■■ -- DATA --■■

詳細DATA   (JP)=2003年02月06日 00:00:00
   ←一つ後の記事(新)   一つ前の記事(古)→


リバーサル


一転急落、そんな言葉がピッタリのマーケットだった。心配された
国務長官の証言は買い材料となり、午前中はリリーフラリーの展開
になった。

しかし、午後待っていたのは売り物だ。国務長官の警報に対して、
西側諸国の反応が鈍いと急落の原因が説明されているが、テクニ
カル的に言えば単にレジスタンスレベルにぶつかっただけだ。

ナスダック指数 (二日間のイントラデイチャート)


冴えない午後


ダウ指数 (二日間のイントラデイチャート) 


午後は売り一色


がっかりな午後、そんな言い方がされている。午前中の上げを吹き
飛ばしてしまったのだから、たしかに失望した人が多かっただろう。

掲示板にも (投稿番号 3990) 書き込んだが、ダウ指数は昼から130
ポイント以上の下げとなり、何か君子豹変といった言葉を思い出させ
る展開になった。

この下げの始まる時間を一秒のズレなく予期するのは無理だが、売り
手にとっては非常に楽な空売りだった。その様子をダウ指数に連動す
るDiamonds (DIA) で見てみよう。

先ず日足だが、ここ最近ずっと横ばいが続いている。ボックス相場と
表現してもいいが、ポイントは確立されたサポートレベルとレジスタンス
レベルがあるということだ。


DIA



下げそうで中々大きく下げない。この理由はお分かりだろうか。もちろん
それは、ギャップが支えになっているからだ。


DIA



それでは今日の15分足チャートに目を移そう。
12時半頃、DIAは日足に走るレジスタンスラインにぶつかった。
その時点ではまだ空売れないが、一時半過ぎ、上昇するトレンド
ラインを割って、下落が決定的なものとなった。







投稿番号 3947、飛び出た銘柄の中から一つCHRWを見てみよう。

大きなギャップアップで、一気に3本の移動平均線を抜いてしまった。
クイックプレイでエントリーできるが、30分プレイも利用できた一例だ。


CHRW 3分足




閉じる