日経先物一時中断

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かつて無い下落、史上最悪の下落、様々の言い方が出てくるでしょうが、9時8分日経先物でサーキットブレーカーが発動され、取引が一時中断されました。TOPIX先物は9時12分のことです。

大阪証券取引所の「取引の一時中断措置について(PDF文書)」によると、前日終値が9200円だったので、変動幅1000円を超えると一時中断措置が取られます。先物取引は現物株式の取引に先行して動くので、現物株価にすり合わせるよう一旦取引を中断しようというものです。

日経先物 取引の一時中断措置について

問題の取引ですが、まず9時8分に寄り付きます。この時点で変動幅一杯です。8190円の取引が成立すると共に中断されます。

先物寄り付き

取引は行われなくとも気配だけは進みます。9時8分に制限値幅の7200円まで気配が進みました。

先物気配7200円

取引が再開したのは9時23分、一時は8000円を割り込みました。

日経先物1分足チャート