Studio


デビューステージ

娘のデビューステージは、新人女性歌手3名の競演という形だったが、とても見ごたえのあるものだった。

3名とも個性があって、楽しいひと時を過ごすことができた。

アメリカでもダイアナ・クローなど、いろいろなジャズの歌手のステージを見に行ったが、一流の歌手に共通しているのは、全くはじめての観客を惹きつけるだけの魅力を持っているということだ。

客に媚びることなく、自分の世界をどれだけ表現することができるのかが問われる世界だ。

 


3人はそれぞれ1ステージ2曲ずつというパターンを、3ステージという構成。

1ステージ目は少し堅かったが、ピアノとベースだけでドラムがないという変則パターンに加え、伴奏が慣れていないことがかなり影響していたのだろう。




だが2ステージ目、3ステージ目と慣れるに従ってだんだん良くなり、最後の曲 Don't Explain は素晴らしい表現だった。

親バカではなく、観客席の様子からも感じ取ることができたが、本人も気持ちよく歌えたという。

まずは、お疲れ様!

 


 

プロとアマ

最近は忙しいので自分で歌を唄うことはめっきりと少なくなったが、だからといって音楽と縁遠くなったわけではない。

明日8月27日は、ようやく娘がプロデビューを果たす記念の日だ。

場所は代々木ナル。

バッキングは女性ピアニストだが、どんなサウンドか楽しみだ。

 


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シアトルの Cornish Art Colledge に通っている頃は、ここにあるようにジャズボーカルクラスでの実習の一環としてホールで歌ったり、ショーケースで唄ったりと、人前で歌う練習はしていた。

だがトレーニングに通っているジャススクールの発表会などで人前で唄うことがあっても、それはあくまでもお稽古事での発表会のようなもの。

お金をもらって歌うというプロの世界とは全く違う。

プロとアマの違いは、トレードの世界と同じように、歌の世界でもなかなか厳しいものだ。

 

本格的に歌を始めてからはまだ5年だが、進歩の度合い曲線は最近右上がりの角度が、かなり急になってきている。

先日も、六本木のジャズスポットで唄ったのだが、ようやく「お金を払ってもう一度聴きに行きたい」というレベルに到達できたようだ。

彼女は、日本で仕事をしたことがなかったから、人間関係を含めて、普通の仕事の大変さを知っておくという目的で仕事をしているが、反面仕事があると、どうしても歌を練習する気力がなくなってしまいがちだ。

だから回りで尻を叩く者が必要になる。

私がその役割なので、娘からは嫌がられるが仕方ない。

聴く側は、歌を聴いて日常の生活のウサを一時的に忘れたいがために、お金を払うのだ。

だから、歌う側はその期待にこたえるための技術と、声をつくるため、アマチュアとは違うレベルの練習をしなければならない。

こうした面で日本の歌手はまだ、日本国内でしか通用しないレベルにとどまっている。

日本国内で売れている歌手の多くがアメリカへチャレンジしたが、いまだに成功したものがいないのは、耳と目の肥えたアメリカの聴衆を「楽しませる」という目的を果たせていないからだ。

そういう意味で、アメリカの歌手は図抜けている。

また日本の歌手のジャズのジャンルの歌手のほとんどは、英語がダメ。

聞くに堪えない英語で唄う歌手が多い。

まあ普段話す機会がないと、あんなものなのかもしれないけれど。


 


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ライブでは、歌はもちろんのこと、衣装など見た目を含むステージングも重要な要素だ。

米国の歌手も含めて日本人歌手のDVDはすべて見ているが、日本の歌手は信じられないようなセンスのステージ衣装や、お粗末なステージングばかり。

名前が売れてしまえば、客は来るのかもしれないが、米国のアーティストとの違いは歴然としている。

まさに日本映画とハリウッド映画との違いだ。

エンタテイメントの世界では、そのアーティストの世界へ、どれだけ引き摺り込んでくれるかが勝負となる。

明日が楽しみだ。

というわけで明日の掲示板への書き込みはありません。(笑)

 


 

 

 


 

 

2004年の6月には、デジタルレコーダーを新しいものに変更。

VS1880は添付されているエフェクトボードのエフェクトの種類が、どうもボーカルとのマッチングが悪く、外付けのエフェクト追加を検討したのだけれど、新しいレコーダーの方が安くつくというので変更。

 


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YAMAHAのAW2816


ここに紹介記事がある。

「AW2816」が自宅にやってきた!!

レコーディングからCD制作までできるワークステーション

 その2:早速、レコーディング!

 その3: マスタリングからCD作成

 


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基本的に自宅のシステムは娘の歌の練習のためのもの。
 


 

ということで、マイクも少し音の太いものに変更。

まあ時々自分で歌うこともあるけれどね。

どちらかといえば、口うるさい娘専属のプロデューサー。(笑)

 


 

 

 

 

 

 

狭いスペースでのスタジオ
 

日本では住宅事情が悪いため、スペースがないのが普通。

そのため少々工夫が必要だが、基本的にニアフィールドモニター、つまり近づいて聞く分には、それほど大きなスピーカーは要らないということ。

 

これはしばらく日本のオフィスで使っていたモニタースピーカー。

パワードではない。

小さくても JBLサウンド! 

 

JBL-LSR25P  という小型のパワード・モニタースピーカー


とても明快なJBLサウンドで、普通の音量で聞く限りは十分だ。

特にジャズを聴くと、シンバルやラッパの音が素晴らしい。

 


最近録音機材や楽器を少しずつ揃えているので、正確なモニターができるものをということで、フォステクスの NF-1A  もラインアップに追加。

JBLのような個性はないが、再現性は素晴らしい。





このセットは超コンパクトスタイル。

ラックはキーボードスタンドを流用。

 


時々はキーボードでクリスマスソングをBGMでPLAY

 

今年の結果はもう出ているわけで、12月はのんびりと過ごした方がいいのではないか?

それに今年一年は、近年になくよく働いたからなあ・・

セミナーで拘束される時間以外は、のんびりと過ごそうという作戦。  

それに、世間様とは逆のスタンスで過ごした方が、何かと便利だという事情もあて、さらにペースダウン。

 



 


2001年12月には、少しずつ揃えていた機材もようやく揃って一段落。

プライベート・オフィスと言うと仕事というイメージがあるけれど、仕事というより、どちらかといえば趣味の部屋と呼んだほうがぴったりかもしれない。

だが、いざとなれば、オフィスの代わりになる機能を持っている。

液晶ディスプレイは、EIZOの16インチ 1280 × 1024 のデュアルディスプレイを、256を積んだVAIOのWIN2000モデルに外付けとした。

ノートブックは静かだからね。

 


 

右の小さいのは、DVD用のシャープの液晶ディスプレイTV。
 
トレード中は、CNBCなんていう血圧の上がるプログラムを見るよりも、音楽のDVDを見ながら、リラックスした方がはるかによい結果が出ることは実験済みだ。

CNBCのニュースなんて、何の役にも立たないし、かえっていらないことを聞かされて、余計なことをするきっかけにもなったりするからね。

トレードでは、脳が極度に緊張した状態を避ける方が、絶対によい結果を生み出す。

これは断言してもいい。

好きな音楽を聞きながら、リラックスした状態の方が、脳はパターン認識という仕事を能率よくこなせるのだ。

まあ欲の皮の突っ張った人には、効果が無いかも知れないけれど。(笑)

取らぬ狸の皮算用なんぞをしながらトレードをするよりも、パターンだけを見ながら、好きな音楽を聞きながらリラックスして淡々とトレードをする。

いいパターンが出なければ、グラミー賞のライブをDVDで楽しんだ方が、余計なトレードをするはめにもならないし、まさに一石二鳥。

 


右側のは、音楽用のシステム。

YAMAHAのQY70を音源として、ROLANDのMIDIキーボードPC-70と、ZOOM RT-323というリズムマシーンで曲を作ったら、12チャンネルのデジタルハードディスクレコーダーROLAND-VS1880へ録音。

 


YAMAHAのQY70

 


ROLANDのMIDIキーボードPC-70

 


ZOOM RT-323

 


ROLAND-VS1880

 

あとはCDRで焼けば、CDが一丁あがり・・という仕掛けだ。

残る問題は、何を作るかだ。

おっと、その前に、もう少しQY70と、ZOOM RT-323の操作を覚えないと。

 

 

 

 

 

 

自宅スタジオ




趣味が音楽なので、シアトルの自宅の応接間?に、こうしたマイクをはじめとする録音機材、ピアノ・シンセ・などの楽器をセットして、SOHOスタジオのようにして楽しんでいる。


 

使い道

録音

真剣に録音する場合は、シンセを使って多重録音して、そこへナマ歌やナマ楽器をかぶせるのにここを使う。

娘のピアノや歌の練習にも時々使われているようだ。

 

カラオケ

この用途が、もっともよく使われ、またみんなからも喜ばれまた、嫌がられている。?!

パーティーになると、ここがカラオケ大会の会場となり、酔っ払いども・・といっても私が大体先頭に立つことが多いのだけれど(笑)まあ、入れ替わり立ち代り、大声で歌うことになる。

デジタルレコーダーで2時間近く録音できるから、後でトラックダウンといって歌と伴奏のバランスを調節して、デジタルテープへ録音して、それをカセットにダビングし、その時の参加者にプレゼントするのだ。

余計なお世話だと、嫌がられているようだけれど・・(爆)

それでも、みんな気になるらしく、一度は自分の歌を後から「しらふ」の状態で聞いてみるようだ。

しかしこれがきっかけで、歌から遠ざかってしまう人も多いようで、これで友達を結構なくしているかもしれない。(笑)

しかし、そんなことを気にしていては、こういう趣味は続けられない。
何事も、真剣にやるとなると大変なことが多くなってくる。

だがこれは後になってみると、いい思い出になるらしく、去っていった友人も、しばらくしてから、またパラパラと戻ってくるようで、捨てる神あれば、拾う神ありだなあと思う。

パラパラと戻ってくる理由の他の一因として考えられるのが、酔っ払って歌うと、ここでは非常に気持ちいいという点だ。

カラオケで、最も大事なポイントは、「歌っている本人が気持ちよく歌える」というまさにこの点に凝縮されると思う。特に酔ってくると、このポイントはグンと高くなるようだ。(笑)

RODE2.gif (27820 バイト)WScreen.gif (27795 バイト)
RODE NT2 コンデンサーマイク

非常に音がクリアだ

網のようなものは、マイクを「吹いた」時に、
ノイズが入らないよう、「息よけ」のためについている。




Roland VS880 Expanded

8チャンネル・16ビットのデジタルレコーダー

ノイズの少ない録音ができる。







そうして、プリアンプ McIntosh C-40 を通して





4つのへットフォンの音量を個別に調節できる
ヘッドフォン用のプリアンプを通し

ヘッドフォンで聞きながら歌う。


これは、客席側?で下手なウタだとか、少々の悪口を言っても
歌っている本人に、聞こえないというメリットとデメリットがあるのだが・・


JBL LSR28P スタジオ・モニター・スピーカー

パワー・アンプ内臓

サイズは、40.6・33・32.5(W/H/D)センチとコンパクトだが、パワーアンプ内蔵なので、22.7Kgとずっしり重い。ユニットのコーンはカーボンファイバー製。

何製でも音がよければどうでもいいのだがが、適当に置いても、とにかく
出てくる音の密度が高い。

中低音が図太く気持ちいい。

説得力がある。

CDなどの録音現場でこのスピーカーを使って音を決めるためのものだから、解像度もかなりある。

録音してある音が重なっていても、きちんと聞き分けることができるのが、モニタースピーカーらしいところ。
 


もちろん、客席側にはこのスピーカーを通して聞こえる


Chairs.gif (27699 バイト)

その他の使用機材


上から プリアンプ McIntosh C-40

CDプレーヤー McIntosh MCD7008

録音機材

カセットテープレコーダー SONY K71ES
デジタルテープレコーダー SONY DTC-790
ダブルカセットテープレコーダー SONY TC-WR99ES

 

新しくなったスピーカーに対応して、システムのチェックとグレードアップも忘れてはならない点だ。

まずはケーブル。

つまり接続コード。

ココは微少信号の通り道なので、接続コードの品質で音質がガラッと変わってしまう。

ウチの近辺では、Magnoria Hi-Fi が比較的いいコードを置いている。

最上級グレードは、2メートルで200ドル!

高いなあ・・予算もあるので、半額の次のクラスで勝負。

それでも大事なポイントを全部交換したので、けっして安くはない。

カミさんに聞かれたら、一桁減らした値段にするのが、家庭平和とお互いの精神衛生上、忘れてはならないポイント。

そのかいあって、サウンドは激変。

6年でこんなに違いがあるなんて、ウウウ。

原因としては、メインアンプやプリアンプの経年変化で、音が悪くなっている可能性はある。

寿命が一般のアンプより長い製品を使っているけど、多少の劣化はあるかもしれない。

今度のは、スピーカー本体にアンプが組み込まれているので、サウンドがメーカーのヒアリングで決めたレベルに近いというメリットがある。

アンプなどとの相性を心配しなくてもいいわけでものぐさ傾向にある私としては、願ったりのシステム。
 





マイクなどはアメリカン・ミュージックでよく購入する。

ヘッドフォンは、ベルビューにあるマグノリア・ハイファイの方が、

品揃えがいい。
 

 


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