2003 0301-
 
 
 
 0314 Fri.
 
 クイックスキャンシステムあれこれ
 
 このクイックスキャンシステムの開発にあたっては、さまざまな条件設定が必要になる。
 
 ある仮定の条件を使って、実際のマーケットでバックテストを行い、細かい条件を詰めるという、地道な作業の連続だ。
 
 だから、曖昧なエントリー条件や脱出条件が一つでもあれば、その時点からは、一歩も前へ進まないことになる。
 
 だから条件を明確にする必要が生まれたわけだ。
 
 この作業から生まれたフィードバックは、文章では書ききれないほどのメリットを生み出してくれた。
 
 この一見面倒とも思える作業を、それもセミナーと重なった日程で、何故できたのかというと、それはとても面白い体験だったからだ。
 
 この面白いというのは、トレーダーなら、とても興味があるという意味なのだけれど。
 
 
 
 
 上のようにCQGには、値幅を計測できるカーソルを表示させて、測定すると簡単にその値幅がわかるという機能がある。
 
 この機能のおかげで、水平線を2本引き、その目盛りを読むという、3アクションが必要な作業は、最初のポイントでクリックして、マウスをドラッグするだけ。
 
 そのおかげで、何倍もの効率でもって、どんどん進めることができる。
 
 まさに痛快という表現がぴったりの使用感だ。
 
 リアルティックは、ライブ用のトレードソフトだとしたら、このCQGはまさに分析ツールという区分けができるほど、こうした分析用の機能は充実している。
 
 つまり全く、キャラクターが違うというわけだ。
 
 だから、どちらがいいとかという比較をしても意味がないと思う。
 
 それくらいの違いがある。
 
  
 
 ナスダック100銘柄3分足320トレード、30分足47トレード、モストアクティブ銘柄3分足156トレード、30分足40トレードの合計563トレードを、しらみつぶしに検証できたのは、ひとえにこの面白さがあったからだと思う。
 
 マーケットを見続ける中で感じていた漠然としたイメージが、数字によって次々に明らかになり、そして曖昧だったポイントが明確に変貌してゆくという面白さは、小説や映画に負けないだけの、ワクワクする感動を与えてくれた。
 
 うまくゆかない理由、気を付けた方がいいケース、うまくゆくための要因などなど。
 
 こうしたことが、まるで絵解きパズルのように、次々と解明されて行く。
 
 こうした種類のスリルと興奮は、ただの仕事というモチベーションだけでは、とてもじゃないが続かない量を、短時間でこなせる情熱を喚起させてくれる。
 
 トレードパフォーマンスの向上に即結するのだから、なおさらだ。
 
 毎日のトレードで見る数の蓄積ももちろん大事だが、このように集中して、ある視点から、短期間に膨大な数をチェックするというのは、さらに計り知れない情報の蓄積が可能になる。
 
 
 たとえば、下のようにトレード方法の持っている利益幅がロスの何倍なのかといったようなデータも一目瞭然だ。
 
 ナスダック100・3分足 2.82倍
 1トレードの平均プロフィット +0.388ポイント
 1トレードの平均ロス -0.12ポイント
 ナスダック100・30分足 2.44倍
 1トレードの平均プロフィット +0.476ポイント
 1トレードの平均ロス -0.195ポイント
 モストアクティブ銘柄・3分足 3.12倍
 1トレードの平均プロフィット +0.281ポイント
 1トレードの平均ロス -0.09ポイント
 モストアクティブ銘柄・30分足 2.54倍
 1トレードの平均プロフィット +0.483ポイント
 1トレードの平均ロス -0.19ポイント
 
 3分チャートでのテストでは、一度利益が出た後で、プルバックがあり、また上昇するという大きなゲインを生み出すパターンがあるのだけれど、今回のテストでは、最初の上げの後のプルバックで出るという条件で計測している。
 つまりゲインという数値には、マイナス要因になる条件で計測している。
 これは経験の少ないトレーダーを想定したためで、それでもこれだけのパフォーマンスを叩き出している。
 
 
 ナスダック100銘柄
 3分足・クイックマジックパターン
 
 320トレードのトータル合計プロフィット +65.96ポイント 勝率63.75%
 プロフィットに対するロスの割合 16.79%
 
 30分足・クイックマジックパターン
 
 47トレードのトータル合計プロフィット +9.61ポイント 勝率67.8%
 プロフィットに対するロスの割合 27.9%
 
 
 
 モストアクティブ銘柄
 3分足・クイックマジックパターン
 
 156トレードのトータル合計プロフィット +22.38ポイント 勝率56%
 プロフィットに対するロスの割合 17.2%
 
  
 30分足・クイックマジックパターン
 40トレードのトータル合計 +7.2ポイント  勝率73.91%
 プロフィットに対するロスの割合 32.26%
  
 マーケットが、長いタイムフレームから、短いタイムフレームに対して有利な方向へ動いていることがよくわかる。
 
 今回のプライベート・カウンセリングでは、1分足でのパフォーマンスについて解説したが、結果を目の前にして、かなりショックを受けられたようだった。
  
  
 ペーパートレードセミナーで体験版提供
 
 これ以外に、このシステムから得られたノウハウの詳細を書くと長くなるのでここでは触れないが、この点に関しては、今回のペーパートレードセミナーで、その成果をフィードバック し、詳細を公開することにした。
 
 今まで通り、リアルティックというトレード専用ソフトの使い方に加え、CQGというチャートソフトを使い、クイックマジックプレイのエントリーポイントとカットロスポイントを自動的に表示するという、バックテスト機能を使いセミナーを進めることにした。
 
 これによってクイック系のプレイとギャッププレイの連携方法などが理解しやすくなるはずだ。
 
 またCQG東京支店のご厚意により、参加者の方にデモ版を試用していただけることになった。
 
 実際に夜の米国株マーケットで、CQGソフトのデモアカウントを使って、このクイックスキャンシステムを使用していただけるというわけだ。
 
 ただしデータは、NYSE(Delay)、Nasdaq/Index(Delay)・CME(Delayed)(いわゆるEmini)のデータのみ。
 
 15分から20分遅れのディレイデータで、トライアル期間中に利用できるようにセットされている。
 
 バックテストの機能はこのデモ版では付いていないが、コンディションマクロを使って、エントリーポイントのマーキングや、トリプルセットアップを常時チャートへ表示させておくこともできる。
 
 こうしたコンディションマクロはデイトレードネットから、無料で提供させていただくので、是非ともその威力を試していただきたい。
 
 だが、ディレイドのデータなので、これを使ってイントラデイの実トレードで、大儲けすることはではきないのでご了承いただきたい。(笑)
 
 もちろん、ご自分で契約されれば、リアルタイムのデータが提供される。
 
 というわけで、今日からペーパートレードセミナーの募集を開始。
 
 詳細とお申し込みはこちらから。
 
  
 
 
 0313 Thurs.
 
 リンダ・ラシュキ氏のインタビュー記事
 
 昨年末に開催した、リンダ・ラシュキ氏のセミナーで来日されたときのインタビューが掲載されたのでご紹介。
 
  
 
 
 Zoom
 
  
 
 
 Zoom
 
  
 
 
 Zoom
 
  
 
 字が小さ過ぎると思われる方は、本を買ってください。(笑)
 
  
 
 キャプチュアしてアップしたばかりのチャート。
 
 こうして用意しておかないと、早くアップできないからね。
 
 というわけで、今日はちょっとフライイング気味でアップ。
 
 クイックギャップパターン出まくりだったが、CQGは使わず。
 
 詳細は、明日のギャッパーズアイを見てください。
 
 後でチェックしたら、CQGは、ちゃんとマークが出ていた。
 
 当たり前だけれど・・(笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 このように、クイックの後に、ギャッププレイへ移行できるのが、このコンビネーションプレイのよさだろう。
 
 
 
 
 
 0312 Wed.
 クイックマジックプレイの検証とまとめ
 3分足チャートによるNASDAQ100の22銘柄をバックテスト
 (Most Active を除くそれ以外の銘柄)
 2003年3月7日からさかのぼって30トレードデイ
 シンボルの前の数字は7日の終値
 
 
 NASDAQ100  銘柄
 $54.1 ERTS
 5勝2敗 > -0.06 -0.03  +0.50 +0.14 +0.17 +0.60  +0.49 
 $48.3 INTU
 2勝1敗 > +1.03 -0.09
 +0.22
 $48.5 PCAR
 14勝3敗 > +0.33  +0.80  
 +0.35  +0.45 +0.74 +0.14 +0.14 +0.86
 -0.10 +0.37 +0.50 +0.38 +1.40 +0.10 +0.42
 -0.23 -0.16
 $35.8 CHIR
 8勝8敗
 > -0.08  +0.97  +0.11 -0.05 -0.06 -0.07 -0.16 
 +0.42 -0.04
 -0.11 -0.04  +0.16  +0.08 +0.20 +0.72 +0.09
 $34.4BGEN
 7勝9敗  > -0.04  +0.15  -0.05 
  +0.44 +0.20 
 -0.11 -0.21 +0.26 +0.41
 -0.07 -0.22 -0.23  -0.09  +0.61 -0.36
 +0.57
 $31.7 MERQ
 11勝4敗 >  +0.64 -0.02  +0.66  -0.25 -0.10  +0.05 +1.02 +0.69 
 -0.12
 +0.89 +0.88 +0.23 +0.26 +0.56 +1.09
 $32.4 CTAS
 8勝4敗  > -0.39  
 +0.48  +0.82  +0.12 -0.02 
  +0.41 -0.05 -0.21 +0.26
 +0.83  +0.98  +0.56
 $31.5 BBBY
  11勝4敗 > +0.59  
 -0.05  -0.08  +0.13  +0.27  +0.08  +0.74 -0.21
 +0.25  +0.57  +0.26 +0.66 +0.28  +0.25 
 -0.13  
 $31.1 GENZ
 6勝8敗 > -0.20  -0.20  -0.26  +0.33 
 -0.09 -0.23  
 +0.62 -0.16  +0.91
 +0.58 +0.40 
 -0.08  +0.20 -0.24  
 $30.6 MEDI 
 11勝6敗 > 
 +0.11 +0.24  +0.25  +0.83  +0.22 +0.17 -0.01  -0.05
 -0.04 +0.95 
 -0.24  +0.25 +0.70  
 -0.04  +0.31  +0.59 -0.04  -0.19
 $30.3 FISV
 10勝4敗 > +0.32 +0.99 -0.06  +0.45  
 -0.07  -0.06  +0.41 +0.46
 +0.17  +0.25  +0.52 -0.10  +0.60  +0.36
 $30.0 LLTC
  8勝6敗 > -0.04  +0.24  +0.14  
 -0.08  +0.53  +0.16  -0.03  -0.13
 -0.10  
 +0.05  +0.20  +1.08  
 -0.02  +0.09
 $29.8 BMET 
 9勝9敗 > -0.02  +0.21 
 -0.09  -0.11  -0.13  
 +0.20  +0.38  
 -0.12  +0.41
 +0.31  +0.54  -0.03  
 +0.39  -0.18  +0.32  
 -0.11  +0.09  +0.17
 $29.1 COST
  16勝3敗 > +0.19  +0.15 -0.20  -0.02  
 +0.29  +0.28  +0.41  +0.30
 +0.51  +0.24 
 -0.15  +0.30  +0.55  +0.33 +0.26  +0.19 +0.70  +0.60 +0.11
 $28.7 DISH
 10勝7敗 > -0.27  +0.26  +0.49  
 -0.08   +0.17  +0.10  -0.11 
  +0.12
  -0.18  
 +0.14  -0.07  +0.22  +0.36 -0.19  +0.42  +0.90  
 -0.04  
 $28.6 IDPH
 9勝7敗 > +0.20  
 -0.07  +0.33  
 -0.20  -0.20  
 +0.50  -0.20  +0.23
 +1.63  +0.27 
 -0.10  +0.24  -0.22  
 +0.48  -0.10  
 +0.86 
 $27.0 ADBE 
 11勝7敗
 > -0.26   +0.76  +0.30  +0.56  -0.09  +0.19  +0.35  
 -0.08 
 -0.18  
 +0.22  +0.37 +0.10  +0.14  +0.33 -0.04 -0.03  
 +0.65  -0.17
 $26.3 PAYX
 10勝2敗
 > -0.01 +0.34  +0.35  +0.64 +0.13  -0.06  +0.26  +0.32  
 +0.74  +0.70  +0.90  -0.08  
 $24.2 USAI 
  8勝5敗
 > -0.05   +0.32  +0.46  -0.08  
 +0.31  -0.04  +0.23  +0.43
 -0.08  -0.04  
 +0.16  -0.12  +0.26  
 $22.9 SBUX
  15勝4敗
 > +0.08  +0.18  +0.12  +0.06  +0.54 -0.07  
 +0.15  +0.21 +0.45 +0.11  +0.18  +0.15  -0.03  -0.12  
 +0.26  +0.10  
 -0.02  +0.12 +0.18  
 $22.4 MCHP 
 10勝5敗
 > +0.63  +0.43  -0.11  +0.42  
 -0.12  +0.79  +0.27  +0.46  +0.59
 -0.14  
 +0.28  -0.13  -0.04  +0.49  -0.18 
 $21.2 MOLX 
 7勝5敗 >  -0.05  +0.11  +0.12 +0.28  -0.03   +0.09  
 -0.15  +0.31
 +0.40  +0.16 
 -0.30  -0.20 
  
 
 320トレードのトータル合計プロフィット +65.96ポイント 勝率63.75%
 プロフィットに対するロスの割合 16.79%
 204トレードプロフィット合計 +79.27ポイント
 1トレードの平均プロフィット +0.388ポイント
 
 ロス116トレード合計 -13.31ポイント
 1トレードの平均ロス -0.12ポイント
 (手数料合計11.2ポイントはトータル合計プロフィットの計算外)
 
 
 
 今回も当然エクセルで計算。
 ロスの回数の勘定で3回もやり直し。(笑)
 
 
 








 
 長いなあ。(笑)
 
  
 
 まとめるとナスダック100銘柄は・・
 3分足
 
 320トレードのトータル合計プロフィット +65.96ポイント 勝率63.75%
 プロフィットに対するロスの割合 16.79%
 204トレードプロフィット合計 +79.27ポイント
 1トレードの平均プロフィット +0.388ポイント
 
 ロス116トレード合計 -13.31ポイント
 1トレードの平均ロス -0.12ポイント
 (手数料合計11.2ポイントはトータル合計プロフィットの計算外)
  
 30分足
 
 47トレードのトータル合計プロフィット +9.61ポイント 勝率67.8%
 プロフィットに対するロスの割合 27.9%
 28トレードプロフィット合計 +13.33
 1トレードの平均プロフィット +0.476ポイント
 
 ロス19トレード合計 -3.72ポイント
 1トレードの平均ロス -0.195ポイント
 (手数料合計1.645ポイントはトータル合計プロフィットの計算外)
  
 
 
 モストアクティブ銘柄は・・
 3分足
 
 156トレードのトータル合計プロフィット +22.38ポイント 勝率56%
 プロフィットに対するロスの割合 17.2%
 100トレードプロフィット合計 +28.150
 1トレードの平均プロフィット +0.281ポイント
 
 ロス56トレード合計 -4.85ポイント
 1トレードの平均ロス -0.09ポイント
 (手数料合計5.495ポイントはトータル合計プロフィットの計算外)
 
  
 30分足
 40トレードのトータル合計 +7.2ポイント  勝率73.91%
 プロフィットに対するロスの割合 32.26%
 プロフィット22トレード合計 +10.63ポイント 
 
 1トレードの平均プロフィット +0.483ポイント
 
 ロス18トレード合計 -3.43ポイント
 1トレードの平均ロス -0.19ポイント
 (手数料合計1.4ポイントはトータル合計プロフィットの計算外)
  
 
  
 
 30分足と3分足のタイムフレームで、モストアクティブ銘柄とそれ以外のナスダック100銘柄の合計42銘柄を総あたりで30日間テストするという作業がやっと一段落した。
 
 結果をこうしてWEBで公開することで「一般的に思い込まれていた事実」が違っていたり、誤解されていた部分がよくおわかりになるだろう。
 
  
 
 長いタイムフレームでのトレードの利点を上げてみると、経験が少ない人には執行が容易だという点が、まずあげられるだろう。
 
 執行の際に1セントにこだわる必要がないからだが、これは熟練度が上がれば、問題ではなくなるポイントだ。
 
 さらに単純な利益幅でいえば、長時間ホールドすると、ゲインの面で有利な「気がする」だろうが、それだけの忍耐力と、判断が出来るトレーダーは非常に少ないのが現実だ。
 
 恐怖感から、早くに脱出してしまうと、長時間ホールドのメリットは全くなくなってしまう。
 
 またエントリーまでの待ち時間での上昇分のゲインが少なくなるという、思わぬデメリットも生じる。
 
 長いタイムフレームだと、トレンドがはっきりわかる気がするが、逆に長いトレンドが続かないマーケットでは、それが裏目に出ることもある。
 
 またトレンドが急に変化すると、不利になってくる。
 
 長いタイムフレームを使いローリスクな条件でエントリーするよりも、ハイリスク条件でも短いタイムフレームでエントリーした方が、何倍ものゲインが得られることを、このテストは物語っている。
 
  
 
 その秘訣は、カットロス。
 
 ロス幅を薄くすることができるのは、短いタイムフレームでのトレードだからだ。
 
 モーメンタムの動きをキャッチできれば、トレンドフォローよりも大きなゲインが得られる。
 
 その強力なツールが、クイックスキャン・システムというわけだ。
 
 間違ったトレードを是正するための最初のステップはトレンドフォロー。
 
 次のステップでゲインを上げようとすれば、資金量を増やすことだ。
 
 または、短いタイムフレームを使うこと。
 
 これが現在のマーケットの姿なのだ。
 
 
 トレードはマーケットの変化に合わせて、変えてゆかなければならない。
 
 一度ついた習慣や思いこみを常に客観的に検証し、間違いがあればそれを正す勇気を持ち合わせたいものだ。
 
  
 
  
 
 
 0311 Tues.
 
 3日間の日本株セミナーが終了。
 
  
 
 

 
 
 ハイライトとなったライブWATCHでは、今回セミナーで初めて使用したモジュールの効果?のためか、突然実口座でトレードをする方も出現。
 
 
 
 
 脱出のポイントを指示する筆者
 
 
 いやあ、ビックリした。損を出してもらっちゃ困るからね。(笑)
 
 また、クイックスキャンモジュールを使いこなす、という明確な目標ができたたためだろうか、緊張と熱気がいつも以上に溢れるセミナーとなった。
 
 
 
 
 みなさん、かなりお疲れになったことでしょう。
 
 大量の情報を短期間でこなそうとすると大変ですから、どうか無理をしないで、ご自分のペースで取り組まれますように。
 
 
 
 
 昨日はセミナー終了後、数人で渋谷へ。
 
 知人のライブをちょっと覗きに行ってきたが、たまにはいいものだ。
 
 カウンターでウォッカを一杯引っかけて、その後数人で食事をしながら、リラックス。
 
 いい気分転換になった。
 
 ここんところ、パソコンのキーボードばかりを相手にしていて、音楽のキーボードからはちょっと遠ざかっていたからなあ・・
 
 セミナーと連日のバックテストでちょっと、くたびれモード。
 
  
 
 バックテストと表示期間
 
 
 バックテストは過去に遡ってテストをする必要があるのだが、リアルティック・CQGとも日付指定で該当のイントラチャートを表示することができる。
 
 日付指定で、その日から何日間かを遡って表示させるということができる。
 
 
 リアルティック
 
 1分・3分足-10マーケットデイ
 
 5分足・10分足-14マーケットデイ
 
 15分足-22マーケットデイ
 
 日足・数字で入力すると約2200日・1996年のはじめまで遡ることができる。
 
 週足・月足も1996年のはじめまで。
 
 
 
 CQG
 
 30分、60分、120分足  12月初旬くらいまで  計60マーケットデイ
 
 さらに短い分足      1月初旬くらいまで  計40マーケットデイ
 
 日足だと、CQGはかなり過去まで遡ることができる。
 
 ダウは前世紀の初頭までとかいうように、かなり長い期間を表示させることができる。
 
 
 
 
 
 ただ移動平均線は描画に必要な期間分が必要になるため、実質的な分析可能な期間は短くなる。
 
 バックテストをするには、CQGでも現時点での倍の期間くらいを表示させたいところだ。
 
 だが、そうなると提供する側からすれば、サーバーへ溜めておくデータが膨大になるし、チャートの表示が重くなり過ぎたりする。
 
 だから表示期間と、データの重さのバランスを考えると、この程度がちょうどいいバランスだと考えているのだろう。
 
 特にリアルティックの表示期間が短いのは、イントラデイトレード用に特化してあるためかも知れない。
 
  
 
 クイックマジックプレイの検証
 
 2003年3月7日からさかのぼって30トレードデイ
 
 (High Risk モジュールでモストアクティブ20銘柄をバックテスト)
 
 シンボルの前の数字は7日の終値(小数点以下2位は四捨五入)
 
 
 3分足チャートによる NASDAQ Most Active 銘柄
 
 $79.9 EBAY
 +0.7 4勝1敗
 > +0.07  +0.17 +0.13   +0.36  -0.03  
 
 $55.7 AMGN
 +3.53 9勝
 > +0.15  +0.16 +1.04  +0.91 +0.12 +0.12 +0.05 +0.34 +0.64 
 
 $36.8 GILD
 +1.85 4勝2敗
 > +0.16 -0.09  
 +0.11 +0.69  +1.03 
 -0.05
 
 $36.0 QLGC
 +1.85 5勝4敗
 > +0.39
 -0.12 +0.08 +0.32 +0.41 +0.65 -0.04 -0.17 -0.09
 
 $35.2 QCOM
 -0.12 4勝4敗
 > +0.24 -0.20  -0.26  -0.06  -0.09 +0.16 +0.09 +0.24
 
 $34.3 MXIM
 +2.14 5勝2敗
  > -0.03  +0.33  +1.0  +0.16 +0.66 -0.3 +0.32
 
 $33.8 KLAC
 +0.86 5勝3敗 > -0.33 +0.19 -0.03  +0.08  -0.33  
 +0.24  +0.58 +0.46
 
 $39.6 CMCSK
 +0.04  2勝4敗 > +0.19 -0.09 -0.1  -0.06  -0.04  +0.14  
 
 $26.7 DELL
 +1.82 7勝2敗
  >  +0.91 +0.32  
 -0.05 +0.05 
 -0.07 +0.2 +0.13 +0.21 +0.12
 
 $26.6 NVLS
 +0.53 3勝4敗 > 
 +0.1  -0.06  +0.25  -0.03 -0.08 -0.01 +0.36
 
 $23.6 MSFT
 +0.28 4勝5敗  > -0.05  +0.07  +0.23  +0.11 -0.09  
 +0.16 -0.01 -0.14 -0.11
 
 $22.7 XLNX
 +0.14 3勝1敗  > +0.16  +0.19 +0.19 -0.13 
 
 $22.5 MCHP
 +2.97 7勝1敗  >+0.67 +0.46 -0.11
 +0.45 +0.07 +0.85 +0.34  +0.24 
 
 $19.6 YHOO
 +1.53 9勝2敗+0.18 +0.16 +0.05 +0.07 +0.23 -0.02 
 +0.35 -0.04
 +0.09 +0.39 +0.07 
 
 $17.0 UTSI
 +1.78 6勝3敗 > -0.04   +0.24  +0.28  +0.15  +0.25 +0.4 -0.01 
 +0.51
 -0.09
 
 $16.8 VRTS
 +1.09 4勝3敗  > +0.11 +0.49 
 -0.10 -0.04 +0.17 -0.07 +0.43 +0.1
 
 $16.0 INTC
 +1.01 6勝3敗 > +0.12 -0.05  +0.04  +0.25 
 -0.09 +0.43 +0.09 +0.22
 -0.05
 
 $14.3 BRCM
 +0.62 4勝4敗 > -0.09  -0.05  +0.09 +0.04 +0.25 +0.5 -0.09 -0.03
 
 $13.2 CSCO
 +0.44 4勝5敗 > -0.07  +0.14  +0.23 
 -0.06  +0.16 -0.05 -0.05 
 +0.23
 -0.09
 
 $12.1 NXTL
 +0.37 4勝3敗
 > +0.11  -0.04  +0.08 +0.04  -0.13 -0.05 
 +0.39
 
  
 
 156トレードのトータル合計プロフィット +22.38ポイント 勝率56%
 
 プロフィットに対するロスの割合 17.2%
 
 100トレードプロフィット合計 +28.150
 
 1トレードの平均プロフィット +0.281ポイント
 
 
 ロス56トレード合計 -4.85ポイント
 
 1トレードの平均ロス -0.09ポイント
 
 (手数料合計5.495ポイントはトータル合計プロフィットの計算外)
 
  
 
 
 今回は数が多いから電卓計算はハナからやめてエクセルで計算。
 
 手計算だとエライ目に遭うところだった。(笑)
 
 
 




 
 
 勝率56%というのは、ロスの回数が多いからだ。
 
 そこでそのロスの数字を注意深くチェックすると・・
 
 ローソク足の基準判定を $150 以下に制限すると、ロスが激減する。
 
 赤い数字で、$150 以上のものを除外するとロスカットのケースは、56トレードから 5 トレード!!に激減する。
 
 56トレードの4850ドルのロスから、5トレードの、$330・$330・$300・$260・$200 の合計1,420ドルのロスへと激減することになる。
 
 普通はこうした値幅をパターン認識で除外するのだが、値幅制限をかけていない、ハイリスクモジュールだからこれは仕方がない。
 
 日本株だと、単位株によって違ってくるから一定幅を設けるのは非常に難しいのだけれど、米国株の場合、3分足チャート専用のモジュールを作成して制限をかければ、勝率は飛躍的に向上するはずだ。
 
 ただ、勝ちトレードも減るかも知れない。
 
 これは3分足チャート専用のモジュールを作成して、テストをしてみる価値がありそうだ。
 
 
 
 
 
 0310 Mon.
 
 クイックマジックプレイの検証
 
 30分のローソク足でのテスト
 
 何故30分チャートで、テストをするのか?
 
 セミナーを受けられた方は、おわかりになると思うが、その仕組みを考えると、これはまさに「30分ギャッププレイ」のテスト。
 
 さらにローリスクモジュールを使っているから、トリプルセットアップ条件でのみパターンが出るというわけだ。
 
 さてどうなったか?
 
 ↓
 
 2003年3月7日からさかのぼって30トレードデイでテスト。
 
 (30min Low Risk モジュールでモストアクティブ20銘柄をバックテスト)
 
 シンボルの前の数字は7日の終値(小数点以下2位は四捨五入)
 
 Most Active 銘柄
 
 
 $79.9 EBAY +0.75 2勝2敗
 > +0.50  -0.42   +1.03  -0.36  
 
 $55.7 AMGN +0.89 2勝
 > +0.44  +0.45
 
 $39.6 CMCSK パターンなし
 
 $36.8 GILD +0.54 1勝 > +0.54
 
 $36.0 QLGC -0.24 1勝3敗
 > -0.32 -0.47  +0.75  -0.20
 
 $35.2 QCOM -0.56 3敗
 > -0.29 -0.09  -0.18
 
 $34.3 MXIM +2.73 4勝
 > +0.20  +1.33  +0.20 +1.00
 
 $33.8 KLAC +0..49 1勝 > +0.49  
 
 $26.7 DELL +0.21 1勝
  >  +0.21
 
 $26.6 NVLS +0.47 2勝2敗 > -0.1
  +0.44  +0.28
 -0.15  
 
 $23.6 MSFT -0.22 1敗  > -0.22  
 
 $22.7 XLNX +0.12 1勝  > +0.12  
 
 $22.5 MCHP パターンなし
 
 $19.6 YHOO +0.81 2勝1敗 > +0.73 +0.24  -0.16  
 
 $17.0 UTSI -0.09 1敗 > -0.09  
 
 $16.8 VRTS +0.73 2勝 > +0.45 +0.28
 
 $16.0 INTC +0.51 1勝1敗 > -0.03  +0.54
 
 $14.3 BRCM -0.15 2敗 > -0.09  -0.06
 
 $13.2 CSCO -0.2 2敗 > -0.08 -0.12
 
 $12.1 NXTL +0.41 2勝 > +0.36  +0.05
 
  
 
 トータル合計 +7.2ポイント  勝率73.91%
 
 プロフィットに対するロスの割合 32.26%
 
 プロフィット22トレード合計 +10.63ポイント 
 
 1トレードの平均プロフィット +0.483ポイント
 
 
 ロス18トレード合計 -3.43ポイント
 
 1トレードの平均ロス -0.19ポイント
 
 (手数料合計1.4ポイントはトータル合計プロフィットの計算外)
 
  
 
 30min Low Risk モジュールで、モストアクティブ銘柄以外
 
 のNASDAQ100の22銘柄をバックテスト
 
 2003年3月7日からさかのぼって30トレードデイ
 
 シンボルの前の数字は7日の終値
 
 NASDAQ100  銘柄
 
 $54.1 ERTS +0.92 1勝1敗 > +0.98  -0.06 
 
 $48.3 INTU +0.02 1勝1敗 > -0.11  +0.13
 
 $48.5 PCAR -0.25 1勝2敗 > -0.29  +0.20  
 -0.16  
 
 $35.8 CHIR -0.08 1勝1敗
 > +0.22  -0.30  
 
 $34.4BGEN +3.69 4勝  > +0.42  +0.35 +1.03 +1.89
 
 $31.7 MERQ -0.27 1敗 > -0.27 
 
 $32.4 CTAS  +1.49 2勝  > +0.86   +0.63
 
 $31.5 BBBY  +1.51 2勝1敗 > +0.87  
 -0.34  +0.98
 
 $31.1 GENZ +0.5 2勝 > +0.45 +0.05  
 
 $30.6 MEDI  -0.17 1敗 > -0.17  
 
 $30.3 FISV  +0.11 1勝1敗 > +0.39  -0.28 
 
 $30.0 LLTC  +0.35 2勝1敗 > -0.08  +0.24  +0.19
 
 $29.8 BMET  -0.73 3敗 > -0.18  -0.21 -0.34
 
 $29.1 COST  +0.99 2勝1敗 > -0.22  +0.69  +0.52
 
 $28.7 DISH  -0.21 2敗 > -0.10  -0.11 
 
 $28.6 IDPH  -0.14 1勝2敗 > -0.11  +0.47 
  -0.22  
 
 $27.0 ADBE  +0.24 1勝 > +0.24  
 
 $26.3 PAYX  +0.67 2勝 > +0.14  +0.53
 
 $24.2 USAI  +0.60 1勝 > +0.60  
 
 $22.9 SBUX  +0.31 2勝 > +0.07  +0.24  
 
 $22.4 MCHP パターンなし
 
 $21.2 MOLX  +0.68 2勝1敗 > +0.40  -0.17
 +0.45 
 
 
 トータル合計プロフィット +9.61ポイント 勝率67.8%
 
 プロフィットに対するロスの割合 27.9%
 
 28トレードプロフィット合計 +13.33
 
 1トレードの平均プロフィット +0.476ポイント
 
 
 ロス19トレード合計 -3.72ポイント
 
 1トレードの平均ロス -0.195ポイント
 
 (手数料合計1.645ポイントはトータル合計プロフィットの計算外)
 
  
 
 
 エクセルを使わずに、電卓計算。
 
 なわけで、合わずに2回検算をしている。(笑)
 
 ならエクセルを使えば良かった。<あとの祭り。
 
  
 
 Most Active 銘柄の勝率 73.91% 
 
 20銘柄で30トレードデイだから、延べでは600トレードデイということになる。
 
 そして、パターンの出た回数が40トレード。
 
 パターンにはまる頻度は約6.6%。
 
 
 
 Nasdaq 100 銘柄の勝率は 67.8%。
 
 だから、Most Active の方が勝率が少しだけいいことになる。
 
 こちらは22銘柄で30トレードデイだから、延べでは660トレードデイ。
 
 そして、パターンの出た回数が47トレード。
 
 パターンにはまる頻度は約7.8%。
 
  
 
 プロフィットの計算だが、負けたときはルール通りの位置で、カットロスをするという前提で計算している。
 
 また、ここで入るとローソク足の巾が狭過ぎて「明らかにカットロスになるだろう」というケースで機械的にエントリーしているものも、すべて計算に入れている。
 
 カットロス幅が小さ過ぎるロス幅のトレードがそれに該当する。
 
 実際のトレードではもっと短いタイムフレームのローソク足で、目視でのダブルチェックをするから、こうした無駄なロスはなくなるだろう。
 
 利益が出た場合にオーバーナイトをした方が明らかに利益が上がるというケースでも、イントラデイで手仕舞うという条件で計測している。
 
 また利益はプロフィットゾーンの数値として計算しているから、実際のトレードではプロフィットゾーンの80%ほどしか獲れないだろう。
 
  
 
 勝率は、こういうバックテストをする前の、実際にマーケットを見続けてきた私自身の感触とほぼ一致する。
 
 「やはりそうだろうね」といったところ。
 
 ローリスクモジュールだから、勝率が高くなるのは当然で、これがローリスクのローリスクたるゆえんだ。
 
 だが、勝率の数字がいいものが、絶対的によいトレード方法だ、とはいい切れない。
 
 単なる勝ちトレードの数と負けトレードの数の比較だからね。
 
 ローリスクモジュールの欠点は安定性の裏返しで、エントリーのチャンスが少なくなること。
 
 だから利益を大きくするためには、投下する株数や枚数を増やすことで、パフォーマンスを上げることができるだろう。
 
  
 
 これは当然のことで、エントリーの条件を緩めると、チャンスは増えるが負ける割合も増える。
 
 エントリーのチャンスを増やし、カットロスの際のロスをどれだけ減らすことができるか。
 
 これが、トレードではキーとなるのだけれど・・
 
  
 
 最近のマーケットパターンは、30分までにブレイクアウトするケースが多いから、30分ギャッププレイは「かなり不利」な状況だと言える。
 
 だがそれでも、これだけの結果が出ている。
 
 トリプルセットアップのギャッププレイの安定度が、勝率に表われているといえるだろう。
 
 ただ総ゲインが少ないのがちょっと不満。
 
 それにプログラムだから、融通が利かないしなあ。(笑)
 
 
 
 こうしたクイック系のプレイは、もっと短いタイムフレームの方が、利益は大きくなると思う。
 
 クイック系はもともとそのためのプレイなのだから、当たり前なのだけれど。
 
 なわけで、もっと短いタイムフレームのテストも予定している。
 
 さて結果がどうなるか楽しみだ。
 
 乞うご期待。 
 
  
 
  
 
 
 0309 Sun.
 
 オフィスの回線スピードテスト
 
 Goo のスピードテストで自宅と、オフィスのの回線速度を計測。
 
 このサイトは当サイトの「一般リンク」にあります。
 
 
 
 まず自宅の光ファイバー回線から。
 
 1万人中の1000位だから、早い方から大体10%くらいのところに位置しているというわけだ。
 
  
 
 で次はオフィスの光ファイバー回線。
 
 
 
 1万3千人あまりのうちの、200位だから上位の1.5%内ということになる。
 
 以前のオフィスは、自宅の回線より遅かったが、実測でこれくらいの速度が出ていれば、「なかなか早い回線だ」と断言してもいいだろう。
 
  
 
 確かにWEBへのアクセスでも、オフィスの方が明確に早い。
 
 まあ、パソコンの処理速度もオフィスのは2.8ギガ相当のCPUで、自宅は1.8ギガと、かなり違うのだけれど。
 
 それに測定時間が違うから正確な比較ではないけれど、まあどれくらいの速度かという目安にはなるかな。
 
  
 
  
 
 不思議な球
 
 シアトルのマウンテンバイクおやじからのご紹介。 
 
 やり方を間違うとダメです。
 
 わたしは最初ちょっと勘違いしていましたが、手順通りやれば、まさにその通りになります。
 
 うーん。
 
 どうしてそうなるのでしょうか?
 
  
 
 全てアタマの中での作業です。
 
 二桁の数字、例えば88のように、自分の好きな数字を選びます。
 
 その合計数( 8+8+=16)を 88から引くと = 72
 
 72の横にあるシンボル(この場合四角)を数秒注目してください。
 
 
 
 上は下のURLをクリックすると表示される画面の縮小画面。
 
 ↓ ここの球をクリックすること。上のではない。
 
 
 http://mr-31238.mr.valuehost.co.uk/assets/Flash/psychic.swf
 
 ↑
 
 そして、ブルーの玉をクリックすると・・
 
 あなたが見ていたシンボルが浮き出ます。
 
 ポインターを数字のどこに動かす必要はありません。
 
 TRY AGAINのボタンを押して何度やっても、見つめたシンボルが出ます。
 
 不思議ですね。
 
  
 
 例その2
 
 41なら4と1だから5、それを 41 からマイナスします。
 
 41- 5 = 36
 
 36の横の記号を見つめて・・
 
 ブルーの玉をクリックします。
 
 
 
  
 
 ハッチさんへ
 
 **です。 こんにちは。
 
 COOLの『不思議な球』の件ですが、カラクリが分かりました。
 
 (すでに他の方から、続々と報告が入っているかもしれませんが・・・)
 
 最初は、ボクもやってみて『こ、これはなんだ!』とビックリ仰天しましたが
 何か種があるに違いないと思い、冷静に考えてみたら判明しました。
 
 トレードと同じく、『パニックに陥らず、冷静に対処するべし!』ということが重要ですね〜。
 
 それでは、以下カラクリの説明です。
 
 <<カラクリ>>
 
 例えば、2桁の数として『AB』を頭に描いたとします。
 
 次に計算する訳ですが、この計算は以下の通りになります。
 
  (10×A+B) − (A+B) = 9×A
 
  (ここで、A,Bはそれぞれ1〜9の整数)
 
 つまり、思い浮かべた2桁の数字のうちの、『先頭の数字A』が同じであれば、Bの数字はどんな値でも、計算結果は同じになります。
 
 より具体的に言えば、
 
 ★ 10〜19までの数字を頭に描いた場合、上記計算式でいうと、
    A=1なので計算結果は、全て『9』になる。
 
 ★ 同様な計算をすると、
    ・ 20〜29 の計算結果(A=2)  ⇒ 全て 『18』
    ・ 30〜39 の計算結果(A=3)  ⇒ 全て 『27』
    ・ 40〜49 の計算結果(A=4)  ⇒ 全て 『36』
    ・ 50〜59 の計算結果(A=5)  ⇒ 全て 『45』
    ・ 60〜69 の計算結果(A=6)  ⇒ 全て 『54』
    ・ 70〜79 の計算結果(A=7)  ⇒ 全て 『63』
    ・ 80〜89 の計算結果(A=8)  ⇒ 全て 『72』
    ・ 90〜99 の計算結果(A=9)  ⇒ 全て 『81』
 
 上記の計算結果より、『頭に浮かべた2桁の数字の計算結果は、
 
 9,18,27,36,45,54,63,72,81 の9種類のどれかの数字になる』ことが分かります。
 
 そして、数字とシンボルの対応表では、上の9つの数字部分に同じシンボルを入れておき、その他の関係ない数字には適当なシンボルをいれておけば、今回のような、『驚くべき』結果になるということが分かります。
 
 言われてみれば、な〜んだ!という感じですが、すぐには見破れませんでした。
 
 ということで、ご報告終わります。
 
 
 ありがとうございます。
 
 トレーダーらしい冷静な分析です。
 
 
 
 
 
 0308 Sat.
 
 理想の朝飯
 
 
 皆さんは「うまい朝ご飯」というと、何を想像されるだろうか?
 
 想像できないという人もいるだろう。
 
 何故なら「うまい朝ご飯」には、大敵が3つあるために、なかなか実現が難しいからのだ。
 
 その大敵とは?
 
  
 
 第一に時間。
 
 何品もあるいわゆる贅沢な朝飯だったとしても、普通食べる時間がないのが現状だ。
 
 第二に費用。
 
 理想的な朝飯は、それなりに時間がかかるから、つまりはコストもかかるというわけだ。
 
 第三は面倒さ。
 
 起きがけには、無精になったり手抜きをしがちだがこれはカミサンがいても同じことで、どうしても頭のエンジンがかからないうちは、「面倒」がすべてに優先されることになる。
 
  
 
 だが朝飯は非常に大事なことは百も承知だし、事情さえ許せば、贅沢な朝飯は、いくらでも食べられるものなのだ。
 
 何故なら、旅先で食べるきちんとした和食は、総じて非常にうまいはずだ。
 
 何品もあるおかずを平らげて、挙げ句の果ては、ご飯のお代わりもするはずだ。
 
 だから、食べる側からすれば、条件さえ揃えばこうした朝食を毎日食べたいところだ。
 
  
 
 だが毎日の生活の中での現実がある。
 
 この現実と理想のギャップをどう埋めるか?
 
 体にも良くて、以上のような条件を考えた上での、バランスの上に成り立つ理想的な朝食とは、どういうものなのだろう?
 
 これは私は長年取り組んできた課題でもある。
 
 というとちょっと大げさだけれどね。(笑)
 
  
 
 まず第一段階。
 
 手始めに野菜ジュース。
 
 りんご・セロリ・ニンジン各1個を、ジュースにして必ず飲む習慣をつける。
 
 これで、体調や体質は劇的に改善される。
 
 時間がなければこれだけでもOKだ。
 
 最近はパワージューサーを使っている。
 
 これは、朝食として最低限死守しなければならないラインだと思う。
 
 朝食をこれだけで済ませたい人は、この分量でOKだ。
 
  
 
 これ以外に朝食を取る人は、材料の量を半分にしてもいいだろう。
 
 あとはヨーグルトやバナナをプラスすればいいだろう。
 
 腹持ちが悪ければ、あとはパンやご飯など何でもOKだ。
 
 外食などで不足する栄養素のほとんどを、このジュースでもって、朝のうちにカバーしてしまうことができる。
 
 これさえも面倒だという人は、健康な人生をあきらめること。
 
 これを継続させることができれば、次のステップへ進むことができるだろう。
 
 
 
 
 
 醤油
 
 で次のステップとして、まず最初に揃えなければならないのは「うまい醤油」だ。
 
 和食の世界では、醤油は必ず使う。
 
 アメリカのレストランで、少々まずいものが出ても、うまい醤油さえ持っていれば、全く問題ない。
 
 それほどうまい醤油は強力なのだ。
 
 だがほとんどの人は、本物の醤油の味を知らないはずだ。
 
 
 別の機会に書くが、上質な「卵・海苔・鰹節」は「米」と非常によく合う。
 
 その上質な「卵・海苔・鰹節」の味をさらにギャップアップさせてくれるのが醤油。
 
 醤油もポルシェクラスになると、多少高いけれど、醤油だから、車に比べればたかが知れている。
 
  
 
 最高級の醤油は、まず香りが違う。
 
 このクラスになると吸い物に数滴落とすと言う使い方もできるし、焦げたときの香りも、並の醤油とは別ものだ。
 
 上質な醤油の香りには、良質なブランデーやウイスキーに含まれる、かすかなアーモンドやパイナップル、バラなどの香りが含まれている。
 
 特にバニラの主成分のバニシリンが最も多く、塩辛い漬け物などに醤油をかけると、しょっぱさがまろやかになるのは、この成分の働きによるものだ。
 
 欧米にはいろいろなソースがあるけれど、日本では他のソースの発達する余地がないほど、醤油が「完全なソース」の役割を果たしてきた。
 
 欧米のソースは素材の弱点を補うために使われる。
 
 だが醤油は、料理の味を引き出したり、引き立てたり、素材の隠し味となったり、様々な役割を果たすことができる。
 
 これは、醤油の持っているポテンシャルを証明するものだろう。
 
  
 
 そこで、お勧めはこれ。
 
 カネモリ醤油の「木桶魂」
 
 醤油の旨みを極限まで引き出した醤油だ。
 
 中国地方の麦を使い、厳選された大豆と、赤穂の天塩を使っている。
 
 仕込み蔵は80年間に造られた吉野杉の木桶。
 
 この醤油は、日本酒のように、「蔵」で熟成されている。
 
 醤油の仕込み時に塩水の替わりに、弊社木桶で熟成されて絞っただけの醤油(生揚げ醤油)を加え、合計3年以上熟成された再仕込み醤油が「木桶魂」。
 
 このクラスの醤油を作っているところは日本全国でも 2,3社だけ。
 
  
 
 この醤油の威力を知る方法その一。
 
 まずご飯はできるだけ「いい米」を用意して、タイマーで炊いておく。
 
 時間がないから、起きてから米を研いで・・なんていうのは、所詮長続きしないだろう。
 
 タイマーを使う多少の味の低下は、時間・手間・継続できるか、というファクターとのバランスの問題で、不問にしなければならない。
 
 その分、うまく炊きあがる「炊飯ジャー」を使うというバランスのとり方もあるだろう。
 
  
 
 そして「うまい生卵」にこの醤油を混ぜる。
 
 そして、うまい炊きたてのご飯へ、この卵をかけた「卵ご飯」を食べてみることだ。
 
 「おかず」なしで、丼一杯のご飯はいけるはずだ。
 
 さらに、うまい海苔と、うまい鰹節、うまいみそ汁があれば、極上の和朝食となるだろう。
 
  
 
 
 0307 Fri.
 
 
 トータル・フィアーズ
 
 「宣戦布告」のあとの口直し?に見たビデオ。
 
 レンタル期間は3泊4日。
 
 原作はトム・クランシーの「恐怖の総和」
 
 主演は、あの駄作「パールハーバー」の主役「ベン・アフレック」。
 
 あいかわらず、何となく「ボーっとした性格」という印象の役者で、個人的にはもう少しキリッとした役者がいいと思う。
 
 で、脇役としてモーガン・フリーマンがサポート。
 
 彼の存在感でこの映画は50%アップの感あり。
 
 原作の著者トム・クランシーはプロデューサーも兼ねているようで、何といってもこの映画のコアになるのは脚本のよさ。
 
 アメリカだけをひいきすることなく、公平に描けているし、これくらいのレベルになると、複数のストーリーが交錯してとても面白いし、第一安心して物語に没頭できる。
 
 核爆発の恐怖ではなく、国際緊張と全面戦争の恐怖が主題なので、爆発に関しては、あまり深く触れていないのは仕方のないところだろう。
 
 アカデミー賞18回ノミネートの記録を誇る大ベテラン、ジェリー・ゴールドスミスの音楽も、映画によくマッチしている。
 
 製作チームは軍と政府関係者、特に国防総省から、F16、B2、ブラックホーク・ヘリといった戦闘機の撮影許可をとりつけ、空中司令センターが実際に、離陸・飛行・燃料補給 しているシーンをカメラにおさめることができたという。
 
 大統領が海兵隊に救出されるシーンでは、ペンシルバニア州ウィローグローブの予備軍から海兵隊一部隊を配員したCH53ヘリコプター3機が貸し出され、美術チームには、ペンダゴン、ホワイトハウス、空中司令センターの取材を広範囲に行う許可が与えられたという。
 
 軍の監視のもと、これらの施設の写真撮影やスケッチを行った美術チームは、ホワイトハウスの緊急司令室や食堂、ペンタゴンの管制センター、緊急用直通電話室などのセットを、装飾のディテールにいたるまで、実物そっくりに再現したというが、その本物感は映画に圧倒的なリアリティーを与えている。
 
 主演の「ベン・アフレック」は、バージニア州ラングレーにあるCIA本部まで出向き、25年間の現場活動経験を持つCIAのベテランの案内で施設内を見学、本物のロシア分析官と面談する機会を得たという。
 
 さらにハイライトとなるスーパーボールの試合場面は、3日間にわたり、モントリオールのオリンピック・スタジアムで撮影された。
 
 場面に現実味を持たせるため、製作陣は、NFLのベテラン審判ジェリー・マクブライトを技術顧問に起用。
 
 ブリティッシュコロンビア・ライオンズの元花形スターで、現在スタント・コーディネイターとして活躍するテリー・J・レナードが、実際のフットボールチーム、モントリオール・アルエッツとトロント・アルゴノーツを呼び寄せ、数万人のモントリオール市民 のエキストラの前で、シカゴ・ロケッツ対アラバマ・ゲイターズ(どちらも架空のチーム)の試合を演じさせたという。
 
 こういうこだわりと、十分な予算がこの映画に圧倒的な現実感を与え、見るものを感動させる原動力となっているのだろう。
 
 だが、この映画はこうした物量作戦だけが売り物ではない。
 
 冒頭のフェイクで観客を一気に引きずり込み、その後はたたみ込むように、物語を展開させる手法は、さすがにうまいというか、これぞプロの仕事だと思う。
 
 感激と興奮は見る側の予想を裏切り、展開を安易に予測させないシナリオから生まれる。
 
 こうした要素のバランスや展開のスピードなどといった点からこの映画を見ると、超一流作品と言っていいだろう。
 
 おかげさまで、欲求不満解消。(笑)
 
  
 
 重いものばかりを見たので、ちょっと軽めの作品をということで・・
 
 
 アレック・ボールドウィン主演スティール
 
 ちょっとセコイかなという盗みのプロ?であるマッキン(アレック・ボールドウィン)はマフィアのボスから請け負った 仕事の途中で、仲間に嵌められて大騒ぎというストーリーだ。
 
 盗みのプロフェッショナル、大物マフィア、女刑事が繰り広げる、いわゆるマフィアもの。
 
 と言っても全体に軽く、肩の凝らない作り。
 
 アレックの代表作ではないけれど、それだけにあまり力が入らずに、ちょっと洒落ていて、あまりハラハラすることもなく、タラーンとして楽しめるっていうなかなか捨てがたい味だ。
 
 こういうノリは日本の映画では出せない、ハリウッド映画ならではのものだ。
 
 アレックの映画は大体が、「いい女」がらみのものが多いのだけれど、この作品はどういうわけか、女性はアレックを捕まえようとする刑事だけで、特にアレックとの絡みはないというちょっと珍しい作り。
 
 そっちを期待する向きにはちょっと物足りないかも知れないけれど、これはこれで面白かった。
 
 アレックのちょっと悪っぽい、言い換えれば「ビッチ」の入り具合が、とてもよろしいのでありました。
 
  
 
 
 モテる条件
 
 アレックにはいい女がらみのものが多いと書いたけれど、何故ならアレックはいつもモテるからだ。
 
 もちろん映画のヒーローだから当然なのだけれど、何故モテるのか?
 
 一口に「いい女」「いい男」といっても個人差というか好みがあって人それぞれ。
 
 「いい女」で「いい男」なのかの定義は、日米では少し傾向が違うようだ。
 
 日本人の女性は、多少のことは我慢して相手に尽くすというイメージに、女性自身も、また男性も期待している部分があるだろう。
 
 だから、女性自身も比較的控えめで、男性に尽くすというベクトルに向かって、知らず知らずのうちに進んでいるというケースが多くなるのではないだろうか。
 
 だが果たして男性が、本当にそうした女性像を求めているかというと、それは大いに疑問だ。
 
 むしろどちらかといえば、手応えのある、いってみれば少し「ビッチ度」の高い、女性の方がモテる確率は高いのだ。
 
 
 言葉での微妙な言い回しは難しいので、キーワードを並べてみると・・
 
  
 
 男にしがみつかない、尽くさない、いいなりにはならない。
 
 同性に対しても「合わせない」スタンスを表現できる。
 
 他人の意見に対しての意見を、多少の傲慢さと共に持っている。
 
 ユーモアのセンスを持っている。
 
  
 
 ということになるだろうか。
 
 自分が尽くすことで、相手にも応えて欲しいと言う気持ちが強いと、ついつい相手に合わせてしまう。
 
 「努力して相手のハートを射止める」ために、やれ手料理だ、チョコレートだと言って、最後に黒いランジェリーで男を追いかければ、男は喜んで望むとおりになるだろう。
 
 だがそのあとで、男は必ず去って行くものと、相場は決まっている。
 
 その理由は、男は彼女の一生懸命な努力の理由に対して、次のような二つのシナリオを考えるからだ。
 
  
 
 自分の気を引こうとしているのか?
 
 男になら、誰にでもそうするのか?
 
  
 
 この2つの疑問で、彼女の努力を素直に喜ぶ気持ちには、なれなくなってしまうのだ。
 
 
 
 男性が女性に魅力を感じるのは、最初は容姿からだろう。
 
 だが、すぐに魅力を感じる対象は「女性の態度」に移ってゆくものなのだ。
 
 女性が自信を持って振る舞えば、男は彼女の価値を信じるようになる。
 
 大事な点は「男性をその気にさせる」のではなく、欲望が満たされた後も、彼をその気でいさせられるかどうか?なのだ。
 
 これがモテるとモテないの境界線になる。
 
  
 
 ルックスはさほど問題ではない。
 
 もちろんいいに越したことはないが、本当にいい男というものは、外見にはそれほどこだわらないものだ。
 
 美人で知性があっても振られる、または、美人なのに、似合った「素敵な恋人」がいない女性は「ごまん」といる。
 
 「美人度」より大事なのは「ビッチ度」。
 
 これはが少ないと、男性の情熱の炎はすぐに消えてしまうし、第一火がつきにくいのだ。
 
  
 
 男がつきあっている女に「ちょっと考えさせてくれ」と切り出したとしよう。
 
 ここで「ビッチ度」が不足していると「お願い行かないで」という方法へエントリーしてしまう。
 
 だが「ビッチ度」を持っていれば、彼の荷造りを手伝うという行動に出るだろう。
 
 自分を大事にするなら、自分を必要としない相手に用はないのだから、追いすがったりはしない。
 
 こうしたときでも、強さを失わない、それが何とも言えない「ビッチ度」の魅力なのだ。
 
 そしてそれが、ひいては男に離れる気持ちを起こさせない方向へ働くのだ。
 
  
 
 これは立場を逆転させれば、さらによくわかるだろう。
 
 映画のヒーロー、たとえば 007 のジェームズ・ボンドは男だけれど、この「ビッチ度」をきちんと持っている。
 
 日本のテレビドラマでは、ヒーローとなる主役がこの「ビッチ度」なしで勝負をして、脇役がビッチ度を持っているというケースが多く、それが多くの日本女性を勘違いさせている。
 
 まあ、視聴率に媚びているディレクターに「ビッチ度」を持てと言う方が、無理なのかも知れない。
 
 それはともかくとして、男性にも「ビッチ」には見習うことがたくさんあるようだ。
 
  
 
  
 
 
 0306 Thurs.
 
 Google ツールバー
 
 Mr. Mabuchi
 ベージブックという、経済報告書が今日出されました。そこでベージブックでGoogleで検索したら、なんとデイトレードネットが一番最初に出てきました。
 
 さすがデイトレードネットです(笑)。
 鎌田
  
 そう言えばベージュブックについて書いたことがあるなあ・・
 と検索してみたら、ここにありました。
 ↓
 
 >内閣府幹部は、景気の山の判断に関して、もう少しデータ>が必要である。
 
 とあるが、読んでみると、前年11月つまり2000年11月のデータが揃うのは、来年1月中旬になるという。
 
 データが揃うのに1年7ヶ月もかかるというが、どうしてそんなにかかるのだろうか。
 
 とにかく来年3月にならないと、景気の山を判断することができないのじゃ、それまで何もできないというのと同じことではないのか?
 チャートを見ればわかるんじゃないの?(笑)
 米国じゃベージュブックをもとに、こういうデータを発表しているが、こういうデータで景気動向を十分に予測できるのではないか?
 
 このベージュブックはアメリカの各12都市、ボストン・ニューヨーク・フィラデルフィア・クリーブランド・リッチモンド・アトランタ・シカゴ・セントルイス・ミネアポリス・カンサスシティー・ダラス・サンフランシスコにおける、賃金と価格や小売り業、サービス業の動向・製造業・不動産・金融などの数値を元に、各地域の経済動向の報告書をまとめて、全米の経済的な状況を把握している。
 
 日本なら7箇所くらいに分けて、物価動向を調べ、各産業別のデータを組み合わせ、パソコンで処理すれば、いくらでも調べることができるはずだ。
 日本は、官僚が方眼紙に手書きで書いているのだろうか。
 
 IT革命までできなくてもいいから、せめてこういうところから、ネットやコンピュータを使って、情報収集をするシステムを構築すべきだろう。
 しかし、1年7ヶ月もかかるというのは信じられない話だ。
 誤植じゃないのか?(笑)
 火星探検じゃないんだから。
 ほんと、このニュースには驚いた。
 
  
 
 こういうときは、Google が便利ですね。
 
 Google ツールバー をブラウザへインストールしておくと便利なのが「サイト検索」
 
 たとえば、このツールバーを登録してから下のように、URLの後で検索したい用語で探すと、該当するページを検索してくれる。
 
 ↓
 
 
 
 そういえばこれに関した書いたことがあるかなあ・・なんていうときは自分のWEB内を探してくれるから重宝します。
 
 下のようにこの手のモノはいろいろあって3種類くらいを登録していますが、このGoogle ツールバーを一番よく使います。
 
 オンオフの設定もできるので不要なときはオフにしておけば表示されませんからね。
 
 
 
  
 宣戦布告
 洋もののビデオも新作は一通り見てしまい、3泊4日バージョンへ。
 レジのそばの日本映画で「宣戦布告」が新作で並んでいたので、さてどれくらいの出来だろうかと、ちょっとばかり期待して借りてみた。
 日本映画は、大体において時間の無駄になるか、見終わってから欲求不満になるので、しばらく遠ざかっていたのだけれど・・
 原作は麻生幾の同名小説。
 
 ストーリーは、原発が密集する敦賀半島沖に国籍不明の小型潜水艦が座礁、北朝鮮(オッと・・)ではなく「北東人民共和国」の特殊部隊が日本に上陸したというところから始まる。
  
 映画が始まると、最初に潜水艦の後方からを水中を遠ざかって行くシーン。
 その後、上空から東京の夜景をナメながらテロップが流れるシーンにいきなりスイッチ。
 まず最初の潜水艦のシーンの意味が不明。
 あのあとで、座礁するまでの経緯なり、何かの伏線を張っておくのが、セオリーでしょうに。
 それがないのなら、あのシーンはいらない。
 かえって邪魔。
 
 映画の最初の部分というのは、観客の期待が一新に集まる部分なのだから、こういうところは、十分に見る側の心理を考え、手抜きをせず撮って欲しいもの。
 冒頭から、これだけ気が散るのはちょっとねえ。
  
 次のシーン。
 官庁らしき建物の窓を東京の夜景の空からズームアップする。
 ハリウッド映画だと、そのまま「ツギハギ」なしの1ショットで、窓の中へズームインする。
 このショットはどう考えても、そういう流れだ。
 なわけで期待していたら、途中の何とも中途半端な位置で、いきなり部屋の中のシーンへ、ツギハギで切り替わる。
 あれー・・・ それはないでしょう。
 編集段階で誰もこの点を問題にしなかったのか。
 ヘリを飛ばすだけで、それ以上の予算がないのかなあ、と冒頭から余計なことを考えてしまう。
 なら、もっと違うアプローチを考えて欲しかったなあ。
 というようなところが気になって、なかなか映画に没頭できない。
  
 それと、いまさら座礁した潜水艦が「北東人民共和国」なんてのはやめたらどうか。
 ハリウッドなんて、堂々と国名出しまくりでしょう。
 何を遠慮しているのかよくわからんが、こうしたところですでに腰が引けているのは、いかがなものか。
 そして潜水艦の座礁シーンだが、予算削減のためか、撮るアングルがおかしいというか、何だか不自然。
 ここに配役などの詳細があるが、主演は古谷一行、脇役に佐藤慶などというように配役はそれなりに固めている。
 
 戦闘シーンの現場と東京の首相官邸を舞台として、日本映画としては比較的速いテンポで展開する。
 
 首相官邸内での派閥がどうのこうのというのは、日本映画お得意のパターン。
 
 この部分まで来ると、冒頭のシラケ感も少し持ち直す。
 
 よしよし。
 
  
 
 潜水艦から上陸したらしい小型火器を持った十数名の特殊部隊(ゲリラ)に、その何十倍の人数の警察や自衛隊がバタバタと倒されてゆく。
 
 警官が発砲するにも、自衛隊が出動するにも、いちいち法解釈、憲法解釈などで手間取り、現場は混乱して犠牲者が増えるという設定。
 
 法的解釈と政治的な駆け引きが、結果として現場で事態に対処する警察や自衛隊の手足を縛り付けてしまうという設定は、いいと思う。
 
 自衛隊の出動が「宣戦布告」をしたことになる、というのがこの映画のタイトルになっているようだ。
 
 
 日本側の警察の特殊部隊とゲリラとの戦闘シーンで、日本側の仲間がやられて死ぬ間際に、「おいしっかりしろ」というようなお決まりのお情け頂戴場面が挿入されている。
 
 アメリカ映画の戦闘モノでは定番の見せ所だ。
 ニコラスケイジ主演のウインド・トーカーズでは仲間が死ぬたびに、このシーン。(笑)
 
 最後の方になるとちょっとウンザリだったけれど、それでもその前にお互いの人間関係や家族との絆とかをしっかりと描いているから、戦闘シーンとのメリハリがついて、きちんとエンターテイメントとして楽しませてくれる。
 
 こうした仕掛けは、普通その前に仲間同士が一緒に訓練をする過程などを入れて、お互いの友情なりを観客が共有するという伏線があってこそ効くのだ。
 
 それを一切省いて、こういうシーンを入れられても、こっちは「あっ、誰か知らないけど、仲間がやられたね、お気の毒」で終わり。
 
 こうしたところをしっかり時間をかけて描いておいてくれないと、見ている側は「戦友の死」を悲しむ感情に入り込むことができないではないか。
 
 せっかく派閥がどうのという部分で俳優達が頑張っているのに、こういう映画の基本的な作りのミスで盛り下がるのは、勘弁して欲しい。
 
 
 
 その後「共和国」が「核ミサイル」の発射態勢にはいったという話になり、韓国、中国などアジア諸国からアメリカ、ロシアまでが臨戦態勢に入る。
 
 ここでの緊張感はとてもナイス。
 
 「やるじゃん」と思っていたら、「共和国」が「核ミサイル」の発射態勢を解除し、そのあと何だか急転直下で盛り下がって、首相が辞任してしまい、ハイおしまい。
 
 おいおい。
 
 それはないだろうが。
 
 
 企画から公開まで約4年を費やした大作だそうだが、普通こうした映画では、戦闘で命を賭ける側と、戦闘を命じる政治家側との葛藤や矛盾をストーリーに絡ませるものだ。
 
 それがほとんどないというか、あっても描き方がおざなりのため、映画自体に、何というのだろうか厚みがない。
 
 これは日本映画が常に抱える問題で、いまだにこのレベルがクリアできていないのはどうしたことか。
 
 この監督はハリウッドで、映画を勉強したらしいが、エンターテイメント作品としては、抑えるべき場所を抑えていないため、かなりお粗末と言わざるをえない。
 
 映画としては3流の作品だ。
 
 だが、日本の抱える「危機管理の不備」を訴える点で、かろうじて映画を作った意味があるのかもしれない。
 
 念のために口直しの洋画をあと2本借りていてよかった、ということになってしまった。
 
 残念なり。
 
  
 
 
 0305 Wed.
 
 トレードとTPO
 
 今日はとても参考になるプレイを取り上げます。
 
 
 KLAC惨敗!! by 須山 -03/3/5(水) 1:30- 
 
 15分QM
 
  9:55 $34.20 ショート
 10:02 $34.43 カットロス
 
 反省
 
 1本目の15分足が確定してから下がり始めたのを追いかける形になってしまった。
 
 今までは15分チャートで1本確定した後1分足で同方向かつコンポジットと同じ方向に動いた場合にエントリーしてました(今回は更に遅いのですが)
 
 コンポジットと同方向に15分足が確定したら3セント分ほど同方向に動くならすぐにエントリーした方がリスクは少ないような気がします。
 
 カットロスについても遅すぎたので散々なトレードになってしまいました。
 
 アドバイス等頂けたら幸いです。
 
 
 
 
 15分チャートだけでは、エントリーポイントの設定がわかりませんから、3分チャートで説明します。
 
 下のチャートでの赤い四角のゾーンはは15分間での始まり値と終値のレンジを示しています。
 
 つまり15分足でのローソク足の本体だと考えてください。
 
 クイックマジックならグリーンの四角が利益ゾーンです。
 
 
 
 赤いマークがエントリーされたポイントです。
 
 うまくゆかなかった原因のひとつは、エントリーが遅過ぎたという点です。
 
 これは3分チャートですから、執行にそれほどシビアな条件ではないと思いますから、クイックマジックのエントリー方法を、違って理解されているのかも知れません。
 
 15分チャートを使ったクイックマジックプレイの場合、15分のローソク足のカタチやお互いの関係さえ見ていればいいということではありません。
 
 15分足でのクイックマジックプレイでは、モーメンタムの動きでエントリーするのではありませんから、15分間のトレンドも見る必要があります。
 
 一方、1分足のクイックマジックプレイは、モーメンタムの一時的な動きで利益を出すプレイです。
 
 それに1分足ですから、これ以上短いトレンドを見ることはできませんからね。
 
 ですが3分以上になると、よりはっきりしたトレンドが形成されますから、そのトレンドをしっかりと見る必要があります。
 
 これはどのプレイでも共通する大事な点です。
 
 上のチャートでは、3分足チャートでのトレンドラインが上向きです。
 
 確かに15分のローソク足だけを見れば、パターンには嵌っています。
 
 ですが3分足で見ると、ここでショートサイドへ入るのは、条件が揃わないのでリスクの高い危険な判断です。
 
 
 
 15分足でのクイック系のプレイでエントリーするなら下のチャートのようなAMGNがいいパターンでした。
 
 
 
 これも青い四角は15分間での始まり値と終値のレンジを示しています。
 
 つまり15分足でのローソク足の本体として見てください。
 
 クイック系のプレイならグリーンの四角が利益ゾーンです。
 
 厳密には、クイックマジックパターンではありませんが・・
 
 エントリーポイントまでのトレンドは、上昇しているのがわかります。
 
 ですからロングサイドのエントリーは、トレンドに合っているプレイだといえます。
 
  
 
 
 
 
 KLACはギャッププレイのパターンで入ることができました。
 
 ですから、このケースではギャッププレイで入った方がいいのです。
 
 クイックギャップやクイックマジックプレイというのはトレード方法の一つでしかありません。
 
 万能ではありません。
 
 ですからそのタイムフレームで、もっと有利なエントリー位置を見つけたのなら、その方法でエントリーしたほうがいいでしょう。
 
 15分足のタイムフレームでプレイをするという方針を決めても、他の知っているパターンが出れば、そのパターンでトレードをすべきです。
 
 クイック・マジックのパターンは、エントリーするためのきっかけとなるとてもわかりやすい信号だと考えればいいでしょう。
 
 ですがあくまでも、トレード方法の One of  Them なのです。
 
  
 変動レンジ測定式
 
 先日書いた、次の項目に関して、早速ご質問をいただいた。
 
 うまくいったパターンや問題のあるパターンををチェックして、 ローソク足の長さに制限をかければいいのだが、そのためにはローソク足の長さを測らなければならない。
 
 ローソク足の長さが株価の何%か、そして絶対的な長さが何ポイントあるのかをすぐに計測できるプログラムを作成してもらった。
 
 
 
 
 この例では、コスコの一本目の1分足のローソク足にカーソルを合わせている。
 
 黄色いエリアにある +22.0 という数字は、ローソク足の長さが 0.22ポイントだということを表示している。
 
 73.09は、株価に対して、0.007309の割合の長さだということ。
 
 ちょっと単位がややこしいのは、計算上扱える正数の処理の問題のため。
 
 ミッドリスクと、ローリスクモジュールでは1分足の場合に限り、長短の制限をかけて、ローソク足が長すぎるケースや短すぎるケースに対応させた。
 
 ユーザーは、自分でこの値を自由に変更することができる。
 
  
 
 こんにちわ。
 
 Coolに書かれていたCQGを使った15分足の株価と変動レンジの出し方を教えていただきたいのですが。
 
 よろしくお願いします。
 
 
 ということで、プログラムを書いたご本人から返事をしていただいた。
 
 ↓
 
 
 こんにちは。
 
 詳細はセミナーで。。。ウソです。
 
 式そのものは、Coolの画像のCurve名の通りです。
 
 使えない文字は他の文字や文字列に置き換えていますが。
 
 Formula で Define User Formulaのダイアログの中に、Custom Studiesのタブがあります。
 
 ここで独自のStudyを定義できます。
 
 複数の線をひとつのStudyで引くにはShow Curvesで設定できます。
 
 後は、サンプルを見ながら作成すればOK。
 
 単純に引き算すると、マイナス値が出るので、Functionsの中のAbsを使用します。
 
 移動平均線にするには、MAを使います。
 
 AbsやMAは対象を予め範囲指定してから、ToolboxでApplyすると、対象に対して適用できます。
 
 Formulaに嵌ると、色々試せるので面白いです。
 
 バックテストは・・・面白すぎるけど、CPUパワー使いすぎ。。。
 
 
 
 0304 Tues.
 
 新作洋画3本
 
 ちょっとトレードのハナシが続いたので、ここらで息抜き。
 せっかくの大型プラズマディスプレイも、最近ほとんど使用せず。
 なのと、週末の天気の悪さも手伝って、週末はビデオ三昧。
 
 
 ハル・ベリー主演チョコレート
 アフリカ系アメリカ人で初の最優秀主演女優賞を受賞し、アカデミー賞の歴史を塗り替えたハル・ベリー。
 
 これは見なくっちゃね。
 007の彼女のイメージとは大違い。
 
 Monster's Ball が原題。
 なんで邦題がチョコレートなのか?
 ボブ・ソーントンが好きだという設定のチョコレートアイスクリームからだろうけどね
 まあいいか。
 宣伝風に書くと「人種差別主義者の白人男性が黒人女性との愛を通して人間性を取り戻す様を綴った珠玉の人間ドラマ。」
 イントロから本筋への展開はさすが。
 やはり映画は脚本。
 これが実感できる映画だ。
 ハル・ベリーの熱演?が R18に指定されたのだろうね。
 ボブ・ソーントンの「くたびれた初老の男」の味が、ハル・ベリーを引き立ててなかなかよかった。
 見る人に含みを持たせたエンディングが、賛否の分かれるところかな。
  
  
 ブルース・ウィリス主演ジャスティス
 監督はグレゴリー・ホブリット。
 原作は父親が実際に捕虜収容所に入れられた経験があるというジョン・カッツェンバックの「Hart's War」
 映画の宣伝風に書くと、「ナチスの捕虜収容所で起こった米兵殺人事件の謎に挑む兵士の奔走をミステリアスに描いた戦争ドラマ」
 あー長い。(笑)
 
 収容所という密室で繰り広げられる殺人事件と茶番の裁判、人種差別の現実、軍人としての誇りと責任と義務、個人の正義や倫理のまで、あらゆる要素が詰め込まれている。
 映画は脚本だよねえ・・
 戦争を背景とした、ミステリーと人種差別を織り交ぜてあり、ちょっと展開に無理があるけれど、まあ映画だから、この程度はセーフだと思う。
 
 ストーリーはなかなか良くできている。
 ブルース・ウィルスは最後にいいカッコするけれど、まあ主演だから当然か。
 いろいろ文句は付けられるけれど、映画としてよくまとまっていると思う。
 しかしこういうレベルの日本映画があるかというと・・溜息が出る。
 
 ナチスのビッサー大佐が、ハート中尉と同じイエール大の出身でアメリカンジャズのレコードを自分の部屋で聞く、なんていうのは映画ならではの趣向だね。
 
 
 メルギブソン主演サイン
 「シックス・センス」の監督の作品。
 メル・ギブソンと組んだミステリーサークルの謎に挑んだ超常サスペンス。
 脚本に7億円も払ったらしいが、宇宙人は「水」が苦手だったというのが何だかなあ・・(笑)
 だって円盤から見たら海ばかりだから、わかりそうなものだろうし、防水服ぐらい着ておけよ!って突っ込みたくなるな。
 それと宇宙人姿を見せ過ぎ。
 あれだけ出てくるのなら、脚本は6億円にして、宇宙人にもう1億円かけるべきだな。
 宇宙モノには私は点が厳しいため、このビデオはマアマアというかちょっとガッカリ。
 メル・ギブソンとのマッチング悪し。
 
  
 ニコラスケイジ主演ウインド・トーカーズ
 ジョン・ウー監督。
 日本軍を相手に撃ちまくる、ニコラス・ケイジ。
 これだけで、日本人が見れば点数が当然辛くなる映画だ。
 しかし、日本軍のタマが避けるニコラス・ケイジは不死身過ぎ。(笑)
 主人公に同化すると、相手をやっつけろ!と言いたくなるけど、相手は日本軍。
 そりゃ日本人が見れば疲れるわな。
 火薬の量と派手さで楽しむ映画で、深いことは考えないこと。
 単純なスト−リーだし、水準を越えるエンターテインメント映画なので、主人公に同化して楽しむ映画。
 画面が大きいと迫力があるしね。
 
 内容と感動は、プライベート・ライアンには全く及ばず。
 
 
  
 
 
 0303 Mon.
 
 モジュールの効用
 
 クイックスキャンモジュールは、中級から上級のトレーダーのスキルアップには絶大な効果があると思う。
 
 まず何よりも大きな特長は、トレード中のストレスを大きく低減してくれると言う点だ。
 
 毎日マーケットを見ているトレーダーにとっては、この毎日のストレスを減らすという点は、とても魅力的に思えるはず。
 
  
 
 具体的なメリットとしては、まずカットロスのポイントを示してくれるという点だ。
 
 わかっていてもいざカットロスというポイントに来ると、反転して戻るのではないかという、期待感?からどうしても躊躇してしまい、それが大きなロスや塩漬けのきっかけとなることが多い。
 
 サウンドと連動させることができるから、奥さんや恋人の声で「カットロスよ!」というのが、こうした問題点には、最も効果があるのではないだろうか。(笑)
 
 また厳密にやろうとすれば、ティックごとに再計算させて、カットロスのポイントに来たまさにそのタイミングでカットロスのマークを出すこともできる。
 
 これはソフト側の簡単な設定でできるため、プログラムをいじる必要がないのも便利な点だ。
 
 ただ、流れてくるティックごとに再計算をさせると、CPUパワーを非常に使うため、マシンの性能と表示する銘柄数とのトレードオフの関係になるだろう。
 
 私個人の見解としては、これは1分足単位での再計算で十分だと思う。
 
 一つの理由としては、そのティックではカットロスの値段をブレイクしたが、1分足の終値ベースでは、自分サイドへ戻って動き始めているというケースがあるからだ。
 
 さらに、目で見て確認をしてからの方が、心理的に安心できると言う点も挙げられる。
 
 単なるブレかどうかは前後のローソク足が形成するパターンでも確認できるから、納得してカットロスが実行できると言う点からも、1分足ベースでの再計算がいいと思う。
 
 どちらにしても、1トレードでのカットロスの巾は、1000株単位で200ドルを超えることは、ほとんどないはずだ。
 
 1分チャート以上、つまり3分から上、特に15分チャートでは、15分足が確定した時点でのカットロスとなるため、カットロスの巾が大きくなり過ぎることがあるだろうから、どちらにしても1分足チャートで、カットロスポイントを確認することになるのだけれど。
 
  
 
 次のメリットは、エントリーのポイントを示してくれるという点だ。
 
 エントリーの際に「どうしようか・・」という躊躇を断ち切ってくれる。
 
 セットアップ条件が満たされれば、機械的に指示が出るから、タイミングを見逃すことがない。
 
 これは実際に使ってみないと、実感は湧かないかも知れないが、とにかくストレスが非常に少ない。
 
 それに、セットアップ条件に嵌っているかどうかを、前後のローソク足にマーキングするようにできるから、そのマーク群の中で指示が出れば、ハイリスクモジュールであっても限りなくミッドリスクからローリスクモジュールの条件に近いことになる。
 
 また、1分足チャートでこのモジュールを適用した場合、エントリーの基準となるローソク足の長さ、つまりカットロスの長さを、マニュアルで調整することができるようになっている。
 
 だからたとえば、E mini 用のモジュールに特化したバージョンにカスタマイズしたり、ある特定の銘柄用にチューニングをすることが可能だ。
 
 多くのタイムフレームに適応させるための汎用性という使いやすさと、カスタマイズのしやすさという点での折り合いのバランスは、ちょうどいい具合に仕上がっていると思う。
 
 
 
 
 次はデメリット。
 
 これは当然のことだが、エクストラのコストがかかるということ。
 
 デイトレードネットの受講者用に特別に安いモデルをCQGから提供していただけるため、最初の段階はこれを使うという方法がもっとも安上がりだ。
 
 ただこのバージョンでは、カットロスのポイントは表示できない。
 
 カットロスのポイントを表示させるには、CQGの月額費用(最低でも550ドル以上)に加え、バックテスト機能の契約が必要になる。
 
 これはCQGの単独機能では最も高く、毎月300ドル以上が必要になる。
 
 それにマシンが遅いと十分な性能を発揮できないから、パソコンも一定以上の性能が必要になる。
 
 ペンティアム4の2ギガ相当以上のCPU性能と1ギガのメモリ搭載も必要になるだろう。
 
 私の自宅のマシンは、現在十分な性能ではないので、ペンティアム4の1.8ギガでメモリーは512MBのパソコンを使っているが、能力不足を感じる。
 
 だから合計で2台を使っている。
 
 一台はリアルティック用、一台はCQG用だ。
 
 一台で済まそうとすれば、表示させるチャート数を減らすなどの工夫で、使いこなすことはできるが、どちらにしても、マシンのCPUは早いほうがいい。
 
 これだけのことができるのだから、その機能を考えると、総投資額やランニングコストを含めてもバリューフォーマネーだと思う。
 
  
 
  
 
 トータルのメリットとしては、メリットがデメリットを上回ると思う。
 
 でないと、こうやって公開したりはしないよね。(笑)
 
 環境やソフト使用料などの投下資金は、基本を理解したうえで、モジュールの指示通りにやれば、数日から2週間ほどで回収できるだろう。
 
 まずこのモジュールでペーパートレードをやるだけでも、絶大な効果があるはずだ。
 
 エントリーの理由をあれこれ考えるチャンスでもあるし、第一間違いのないエントリーポイントやカットロスポイントの「答え合わせ」ができるというのはとても勉強になるはず。
 
 もちろん、自分ですべて判断して、自信を持ってエントリーできるトレーダーには、このようなシステムは不要だろうけれど、それよりも、このシステムを使ったトレード方法を工夫することで、様々なアイデアが生まれることに意味があると思う。
 
 実トレードで使ったうえでの要改良点やアイデアをフィードバックしていただくことで、このモジュール自体をどんどんと改良し、完成度を高めてゆきたいと考えている。
 
 そうしてまたそれを、皆さんへ公開してフィードバックする。
 
 こうしてプラスのサイクルを形成することで、多くの個人トレーダーへの利益に繋がれば、私がセミナーを始めた時の夢は達成されることになる。
 
 まあ、そう言う意味では自分のためにやっているのだけれどね。(笑)
 
  
 
 クイックスキャンの公開
 
 クイックスキャンシステムを受講者の方を対象にようやく提供できるようになった。
 
 手始めに、3月の3DAY基礎セミナーで正式公開。
 
 ギャッププレイや、クイック系のプレイを理解してもらうのには、このモジュールはまさに最適。
 
 モジュールの式自体がとても明確なルールなので、このモジュールを使えばとてもわかりやすく説明できるから、今からとても楽しみにしている。
 
 詳細はこちらからどうぞ。
 
 モジュールの実力のほどや、真偽のほど(笑)は、ご自分の目でぜひ確かめて頂きたい。
 
 3DAY基礎セミナーの最終日には、このモジュールを使ったライブマーケットWATCHで実際に見ていただく。
 
 さらに、スウィングトレーダーの皆さんのために、1-2-3トップ/ボトムを鎌田氏から紹介していただく予定だ。
 
 数時間でもスイングトレードと呼ばれるような時代になってきたが、米国のロス在住の鎌田氏のトレードの友人達の話や元同僚との話を総合すると、最近「1-2-3トップ/ボトム」がよく話題になるという。
 相場の歴史と共に生き続けるパターンだが、結局のところシンプルなものが残るのだろう。
 
  
 
 
 0302 Sun.
 
 トレードと工夫
 
 成功するトレードには、たゆまぬ工夫が欠かせない。
 
 ビジョンに基づいた成果を上げるためには、自分の目的にあった工夫を継続して続けるのは大事な点だろう。
 
 だが複雑なことを考えるのではなく、コンセプトは常にシンプルに。
 
 これがキーポイントだ。
 
  
 
 自分のやり方が正しいのか間違っているのか?
 
 それを知らずに、闇雲に同じアクションを繰り返しても、その努力は徒労となり、成功へは結びつかない。
 
 自分では正しいことをやっているつもりでも、間違った方法を実行してしまうこともある。
 
 あなたのトレード方法が正しいのか間違っているのかの判定は簡単だ。
 
 利益を出せないのなら、あなたのトレード方法のどこかが間違っているのだ。
 
 では経験別に典型的なパターンを見てみよう。
 
 
	初心者クラス
 
 まずこのクラスのトレーダーに共通するのは圧倒的に経験が不足しているという点だ。
 
 どういうパターンでどれくらい株価が上昇するのか、下がるのかといった体験の蓄積が足りないと、タイミングの的確な判断をすることはできない。
 
 こういう方は、フルタイムトレードを何度か経験することをお勧めする。
 
 とにかく株価の動きやマーケットの「気まぐれ」に慣れることだ。
 
 この段階の人は、多分執行も思うようにできないだろう。
 
 どれくらいのタイミングならパーシャルフィルになるのか、どのタイミングならパーシャルフィルになりにくいのかといったことがわかっていないと、トレードの際に新しい不安要因を引き起こしてしまう。
 
  
 
 トレードでは急ぐ必要は全くない。
 
 ノルマも時間制限もないのだから。
 
 こういう方のトレードを見ていると、自分のアクションの意味と現在の目標が自分でよくわかっていないという事が多い。
 
 一ヶ月の利益目標は?
 
 許容できるロスの金額は?
 
 何故そうするのか?
 
 他の方法はないのか?
 
 それが本当に習ったことを正確に実行している事になっているのか?
 
 こうしたことを深く考えずに、漠然と「これがその方法だ」と思いこんではいないだろうか。
 
  
 
 この段階で最も大事なこと。
 
 それは資金を失わないように、安全にトレードが続けるための方法をまず習得する事だ。
 
 これができていないのに、次の段階へ進めば必ず資金を失ってゆく。
 
 パニックや恐怖心、不安感はこの段階で克服しておかないと、次の段階には絶対に進めない。
 
 すべてが疑心暗鬼だからカットロスポイントに来ても、カットロスができない。
 
 経験の少ないトレーダーは執行やカットロスなどについて、頭で知ってはいても、マウスをクリックする指先がそうした挙動を知らないのだ。
 
  
 
 トレードというのは、人とのコミュニケーションと同じで、相手、つまりマーケットの動きばかりを気にしてしまいがちだ。
 
 その前にまず自分の動きを客観的に知ることだ。
 
 忘れてはならないのは、すべての原因を作っているのはトレーダー自身のアクションなのだ。
 
 ルール通りに正しい操作をすれば、結果はついてくる。
 
 そして成功体験を重ねることで、自信がつくのだ。
 
 その自信によって恐怖心はなくなる。
 
 無意味な失敗体験を重ねても、何も生み出さない。
 
 自信喪失へ繋がり、それがトレードをさらに難しいものにしてしまう。
 
 トレードの目的と、自分のスタイルが明確になっているだろうか?
 
 
	中級者クラス
 
 ペーパートレードではうまく行くのだけれど、実トレードではどうもうまくゆかない。
 
 トレードは好きなので、積極的にトレードに関わっているのだけれど・・
 
 これが典型的なパターンだろう。
 
 このレベルまで来れば、エントリー後株価が反対方向へ動いたり、カットロスをしたりなどといったことは、何度も経験しているはずだ。
 
 だがここでとどまっていては、次のステップへは進めない。
 
 現在の結果には、必ず原因があるのだ。
 
 多くの場合、すべての操作が早すぎる事が多い。
 
  
 
 認識の速度が遅いのに、アクションだけを早くしても、それは結果に結びつくことはない。
 
 典型的な「多少腕に自信があるトレーダー」は、何て言えばいいのだろうか、操作全体がセカセカ、ギクシャクしているのだ。
 
 操作が早くていいのは、その判断が正確な場合だけに限られる。
 
 エントリーのタイミングが早過ぎたり、遅すぎたりすると、その後の株価やマーケットの動きを冷静に観察することができなくなってしまう。
 
 モジュールを使った判断でも、私は指示から必ず一呼吸待つ。
 
 そしてアクションを起こす。
 
 それでも十分に間に合う。
 
 どのみちその方向へ動くのだからね。
 
 
 一度エントリーしてしまえば、脱出するまで、あなたがやらなければならないことは決まっている。
 
 株価の動きや周りの状況を、神経を使って細かく注意を払うことだ。
 
 髭の先が描くトレンドライン、本体が描く上昇や下降の角度、などといった点を、比較する指数や他の銘柄を含めて、落ち着いて細かくチェックすることができるかどうかだ。
 
 この状況でドキドキしているようでは、冷静な判断は無理だ。
 
  
 
 こういう人は短いタイムフレームのトレードをするのは、しばらく避けた方がいい。
 
 冷静でなければ大きな流れやトレンドを掴むという作業を、短いタイムフレームとバランスをさせて考え、そして見ることはできない。
 
 短いタイムフレームでは、早いスピードで動く銘柄の極端な動きにつられてしまいやすいのだ。
 
 こうしたいわゆる「悪いクセ」が付いてしまっていると、そのクセを変えるのは本人が相当自覚しないと無理だろう。
 
 短いタイムフレームのトレードは楽しいし、役に立つテクニックが身に付くかもしれない。
 
 だが、スカルピング専門のトレーダーになるのなら別だが、早いスピードで動く銘柄を短いタイムフレームでトレードしていると、目先の動きに集中してしま いがちだ。
 
 そうなると、余計に長いトレンドとのバランスをとるのが難しくなる。
 
 慣れと上達とは別物だ。
 
 ヘタなトレーダーは、エントリーのタイミングにこだわるが、うまいトレーダーは、脱出のタイミングにこだわるのだ。
 
 
	上級者クラス
 
 利益を出せるようにはなったが、一定の壁があって、そこをクリアできない。
 
 儲けることよりも、どうやってもっと安定したトレード方法を身につければいいのかについて考えるようなレベルに来ているトレーダーは、次のステップとして何に取り組めばいいのだろうか?
 
 このレベルのトレーダーに必要なことは、マーケットのメカニズムやそこに関わっている人間の心理状態についてより学ぶことだ。
 
 そして、ソフトやパソコンの状態を常にベストに保ち、あなた自身のコンディションや集中力をいかに向上させるかに時間を割くべきだろう。
 
 
 あるパターンが出たときに、それに関連したトレード方法を何種類くらい知っているだろうか。
 
 そしてどの方法をがいいのか、またそれがうまく働かないケースというのは、どのような条件のときなのか、といったようなことをよく知ることだ。
 
 このような仕組みがよくわかっているかどうかを知るためには、人にわかりやすく説明してみることだ。
 
 トレードができる、マーケットの動きが理解できる、人にそれを伝えることができる、という3拍子揃った技量を身につけるためのプロセスを経ることで、そのトレーダーの力量は確実に向上するだろう。
 
  
 
 
 0301 Sat.
 
 丸ビル日本株セミナー
 松井証券が発行しているメールマガジンで以下のような、オープニングレンジブレイクアウトの手法をご紹介。
 
 
 
 

 
 「破産」。
 何というイヤな響きだろうか。
 みなさんご承知のように、経済不況が続く日本では企業の世界では倒産が増え続け、個人の世界では「破産」が増えている。
 だが、当事者達の口から出る言葉は意外なものだ。
 「もっと早く破産しておけば良かった」
 サバサバした表情の彼らの口から一様に出る言葉は、一般に想像されるような暗いものではなく、意外と明るいことに驚かされる。
 何故だろう?
  
 それは彼らが、破産と引き替えに「希望」を手に入れたからではないだろうか。
 
 株式投資、いわゆるトレードの世界でも全く同じ事だ。
 いわゆる「塩漬け株」を持ったことがない人は、存在しないと言ってもいいだろう。
 なぜならそれは、人間の持つ正常な心理状態の反映だからだ。
 だが気を付けなければならない。
 塩漬け株は、あなたの「希望」を吸い取りながら、あなたの心の中で「癌」細胞のようにどんどんと繁殖し続ける。
 だから「よく漬かった」塩漬け株ほど手放せなくなってしまう。
 
 そして下げマーケットの中で、平均値が下がるとばかり、株式型のミューチュアルファンドを毎月買い続けるなどして、さらに塩漬けワールドへ深入りしてゆく。
 しかし、トレードに対する知識の乏しさからそうなったのであれば、こうした悲劇は簡単に防ぐことができる。
 ここに非常によく効く「特効薬」の処方がある。
 それは株式投資の基本中の基本である「下がるもの、動かないもの」はすぐに売るという処方箋だ。
 塩漬け株という「癌」細胞を処理できないでいると、やがてはマーケットと心中することになる。
 駄目なものはサッサと売ることだ。
 売ってしまえば、そこで損害はストップする。
  
 だが、ここに大事なポイントがある。
 塩漬けを解消したあとの「生きた資金」を有効に活用する方法をお持ちだろうか?
 それがなければ、また同じ事になってしまう。
 そこで再出発後にお勧めしたいのが「オープニング・レンジ・ブレイクアウト」という手法だ。
 
 米国株のテクニカル手法だが、どんなケースにも通用する応用力の広さと、エントリーポイントの明快さで、米国のプロトレーダーの間では定評のある方法だ。
 この手法をマスターするきっかけとして、2003年2月23日(日)に、特別セミナーを開催する。是非とも、ご参加いただきたい。
  
 
 

 
 
 
 約一週間前の日曜日の午後2時から「塩漬け株解消」を目的とするセミナーを開催。
 
 60名ほどの方が来場されたが、塩漬け株の診断依頼が続出。
 
 
 
 

 
  
 
 
 
 
 

 
 さらに長期投資者でも充分に利用できる具体的な方法として100日移動平均線プレイもご紹介。
 機械的にできる方法だから、仕事に忙しいサラリーマンの方にも、比較的簡単に使えるだろう。
  
 100日移動平均線プレイ
 
 100日移動平均線を株価が上から下へ、または下から上へ横切るタイミングで売買する方法。
 
 
 ブリヂストン・日足チャート
 100MA
 このように、株価が完全に灰色の100日移動平均線を、切って下へ下がるタイミングで空売り(ショート)。
 
 ローソク足の本体が、完全に100日移動平均線を切るのを確認するのがポイント。
 
 
 
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 2003 0301-