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(JP)=2003年01月24日 00:00:00
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珍しいこと
IBM、マイクロソフト、3M、シティーグループ、そしてユナイテッド
テクノロジーがマーケットの下げに歯止めをかけ、何とか6連敗
を免れた。 やれやれ、、、とここで一息。
しかし、一つ今日は珍しいことが起きた。ニューヨークの出来高
が、ナスダックを上回ったのだ。何か意味があるのだろうか。
うーん、、、分からない。
ナスダック指数 (デイリーチャート) 
連敗脱出
ダウ指数 (デイリーチャート) 
6連敗を免れる
ほぼ毎日寄り付き直後、Show Time !というタイトルで米国株掲示
板に書き込んでいる。これは寄り付き早々、大きく飛び出た銘柄を
集めたものだ。 今日の実例を見てみよう。(投稿番号 3465)
「Show Time ! 飛び出た銘柄
上げ
NSCN +3.05, SLAB +2.51, QCOM +2.08, MACR +1.95, PSFT +1.92
下げ
VRST -2.82, CCMP -2.31」
何故こんな銘柄を、毎日調べるかお分かりになるだろうか。答えは
馬渕氏の教える、クイックプレイの候補銘柄になるからだ。それでは
実例をお見せしよう。

先ずSLABだが、好決算を受けて大きなギャップアップのスタートを
切った。しかし、いくら何でもこのギャップは大き過ぎる。セミナーを
受けられた方なら一目瞭然だが、きれいなリバーサルパターンだ。

QCOMもSLABと同様なパターンだ。これも決算絡みで大きな窓を
開けての寄り付き。しかし後が続かない。もちろんマーケットメーカー
が意図的に作ったギャップだが、こうしないとマーケットメーカーは
儲からない。
QCOMの好決算ニュースで、朝から買い手が押し寄せている。買い
たい人には売ってあげる、それがマーケットメーカーの義務だ。
正確には、株を投資者に空売ってあげるわけだが、これがギャップ
アップの秘密だ。
空売りは安く買い戻さないと損が出る。だから寄り付きで吊り上げる
だけ吊り上げて投資者に株を空売る。後はビッドをジリジリ下げて
買い戻すだけだ。

最後にCCMPを見てみよう。これもリバーサルだが、QCOMとは正反
対のギャップダウンのスタートだ。悪い決算が材料となり売り手が
殺到したが、全く見事な反転だ。この売買方法はニュースリバーサル
とも呼ばれている。
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