呼値の単位

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日本株では株価により、呼値の単位が変わります。その境目を過ぎると突然バーコードのようなチャートが始まります。

東証では2009年のシステム更新から呼値の単位を見直すことになっていますが、実は2008年7月22日(来週です。月曜日は祝日なので火曜日から)に一部見直しが実施されます。

呼値の単位の一部見直しの実施予定日等について
http://www.tse.or.jp/news/200805/080527_d.html

見直しが入るのは次の株価帯です。

  • 10万円から30万円まで (千円単位 → 100円単位)
  • 100万円から300万円まで (一万円単位 → 千円単位)

この株価帯にある銘柄は、東海旅客鉄道(9022)、国際石油開発帝石(1605)、りそなHD(8308)、NTTドコモ(9437)などです。今までレンジ・アベレージがほんの 3Tick から 5Tick しか無かったものが 10倍 に膨れ上がりますので、breakscan.comの監視注目銘柄に現れてくるはずです。

本来のレンジ・アベレージは4週間程経過しないと分かりませんが、三菱UFJFG(8306)が株価分割&単元変更で100万円台から千円台に変わったときチャートは次のようになりました。

変更前の2007年9月21日大引け(分割前なので1000円を100万円と読み替え)

変更前

そして変更後の2007年10月1日・・・。注文が分散されることにより、チャートの動きが細かくなりました。

変更後

さて、このことから何を言いたいかというと、5Tick狙い銘柄の株価帯が増えるということです。

今まで1000円から2000円、10000円から30000円の2種類でした。それが4種類になります。

そして重要なことはトレードするための株数単位のバリエーションが増えます。

  • 1000円台: 数千株 (単元は100株/1000株が主)
  • 10000円台: 数百株 (単元は100株が主)
  • 10万円台: 数十株 (単元は1株)
  • 100万円台: 数株 (単元は1株)

どうでしょうか、誤発注しそうですね?! 幸いなことに我々は資金の範囲でしか注文が通らない証券会社がほとんどです。しかしうっかり誤発注したら資金ギリギリだったなんてことがあるかもしれません。

東証は将来的に、100株単位(途中経過で100株/1000株)に集約しようとしています。とっとと実施してくれれば、ややこしさが解消されるのですけどね。

まあ、一般向けには株価=取引必要資金のほうが分かりやすいのでしょうが。。。

呼値の単位が変わるということは、ブレイクスキャンとかスイングスキャンの見直しも入るわけで・・・ まあ修正・検証中です。。。