Seminar Report
 



Seminar Report

デイトレードネットのトップページへ戻る

セミナー情報のページへ戻る


5月6日(土)シアトル時間

アメリカ滞在も今日で5日目。あと3日で日本に帰らなければならない。

あと2週間ぐらいここに残っていたいなあ。

そうも言っていられないのが現実。

さて、今日からお待ちかねのBセミナーだ。

追加トレーニングも受け、時差ボケもなくクリアーな状態で受けられるのが何よりうれしい。

さあ、プリスティーンよ。そのメソッドを俺に見せたまえ(おおう、偉そうな態
度)。

今日はいつもの時間より遅く8時30分頃に待ち合わせをし、Hさんと共にマイケルの送迎バスに乗り込み、一路セミナー会場へ。

会場に着くとマイハニーリサよりネームタグが渡され、首からぶら下げた。

あたりを見渡すと様々の人が眠そうな目をこすりながら椅子に座っている。

今回のセミナーは平均年齢がかなり低いとのこと。

俺がそれに一役買っているのは間違いないのだが…。

予定より少し遅く9時30分にBセミナーは開始された。

まず、最初は自己紹介。

自己紹介を聞いていると関西出身の人が多かった。

やはり経済のことは関東より関西の人の方が鼻がきくのであろうか?

もうかりまっか?ぼちぼちでんなあ。






今回のセミナーにも様々な人がおり、年輩の女性の方もいた。

プライバシーのため職業とかは伏せておくが、かなりの大企業から来ている人もいた。

次に、早速セットアップの講義に入る。

今日は朝からエグゼキューショナーの調子が悪く、1日テキスト中心の講座となった。

テキストの内容は濃く、これだけのために来ても惜しくない内容のテキストである。

説明は次々と進み、あっという間に昼食となった。

昼食は照り焼き弁当で食べきれない人が俺の所に持ってきたりして腹が一杯になってしまった。

時差ボケが治ったとはいえ腹が一杯になると眠くなるのが人間の摂理。

午後の講座は他のセミナー受講者の方と同様に半分船をこいでいた。

特に何事もなく講義内容を消化していき、16時30分頃、セミナー初日が終了した。

送迎バスに乗り込み、滞在ホテルに向かう。

ん、マイケル。おいおい、ホテル過ぎちゃったよ。

マイケルは何事もなかったかのようにHYATTまでバスを移動させた。

「オーウ、忘れてましター」

おいおいマイケル、そりゃあ無いぜ。

と、思ったが俺もこっちに用があるし、まあいっか。

Hさんもなにやら買い物があるらしく、俺はHさんと共にHYATTでバスを降りた。

HYATTを出てすぐのところにあるモールに二人で行く。

このモールは2日目に来たので大体勝手は分かっている。



ん、よく考えてみろ。

女性と二人きりでお買い物…。

これってデートじゃないかー。

がーん。

チャララー、チャチャチャチャーン、チャララー、チャチャチャチャーン(ベートーベン作・運命)。

齢○○にして女性と初デイト…(意味深)。

でも俺の今の心の中にはマイハニーリサが…(葛藤が)。

いや、いかんいかん。俺はマイハニーリサ一筋なのよん(本当か?俺)。

でもHさんの中性的な魅力もまた捨てがたいしなあ…(うおお)。

うーん。

おお、神よ。我を救いたまへ。

神「おお、迷える子羊よ。汝が我を呼んだのか?」
俺「おお、神よ、我を救いたまへ」
神「汝は何を苦しんでおるのか?」
俺「おお、神よ。今、我の目の前に素晴らしき女性がおります。しかし我には心に決めた女性がいるのです」
神「ふむふむ。汝はその狭間で彷徨っておると、そういうわけじゃな」
俺「おお、神よ。全能なる神よ。正にその通りであります」
神「ふむ。しかしよく注意をしたほうがよいぞ」
俺」「と、申されますと」
神「一人は天使の素顔を持っておるが、もう一人は狸の本性を持っておるぞ」
俺「何ですと!」
神「どちらが天使でどちらが狸か見定めるのが先決であろう」
俺「おお、神よ。しかし我は狸とおぼしき女性にふぐをごちそうして貰うと約束したのですが…」
神「喝ーーーーーーーーーーーーー」
俺「おおおおおおおお」
神「目先の欲にとらわれてはならぬ。心眼で人を見るのじゃ」
俺「心眼など持っておりませぬが…」
神「今から授けよう。この心眼は第三の目とも呼ばれ、正邪を正しく見極める能力を持っておるのじゃ」
俺「おお、神よ。我の如き者にそのような貴重なモノを頂戴しても宜しいのですか?」
神「神の恩寵は等しく我の子らに与えられる。遠慮なく受け取るが良い」
俺「おお、全知全能なる神よ。神の恩寵に感謝いたします」
神「うむ。怠らず精進せいよ」
俺「はは、偉大なる神よ。讃えん、その御名を」

心眼モード開眼!

なーんちゃって。




そんな妄想などには囚われず(本当か?)、俺とHさんはモールの中を散策する。

Hさんは日本からカタログを持ってきてまで探したそうだが、どうもないらしい。

ボディオイルだと言っていたが、俺にはよく分からない。

でも、それらしい店にはいるのには結構勇気がいる。

だって女の子ばかりなんだもーん。

小学生や中学生ぐらいの女の子も多く、完全に場違いな場所にいるような感じがした。

けどねえ…。

俺の服装はまるでマトリクスに出てきそうな服装だったからなあ。

がっくしきたHさんを横目に、俺はぼろぼろになったバッグの替えを買いにモールを彷徨った。

モール中央の案内所の年輩の女性二人組にリュックサックを売っている場所を聞く。

「ほわっと?」
どうもうまく伝わらない。
しょうがないので手に持っているバッグを見せる。
「オー、バックパック!」
なーんだ、バックパックって言うのね。
なんとか教えて貰ったバッグ屋へ行った俺を待っていたのは、
「とぅー えくすぺんしぶ」な値段だった。
リサイクルで500円ぐらいの品が60ドルだとお〜!
何も言わずにその店を立ち去った。

二人でぶらぶら歩いて特に目的もなかったので、モールの中のハーゲンダッツでアイスを食う。

スモールなのに随分とでかい。まあ、もうアメリカの大きさには慣れたけどね。

昼に食べた照り焼きがまだ腹に残っていて少し苦しかったが、なんとか食べ終わった。

Hさんはアイスも残していた。

なんでもお茶がないと甘いのを食べ続けることができないらしい。

難儀ですなあ。

そんなこんなで、くたびれもうけな二人は近くのQFCという24時間営業のスーパーで買い物をして、タクシーを呼んで無事滞在先のホテルに着きましたとさ。

Hさんはやっぱり狸だったんですね(どうでしょ?)。

ああ、神のお告げが…。

ちゃんちゃん。

明日はセミナー2日目。

明日は何が俺を待ち受けているのだろうか…。

諸行無常編終了。
 

5月7日(日)シアトル時間

もうどれほどアメリカで時を過ごしたのだろう?

瞬間は無限へ…無限は瞬間へ…流れ流れていつか…

俺はどこへ行こうとしているのだろう?

またくだらないことを考えながら、いつものメニューで腹を膨らます。

Hさんはいつもの時間に降りてきて、大量のポストイットを整理していた。

何でもノートに書くとうまくまとまらないからポストイットに書いているそうだが、どう見ても非効率的だ。

まあ、人には人のやり方があるので何も言わないが…。

アメリカにいると当然の事ながら周りの言語が理解できない。

「毎日が映画の中のワンシーンに紛れ込んでいるのではないか」と、錯覚するほどアメリカの生活になじんできた。

今後セミナーを受ける人も、時間とお金があるのであれば3日間だけでなく、1週間ぐらい滞在するとまた別の一面が見えてくるのではないだろうか?

少なくとも俺はそう。

こちらに来る前はあれも必要、これも必要などと一生懸命吟味して持ってきた品も、こちらに来てみれば大して必要ないことも判明した。

実際使った英語はサンキューとエクスキューズミー、グッドバイ、ハーイぐらいのものだった。

後は笑って対応していたら何とかなるもんだ。

と書くと誤解されてしまうんで補足しておくが、準備がしっかりしていたからできる余裕。

皆様も良いセミナーを受けられますように…。

 



さてさて、いつもの時間にいつものマイケル。

毎朝ご苦労さん!

「うむ、近うよれ。褒美を取らす」

「へへー、御代官様」何を考えてるんだか、俺。

そろそろ脳髄が腐ってきてるんじゃないのか?

うーむ、このままではまずい。

マイハニーリサの手料理を食べなければ…。

などと考えている内にセミナー会場へ到着。

いつもの調子でセミナー2日目が始まる。

最初は昨日の復習。

今日はエグゼキューショナーの調子も良いらしく、パソコンにつながれたエジェクターによるスクリーンを使用しての講義だった。

さくさくと昨日の復習を済ませ、テキストの残りの講義。

途中、色々な質問を挟み昼食。


今回は飯について主に取り上げる。

この日出てきたのはジェスが注文したピザだった。

その大きさ、驚くなかれ、一枚あたりゆうに直径60センチメートルはあった。
ワンピースの半径がだいたい30センチもあり、その円盤みたいなピザをジェスは7枚ほど注文していた。

その値段もまたすごい。

平均して1枚あたり12ドルぐらいらしい。

日本で頼むとゆうに3500円ぐらいしそうなやつが、だ。

恐るべし、アメリカンピザ!

俺は4ピースが限界だった。

ジェスは6、7ピースほど食べていたらしい。

マイハニーリサに

「最近太ったんじゃない?」

と、からかわれていたが…。

このピザが後々まで俺を苦しめることになる。

午後はグレッグによるECNについての講義だったが、いまいちよく分からない。

まあ、すぐに分かるものじゃないと言っていたので、のんびりと構えますか。

グレッグの講義の後、オンラインでのエグゼキューショナーの口座開設のヘルプが行われていた。

俺はシアトルに行く前にオンラインでの申し込みは済ませていたので、その時間はウェブをブラウズしていた。

これから口座を開設されようとする方も、オンラインの申し込みはシアトルに行く前にすると少し手間が省けるかもしれない。

たいして難しいものでもないしね。

その後、昨日と今日のおさらいをしてセミナー2日目は終了した。




セミナー終了後、同じ滞在ホテルに泊まられているBセミナーの受講者の方とHさんと三人でシアトルのダウンタウンに繰り出した。

受講者の方が借りていたレンタカーによってワシントン湖を渡り、一路ダウンタウンへ!

このセミナー受講者の方も関西出身の方で、独特の関西弁を使っていた。

この方をYさんと呼ぼう。

何でも今回のセミナーはシカゴから受けに来たとのこと。

道理で英語が堪能でいらっしゃる。

ウォーターフロントの近くで車から降り、近くをぶらぶら散策。

みんな昼のピザが腹に残っていると言うことで夕食は軽食にしようと近くのレストランへ入る事になった。

海の見えるガラス張りの渡りのテーブルに案内されメニューを渡される。

さて、何にしよう?

どうも海産物がシアトルの特産らしく、この店でも海産物をふんだんに使った食事が売りらしい。

メニューにはカニやエビのコミカルな絵が載っていた。

「みんなあんまり腹へっとらんやろ?」

独特のイントネーションでYさんが俺たちに聞く。

確かにそうだった。

メニューに二人用メニューがあったのでそれを頼み、後はポテトを注文して乾杯となった。

俺は相変わらず飲めもしないのにバドワイザーを腹に流し込み、1本開けた頃には立派な酔っぱらいと化していた。

ん、これはなんだ?

と、疑問に思っていた俺たちの前に、木製のハンマーと木の板が各自用意された。

店員が後ろから前掛けをつけてくれる。

「何が来るんですかねー」

「さあなあ。俺もよく分からん」

そんな会話をしていた俺たちの前に現れたのは、茹でたり焼いたりした海産物と野菜の固まりだった。

「なんじゃこりゃあ?」

エビ、カニ、サーモン、ジャガイモ、トウモロコシ、アサリ、カキ、チョリソー、ムール貝等々。

これらの物体が俺たちのテーブルの上に所狭しとぶちまけられた。

「これを食うんですか?」

「そうらしい。しかもフリーハンドでな」

酔っている勢いも手伝ってカニの殻をガンガンとハンマーで叩きまくり、ホウボウに飛翔させながら他人の迷惑を顧みずにがつがつと食い漁った。

しかしここで昼のピザがボディブローのように聞いてきた。

「も、もう食えーん」俺はギブアップした。

二人分がこんなに多くていいのか、オンドリャア!

腹一杯で食えないじゃあないかあ!

と言う俺を横目でみつつHさんは黙々と食っている。

昼あんなに食べたのに…。

コリャア狸じゃなくて妖怪食っちゃ寝かなあ。

と言ってもかなり余った。

しょうがないのでテイクアウトして朝食えそうなものだけを持って帰った。

アメリカは日本と違ってテイクアウトが気軽にできる。

日本も見習って欲しいものだ。

帰る途中、またQFCによりホテルに戻る。

Hさんは松の実というつまみみたいなものを大量に買い込んでいた。

「うっしっし」だって。

やっぱり狸だ、うん。

セミナー3日目も無事終了。

明日でとうとうセミナーも終了。

アメリカを離れる時も刻一刻と迫ってくる。

俺は何を手に入れたのであろうか…。

涅槃寂静編終了。

 

5月8日(月)シアトル時間

のっけから訂正。

前回のレポートの最後のほうにセミナー3日目終了とあったが、2日目の間違い。お騒がせしました。

気を取り直してセミナーレポート起死回生編の始まりだ!

と、いったところで毎朝のペースは変わらない。

いつものように薄暗いロビーでいつものメニューを喰らう。

いつもの時間のHさん。

今日も変わらず眠そうだ。

うむ?

花の色は うつりにけりな いたずらに我が身世にふる ながめせし間に
な、なんだ?

俺のDNAが叫んだような気がしたぞ。

なぜこのような歌が…。

はっ、マイハニーリサが危ない!

「リサーーーーーーーー!」

「JFKさーーーーーーん!」

ぽかっ。

JFKは見えないつっこみを入れられた。

うーむ。今日は朝から調子がおかしい(いつもの事じゃねーか)。

妄想全開モードの俺をマイケルはいつものように迎えてくれた。

「おはようございマース」

マイケルの送迎も今日で最後。

明日から本職のほうを始めるらしい。

長い間ご苦労様。

日本に帰ったら必ず御礼の品を送るよ。

それまで待っててね。

Hさんも今日の便でシアトルを旅立つ。

お昼頃、セミナー会場を出るらしい。

うーむ。狸さんがいないと寂しいものがありますなあ。

しかーし、それもまた〜人生〜♪(BY美空ひばり)






そんなこんなでセミナー会場。

今日はペーパートレードなので6時30分に送迎があった。

うーん懐かしい。2日ぶりのトレーニング室だ。

さて、いつものように(俺の中では)ペーパートレードが始まる。

なかなか動きがない。

「どうも動きませんねえ」

「そうだなあ」

昨日のYさんと共に色々なチャートを見る。

この日はLCOSが強く、馬渕さんも狙ってトレードされていたがどうも他がぱっとしない。

俺はセミナー期間中ずーっと狙っていたCHINAに目を付けていた。

どうみても上がってるんだよなあ。

「CHINAがすごいですよ」

俺はそう言いふらしていた。

すると馬渕さんの目にもとまったらしく、「CHINAがきてますねー」と、言われていた。

見ている最中にぐんぐん上がる。

「おお、こりゃあすごい」

一気にトレーニング室が熱気に包まれた。

「おお、こりゃあすごい」

間抜けなくらい見事に上がっていった。
 

この様子はチャートで見るマーケット5月8日分に詳しく書かれている。

なんとか黒字を出しつつペーパートレードを終了。

この間にHさんと残られていたAセミナーの方が空港に向かわれた。

ま〜た〜会〜う〜日まで〜♪(BY仰げば尊し)

グッバイ、ラスカル。もう戻って来ちゃ駄目だよ…(ありゃ)。





少しの休憩を挟み、マークの特別講習が始まる。

マークは全体の復習をし、さらに午後のGoについての講義を行った。

マーク、講義に熱中。

俺、トイレを渇望。

長え、長えよ、マーク。

休憩を挟んでくれいいいいい!

講義の内容が半分も聞き取れなかった(シクシク)。

もう、あかん。

俺は途中で中座した。

俺がトイレから帰ってくると

「ここらで休憩にしましょう」

だとう〜?

シクシクシクシクシクシク。

マークがいぢめたー。

などとは露ほども思わなかったですぞ(強がり)。

さらに総括が進み、マークのトレード環境を説明して貰い、Bセミナーは大団円の内に終了した。

お疲れさまでしたー。

馬渕さん、マイハニーリサ、その他大勢の関係者の方たち。

Aセミナーから通算10日間連続の強行日程。

身体もぼろぼろでしょう。

ゆっくりお休み下さいませ。

あとは俺たちの心がけ次第ですな。

よっし、一丁やったるか!




他のセミナーの方たちは夕食を食べに行ったが、俺は一人でマイケルに送迎して貰った。

明日でアメリカを発つ。

その準備をしなければ…。

部屋に戻り、アメリカでの滞在総括を書き進める。

腹が減ったので、近くにあるバーガーマスターというバーガー屋に行った。

完全にドライブスルー用に設計されており、坐るところがなかった。

なんとかコンボというのを頼んだのだが、レジのねーちゃんが「ネクスト」などと聞くので、じゃこれもそれもと注文してきりがないので「おーけー」と言ったら「ちょっとまっててねー」と言っていた。

いかん。「オーケー」と言えば良かったのか!

6ドルぐらいで済む計算が15ドルになってしまった。

こりゃあ、明日の朝飯だなあ。とほほ。

まだ、テイクアウトのサーモンも残っているのになあ(えーん)。

部屋に戻って、もりもりと食べ、アメリカ最後の夜が更けていった。

長かったようで短かった今回のアメリカ滞在セミナー旅行。

しかし、まだ終わりじゃない。

遠足は家に帰るまでが遠足なのだ(むう〜)。

感想などはもう少し先にとっておこう(この文って感想じゃないの?)。

では。ぐっないっ☆

起死回生編終了。
 


デイトレードネットのトップページへ戻る

セミナー情報のページへ戻る

Seminar Report

 

 

ブラウザを<更新><リロード>して最新の情報をご覧ください