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詳細DATA   (JP)=2003年02月07日 00:00:00
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明日は毎月恒例の雇用統計が発表される


下記がアナリストの予想だ。

失業率: 6.0%
非農業部門雇用者数: +69000
時給: +0.3%
週平均労働時間: 34.2時間

発表直後の先物指数に注目だ。

ナスダック指数 (デイリーチャート)


日足


ダウ指数 (デイリーチャート)


日足


値幅の狭いチャンネル(細長い長方形)をスリムジムと呼ぶ。ビーフ
ジャーキーファンならお分かりかもしれないが、スリムジムは細長い
ビーフジャーキーだ。

ブレークアウトプレーヤーに人気のスリムジムだが、兎に角この
パターンは見つけやすい。難点を言えば、動きだすまでに時間が
かかることだ。遅かれ早かれ、どちらかに飛び出すのは分かる。
しかし、場合によっては徹底的に待たされる。

スリムジムの特徴は上記した狭い値幅だが、これは言い換えると
低いボラティリティーということになる。よくラリー・ウィリアムズ氏が
言うことだが、株には二つのサイクルがある。それは高ボラティリ
ティーと低ボラティリティーだ。

大きな値幅が続くと、次に来るのは小さな値幅、そして狭い値幅が
続くと次にやって来るのは大きな値動きだ。だからスリムジムは
私達に、長い線が訪れることを警報しているわけだ。

それではスリムジムの実例を、今日の書き込みから紹介しよう。
(投稿番号 4015)
「今日の安値圏で横ばいだ。スリムジムのパターンだが、トレンドを
考慮するとブレークダウンを狙うことになる。
ACMR: 12.13 (-0.61)」

出来れば、あと数本横ばいしてほしかったが、思惑どおりブレーク
ダウンとなった


ACMR 3分足


スリムジムは、必ずしも値幅の狭い長方形とは限らない。下のEBAY
の様に、動きが小さければペナントや三角形でもOKだ。


EBAY 5分足




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