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(JP)=2003年04月25日 00:00:00
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投機熱の上昇
トレーダー、ディポーレ氏は言う。
「モニターを眺めていて、やたらとチカチカするのはVION、ZILA、
GENE、ARIAといった超低価格の株です。
収益など全く無く、あるのは投資者の感情を煽る、営業マンの準備
したバラ色のストーリーだけ、、、
投機熱も、ここまで来ると行き過ぎです。」
ダウ指数 
日足
ナスダック指数 
日足
冴えない決算発表で、Siebel Systems (SEBL)はギャップダウンの
寄り付きとなった。別に材料などはどうでもいいのだが、寄り付き前
の時間外取引から、証券会社はこのSEBLを積極的に買っていた。
(投稿番号5925)

証券会社の様子

SEBL 寄り付き
もちろん、安い所で仕込んでおいて、あるていど利益が出たら売って
やろう、という証券会社の魂胆は目に見えている。もし、あなたが証券
会社なら、どこまで買い進むだろうか。
速いデイトレーダーなら、ギャップを抜ける所で買う。どんなに遅いトレーダーでも、
昨日の高値(8ドル70セント)が攻略されれば買ってくることだろう。

SEBL 5分足
下は今日一日を通しての証券会社の動向だが、最初の売り(赤の矢印)
はギャップを抜けて直ぐ出ている。その後は、昨日の高値を5セント上回
る位置で売り物を出している。
明らかにチャートを見ている。チャート無しのトレード、それは武器を持た
ずに戦場に行くようなものだ。

証券会社の動き
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