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(JP)=2003年04月10日 00:00:00
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倒れた像は誰だ
UBSペイン・ウェバー証券、アート・カシン氏のコメントだ。
「今日バグダッドで倒された像は、サダム・フセインではありません。
あれは、サダムに良く似たニセモノだったのです。」
ダウ指数 
日足
ナスダック指数 
日足
サダム・フセインの像は倒れ、米英の勝利が全世界に放映された。
これでマーケット関係者達は、テレビに釘付けとなる必要がない。
戦況報道は、もはや材料でなくなったのだ。こう書いたからといって、
別にニュースを使ったトレードを薦めているわけではない。つまらぬ
戦況ニュースに踊らされるマーケットから開放されたのが、ただ嬉し
いだけだ。
継続売り、という手法があるが、日足の場合なら、これは下げている
株が、昨日の安値を割るところで売ることだ。昨日の安値をサポート
レベルと考えれば、これはブレークダウンを狙った方法と同様だ。
投稿番号5564(下は書き込み時点でのSIALの日足)は、この継続売り
の一例になる。中期的なトレンドを示す、50日移動平均線を既に割り、
下げ方向がはっきりしている。昨日の安値を切ったところで売りを入れ、
買い戻しは、下に控えるギャップが目安だ。

SIAL 日足 (書き込み時点)
結果は、思惑どおりギャップに達し利益を上げることができた。終了時点
で今日の日足を見ると、いかにギャップがサポートになり、買い戻しが
あったかが分かる。

SIAL 日足
今度は、ギャップが支えとなり、反転する様子を5分足で見てみよう。赤の
ラインは、ギャップの上部を表すが、2番底が形成されているのが確認
できる。
買いのポイントは二つあるが、ピボットポイントのAを越えるところで買う
のが一般的だ。

SIAL 5分足
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