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詳細DATA   (JP)=2003年04月15日 00:00:00
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明日の動きに注目


引け後のIBM決算は、予想を1セント下回ったが、時間外取引では
これといった動きは無い。アナリスト達のコメント待ち、といった様相
だが、明日の寄り付きが面白くなりそうだ。

明朝は大手銀行のバンク・ワン(ONE)、オンライン証券のEトレード(ET)、
そしてアメリカを代表する自動車メーカーのGMが決算を発表する。
テクニカル的な焦点は、ダウ指数が200日移動平均線をクリアできる
かだ。

ダウ指数


日足


ナスダック指数


日足


マーケットが強いなら買えばよい、簡単に言うが実際は中々難しい。
もちろんAPOL(投稿番号5666)のように、今日のような日はブレーク
アウトを狙えばいいのだが、気の進まない人達も多かったことと思う。


APOL 日足 (書き込み時点)


APOL 日足 


こんな好調な日に気が進まない、理由は何か。問題は、投稿番号5675
で触れた「ボラティリティー指数$VIX.X」にある。この指数はマーケットの
動きと逆になるのだが、今日の$VIX.Xの日足が示す位置は低レベルだ。

下の比較で見ていただくとわかるが、現在の$VIX.Xは2002年の11月、
そして今年1月のレベルに達している。注目は、$VIX.Xがこれらの低い
数値を示した時、ダウ指数は天井を付けていたことだ。


ボラティリティー指数 (日足)


ダウ指数 日足



もちろん、ここでマーケットは下げに入る、と言っているわけではない。まだ
上昇する可能性はある。それでは、マーケットが更なる上伸となった場合、
どの辺で利食いが来るだろうか。そのヒントはボラティリティー指数の
週足チャートにある。見てのとおり、サポートラインの走る20付近が、次の
マーケットの注意点だ。


ボラティリティー指数 (週足)




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