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詳細DATA   (JP)=2002年06月04日 00:00:00
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米供給管理協会(ISM)が発表した5月の製造業部門における景気指数は、55.7と前月の53.9から大幅上昇した。

また、生産活動の縮小・拡大の目安となる50を上回り、米景気回復を示唆する結果となった。

また米商務省が発表した4月の建設支出は、前月比0.2%増しの8,719億ドルとエコノミストらの予想を大幅に上回った。 CNN




会計処理に揺れる複合大手タイコ・インターナショナルズ(TYC:Research, Estimates)の会長兼最高経営責任者(CEO)が、3日朝辞任を発表した。

突然のCEO辞任発表を受け、タイコ株は30%近く急落している。 CNN





週明け月曜日の米国株式市場は、企業会計に対する不信感が再燃し、ハイテク株全般に売りが優先。

朝方発表されたISM指数や建設支出が予想を上回り、米景気回復が着実に進んでいることを示したものの、企業会計への不信感が根強く、上値は重かった。

不正会計処理疑惑が浮上しているタイコ・インターナショナルズの会長兼最高経営責任者が辞任を発表したことや、エネルギー大手エルパソの財務担当幹部自殺の報道など、悪いニュースが重なり売り一色となった。





NASDAQ

ナスダックは、マイクロソフトやインテルなどを筆頭にハイテク株全般が軒並み安く、約8ヶ月ぶり安値を更新。

53.17ポイント安の1562.56ドル。
取引高は約16億株。 



NYSE



ダウは、タイコ・インターナショナルとエルパソが急落し、節目の9,800を割って終了。

215.46ポイント安の9,709.79ドル。 
取引高は約13億株。




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