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(JP)=2003年01月16日 00:00:00
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インテルがマーケットの流れを決めてしまった
予想を上回る決算発表をしたインテルだが、2003年度の予算縮小
のニュースが買い手を追い払ってしまった。特に半導体装置銘柄に
売りが殺到し、アプライドマテリアルズ、KLAテンコー、ノベラスといっ
たところが投げられた。
ダウ、ナスダックとも寄り付きで大きく叩かれ、午後は安値圏で低迷
する冴えない一日になった。
ナスダック指数 (イントラデイチャート) 
15分チャート
ダウ指数 (イントラデイチャート) 
15分チャート
Life Point Hospitals (LPNT) 掲示板で紹介したスイングトレードリストの一銘柄、LPNTを見てみ
よう。
先ず大切なことは週足の確認だ。トレンドを決定するのは自分が
トレードするタイムフレームの一つ上になる。日足を使ったスイング
トレーダーなら、週足が銘柄のトレンドを決め、3分足を使ったデイ
トレーダーなら、15分足のトレンドが流れを支配することを覚えて
おいて欲しい。

さて、LPNTの週足だが、先週サポートレベルを割って安値を記録
したばかり。出来高を見てほしい。膨大な量は正に投資者達のパニ
ック振りを表しているわけだ。
こんなに売られたわけだから、当然買い戻しがあっても良いが、精々
回復したとしても以前のサポートがレジスタンスになる可能性がある
わけだから、28ドル近辺まで行けば上出来だろう。左横に見える指標
(Volume At Price) も28ドル以上に行くのは、かなりきつそうな事を
示唆している。

下向きのトレンドが分かったところで、今度は日足を検討する番だ。
先ず目につくのは1月10日に作ったギャップ、ここが難関となったようだ。

売り方だが、これは15分足を用いて、馬渕氏のギャッププレイの応用で
出来る。寄り付きから15分間待って売りのタイミングをつかむわけだ。

また日足に戻ろう。テキストブック流に言えば、売りのポイントは、明日、
今日の安値を切るところになる。もちろん15分足を用いての出動も可能だ。
もう一つ注目は、高い数値を見せるADX指数だ。これはダウントレンド
の強さを示しているわけだが、極端に高いレベルなのであまり長居は
したくないものだ。
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