日(27日)の3銘柄について教えてください。

いつも事前にチェックをしてよさそうな銘柄をあらかじめ選び、寄付で判断してポジションを持つようにしています。

それで昨日は、6752・6971・7741が候補でした。

結果としてその中から6752にだけエントリーして、他は見送ってしまいました。
 



後から見直すと、6752に入る条件として高値抜きが抜けていたのに気がつくのですが、寄付の何分間かでどれに入ろうか(全部か、2つなのか)と考えている時には、まったく目に入りませんでした。

今から思えば、最近カットロスが続いたので、無意識にGAPの少ないもの(カットロスになってもダメージの少ないやつ)をと、選んでしまったのかも知れません。

そこで、すごく初歩的なことだとはわかっているのですが、この3銘柄をはっちさんに判定してもらいたいのです。

他の2つに入れなかったのがすごく悔しいし、またこれに入れないのは自分の選択に自信がなくなっているのかもしれないと思います。

どうか、Gapper's Eyeのように、この3銘柄の模範的な判断を教えてください。

◆答え
 


 

何も書くことがないほど理想的なパターンですので、受講者用掲示板から、同じ銘柄を選択された方を探してみました。

少なくとも、3名の方が選択されていますね。

 

2005年3月受講者用掲示板

 

2005年4月受講者用掲示板

ハンドル名「すぴん」さんです。


 

2004年8月受講者用掲示板

ハンドル名「よん様」です。

 

 

チャートソフトのデータエラー問題
 

◆ご質問

ハッチさん、

早速のご回答、ありがとうございました。

今年の2月くらいから、ふと思いついて、マイ・スイングスキャン的なものの開発を始め、最近はかなり使えるレベルになってきたのですが、私のHLBルールの理解に見落としが無いか気になって質問させて頂きました。

おかげ様ですっきりしました。

ザラ場中に余計な事を「思考」してしまって負けてしまう事が多いのですが、それを無くす為にも、迷いの無いシステムとルールが必要だったのです。

ところで昨日(5月27日)、田村さんのScanItに損保ジャパン(8755)
が表示されているのに、私のマイ・スイングスキャンではセットアップになっていません。

調べてみると、5月25日の寄付きの価格がCQGと楽天とで食違って
いる事がわかりました。

CQGだと、始値1027円、高値1036円ですが、楽天だと、 始値1036円、高値1036円となっています。

こういうのが頻発しています。

楽天が絶対間違えないとは限りませんが、殆どはCQG側のエラーです。

当日のデータが違うチャートなら、受講生の皆さんも気がつく事が可能かもしれませんが、過去のこんな微妙なエラーは普通気がつきませんよね。

エラーは微妙でも、チャートパターンは全然違ってきますから、テクニカルトレーダーには深刻だと思います。

私からクレーム・メールを送ってもステレオタイプな返事が来るばかりです。

ぜひハッチさんのような有力者からもガツンとお願いします。

エラーの根本原因をつきとめ、これを改善するには時間がかかる事もあるでしょうが、場が引けてから、当日の4本値にエラーがないか調べて修正するなんて、超簡単かつ、当然の義務だと思うんですけど。

あら、いつのまにかCQGへの愚痴になってしまいました。すみません。

DTNのサイトは本当に参考になります。

例えば「一日の値幅」という概念もサイトで教えて頂きましたが、次第に重要性がわかってきました。

あまり有名でない言葉であり、これを意識しているトレーダーは少数派かもしれませんが、マーケットはこれを意識しているような気がしてきました。

また、利食いの目安だけでなく、ギャップの幅や、当日の値動きの幅もこれを基準として%表示させる事でソフトの有用性がかなり上がった気がします。

これからもよろしくお願い致します。
 

◆答え

CQGの始値は、5月に入ってから毎日15〜30銘柄でエラーになっているようです。

本社の解決優先事項ということらしいのですが、ここ1ヶ月毎日始値のエラーが出ていて、もちろん今日も出ています。

日本株に関しては、田村さんが今日もCQG側に、経過についての情報をお願いしています。

毎日マーケット終了後にデータエラーをレポートし、後日修正されているというのが現状です。

発生しているエラーは、Time&salesの最初の1〜2取引が抜けているといったものが多く、一見エラーに見えていない銘柄も実際には株価が変わっていないためにエラーに見えないだけと思われます。

4月まで毎日のように発生していた、ザラ場中のデータエラーは潜めているのでこの対策が影響しているのかもしれません。

ほとんどのエラーは1tickのずれなのだけど、たまに寄り付きに大きなスプレッドが発生すると、ご指摘のような状況になります。

25日の分をチェックしてみると、大体修正されているようですがご指摘のJ8755は修正されていません。

これは、田村さんがチェックするように連絡しています。

今のところは、期待せずに待つしかない状況です。
 

 

◆ご質問

いつもお世話になってます。

4月米国株基礎トレードセミナーを受講した****です。

一週間前から気になっていて、メールを送ろうか迷ったんですが、結局送ることにしました。

すごく基本的でこんなメールを送るのは少し恥ずかしいんですが。

ナスダックマーケットには、プリ(ビフォー)マーケットとアフターマーケットがありますよね?

僕は、そのプリ・アフターマーケットで取引があるから、ギャップができると思ってるんですが、正しいのでしょうか?

要するに、始値は10時半(日本時間)が始まって始めての取引の値段ですよね?

僕は、トレードストリームのみを使って(CQGは使ってません)、ハイローバンドギャッププレイをやっているんですが、

たまにトレードストリームのチャートを10時半前後に見てると、プリマーケットで取引された値段が始値としてチャートに描かれたり、後で見ると、10時半以後に初めて取引された値段がチャートに描かれてることがあり、混乱してしまってます。

もうひとつ質問があります。

ギャップ幅のことなんですが、シュミレーションを始めて2ヶ月になりますが、ギャップ幅は、0.2〜0.5ポイントのギャップでエントリーするのがいいように思えるんですが、

ハッチさんはどのような基準をつくってるのでしょうか?

たとえば、26日にエントリーされたCOSTがあるんですが、

ハッチさんはギャップ幅が大きすぎるのでエントリーしなかったんですが、僕は、ギャップ幅十分、という理由でエントリーして見事に、反対方向に動きました。

以上、始値、ギャップの形成、ギャップ幅について、宜しくお願いします。

ちゃんと言いたい事が伝わったか心配です。

 

◆答え

チャートソフが違えば違っていると考える

これは受講者用掲示板の ChartSoft の掲示板の 164番から後に多くの説明がありますから、そちらをご参照ください。

データが違うという現象は、本来あってほしくないことですが、現実にはどのデータベンダーでも毎日大なり小なり起こっています。

私がトレードをしていたトレードフロアのプロの連中は、誰も気にしていませんでした。

というのは細かい違いを気にしていたら、トレードができなくなるからです。

ですから、ある程度こうした現象を容認して、自分なりにこうしたことが起こることを前提に、トレード方法に応じた線引きをするなりの方法でトレードをしないと、トレードができなくなってしまいます。

一つのチャートソフトでもこうしたことが起こるわけですから、たとえば、Tradestream と CQG の1分足を比べると、ほとんど違っていますね。

CQGでもデータエラーの訂正はマーケット中にときどき起きていますが、
データエラーはマーケットが進むにつれて訂正されているようです。

上のCQGのご質問にもありましたが、日足と30分足、または3分足の始まり値または終値とを比較すれば、日足の値が違っているのか、または3分または30分足の値 のどちらが違っているのかは大体わかります。

どうしても気になる人は、こうして比較し、「怪しい銘柄」を避けることです。

イントラデイのトレードの場合、こういった現象によるリスクを避けるには、ある程度明確なギャップがあるものや、抵抗線を確実にブレイクしている銘柄を選べばよいと思います。

ご質問2のギャップ幅についてですが、これはつい先日5月28日のここで取り上げましたので、そちらでをあわせてご参照ください。

要はトレードでは、ギャップの幅だけではなく、様々な要素の組み合わせによって判定をするため、ギャップ幅も他の要素とのバランスで決める必要があるということです。

ですから大き過ぎるギャップでもエントリーすることもあれば、適正なギャップ幅であってもエントリーをしないという判断をすることだってあるわけです。

また、デイトレードなら、自分でチャートを見てギャップ幅を瞬時に判断する必要があるので、ある程度チャートの数を見て、どの程度が「その方向へ動く確率が高いのか」といったことを自分の目に覚えさせる作業が必要になります。

 


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2005 0601-

 

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