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液体ゼオライトの索引

ワクチンと自閉症の切っても切れない関係


米国で、ワクチンに含まれるメチロサールと自閉症の関連性が問題視され始めたのは1999年。

そして2000年には研究者サリー・バーナード氏らが水銀中毒と自閉症の類似性などを挙げ、ある種の自閉症は幼少期の水銀摂取によると指摘したのです。

ダン・バートン米科院議員の働きかけにより、同院で水銀と自閉症に関する公聴会が開かれ、2001年には自閉症児の親らが、ワクチンに含まれるメチロサールが要因であるとして製薬会社を訴える裁判も始まりました。

米国では小児用ワクチンについては2000年にはメチロサールを除去した製品が登場して、現在はほとんど水銀が含まれていないものに切り替わっています。

日本ではこういうことすら知らない方が多く、一時はメチロサール無添加の日本脳炎ワクチンを製造しているのは社団法人・北里研究所だけという現状で したが、日本でも水銀が含まれていないワクチンを取り扱っている医者は、増えています。

ですから子供さんのワクチン接種の際には、メチロサールが入っていない無添加のワクチンを接種されることをお勧めします

(メチロサールは「エチル水銀チオサリチル酸ナトリウム」とも言われ、毒物の水銀化合物の一種で、水に溶けやすいほど毒性が強く、胃腸の激痛、嘔吐、下痢などによる衰弱で死に至る場合がある。慢性中毒は、歯がボロボロになり、消化不良、指の震え、皮膚炎などを起こす毒性を持つ。主に殺菌消毒用に使用されている。)

 

2008年2月28日の全米自閉症協会のWEBサイトで、米国政府がワクチンの水銀で自閉症になると いうことをついに認めたという事実がついに報じられたのです。

米国連邦裁判所は、退行タイプの自閉症について、ワクチンのチメロサールで自閉症になると判断、子供たちに有利な判決を下しました。

もちろんまだ判決は一例だけですが、とにかく裁判所が判決を出したという事実は、大きな第一歩だと思います。

世界で初めて公的機関が、水銀で、自閉症になるいう因果関係を認めたわけですが、自閉症と予防接種ワクチンに含まれている水銀について検索すると、日本での検索結果のほとんどが「関係ない」という論調のものばかりです。

つまりサリドマイドや水俣病のときと、同じ歴史が展開されているのです。

水俣病のケースでは、熊本大学医学部が昭和34年に原因は水銀と断定したにもかかわらず、 国が認めたのは 9 年後の昭和43年。

その 9 年間に、何十人の研究者、専門家と称する人たちは、「原因は水銀では ないと言い続けてきたのです。

といういきさつで、自分のカラダと、子供の健康のために、このページを作りました。


こちらに米国自閉症協会のコメントがあります。

米国自閉症協会のコメント
National Autism Association( ナショナル・オーティズム・アソシエーション /)
http://www.nationalautismassociation.org/press022808.php

Government Concludes Vaccines Caused Autism
ワクチンが自閉症の原因だという判決が下されました。

 

ミズーリ州ニキサ市−連邦請求裁判所と予防接種公的補償プログラムは、ワクチン ( 水銀が主成分となる保存料、チメロサール含有のワクチン ) 摂取後に、 結果として退行した子供に有利な判決を下しました。

この裁判では、原告側に接種されたワクチンが、後に退行性脳障害と自閉症へと導く症状を増大させたと述べられています。

公式な文献によると、この子供はワクチンが与えられるまでは、健康な子供のように発育していましたが、ワクチン後すぐに自閉症へと移行してゆき 、その子供は全米でも著名な自閉症の専門家によって診断されたということです。

10 年以上もの間、数千人の保護者が、ワクチンの接種後に彼らの子供たちが急激に自閉症へと移行していった旨の報告書を出していました。

自閉症のケースは過去 15 年の間 150 人に 1 人という割合へと劇的に増加し、今日では小児発達障害疾患で最も多い数となっています。

全米自閉症協会( National Autism Association )は、この判決は、多くの保護者が長い間訴え続けてきたことの証明であるとしています。

NAA の会長であり、自閉症児の親でもあるウェンディ・ファウニアー会長は次のように語りました。

「このケースは、現在も同じ問題を抱える全米数千の子供たちにも影響すると思います。ワクチンに関する同じような裁判の数は 5000 にものぼり、これが、我々が長い間信じ続けてきたこと−ワクチンは子供たちを自閉症へと退行させた−ということを証明する、初期段階であると確信しています。また疾患コントロールセンター( Centers for Disease Control/CDC )が現在のワクチンの含有物は、全ての子供に安全ではなく、どの薬剤服用にしても、個人に対する危険性と影響度を考慮していかなくてはいけない、と認識しています」

メチロサールは小児科用ワクチンからは取り除かれましたが、妊婦や子供たちに推薦されるインフルエンザ予防接種には未だに使われています。


1980年代には自閉症は2500人に1人の割合で発見されていたのですが、2006年には250人に1人と急増しています。

日本では、「危険が証明されないから安全とする」という考え方によって物事が判断され続けています。

欧米の「安全が証明されない限り危険の可能性がある」という考え方は、日本の社会では定着していないことがよくわかります。

その結果、何も言えない、あるいは知らされていない弱者や子供たちが、大人の無自覚な行為の結果を背負って生き続ける事になるのです。

有機水銀が胎児の脳の発達に大きな障害を与えることは、水俣病で確認済みです。

だから「日本こそ水銀の問題を取り上げ、世界に警告を発してゆくべき」立場にあるのですが、そうした動きは皆無です。

私たちができることは、とにかく有害と考えられる物質を「取り入れない、そして使用しない」という安全な生活をするように努力することです。

そしてできることなら、どうしても摂取せざるを得ないという現実を認識し、侵入してくる有害物質を体の外に排出する工夫をすることです。


水銀はどんな所で使われそして発生するのか?

歯科充填材料として使うアマルガムには水銀が使われています。歯科医師、歯科衛生士の水銀蒸気による中毒も、問題になっているのです。

水銀は我々の生活のいたるところで、使われています。

水銀体温計の中には金属水銀が入っています。水銀電池、蛍光灯、水銀灯、等の電気機器、や血圧計、体温計などの器具、各種圧力計、傾斜センサー、その他の実験機器、に水銀が使われ、写真の現像液には、写真用ショウコウ(塩化第二水銀=HgCl2、と臭化カリュウムを含む)が使われています。

漂白クリームや大衆医薬品として、アミノ塩化第二水銀=HgClNH2(ハクゴウコウ)  が1969年ごろまで数十種類使用されていました。硫化第二水銀(銀朱・ぎんしゅ=HgS)は鮮やかな朱色を呈し、朱肉、朱墨、に使われています。油絵の具のバーミリオンや通常の顔料としても使われる。中世の挿絵や装飾における細密画(ミニアチュール)には朱色の原料である辰砂(しんしゃ=硫化第二水銀)が使われ、それは決して退色することがなく、数百年経った今も鮮やかな朱色を保っています。

輸入の種子用小麦、大麦の消毒にメチル水銀が使われていた事があります。
日本では、農業用殺菌剤として酢酸フェニル水銀と石灰との混合剤が使われていました。有機水銀系農薬は種子消毒用を除き1971年に、種子消毒用としても1973年に  それぞれ登録が失効するまで使われていたのです。

フェニル水銀のマーキュロクロムは、現在でも医薬品として傷口の消毒に使われています。

ゴミ処理場や石炭火力発電所の排出ガス(煙道ガス)中に微量含まれています。19
97年の米国環境省の報告によれば、水銀の総排出量は年間158トンであり、その うちの75%がゴミ処理場と発電所からの排気ガスで占められています。

ゴミ処理場の場合は水銀は酸化された状態(HgCl2など)にあり、発電所の排気ガス中では Hg 単体の状態で、いずれの状態においても揮発性が高いので通常の排ガス処理だけでは除去できないのです。

煙道ガス中の水銀濃度はゴミ処理の場合10〜100μgm-3、石炭燃焼による発電では、1〜10μgm-3。濃度は低いものの、長期間にわたって多量に排出されると近隣の地域に蓄積され食物連鎖の中に取り込まれ健康上の問  題を引き起こす懸念があるのです。

ゴミ処理場や発電所における排ガスからの水銀除去の方法としては、集塵装置上流で活性炭を噴霧し、噴流体中から活性炭を集塵装置で回収する方法が有効とされています。

フィルターによる集塵装置は活性炭がフィルター上に補足されてからも、吸着剤として作用し続けるからです。実際の排ガス処理では0.05〜0.1gm-3の活性炭噴霧により80−90%の水銀が除去されています。

金採掘に伴う無機水銀の河川への排出され、アセトアルデヒドの工場から有機水銀化合物が排出、製紙工場からも、苛性ソーダ製造工場からも水銀を含む排水汚染が、でていたのです。

水銀は、石炭を燃料とする火力発電所や炭鉱、廃棄物から、大気中あるいは水中に
排出され、水中や土壌中で細菌、バクテリアなどにより、無機水銀がメチル水銀などの有機水銀に変わり、それをプランクトンなどが食べ、食物連鎖を通じて更に濃縮、イルカ、クジラ、マグロなどでは、高い濃度のメチル水銀が検出されています。

厚生労働省は2003年6月「妊娠中又はその可能性のある方」を対象に、バンドウイルカは2ヶ月に1回(60−80g)以下、ツチクジラ、コビレゴンドウ、マッコウクジラ、サメ(筋肉)、は1週間に1回(60−80g)以下、メカジキ、キンメダイ、は、1週間に2回(一回60−80gとして)以下とするという「水銀を含有する魚介類等の摂食に関する注意事項」を発表しました。

あくまでも含まれる水銀の量は低レベルで人の健康に危害を及ぼすレベルではなく、魚介類は良質なたんぱく質や不飽和脂肪酸も多く、微量栄養素の摂取源である等、欠く事の出来ない食品であるため、この「注意事項」を正しく理解し、魚介類も適度に摂取することを薦めています。

私が刺身や寿司もできるだけ避けているのは、こういう理由があったからなのですけどね。


拡大するさまざまな形での汚染

いま私たちが住む世界では、毎日毒物に汚染され続けているのが現実です。

農薬や殺虫剤、危険な化学物質など、人間の活動それ自体が地球環境を汚染しているのですが、こうした毒物汚染の危険性を45年以上も前に一人の先駆者が警告していました。

その先駆者というのは、レイチェル・カーソンという女性科学者。

1962年、レイチェル・カーソンさんは、殺虫剤DDTをはじめとする農薬の危険性を訴える「沈黙の春SilentSPrin9」(新潮文庫)を発刊。

その本でレイチェル・カーソンさんは、その当時、世界中で広く使用されていた強力な有機塩素系殺虫剤のDDTが、害虫だけではなくて、人間のからだや環境に大きな影響を及ぼすことを指摘しました。

DDTは土の中でも長い間、分解されないでそのまま残り、いつまでも毒性を発揮し続けるのです。

レイチェル・カーソンさんは、DDTなどの殺虫剤が生態系に重大な悪影響を与えることを明らかにし、生物の体内で濃縮されて生殖能力などに深刻な被害を与えることを警告したのです。

DDTなどの農薬を無制限に使用していると、ついには春になっても鳥が鳴かなくなってしまう、地球から生命が絶滅してしまう、とする「近未来予測」でした。

第二次大戦に敗れた日本にやってきた、アメリカ軍を中心とする占領軍がシラミ退治のために子どもたちの頭に振りかけてくれたのがDDTでした。

当時、DDTのこうした毒性はほとんど知られていませんでしたが、DDTのおかげで、敗戦で衛生状態が極端に悪化していた日本の子どもたちの頭からシラミなどの寄生虫がいなくなったのはまぎれもない事実です。

レイチェル・カーソンさんの「沈黙の春」はアメリカ社会に大きな影響を与えました。

その結果、そのころアメリカ政府が強力に推進していた「化学薬品による有害生物絶滅計画」が中止になったほどです。

また、日本でも有吉佐和子さんの小説「複合汚染」(1974年〜1975年に朝日新聞連載・新潮文庫)が1975年に出版されました。

複合汚染というのは、さまざまな毒物が複雑に関わりあって、予想もしなかった強い毒性をもつようになって、環境を汚染してしまう危険のことをいいます。

有吉さんの本は、農薬と化学肥料、界面活性剤を入れた洗剤、合成保存料や合成着色料など食品添加物、自動車の排気ガスなどに含まれる窒素酸化物などの危険性、とくにそれらが複合して予期できない害を及ぼす危険について詳しく述べていました。

そして、水俣病や四日市ぜんそくなどの「公害」問題は、さまざまな要因が複雑に関わりあって起こるもので、単なる自然環境の破壊というより、社会のありかたそのものまで含めた大きな視点から、もっと緊急の問題として考えなければならない、と強く主張したのです。

「沈黙の春」や「複合汚染」のような警告の書は、科学技術の進んだいまこそ、改めて読み直されなければならない大切な本ではないでしょうか。
 


なぜなら、環境汚染、環境破壊は当時よりさらに進み、日々悪化しています。

アメリカ環境保護庁EPAの報告によれば、現在、主に工業用に用いられている化学物質は7万種類にのぼります。そのうち6万5000種類が健康に悪影響を与える危険がある、とされています。

また、地球的規模で考えれば、環境中に放出される有害化学物質は年間で約一億キログラムにのぼり、そのうちの3200万キログラムの物質が発ガン性を持つと推定されているのです。

こうした有害化学物質が無制限に大気中、水中、土壌中に放出されてゆくと、私たちが呼吸する空気、飲み水、食べ物などが汚染されます。

それらは体内に侵入し、少しずつ細胞や組織の内部に蓄積されて、私たちのからだを傷つけ、健康を損ね、さまざまな病気を引き起こすことになります。

地球は、今や汚染されてしまった世界で、同時にそこに住んでいる私たちのからだも、程度の差こそあれ、さまざまな毒物に汚染されているのです。

私たちの住んでいる環境は、いまや毒物だらけ。

そうしたさまざまな毒物は、私たちが呼吸したり、食事をしたり水を飲んだり、あるいは無意識に毒物を塗ったものに触ったりすることで皮膚を透して私たちのからだを汚染しているのです。
 


2005年3月19日の朝日新聞の記事によると・・

環境省と経済産業省は、2002年度には29万1000トンの有害化学物質が大気中や河川に排出されたと発表しました。

トルエン、キシレン、鉛などの354種類が「特定化学物質」として有害物質に指定されているのですが、全国4万1000ヶ所あまりの事業所や工場から排出されている有害化学物質は、自動車などの排気ガスに含まれるトルエンが11万9000トン、溶剤などに用いるキシレンが4万8000トン、金属を洗うときに使われる塩化メチレンが2万4600トン、洗浄剤や化粧品などに用いるエチルベンゼンー万2700トン、鉛とその化合物がおよそ1万トン。

現在の状況はさらに悪化しています。

2006年度の経済産業省と環境省の集計によると、「特定化学物質」の排出を届け出た事業所の数は4万823ヶ所。

それらの事業所が届け出た排出量は25万9000トンで、前年より減少傾向にはありますが、この他に届出外の排出量が合計で31万5000トンくらいはあると推定されています。

このうち、自動車からの排気ガスは9万2000トンです。

また、上位4品目を挙げれば、トルエンが17万9000トン、キシレンが11万トン、エチルベンゼン3万5000トン、塩化メチレン2万1000トンでした。

これらのどれもが、私たちの呼吸器に悪い影響を与える有害物質なのです。

大気の汚染は4年前にくらべてもかなり進んでいることが分かります。

わが国の空気は、こうした毒物に汚染されているのです。

私たちはただ普通に呼吸しているだけで、有害化学物質を体内に取り込んでしまっているのです。
 


大気汚染の進行は、本来とても重大な問題なのです。

私たちのまわりを走っている自動車から出る排気ガスには、鉛や窒素酸化物、炭化水素類(揮発性有機化合物)などの毒物が含まれています。

工場の煙突から放出される排ガスには硫化窒素などの猛毒が混じっています。

そうした空気中の毒物が太陽の紫外線に照射されると、もつと危険な晃化学オキシダントに変わるのです。

光化学オキシダントというのは・光化学スモッグが発生したときにできる物質です。

工場や自動車から排出された窒素酸化物などの一次汚染物質は、太陽の紫外線でオゾンなどの酸化性物質やアルデヒドなどの二次汚染物算に変わります。

二次汚染物質のほとんどは、よく耳にする「オゾン」で強い酸性を示します。

オゾンは殺菌、消毒漂白などに使われるような毒性の強い物質ですが、このうち、二酸化窒素を除いたものが「光化学オキシダント」と呼ばれています。

空気中の光化学オキシダントの濃度が高いと、目がチカチカする、喉が痛くなる、せきが出る、など粘膜への影響が出ます。

症状がひどいときには吐いたり、意識を失ったり、意識障害を起したりします。

また、光化学オキシダントのせいで、植物の葉がまだらになったり、農作物が枯れたりした、という報告もされています。

光化学スモッグは私たちの生活にとても密接した大きな問題なのです。

 

 

さらに悪いことに、オゾンは二酸化炭素よりもはるかに強い温室効果を持つと言われていますから、地球温暖化の問題を考える上でも無視できません。

そのうえ光化学オキシダントの発生は、2000年以後大幅に増加しているのです。

2008年2月20日の読売新聞によれば、2007年に発令された光化学オキシダント注意報は28都府県にまたがっていました。

発令数は過去最多で、延べ日数も合計220日ありました。被害届けの件数も1910人と、これまでで最も多くなりました。

注意報の発令がいちばん多かったところは埼玉県の32日で、次いで神奈川県20日、東京都と千葉県が17日と、関東地方に集中していますが、5月には新潟県、大分県でもはじめて同注意報が発令されました。

2006年には長崎県、熊本県でも初めて光化学注意報が出されたこととあわせ、光化学オキシダントの被害が全国に広がっていることが分かるでしょう。
 


越境汚染

これには中国からの「越境汚染」も関係していると考えられています。

「越境汚染」というのは、国同士の国境などに関係なく、環境汚染が広まるこ
とをいいます。

おそらく地球温暖化の影響もあるのでしょう、中国の砂漠地帯や黄砂高原の降水量は激減しているといいます。

中国政府は軍事機密だからと気象情報を公表しないので現地の詳しい実態は明らかではありません。

2008年4月15日から公表が開始されましたが、日本に飛来する黄砂の量は確実に増えています。

黄砂というのはスギ花粉などより小さい直径4マイクロメートル(ミクロン)ほどの砂の粒で、シリカ(二酸化ケイ素)を主成分としています。

モンゴルのゴビ砂漠、中国奥地のタクラマカン砂漠や黄砂高原などから強風に吹かれて舞い上がり、強い偏西風(ジェット気流)に乗って日本に飛んで来ます。

黄砂のせいで、晴れた日でも視界が悪くなったり、日差しが騎ったり、窓ガラスが曇ったり、洗濯物が汚れたりします。

黄砂は、私たちの日常生活にかなり大きな影響を与えているのです。韓国では黄砂のために呼吸疾患の患者で死ぬ人も出ています。



黄砂が増加していることに加えて、とんでもない問題があるのです。

この10年くらいで急速に工業化と経済発展を見せている中国ですが、環境を守るという考え方や公害対策は、未対策なので、ちょうど50〜60年前の日本と同じなのです。

四日市ぜんそく、水俣病、新潟水俣病、イタイイタイ病という四大公害病が起こったのは、わが国の高度成長期のことでした。

三重県四日市市でぜんそくの原因になる亜硫酸ガスなどを出していた石原産業、中部電力、昭和四日市石油、三菱油化、三菱化成工業、三菱モンサント化成の工場、水俣病の元凶になった有機水銀を不知火海に垂れ流していた熊本県水俣市の日本窒素(現・チッソ)イタイイタイ病を引き起こした阿賀野川沿いの昭和電工は、環境への配慮を全くしていなかったのです。

同じように、今の中国では環境や周辺住民への配慮は見られません。

環境汚染がたいへんな勢いで広がっているのです。

工場から出る排気ガスや廃液には大量の有害物質が含まれ、そのまま垂れ流しにされているのです。

農薬の規制も日本などと比較すると非常に緩いものです。

中国奥地から舞い上がった黄砂は、そうした農村地帯や工業地帯の上を飛んできます。

そうして、排ガスの有害成分や有毒化学物質、散布された農薬などを付着させ、「猛毒黄砂」となってしまうのです。

「毒入り鮫子」問題など、こうした問題と比較すると「些細な事件」に思えるほどです。

 


中国の環境汚染のひどさを物語る新聞記事があります。

2008年-月4日の読売新聞で報じられましたので、覚えている方もいらっしゃるでしょが。なんと中国の首都である北京で、キチンと下水処理してきれいにしたはずの水でメダカに奇形が起こることが分かったのです。

北京市内の施設で処理した下水を使ってメダカの卵を艀化させてみたら、普通なら90%が稚魚になるはずなのに、30〜40%しか艀化しなかったのです。

しかも、艀化した稚魚の80%に、尾の先端が曲がるなどの奇形が生じたのです。

これは、北京市の活性汚泥処理法では除去できない「環境ホルモン」が、処理後の水に含まれているためだ、と考えられます。

美容整形のしわ取りなどに使われるレチノイン酸という物質がありますが、これを過剰に摂取させたカエルは、後ろ脚が3本になってしまうなどの奇形が起こります。

メダカに奇形が起きてしまった割合の高さを考えれば、ちょうどそのレチノイン酸によく似た物質が排水の中に残っているとしか考えられません。

中国では首都の下水処理ですら、このように不十分なのです。
 


北京の大気汚染の惨状

最近になって、光化学オキシダント注意報が長崎県や熊本県、大分県などでも出されるようになっているのは、おそらくこうした中国の国内事情が深く関係しているだろうと考えられます。

とくに3月から5月にかけて黄砂の飛来が多くなる九州、中国、四国地方では、呼吸器系の健康被害が増大するおそれがあるので注意が必要だ、と2008年2月16日の読売新聞夕刊は報じています。

2007年10月11日の読売新聞には、1980年から2003年までの20年ほどで、中国をはじめとしたアジアでの窒素酸化物(N倣)の排出量がおよそ3倍になり、中国だけに限れば、窒素酸化物の排出量は4倍になっている、という推計を報じています。

これは国立環境研究所や九州大学、海外研究開発…機構などのグループが発表したもので、とくにインドと中国の経済発展のために、火力発電所や工場、自動車などからの排気ガス、大気汚染物質が急増しているためだとしています。

2007年末、中国の南京市で発行されている揚子晩報は、世界銀行の統計を引用して「中国では環境汚染のために肢体不自由児や知的障害児、小児ガンの発生が増えている」という記事を掲載しています。

その割合は世界でもっとも高く、1年に中国全土で20〜30万人の障害児が生まれていて、潜在的な患者まで含めれば毎年80〜100万人に達すると推定されるそうです。

1時間に3人、からだの不自由な子どもが生まれている計算で、環境汚染のために亡くなる子どもの数は毎年40万人。

また、環境汚染で男性が不妊になる確率も高くなるといい、1960年代に6%だった中国の男性の不妊率は2007年になって40%まで増えたとされています。

もちろん、不妊の原因にはストレス、睡眠不足、運動不足などさまざまな原因がありますが、専門家はとくに環境汚染の危険性を指摘しているそうです。
 


2007年8月6日の毎日新聞の記事には、中国が早急に環境汚染対策を講じないと、2020年には日本国内の広範囲で光化学オキシダントの被害が発生するだろうと書かれていました。

これは九州大学の研究によるもので、九州の光化学スモッグ被害が1年のうち4分のーくらいの日数になりそうだというのです。

2008年3月18日の朝日新聞の報道では、国際オリンピック委員会10Cの医事委員会が、大気汚染がひどい北京オリンピックのマラソンでは新記録が望めないだろうというコメントを発表しています。

大会が開かれる8月の気象条件や大気中の浮遊粒子状物質などのデータを分析した結果のことです。

一方、男子マラソンの世界記録保持者であるエチオピアのゲブラシラシエ選手は、北京オリンピックのマラソンには出場しないことを表明しています。

中国の外務大臣はこれに対して、さまざまな対策をとっているので、空気はますますよくなる、と反発していますが、大気汚染が、オリンピックに影響を及ぼしかねないほど深刻だというのは、誰の目にも明らかです。


問題は中国だけに限りません。

日本でも大気汚染が進んでいる現在、さまざまな毒素や有害物質は、私たちの呼吸を通して体内に侵入しているのです。

まさに「息をするだけで命が危ない」状態なのです。

食物や水も例外ではありません。

人間は、食物を食べたり水を飲んだりしなければ生きられない動物です。

そうした食物や水が毒物に汚染されているのです。

中国で製造されたと見られる農薬に汚染された「毒入り鮫子」は、あまりにも極端な例でしたが、有害化学物質は、こうしたルートでも私たちの体内に侵入しているのです。


まずは、水の問題です。

河川や地下水は農薬や工場、一般家庭からの排水・廃液で汚染されています。

ドイツの黒い森を壊滅の危機に陥れた酸性雨はもとより、広範な大気汚染の影響もあって、河川の水そのものも有害物質を多く含んでいるのです。

ですから、有害物質を含まない天然水をみつけようとすること自体がとてもむずかしくなっているのです。

メダカを奇形にしてしまう北京市の「処理済み下水」は極端な例ですが、浄化施設を完備した日本の都市部の水道水でも、肺気腫の原因となるアスベストや鉛、塩素が残っていることがあります。

きれいなはずの水道水すら、汚染から逃れることはできないのです。私たちの飲み水の汚染は、重大な問題なのです。

 

次に食品の問題です。

最近の食品には多くの食品添加物や香料、防腐剤が加えられています。北海道の業者のように、牛肉と偽ってほかの肉を混ぜていた極端な事例もあります。

このときに使われたのが、さまざまな食品添加物や香料でした。

1960年代後半から危険な食品、うそつき食品、食品犯罪、恐怖の食物、食品添加物などの著書を立て続けに発表され、その危険性を指摘し続けてきた郡司篤孝さんという研究者がいます。

40年も前から食品の安全を確保する必要を説き、添加物の規制を訴え続けてきたのです。

ところが、経済優先の政治が続いている私たちの国は、郡司さんの訴えを取りあげることはありませんでした。

いまでも食品添加物を加えた「うそつき食品」が大手を振ってまかりとおっているのは、ミートホープ事件でも明らかになった、隠しようのない事実ですが、発覚しているのは、氷山の一角なのです。


このような状況を知ったからといって、今すぐに個人のチカラでこうした状況を変えることはできません。

できるだけ、汚染されないように気をつけるしかないのですが、それでも食べ物からの汚染を完全に防ぐことはできないのです。

個人としてできることは何か?

その答えは、液体ゼオライトにありました。

液体ゼオライトを飲用することで、長年にわたって体内へ蓄積されてしまっていた水銀など、さまざまな有害物質を、体外へ排出することができるのです

飲んだ5−6時間後には臓器内・血中に蓄積していた有害物質はゼオライト分子に付着し尿・便に混ざって排出されます。

水銀・カドミウム・鉛・ヒ素・アルミなどの有害金属と、極微量でも強い発癌作用を持つ農薬・殺菌剤・除草剤・ダイオキシン、それに体内で放射能を撒き散らすセシウムやストロンチウム90などの放射性金属も吸着し排泄されるのです。

疾患・細胞障害のもとになるヘルペスやC型肝炎などの多種多様なウイルス成分、風邪・インフルエンザ予防・アトピーなどにも効果があることが、確認されています。

血糖を減少させ、血液中や消化器官内に浮流する様々なアレルギーの元であるアレルゲン(花粉症・食物アレルギー・喘息・片頭痛などの原因)をも吸着・排泄。

アナフィラキシー反応・アレルギー性細胞傷害・免疫複合体反応(アルツス反応)・遅延型過敏症(細胞性免疫反応)にも効果があり、免疫機能やホルモンバランスも改善される例が報告されてい るのです。

有害物質や毒素によって衰えている新陳代謝や細胞修復機能が蘇るからでしょうか、疲れ・だるさが無くなり、活力・活気・爽快感が湧くと言うレベルでは、多くの事例がレポートされています。

ゼオライトは「化粧品原料」としても許認可され、化粧水に数滴垂らせば化粧効果が飛躍的に増加する例 が数多く見られます。

 液体ゼオライトの安全性は、日本の厚生労働省やアメリカのFDA(食品医薬品局)から承認を得 ていますし 米国.食品添加物許可GRAS(Generally recognized as safe)の安全リストにも挙げられています。

液体ゼオライトは、米国の医療現場で開発され、実際に多くの米国人医師達によって治療のツールの一つとして使用されてい るのです。
 


 

活性化液体ゼオライト(Activated Liquid Zeolite)とは?

 


下記の参考文献から一部引用転載しています。

ゼオライトの奇跡 松本豊人 著
2008年5月25日初版第1刷発行
株式会社出版研
ISBN978-4-87969-109-5 C2047


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