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詳細DATA   (JP)=2003年02月01日 00:00:00
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もし1月が強ければ


ネッド・デービス社がこんな統計を発表した。

過去50年間を振り返った場合、1月が上げであれば、残りの11ヶ月
でマーケットは約13%の上昇、そして1月が下げなら2月から12月の
上げは約3%になる。簡単に言えば、1月が良ければその年の相場は
好調ということだ。

さて今日で1月のマーケットは終わった。1月2日、ダウは8342ドルで
幕を開け、そして今日の終了は8053ドルだ。ということは、、、、

ナスダック指数 (デイリーチャート)


日足


ダウ指数 (デイリーチャート)


日足


先ずShow Time 飛び出た銘柄 (投稿番号 3790) から見てみよう。

「上げ

MSTR +2.74, AVID +2.74, BGEN +1.60

下げ

CERS -5.32, COLM -4.73, WBSN -4.09, ZRAN -2.70, QLGC -2.52」

注目はMSTRとBGENのニ銘柄だ。


イントラデイチャート



上はMSTRの3分足チャートだ。

大きなギャップを作っての寄り付きだが、全く値は崩れなかった。
指摘したいのは、リンダさんのセミナーでも習ったが、ブルフラッグ
の出現だ。



イントラデイチャート



BGENの3分足だが、これもMSTRと同様に大きな窓開けで始まった。
ギャップリバーサルの見本のようなチャートだが、馬渕氏のクイック
プレイを応用すれば簡単にエントリーが出来たパターンだ。

しかし何故失速してしまったのだろう。ギャップが大き過ぎる、と言う
かもしれないが、答えは下の日足チャートにある。





投稿番号3796ではスリムジムの紹介をした。

「(3分足参照)

ギャップダウンの寄り付き、そして今日の安値圏でスリムジムと呼ば
れる値幅の狭いチャンネルを形成している。

トレンドを考慮すると下離れを狙うことになる。

VSEA: 25.12 (-1.78)」


結果的には下ではなく上離れとなったが、ここでもう一つ見ていただき
たいのは昨日書き込んだランバス (RMBS) だ。(投稿番号 3739)




これがスリムジムの威力だ。非常に狭い幅での値動き、VSEAと比較する
と分かるが、ランバスの方がチャンネルの中にビシッとおさまっている。

2時半前にブレークアウト、更にその後はブルフラッグも作って買い手の
食欲の旺盛さを見せつけてくれた。




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